JP2015506380A - ウイルス感染の治療のためのピペリジノ−ピリミジン誘導体 - Google Patents

ウイルス感染の治療のためのピペリジノ−ピリミジン誘導体 Download PDF

Info

Publication number
JP2015506380A
JP2015506380A JP2014556041A JP2014556041A JP2015506380A JP 2015506380 A JP2015506380 A JP 2015506380A JP 2014556041 A JP2014556041 A JP 2014556041A JP 2014556041 A JP2014556041 A JP 2014556041A JP 2015506380 A JP2015506380 A JP 2015506380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
formula
alkoxy
compound
carboxylic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014556041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6283320B2 (ja
Inventor
ゴワン,ダイビッド クレグ エムシー
ゴワン,ダイビッド クレグ エムシー
ジャン−マリー ベルナルド ラボイソン,ピエール
ジャン−マリー ベルナルド ラボイソン,ピエール
ヒューゴ マリア ヨンカーズ,ティム
ヒューゴ マリア ヨンカーズ,ティム
カムリチ,ムラド ダオウビ
カムリチ,ムラド ダオウビ
Original Assignee
ヤンセン サイエンシズ アイルランド ユーシー
ヤンセン サイエンシズ アイルランド ユーシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=47678822&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2015506380(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ヤンセン サイエンシズ アイルランド ユーシー, ヤンセン サイエンシズ アイルランド ユーシー filed Critical ヤンセン サイエンシズ アイルランド ユーシー
Publication of JP2015506380A publication Critical patent/JP2015506380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6283320B2 publication Critical patent/JP6283320B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • A61K31/505Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim
    • A61K31/519Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim ortho- or peri-condensed with heterocyclic rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

本発明は、ピペリジノ−ピリミジン誘導体、それらの調製のための方法、医薬組成物、およびウイルス感染の治療におけるそれらの使用に関する。【化1】

Description

本発明は、ピペリジノ−ピリミジン誘導体、それらの調製のための方法、医薬組成物、およびウイルス感染の治療におけるそれらの使用に関する。
本発明は、Toll様受容体(TLR)の調節、または活性化作用(agonism)が関与する、ウイルス感染、免疫疾患または炎症性疾患の治療におけるピペリジノ−ピリミジン誘導体の使用に関する。Toll様受容体は、細胞外ロイシンに富んだ領域および保存領域を含む細胞質拡張を特徴とする主要な膜貫通タンパク質である。自然免疫系は、特定のタイプの免疫細胞の細胞表面上で発現されるこれらのTLRを介して病原体関連分子パターンを認識し得る。外来病原体の認識により、サイトカインの産生および食細胞における共刺激分子の上方制御が活性化される。これにより、T細胞挙動が調節される。
ほとんどの哺乳類種は、10〜15種のToll様受容体を有すると推定されている。(TLR1〜TLR13と命名された)13種のTLRが、ヒトおよびマウスでともに認識されており、これらの多くの同等の形態が、他の哺乳類種において見出された。しかしながら、ヒトに見られる特定のTLRに相当するものが、全ての哺乳動物において存在するわけではない。例えば、ヒトにおけるTLR10と類似したタンパク質をコードする遺伝子が、マウスにおいて存在するが、過去のどこかの時点で、レトロウイルスによって損傷されたようである。一方、マウスは、ヒトにおいては示されないTLR11、12、および13を発現する。他の哺乳動物は、ヒトに見られないTLRを発現し得る。他の非哺乳類種は、トラフグに見られるTLR14によって示されるような、哺乳動物と異なるTLRを有し得る。これにより、ヒト先天性免疫のモデルとして実験動物を使用するプロセスが複雑になり得る。
Toll様受容体の詳細な概説については、以下の学術論文、Hoffmann,J.A.,Nature,426,p33−38,2003;Akira,S.,Takeda,K.,and Kaisho,T.,Annual Rev.Immunology,21,p335−376,2003;Ulevitch,R.J.,Nature Reviews:Immunology,4,p512−520,2004を参照されたい。
国際公開第2006/117670号パンフレットにおいてプリン誘導体、国際公開第98/01448号パンフレットおよび国際公開第99/28321号パンフレットにおいてアデニン誘導体、および国際公開第2009/067081号パンフレットにおいてピリミジンなどの、Toll様受容体に対する活性を示す化合物が既に記載されている。
しかしながら、先行技術の化合物と比較して、好ましい選択性、より高い効力、より高い代謝的安定性、および向上した安全性プロフィール(例えば、低下したCVSリスク)を有する新規なToll様受容体モジュレータに対する強い必要性がある。
本発明によれば、式(I)
Figure 2015506380

(式中、
Aが、任意の立体化学配置におけるCH、NCOR、CHRおよびCRからなる群から選択され、
Bが、任意の立体化学配置におけるCH、NCOR、CHRおよびCRからなる群から選択され、
ただし、AがNCORである場合、BはNCORではなく、AおよびBの両方が、CH、CHRまたはCRから選択されるわけではなく、
Xが、任意の立体化学配置におけるCHまたはCHRから選択され、
が、以下のもの:C1〜6アルキル、C3〜7シクロアルキル、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、アミノ、ニトリル、アルコキシ、アルコキシ(C1〜4)アルキル、カルボン酸、カルボン酸エステル、カルバメートまたはスルホンのうちの1つまたは複数で任意に置換されるC1〜8アルキルから選択され、
が、置換または非置換のC1〜6アルキル、C3〜7シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルから選択され、これらのそれぞれが、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、C1〜6アルキル、ジ−(C1〜6)アルキルアミノ、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、C3〜6シクロアルキル、カルボン酸、カルボン酸エステル、カルボン酸アミド、複素環、アリール、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはニトリルから独立して選択される1つまたは複数の置換基で任意に置換され、
が、水素、置換または非置換のC1〜6アルキル、アルコキシ、アルコキシ−(C1〜4)アルキル、C3〜7シクロアルキル、C4〜7複素環、芳香族、二環式複素環、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルから選択され、これらのそれぞれが、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、C1〜6アルキル、ジ−(C1〜6)アルキルアミノ、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、C3〜6シクロアルキル、カルボン酸、カルボン酸エステル、カルボン酸アミド、複素環、アリール、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはニトリルから独立して選択される1つまたは複数の置換基で任意に置換され、
が、置換または非置換のC1〜7アルキル、アルコキシ、アルコキシ−(C1〜4)アルキル、アリールまたはC3〜7シクロアルキルから選択され、これらのそれぞれが、複素環、ニトリル、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロアリールで任意に置換され、
が、芳香族、二環式複素環、アリール、ヘテロアリールから選択され、これらのそれぞれが、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、C1〜6アルキル、ジ−(C1〜6)アルキルアミノ、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、C3〜6シクロアルキル、カルボン酸、カルボン酸エステル、カルボン酸アミド、複素環、アリール、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはニトリルから独立して選択される1つまたは複数の置換基で任意に置換される)
の化合物またはその薬学的に許容できる塩、互変異性体、溶媒和物もしくは多形体が提供される。
第1の実施形態において、本発明は、式(I)(式中、R1がブチルであり、A、B、およびXが上に規定されるとおりである)の化合物を提供する。
さらなる実施形態において、本発明は、式(I)(式中、Rが、ヒドロキシルで置換されるC4〜8アルキルであり、A、B、およびXが上に規定されるとおりである)の化合物に関する。
別の実施形態は、式I(式中、ヒドロキシルで置換されるC4〜8アルキルであるRが、以下のもの
Figure 2015506380

のうちの1つである)の化合物に関する。
さらに、本発明は、式(I)(式中、XがCHであり、A、およびBが上に規定されるとおりである)の化合物も提供する。
別の実施形態において、本発明は、式(I)(式中、XがCHであり、AがCHであり、Bが上に規定されるとおりである)の化合物を提供する。
さらに、本発明は、式(I)(式中、Rが、C1〜3アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、ニトリル、複素環、カルボン酸エステル、またはカルボン酸アミドでさらに置換され得る以下の例:
Figure 2015506380

