JP2015510095A - パーク解除方法及びパーク解除手段を有する自動車 - Google Patents

パーク解除方法及びパーク解除手段を有する自動車 Download PDF

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Abstract

本発明の一側面によれば、動力駆動の自動車のパーク手段を動力の非存在下で手動解除するための方法であって、以下の工程:動力駆動のセレクタ軸を1又は複数の車輪がパーク手段によってロックされるパークモード位置から1又は複数の車輪がパーク手段によって解除されるパーク解除モード位置へ回転させることと;セレクタ軸をロック手段によって解除モード位置にロックすることとを含み、これによりセレクタ軸を解除モード位置に回転させてその後セレクタ軸を解除モード位置にロックする連続的な工程が、1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向それぞれへの手動による移動又は回転を含み、第1の方向が第2の方向と異なる方法が提供される。

Description

本発明は、パークロック解除機構及びパークロックの解除方法に関する。
既知のシフトバイワイヤオートマチックトランスミッション(シフトバイワイヤ自動変速機)は、一般的には、例えば衝突による電池切れやその他の故障などの動力故障が発生した場合には、デフォルトでパーク(駐車)モードをとる。よって、トランスミッションによって自動車の車輪がロックされているため、自動車の回収が難しい場合がある。
トランスミッションがパークモードにある場合、自動車の1又は複数の車輪がトランスミッションによってロックされている場合がある。パークモードが解除されると1又は複数の車輪が解放されて、その1又は複数の車輪は自由に回転することができるようになる。トランスミッションの状態は、回転可能なセレクタ軸、セレクタ軸の異なるそれぞれの回転位置に対応する異なるトランスミッションモードによって制御され得る。
ある既知の機構においては、ラッチ解除レバーが、自動車の車室内のダッシュボードトリムパネルの後ろに設けられている。解除レバーは、ボーデンケーブル機構によって、セレクタ軸に固定されたセレクタ軸レバーに接続されている。トランスミッションは、レバーが固定されない位置までとどまるラッチ位置へ必要な角度を有してラッチ解除レバーを回転させることにより、パークモードから解除することができる。レバーが回転すると、ボーデンケーブルは、セレクタ軸レバーをトランスミッションパークモード位置からトランスミッションパーク解除状態位置へと回転させ、これにより、トランスミッションがパークモードから解除される。
トランスミッションセレクタ軸は、典型的には、軸が解除された場合に、軸がトランスミッションのばね部材への付勢下でパークモード位置へと自動的に回転するようにばね付勢がされることが理解されるべきである。
他の既知の機構においては、ねじ付きブラケットが、通常動作時におけるセレクタ軸レバーの必要な動きを妨げないような位置で、セレクタ軸レバーに隣接して取り付けられている。トランスミッションをパーク状態から解除することが必要な場合は、ボルトは、ブラケットを介してそれがレバーに当接するまでねじ込まれる。ボルトの連続回転によりセレクタ軸レバーに歪みを生じさせる。ボルトは、セレクタ軸レバーがパーク解除位置に回転するまでブラケットを介してねじ込まれ得る。
この機構の欠点は、ボルトを操作する人がボルトにアクセスするために、移動する自動車の下へ這って行く必要があることである。ボルトが操作される際にもし自動車が予期せず動いた場合、自動車の下にいる人がけがをする恐れがある。更には、自動車の動きを阻止するために、ボルトを操作する人は、ボルトを素早く緩めてトランスミッションがパークモードを再開できるようにしなければならない。実際の状況では、けがが起こる前にボルトを緩めるための時間が十分に無い場合がある。
電動パークブレーキを有する自動車を提供することも知られている。パークブレーキは、電気制御装置の制御の下で電動モーター又は作動流体圧によるセレクタ軸又は作動軸等の軸の回転によって展開又は解除される。自動車が電気的故障を受けた場合、パークブレーキが展開した時に、自動車が軸を回転することができないために固定される場合がある。作動流体圧により駆動する軸を有する実施形態では、動力又は作動流体圧が利用できない場合には、自動車が固定されてしまう場合がある。
米国特許出願公開第2011/030494号明細書
本発明はこの背景に鑑みてなされたものである。本発明の実施形態は、1又は複数の上記課題に対処するための機構又は方法を提供するものである。本発明の他の目的及び利点は、以下の実施形態、特許請求の範囲及び図面から明らかになるであろう。
本発明の一側面は、添付の特許請求の範囲に記載された方法及び自動車を提供する。
保護が求められる本発明の他の側面によれば、動力駆動の自動車のパーク手段を動力の非存在下で手動解除するための方法であって、以下の連続的な工程:
動力駆動のセレクタ軸を、セレクタ軸に接続されたハンドル手段をハンドル手段の解除モード位置へ回転させることにより、1又は複数の車輪がパーク(駐車)手段によってロックされるパークモード位置から1又は複数の車輪がパーク手段によって解除されるパーク解除モード位置へ回転させることと;
セレクタ軸を、ロッキングピン部材によってセレクタ軸を解除モード位置にピン留めすることにより、解除モード位置にロックすること
を含む方法が提供される。
保護が求められる本発明の更なる側面によれば、動力駆動の自動車のパーク手段を動力の非存在下で手動解除するための方法であって、以下の連続的な工程:
動力駆動のセレクタ軸をセレクタ軸に接続されたハンドル手段をハンドル手段の解除モード位置へ回転させることにより、1又は複数の車輪がパーク手段によってロックされるパークモード位置から1又は複数の車輪がパーク手段によって解除されるパーク解除モード位置へ回転させることと;
ハンドル手段の少なくとも一部を移動させることによりセレクタ軸を解除モード位置にロックし、これによりセレクタ軸を解除モード位置にロックすること
を含む方法が提供される。
保護が求められる本発明の更に別の側面によれば、動力駆動の自動車のパーク手段を動力の非存在下で手動解除するための方法であって、以下の連続的な工程:
動力駆動のセレクタ軸を1又は複数の車輪がパーク手段によってロックされるパークモード位置から1又は複数の車輪がパーク手段によって解除されるパーク解除モード位置へ回転させることと;
セレクタ軸をフック部材によって解除モード位置にロックすることと
を含む方法が提供される。
