JP2016002057A - ペットフード用粒体およびペットフード - Google Patents

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Abstract

【課題】水分を多く含みながら、押出造粒時に粒どうしの結着が生じるのが抑制されたペットフード用粒体の提供。【解決手段】デンプンを含む原料混合物を押出造粒した、水分含量が13〜40質量%のペットフード用粒体であって、増粘剤を含有することを特徴とするペットフード用粒体。【選択図】なし

Description

本発明はペットフード用粒体、およびこれを用いたペットフードに関する。
主に犬や猫をターゲットとするペットフードとして、水分含量が約10重量%以下の粒体からなる、いわゆるドライタイプのペットフードがよく知られている。
しかし、ドライタイプのペットフードは、粒体が硬いために食べ難いという問題がある。例えば、犬はえさを食べる際に噛まずに飲み込む傾向があるが、ドライタイプのペットフードは粒体が硬いため、噛まないと飲み込み難い。粒体を噛んでから飲み込むと、食べるスピードが遅くなり摂食量が低下しやすい。
特許文献1には、柔らかくて食べやすいペットフードとして、水分含量を13〜23重量%と高くした膨化粒が記載されている。この膨化粒は、食肉類、デンプン類等の原材料に水を加えた混合物を押出造粒して膨化させた粒体である。
特開2006−158265号公報
本発明者らの知見によれば、ペットフード用粒体の水分含量を高くすると粒体は柔らかくなるが、押出造粒する際に粒どうしが結着しやすいという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、水分を多く含みながら、押出造粒時に粒どうしの結着が生じるのが抑制されたペットフード用粒体、およびこれを用いたペットフードを提供することを課題とする。
本発明は以下のとおりである。
[1] デンプンを含む原料混合物を押出造粒した、水分含量が13〜40質量%のペットフード用粒体であって、増粘剤を含有することを特徴とするペットフード用粒体。
[2] 膨化粒である、[1]に記載のペットフード用粒体。
[3] 前記増粘剤が増粘多糖類を含む、[1]または[2]に記載のペットフード用粒体。
[4] 前記増粘多糖類がアルギン酸エステルを含む、[3]に記載のペットフード用粒体。
[5] 前記原料混合物が、さらに液糖を含む、[4]に記載のペットフード用粒体。
[6] 増粘剤の含有量が、増粘剤以外の原料混合物の100質量%に対して0.05〜1.0質量%である、[1]〜[5]のいずれか一項に記載のペットフード用粒体。
[7] [1]〜[6]のいずれか一項に記載のペットフード用粒体と、それとは異なるペットフード用粒体を含むペットフード。
本発明によれば、水分を多く含みながら、押出造粒時に粒どうしの結着が生じるのが抑制されたペットフード用粒体が得られる。本発明のペットフード用粒体は、従来のドライタイプのペットフードよりも水分を多く含むため、柔らかく食べやすい。
該ペットフード用粒体を用いることにより、粒が柔らかく食べやすいペットフードを提供できる。
かかる効果が得られる理由は、明確ではないが、以下のように考えられる。
ペットフード用粒体を押出造粒する過程では、水分を含む原料混合物を混練しながら加熱処理し、押出造粒機の出口から押出して切断することにより粒状に成形する。押出造粒機内の原料混合物が加熱されることにより、原料中のデンプンが水分とともに糊化して溶出するため、押出造粒された直後の粒どうしが結着すると考えられる。
そして本発明では、原料混合物に増粘剤を含有させることによって、該原料混合物が押出造粒機内で加熱された際に、増粘剤による粘稠な物性と保形性が得られ、その結果、原料中のデンプンの糊化溶出が抑えられると考えられる。
比較例で得られたペットフード用粒体の写真である。 実施例で得られたペットフード用粒体の写真である。
本明細書において、「ペット」とは人に飼育されている動物をいう。より狭義の意味では、ペットは飼い主に愛玩される動物である。また、「ペットフード」とは、ペット用の飼料をいう。本発明にかかるペットフードを「動物用飼料」又は「動物の餌」として販売することが可能である。
本明細書において、ペットフード用粒体とは、ペットフードの一部または全部として用いられる粒体を意味する。