のうちの1つである)の化合物に関する。
好ましい化合物は、それぞれ以下の化学構造を有する化合物番号3および1である:
Figure 2015506380
本発明に係る他の好ましい化合物は、以下の化学構造を有する化合物である:
Figure 2015506380
式(I)の化合物およびその薬学的に許容できる塩、互変異性体、溶媒和物もしくは多形体は、医薬品として、特に、Toll様受容体(特に、TLR7および/またはTLR8)活性のモジュレータとしての活性を有する。
さらなる態様において、本発明は、1つまたは複数の薬学的に許容できる賦形剤、希釈剤または担体とともに、式(I)の化合物またはその薬学的に許容できる塩、溶媒和物もしくは多形体を含む医薬組成物を提供する。
さらに、本発明に係る式(I)の化合物またはその薬学的に許容できる塩、溶媒和物もしくは多形体、または式(I)の前記化合物またはその薬学的に許容できる塩、溶媒和物もしくは多形体を含む医薬組成物は、薬剤として使用され得る。
本発明の別の態様は、式(I)の化合物またはその薬学的に許容できる塩、溶媒和物もしくは多形体、または式(I)の前記化合物またはその薬学的に許容できる塩、溶媒和物もしくは多形体を含む前記医薬組成物が、TLR7および/またはTLR8の調節が関与する疾患の治療に相応に使用され得ることである。
「アルキル」という用語は、規定数の炭素原子を含有する直鎖状または分枝鎖状飽和脂肪族炭化水素を指す。
「ハロゲン」という用語は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を指す。
「アルケニル」という用語は、少なくとも2つの炭素原子および少なくとも1つの炭素−炭素二重結合からなる上に定義されるアルキルを指す。
「アルキニル」という用語は、少なくとも2つの炭素原子および少なくとも1つの炭素−炭素三重結合からなる上に定義されるアルキルを指す。
「シクロアルキル」という用語は、規定数の炭素原子を含有する炭素環を指す。
「ヘテロアリール」という用語は、N、OおよびSから、特に、NおよびOから選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む、「アリール」という用語について定義される芳香環構造を意味する。
「アリール」という用語は、N、OおよびSから、特に、NおよびOから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を任意に含む芳香環構造を意味する。前記芳香環構造は、4つ、5つ、6つまたは7つの環原子を有し得る。特に、前記芳香環構造は、5つまたは6つの環原子を有し得る。
「二環式複素環」という用語は、2つの縮合芳香環を含む、「アリール」という用語について定義される芳香環構造を意味する。各環は、N、OおよびSから、特に、NおよびOから選択されるヘテロ原子を任意に含む。
「アリールアルキル」という用語は、アルキル基で任意に置換される、「アリール」という用語について定義される芳香環構造を意味する。
「ヘテロアリールアルキル」という用語は、アルキル基で任意に置換される、「ヘテロアリール」という用語について定義される芳香環構造を意味する。
「アルコキシ」という用語は、例えば、メトキシ基またはエトキシ基のような、酸素に単結合されるアルキル(炭素および水素鎖)基を指す。
複素環は、飽和または部分的に飽和した分子を指し、エチルオキシド、テトラヒドロフラン、ジオキサンまたは他の環状エーテルを含む。窒素を含有する複素環としては、例えば、アゼチジン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジンなどが挙げられる。他の複素環としては、例えば、チオモルホリン、ジオキソリニル(dioxolinyl)、および環状スルホンが挙げられる。
ヘテロアリール基は、芳香族性の複素環式基である。これらは、単環式、二環式、または多環式であり、N、OまたはSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子を含有する。ヘテロアリール基は、例えば、イミダゾリル、イソオキサゾリル、フリル、オキサゾリル、ピロリル、ピリドニル(pyridonyl)、ピリジル、ピリダジニル、またはピラジニルであり得る。
式(I)の化合物の薬学的に許容できる塩は、その酸付加塩および塩基塩を含む。好適な酸付加塩は、非毒性塩を形成する酸から形成される。好適な塩基塩は、非毒性塩を形成する塩基から形成される。
本発明の化合物はまた、非溶媒和および溶媒和形態で存在してもよい。「溶媒和物」という用語は、本発明の化合物および1つまたは複数の薬学的に許容できる溶媒分子、例えば、エタノールを含む分子錯体を表すために、本明細書において使用される。
「多形体」という用語は、本発明の化合物が2つ以上の形態または結晶構造で存在する能力を指す。
本発明の化合物は、結晶性または非晶質製品として投与され得る。それらは、沈殿、結晶化、凍結乾燥、噴霧乾燥、または蒸発乾燥などの方法によって、例えば、固体プラグ、粉末、またはフィルムとして得られる。それらは、単独でまたは本発明の1つまたは複数の他の化合物と組み合わせて、または1つまたは複数の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。一般に、それらは、1つまたは複数の薬学的に許容できる賦形剤とともに製剤として投与されるであろう。「賦形剤」という用語は、本発明の化合物以外の任意の成分を表すために、本明細書において使用される。賦形剤の選択は、具体的な投与形態、溶解性および安定性に対する賦形剤の影響、および剤形の性質などの要因に大きく左右される。
本発明の化合物またはその任意のサブグループは、投与のために様々な医薬品形態へと製剤化され得る。適切な組成物として、薬剤を全身投与するのに通常用いられる全ての組成物が挙げられ得る。本発明の医薬組成物を調製するために、活性成分として、任意に付加塩形態の、有効量の特定の化合物が、薬学的に許容できる担体と緊密に混合して組み合わされ、その担体は、投与のために必要な製剤の形態に応じて様々な形態を取り得る。これらの医薬組成物は、例えば、経口、直腸、または経皮投与に好適な単一の剤形であるのが望ましい。例えば、経口剤形の組成物を調製する際、例えば、懸濁剤、シロップ、エリキシル剤、乳剤、および液剤(solution)などの経口液体製剤の場合、水、グリコール、油、アルコールなど;または粉剤、丸薬、カプセル剤、および錠剤の場合、でんぷん、糖、カオリン、希釈剤、潤滑剤、結合剤、崩壊剤などの固体担体などの通常の医薬品媒体のいずれも用いられ得る。投与しやすさのため、錠剤およびカプセル剤が、最も有利な経口投薬単位形態であり、その場合、固体医薬担体が明らかに用いられる。使用の直前に、液体形態に変換され得る固体形態製剤も含まれる。経皮投与に好適な組成物において、担体は、皮膚に大きな有害作用を与えない、少ない割合の任意の性質の好適な添加剤と任意に組み合わされた、浸透促進剤および/または好適な湿潤剤を任意に含む。前記添加剤は、皮膚への投与を容易にすることができ、および/または所望の組成物を調製するのに役立ち得る。これらの組成物は、様々な方法で、例えば、経皮パッチとして、スポットオン剤(spot−on)として、軟膏として投与され得る。本発明の化合物はまた、この方法による投与のための当該技術分野において用いられる方法および製剤によって、吸入または注入(insufflation)によって投与され得る。したがって、一般に、本発明の化合物は、液剤、懸濁剤または乾燥粉末の形態で肺に投与され得る。
投与しやすさおよび投与量の均一性のために、単位剤形で上記の医薬組成物を製剤化するのが特に有利である。本明細書において使用される際の単位剤形は、単一の投薬として好適な物理的に別個の単位を指し、各単位は、所要の医薬担体とともに所望の治療効果を生じるように計算された所定の量の活性成分を含有する。このような単位剤形の例は、錠剤(分割錠またはコーティング錠を含む)、カプセル剤、丸薬、粉末パケット、カシェ剤(wafer)、坐剤、注射用液剤または懸濁剤など、およびそれらの分割された複数のもの(segregated multiple)である。
感染症の治療の当業者は、以下に示される試験結果から有効量を決定することができるであろう。一般に、有効な一日当たりの量は、0.01mg/kg〜50mg/kg体重、より好ましくは0.1mg/kg〜10mg/kg体重であろうと考えられる。1日を通して適切な間隔で、2回、3回、4回またはそれ以上の分割用量(sub−dose)として必要な用量を投与するのが適切なことがある。前記分割用量は、例えば、単位剤形当たり1〜1000mg、特に、5〜200mgの活性成分を含有する単位剤形として製剤化され得る。
正確な投薬量および投与の頻度は、当業者に周知のように、使用される式(I)の特定の化合物、治療される特定の病態、治療される病態の重症度、特定の患者の年齢、体重および全身的な身体状態ならびに個体が摂取している可能性のある他の薬剤に応じて決まる。さらに、有効量が、治療される被験体の応答に応じて、および/または本発明の化合物を処方する医師の評価に応じて、減少または増加され得ることが明らかである。したがって、上記の有効量の範囲は、指針に過ぎず、本発明の範囲または使用を、いかなる程度であれ限定することは意図されていない。
一般的な合成方法
スキーム1
Figure 2015506380

