JP2015198580A - 自脱型コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】フィードチェーンクラッチを遮断状態に素早く切り替えることができる自脱型コンバインが要望されている。
【解決手段】フィードチェーンクラッチの伝達状態に対応する入位置とフィードチェーンクラッチの遮断状態に対応する切位置とに切替可能に構成され、切位置に切り替えられることにより、フィードチェーンクラッチを遮断状態に切替操作する操作部材40と、操作部材40を切位置に切り替わるように付勢するバネ63と、操作部材40を入位置に位置保持する位置保持機構70と、位置保持機構70による操作部材40の入位置への位置保持を解除する解除機構80と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、刈取穀稈を脱穀装置に搬送するフィードチェーンと、フィードチェーンに動力を伝達する伝達状態とフィードチェーンへの動力を遮断する遮断状態とに切替可能なフィードチェーンクラッチと、を備える自脱型コンバインに関する。
上記のような自脱型コンバインとして、例えば、特許文献1に記載の自脱型コンバインが既に知られている。このコンバインは、刈取穀稈を脱穀装置に搬送するフィードチェーンと、フィードチェーンに動力を伝達する伝達状態とフィードチェーンへの動力を遮断する遮断状態とに切替可能なフィードチェーンクラッチと、を備えている。このコンバインでは、フィードチェーンクラッチを入り切り操作するためのカム駆動式のクラッチ操作装置が採用されている。このクラッチ操作装置は、駆動力を発生する駆動装置と、その駆動装置によって駆動されるカム機構とによって構成されている。カム機構が駆動装置によって駆動されることにより、フィードチェーンクラッチが遮断状態に切り替わる。
特開2010−166866号公報
特許文献1に記載の自脱型コンバインでは、フィードチェーンクラッチを遮断状態に切り替えるために、カム機構(カム板)を所定の位置まで駆動させなければならない。つまり、フィードチェーンクラッチの遮断状態への切替えを素早く行う点で改善の余地がある。
上記状況に鑑み、フィードチェーンクラッチを遮断状態に素早く切り替えることができる自脱型コンバインが要望されている。
本発明の特徴は、
刈取穀稈を脱穀装置に搬送するフィードチェーンと、
前記フィードチェーンに動力を伝達する伝達状態と前記フィードチェーンへの動力を遮断する遮断状態とに切替可能なフィードチェーンクラッチと、
前記フィードチェーンクラッチの前記伝達状態に対応する入位置と前記フィードチェーンクラッチの前記遮断状態に対応する切位置とに切替可能に構成され、前記切位置に切り替えられることにより、前記フィードチェーンクラッチを前記遮断状態に切替操作する操作部材と、
前記操作部材を前記切位置に切り替わるように付勢する付勢部材と、
前記操作部材を前記入位置に位置保持する位置保持機構と、
前記位置保持機構による前記操作部材の前記入位置への位置保持を解除する解除機構と、を備えることにある。
本特徴構成によれば、操作部材が位置保持機構によって入位置に位置保持された状態で、付勢部材によって切位置に切り替わるように付勢されている。したがって、操作部材の入位置への保持が解除機構によって解除されれば、操作部材が付勢部材の付勢力によって自動的に切位置に切り替わる。これにより、フィードチェーンクラッチを遮断状態に素早く切り替えることができる。
さらに、本発明において、
前記フィードチェーンに動力を伝達する伝達軸を備え、
前記フィードチェーンクラッチは、前記伝達軸上で互いに対向する噛合可能な第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材を有し、
前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方は、前記伝達軸と一体回転可能かつ前記伝達軸の軸方向に移動可能であり、
前記操作部材は、前記切位置に切り替えられることにより、前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方を、噛合い解除側に移動させると好適である。
本特徴構成によれば、操作部材を切位置に切り替えるだけで、第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち一方が噛合い解除側に移動し、フィードチェーンクラッチを遮断状態に簡単に切り替えることができる。
さらに、本発明において、
前記位置保持機構は、前記操作部材側に連結される第一保持アームと、前記解除機構側に連結される第二保持アームと、を有し、
前記第一保持アーム及び前記第二保持アームは、相対揺動可能に連結され、かつ、相対揺動が阻止されるように互いに当接可能な部分を有し、
前記付勢部材は、前記第一保持アームを前記第二保持アームと当接する側に揺動するように付勢し、
前記第一保持アームと前記第二保持アームとが当接して相対揺動が阻止されることにより、前記操作部材が前記入位置に位置保持されると好適である。
本特徴構成によれば、第一保持アームと第二保持アームとが当接して相対揺動が阻止された状態で、第一保持アームが付勢部材によって第二保持アームと当接する側に揺動するように付勢されている。したがって、第一保持アームと第二保持アームとが当接して相対揺動が阻止されている状態を安定的に保持し、ひいては、操作部材を入位置に安定的に位置保持することができる。
さらに、本発明において、
前記解除機構は、前記第二保持アームを前記第一保持アームとの当接が解除される側に揺動させることにより、前記位置保持機構による前記操作部材の前記入位置への位置保持を解除すると好適である。
