JPS603002Y2 - 自動車用ブレ−キの液圧保持装置 - Google Patents

自動車用ブレ−キの液圧保持装置

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Publication number
JPS603002Y2
JPS603002Y2 JP1980009878U JP987880U JPS603002Y2 JP S603002 Y2 JPS603002 Y2 JP S603002Y2 JP 1980009878 U JP1980009878 U JP 1980009878U JP 987880 U JP987880 U JP 987880U JP S603002 Y2 JPS603002 Y2 JP S603002Y2
Authority
JP
Japan
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clutch pedal
hydraulic pressure
brake
pedal
pressure holding
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980009878U
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English (en)
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JPS56111059U (ja
Inventor
和巳 鶴吉
博光 東谷
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP1980009878U priority Critical patent/JPS603002Y2/ja
Publication of JPS56111059U publication Critical patent/JPS56111059U/ja
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ブレーキの液圧保持装置に関するもの
である。
自動車において、登板路での制動保持及び坂路発進を容
易に行なえるようにするために第1図に示すようにマス
クシリンダ2とホイルシリンダ間の制動用液圧回路に液
圧保持バルブ3を設けたものが用いられている。
この液圧保持バルブは例えば第2図のように本体Aの制
動用液体通路A′内にボールBを遊装した構造となって
おり、該ボールBはクラッチ作動と連動するブツシュロ
ッドDによりクラッチペダルを踏み込んでいない状態即
ちクラッチオンの状態ではボールシートCから離れた図
示の状態となって通路Aは通の状態に保持されている。
例えば登板路にてブレーキペダル1及びクラッチペダル
6を踏み込み制動状態とすると、クラッチ作動と連動す
るレバーEが矢印方向に回動しピンFが後方側Rに変位
しブツシュロッドDも後退するのでボールBは後方側R
に転動しボールシートCに当接する。
この状態からブレーキペダル1を離してもクラッチペダ
ル6を踏んでいればボールBはボールシートCに当接し
て通路A′を閉としているのでホイールシリンダに供給
された液圧はそのまま保持され制動状態を持続すること
ができる。
従ってその状態からアクセルペダル1を踏み込みつつク
ラッチペダル6を徐々に離すことにより、徐々にクラッ
チが入ると共にボールBもブツシュロッドDにより前方
側に押されてホイールシリンダ部の液圧は徐々に解除さ
れ、坂路発進を極めて容易に行なうことができる。
ところが上記のようなブレーキ液圧保持装置(例えば実
公昭52−20813号公報参照)では登板路での制動
時、ブレーキペダルから足を離してもブレーキ液圧は保
持されるが、クラッチペダルは踏み続けていなくてはな
らない。
本考案は上記のような登板路での制動時におけるクラッ
チペダル踏み続けと言うわずられしさを解消することを
目的とするもので、以下第3,4図の実施例につき説明
する。
第3図は本考案の第一の実施例を示すもので、ペダルブ
ラケット等の車体部材8に取付けたブラケット9にロッ
クレバ−10を回動可能に取付け、インストルメントパ
ネル11等に設けたレバー12 ト該ロックレバ−10
をケーブル13により連結し、クラッチペダル6を踏み
込んだ状態で該レバー12を引くことによりロックレバ
−10が回動してクラッチペダル6に係合し、クラッチ
ペダル6から足を離してもクラッチペダル踏み込み状態
を保持し得るよう構成したものである。
ロックレバ−10はスプリング14によりロック解除方
向に回動力が附勢されており、図示実線示のクラッチペ
ダルロック状態からクラッチペダル6を更に踏み込むこ
とによりロックレバ−10はスプリング14にて鎖線示
の如きロック解除位置に戻りロックが解除されるように
なっている。
10aは係止部である。
第4図は本考案の第二の実施例を示すもので、この例で
は前記クラッチペダルのロックを自動的に行なうように
した例を示している。
即ちこの例ではクラッチペダル6にストッパ部6aを形
成すると共に該ストッパ部6aに係合してクラッチペダ
ル6の踏み込み位置でのロックを行なう電磁式ロック機
構15を取付け、該電磁式ロック機構15のコイルへの
通電回路にイグニッションスイッチ16、ニュートラル
スイッチ17、クラッチペダルスイッチ18及びブレー
キスイッチ19を設けたものである。
ニュートラルスイッチ17は変速装置がニュートラル状
態のときオンとなるスイッチ、クラッチペダルスイッチ
1Bはクラッチペダル6を踏み込んだときオンとなるス
イッチ、ブレーキスイッチ19はホイールシリンダにブ
レーキ液圧が供給され制動状態にあるときオンとなるス
イッチである。
以上の構成により、登板路での制動時はイグニッション
スイッチ16、クラッチペダルスイッチ18及びブレー
キスイッチ19はオンとなっていることは当然であり、
又クラッチペダル6から足を離そうとするときは必らず
変速装置をニュートラルに操作するのでニュートラルス