式(I)(式中、BがNCORである)の化合物を、スキーム1にしたがって調製した。IIIの調製において、炭酸グアニジンが、エタノールなどのアルコール溶媒中で、塩基(例えばナトリウムエトキシド)とともにまたはそれを伴わずに使用され得ることが分かった。クロロピリミドIVを得るためのヒドロキシピリミジン環(III)の塩素化は、1つの溶媒としてのPOClなどの塩素化剤を用いて、他の溶媒(すなわちジクロロメタン)とともに、または塩基、例えばN,N−ジメチルアニリンと組み合わせてのいずれかで行われ得る。中間体Vを得るための塩素の置換は、塩基(例えばDIPEA)とともにまたはそれを伴わずに、過剰のアミン(NH−R)を用いて、極性溶媒(例えば、アセトニトリルまたはDMF)中で、高温で行われ得る。中間体VIを得るためのVのBoc保護は、ジクロロメタンまたはTHFなどの非極性溶媒中で、触媒N,N−ジメチルアミノピリジン(DMAP)を用いて行われ得る。N−ベンジル(Bn)基の除去は、接触水素化を介して行われ得る。式Iのアミド生成物の形成は、VIIを、過剰の塩基(例えばトリエチルアミン)と組み合わせて酸塩化物と;カップリング剤(例えばHBTU)および塩基(例えばトリエチルアミン)と組み合わせてカルボン酸と反応させることによって行われ得る。
式Iの化合物の調製
スキーム2.
Figure 2015506380
Bの調製
Figure 2015506380

エタノール(170mL)中のA(19.5g、68.7mmol)および炭酸グアニジン(19.5g、41.23mmol)の懸濁液を、120℃で16時間加熱した。溶媒を減圧下で除去し、アセトニトリル中で再構成し(reconstitute)、ここで、粗生成物が沈殿し、それをろ過によって単離した。固体を、さらに精製せずに、次の工程にそのまま使用した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d)δ ppm 2.35〜2.46(m,2H)、2.57〜2.65(m,2H)、3.04(s,2H)、3.60(s,2H)、6.28(br.s.,2H)、7.27(dt,J=8.7、4.5Hz、1H)、7.31〜7.36(m,4H)、10.74(br.s.,1H)
MS m/z:257[M+H
Cの調製
Figure 2015506380

オキシ塩化ホスホリル(POCl)(90mL)中のB(8.2g、32mmol)の溶液を、100℃で16時間加熱した。冷ました後、溶媒を減圧下で除去し、残渣を、酢酸エチル(150mL)に溶解させ、飽和NaHCO水溶液(3×100mL)で洗浄した。有機層を組み合わせて、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、固体をろ過によって除去し、ろ液の溶媒を減圧下で除去した。固体を、さらに精製せずに、次の工程に使用した。
MS m/z:275[M+H
Dの調製
Figure 2015506380

ジオキサン(25mL)およびn−ブチルアミン(1.5mL、15.2mmol)中のC(2.78g、10.12mmol)の溶液を、120℃で16時間加熱した。室温に冷ました後、溶媒を減圧下で除去し、ジクロロメタンからジクロロメタン中5%のメタノールの勾配を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、粗生成物を精製した。
H NMR(300MHz、クロロホルム−d)δ ppm 0.90〜1.01(m,3H)、1.28〜1.46(m,2H)、1.49〜1.64(m,2H)、2.70〜2.81(m,4H)、3.21(s,2H)、3.44(td,J=7.1、5.7Hz、2H)、3.74(s,2H)、4.47(br.s.,1H)、5.21〜5.46(m,2H)、7.30〜7.40(m,5H)
MS m/z:312[M+H
Eの調製
Figure 2015506380

THF(60mL)中のD(3g、9.63mmol)、二炭酸ジ−tert−ブチル(12.6g、57.8mmol)および4−N,N−ジメチルアミノピリジン(0.118g、0.1mmol)の溶液を、4時間にわたって80℃まで加熱した。反応物を室温に冷まし、溶媒を減圧下で除去した。ヘプタンから酢酸エチルの勾配を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、粗生成物を精製した。
MS m/z:612[M+H
Fの調製
Figure 2015506380

E(0.711g、1.16mmol)エタノール(6mL)の溶液に、0.2w/w当量のPd/C(10%、湿潤)(71mg)を加えた。フラスコを密閉し;大気を真空によって除去した。フラスコに、水素ガスで満たしたバルーンを取り付けた。混合物を、室温で16時間撹拌する。混合物を充填セライト上でろ過し、ろ液の溶媒を減圧下で除去した。ジクロロメタンからジクロロメタン中5%のメタノールの勾配を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、粗生成物を精製した。
H NMR(300MHz、クロロホルム−d)δ ppm 0.90(t,J=7.4Hz、3H)、1.19〜1.36(m,2H)、1.41〜1.50(m,27H)、1.51〜1.58(m,2H)、1.64(s,2H)、2.91〜3.02(m,2H)、3.26(t,J=6.1Hz、2H)、3.71〜3.82(m,2H)、3.86(s,1H)
MS m/z:523[M+H
化合物1の調製
Figure 2015506380

ジクロロメタン(2mL)中の、F(100mg、0.191mmol)と、DMAP(2mg、0.0.19mmol)と、EtN(0.081mL、0.576mmol)との混合物に、0℃でシクロブタンカルボニルクロリド(25mg、0.21mmol)を加えた。混合物を室温に達するまで放置し、16時間撹拌した。HCl(1N、1mL)を加え、反応物をさらに30分間撹拌し、次に、NaHCO(飽和水溶液、10mL)を加えた。混合物を、酢酸エチル(3×10mL)で抽出し、組み合わされた有機層をMgSO上で乾燥させ、固体をろ過によって除去し、ろ液の溶媒を減圧下で除去した。ヘプタンから酢酸エチルの勾配を用いたシリカカラムクロマトグラフィーによって、粗生成物を精製した。最良の画分を合わせ、溶媒を、減圧下で除去したところ、化合物1が得られた。
MS m/z:304[M+H
実施例
式(I)(式中、AがNCORである)の化合物を、スキーム3にしたがって調製した。
スキーム3.
Figure 2015506380
Hの調製
Figure 2015506380

エタノール(5mL)中のG(0.5g、1.76mmol)および炭酸グアニジン(190mg、1.06mmol)の懸濁液を、16時間にわたって加熱還流させた。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物がアセトニトリル中に沈殿し、それをろ過によって単離した。固体を、さらに精製せずに、次の工程にそのまま使用した。
MS m/z:257[M+H
Iの調製
Figure 2015506380

オキシ塩化ホスホリル(POCl)(65mL)中のH(6g、23.4mmol)の溶液を、100℃で3時間加熱した。冷ました後、溶媒を減圧下で除去し、残渣を、酢酸エチル(150mL)に溶解させ、飽和NaHCO水溶液(3×100mL)で洗浄した。有機層を組み合わせて、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、固体をろ過によって除去し、ろ液の溶媒を減圧下で除去した。5%のメタノール中のジクロロメタンの勾配を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、粗固体を精製した。
MS m/z:275[M+H
Jの調製
Figure 2015506380

DMA(25mL)およびn−ブチルアミン(1.5mL、15.2mmol)中のI(2.78g、10.12mmol)の溶液を、120℃で16時間加熱した。室温に冷ました後、溶媒を減圧下で除去し、ジクロロメタンからジクロロメタン中3%のメタノールの勾配を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、粗生成物を精製した。
H NMR(300MHz、クロロホルム−d)δ ppm 0.76〜0.87(m,3H)、1.16〜1.35(m,2H)、1.38〜1.71(m,2H)、2.00(quin,J=6.9Hz、2H)、2.64(td,J=7.4、2.4Hz、2H)、3.46(dd,J=11.4、2.6Hz、1H)、3.52(dd,J=5.1、2.2Hz、1H)、3.72(s,2H)、3.84(td,J=6.3、1.8Hz、1H)、4.06(d,J=2.7Hz、1H)、4.48(br.s.,2H)、4.89(d,J=8.7Hz、1H)、6.72〜6.80(m,2H)、7.02(d,J=8.7Hz、2H)、7.25(s,1H)
MS m/z:312[M+H
Kの調製
Figure 2015506380

THF(50mL)中のJ(3g、9.63mmol)、二炭酸ジ−tert−ブチル(12.6g、57.8mmol)および4−N,N−ジメチルアミノピリジン(0.118g、0.1mmol)の溶液を、4時間にわたって80℃まで加熱した。反応物を室温に冷まし、溶媒を減圧下で除去した。ヘプタンから酢酸エチルの勾配を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、粗生成物を精製した。
MS m/z:612[M+H
Lの調製
Figure 2015506380