本特徴構成によれば、第一保持アームと第二保持アームとが当接した状態において、第二保持アームを第一保持アームとの当接が解除される側に揺動させるだけで、操作部材の入位置への位置保持を簡単に解除することができる。
さらに、本発明において、
前記解除機構は、前記第二保持アーム側に連結される線状部材と、前記線状部材を介して前記第二保持アームを前記第一保持アームとの当接が解除される側に揺動するように操作するアクチュエータと、を有すると好適である。
本特徴構成によれば、第二保持アームを手動で揺動させるのに比べて、操作部材の入位置への位置保持を楽に解除することができる。また、操作部材が切位置に切り替えられた状態では、線状部材に弛みが生じているので、第二保持アームを手動で揺動させて、元の位置に戻すことができる。
さらに、本発明において、
植立穀稈を刈り取る昇降可能な刈取部と、
前記刈取部が所定の高さ位置まで上昇した場合に、前記フィードチェーンクラッチを前記遮断状態に切替操作するオートクラッチ機構と、を備え、
前記オートクラッチ機構は、前記操作部材に連係されていると好適である。
本特徴構成によれば、オートクラッチ機構を連係させる部材として、操作部材を利用することにより、部品点数の削減によるコストダウンを図ることができる。
さらに、本発明において、
前記操作部材と前記位置保持機構とを連係可能な連係部材を備え、
前記連係部材に、前記付勢部材が連結され、
前記連係部材は、前記位置保持機構が前記操作部材を前記入位置に位置保持している状態では、前記付勢部材の付勢力を前記操作部材に伝達しないと好適である。
本特徴構成によれば、操作部材が位置保持機構によって入位置に位置保持された状態では、付勢部材の付勢力が連係部材を介して操作部材に伝達されない。したがって、操作部材が位置保持機構によって入位置に位置保持されているにも関わらず、付勢部材の付勢力によって切位置に切り替えられるということがない。
さらに、本発明において、
前記位置保持機構は、前記操作部材側に連結される第一保持アームと、前記解除機構側に連結される第二保持アームと、を有し、
前記第一保持アームの一端側は、前記操作部材側に第一揺動軸心周りで揺動可能に連結され、
前記第二保持アームの一端側は、前記第一保持アームの他端側に第二揺動軸心周りで揺動可能に連結され、
前記第二保持アームの他端側は、前記解除機構側に第三揺動軸心周りで揺動可能に連結され、
前記第一揺動軸心、前記第二揺動軸心及び前記第三揺動軸心の軸心方向視において、前記第一揺動軸心と前記第二揺動軸心と前記第三揺動軸心とを結ぶ線が一直線状になる位置を境に、前記連係部材が前記付勢部材の付勢力を前記操作部材に伝達する状態と前記操作部材に伝達しない状態とが切り替わると好適である。
本特徴構成によれば、第一保持アームと第二保持アームとを相対揺動させるだけで、第一揺動軸心と第二揺動軸心と第三揺動軸心とを結ぶ線が一直線状になる位置を境に、連係部材が付勢部材の付勢力を操作部材に伝達する状態と操作部材に伝達しない状態とを簡単に切り替えることができる。
さらに、本発明において、
植立穀稈を刈り取る昇降可能な刈取部と、
前記刈取部が所定の高さ位置まで上昇した場合に、前記フィードチェーンクラッチを前記遮断状態に切り替えるオートクラッチ機構と、を備え、
前記操作部材は、前記入位置と前記切位置との間で揺動可能な揺動片を有し、
前記揺動片に、前記オートクラッチ機構が連係され、
前記連係部材は、前記揺動片に対して前記切位置側への揺動力を付与可能な作用部を有し、
前記作用部は、前記位置保持機構が前記操作部材を前記入位置に位置保持している状態では、前記揺動片に対して前記切位置側への揺動力を付与しないと好適である。
本特徴構成によれば、位置保持機構が操作部材を入位置に位置保持している状態では、作用部が揺動片に対して切位置側への揺動力を付与しない。したがって、揺動片に対してオートクラッチ機構と連係部材との両部材を連係させる場合でも、オートクラッチ機構を単独で作動させることができる。
さらに、本発明において、
前記揺動片を前記入位置側に揺動するように付勢する付勢部材を、前記付勢部材とは別に備えていると好適である。
本特徴構成によれば、揺動片が別の付勢部材によって入位置側に揺動するように付勢されているため、入位置における揺動片の姿勢が安定する。したがって、不意に揺動片が切位置側に揺動してフィードチェーンクラッチが遮断状態に切り替わるということがない。
さらに、本発明において、
前記操作部材と前記位置保持機構とを連係可能な連係部材を備え、
前記付勢部材は、前記連係部材のうち前記操作部材側の端部に連結されていると好適である。
本特徴構成によれば、連係部材に対する付勢部材の連結位置が操作部材の近傍に位置するため、付勢部材の付勢力が連係部材を介して操作部材に効率良く伝達される。
さらに、本発明において、
前記フィードチェーンに動力を伝達する伝達軸を備え、
前記フィードチェーンクラッチは、前記伝達軸上で互いに対向する噛合可能な第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材を有し、
前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方は、前記伝達軸と一体回転可能かつ前記伝達軸の軸方向に移動可能であり、
前記操作部材は、前記入位置と前記切位置との間で揺動可能な揺動片と、前記揺動片に連結され、前記伝達軸に直交する方向で前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方に対して接触離間可能な軸体と、を有し、
前記軸体は、前記揺動片が前記切位置側に揺動されることにより、前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方に対して噛合い解除側への移動力を付与するように接触し、かつ、前記揺動片が前記入位置側に揺動されることにより、前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方から離間すると好適である。