1又は複数のこれらの側面を含む本発明の実施形態が考えられる。
ロッキングピン部材は長手部材であり得る。代替的には、ロッキングピン部材は任意な適切な形状であり得る。ロッキングピン部材は、アレン(登録商標)キーなどの六角キーを含み得る。
セレクタ軸を解除モード位置に回転させ、その後セレクタ軸を解除モード位置にロックする連続的な工程が、1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向それぞれへの手動による移動又は回転を含み得るものであり、第1の方向は第2の方向とは異なる。
よって、セレクタ軸を解除モード位置に回転させる工程が、1又は複数の部材の第1の方向への移動又は回転を必要とし、セレクタ軸をロックする工程が、1又は複数の部材の第1の方向とは異なる第2の方向への移動又は回転を含むものである。
用語「動力故障」とは、セレクタ軸を駆動するために標準的に用いられる電源の故障を意味することが理解されるべきである。この故障は、電気的に駆動する軸の場合は電圧の損失であり得るし、又は油圧式又は空気圧作動の機構の場合は流体の圧力損失であり得る。
本発明の実施形態は、セレクタ軸をパーク解除モード位置にロックすること無く、セレクタ軸をパークモード位置からパーク解除モード位置に回転可能であるという利点を有する。部材がセレクタ軸を解除するために動く場合と比べて、セレクタ軸をロックするためには部材が異なる方向に動かなければならないため、ユーザーが、故意無くセレクタ軸をパーク解除モード位置にロックしてしまうリスクは低い(ある実施形態では、単一部材が軸を解除してその後ロックするために移動し得るし、ある実施形態では異なるそれぞれの部材が軸を解除してその後ロックするために移動し得るものである)。
セレクタ軸が解除モード位置へ回転した後に、例えば自動車が傾斜面上にあることによって自動車が望ましくない方法で動き、自動車の動きを阻止することが望まれる場合には、セレクタ軸がロック手段を最初に外すか解除する必要なしに、パークモード位置に戻ることできる。すなわち、軸がロック手段によってロックされる前に自動車が動く場合、軸は自動車の動きを阻止するためにパークモード位置に戻ることができる。
ある実施形態では、セレクタ軸は、ばね要素等の付勢手段の付勢の下、パークモード位置に自動的に戻るように配置することができる。これにより、セレクタ軸をパーク解除モード位置に回転させた後に、ユーザーがセレクタ軸をパーク解除モード位置にロックする前にセレクタ軸を解除した場合には、セレクタ軸が付勢手段の付勢の下でパークモード位置へ戻る。
この特徴は、パーク手段を解除する人が、自動車による不慮のかつ過度の移動による不都合をうけるリスクが低減されるという点で、いくつかの既知の機構に比べて利点を有する。パーク手段は、例えばパークモードを有するオートマチックトランスミッションであり、軸は、トランスミッションモードセレクタ軸であり得る。
代替的には、パーク手段が、軸がパークモードセレクタ軸である電動パーキングブレーキであり得る。パークモード位置は、軸のパークブレーキオン位置に対応し、パーク解除モード位置は、軸のパークブレーキオフ位置に対応し得る。
軸がパーク解除モード位置にロックできるという特徴は、自動車が動いている間に軸をパーク解除モード位置に維持するために、人がトランスミッション又はパーキングブレーキを手動で解除する必要がないという利点を有する。
むしろ、一度セレクタ軸が回転すると、人は、軸を解除モード位置にロックすることが安全であると判断することができ、軸を解除モード位置にロックしてその後軸を解除モード位置に手動で保持することなく自動車を動かす。
随意には、セレクタ軸を解除モード位置に回転させ、その後セレクタ軸を解除モード位置にロックする工程が、1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向に実質的に直交する移動又は回転を必要とする。
有利には、セレクタ軸を解除モード位置に回転させる工程が、セレクタ軸に接続されたハンドル手段をハンドル手段の解除モード位置へ回転させることを含むことができる。
随意には、セレクタ軸をロックする工程が、少なくともハンドル手段の一部を移動させることを含み、これによりセレクタ軸を解除モード位置にロックする。
随意には、セレクタ軸をロックする工程が、ラッチ機構によってハンドルをある位置にロックすることを含む。
ラッチ機構は、戻り止め機構を備えることができる。
ハンドルが、第1の形状形態及び第2の形状形態をとるように操作可能な双安定の長手部材を含み、方法が、第1の形状形態の長手部材のハンドル手段をセレクタ軸の軸の周りで回転させ、これによりセレクタ軸をパークモード位置からパーク解除モード位置へ回転させ、その後、1又は複数の部品を有するハンドル手段の干渉によってセレクタ軸がパークモード位置へ回転して戻ることを抑制するように長手部材が第2の形状形態をとるようにさせることを含む。
有利には、長手部材が第2の形状形態をとるようにさせる工程が、ハンドル手段の一部を部品(随意にはパーク手段の部品)の一部に形成された凹部に侵入させることを含む。随意には、ハンドルがパーク解除モードにある場合に、ハンドルが、部品(随意にはパーク手段の部品)内に形成された対応する形状の突部と並んで係合するように配置された開口部又は凹部を含む。
セレクタ軸をロック手段により解除モード位置にロックする工程が、フック部材によって軸を解除モード位置をロックすることを含むことができる。
随意には、フック部材の一部がハンドル手段に接続されており、セレクタ軸を解除モード位置にロックする工程が、フック部材の他の部分をアンカーポイントに引っかけることを含み、アンカーポイントがセレクタ軸の回転軸に関して実質的に固定された位置に設けられる。
アンカーポイントが開口部を含み、方法が、ロッキングピン部材を開口部に挿入し、フック部材をロッキングピン部材に引っかけることを含む。
代替的には、フック部材の第1部分は、軸の回転軸に関して実質的に固定された位置に設けられたアンカーポイントに接続されることができ、セレクタ軸を解除モード位置にロックする工程がフック部材の第2部分をハンドル手段に引っかけることを含むことができる。
随意には、セレクタ軸を解除モード位置にロックする工程が、ロッキングピン部材によって軸を解除モード位置にピン留めすることを含む。
随意には、セレクタ軸を解除モード位置にロックする工程が、ハンドル手段の開口部にロッキングピン部材を挿入してロッキングピン部材をセレクタ軸の回転軸に関して実質的に固定された開口部にピン留めすることを含む。