K(0.711g.1.16mmol)エタノール(6mL)の溶液に、0.2w/w当量のPd/C(10%、湿潤)(0.071g)を加え、水素(バルーン)の雰囲気下で16時間撹拌した。混合物を充填セライト上でろ過し、ろ液の溶媒を減圧下で除去した。ヘプタンから酢酸エチルの勾配を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、粗生成物を精製した。
MS m/z:523[M+H
化合物2の調製
Figure 2015506380

L(100mg、0.191mmol)の溶液に、ジクロロメタン(3mL)中のEtN(58mg、0.58mmol)塩化ベンゾイル(30mg、0.211mmol)、およびDMAP(2mg、0.019mmol)を加え、次に、室温で16時間撹拌した。これに、NaHCO(飽和水溶液、10mL)を加え、混合物を、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。有機層を組み合わせて、MgSO上で乾燥させ、固体をろ過によって除去し、ろ液の溶媒を減圧下で除去した。ジクロロメタンからジクロロメタン中5%のメタノールの勾配を用いたシリカカラムクロマトグラフィーによって、粗生成物を精製した。精製されたboc保護された生成物を、イソプロパノール中のHClの添加によって脱保護した。
化合物3の調製
Figure 2015506380

DMF(3mL)中のL(90mg、0.173mmol)の溶液に、DIPEA(33mg、0.26mmol)、HBTU(72mg、0.19mmol)および1−メチル−2−ピロールカルボン酸(23mg、0.18mmol)を加え、室温で16時間撹拌した。これに、NaHCO(飽和水溶液、10mL)を加え、混合物を、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。有機層を組み合わせて、乾燥させ(MgSO)、固体をろ過によって除去し、ろ液の溶媒を減圧下で除去した。ジクロロメタンからジクロロメタン中3%のメタノールの勾配を用いたシリカカラムクロマトグラフィーによって、粗生成物を精製した。精製されたboc保護された生成物を、イソプロパノール中のHClの添加によって脱保護した。
化合物4の調製
Figure 2015506380

ジクロロメタン(2mL)中のL(110mg、0.2mmol)の撹拌溶液に、トリエチルアミン(60mg、0.6mmol)、DMAP(6mg、0.05mmol)およびシクロプロパンカルボニルクロリド(24mg、0.23mmol)を加え、混合物を室温で16時間撹拌した。これに、NaHCO(飽和水溶液、50mL)を加え、混合物を、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。有機層を組み合わせて、乾燥させ(MgSO)、固体をろ過によって除去し、ろ液の溶媒を減圧下で除去した。ヘプタンから酢酸エチルの勾配を用いたシリカカラムクロマトグラフィーによって、粗生成物を精製した。精製されたboc保護された生成物を、イソプロパノール中のHClの添加によって脱保護した。
表1:式(I)の化合物
生成物を、上述した方法のうちの1つによって調製した。表I Aは、A=NCORである化合物を表し、表I Bは、B=NCORである化合物を表し、表I Cは、それぞれ両方の位置異性体化合物を含む。
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
分析方法
全ての化合物を、LC−MSによって特性評価した。以下のLC−MS方法を使用した:
全ての分析を、デガッサを備えたバイナリポンプ、オートサンプラ、サーモスタットカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出器からなるAgilent 1100シリーズの液体クロマトグラフィー(LC)システムに連結されたAgilent 1100シリーズのLC/MSD四重極を用いて行った。質量分析計(MS)を、正イオンモードでの大気圧エレクトロスプレーイオン化(API−ES)源を用いて操作した。キャピラリ電圧を3000Vに設定し、フラグメンタ電圧を70Vに設定し、四重極温度を100℃に維持した。乾燥ガス流量および温度値はそれぞれ、12.0L/分および350℃であった。35psigの圧力で、窒素を噴霧器ガスとして使用した。データ収集を、Agilent Chemstationソフトウェアを用いて行った。
2.6mL/分の流量で、35℃でYMC pack ODS−AQ C18カラム(50mmの長さ×4.6mmの内径;3μmの粒子)において分析を行った。勾配溶離を、95%(水+0.1%のギ酸)/5%のアセトニトリルから5%(水+0.1%のギ酸)/95%のアセトニトリルへと4.80分間で行い、次に、最終的な移動相組成物を、さらに1.00分間保持した。標準的な注入量は2μLであった。収集範囲を、UV−PDA検出器では190〜400nmおよびMS検出器では100〜1400m/zに設定した。
300MHzのUltrashield磁石を備えたBRUKER Avance III Spectrometerを用いて行われるNMR分析。
生物学的アッセイの説明
TLR7およびTLR8活性の評価
化合物がヒトTLR7および/またはTLR8を活性化する能力を、TLR7またはTLR8発現ベクターおよびNFκB−lucレポーター構築物で一過的にトランスフェクトされたHEK293細胞を用いた細胞レポーターアッセイで評価した。一例として、TLR発現構築物は、それぞれの野生型配列またはTLRの2番目のロイシンリッチリピートの欠失を含む変異配列を発現する。このような変異TLRタンパク質は、アゴニスト活性化の影響をより受けやすいことが既に示されている(米国特許第7498409号明細書)。
簡潔に述べると、HEK293細胞を、培養培地(10%のFCSおよび2mMのグルタミンが補充されたDMEM)中で成長させた。10cmの皿における細胞のトランスフェクションのために、細胞をトリプシン−EDTAで剥がし、CMV−TLR7またはTLR8プラスミド(750ng)と、NFκB−lucプラスミド(375ng)と、トランスフェクション試薬との混合物でトランスフェクトし、加湿した5%のCO2雰囲気中37℃で、一晩インキュベートした。次に、トランスフェクトされた細胞をトリプシン−EDTAで剥がし、PBS中で洗浄し、1.67×10個の細胞/mLの密度で培地に再懸濁させた。次に、30マイクロリットルの細胞を、4%のDMSO中の10μLの化合物が既に存在する、384ウェルプレートにおける各ウェル中に計量分配した。37℃、5%のCO2で6時間のインキュベーションの後、15μlのSteady Lite Plus基質(Perkin Elmer)を各ウェルに加えることによって、ルシフェラーゼ活性を測定し、ViewLux ultraHTSマイクロプレートイメージャー(Perkin Elmer)において読み取りを行った。4通りに行った測定から用量反応曲線を作成した。アッセイの標準偏差より少なくとも2倍高い効果を誘発する濃度として定義される最低有効濃度(LEC)値を、各化合物について求めた。
384ウェルプレートにおいて、CMV−TLR7構築物のみ(1.67×10個の細胞/mL)でトランスフェクトされた、ウェル当たり30μLの細胞とともに同様の希釈系列の化合物を用いて、化合物の毒性を、並行して決定した。ウェル当たり15μLのATP lite(Perkin Elmer)を加え、ViewLux ultraHTSマイクロプレートイメージャー(Perkin Elmer)において読み取ることによって、37℃、5%のCO2で6時間のインキュベーションの後の細胞生存率を測定した。データをCC50として報告した。
式(I)の化合物の生物学的活性。全ての化合物は、上述したHEK 293 TOXアッセイにおいて、24uMを超えるCC50を示した。
表2.式(I)の化合物の生物学的活性
表II Aは、A=NCORである化合物を表す一方、表II Bは、B=NCORである化合物を表し、表II Cは、それぞれ両方の位置異性体化合物を含む。
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380
Figure 2015506380

Claims (10)

