JPH05288266A - 車両のパーキングロック解除装置 - Google Patents
車両のパーキングロック解除装置Info
- Publication number
- JPH05288266A JPH05288266A JP11817492A JP11817492A JPH05288266A JP H05288266 A JPH05288266 A JP H05288266A JP 11817492 A JP11817492 A JP 11817492A JP 11817492 A JP11817492 A JP 11817492A JP H05288266 A JPH05288266 A JP H05288266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parking
- release
- brake
- lock
- release lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
- F16H63/3491—Emergency release or engagement of parking locks or brakes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車内の有効スペースを犠牲にすることなく非
常時の油圧制御式パーキング機構のロック解除を可能と
する。 【構成】 通常は油圧で制御されるパーキング機構20
が、手動式の強制解除機構40に連動してロック解除可
能となっている。そしてこの強制解除機構40のパーキ
ング解除レバー48がパーキングブレーキ機構10のブ
レーキ解除レバー18の近くに配置され、バッテリー上
がり等の非常時には前記パーキング解除レバー48を手
動操作するでパーキングロックを強制的に解除できる。
常時の油圧制御式パーキング機構のロック解除を可能と
する。 【構成】 通常は油圧で制御されるパーキング機構20
が、手動式の強制解除機構40に連動してロック解除可
能となっている。そしてこの強制解除機構40のパーキ
ング解除レバー48がパーキングブレーキ機構10のブ
レーキ解除レバー18の近くに配置され、バッテリー上
がり等の非常時には前記パーキング解除レバー48を手
動操作するでパーキングロックを強制的に解除できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のシフトレ
ンジがパーキングレンジに切換え制御されたときに油圧
作動式のパーキング機構により走行駆動系の出力軸がロ
ックされる車両において、このパーキング機構のロック
状態を強制的に解除するためのパーキングロック解除装
置に関する。
ンジがパーキングレンジに切換え制御されたときに油圧
作動式のパーキング機構により走行駆動系の出力軸がロ
ックされる車両において、このパーキング機構のロック
状態を強制的に解除するためのパーキングロック解除装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパーキング機構としては、例え
ば特開昭59−23733号公報に開示されている技術
を挙げることができる。この公報において自動変速機の
シフトレンジを選択する制御弁はステップモーターで切
換え制御されるものの、パーキング機構についてはその
制御の信頼性を高めるために、操作レバーの手動操作で
ロックあるいはその解除が行われるようになっている。
ば特開昭59−23733号公報に開示されている技術
を挙げることができる。この公報において自動変速機の
シフトレンジを選択する制御弁はステップモーターで切
換え制御されるものの、パーキング機構についてはその
制御の信頼性を高めるために、操作レバーの手動操作で
ロックあるいはその解除が行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の技術では、
パーキング機構の制御を常に手動で行うことから運転者
の負担が大きい。またパーキング機構の前記操作レバー
は通常時において頻繁に操作されるものであり、それに
対応するために操作レバーを運転席周りの有効スペース
に配置する必要があり、車内スペースが犠牲になりやす
い。
パーキング機構の制御を常に手動で行うことから運転者
の負担が大きい。またパーキング機構の前記操作レバー
は通常時において頻繁に操作されるものであり、それに
対応するために操作レバーを運転席周りの有効スペース
に配置する必要があり、車内スペースが犠牲になりやす
い。
【0004】本発明の技術的課題は、通常は油圧で制御
されるパーキング機構のロック状態を、バッテリー上が
り等の非常時にはブレーキ解除レバーの近くに配置され
たパーキング解除レバーの手動操作により強制的に解除
し、もって車内の有効スペースを犠牲にすることなく非
常時に対処することである。
されるパーキング機構のロック状態を、バッテリー上が
り等の非常時にはブレーキ解除レバーの近くに配置され
たパーキング解除レバーの手動操作により強制的に解除
し、もって車内の有効スペースを犠牲にすることなく非
常時に対処することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明における車両のパーキングロック解除装置は
次のように構成されている。すなわち自動変速機のシフ
トレンジがパーキングレンジに切換え制御されたときに
油圧式アクチュエータの作動により走行駆動系の出力軸
がロックされ、他のシフトレンジに切換えられることで
ロックが解除されるパーキング機構と、運転者の操作に
よってブレーキ及びその解除が可能なパーキングブレー