本明細書において、水分含量の値は以下の測定方法で得られる値である。
被測定物を粉砕機にかけて1mmの篩を通過するように粉砕し、これを分析試料とする。分析試料2〜5gを正確に量ってアルミニウム製秤量皿(あらかじめ乾燥して重さを正確に量っておいたもの)に入れ、135±2℃で2時間乾燥し、デシケーター中で放冷後、重さを正確に量って、乾燥前後の重量差から水分含量を求める。
本明細書において、ペットフード用粒体の水分含量は、押出造粒し、必要に応じて外添剤をコーティングして、室温に冷却した後に、包装容器に収容して密閉して製造したペットフード製品を、製造日から30日以内に開封した直後に測定した値、またはこれと同等の条件で測定した値とする。
本明細書において、ペットフード用粒体の水分活性(Aw)の値は、ペットフード用粒体を粉砕した試料について、公知の水分活性測定装置を用い、測定温度25℃で測定して得られる値である。
例えば、DKSHジャパン社製の水分活性測定装置「Novasina IC−500 AW−LAB(製品名)」を使用して測定できる。
本明細書において、ペットフード用粒体の水分活性(Aw)は、押出造粒し、必要に応じて外添剤をコーティングして、室温に冷却した後に包装容器に収容して密閉して製造したペットフード製品を、製造日から30日以内に開封した直後に測定した値、またはこれと同等の条件で測定した値とする。
<原材料>
本発明のペットフード用粒体は、原料混合物を押出造粒する工程を経て製造されたものである。
[増粘剤]
原料混合物は増粘剤を含む。
本発明において増粘剤とは、ゼラチン、アルギン酸、アルギン酸塩、アルギン酸エステル、アラビアガム、カードラン、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ローカストビーンガム、キサンタンガム、グァーガム、サイリウムシードガム、ジェランガム、タマリンドシードガム、タラガム、プルラン、ペクチン、ポリアクリル酸Na、メチルセルロース(MC)、グルコマンナン、およびマンナンからなる群から選ばれる1種以上を意味する。
本明細書において、原料混合物を構成する原材料について、増粘剤と増粘剤以外の原材料とを区別して、前者を増粘剤(B)、後者を原材料(A)という。
本明細書において、増粘剤(B)の含有量は、増粘剤(B)以外の原材料(A)の合計を100質量%とする質量基準の割合(外割)で表し、単位は「質量%(外割)」と記載する。
増粘剤(B)の含有量は、増粘剤(B)以外の原料混合物、すなわち原材料(A)の100質量%に対して0.05〜1.0質量%(外割)が好ましく、0.1〜0.5質量%(外割)がより好ましく、0.1〜0.3質量%(外割)が特に好ましい。
原料混合物に増粘剤(B)が2種以上含まれる場合、増粘剤(B)の含有量はそれらの合計の含有量を意味する。
増粘剤(B)の含有量が0.05質量%(外割)以上であると、増粘剤(B)を添加することによる、押出造粒後の粒どうしの結着を抑制する効果が充分に得られる。
一方、増粘剤(B)の含有量が多すぎるとペットフード用粒体が硬くなる傾向がある。得られるペットフード用粒体が硬すぎない点で、増粘剤(B)の含有量は1.0質量%以下が好ましく、0.5質量%(外割)以下がより好ましい。
増粘剤(B)として、上記に挙げた中でも増粘多糖類が好ましい。
本発明において増粘多糖類とは、アルギン酸、アルギン酸塩、アルギン酸エステル、アラビアガム、カードラン、カラギーナン、CMC、ローカストビーンガム、キサンタンガム、グァーガム、サイリウムシードガム、ジェランガム、タマリンドシードガム、タラガム、プルラン、ペクチン、MC、グルコマンナン、およびマンナンからなる群から選ばれる1種以上を意味する。
原料混合物中の増粘剤(B)が増粘多糖類を含むことが好ましく、原料混合物中の増粘剤(B)の全部が増粘多糖類であることがより好ましい。
増粘剤(B)の全量を100質量%とすると、そのうち増粘多糖類が50質量%以上であることが好ましく、75質量%以上がより好ましく、100質量%が特に好ましい。
原料混合物に増粘多糖類が2種以上含まれる場合、増粘多糖類の含有量はそれらの合計の含有量を意味する。
増粘多糖類の中で、少量の添加でも良好な効果が得られやすい点で、特にアルギン酸エステルが好ましい。
増粘剤(B)が増粘多糖類を含む場合、該増粘多糖類がアルギン酸エステルを含むことが好ましく、増粘剤(B)中の増粘多糖類がアルギン酸エステルのみからなることがより好ましい。