  1. 式(I)
    Figure 2015506380

    (式中、
    Aが、任意の立体化学配置におけるCH、NCOR、CHRおよびCRからなる群から選択され、
    Bが、任意の立体化学配置におけるCH、NCOR、CHRおよびCRからなる群から選択され、
    ただし、AがNCORである場合、BはNCORではなく、AおよびBの両方が、CH、CHRまたはCRから選択されるわけではなく、
    Xが、任意の立体化学配置におけるCHまたはCHRから選択され、
    が、以下のもの:C1〜6アルキル、C3〜7シクロアルキル、ヒドロキシル、ヒドロキシアルキル、アミノ、ニトリル、アルコキシ、アルコキシ−(C1〜4)アルキル、カルボン酸、カルボン酸エステル、カルバメートまたはスルホンのうちの1つまたは複数で任意に置換されるC1〜8アルキルから選択され、
    が、置換または非置換のC1〜6アルキル、C3〜7シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルから選択され、これらのそれぞれが、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、C1〜6アルキル、ジ−(C1〜6)アルキルアミノ、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、C3〜6シクロアルキル、カルボン酸、カルボン酸エステル、カルボン酸アミド、複素環、アリール、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはニトリルから独立して選択される1つまたは複数の置換基で任意に置換され、
    が、水素、置換または非置換のC1〜6アルキル、アルコキシ、アルコキシ−(C1〜4)アルキル、C3〜7シクロアルキル、C4〜7複素環、芳香族、二環式複素環、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルから選択され、これらのそれぞれが、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、C1〜6アルキル、ジ−(C1〜6)アルキルアミノ、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、C3〜6シクロアルキル、カルボン酸、カルボン酸エステル、カルボン酸アミド、複素環、アリール、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはニトリルから独立して選択される1つまたは複数の置換基で任意に置換され、
    が、置換または非置換のC1〜7アルキル、アルコキシ、アルコキシ−(C1〜4)アルキル、アリールまたはC3〜7シクロアルキルから選択され、これらのそれぞれが、複素環、ニトリル、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロアリールで任意に置換され、
    が、芳香族、二環式複素環、アリール、ヘテロアリールから選択され、これらのそれぞれが、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、C1〜6アルキル、ジ−(C1〜6)アルキルアミノ、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、C3〜6シクロアルキル、カルボン酸、カルボン酸エステル、カルボン酸アミド、複素環、アリール、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはニトリルから独立して選択される1つまたは複数の置換基で任意に置換される)
    の化合物またはその薬学的に許容できる塩、互変異性体、溶媒和物もしくは多形体。
  2. がブチルであり、A、B、およびXが上に規定されるとおりである、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  3. が、ヒドロキシルで置換されるC4〜8アルキルであり、A、B、およびXが上に規定されるとおりである、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  4. ヒドロキシルで置換されるC4〜8アルキルであるRが、以下のもの
    Figure 2015506380

    のうちの1つである、請求項3に記載の式(I)の化合物。
  5. XがCHであり、AおよびBが上に規定されるとおりである、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  6. XがCHであり、AがCHであり、Bが上に規定されるとおりである、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  7. が、C1〜3アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、ニトリル、複素環、カルボン酸エステル、またはカルボン酸アミドでさらに置換され得る以下の例:
    Figure 2015506380

    のうちの1つである、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  8. 1つまたは複数の薬学的に許容できる賦形剤、希釈剤または担体とともに、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容できる塩、互変異性体、溶媒和物もしくは多形体を含む医薬組成物。
  9. 薬剤として使用するための、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容できる塩、互変異性体、溶媒和物もしくは多形体、または請求項8に記載の医薬組成物。
  10. TLR7および/またはTLR8の調節が関与する疾患の治療に使用するための、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容できる塩、互変異性体、溶媒和物もしくは多形体、または請求項8に記載の医薬組成物。
JP2014556041A 2012-02-08 2013-02-07 ウイルス感染の治療のためのピペリジノ−ピリミジン誘導体 Active JP6283320B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP12154474.6 2012-02-08
EP12154474 2012-02-08
PCT/EP2013/052372 WO2013117615A1 (en) 2012-02-08 2013-02-07 Piperidino-pyrimidine derivatives for the treatment of viral infections

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015506380A true JP2015506380A (ja) 2015-03-02
JP6283320B2 JP6283320B2 (ja) 2018-02-21

Family

ID=47678822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014556041A Active JP6283320B2 (ja) 2012-02-08 2013-02-07 ウイルス感染の治療のためのピペリジノ−ピリミジン誘導体

Country Status (23)

Country Link
US (2) US9133192B2 (ja)
EP (1) EP2812331B1 (ja)
JP (1) JP6283320B2 (ja)
KR (1) KR102064807B1 (ja)
CN (1) CN104245695B (ja)
AU (1) AU2013218072B2 (ja)
BR (1) BR112014019699B1 (ja)
CA (1) CA2862823C (ja)
CL (1) CL2014002093A1 (ja)
DK (1) DK2812331T3 (ja)
EA (2) EA039373B1 (ja)
ES (1) ES2716811T3 (ja)
HK (1) HK1201254A1 (ja)
IL (1) IL233499B (ja)
IN (1) IN2014MN01736A (ja)
MX (1) MX357296B (ja)
MY (1) MY169159A (ja)
NZ (1) NZ627036A (ja)
PH (1) PH12014501738B1 (ja)
SG (1) SG11201404743TA (ja)
UA (1) UA112668C2 (ja)
WO (1) WO2013117615A1 (ja)
ZA (1) ZA201405820B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019524662A (ja) * 2016-07-01 2019-09-05 ヤンセン・サイエンシズ・アイルランド・アンリミテッド・カンパニー ウイルス感染治療用のジヒドロピラノピリミジン
JP2019531280A (ja) * 2016-09-09 2019-10-31 ノバルティス アーゲー エンドソームToll様受容体の阻害剤としての化合物および組成物