キ機構とを備えた車両において、前記パーキング機構が
手動式の強制解除機構に連動してロックの解除動作をす
るように構成されているとともに、この強制解除機構の
パーキング解除レバーが前記パーキングブレーキ機構の
ブレーキ解除レバーの近くに配置されている。
に、本発明における車両のパーキングロック解除装置は
次のように構成されている。すなわち自動変速機のシフ
トレンジがパーキングレンジに切換え制御されたときに
油圧式アクチュエータの作動により走行駆動系の出力軸
がロックされ、他のシフトレンジに切換えられることで
ロックが解除されるパーキング機構と、運転者の操作に
よってブレーキ及びその解除が可能なパーキングブレー
キ機構とを備えた車両において、前記パーキング機構が
手動式の強制解除機構に連動してロックの解除動作をす
るように構成されているとともに、この強制解除機構の
パーキング解除レバーが前記パーキングブレーキ機構の
ブレーキ解除レバーの近くに配置されている。
【0006】
【作用】この構成において通常での前記パーキング機構
は、自動変速機がパーキングレンジあるいは他のレンジ
に切換え制御されることに伴い、前記油圧式アクチュエ
ータの作動によってパーキングロックあるいはロック解
除の制御が行われる。そしてバッテリー上がり等の非常
時には前記強制解除機構のパーキング解除レバーを手動
操作することによりパーキング機構のロックが解除さ
れ、車両の移動が可能となる。
は、自動変速機がパーキングレンジあるいは他のレンジ
に切換え制御されることに伴い、前記油圧式アクチュエ
ータの作動によってパーキングロックあるいはロック解
除の制御が行われる。そしてバッテリー上がり等の非常
時には前記強制解除機構のパーキング解除レバーを手動
操作することによりパーキング機構のロックが解除さ
れ、車両の移動が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。図1にパーキングブレーキ機構10と自動変速
機におけるパーキング機構20の強制解除機構40との
概要が外斜視図で示されている。なお本実施例のパーキ
ングブレーキ機構10は踏込みタイプが使用されてお
り、図1のペダルブラケット11は、図示しない車両の
フロワーパネル及びダッシュパネルなどにわたって取付
けられる。このペダルブラケット11にはパーキングブ
レーキペダル12が踏込み操作可能に組付けられてい
る。なおこのペダル12はその踏込み位置で係止されて
その状態に維持されるようになっている。
明する。図1にパーキングブレーキ機構10と自動変速
機におけるパーキング機構20の強制解除機構40との
概要が外斜視図で示されている。なお本実施例のパーキ
ングブレーキ機構10は踏込みタイプが使用されてお
り、図1のペダルブラケット11は、図示しない車両の
フロワーパネル及びダッシュパネルなどにわたって取付
けられる。このペダルブラケット11にはパーキングブ
レーキペダル12が踏込み操作可能に組付けられてい
る。なおこのペダル12はその踏込み位置で係止されて
その状態に維持されるようになっている。
【0008】前記パーキングブレーキペダル12の作動
端部にはブレーキケーブル14が結合されている。つま
りこのブレーキケーブル14のインナケーブルがペダル
12の踏込みによって引っ張られる。これにより両後輪
のディスク16(図面では片側のみが示されている)に
内蔵されているブレーキシュー(図示しない)が拡張さ
れて周知のようにパーキングブレーキを利かすことがで
きる。そして後で詳しく説明するブレーキ解除レバー1
8の引き操作によりブレーキ解除ケーブル19のインナ
ケーブルが引っ張られると、ペダル12の前記係止が解
除されてペダル12が元の位置に復帰動作するとともに
パーキングブレーキが解除される。
端部にはブレーキケーブル14が結合されている。つま
りこのブレーキケーブル14のインナケーブルがペダル
12の踏込みによって引っ張られる。これにより両後輪
のディスク16(図面では片側のみが示されている)に
内蔵されているブレーキシュー(図示しない)が拡張さ
れて周知のようにパーキングブレーキを利かすことがで
きる。そして後で詳しく説明するブレーキ解除レバー1
8の引き操作によりブレーキ解除ケーブル19のインナ
ケーブルが引っ張られると、ペダル12の前記係止が解
除されてペダル12が元の位置に復帰動作するとともに
パーキングブレーキが解除される。
【0009】図2に自動変速機のパーキング機構20が
示されている。このパーキング機構20のアクチュエー
タ22はいわゆる復動式油圧シリンダによって構成さ
れ、ピストン24を図面の状態に前進させるように油圧
を作用させるフォワードポート26と、ピストン24を
図面の状態から後退させるように油圧を作用させるリタ
ーンポート28とを備えている。またピストン24と一
体的に結合されたロッド30の先端部には、円錐形状の
カム32がこのロッド30の軸線に沿った方向へ一定の
範囲で移動できるように組付けられている。
示されている。このパーキング機構20のアクチュエー
タ22はいわゆる復動式油圧シリンダによって構成さ
れ、ピストン24を図面の状態に前進させるように油圧
を作用させるフォワードポート26と、ピストン24を
図面の状態から後退させるように油圧を作用させるリタ
ーンポート28とを備えている。またピストン24と一
体的に結合されたロッド30の先端部には、円錐形状の
カム32がこのロッド30の軸線に沿った方向へ一定の
範囲で移動できるように組付けられている。
【0010】前記カム32はスプリング34によって常
に前進方向へ押されている。そして前記ピストン24を
前進させた図2の状態においては、カム32の円錐面で