本特徴構成によれば、揺動片が切位置に揺動することにより、軸体が第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち一方に対して噛合い解除側への移動力を付与するように接触する。これにより、第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち一方が噛合い解除側に移動し、フィードチェーンクラッチが遮断状態に切り替わる。一方、揺動片が入位置に揺動することにより、軸体が第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち一方から離間する。これにより、第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち一方がクラッチ付勢部材の付勢力によって噛合い側に移動し、フィードチェーンクラッチが伝達状態に切り替わる。このように、揺動片を入位置と切位置との間で揺動させるだけで、軸体の接触離間が切り替わるため、フィードチェーンクラッチを伝達状態と遮断状態とに簡単に切り替えることができる。
さらに、本発明において、
前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方に、前記伝達軸の軸方向視で略円形状のフランジ部が形成され、
前記フランジ部における前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち他方に対向する側の面には、前記伝達軸に対して垂直な第一垂直面及び第二垂直面が前記第一垂直面よりも前記第二垂直面が他方側に位置する段差状に形成され、かつ、前記伝達軸の軸方向周りで前記第一垂直面の外周部と前記第二垂直面の外周部とに亘る傾斜面が形成され、
前記軸体は、前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方の回転に伴って、前記第一垂直面上に接触する状態から前記傾斜面を介して前記第二垂直面上に接触する状態に移行することにより、前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方に対して噛合い解除側への移動力を付与すると好適である。
本特徴構成によれば、軸体が第一垂直面上に接触する状態から傾斜面を介して第二垂直面上に接触する状態に移行することにより、第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち一方の回転力が、自身を噛合い解除側に移動させるための移動力に変換される。したがって、第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち一方を噛合い解除側に移動させるために、自身の回転力を有効利用することができる。
さらに、本発明において、
植立穀稈を刈り取る昇降可能な刈取部と、
刈取穀稈を脱穀装置に搬送するフィードチェーンと、
前記フィードチェーンに動力を伝達する伝達状態と前記フィードチェーンへの動力を遮断する遮断状態とに切替可能なフィードチェーンクラッチと、
前記刈取部が所定の高さ位置まで上昇した場合に、前記フィードチェーンクラッチを前記遮断状態に切替操作するオートクラッチ機構と、を備え、
前記フィードチェーンクラッチを前記遮断状態に切替操作する操作部材を、前記オートクラッチ機構とは別に備えていると好適である。
本特徴構成によれば、オートクラッチ機構とは別の操作部材によって、オートクラッチ機構とは別のタイミングで、フィードチェーンクラッチを遮断状態に切替操作することができる。つまり、自脱型コンバインにおける種々の作業形態に応じて、フィードチェーンクラッチをより適切なタイミングで遮断状態に切替操作することができる。
コンバインを示す左側面図である。 脱穀装置を示す左側面図である。 コンバインにおける動力伝達経路を示す図である。 図2におけるIV−IV断面図である。 図2におけるV−V断面図である。 (a)伝達筒のうち第一垂直面に軸体が作用している状態を示す図である。(b)伝達筒のうち傾斜面に軸体が作用している状態を示す図である。(c)伝達筒のうち第二垂直面に軸体が作用している状態を示す図である。 操作部材が入位置に位置保持された状態を示す左側面図である。 操作部材と位置保持機構との連係を示す断面図である。 操作部材の入位置への位置保持が解除された状態を示す左側面図である。 モータ及びポテンショメータの取付状態を示す背面断面図である。 モータ及びポテンショメータの取付状態を示す正面断面図である。 オートクラッチ機構を示す左側面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
〔自脱型コンバインの全体構成〕
図1には、自脱型コンバインを示している。このコンバインは、クローラ式の走行装置1と、走行装置1によって支持される機体フレーム2と、を備えている。機体フレーム2の前部には、植立穀稈を刈り取る昇降可能な刈取部3が備えられている。機体フレーム2の後部には、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置4と穀粒を貯留するグレンタンク5とが、左右方向に並べて配置されている。機体フレーム2の前部であってグレンタンク5の前方には、運転者が搭乗するキャビン6が備えられている。
脱穀装置4の左側部には、刈取穀稈を脱穀装置4に搬送するフィードチェーン7が備えられている。脱穀装置4の後方には、脱穀装置4からの排藁を切断する排藁カッタ8が備えられている。グレンタンク5には、グレンタンク5内の穀粒を排出するアンローダ9が備えられている。