Families Citing this family (132)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RS57758B1 (sr) 2011-04-08 2018-12-31 Janssen Sciences Ireland Uc Pirimidinski derivati za tretman viralnih infekcija
IN2014MN00862A (ja) 2011-11-09 2015-04-17 Janssen R & D Ireland
EA039373B1 (ru) 2012-02-08 2022-01-19 Янссен Сайенсиз Айрлэнд Юси Производные пиперидино-пиримидина для лечения вирусных инфекций
LT2872515T (lt) 2012-07-13 2016-10-10 Janssen Sciences Ireland Uc Makrocikliniai purinai, skirti virusinių infekcijų gydymui
NZ705589A (en) 2012-10-10 2019-05-31 Janssen Sciences Ireland Uc Pyrrolo[3,2-d]pyrimidine derivatives for the treatment of viral infections and other diseases
US9663474B2 (en) 2012-11-16 2017-05-30 Janssen Sciences Ireland Uc Heterocyclic substituted 2-amino quinazoline derivatives for the treatment of viral infections
US9598378B2 (en) 2013-02-21 2017-03-21 Janssen Sciences Ireland Uc 2-aminopyrimidine derivatives for the treatment of viral infections
AU2014242954B2 (en) 2013-03-29 2018-03-15 Janssen Sciences Ireland Uc Macrocyclic deaza-purinones for the treatment of viral infections
CN105377833B (zh) 2013-05-24 2018-11-06 爱尔兰詹森科学公司 用于治疗病毒感染和另外的疾病的吡啶酮衍生物
MX361527B (es) 2013-06-27 2018-12-07 Janssen Sciences Ireland Uc Derivados de pirrolo[3,2-d]pirimidina para el tratamiento de infecciones víricas y otras enfermedades.
JP6401788B2 (ja) 2013-07-30 2018-10-10 ヤンセン・サイエンシズ・アイルランド・ユーシー ウイルス感染治療用チエノ[3,2−d]ピリミジン誘導体
CA2978188C (en) 2015-03-04 2020-05-12 Gilead Sciences, Inc. Toll-like receptor modulating 4,6-diamino-pyrido[3,2-d]pyrimidine compounds
MA42684A (fr) 2015-08-26 2018-07-04 Gilead Sciences Inc Modulateurs deutérés du récepteur toll
EP3349757A1 (en) 2015-09-15 2018-07-25 Gilead Sciences, Inc. Modulators of toll-like recptors for the treatment of hiv
UA125819C2 (uk) 2015-12-15 2022-06-15 Гіліад Сайєнсіз, Інк. ВИДІЛЕНЕ МОНОКЛОНАЛЬНЕ АНТИТІЛО, ЩО ЗВ'ЯЗУЄТЬСЯ З gp120 ВІРУСУ ІМУНОДЕФІЦИТУ ЛЮДИНИ
BR102017010009A2 (pt) 2016-05-27 2017-12-12 Gilead Sciences, Inc. Compounds for the treatment of hepatitis b virus infection
MX2018014377A (es) 2016-05-27 2019-03-14 Gilead Sciences Inc Metodos para tratar infecciones por virus de hepatitis b usando inhibidores de proteina no estructural 5a (ns5a), proteina no estructural 5b (ns5b) o proteina no estructural 3 (ns3).
JOP20190024A1 (ar) 2016-08-26 2019-02-19 Gilead Sciences Inc مركبات بيروليزين بها استبدال واستخداماتها
WO2018045144A1 (en) 2016-09-02 2018-03-08 Gilead Sciences, Inc. Toll like receptor modulator compounds
US10640499B2 (en) 2016-09-02 2020-05-05 Gilead Sciences, Inc. Toll like receptor modulator compounds
EA038646B1 (ru) 2016-09-29 2021-09-28 Янссен Сайенсиз Айрлэнд Анлимитед Компани Пиримидиновые пролекарства для лечения вирусных инфекций и других заболеваний
CR20190181A (es) 2016-10-14 2019-08-21 Prec Biosciences Inc Meganucleasas diseñadas específicamente para el reconocimiento de secuencias en el genoma del virus de la hepatitis b.
TWI784370B (zh) 2017-01-31 2022-11-21 美商基利科學股份有限公司 替諾福韋埃拉酚胺(tenofovir alafenamide)之晶型
JOP20180008A1 (ar) 2017-02-02 2019-01-30 Gilead Sciences Inc مركبات لعلاج إصابة بعدوى فيروس الالتهاب الكبدي b
JOP20180040A1 (ar) 2017-04-20 2019-01-30 Gilead Sciences Inc مثبطات pd-1/pd-l1
TW202024061A (zh) 2017-08-17 2020-07-01 美商基利科學股份有限公司 Hiv蛋白質膜抑制劑之固體形式
AR112412A1 (es) 2017-08-17 2019-10-23 Gilead Sciences Inc Formas de sal de colina de un inhibidor de la cápside del vih
US11229638B2 (en) 2017-08-22 2022-01-25 Gilead Sciences, Inc. Therapeutic heterocyclic compounds
TW201915000A (zh) * 2017-09-22 2019-04-16 大陸商江蘇恆瑞醫藥股份有限公司 稠合雜芳基衍生物、其製備方法及其在醫藥上的應用
WO2019084060A1 (en) 2017-10-24 2019-05-02 Silverback Therapeutics, Inc. CONJUGATES AND METHODS OF USE FOR THE SELECTIVE DELIVERY OF IMMUNOMODULATORY AGENTS
CA3084667A1 (en) 2017-12-15 2019-06-20 Silverback Therapeutics, Inc. Antibody construct-drug conjugate for the treatment of hepatitis
CN111511754B (zh) 2017-12-20 2023-09-12 捷克共和国有机化学与生物化学研究所 活化sting转接蛋白的具有膦酸酯键的2’3’环状二核苷酸
AU2018392213B2 (en) 2017-12-20 2021-03-04 Institute Of Organic Chemistry And Biochemistry Ascr, V.V.I. 3'3' cyclic dinucleotides with phosphonate bond activating the STING adaptor protein
AU2019222644B2 (en) 2018-02-13 2021-04-01 Gilead Sciences, Inc. PD-1/PD-L1 inhibitors
AU2019221568B2 (en) 2018-02-15 2021-04-22 Gilead Sciences, Inc. Pyridine derivatives and their use for treating HIV infection
EP3752496B1 (en) 2018-02-16 2023-07-05 Gilead Sciences, Inc. Methods and intermediates for preparing a therapeutic compound useful in the treatment of retroviridae viral infection
KR102526964B1 (ko) 2018-02-26 2023-04-28 길리애드 사이언시즈, 인코포레이티드 Hbv 복제 억제제로서의 치환된 피롤리진 화합물
TWI772370B (zh) * 2018-02-26 2022-08-01 瑞士商諾華公司 作為胞內體類鐸(toll-like)受體抑制劑之化合物及組合物
TW201945003A (zh) 2018-03-01 2019-12-01 愛爾蘭商健生科學愛爾蘭無限公司 2,4-二胺基喹唑啉衍生物及其醫學用途
EP3774883A1 (en) 2018-04-05 2021-02-17 Gilead Sciences, Inc. Antibodies and fragments thereof that bind hepatitis b virus protein x
TWI818007B (zh) 2018-04-06 2023-10-11 捷克科學院有機化學與生物化學研究所 2'3'-環二核苷酸
TW202005654A (zh) 2018-04-06 2020-02-01 捷克科學院有機化學與生物化學研究所 2,2,─環二核苷酸
TWI833744B (zh) 2018-04-06 2024-03-01 捷克科學院有機化學與生物化學研究所 3'3'-環二核苷酸
US11142750B2 (en) 2018-04-12 2021-10-12 Precision Biosciences, Inc. Optimized engineered meganucleases having specificity for a recognition sequence in the Hepatitis B virus genome
CN112041311B (zh) 2018-04-19 2023-10-03 吉利德科学公司 Pd-1/pd-l1抑制剂
WO2019211799A1 (en) 2018-05-03 2019-11-07 Institute Of Organic Chemistry And Biochemistry Ascr, V.V.I. 2'3'-cyclic dinucleotide analogue comprising a cyclopentanyl modified nucleotide
MX2020012259A (es) 2018-05-18 2021-01-29 Novartis Ag Formas cristalinas de un inhibidor de tlr7/tlr8.
SG11202012043RA (en) 2018-07-03 2021-01-28 Gilead Sciences Inc Antibodies that target hiv gp120 and methods of use
WO2020010200A1 (en) 2018-07-06 2020-01-09 Gilead Sciences, Inc. Therapeutic heterocyclic compounds
CN112384283B (zh) 2018-07-06 2023-08-15 吉利德科学公司 治疗性的杂环化合物
EP4234030A3 (en) 2018-07-13 2023-10-18 Gilead Sciences, Inc. Pd-1/pd-l1 inhibitors
KR20210033492A (ko) 2018-07-16 2021-03-26 길리애드 사이언시즈, 인코포레이티드 Hiv의 치료를 위한 캡시드 억제제
WO2020028097A1 (en) 2018-08-01 2020-02-06 Gilead Sciences, Inc. Solid forms of (r)-11-(methoxymethyl)-12-(3-methoxypropoxy)-3,3-dimethyl-8-0x0-2,3,8,13b-tetrahydro-1h-pyrido[2,1-a]pyrrolo[1,2-c] phthalazine-7-c arboxylic acid
CA3111784A1 (en) 2018-09-12 2020-03-19 Silverback Therapeutics, Inc. Methods and compositions for the treatment of disease with immune stimulatory conjugates
EP3860717A1 (en) 2018-10-03 2021-08-11 Gilead Sciences, Inc. Imidozopyrimidine derivatives
WO2020086556A1 (en) 2018-10-24 2020-04-30 Gilead Sciences, Inc. Pd-1/pd-l1 inhibitors
EP3873903B1 (en) 2018-10-31 2024-01-24 Gilead Sciences, Inc. Substituted 6-azabenzimidazole compounds as hpk1 inhibitors
US11071730B2 (en) 2018-10-31 2021-07-27 Gilead Sciences, Inc. Substituted 6-azabenzimidazole compounds
WO2020162705A1 (ko) 2019-02-08 2020-08-13 성균관대학교산학협력단 톨-유사 수용체 7 또는 8 작용자와 콜레스테롤의 결합체 및 그 용도
WO2020176510A1 (en) 2019-02-25 2020-09-03 Gilead Sciences, Inc. Protein kinase c agonists
WO2020176505A1 (en) 2019-02-25 2020-09-03 Gilead Sciences, Inc. Protein kinase c agonists