増粘多糖類の全量を100質量%とすると、そのうちアルギン酸エステルが50質量%以上であることが好ましく、75質量%以上がより好ましく、100質量%が特に好ましい。
特に、原料混合物が後述の液糖を含む場合に、増粘剤(B)の一部または全部としてアルギン酸エステルを用いることが好ましい。原料混合物に液糖が含まれていると、該原料混合物を用いて膨化粒を製造する際に膨化しにくくなる傾向があるが、アルギン酸エステルを添加することにより、膨化安定性を向上させることができる。
原料混合物が、液糖およびアルギン酸エステルを含む場合、アルギン酸エステルの含有量は、液糖の100質量部に対して0.1〜7質量部であることが好ましく、0.3〜3.5質量部であることがより好ましい。
[原材料(A)]
増粘剤(B)以外の原料混合物である原材料(A)は少なくともデンプンを含む。
デンプンを含む原料(以下、デンプン源ともいう。)として、穀類及びデンプン類の少なくとも一方を用いることが好ましい。
穀類としてはトウモロコシ、小麦、米、大麦、燕麦、ライ麦等が挙げられる。
デンプン類としては、小麦デンプン、トウモロコシデンプン、米デンプン、馬鈴薯デンプン、タピオカデンプン、甘藷デンプン、サゴデンプン等が挙げられる。これらのデンプンは、未加工の生デンプンでもよく、公知の化学的処理(酸化、エステル化、エーテル化等)が施された加工デンプンでもよい。
デンプン源は1種でもよく、2種以上を併用してもよい。
原材料(A)に対して、デンプン源の含有量は15〜70質量%が好ましい。15質量%以上であると良好な成型性が得られ、70質量%以下であると良好な膨化安定性が得られやすい。
原材料(A)が、タンパク質(以下、タンパク質源ともいう。)を含む原料を含むことが、栄養の面から好ましい。タンパク質源としては、豆類(丸大豆等)、植物性タンパク質(コーングルテンミール、脱脂大豆等)、肉類(鶏肉、牛肉、豚肉、鹿肉、ミール類(チキンミール、豚ミール、牛ミール、これらの混合ミール等)等)、魚介類(魚肉、ミール類(フィッシュミール)等)が挙げられる。タンパク質源は1種でもよく、2種以上を併用してもよい。ミール類とは肉類または魚介類を圧縮させ細かく砕いた粉末物を意味する。
タンパク質源の配合量は、目的のペットフード用粒体の栄養組成に応じて設定することが好ましい。
例えば原材料(A)に対して、タンパク質源の合計の含有量が10〜30質量%であることが好ましく、15〜25質量%がより好ましく、18〜22質量%が特に好ましい。
原材料(A)が糖類を含むことが好ましい。糖類を含有させることにより嗜好性を向上させることができる。糖類としては、例えば砂糖、グルコース(ブドウ糖)、マルトース、ガラクトース、スクロース(ショ糖)、フルクトース(果糖)等が挙げられる。糖類は粉末で用いてもよく、液状(液糖)で用いてもよい。
糖類は1種でもよく、2種以上を併用してもよい。
例えば原材料(A)に対して、糖類の合計の含有量が5〜25質量%であることが好ましく、10〜20質量%がより好ましく、15〜18質量%が特に好ましい。
糖類として、特に液糖が好ましい。液糖は糖であり嗜好性の向上に寄与するとともに、水分活性を低下させることができる。また、加熱工程において焦げ付きが生じ難いという利点も有する。一方、液糖の添加量が多すぎると、膨化粒を製造する際の膨化安定性が低下する場合もある。
原材料(A)が液糖を含む場合、原材料(A)の合計量に対して、液糖が1〜25質量%であることが好ましく、3〜20質量%がより好ましく、13〜17質量%が特に好ましい。ここでの液糖の含有量は、糖の濃度が75質量%である液糖に換算した含有量である。
原材料(A)が保湿剤を含むことが好ましい。保湿剤とは、ペットフード用粒体中の水分を保持して水分活性を低下させるために添加する成分である。具体的には、プロピレングリコール、グリセリン、および糖アルコール(ソルビトール、マルチトール等)からなる群から選ばれる1種以上である。
保湿剤の配合量は、目的のペットフード用粒体の水分活性に応じて設定することが好ましい。
例えば原材料(A)に対して、保湿剤の合計の含有量が2〜15質量%であることが好ましく、4〜12質量%がより好ましく、5〜8質量%が特に好ましい。
原材料(A)が油脂を含むと、ペットフード用粒体の物性が柔軟になりやすい点で好ましい。