〔脱穀装置〕
図2に示すように、脱穀装置4の上部には、穀稈脱穀用の扱胴11が設けられている。扱胴11の下方には、脱穀処理で得られた処理物(脱穀処理物)を漏下させる受網が設けられている。扱胴11の後方には、塵埃を外部に排出する排塵ファン12、排藁を排藁カッタ8に搬送する排藁チェーン13が設けられている。
脱穀装置4の下部には、揺動選別用の揺動選別装置14、風選別用の唐箕15が設けられている。唐箕15の後方には、前方から順に、一番回収部16及び二番回収部17が設けられている。
一番回収部16には、一番物の穀粒を右方向に搬送する一番横スクリュ18が設けられている。一番横スクリュ18には、一番物の穀粒をグレンタンク5に揚穀搬送する一番揚穀装置19が連動連結されている。
二番回収部17には、二番物の穀粒を右方向に搬送する二番横スクリュ20が設けられている。二番横スクリュ20には、二番物の穀粒を揺動選別装置14に還元搬送する二番還元装置21が連動連結されている。
このような構成により、刈取穀稈が扱胴11によって脱穀処理され、脱穀処理物が前記受網から漏下する。そして、前記受網から漏下した脱穀処理物に対して、揺動選別装置14による揺動選別、唐箕15による風選別が施される。これにより、比重が大きい単粒化穀粒は、前方の一番回収部16に一番物として回収され、一番横スクリュ18及び一番揚穀装置19によってグレンタンク5に搬送される。一方、比重が小さい枝梗付き穀粒は、後方の二番回収部17に二番物として回収され、二番横スクリュ20及び二番還元装置21によって揺動選別装置14に搬送される。
〔動力伝達経路〕
図3に示すように、エンジンEの出力軸Eaの動力は、ベルト22を介して変速装置Mの入力軸Maに伝達される。変速装置Mの出力軸Mbの動力は、ベルト23を介して刈取部3の刈取入力軸3aに伝達される。刈取入力軸3aへの動力伝達経路上には、刈取部3に動力を伝達する伝達状態と刈取部3への動力を遮断する遮断状態とに切替可能な刈取クラッチ(例えば、ベルトテンション式クラッチ)が備えられている。
エンジンEの出力軸Eaの動力は、ベルト24を介してカウンタ軸25に伝達される。カウンタ軸25の動力は、扱胴11、唐箕15及び一番横スクリュ18に伝達される。
詳述すると、カウンタ軸25の動力は、分岐軸26及びベルト27を介して扱胴11に伝達される。カウンタ軸25の動力は、ベルト28を介して唐箕15に伝達される。カウンタ軸25の動力は、ベルト29を介して一番横スクリュ18に伝達される。
一番横スクリュ18の動力は、ベルト30 を介して、二番横スクリュ20、揺動選別装置14の入力軸14a及び伝達装置50の入力軸51に伝達される。伝達装置50の入力軸51の動力は、排塵ファン12の入力軸12aに伝達される。伝達装置50の入力軸51の動力は、ベルト31を介して排藁カッタ8に伝達される。
伝達装置50の出力軸52(本発明に係る「伝達軸」に相当)の動力は、フィードチェーン7に伝達される。伝達装置50には、フィードチェーンクラッチ53が備えられている。
〔フィードチェーンクラッチ〕
図4及び図5に示すように、フィードチェーンクラッチ53は、フィードチェーン7に動力を伝達する伝達状態とフィードチェーン7への動力を遮断する遮断状態とに切替可能に構成されている。フィードチェーンクラッチ53は、出力軸52上で互いに対向する噛合可能な出力ギヤ54(本発明に係る「第一クラッチ部材」、「第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち他方」に相当)及び伝達筒55(本発明に係る「第二クラッチ部材」、「第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち一方」に相当)を有している。
出力ギヤ54は、出力軸52に相対回転可能に設けられている。出力ギヤ54には、入力ギヤ56の動力が第一中継ギヤ57、第二中継ギヤ58及び第三中継ギヤ59を介して伝達される。出力ギヤ54の動力は、伝達筒55を介して、出力軸52に伝達される。出力ギヤ54のうち伝達筒55に対向する側の面(左側面)には、伝達筒55(爪部55a)との噛合い用の爪部54aが形成されている。
伝達筒55は、出力軸52に一体回転可能かつ出力軸52の軸方向(左右方向)に移動可能に設けられている。つまり、伝達筒55は、出力軸52にスプライン嵌合されている。また、伝達筒55は、バネ60によって出力ギヤ54側(右方側)に移動するように付勢されている。伝達筒55のうち出力ギヤ54に対向する側の面(右側面)には、出力ギヤ54(爪部54a)との噛合い用の爪部55aが形成されている。伝達筒55の左端部には、出力軸52の軸方向視(側面視)で略円形状のフランジ部55Aが形成されている。
フランジ部55Aのうち出力ギヤ54に対向する側の面(右側面)には、第一垂直面55bと、第二垂直面55cと、傾斜面55d(図6参照)と、が形成されている。第一垂直面55b及び第二垂直面55cは、出力軸52に対して垂直に形成されている。第一垂直面55b及び第二垂直面55cは、段差状に形成されている。第二垂直面55cは、出力軸52の軸方向(左右方向)で第一垂直面55bよりも出力ギヤ54の方側(右方側)に位置している。傾斜面55dは、出力軸52の軸方向周りで第一垂直面55bの外周部と第二垂直面55cの外周部とに亘るように形成されている。傾斜面55dは、所定のカムプロフィールを有するように形成されている。
〔操作部材〕