US11766447B2 (en) 2019-03-07 2023-09-26 Institute Of Organic Chemistry And Biochemistry Ascr, V.V.I. 3′3′-cyclic dinucleotide analogue comprising a cyclopentanyl modified nucleotide as sting modulator
KR20210137518A (ko) 2019-03-07 2021-11-17 인스티튜트 오브 오가닉 케미스트리 앤드 바이오케미스트리 에이에스 씨알 브이.브이.아이. 3'3'-사이클릭 다이뉴클레오티드 및 이의 프로드럭
CN113543851A (zh) 2019-03-07 2021-10-22 捷克共和国有机化学与生物化学研究所 2’3’-环二核苷酸及其前药
TW202212339A (zh) 2019-04-17 2022-04-01 美商基利科學股份有限公司 類鐸受體調節劑之固體形式
TW202210480A (zh) 2019-04-17 2022-03-16 美商基利科學股份有限公司 類鐸受體調節劑之固體形式
TW202231277A (zh) 2019-05-21 2022-08-16 美商基利科學股份有限公司 鑑別對使用gp120 v3聚醣導向之抗體的治療敏感之hiv病患的方法
WO2020237025A1 (en) 2019-05-23 2020-11-26 Gilead Sciences, Inc. Substituted exo-methylene-oxindoles which are hpk1/map4k1 inhibitors
WO2020255038A1 (en) 2019-06-18 2020-12-24 Janssen Sciences Ireland Unlimited Company Combination of hepatitis b virus (hbv) vaccines and pyridopyrimidine derivatives
WO2020257407A1 (en) 2019-06-19 2020-12-24 Silverback Therapeutics, Inc. Anti-mesothelin antibodies and immunoconjugates thereof
CA3142513A1 (en) 2019-06-25 2020-12-30 Gilead Sciences, Inc. Flt3l-fc fusion proteins and methods of use
TW202115056A (zh) 2019-06-28 2021-04-16 美商基利科學股份有限公司 類鐸受體調節劑化合物的製備方法
KR20220047277A (ko) 2019-07-16 2022-04-15 길리애드 사이언시즈, 인코포레이티드 Hiv 백신, 및 이의 제조 및 사용 방법
US20220257619A1 (en) 2019-07-18 2022-08-18 Gilead Sciences, Inc. Long-acting formulations of tenofovir alafenamide
WO2021034804A1 (en) 2019-08-19 2021-02-25 Gilead Sciences, Inc. Pharmaceutical formulations of tenofovir alafenamide
MX2022003658A (es) 2019-09-30 2022-04-25 Gilead Sciences Inc Vacunas contra el virus de la hepatitis b (vhb) y metodos para tratar el vhb.
CA3151322A1 (en) 2019-10-01 2021-04-08 Silverback Therapeutics, Inc. Combination therapy with immune stimulatory conjugates
EP4045083B1 (en) 2019-10-18 2024-01-10 Forty Seven, Inc. Combination therapies for treating myelodysplastic syndromes and acute myeloid leukemia
CN114599392A (zh) 2019-10-31 2022-06-07 四十七公司 基于抗cd47和抗cd20的血癌治疗
TWI778443B (zh) 2019-11-12 2022-09-21 美商基利科學股份有限公司 Mcl1抑制劑
CN114727999A (zh) 2019-11-26 2022-07-08 吉利德科学公司 用于预防hiv的衣壳抑制剂
WO2021113765A1 (en) 2019-12-06 2021-06-10 Precision Biosciences, Inc. Optimized engineered meganucleases having specificity for a recognition sequence in the hepatitis b virus genome
CN117736207A (zh) 2019-12-24 2024-03-22 卡尔那生物科学株式会社 二酰基甘油激酶调节化合物
CN117964757A (zh) 2020-02-14 2024-05-03 吉利德科学公司 与ccr8结合的抗体和融合蛋白及其用途
EP4106819A1 (en) 2020-02-21 2022-12-28 Silverback Therapeutics, Inc. Nectin-4 antibody conjugates and uses thereof
US20230100429A1 (en) 2020-03-02 2023-03-30 Progeneer Inc. Live-pathogen-mimetic nanoparticles based on pathogen cell wall skeleton, and production method thereof
JP2023518433A (ja) 2020-03-20 2023-05-01 ギリアード サイエンシーズ, インコーポレイテッド 4’-c-置換-2-ハロ-2’-デオキシアデノシンヌクレオシドのプロドラッグ並びにその製造法及び使用法
US12110294B2 (en) 2020-05-01 2024-10-08 Gilead Sciences, Inc. CD73 compounds
TW202208355A (zh) 2020-05-04 2022-03-01 美商安進公司 作為骨髓細胞觸發受體2促效劑之雜環化合物及使用方法
KR20230020983A (ko) 2020-05-04 2023-02-13 암젠 인코포레이션 골수성 세포 2 작용제 상에서 발현되는 유발 수용체로서의 헤테로고리 화합물 및 사용 방법
EP4153181A1 (en) 2020-05-21 2023-03-29 Gilead Sciences, Inc. Pharmaceutical compositions comprising bictegravir
CN115996925A (zh) 2020-06-25 2023-04-21 吉利德科学公司 用于治疗hiv的衣壳抑制剂
KR20230047361A (ko) 2020-07-01 2023-04-07 아르스 파마슈티컬스 인크. 항-asgr1 항체 접합체 및 이의 용도
WO2022031021A1 (ko) 2020-08-04 2022-02-10 성균관대학교산학협력단 동력학적 제어가 가능한 아주번트를 포함하는 mrna 백신
CN116056725A (zh) 2020-08-04 2023-05-02 蛋白科技先鋒 活性位点暂时灭活的功能性药物与Toll样受体7或8激动剂的缀合物及其用途
JP2023536945A (ja) 2020-08-04 2023-08-30 プロジェニア インコーポレイテッド 動力学的に作用するアジュバントアンサンブル
PE20230779A1 (es) 2020-08-07 2023-05-09 Gilead Sciences Inc Profarmacos de analogos de nucleotidos de fosfonamida y su uso farmaceutico
TW202406932A (zh) 2020-10-22 2024-02-16 美商基利科學股份有限公司 介白素2-Fc融合蛋白及使用方法
KR20230107288A (ko) 2020-11-11 2023-07-14 길리애드 사이언시즈, 인코포레이티드 gp120 CD4 결합 부위-지향 항체를 이용한 요법에 감수성인 HIV 환자를 식별하는 방법
TW202304524A (zh) 2021-04-10 2023-02-01 美商普方生物製藥美國公司 Folr1結合劑、其結合物及使用方法
TW202302145A (zh) 2021-04-14 2023-01-16 美商基利科學股份有限公司 CD47/SIRPα結合及NEDD8活化酶E1調節次單元之共抑制以用於治療癌症
CA3216459A1 (en) 2021-04-23 2022-10-27 Profoundbio Us Co. Anti-cd70 antibodies, conjugates thereof and methods of using the same
TW202310852A (zh) 2021-05-13 2023-03-16 美商基利科學股份有限公司 TLR8調節化合物及抗HBV siRNA療法之組合
TW202313094A (zh) 2021-05-18 2023-04-01 美商基利科學股份有限公司 使用FLT3L—Fc融合蛋白之方法
CN117396478A (zh) 2021-06-23 2024-01-12 吉利德科学公司 二酰基甘油激酶调节化合物
EP4359415A1 (en) 2021-06-23 2024-05-01 Gilead Sciences, Inc. Diacylglyercol kinase modulating compounds
US11932634B2 (en) 2021-06-23 2024-03-19 Gilead Sciences, Inc. Diacylglycerol kinase modulating compounds
EP4359411A1 (en) 2021-06-23 2024-05-01 Gilead Sciences, Inc. Diacylglyercol kinase modulating compounds
TW202320857A (zh) 2021-07-06 2023-06-01 美商普方生物製藥美國公司 連接子、藥物連接子及其結合物及其使用方法
WO2023076983A1 (en) 2021-10-28 2023-05-04 Gilead Sciences, Inc. Pyridizin-3(2h)-one derivatives
MX2024005066A (es) 2021-10-29 2024-05-24 Gilead Sciences Inc Compuestos de cd73.
KR20240117588A (ko) 2021-12-03 2024-08-01 길리애드 사이언시즈, 인코포레이티드 Hiv 바이러스 감염 치료용 화합물
EP4440702A1 (en) 2021-12-03 2024-10-09 Gilead Sciences, Inc. Therapeutic compounds for hiv virus infection
WO2023102523A1 (en) 2021-12-03 2023-06-08 Gilead Sciences, Inc. Therapeutic compounds for hiv virus infection
US20230220106A1 (en) 2021-12-08 2023-07-13 Dragonfly Therapeutics, Inc. Antibodies targeting 5t4 and uses thereof
WO2023104165A1 (zh) * 2021-12-08 2023-06-15 上海维申医药有限公司 作为TLR7/8激动剂的吡啶[4,3-d]嘧啶类化合物
WO2023107956A1 (en) 2021-12-08 2023-06-15 Dragonfly Therapeutics, Inc. Proteins binding nkg2d, cd16 and 5t4
WO2023122615A1 (en) 2021-12-22 2023-06-29 Gilead Sciences, Inc. Ikaros zinc finger family degraders and uses thereof
WO2023122581A2 (en) 2021-12-22 2023-06-29 Gilead Sciences, Inc. Ikaros zinc finger family degraders and uses thereof
TW202340168A (zh) 2022-01-28 2023-10-16 美商基利科學股份有限公司 Parp7抑制劑
IL315083A (en) 2022-03-17 2024-10-01 Gilead Sciences Inc The IKAROS family of zinc fingers degrades and uses them
US20230355796A1 (en) 2022-03-24 2023-11-09 Gilead Sciences, Inc. Combination therapy for treating trop-2 expressing cancers
TW202345901A (zh) 2022-04-05 2023-12-01 美商基利科學股份有限公司 用於治療結腸直腸癌之組合療法
TWI843506B (zh) 2022-04-06 2024-05-21 美商基利科學股份有限公司 橋聯三環胺甲醯基吡啶酮化合物及其用途
AU2023256670A1 (en) 2022-04-21 2024-10-17 Gilead Sciences, Inc. Kras g12d modulating compounds
WO2024006982A1 (en) 2022-07-01 2024-01-04 Gilead Sciences, Inc. Therapeutic compounds useful for the prophylactic or therapeutic treatment of an hiv virus infection
US20240116928A1 (en) 2022-07-01 2024-04-11 Gilead Sciences, Inc. Cd73 compounds
WO2024015741A1 (en) 2022-07-12 2024-01-18 Gilead Sciences, Inc. Hiv immunogenic polypeptides and vaccines and uses thereof
WO2024044477A1 (en) 2022-08-26 2024-02-29 Gilead Sciences, Inc. Dosing and scheduling regimen for broadly neutralizing antibodies
US20240091351A1 (en) 2022-09-21 2024-03-21 Gilead Sciences, Inc. FOCAL IONIZING RADIATION AND CD47/SIRPa DISRUPTION ANTICANCER COMBINATION THERAPY
WO2024076915A1 (en) 2022-10-04 2024-04-11 Gilead Sciences, Inc. 4'-thionucleoside analogues and their pharmaceutical use
US20240254118A1 (en) 2022-12-22 2024-08-01 Gilead Sciences, Inc. Prmt5 inhibitors and uses thereof