パーキングポール36が図示しないパーキングギヤに噛
合った状態に回動させられ、もって自動変速機の出力軸
(図示しない)がロックされた状態となる。なおこのパ
ーキングロック状態(図2の状態)においては、前記ロ
ッド30の軸上に形成されている凹部に対し、ディテン
トスプリング39の弾力を受けているディテントボール
38が係合し、このパーキングロック状態が維持される
ようになっている。
に前進方向へ押されている。そして前記ピストン24を
前進させた図2の状態においては、カム32の円錐面で
パーキングポール36が図示しないパーキングギヤに噛
合った状態に回動させられ、もって自動変速機の出力軸
(図示しない)がロックされた状態となる。なおこのパ
ーキングロック状態(図2の状態)においては、前記ロ
ッド30の軸上に形成されている凹部に対し、ディテン
トスプリング39の弾力を受けているディテントボール
38が係合し、このパーキングロック状態が維持される
ようになっている。
【0011】前記アクチュエータ22のフォワードポー
ト26及びリターンポート28は、図示されてないパー
キング制御バルブとポート制御バルブとを通じて油圧が
供給されるようになっている。そこで自動変速機のパー
キング(P)レンジが選択された場合は前記フォワード
ポート26に油圧が供給され、Pレンジ以外のレンジが
選択されたときには前記リターンポート28に油圧が供
給されるように、前記の両制御バルブがそれぞれ切換え
制御される。
ト26及びリターンポート28は、図示されてないパー
キング制御バルブとポート制御バルブとを通じて油圧が
供給されるようになっている。そこで自動変速機のパー
キング(P)レンジが選択された場合は前記フォワード
ポート26に油圧が供給され、Pレンジ以外のレンジが
選択されたときには前記リターンポート28に油圧が供
給されるように、前記の両制御バルブがそれぞれ切換え
制御される。
【0012】つぎに前記強制解除機構40について説明
すると、図2に示されているコントロールシャフト41
は前記パーキング機構20のロッド30の軸線と直交す
る軸線上で回転自在に支持されている。このコントロー
ルシャフト41の軸上には、コントロールレバー42が
このシャフトと共に回転するように固定されている。し
かもこのコントロールレバー42に形成されている孔4
2aには、パーキング機構20のロッド30に結合され
た連結部材44の端部を係合させている。したがってコ
ントロールレバー42がコントロールシャフト41と共
に図2の矢印方向へ回転すると、連結部材44を通じて
パーキング機構20のロッド30が強制的に後退させら
れる。
すると、図2に示されているコントロールシャフト41
は前記パーキング機構20のロッド30の軸線と直交す
る軸線上で回転自在に支持されている。このコントロー
ルシャフト41の軸上には、コントロールレバー42が
このシャフトと共に回転するように固定されている。し
かもこのコントロールレバー42に形成されている孔4
2aには、パーキング機構20のロッド30に結合され
た連結部材44の端部を係合させている。したがってコ
ントロールレバー42がコントロールシャフト41と共
に図2の矢印方向へ回転すると、連結部材44を通じて
パーキング機構20のロッド30が強制的に後退させら
れる。
【0013】図1で示されているように、前記コントロ
ールシャフト41には自動変速機のケース50の外部に
おいてアウタレバー46が固定されている。このアウタ
レバー46にはパーキング解除ケーブル49の一端が結
合され、このケーブル49の他端はパーキング解除レバ
ー48に結合されている。このパーキング解除レバー4
8の操作によってパーキング解除ケーブル49のインナ
ケーブルが引っ張られると、前記コントロールシャフト
41を通じてコントロールレバー42が図2の矢印方向
へ回転させられることとなる。
ールシャフト41には自動変速機のケース50の外部に
おいてアウタレバー46が固定されている。このアウタ
レバー46にはパーキング解除ケーブル49の一端が結
合され、このケーブル49の他端はパーキング解除レバ
ー48に結合されている。このパーキング解除レバー4
8の操作によってパーキング解除ケーブル49のインナ
ケーブルが引っ張られると、前記コントロールシャフト
41を通じてコントロールレバー42が図2の矢印方向
へ回転させられることとなる。
【0014】図3(A)に前記ブレーキ解除レバー18
及びパーキング解除レバー48の取付け部が側面図で示
され、図3(B)にその正面図が示されている。これら
の図面においてレバーブラケット17は、運転席前方の
インストルメントパネルのリインホースメントなどに取
付けられるのであり、そのためのボルト孔や位置決め突
起が形成されている。このブラケット17には前記ブレ
ーキ解除レバー18とパーキング解除レバー48とがそ
れぞれ設けられている。つまりこのブラケット17の箇
所においては、前記ブレーキ解除ケーブル19及びパー
キング解除ケーブル49がそれぞれ並列に配置され、か
つそれぞれのアウタケーブル外周がブラケット17の把
持片17aでクランプされている。そして前記ブレーキ
解除レバー18は、前記パーキングブレーキ機構10に
よるブレーキ状態を解除するたびに操作する必要がある
ので運転者側(図3の上側)に配置されている。これに
対しパーキング解除レバー48は非常時においてのみ操
作されるので、ブレーキ解除レバー18の裏側(図3の
下側)に配置されている。
及びパーキング解除レバー48の取付け部が側面図で示
され、図3(B)にその正面図が示されている。これら
の図面においてレバーブラケット17は、運転席前方の
インストルメントパネルのリインホースメントなどに取