図7及び図8に示すように、操作部材40は、フィードチェーンクラッチ53の伝達状態に対応する入位置とフィードチェーンクラッチ53の遮断状態に対応する切位置とに切替可能に構成されている。操作部材40は、切位置に切り替えられることにより、フィードチェーンクラッチ53を遮断状態に切替操作する。つまり、操作部材40は、切位置に切り替えられることにより、伝達筒55を噛合い解除側に移動させる。また、操作部材40は、揺動片41と、軸体42と、を有している。なお、詳しくは後述するが、操作部材40には、オートクラッチ機構32(図12参照)が連係されている。
揺動片41は、左右向きの揺動軸心X4周りにおいて、入位置と切位置との間で揺動可能に構成されている。揺動片41は、バネ45(本発明に係る「別の付勢部材」に相当)によって入位置側に揺動するように付勢されている。揺動片41は、左右向きの揺動軸43を介して伝達装置50の伝達ケース50Aの左側部に支持されている。揺動片41には、第一揺動アーム部41a及び第二揺動アーム部41bが形成されている。揺動片41のうち第二揺動アーム部41bには、バネ45が連結されている。
軸体42は、第一揺動アーム部41aに左右向きの連結ピン44を介して連結されている。軸体42は、出力軸52に直交する方向で伝達筒55に対して接触離間可能に構成されている。軸体42は、伝達装置50の伝達ケース50Aに上下方向に移動可能に支持されている。揺動片41が切位置側に揺動されることにより、軸体42が伝達筒55に対して噛合い解除側(左方側)への移動力を付与するように接触する。
〔フィードチェーンクラッチの切替態様〕
詳述すると、図6(a)に示すように、軸体42が第一垂直面55b上に接触している状態では、伝達筒55が回転しても出力軸52の軸方向(左右方向)に移動しない。つまり、フィードチェーンクラッチ53は、伝達状態に維持されている。
次に、図6(b)に示すように、軸体42が傾斜面55d上に接触している状態では、伝達筒55が回転に伴って噛合い解除側(左方側)に徐々に移動する。つまり、フィードチェーンクラッチ53は、伝達状態から遮断状態に移行している。
最後に、図6(c)に示すように、軸体42が第二垂直面55c上に接触している状態では、伝達筒55が回転しても出力軸52の軸方向(左右方向)に移動しない。つまり、フィードチェーンクラッチ53は、遮断状態に保持されている。
その後、揺動片41が入位置側に揺動されることにより、軸体42が伝達筒55から離間する。これにより、伝達筒55がバネ60の付勢力によって出力ギヤ54側(右方側)に移動し、フィードチェーンクラッチ53が伝達状態に切り替わる。
〔位置保持機構〕
図7及び図8に示すように、位置保持機構70は、操作部材40を入位置に位置保持する。位置保持機構70は、連係ロッド61(本発明に係る「連係部材」に相当)を介して操作部材40と連係可能に構成されている。位置保持機構70は、操作部材40側に連結される第一保持アーム71と、解除機構80側に連結される第二保持アーム72と、を有している。機体左右方向において、機体横内方側(右方側)から、第一保持アーム71、第二保持アーム72の順に配置されている。第一保持アーム71及び第二保持アーム72は、相対揺動可能に連結され、かつ、相対揺動が阻止されるように互いに当接可能な部分を有している。
〔第一保持アーム〕
第一保持アーム71の一端部には、ボス部71aが設けられている。第一保持アーム71のボス部71aは、連係ロッド61の連結軸61aに第一揺動軸心X1周りで揺動可能に連結されている。第一保持アーム71のボス部71aに連係ロッド61の連結軸61aが挿通された状態で、第一保持アーム71と連係ロッド61とがボルト73によって抜け止め固定されている。
第一保持アーム71の他端部には、ボス部71bが設けられている。第一保持アーム71のボス部71bは、第二保持アーム72の連結軸72aに第二揺動軸心X2周りで揺動可能に連結されている。第一保持アーム71のボス部71bに第二保持アーム72の連結軸72aが挿通された状態で、第一保持アーム71と第二保持アーム72とがボルト74によって抜け止め固定されている。
第一保持アーム71の他端部には、第二保持アーム72に当接可能な部分としての第一当接部71cが形成されている。第一当接部71cは、第一保持アーム71と一体成形されている。第一当接部71cは、第一保持アーム71の他端部のうちボス部71b(第二揺動軸心X2)を挟んで片方側の部分が他方側に突出するように形成されている。
〔第二保持アーム〕
第二保持アーム72の他端部には、ボス部72bが設けられている。第二保持アーム72のボス部72bは、揺動軸75に第三揺動軸心X3周りで揺動可能に支持されている。第二保持アーム72のボス部72bに揺動軸75が挿通された状態で、第二保持アーム72と揺動軸75とがボルト76によって抜け止め固定されている。第二保持アーム72のボス部72bには、ハンドル77及び操作片78が夫々一体回転可能に連結されている。
第二保持アーム72には、第一当接部71cに当接可能な部分としての第二当接部72cが設けられている。第二当接部72cは、第二保持アーム72とは別の部材(平板状の部材)で構成されている。第二当接部72cは、第二保持アーム72に対して略垂直な状態で、第二保持アーム72のうち機体横内方側(右方側)の面に固定されている。第二当接部72cは、側面視において第二揺動軸心X2と第三揺動軸心X3とを結ぶ線に対して傾斜するように配置されている。つまり、第二当接部72cは、側面視において、その一端部が第二揺動軸心X2を挟んで片方側に位置するように傾斜している。
揺動軸75は、固定プレート75aを介して脱穀装置4の左側壁4Aにボルト79によって固定されている。揺動軸75及び第二保持アーム72のボス部72bは、左外サイドカバー4B(図1参照)の内側で脱穀装置4の左側壁4Aを覆う左内サイドカバー4Cから、機体横外方側(左方側)に突出している。左内サイドカバー4Cの外側における第二保持アーム72のボス部72bには、ハンドル77が一体回転可能に連結されている。