油脂は、植物性油脂でもよく、動物性油脂でもよい。油脂は1種類でもよく、2種以上を併用してもよい。常温で液体の油脂でもよく、常温で固体の油脂でもよい。固体の油脂は必要に応じて加温して用いることができる。
高い嗜好性が得られ易い点で、油脂が動物性油脂を含むことが好ましい。動物性油脂としては、鶏油、豚脂(ラード)、牛脂(ヘット)、または乳性脂肪等が挙げられる。動物性油脂は1種類のみを単独で用いても、複数種類を組み合わせて用いてもよい。
油脂合計に対して、動物性油脂が50質量%以上であることが好ましく、70質量%以上がより好ましく、100質量%でもよい。
原材料(A)が油脂を含む場合、油脂の含有量は原材料(A)に対して1〜15質量%が好ましく、1〜7質量%がより好ましい。
原材料(A)が油脂を含む場合、原材料(A)に乳化剤を含有させることが、原料混合物において均一な混合状態が得られやすい点で好ましい。具体的には食品添加物として使用可能な乳化剤を用いることができる。例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、シュガーエステル、グリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。乳化剤は1種でもよく、2種以上を併用してもよい。
乳化剤を含有させる場合、液状原料(油脂を含む)の合計に対して、0.01〜10質量が好ましく、0.1〜1質量%添加することがより好ましい。
さらに、これとは別に、ペットフード用粒体の製造時に混合して用いる粉末状原料(外添剤は含まれない)の合計に対して、乳化剤を0.01〜3質量%添加することが好ましく、0.1〜1質量%添加することがより好ましい。粉末状原料に添加する乳化剤はデンプンの老化防止効果を有する乳化剤(例えばグリセリン脂肪酸エステル等)が好ましい。
ペットフード用粒体の全体における乳化剤の含有量の合計は、5質量%以下であることが好ましく、2質量%以下であることがより好ましい。
原材料(A)には水(添加水)を配合する。添加水とは、原料中に含まれている水分ではなく、原料とは別に添加する水を意味する。水(添加水)の配合量は、ペットフード用粒体の水分含量が目的の値となるように設定する。
上記成分以外のその他の成分として、ペットフードの分野において公知の成分を、原材料(A)に含有させることができる。
例えば、野菜類、添加物(ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、有機酸、フレーバー原料、繊維、着色料、嗜好性向上剤、保存料等)等が挙げられる。
原材料(A)は、例えば、デンプン源15〜70質量%、タンパク質源10〜30質量%、糖類合計5〜25質量%(そのうち液糖1〜25質量%)、保湿剤2〜15質量%、および製品の水分量に応じた添加水を含有し、これらの合計が75〜100質量%であり、残部はその他の成分である配合が好ましい。
<ペットフード用粒体の製造方法>
本発明のペットフード用粒体を製造するには、まず原材料(A)と増粘剤(B)を混合して原料混合物とし、これを押出造粒により粒状に成形する。
原材料(A)のうち、粉末状で用いる原料を、必要に応じて粉砕した後、混合する。またはグラインダー等を用いて粉砕しつつ混合してもよい。粉末状の原料に、液状で用いる原料を混合して原料(A)とする。
原材料(A)と増粘剤(B)を混合して原料混合物とする際の混合順序は、特に限定されない。例えば、原材料(A)の一部と増粘剤(B)を混合して混合物を得、該混合物を原材料(A)の残部と混合してもよい。
原料混合物を粒状に成形する方法は押出造粒による方法であればよく、膨化工程を経て膨化粒を得る方法でもよく、膨化させずに押出造粒して非膨化粒を得る方法でもよい。
「膨化工程」は、加熱、発酵、化学反応または減圧などの手法により、原料混合物の内部で気体を発生させる工程をいう。膨化工程では、気体が発生することにより原料混合物の体積が増加し多孔質の性状となる。また原料混合物の体積が増加することにより嵩密度が低下する。膨化工程の前、膨化工程の後、または膨化工程と同時に原料混合物を粒状に成形することにより膨化粒が得られる。
ペットフード用粒体として良好な柔らかさが得られやすい点では、非膨化粒より膨化粒の方が好ましい。