ロッキングピン部材を開口部にピン留めする工程が、ロッキングピン部材をその保持手段によって開口部内にロックすることを含み、これにより、ロッキングピン部材が最初に外されるまでロッキングピン部材が取り外されることを抑制することを含むことができる。
この特徴は、ロッキングピン部材が意図せずに外れてしまうというリスクを低減させることができるという利点を有する。
ロッキングピン部材を開口部にロックする工程が、ロッキングピン部材の実質的にT形状を有する保持部を開口部へ挿入し、ロッキングピン部材をねじることを含む。
この特徴は、比較的単純なロック機構を提供できるという利点を有する。
任意の適切な形状の特徴は、実質的に「T」形状を有する特徴に限られることなく、ハンドル手段が解除モード位置にある場合にセレクタ軸に関して実質的に固定された溝と協働するように選択的に配置され、これによりハンドル手段が解除モード位置に固定され得ることが理解されるべきである。
有利には、方法が、セレクタ軸をボーデンケーブル機構によってパーク解除モード位置へ回転させることを含むことができる。
方法が、オートマチックトランスミッションをパークモードから解除するための方法であり得る。
代替的には、方法が、電動パーキングブレーキをブレーキオンモードから解除するための方法であり得る。
保護が求められる本発明の側面によれば、以下の工程:
自動車の1又は複数の車輪を実質的に静止した状態でロックするように操作可能な動力駆動のパーク手段であって、パーク手段の操作モードを選択するための動力駆動のセレクタ軸を含み、セレクタ軸が、1又は複数の車輪がパーク手段によってロックされるパークモード位置と1又は複数の車輪がパーク手段によって解除されるパーク解除モード位置との間で回転可能であるパーク手段と;
セレクタ軸をパーク解除モード位置にロックするためのロック手段であって、セレクタ軸を解除モード位置にピン留めするように操作可能なロッキングピン部材を含むロック手段と;
セレクタ軸に接続されたハンドル手段であって、軸をその回転によって解除モード位置に回転させるように操作可能なハンドル手段と
を備え、セレクタ軸が、パーク解除モード位置に回転可能でロック手段によりパーク解除モード位置にロックされるようにパーク手段が操作可能である自動車が提供される。
保護が求められる本発明の更なる側面によれば、自動車の1又は複数の車輪を実質的に静止した状態でロックするように操作可能な動力駆動のパーク手段であって、
パーク手段の操作モードを選択するための動力駆動のセレクタ軸を含み、セレクタ軸が、1又は複数の車輪がパーク手段によってロックされるパークモード位置と1又は複数の車輪がパーク手段によって解除されるパーク解除モード位置との間で回転可能であるパーク手段と;
セレクタ軸をパーク解除モード位置にロックするためのロック手段と、セレクタ軸に接続されたハンドル手段であって、軸をその回転によって解除モード位置に回転させるように操作可能なハンドル手段と
を備え、パーク手段が、ハンドル手段の少なくとも一部を移動させることによりセレクタ軸がパーク解除モード位置に回転可能でロック手段によりパーク解除モード位置にロックされるように操作可能である自動車が提供される。
保護が求められる更に本発明の別の側面によれば、
自動車の1又は複数の車輪を実質的に静止した状態でロックするように操作可能な動力駆動のパーク手段であって、パーク手段の操作モードを選択するための動力駆動のセレクタ軸を含み、セレクタ軸が、1又は複数の車輪がパーク手段によってロックされるパークモード位置と1又は複数の車輪がパーク手段によって解除されるパーク解除モード位置との間で回転可能であるパーク手段と;
セレクタ軸をパーク解除モード位置にロックするためのロック手段であって、フック部材を含むロック手段と;
を備え、パーク手段が、セレクタ軸がパーク解除モード位置に回転可能でロック手段によりパーク解除モード位置にロックされるように操作可能である自動車が提供される。
本発明の実施形態はこれらの2以上の側面を備えることが考えられる。
電源の非存在下で1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向への手動による移動又は回転によってセレクタ軸が手動でパーク解除モード位置に回転してロック手段によって手動でパーク解除モード位置にロックされるようにパーク手段が操作可能であり、第1の方向が第2の方向と異なる。
自動車は、1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向に実質的に直交する移動又は回転によりパーク手段を解除し、セレクタ軸を解除モード位置にロックするように操作可能である。
自動車は、セレクタ軸に接続されたハンドル手段を備えることができ、ハンドル手段は、軸を解除位置にその回転によって回転させるように操作可能である。
自動車は、ハンドル手段の少なくとも一部を移動させることにより、セレクタ軸を解除モード位置にロックするように操作可能である。
自動車は、セレクタ軸を解除モード位置にロックするためのラッチ機構を備えることができる。
随意には、ハンドル手段が第1の形状形態及び第2の形状形態をとるように操作可能な双安定の長手部材を含み、ハンドル手段が第1の形状形態にある場合に、ハンドル手段の対応するパークモード位置から対応するパーク解除モード位置への回転により、セレクタ軸がパークモード位置からパーク解除モード位置へ回転可能であり、セレクタ軸がパーク解除モード位置にある状態でハンドル手段が第2の形状形態をとるように操作可能で、セレクタ軸がパーク解除モード位置にある状態でハンドル手段が第2の形状形態にある状態で、自動車の1又は複数の部品と干渉することによりハンドル手段がパークモード位置に回転して戻ることが抑制されることを含む。
更に随意には、自動車は、ハンドル手段がそのパーク解除モード位置にあり第2の形状形態にある場合に、ハンドル手段の一部が自動車の1又は複数の部品により定義された凹部に侵入し、これによりハンドル手段がパークモード位置に回転することを抑制するように配置されている。
ロック手段はフック部材を含むことができる。
随意には、フック部材がハンドル手段に接続されており、フック部材がセレクタ軸の回転軸に関して実質的に固定された位置にあるアンカーポイントに引っかけるように操作可能であり、これによりセレクタ軸をパーク解除モード位置にロックする。
更に随意には、アンカーポイントがフック部材を引っかけることが可能なロッキングピン部材を収容するように配置可能な開口部を含む。
代替的には、フック部材がセレクタ軸の回転軸に関して実質的に固定されたアンカーポイントに接続されることができ、フック部材が、ハンドル手段に引っかけられるように操作可能であり、これによりハンドル手段の移動を抑えてセレクタ軸を解除モード位置に維持する。