〔連係ロッド〕
連係ロッド61は、操作部材40と位置保持機構70とを連係可能に構成されている。連係ロッド61は、揺動片41及び第一保持アーム71に対して機体横外方側(左方側)に配置されている。連係ロッド61は、左右向きの揺動軸心X4周りで揺動可能に構成されている。連係ロッド61は、バネ63(本発明に係る「付勢部材」に相当)によって左側面視において揺動軸心X4周りで時計回りに揺動するように付勢されている。連係ロッド61は、連係ロッド本体61Aと、連係片61Bと、を有している。
連係ロッド本体61Aの一端部に、連係片61Bが固定されている。連係ロッド61のうち操作部材40側の端部(連係片61B)に、バネ63が連結されている。連係片61Bには、第一連係アーム部61b及び第二連係アーム部61cが形成されている。連係ロッド本体61Aの一端部に、第一連係アーム部61bの左側面が固定されている。第二連係アーム部61cに、バネ63が連結されている。
連係片61Bは、左右向きの揺動軸43を介して伝達装置50の伝達ケース50Aの左側部に支持されている。つまり、連係ロッド61は、操作部材40と同一の揺動軸43に支持されている。また、連係片61Bには、左右向きの作用ピン64(本発明に係る「作用部」に相当)が機体横内方側(右方側)に突出するように設けられている。作用ピン64は、揺動片41に対して切位置側への揺動力を付与可能に構成されている。作用ピン64は、揺動片41のうち第二揺動アーム部41bの後面に当接可能に構成されている。
〔解除機構〕
図7に示すように、解除機構80は、第二保持アーム72を第一保持アーム71との当接が解除される側に揺動させることにより、位置保持機構70による操作部材40の入位置への位置保持を解除する。解除機構80は、ワイヤー82(本発明に係る「線状部材」に相当)と、モータ81(本発明に係る「アクチュエータ」に相当)と、ポテンショメータ83と、を有している。モータ81及びポテンショメータ83は、制御装置に接続されている。モータ81及びポテンショメータ83は、取付プレート84に取り付けられている。
モータ81は、ワイヤー82を介して第二保持アーム72を第一保持アーム71との当接が解除される側に揺動するように操作する。モータ81は、モータスイッチによって駆動操作される。モータ81は、取付プレート84に対して機体横内方側(右方側)から取り付けられている。モータ81は、左右向きのモータ軸81aを有している。モータ軸81aは、取付プレート84から機体横外方側(左方側)に突出している。モータ軸81aには、第一モータアーム90及び第二モータアーム91が一体回転可能に連結されている。
ワイヤー82は、第二保持アーム72側に連結されている。ワイヤー82は、インナーワイヤー82aと、アウターワイヤー82bと、を有している。アウターワイヤー82bの両端部は、ワイヤーステー93A、93Bによって支持されている。インナーワイヤー82aの一端部は、操作片78に連結されている。インナーワイヤー82aの他端部は、第一モータアーム90に連結されている。
ポテンショメータ83は、第二モータアーム91の揺動角度を検出する。前記制御装置は、ポテンショメータ83によって検出された第二モータアーム91の揺動角度に基づいて、第二モータアーム91が初期位置P0に位置しているか否かを判断する。ポテンショメータ83は、取付プレート84に対して機体横内方側(右方側)から取り付けられている。ポテンショメータ83は、ポテンショ軸83aを有している。ポテンショ軸83aは、取付プレート84から機体横外方側(左方側)に突出している。ポテンショ軸83aには、ポテンショアーム92が一体回転可能に連結されている。ポテンショアーム92には、第二モータアーム91に接触する接触部92aが設けられている。
〔取付プレート〕
取付プレート84には、モータ81が入り込む切欠部84a及びポテンショメータ83が入り込む切欠部84bが形成されている。取付プレート84は、前支持脚86及び上下一対の後支持脚85によって支持されている。
図10に示すように、後支持脚85は、取付プレート84の後端部にボルト87によって固定されている。後支持脚85は、脱穀装置4の左側壁4Aの縦フレーム4aに固定されている。後支持脚85は、略長方形状の板状部材がその長手方向に対して傾斜する折り曲げ線で、略直角に折れ曲がるように形成されている。
図11に示すように、前支持脚86は、取付プレート84の前端部にボルト88によって固定されている。前支持脚86は、左内サイドカバー4Cにボルト89によって固定されている。前支持脚86は、左内サイドカバー4Cから取付プレート84に向かって略クランク状に延出し、延出先端部が機体横内方側(右方側)に向かって略直角に折れ曲がるように形成されている。
〔位置保持機構による位置保持の態様〕
図7に示すように、第一保持アーム71と第二保持アーム72とが当接して相対揺動が阻止されることにより、操作部材40が位置保持機構70によって入位置に位置保持される。上述のように、連係ロッド61がバネ63によって左側面視において揺動軸心X4周りで時計回りに揺動するように付勢されていることにより、第一保持アーム71も第二保持アーム72と当接する側(左側面視において第二揺動軸心X2周りで時計回り)に揺動するように付勢されている。つまり、バネ63の付勢力によって第一保持アーム71の第一当接部71cと第二保持アーム72の第二当接部72cとが当接している状態が保持されている。
ここで、第一保持アーム71の第一当接部71cと第二保持アーム72の第二当接部72cとが当接している状態では、連係ロッド61が左側面視において揺動軸心X4周りで時計回りに揺動することはない。つまり、連係ロッド61は、第一保持アーム71の第一当接部71cと第二保持アーム72の第二当接部72cとが当接している状態、つまり、位置保持機構70が操作部材40を入位置に位置保持している状態では、バネ63の付勢力を操作部材40に伝達しない。したがって、作用ピン64は、位置保持機構70が操作部材40を入位置に位置保持している状態では、揺動片41に対して切位置側への揺動力を付与しない。