押出造粒する工程において、原料混合物は加熱処理されることが好ましい。加熱処理は原料混合物中のデンプンがアルファ化される程度の条件で行うことが好ましい。デンプンがアルファ化されることにより、ペットフード用粒体の消化性が向上する。加熱処理の温度は、例えば150℃以下が好ましく、50〜120℃がより好ましく、80〜100℃がさらに好ましい。加熱処理の時間は、1分〜20分が好ましく、2分〜20分がより好ましく、3分〜6分がさらに好ましい。上記の処理温度の範囲内かつ処理時間の範囲内であると、原材料が過度に加熱されることを防止しつつ、デンプンのアルファ化による消化性の向上効果が充分に得られる。
具体的には押出造粒機内で、原料混合物を混練しながら加熱処理し、混練物を押出造粒機の出口から押出して切断することにより粒状に成形する。加熱処理された混練物は冷却されることなく、温度が高い状態で押出造粒されて粒状となり、その後常温まで冷却されてペットフード用粒体となる。
膨化粒を製造する場合は、押出造粒機としてエクストルーダーを用いることが好ましい。エクストルーダーを用いて膨化粒を製造する方法は、例えば「Small Animal Clinical Nutrition 4th Edition」(Michael S. Hand、Craig D. Thatcher, Rebecca L. Remillard, Philip Roudebusg 編集、Mark Morris Associates 発行;2000年;p.157〜p.190)に記載されている方法等が適用できる。
エクストルーダーを用いて膨化粒を製造する方法の例を説明する。まず、原材料(A)および増粘剤(B)を予め混合した原料混合物をエクストルーダーに投入し、混練しながら加熱、加圧した後、混練物を出口から押し出す。
エクストルーダーの出口には所定の形状の孔が形成されたプレートと、該プレートの孔から押し出された混練物を所定の長さ(厚さ)に切断するカッターが設けられている。混練物は該プレートの孔から押し出され、カッターで切断されることにより所定形状の粒状に成形されると同時に、加圧状態から常圧に開放される。これによって混練物中の水蒸気が膨張し、粒が膨化して多孔質状態の膨化粒(ペットフード用粒体)が得られる。
<ペットフード用粒体>
ペットフード用粒体の形状および大きさは特に限定されず、ペットが食せる形状および大きさであればよい。成形後、製品化される過程でタンク等に貯留される場合は、潰れ難い形状であることが好ましい。
非膨化粒の場合は、混練物が押し出される孔の形状および大きさと、押し出された混練物を切断する長さ(厚さ)によってペットフード用粒体の形状および大きさが決まる。膨化粒の場合は、さらに膨化の程度によってもペットフード用粒体の形状および大きさが変わり得る。
混練物が押し出される孔の形状は、例えば円形、楕円形、多角形、ドーナツ状、ハート状、星状、魚状等が挙げられる。
これらのうちタンク内等で潰れ難い点で、円形が特に好ましい。
ペットフード用粒体の大きさは特に限定されないが、膨化粒または非膨化粒のいずれの場合も、例えば最短径及び最長径が共に3〜20mmであることが好ましく、共に4〜12mmがより好ましく、5〜10mmがさらに好ましい。
ペットフード用粒体の水分含量は13〜40質量%である。13質量%以上であるとドライタイプのペットフードに比べて水分含量を高くしたことによる、食べやすさの向上効果が充分に得られる。40質量%以下であると、粒の良好な保型性が得られやすい。
ペットフード用粒体の水分活性(Aw)は0.87以下が好ましく、0.85以下がより好ましく、0.80以下が特に好ましい。上記上限値以下であると静菌作用(菌の増殖を抑制する作用)が充分に得られる。水分活性(Aw)の下限値は特に限定されないが、実質的には0.5以上である。
本発明のペットフード用粒体は、粘土のように塑性変形できるような柔らかさではなく、ある程度までの応力では潰れない弾性を有することが好ましい。具体的には後述の測定方法による破断強度が1〜20Nであることが好ましく、2〜18Nがより好ましく、4〜14Nが特に好ましい。
<ペットフード>
押出造粒後、冷却されたペットフード用粒体は、その所定量を包装容器に収容し密閉することによりペットフードが得られる。包装容器は水分含量を保持できるものが用いられる。
本発明のペットフード用粒体を、それとは異なるペットフード用粒体と混合して包装容器に収容し、密閉してペットフードとしてもよい。前記「それとは異なるペットフード用粒体」とは、本発明のペットフード用粒体に含まれないペットフード用粒体(小片も含む)を意味する。例えばシート状に成形した後に板状に切断する方法で成形されたペットフード用粒体を用いることができる。該「それとは異なるペットフード用粒体」の水分含量は13〜40質量%であることが好ましい。