有利には、ロック手段は、トランスミッションセレクタ軸を解除モード位置にピン留めするように操作可能なロッキングピン部材を含むことができる。
ハンドルの部材が、ロッキングピン部材のハンドルの部材の一部に形成された開口部への挿入によってパーク解除モード位置にロックされるように操作可能である。
随意には、ロッキングピン部材が、ロッキングピン部材を開口部内でロックすることが可能な保持手段を含み、これにより、ロッキングピン部材が最初に外されるまでロッキングピン部材が取り外されることを抑制する。
保持手段が、ロッキングピン部材の実質的にT形状部の形態で設けられており、保持手段が開口部に導入可能でロッキングピン部材がロッキングピン部材を開口部内でロックするようにねじられるように、ロッキングピン部材及び開口部が配置されている。
自動車は、ボーデンケーブル機構のプル部材が引っ張られる時にセレクタ軸をパークモード位置からパークモード解除位置へ回転させるように操作可能なボーデンケーブル機構を含むことができる。
本発明の更なる側面によれば、パーク手段が提供され、パーク手段が電力の非存在下でパーク手段の操作モード選択するための電気的に駆動するセレクタ軸を含み、セレクタ軸が、パーク位置とパーク解除位置との間でパーク手段を解除するために回転可能であり、パーク手段がセレクタ軸をパーク解除位置にロックするためのロック手段を含み、ロック手段が、1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向それぞれへの手動の移動又は回転によってセレクタ軸をパーク解除位置にロックするように操作可能であり、第1の方向が第2の方向と異なる。
本発明の一側面によれば、トランスミッションのセレクタ軸の回転によりトランスミッションをパーク位置から解除するための方法であって、以下の工程:
セレクタ軸をパーク位置からパーク解除位置へ回転させることと;
ロック手段によってセレクタ軸を解除位置へロックすることと
を含み、軸を解除位置へ回転させてその後に軸を解除位置でロックする連続的な工程が、1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向それぞれへの移動又は回転を必要とし、第1の方向が第2の方向と異なる方法が提供される。
よって、軸を解除位置へ回転させる工程が、1又は複数の部材の第1の方向への移動又は回転を必要とし、軸をロックする工程が、1又は複数の部材の第1の方向とは異なる第2の方向への移動又は回転を含む。
本発明の側面によれば、軸の回転により自動車の固定化機能を解除するための方法であって、以下の工程:
軸を固定化位置から解除位置へ回転させることと;
ロック手段によって軸を解除位置でロックすることと
を含み、軸を解除位置へ回転させてその後に軸を解除位置でロックする連続的な工程が、1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向それぞれへの手動の移動又は回転を必要とし、第1の方向が第2の方向と異なる方法が提供される。
固定化機能は、例えば、パーキングブレーキなどのブレーキ、或いは、オートマチックトランスミッションのパークモードなどの自動車の移動を阻止して固定化するための任意の他の適切な機能であり得る。
本出願の範囲内において、上述の段落と特許請求の範囲及び/又は以下に詳細な説明と図面とに記載されている種々の側面、実施形態、実施例、代替物、特にそれらの特徴は、独自に又はその任意の組み合わせにおいて実施できることが想定される。例えば、ある実施形態に関連して説明した特徴は、このような特徴が相反することが無い限り、全ての実施形態に適用できる。
図1(a)は、本発明の実施形態に係るオートマチックトランスミッションを示し、図1(b)は、ロック手段が導入される前のトランスミッションの解除レバーを示し、図1(c)は、セレクタ軸をパーク解除位置でロックするためにロック手段が導入された後の解除レバーを示す。 図2は、本発明の代替的な実施形態に係る解除レバー機構を示し、図2(a)は、ロック手段が導入される前、図2(b)はセレクタ軸をパーク解除位置でロックするためにロック手段が導入された後を示す。 図3は、本発明の更なる実施形態に係る解除レバー機構を示す。 図4は、本発明の更に別の実施形態に係るトランスミッション解除機構を示す。 図5は、本発明の実施形態に係るトランスミッション解除機構を示す。
本発明の実施形態を、添付する図面を参照しながら例示の目的のみにおいて説明する。
図1(a)は、本発明の実施形態に係るオートマチックトランスミッション110を示す。トランスミッションは、トランスミッションモードセレクタ軸122を回転させるために操作可能なセレクタレバー120を有する。セレクタ軸122は、使用時においては、軸122の回転位置に応じてトランスミッションの操作に必要なモードを選択するように操作可能である。アクチュエーター(図示せず)は、通常の使用においてはセレクタ軸122を回転させるために用いられる。ある実施形態では、アクチュエーターは、電気アクチュエーターであってもよい。
図1(b)に示すように、セレクタレバー120は、C形状部120Cを形成するために、自由端で折り曲げられている。1組の揃えられたサービスピン開口部125がC形状部の(C形状が実質的に直立している図1に示す向きに対する)上下部分に形成されている。サービスピン開口部125は、開口部125にサービスピン130が挿入できるような位置に配置されている。2つの離間した開口部125の存在によって、サービスピン130が、レバー120に対して実質的に固定された向きに保持可能になることが理解されるべきである。
セレクタレバー120は、操作者によってパーク位置P1からパーク解除位置P2へ手動で回転させてもよい。トランスミッション110のばね付勢機構は、レバー120がパーク位置P1からずれたときにレバー120をパーク位置P1へ戻すように促す。
パーク解除位置P2にある場合、セレクタレバー開口部125は、トランスミッション110のハウジング又はケーシング110H内に設けられたブラインドピン受け開口部115と整合する。
使用時には、図1(c)に示すように、パーク解除位置P2にあるセレクタレバー120を用いて、サービスピン130が、セレクタレバー120内の開口部125及びハウジング110H内のピン受け開口部115に挿入され得る。セレクタレバー120は、上記ばね機構の付勢の下、位置P1に戻るように動き、サービスピン130をピン受け開口部115の側壁に接触するように促す。これにより、セレクタレバー120は、パーク解除位置P2内に保持される。