〔解除機構による位置保持解除の態様〕
そして、図9に示すように、解除機構80が作動すると、位置保持機構70による操作部材40の入位置への位置保持が解除される。詳述すると、モータ81が前記モータスイッチによって駆動操作されると、第一モータアーム90が左側面視においてモータ軸81a周りで反時計回りに揺動する。そうすると、ワイヤー82及び操作片78を介して、第二保持アーム72が左側面視において第三揺動軸心X3周りで時計回りに揺動する。これにより、第一保持アーム71の第一当接部71cと第二保持アーム72の第二当接部72cとの当接が解除される。つまり、第二保持アーム72がモータ81によってワイヤー82を介して第一保持アーム71との当接が解除される側(左側面視において第三揺動軸心X3周りで時計回り)に揺動するように操作される。
ここで、第二保持アーム72が第一保持アーム71との当接が解除される側(左側面視において第三揺動軸心X3周りで時計回り)に揺動する際、側面視において、第一揺動軸心X1と第二揺動軸心X2と第三揺動軸心X3とを結ぶ線が一直線状になる位置(死点)を境に、連係ロッド61がバネ63の付勢力を操作部材40に伝達しない状態から操作部材40に伝達する状態に切り替わる。つまり、バネ63は、第一保持アーム71の第一当接部71cと第二保持アーム72の第二当接部72cとを当接させる付勢力としての機能と、揺動片41を切位置側に揺動させる(操作部材40を切位置に切り替える)付勢力としての機能と、を有しており、これら二つの機能が上記死点を境に切り替わる。
そして、連係ロッド61がバネ63の付勢力によって左側面視において揺動軸心X4周りで時計回りに揺動し、作用ピン64が揺動片41(第二揺動アーム部41b)の後面に当接し、揺動片41に対して切位置側への揺動力を付与する。そして、揺動片41が切位置側に揺動されることにより、フィードチェーンクラッチ53が遮断状態に切り替わる。
なお、ハンドル77を手動で左側面視において第三揺動軸心X3周りで時計回りに揺動することにより、第一保持アーム71の第一当接部71cと第二保持アーム72の第二当接部72cとの当接を解除して、操作部材40の入位置への位置保持を解除することもできる。
ここで、操作部材40が切位置に切り替えられた状態では、ワイヤー82に弛みが生じている。したがって、ハンドル77を手動で左側面視において第三揺動軸心X3周りで反時計回りに揺動させて、元の位置に戻すことができる。つまり、ハンドル77を手動で左側面視において第三揺動軸心X3周りで反時計回りに揺動することにより、第一保持アーム71の第一当接部71cと第二保持アーム72の第二当接部72cとを当接させて、操作部材40を入位置に位置保持することができる。
〔オートクラッチ機構〕
図12に示すように、オートクラッチ機構32は、刈取部3が所定の高さ位置(非刈取作業位置)まで上昇した場合に、フィードチェーンクラッチ53を遮断状態に切替操作する。オートクラッチ機構32は、揺動片41に連係されている。オートクラッチ機構32は、クラッチアーム33と、ワイヤー34と、を有している。
クラッチアーム33は、左右向きの揺動軸心X5周りで揺動可能に構成されている。クラッチアーム33は、刈取部3の昇降に応じて上昇位置Prと下降位置Pdとに切り替わる。具体的には、クラッチアーム33は、刈取部3が非刈取作業位置まで上昇すると、上昇位置Prに切り替わり、刈取部3が刈取作業位置まで下降すると、下降位置Pdに切り替わる。
ワイヤー34は、インナーワイヤー35と、アウターワイヤー36と、を有している。アウターワイヤー36の両端部は、ワイヤーステー37A、37Bによって支持されている。インナーワイヤー35の一端部は、クラッチアーム33に連結されている。インナーワイヤー35の他端部は、バネ38の一端部に連結されている。バネ38の他端部は、揺動片41のうち第二揺動アーム部41bに連結されている。
このような構成により、刈取部3が非刈取作業位置まで上昇すると、クラッチアーム33が上昇位置Prに切り替わる。そうすると、ワイヤー34を介して揺動片41が揺動軸心X4周りで切位置側に揺動される。これにより、フィードチェーンクラッチ53及び前記刈取クラッチが遮断状態に切り替わる。
そして、刈取部3が刈取作業位置まで下降すると、クラッチアーム33が下降位置Pdに切り替わる。そうすると、揺動片41がバネ45の付勢力によって揺動軸心X4周りで入位置側に揺動される。これにより、フィードチェーンクラッチ53が伝達状態に切り替わる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態において、位置保持機構70は、第一保持アーム71と、第二保持アーム72と、を有し、第二保持アーム72が解除機構80によって第一保持アーム71との当接が解除される側に揺動されるが、本発明はこれに限定されない。例えば、「位置保持機構」を、左右方向に出退可能に構成され、突出状態で操作部材40を入位置に位置保持(揺動片41の入位置側への揺動を規制)するピンで構成し、「解除機構」を、ピンを引退操作するように構成してもよい。このような構成によれば、ピンが突出することにより、操作部材40が入位置に位置保持される。そして、ピンが引退機構によって引退されることにより、ピンによる操作部材40の入位置への位置保持が解除され、フィードチェーンクラッチ53が遮断状態に切り替わる。