本発明の方法で製造するペットフード用粒体またはペットフードは、犬用であることが好ましい。
本発明のペットフード用粒体が犬に与えることに適したペットフードであることをペットの飼い主に伝えるために、本発明のペットフードを包装して販売する際に、犬に適したペットフードである旨を前記包装に表示して販売することができる。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
(例1〜9)
例1は比較例、例2〜9は実施例である。
増粘剤(B)以外の原材料(A)の配合は表1の通りとした。各例における増粘剤(B)の種類および添加量は表2に示す通りとした。液糖は糖濃度が75質量%のものを用いた(以下、同様。)。
まず、原材料(A)のうち水を除いた残りの原料、および増粘剤(B)を混合し、水を加えてさらに混合して原料混合物とした。
得られた原料混合物をエクストルーダに投入し、混練しながら115℃±15℃で約2分間の加熱処理を施してデンプン成分をアルファ化し、エクストルーダの出口で粒状に押出造粒すると同時に膨化させた。エクストルーダの出口では、混練物を直径6.8mmの丸孔から円柱状に押し出し、該円柱を厚さが6mmとなるようにカッターで切断して粒状とした。
得られた粒を室温(25℃)で冷却して膨化粒(ペットフード用粒体)を得た。
図1は例1で得られたペットフード用粒体の写真であり、図2は例2で得られたペットフード用粒体の写真である。例3〜9で得られたペットフード用粒体は、例2で得られたペットフード用粒体と結着の頻度は異なるが、粒の外観は図2の写真とほぼ同様であった。
<評価方法>
押出造粒直後から、室温で12時間冷却したペットフード用粒体について下記の方法で評価を行った。結果を表1に示す。
[水分含量・水分活性(Aw)]
ペットフード用粒体の水分含量および水分活性(Aw)を上記の方法により測定した。
[成形不良率・成形性]
ペットフード用粒体の1kgを計り取り、粒どうしの結着が生じている粒と、偏平に変形している粒を成形不良粒として選別した。成形不良粒の合計の質量を計り、ペットフード用粒体1kgに対する百分率を成形不良率(単位:%)とした。
成形不良率の値が、5%以下である場合を〇(成形性が良好)、5%以上、30%未満である場合を△(成形可能)、30%より多い場合を×(成形不可能)として「成形性」を評価した。
[圧縮試験(破断応力の測定)]
圧縮試験機(TEXTUROMETER、型番:GTX−2、全研製)を用い、ペットフード用粒体を一定の圧縮速度で圧縮したときの破断応力を下記の条件で測定した。
プランジャー:直径3mmの円柱状のプランジャー、プラットフォーム:平皿、圧縮速度:LOW、プランジャーの最下点:3mm(平皿とプランジャーの間隙)、測定温度:25℃。
すなわち、平皿の上に、測定対象のペットフード用粒体を1粒置き、粒の真上から垂直にプランジャーを一定速度で押し付けながら応力を測定する。応力のピーク値(最大値)を破断応力の値として読み取る。10粒について測定を繰り返して平均値を求める。
上記圧縮試験機で測定される破断応力(単位:kgw)の数値に9.8を掛け算する(乗じる)ことによって、破断硬さの数値単位をニュートン(N)に変換して表に示す。
なお、成形性の評価が×(成形不可能)であった例1については破断応力の測定は行わなかった。
表2の結果に示されるように、原料混合物に増粘剤(B)を含有させた例2〜9は、ペットフード用粒体の水分含量が約25質量%程度と高いにも関わらず、押出造粒時に粒どうしの結着が生じるのが良好に防止され、成形性が良好であった。また得られたペットフード用粒体は充分に柔らかいものであった。
これに対して、ペットフード用粒体の水分含量が約25質量%程度と高く、原料混合物に増粘剤(B)を含有させなかった例1は、押出造粒時に粒どうしの結着が生じて製造不良となった。
(例10、11)
例10は実施例、例11は比較例である。
例10では、原材料(A)の100質量%に対して、アルギン酸エステルを1.0質量%(外割)添加した。例11では、アルギン酸エステルを添加せず、添加水の量を例10よりも少なくした。得られたペットフード用粒体について以下の方法で評価した。結果を表4に示す。