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003104230A1 (ja) * 2002-06-07 2005-10-06 協和醗酵工業株式会社 二環性ピリミジン誘導体
WO2010133885A1 (en) * 2009-05-21 2010-11-25 Astrazeneca Ab Novel pyrimidine derivatives and their use in the treatment of cancer and further diseases
WO2011014535A1 (en) * 2009-07-31 2011-02-03 Bristol-Myers Squibb Company COMPOUNDS FOR THE REDUCTION OF β-AMYLOID PRODUCTION
JP2011504497A (ja) * 2007-11-22 2011-02-10 アストラゼネカ・アクチエボラーグ 喘息、copd、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、癌、b型肝炎、c型肝炎、hiv、hpv、細菌感染症および皮膚症の処置のためのピリミジン誘導体
WO2011062253A1 (ja) * 2009-11-20 2011-05-26 大日本住友製薬株式会社 新規縮合ピリミジン誘導体

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998001448A1 (fr) 1996-07-03 1998-01-15 Japan Energy Corporation Nouveaux derives de purine
NZ504800A (en) 1997-11-28 2001-10-26 Sumitomo Pharma 6-Amino-9-benzyl-8-hydroxy-purine derivatives and interferon inducers, antiviral agents, anticancer agents and therapeutic agents for immunologic diseases thereof
ATE267175T1 (de) 1998-08-27 2004-06-15 Sumitomo Pharma Pyrimidin derivate
WO2002088079A2 (en) * 2001-05-01 2002-11-07 Bristol-Myers Squibb Company Dual inhibitors of pde 7 and pde 4
US7498409B2 (en) 2005-03-24 2009-03-03 Schering Corporation Screening assay for TLR7, TLR8 and TLR9 agonists and antagonists
AU2006242920A1 (en) 2005-05-04 2006-11-09 Pfizer Limited 2-amido-6-amino-8-oxopurine derivatives as Toll-Like receptor modulators for the treatment of cancer and viral infections, such as hepatitis C
US20090202626A1 (en) * 2008-02-07 2009-08-13 Carson Dennis A Treatment of bladder diseases with a tlr7 activator
US8637525B2 (en) * 2009-07-31 2014-01-28 Bristol-Myers Squibb Company Compounds for the reduction of beta-amyloid production
EA039373B1 (ru) * 2012-02-08 2022-01-19 Янссен Сайенсиз Айрлэнд Юси Производные пиперидино-пиримидина для лечения вирусных инфекций

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003104230A1 (ja) * 2002-06-07 2005-10-06 協和醗酵工業株式会社 二環性ピリミジン誘導体
JP2011504497A (ja) * 2007-11-22 2011-02-10 アストラゼネカ・アクチエボラーグ 喘息、copd、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、癌、b型肝炎、c型肝炎、hiv、hpv、細菌感染症および皮膚症の処置のためのピリミジン誘導体
WO2010133885A1 (en) * 2009-05-21 2010-11-25 Astrazeneca Ab Novel pyrimidine derivatives and their use in the treatment of cancer and further diseases
JP2012527443A (ja) * 2009-05-21 2012-11-08 アストラゼネカ アクチボラグ 新規ピリミジン誘導体と、癌とさらなる疾患の治療におけるそれらの使用
WO2011014535A1 (en) * 2009-07-31 2011-02-03 Bristol-Myers Squibb Company COMPOUNDS FOR THE REDUCTION OF β-AMYLOID PRODUCTION
JP2013500975A (ja) * 2009-07-31 2013-01-10 ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー β−アミロイド産生低減のための化合物
WO2011062253A1 (ja) * 2009-11-20 2011-05-26 大日本住友製薬株式会社 新規縮合ピリミジン誘導体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019524662A (ja) * 2016-07-01 2019-09-05 ヤンセン・サイエンシズ・アイルランド・アンリミテッド・カンパニー ウイルス感染治療用のジヒドロピラノピリミジン
JP7171444B2 (ja) 2016-07-01 2022-11-15 ヤンセン・サイエンシズ・アイルランド・アンリミテッド・カンパニー ウイルス感染治療用のジヒドロピラノピリミジン
JP2019531280A (ja) * 2016-09-09 2019-10-31 ノバルティス アーゲー エンドソームToll様受容体の阻害剤としての化合物および組成物

Also Published As

Publication number Publication date
CA2862823A1 (en) 2013-08-15
CL2014002093A1 (es) 2014-11-21
EA039373B1 (ru) 2022-01-19
IL233499A0 (en) 2014-08-31
UA112668C2 (uk) 2016-10-10
US20150336955A1 (en) 2015-11-26
PH12014501738A1 (en) 2014-11-10
IL233499B (en) 2018-12-31
EP2812331B1 (en) 2019-01-02
JP6283320B2 (ja) 2018-02-21
HK1201254A1 (en) 2015-08-28
US20140350031A1 (en) 2014-11-27
US9365571B2 (en) 2016-06-14
PH12014501738B1 (en) 2014-11-10
MX2014009556A (es) 2014-11-10
SG11201404743TA (en) 2014-09-26
CN104245695B (zh) 2017-06-06
AU2013218072B2 (en) 2017-08-31
KR20140129011A (ko) 2014-11-06
MY169159A (en) 2019-02-19
EA201992133A1 (ru) 2020-02-05
CN104245695A (zh) 2014-12-24
EP2812331A1 (en) 2014-12-17
WO2013117615A1 (en) 2013-08-15
BR112014019699B1 (pt) 2021-12-07
AU2013218072A1 (en) 2014-07-24
ZA201405820B (en) 2016-05-25
KR102064807B1 (ko) 2020-01-10
NZ627036A (en) 2016-03-31
ES2716811T3 (es) 2019-06-17
BR112014019699A8 (pt) 2021-10-19
CA2862823C (en) 2020-09-22
EA033907B1 (ru) 2019-12-09
MX357296B (es) 2018-07-03
DK2812331T3 (en) 2019-04-08
US9133192B2 (en) 2015-09-15
IN2014MN01736A (ja) 2015-07-10
EA201491486A1 (ru) 2014-11-28
BR112014019699A2 (ja) 2017-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6283320B2 (ja) ウイルス感染の治療のためのピペリジノ−ピリミジン誘導体
JP6302906B2 (ja) ウイルス感染および他の疾患を治療するためのアルキルピリミジン誘導体
JP6293765B2 (ja) ウイルス感染症および他の疾患の処置のためのピロロ[3,2−d]ピリミジン誘導体
JP6401788B2 (ja) ウイルス感染治療用チエノ[3,2−d]ピリミジン誘導体
JP2019524662A (ja) ウイルス感染治療用のジヒドロピラノピリミジン
AU2018274911A1 (en) Pyrrolo[3,2-c]Pyrimidine derivatives for the treatment of viral infections and other diseases
AU2013326579A1 (en) 1,2,4-triazine derivatives for the treatment of viral infections.
JP6377139B2 (ja) ウイルス感染症およびさらなる疾患の処置のためのピリドン誘導体

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150814

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20161130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170905

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6283320

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250