レバー120が実質的にC形状の形態に折り曲げられているという特徴は、サービスピン130がピン受け開口部115から外れるようになるというリスクが低減するという利点を有する。ピン受け開口部が十分に深く形成される場合は、サービスピン130を実質的に固定された向きで保持するために、レバー120に2つのサービスピン開口部を設けるための条件が除かれることが理解されるべきである。
セレクタレバー120は、サービスピン130を取り除くことによって、パーク位置P1へ戻ることができる。図1及びその他の実施形態では、セレクタレバー120は、ユーザーによってレバーを動かす時に指の圧力が印加され得る実質的に平坦な表面を有する。実質的に平坦な表面の存在により、レバーを回す際のユーザーの技能を向上させ、ユーザーの指に損傷を与えるというリスクを低減させるものである。
図2は、本発明の代替的な実施形態に係るセレクタレバー機構を示す。図2の実施形態において図1の実施形態と類似する特徴は、前につく数字を1の代わりに2とした類似する引用符号で示す。
その機構では、その自由端で単一の屈曲を有し、C形状機構よりもむしろL形状機構を形成するトランスミッションモードセレクタレバー220が設けられている。単一のサービスピン開口部225がレバー220に設けられている。対応するサービスピン受け開口部215がトランスミッションハウジング210H内に設けられている。
図2の実施形態では、ピン受け開口部215は、図1の実施形態のそれよりも深く、セレクタレバー220に複数の開口部を形成する必要無しに、その中にサービスピン230を保持可能にするために十分に深いものである。すべてのトランスミッションハウジング210Hがそこに十分に深いピン受け開口部215を形成可能とするものではなく、図1の機構がある実施形態では好適であることが理解されるべきである。
ピン230上のレバー220の狭持動作によってサービスピン230がそこに保持可能とするために、ピン受け開口部215が十分に深いことが理解されるべきである。狭持動作は、図1の実施形態に関して上述したように、レバー230がパーク位置P1から外れている場合にそれを戻すことを促すトランスミッションのばね付勢機構によって課された復元力の下で課される。
ある実施形態では、サービスピン130、230は、ピン130、230が開口部115、215から偶然解除されることを抑制するために、ピン受け開口部115、215内でロックされるように動作可能であり得る。ある実施形態では、開口部内での保持を可能にするために、サービスピン130、230が成形される。例えばある実施形態では、サービスピン130、230は、実質的にT形状の自由端部を有する。サービスピン130、230は、ピン受け開口部115、215内へ挿入され、挿入されると回転するように配置されており、その結果、T形状部のクロスバーが、開口部115、215を定義するトランスミッションハウジング110H、210Hの一部と干渉することによって、サービスピン130、230の引き抜きを抑制する。ある実施形態では、サービスピン130、230は、トランスミッションハウジング110H、210H内に形成された凹部を有するクロスバーに係合するように動作可能である。ピン受け開口部115、215内にサービスピン130、230を保持するための他の手段もまた有用である。
図3は、サービスピンの使用を必要としない本発明の更なる実施形態に係るセレクタレバー機構を示す。図3(b)の実施形態において、図1の実施形態と類似する特徴は、前につく数字を1の代わりに3とした類似する引用符号で示す。
図3は、凹部315をその中に有するオートマチックトランスミッションハウジング310Hを示す。セレクタレバー320は、トランスミッションセレクタ軸322に接続されており、軸がパーク位置にあるときにトランスミッションをパークモードから解除するためにその軸322を回転させるように操作可能である。セレクタレバー320は、レバー320の一部がトランスミッションハウジング310Hへむけて折れ曲がり、フック状先端部320Tを形成するフック状端部を有する。
セレクタレバー320は、双安定構造であり、2つの構成のうちのいずれか採るように動作可能である。第1の構成C1において、レバー320の長手方向軸線Aは、セレクタ軸322からフック状先端部320Tに向けて実質的に一直線である。
第2の構成C2において、セレクタレバー320の長手方向軸線Aは、フック状先端部320Tがハウジング310H内に形成された凹部315内に突出するように、レバー320の長さに沿ってハウジング310Hへ向けて曲がっている。凹部は、レバー320のパーク解除位置に対応するハウジング310H内に形成されている。したがって、使用時には、セレクタレバー320を用いて、第1の構成C1の状態ではレバー320がパーク解除位置に回転可能であり、レバー320がフック状先端部320Tが凹部315内へ突出する第2の構成C2に曲がり得る。レバー320のパーク位置への回転は、レバー320が第1の構成C1へ戻されるまでフック状先端部320Tが凹部315の側壁と当接することによって抑制される。
ある実施形態では、セレクタレバー320は、双安定金属ストリップ機構で形成されている。
図4は、本発明の代替的な実施形態に係るセレクタレバー機構を示す。図4の実施形態において、図1の実施形態と類似する特徴は、前につく数字を1の代わりに4とした類似する引用符号で示す。
図4の実施形態では、オートマチックトランスミッション410のトランスミッションセレクタ軸422は、上述の実施形態と同様の方法でセレクタレバー420をパーク位置P1からパーク解除位置P2へ回転させることによりパーク位置からパーク解除位置へ回転可能である。セレクタレバー420は、ボーデンケーブル440のインナーケーブル441に接続されている。インナーケーブル441の反対端は、リングプルアクチュエーター機構450のリングプル部材454に接続されている。
リングプル部材454は、アクチュエーター機構450のバレル部材452内をスライド可能である。バレル部材452は、ボーデンケーブル440の外側シース442に接続されている。ボーデンケーブル440が配置され、バレル部材452からリングプル部材454を引き抜くことによって、トランスミッションセレクタレバー420はパーク位置P1からパーク解除位置P2へ回転し得る。セレクタレバー420がパーク解除位置P2を採ると、リングプル部材454がバレル部材452に向けて移動することを防ぐためにサービスピン430がリングプル部材454のステム454S内の開口部に挿入される。オートマチックトランスミッション410のばね付勢機構は、サービスピン430を除去した場合にセレクタレバー420がパーク位置P1に回転してリングプル部材454のステム454Sをバレル部材452内へ戻し入れるように、セレクタレバー420をパーク位置P1に付勢することが理解されるべきである。ある実施形態では、レバー420の移動にボーデンケーブル440によって課される任意の摩擦力を補填するために、更なる付勢手段がセレクタレバー420をパーク位置P1に促すために設けられる。