イッチ17もオンとなり、電源20よりロック機構15
のコイル15bに電流が流れ、ロック片15aは突出し
てクラッチペダル6のストッパ部6aに係合し、クラッ
チペダル6より足を離してもその状態を保持する。
発進に当り変速操作を行なうとニュートラルスイッチ1
7がオフとなりコイル15bへの電流は遮断され図示し
ないリターンスプリングによりロック片15aは引込み
ロックは解除されクラッチペダル6はフリーとなる。
ニュートラルスイッチ17、クラッチペダル18、ブレ
ーキスイッチ19等が共に同時にオンとなるようなこと
は通常の走行時ではあり得ないので、通常走行時上記電
磁式ロック機構15がクラッチ作動に悪影響を与えるよ
うなことはない。
以上のように本考案によれば、登板路での制動時、クラ
ッチペダルから足を離してもブレーキ液圧は保持される
ので、従来のクラッチペダル踏み続けと言うわずられし
さは完全に解消され、ドライバーの疲労軽減に寄与する
ところ極めて大なるものである。
尚図示実施例では第1図に示すように液圧保持バルブ3
をマスタシリンダ2より一方のフロントブレーキ4aと
他方のりャブレーキ5bの各ホイールシリンダへのクロ
ス配管系にのみ設け、他方のブレーキ4b及び5aへの
クロス配管系には液圧保持機能を持たせないよう構成し
たものに本考案を適用した例を示しているが、本考案は
全車輪へのブレーキ液圧配管系に液圧保持機能を持たせ
たものにも適用可能であることは言うまでもない。
尚第1図において7はコネクタである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブレーキ配管系統全体図
、第2図は第1図の液圧保持バルブの断面図、第3図は
第1図のクラッチペダルロック装置の一具体例を示す説
明図、第4図イ9口はクラッチペダルロック装置の他の
例を示す説明図及びクラッチペダルストッパ部の正面図
である。 1・・・ブレーキペダル、2・・・マスクシリンダ、3
・・・液圧保持バルブ、4a、4b・・・フロントブレ
ーキ、5a、5b・・・リヤブレーキ、6・・・クラッ
チペダル、10・・・ロックレバ−112・・・レバー
、13・・・ケーブル、14・・・スプリング、15・
・・電磁式ロック機構、16・・・イグニッションスイ
ッチ、17・・・ニュートラルスイッチ、18・・・ク
ラッチペダルスイッチ、19・・・ブレーキスイッチ、
2o・・・電源。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ブレーキ配管系に登板路における制動時クラッチ
    ペダル踏み込み状態ではブレーキペダルを離してもブレ
    ーキに供給された液圧を保持させる液圧保持バルブを設
    けた自動車において、該登板路における制動時クラッチ
    ペダルに係合して該クラッチペダル踏み込み状態を保持
    するクラッチペダルロック装置を設けたことを特徴とす
    る自動車用ブレーキの液圧保持装置。
  2. (2)クラッチペダルロック装置は手動によりロック作
    動するように構成されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の自動車用ブレーキの液圧保
    持装置。
  3. (3) クラッチペダルロック装置は、変速装置がニ
    ュートラルとなっており、クラッチペダルが踏み込み状
    態で且つホイールシリンダ部にブレーキ液圧が供給され
    ているとき自動的にロック作動する自動ロック機構であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の自動車用ブレーキの液圧保持装置。
JP1980009878U 1980-01-30 1980-01-30 自動車用ブレ−キの液圧保持装置 Expired JPS603002Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980009878U JPS603002Y2 (ja) 1980-01-30 1980-01-30 自動車用ブレ−キの液圧保持装置

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JP1980009878U JPS603002Y2 (ja) 1980-01-30 1980-01-30 自動車用ブレ−キの液圧保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56111059U JPS56111059U (ja) 1981-08-27
JPS603002Y2 true JPS603002Y2 (ja) 1985-01-28

Family

ID=29606515

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JP1980009878U Expired JPS603002Y2 (ja) 1980-01-30 1980-01-30 自動車用ブレ−キの液圧保持装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146708A (en) * 1976-05-28 1977-12-06 Alcan Res & Dev Method and apparatus for production of metal aluminium

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146708A (en) * 1976-05-28 1977-12-06 Alcan Res & Dev Method and apparatus for production of metal aluminium

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JPS56111059U (ja) 1981-08-27

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