付けられるのであり、そのためのボルト孔や位置決め突
起が形成されている。このブラケット17には前記ブレ
ーキ解除レバー18とパーキング解除レバー48とがそ
れぞれ設けられている。つまりこのブラケット17の箇
所においては、前記ブレーキ解除ケーブル19及びパー
キング解除ケーブル49がそれぞれ並列に配置され、か
つそれぞれのアウタケーブル外周がブラケット17の把
持片17aでクランプされている。そして前記ブレーキ
解除レバー18は、前記パーキングブレーキ機構10に
よるブレーキ状態を解除するたびに操作する必要がある
ので運転者側(図3の上側)に配置されている。これに
対しパーキング解除レバー48は非常時においてのみ操
作されるので、ブレーキ解除レバー18の裏側(図3の
下側)に配置されている。
【0015】前記の構成において自動変速機のシフトレ
ンジがPレンジに切換えられると、すでに説明したよう
に前記パーキング機構20におけるアクチュエータ22
のフォワードポート26に油圧が供給される。これによ
り前記ピストン24及びロッド30が図2の状態に前進
し、そのときの前記カム32の円錐面の作用によりパー
キングポール36が図示しないパーキングギヤに噛合っ
た状態に回動させられて自動変速機の出力軸がロックさ
れる。また自動変速機のシフトレンジがPレンジ以外の
レンジに切換えられたときにはアクチュエータ22のリ
ターンポート28に油圧が供給されて前記ピストン2
4、ロッド30及びカム32が図2の状態から後退する
こととなり、自動変速機の出力軸のロックが解除され
る。
ンジがPレンジに切換えられると、すでに説明したよう
に前記パーキング機構20におけるアクチュエータ22
のフォワードポート26に油圧が供給される。これによ
り前記ピストン24及びロッド30が図2の状態に前進
し、そのときの前記カム32の円錐面の作用によりパー
キングポール36が図示しないパーキングギヤに噛合っ
た状態に回動させられて自動変速機の出力軸がロックさ
れる。また自動変速機のシフトレンジがPレンジ以外の
レンジに切換えられたときにはアクチュエータ22のリ
ターンポート28に油圧が供給されて前記ピストン2
4、ロッド30及びカム32が図2の状態から後退する
こととなり、自動変速機の出力軸のロックが解除され
る。
【0016】前記パーキング機構20のパーキングロッ
ク状態においてバッテリー上がり等の原因によりエンジ
ンを始動できなくなった場合、前記アクチュエータ22
の油圧制御によってはパーキングロックを解除できなく
なる。そこでこのような非常時には前記強制解除機構4
0のパーキング解除レバー48を引っ張り操作する。こ
れにより前述したようにパーキング解除ケーブル49の
インナケーブルが引っ張られ、前記コントロールシャフ
ト41及びコントロールレバー42が図2の矢印方向へ
回転させられる。これに連動してパーキング機構20の
ロッド30が図2の位置から強制的に後退させられ、も
ってパーキングロックが解除される。
ク状態においてバッテリー上がり等の原因によりエンジ
ンを始動できなくなった場合、前記アクチュエータ22
の油圧制御によってはパーキングロックを解除できなく
なる。そこでこのような非常時には前記強制解除機構4
0のパーキング解除レバー48を引っ張り操作する。こ
れにより前述したようにパーキング解除ケーブル49の
インナケーブルが引っ張られ、前記コントロールシャフ
ト41及びコントロールレバー42が図2の矢印方向へ
回転させられる。これに連動してパーキング機構20の
ロッド30が図2の位置から強制的に後退させられ、も
ってパーキングロックが解除される。
【0017】
【発明の効果】このように本発明によれば、通常はパー
キング機構が油圧で制御されるため運転者の負担が軽減
され、バッテリー上がり等の非常時にはブレーキ解除レ
バーの近くに配置した強制解除機構のパーキング解除レ
バーを手動操作することによりパーキングロックが解除
され、車内の有効スペースを犠牲にすることなく非常時
に対処できる。
キング機構が油圧で制御されるため運転者の負担が軽減
され、バッテリー上がり等の非常時にはブレーキ解除レ
バーの近くに配置した強制解除機構のパーキング解除レ
バーを手動操作することによりパーキングロックが解除
され、車内の有効スペースを犠牲にすることなく非常時
に対処できる。
【図1】パーキングブレーキ機構とパーキング機構の強
制解除機構との概要を表した外斜視図である。
制解除機構との概要を表した外斜視図である。
【図2】自動変速機のパーキング機構を表した断面図で
ある。
ある。
【図3】ブレーキ解除レバー及びパーキング解除レバー
の取付け構造を表した構成図である。
の取付け構造を表した構成図である。
10 パーキングブレーキ機構 18 ブレーキ解除レバー 20 パーキング機構 22 アクチュエータ 40 強制解除機構 48 パーキング解除レバー
Claims (1)
- 【請求項1】 自動変速機のシフトレンジがパーキング
レンジに切換え制御されたときに油圧式アクチュエータ
の作動により走行駆動系の出力軸がロックされ、他のシ
フトレンジに切換えられることでロックが解除されるパ
ーキング機構と、運転者の操作によってブレーキ及びそ
の解除が可能なパーキングブレーキ機構とを備えた車両
において、 前記パーキング機構が手動式の強制解除機構に連動して
ロックの解除動作をするように構成されているととも
に、この強制解除機構のパーキング解除レバーが前記パ
ーキングブレーキ機構のブレーキ解除レバーの近くに配
置されていることを特徴とした車両のパーキングロック