[水分含量・水分活性(Aw)]
ペットフード用粒体を包装容器に収容して密閉した製品形態で製造し、製造日から1日後の水分含量、46日後の水分含量を上記の方法で測定した。
[成形不良率・成形性]
ペットフード用粒体の製造直後に、上記の方法で成形性を評価した。
[圧縮試験(破断応力の測定)]
上記の方法で破断応力を測定した。ただし、プランジャーの最下点は1mmとした。製造日から14日後、および30日後の結果を表に示す。
[嗜好性の評価(kennelテスト)]
製造したペットフード用粒体の犬に対する嗜好性を以下の方法により評価した。
下記の評価方法により得られる、実施例のペットフード用粒体に対する嗜好性の高さ(程度)をA、比較例のペットフード用粒体に対する嗜好性の高さ(程度)をBとしたときに、A:Bの比(A+B=100)を表4に示す。例えば、例10、例11の製造1日後の嗜好性結果は「66:34」である。これは、例10のペットフード用粒体に対する嗜好性の高さが66であり、比較対象の例11のペットフード用粒体に対する嗜好性の高さが34であったことを示す。
嗜好性の評価方法は次の通りである。
まず、例10のペットフード用粒体(以下、単にペットフードという。)を試験対象、例11のペットフードを比較対象とした。20頭の小型犬をモニターとして2日間でテストした。小型犬としてはダックスフンド、ポメラニアン、トイプードル、ヨークシャーテリア、パピヨン等を用いた。
第1日は、試験対象および比較対象のペットフードの、一方を左から、他方を右から、犬1頭に対して、所定量を同時に給与し、犬が食べた量を所定の時間経過後に測定した。給与量は100gを与えた。犬が食べた量の測定は、ペットフードを給与してから60分後に行った。
当該犬1頭が第1日に食べた合計のペットフードの重量を基準として、試験対象のペットフードの摂食量と比較対象のペットフードの摂食量をそれぞれ百分率で求めた。モニターである20頭の犬から得られた百分率を平均して、第1日の結果とした。
第2日は、試験対象および比較対象のペットフードの、一方を右から、他方を左から、犬1頭に対して100gずつ同時に給与し、犬が食べた量を1時間後に測定した。
当該犬1頭が第2日に食べた合計のペットフードの重量を基準として、試験対象のペットフードの摂食量と比較対象のペットフードの摂食量を百分率で求めた。モニターである20頭の犬から得られた百分率を平均して、第2日の結果とした。
最後に、第1日と第2日の結果を平均して、最終結果である摂食量の比(前記A:B)を嗜好性の高さ(程度)を表す数値として求めた。この数値が高い程、モニターである犬が好んで摂食したことを示す。
表4の結果に示されるように、例10のペットフード用粒体は、水分含量が約25質量%程度と高いにも関わらず、成形性は良好であり、得られたペットフード用粒体は充分に柔らかいものであった。
一方、例11のペットフード用粒体は、アルギン酸エステルを添加していないが、水分含量が約21質量%程度と低いため成形性は良好であった。例11のペットフード用粒体は破断応力が高く、例10,11を対象とした嗜好性試験(kennelテスト)で、例10のペットフードが、例11のペットフードよりも高い嗜好性を有していた。

Claims (7)

  1. デンプンを含む原料混合物を押出造粒した、水分含量が13〜40質量%のペットフード用粒体であって、
    増粘剤を含有することを特徴とするペットフード用粒体。
  2. 膨化粒である、請求項1に記載のペットフード用粒体。
  3. 前記増粘剤が増粘多糖類を含む、請求項1または2に記載のペットフード用粒体。
  4. 前記増粘多糖類がアルギン酸エステルを含む、請求項3に記載のペットフード用粒体。
  5. 前記原料混合物が、さらに液糖を含む、請求項4に記載のペットフード用粒体。
  6. 増粘剤の含有量が、増粘剤以外の原料混合物の100質量%に対して0.05〜1.0質量%である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のペットフード用粒体。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のペットフード用粒体と、それとは異なるペットフード用粒体を含むペットフード。
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