リングプルアクチュエーター機構450は、操作者によってすぐにアクセスすることが可能な任意の適切な位置に搭載されることが理解されるべきである。例えば、リングプルアクチュエーター機構450は、自動車の車室内に搭載されてもよい。代替的には、リングプルアクチュエーター機構450は、エンジン室又は任意の他の適切な位置に搭載されてもよい。図4の実施形態は、セレクタ軸422上に取り付けられたセレクタレバー420へのアクセルが困難な自動車に特に有用であり得ることが理解されるべきである。これは、特に縦置き(南北向きの)エンジン及びトランスミッションアッセンブリの場合に該当し得る。
ある実施形態では、リングプル部材454は、セレクタレバー420がリングプル部材454の回転によってパーク解除位置P2をとる位置にロックされ得る。リングプル部材454をロックするための回転は、例えばリングプル部材454がセレクタレバー420を回転させるために引っ張られるリングプル部材454の軸の周りを回転することであり得る。他の機構もまた有用である。
図5は、本発明の更なる実施形態に係るオートマチックトランスミッション510を示す。図5の実施形態において、図1の実施形態と類似する特徴は、前につく数字を1の代わりに5とした類似する引用符号で示す。
トランスミッション510のパーク解除レバー520は、トランスミッションがパークモードをとるパーク位置P1とトランスミッションがパークモードから図1の実施形態のトランスミッション110と同様の手順で解除されるパーク解除位置P2との間で操作可能である。フック部材560は、解除レバー520に接続されて表されている。本実施形態では、フック部材560が永久に解除レバー520に接続されることが示されているが、ある実施形態では、フック部材560がパーク解除位置P2で解除レバー520をロックする必要がある場合に、レバー520のみに接続される場合もある。
パーク解除位置にある解除レバー520をロックするために、レバーがパーク位置P1からパーク解除位置P2へ揺れて、フック部材560がトランスミッション510のハウジング510Hから突出するピン要素530のまわりに引っかけられる。これにより、フック部材560は、パーク解除位置P2にある解除レバー520を維持する。ある実施形態では、ピン要素530は、永久にトランスミッションハウジング510Hに取り付けられ、他の代替的な実施形態では、ピン要素530はそこに固定して取り付けられる。ある実施形態では、ピン要素530は、必要に応じてハウジング510Hに対して解放可能に取り付け可能である。
トランスミッションをパーク解除位置P2から解除することが必要な場合、フック部材560は、ピン要素530から外されてトランスミッション510のばね付勢機構の付勢の下でパーク位置P1へ戻されることが可能になる。フック部材560は、フック部材560が使用時ではない場合にはレバー520の移動の正常範囲が明確になるように構成され得る。
ある実施形態では、解除レバー520をパーク解除位置P2に保持することが必要な場合には、フック部材560は、解除レバー520とトランスミッションハウジング510Hだけに接続されるように構成される。よって、フック部材560は、トランスミッション510とは別の付属品の形態で提供することができる。
ある実施形態では、フック部材560はトランスミッションハウジング510Hに接続され、必要時に解除レバー520にひっかけられる。
本発明の実施形態では、トランスミッションのパークモードが、パーク解除レバーによって比較的直接的な方法で解除することができ、解除位置でロックすることができるという利点を有する。自動車は、一度パークモードが解除されて予想外に動き始める場合、解除位置でロックされる前にパーク解除レバーを解除することによってパークモードに戻ることができる。
セレクタ軸を回転させてセレクタ軸をブレーキ解除位置にロックするために、1又は複数の部材がそれぞれ異なる方向に移動しなければならないため、操作者が一度の動作でセレクタ軸を回転させてセレクタ軸をロックするリスクが低減される。
本発明の実施形態は、オートマチックトランスミッションのパーク解除機能に関して説明してきたが、パーキングブレーキの駆動が電気アクチュエーターによって制御される電動パーキングブレーキ(EPB)システムと同様なブレーキ手段機能性を有する他のトランスミッションにも利用され得ることが理解されるべきである。
この明細書の説明及び特許請求の範囲において、単語「備える(comprise)」、「含む(contain)」及びこれら単語の変形、例えば「備えている(を備える)」及び「備えた(を備える)」は、「含むがこれに限定されない(including but not limited to)」という意味であり、他の部分、付加物、構成要素、数値又は工程等を除外することを意図するものではない。
この明細書の説明及び特許請求の範囲において、文脈上他の意味に解すべき場合を除き、単数形は複数形を包含するものである。特に、不定冠詞が用いられる場合、文脈上他の意味に解すべき場合を除き、単数のみならず複数をも意図することが理解されるべきである。
本発明の特定の側面、実施形態又は実施例と合わせて説明される特徴、数値、特性、化合物、化学的な構成成分又は群は、矛盾のない限りここに記載された任意の他の側面、実施形態又は実施例に適用可能であることが理解されるべきである。
110H、210H、310H、510H…トランスミッションハウジング(ハウジング、ケーシング)
110、210、310、410、510…オートマチックトランスミッション(トランスミッション)
115、215…開口部
120C…C形状部
120、220、320、420…セレクタレバー(レバー)
122、222、322、422…セレクタ軸
125、225…開口部
130、230、430…サービスピン
315…凹部
320…フック状先端部
440…ボーデンケーブル
441…インナーケーブル
442…外側シース
450…アクチュエーター機構
452…バレル部材
454…リングプル部材
454S…ステム
520…解除レバー
530…ピン要素
560…フック部材

Claims (35)

  1. 動力駆動の自動車のパーク手段を動力の非存在下で手動解除するための方法であって、以下の工程:
    動力駆動のセレクタ軸を、前記セレクタ軸に接続されたハンドルを前記ハンドルの解除モード位置へ回転させることにより、1又は複数の車輪が前記パーク手段によってロックされるパークモード位置から前記1又は複数の車輪が前記パーク手段によって解除されるパーク解除モード位置へ回転させることと、
    ロッキングピン部材によってセレクタ軸を前記解除モード位置にピン留めすることにより、前記セレクタ軸を前記解除モード位置にロックすること
    を備える方法。
  2. 前記セレクタ軸を前記解除モード位置にロックする工程が、前記ハンドルの開口部に前記ロッキングピン部材を挿入して前記ロッキングピン部材を前記セレクタ軸の回転軸に関して実質的に固定された開口部にピン留めすることを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記ロッキングピン部材を前記開口部にピン留めする工程が、前記ロッキングピン部材をその保持手段によって前記開口部内にロックすることを含み、これにより前記ロッキングピン部材が最初に外されるまで前記ロッキングピン部材が取り外されることを抑制する請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ロッキングピン部材を前記開口部にロックする工程が、前記ロッキングピン部材の実質的にT形状を有する保持部を前記開口部へ挿入し、前記ロッキングピン部材をねじることを含む請求項3に記載の方法。
  5. 動力駆動の自動車のパーク手段を動力の非存在下で手動解除するための方法であって、以下の連続的な工程:
    動力駆動のセレクタ軸を、前記セレクタ軸に接続されたハンドルを前記ハンドルの解除モード位置へ回転させることにより、1又は複数の車輪が前記パーク手段によってロックされるパークモード位置から前記1又は複数の車輪が前記パーク手段によって解除されるパーク解除モード位置へ回転させることと、
    前記ハンドルの少なくとも一部を移動させることにより前記セレクタ軸を前記解除モード位置にロックし、これにより前記セレクタ軸を前記解除モード位置にロックすること
    を含む方法。
  6. 前記セレクタ軸を前記解除モード位置にロックする工程が、前記ハンドルをラッチ機構によってロックすることを含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記ハンドルが、第1の形状形態及び第2の形状形態をとるように操作可能な双安定の長手部材を含み、
    前記方法が、前記第1の形状形態の前記長手部材の前記ハンドルを前記セレクタ軸の軸の周りで回転させこれにより前記セレクタ軸を前記パークモード位置から前記パーク解除モード位置へ回転させ、その後、1又は複数の部品を有する前記ハンドルの干渉によって前記セレクタ軸が前記パークモード位置へ回転して戻ることを抑制するように前記長手部材が前記第2の形状形態をとるようにさせることを含む請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記長手部材が前記第2の形状形態をとるようにさせる工程が、前記ハンドルの一部を部品(随意には前記パーク手段の部品)の一部に形成された凹部に侵入させることを含む請求項7に記載の方法。
  9. 動力駆動の自動車のパーク手段を動力の非存在下で手動解除するための方法であって、以下の連続的な工程:
    動力駆動のセレクタ軸を1又は複数の車輪が前記パーク手段によってロックされるパークモード位置から前記1又は複数の車輪が前記パーク手段によって解除されるパーク解除モード位置へ回転させることと、
    前記セレクタ軸をフック部材によって前記解除モード位置にロックすること
    を含む方法。
  10. 前記セレクタ軸を前記解除モード位置に回転させる工程が、前記セレクタ軸に接続されたハンドルを前記ハンドルの解除モード位置へ回転させることを含む請求項9に記載の方法。
  11. 前記フック部材の一部が前記ハンドルに接続されており、前記セレクタ軸を前記解除モード位置にロックする工程が、前記フック部材の他の部分をアンカーポイントに引っかけることを含み、前記アンカーポイントが、前記軸の回転軸に関して実質的に固定された位置に設けられる請求項10に記載の方法。
  12. 前記アンカーポイントが開口部を含み、前記方法が、ロッキングピン部材を前記開口部に挿入し、前記フック部材を前記ロッキングピン部材に引っかけることを含む請求項11に記載の方法。
  13. 前記フック部材の第1部分が、前記軸の回転軸に関して実質的に固定された位置に設けられたアンカーポイントに接続されており、前記セレクタ軸を前記解除モード位置にロックする工程が、前記フック部材の第2部分を前記ハンドルに引っかけることを含む請求項10に記載の方法。
  14. 前記セレクタ軸を前記解除モード位置に回転させ、その後前記セレクタ軸を前記解除モード位置にロックする連続的な工程が、1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向それぞれへの手動による移動又は回転を含み、前記第1の方向が前記第2の方向と異なる請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記セレクタ軸を前記解除モード位置に回転させ、その後前記セレクタ軸を前記解除モード位置にロックする工程が、前記1又は複数の部材による第1の方向及び第2の方向に実質的に直交する移動又は回転を必要とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記セレクタ軸をボーデンケーブル機構によって前記パーク解除モード位置へ回転させることを含む請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記方法が、オートマチックトランスミッションをパークモードから解除するための方法である請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記方法が、電動パーキングブレーキをブレーキオンモードから解除するための方法である請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
  19. 自動車の1又は複数の車輪を実質的に静止した状態でロックするように操作可能な動力駆動のパーク手段であって、前記パーク手段の操作モードを選択するための動力駆動のセレクタ軸を含み、前記セレクタ軸が、1又は複数の車輪が前記パーク手段によってロックされるパークモード位置と1又は複数の車輪が前記パーク手段によって解除されるパーク解除モード位置との間で回転可能である前記パーク手段と、