解除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11817492A JPH05288266A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 車両のパーキングロック解除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11817492A JPH05288266A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 車両のパーキングロック解除装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05288266A true JPH05288266A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14729962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11817492A Pending JPH05288266A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 車両のパーキングロック解除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05288266A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002523280A (ja) * | 1998-08-20 | 2002-07-30 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 自動車の自動変速機のためのパーキングブレーキ |
JP2007303611A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
US7743901B2 (en) | 2006-03-10 | 2010-06-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Parking lock releasing apparatus |
WO2013135635A1 (en) * | 2012-03-12 | 2013-09-19 | Jaguar Land Rover Limited | Park release method and vehicle having park release means |
EP3153392A1 (en) * | 2015-09-29 | 2017-04-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Parking brake mechanism |
JP2018083485A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | トヨタ自動車株式会社 | パーキングロック機構の手動解除装置 |
US11486493B2 (en) | 2020-12-24 | 2022-11-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular parking lock mechanism |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP11817492A patent/JPH05288266A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002523280A (ja) * | 1998-08-20 | 2002-07-30 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 自動車の自動変速機のためのパーキングブレーキ |
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WO2013135635A1 (en) * | 2012-03-12 | 2013-09-19 | Jaguar Land Rover Limited | Park release method and vehicle having park release means |
CN104169617A (zh) * | 2012-03-12 | 2014-11-26 | 捷豹路虎有限公司 | 驻车释放方法及具有驻车释放装置的车辆 |
US9732850B2 (en) | 2012-03-12 | 2017-08-15 | Jaguar Land Rover Limited | Park release method and vehicle having park release means |
EP3153392A1 (en) * | 2015-09-29 | 2017-04-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Parking brake mechanism |
JP2018083485A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | トヨタ自動車株式会社 | パーキングロック機構の手動解除装置 |
US11486493B2 (en) | 2020-12-24 | 2022-11-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular parking lock mechanism |
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