    前記セレクタ軸を前記パーク解除モード位置にロックするためのロック手段であって、前記セレクタ軸を前記解除モード位置にピン留めするように操作可能なロッキングピン部材を含む前記ロック手段と、
    前記セレクタ軸に接続されたハンドルであって、前記軸をその回転によって前記解除モード位置に回転させるように操作可能な前記ハンドルと
    を備え、
    前記セレクタ軸が前記パーク解除モード位置に回転可能で前記ロック手段により前記パーク解除モード位置にロックされるように前記パーク手段が操作可能である自動車。
  20. 前記ハンドルの部材が、前記ロッキングピン部材の前記ハンドルの部材の一部に形成された開口部への挿入によって前記パーク解除モード位置にロックされるように操作可能である請求項19に記載の自動車。
  21. 前記ロッキングピン部材が、前記ロッキングピン部材を前記開口部内でロックすることが可能な保持手段を含み、これにより、前記ロッキングピン部材が最初に外されるまで前記ロッキングピン部材が取り外されることを抑制する請求項19又は20に記載の自動車。
  22. 前記保持手段が、前記ロッキングピン部材の実質的にT形状部の形態で設けられており、前記保持手段が開口部に導入可能で前記ロッキングピン部材が前記ロッキングピン部材を前記開口部内でロックするようにねじられるように、前記ロッキングピン部材及び前記開口部が配置されている請求項21に記載の方法。
  23. 自動車の1又は複数の車輪を実質的に静止した状態でロックするように操作可能な動力駆動のパーク手段であって、前記パーク手段の操作モードを選択するための動力駆動のセレクタ軸を含み、前記セレクタ軸が、1又は複数の車輪が前記パーク手段によってロックされるパークモード位置と1又は複数の車輪が前記パーク手段によって解除されるパーク解除モード位置との間で回転可能である前記パーク手段と、
    前記セレクタ軸を前記パーク解除モード位置にロックするためのロック手段と、
    前記セレクタ軸に接続されたハンドルであって、前記軸をその回転によって前記解除モード位置に回転させるように操作可能な前記ハンドルと、
    を備え、
    前記セレクタ軸が前記パーク解除モード位置に回転可能で前記ロック手段により前記ハンドルの少なくとも一部を移動させることにより前記パーク解除モード位置にロックされるように前記パーク手段が操作可能である自動車。
  24. 前記セレクタ軸を前記解除モード位置にロックするためのラッチ機構を含む請求項23に記載の自動車。
  25. 前記ハンドルが、第1の形状形態及び第2の形状形態をとるように操作可能な双安定の長手部材を含み、前記ハンドルが前記第1の形状形態にある場合に、前記ハンドルの対応するパークモード位置から対応するパーク解除モード位置への回転により前記セレクタ軸が前記パークモード位置から前記パーク解除モード位置へ回転可能であり、前記セレクタ軸が前記パーク解除モード位置にある状態で前記ハンドルが前記第2の形状形態をとるように操作可能で、前記セレクタ軸が前記パーク解除モード位置にある状態で前記ハンドルが前記第2の形状形態にある状態で、自動車の1又は複数の部品と干渉することにより前記ハンドルが前記パークモード位置へ回転して戻ることが抑制されることを含む請求項23又は24に記載の自動車。
  26. 前記ハンドルがその前記パークモード解除位置の状態にあり前記第2の形状形態にある状態において、前記ハンドルの一部が自動車の1又は複数の部品により定義された凹部に侵入し、これにより前記ハンドルがその前記パークモード位置に回転して戻ることが抑制されることを含む請求項25に記載の自動車。
  27. 自動車の1又は複数の車輪を実質的に静止した状態でロックするように操作可能な動力駆動のパーク手段であって、前記パーク手段の操作モードを選択するための動力駆動のセレクタ軸を含み、前記セレクタ軸が、1又は複数の車輪が前記パーク手段によってロックされるパークモード位置と1又は複数の車輪が前記パーク手段によって解除されるパーク解除モード位置との間で回転可能である前記パーク手段と、
    前記セレクタ軸を前記パーク解除モード位置にロックするためのロック手段であって、フック部材を含む前記ロック手段と、
    を備え、
    前記パーク手段が、前記セレクタ軸が前記パーク解除モード位置に回転可能で前記ロック手段により前記パーク解除モード位置にロックされるように操作可能である自動車。
  28. 前記セレクタ軸に接続されたハンドルであって、前記軸をその回転によって前記解除モード位置に回転させるように操作可能な前記ハンドルを含む請求項27に記載の自動車。
  29. 前記フック部材が前記ハンドルに接続されており、前記フック部材が前記セレクタ軸の回転軸に関して実質的に固定された位置にあるアンカーポイントに引っかけるように操作可能でありこれによりセレクタ軸を前記パークモード解除位置にロックする請求項28に記載の自動車。
  30. 前記アンカーポイントが前記フック部材を引っかけることが可能なロッキングピン部材を収容するように配置された開口部を含む請求項29に記載の自動車。
  31. 前記フック部材が、前記セレクタ軸の回転軸に関して実質的に固定されたアンカーポイントに接続されており、前記フック部材が前記ハンドルに引っかけられるように操作可能でありこれにより前記ハンドルの動作を抑えて前記セレクタ軸を前記解除モード位置に維持する請求項28に記載の自動車。
  32. 電源の非存在下で1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向への手動による移動又は回転によって前記ロック手段により前記パーク解除モード位置にロックされ、前記セレクタ軸が前記パーク解除モード位置に回転可能となるように、前記パーク手段が操作可能であり、前記第1の方向が前記第2の方向と異なる請求項19〜31のいずれか1項に記載の自動車。
  33. 前記1又は複数の部材の第1の方向及び第2の方向に実質的に直交する移動又は回転により、前記パーク手段を解除し、セレクタ軸を前記解除モード位置にロックするように操作可能である請求項32に記載の自動車。
  34. ボーデンケーブル機構を含み、前記ボーデン機構のプル部材が引っ張られる時に前記セレクタ軸を前記パークモード位置から前記パークモード解除位置へ回転させるように操作可能な請求項19〜33のいずれか1項に記載の自動車。
  35. 添付図面を参照してここに実質的に記載された方法又は自動車。
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