(2)上記実施形態において、解除機構80は、位置保持機構70に対して前方側に配置されているが、位置保持機構70に対して後方側に配置されていてもよい。この場合、第一保持アーム71及び第二保持アーム72は、図7に示す姿勢とは反対側に折れ曲がる姿勢で、互いに当接することになる。
(3)上記実施形態において、フィードチェーンクラッチ53は、出力軸52上で構成されているが、入力軸51その他の軸上で構成されていてもよい。
(4)上記実施形態において、伝達筒55が出力軸52の軸方向に移動可能に設けられているが、出力ギヤ54が出力軸52の軸方向に移動可能に設けられていてもよい。
(5)上記実施形態において、第一当接部71cは、第一保持アーム71と一体成形されているが、第一保持アーム71と別の部材で構成されていてもよい。
(6)上記実施形態において、第二当接部72cは、第二保持アーム72とは別の部材で構成されているが、第二保持アーム72と一体成形してもよい。
(7)上記実施形態において、「アクチュエータ」は、モータ81で構成されているが、油圧シリンダ等の各種シリンダで構成されていてもよい。
(8)上記実施形態において、「線状部材」は、ワイヤー82で構成されているが、チェーンで構成されていてもよい。
本発明は、自脱型コンバインに利用可能である。
3 刈取部
7 フィードチェーン
32 オートクラッチ機構
40 操作部材
41 揺動片
42 軸体
45 バネ(別の付勢部材)
52 出力軸(伝達軸)
53 フィードチェーンクラッチ
54 出力ギヤ(第一クラッチ部材、第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち他方)
55 伝達筒(第二クラッチ部材、第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材のうち一方)
55A フランジ部
55b 第一垂直面
55c 第二垂直面
55d 傾斜面
61 連係ロッド(連係部材)
63 バネ(付勢部材)
64 作用ピン(作用部)
70 位置保持機構
71 第一保持アーム
72 第二保持アーム
80 解除機構
81 モータ(アクチュエータ)
82 ワイヤー(線状部材)
X1 第一揺動軸心
X2 第二揺動軸心
X3 第三揺動軸心

Claims (14)

  1. 刈取穀稈を脱穀装置に搬送するフィードチェーンと、
    前記フィードチェーンに動力を伝達する伝達状態と前記フィードチェーンへの動力を遮断する遮断状態とに切替可能なフィードチェーンクラッチと、
    前記フィードチェーンクラッチの前記伝達状態に対応する入位置と前記フィードチェーンクラッチの前記遮断状態に対応する切位置とに切替可能に構成され、前記切位置に切り替えられることにより、前記フィードチェーンクラッチを前記遮断状態に切替操作する操作部材と、
    前記操作部材を前記切位置に切り替わるように付勢する付勢部材と、
    前記操作部材を前記入位置に位置保持する位置保持機構と、
    前記位置保持機構による前記操作部材の前記入位置への位置保持を解除する解除機構と、を備える自脱型コンバイン。
  2. 前記フィードチェーンに動力を伝達する伝達軸を備え、
    前記フィードチェーンクラッチは、前記伝達軸上で互いに対向する噛合可能な第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材を有し、
    前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方は、前記伝達軸と一体回転可能かつ前記伝達軸の軸方向に移動可能であり、
    前記操作部材は、前記切位置に切り替えられることにより、前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方を、噛合い解除側に移動させる請求項1に記載の自脱型コンバイン。
  3. 前記位置保持機構は、前記操作部材側に連結される第一保持アームと、前記解除機構側に連結される第二保持アームと、を有し、
    前記第一保持アーム及び前記第二保持アームは、相対揺動可能に連結され、かつ、相対揺動が阻止されるように互いに当接可能な部分を有し、
    前記付勢部材は、前記第一保持アームを前記第二保持アームと当接する側に揺動するように付勢し、
    前記第一保持アームと前記第二保持アームとが当接して相対揺動が阻止されることにより、前記操作部材が前記入位置に位置保持される請求項1又は2に記載の自脱型コンバイン。
  4. 前記解除機構は、前記第二保持アームを前記第一保持アームとの当接が解除される側に揺動させることにより、前記位置保持機構による前記操作部材の前記入位置への位置保持を解除する請求項3に記載の自脱型コンバイン。
  5. 前記解除機構は、前記第二保持アーム側に連結される線状部材と、前記線状部材を介して前記第二保持アームを前記第一保持アームとの当接が解除される側に揺動するように操作するアクチュエータと、を有する請求項3又は4に記載の自脱型コンバイン。
  6. 植立穀稈を刈り取る昇降可能な刈取部と、
    前記刈取部が所定の高さ位置まで上昇した場合に、前記フィードチェーンクラッチを前記遮断状態に切替操作するオートクラッチ機構と、を備え、
    前記オートクラッチ機構は、前記操作部材に連係されている請求項1から5のいずれか一項に記載の自脱型コンバイン。
  7. 前記操作部材と前記位置保持機構とを連係可能な連係部材を備え、
    前記連係部材に、前記付勢部材が連結され、
    前記連係部材は、前記位置保持機構が前記操作部材を前記入位置に位置保持している状態では、前記付勢部材の付勢力を前記操作部材に伝達しない請求項1から6のいずれか一項に記載の自脱型コンバイン。
  8. 前記位置保持機構は、前記操作部材側に連結される第一保持アームと、前記解除機構側に連結される第二保持アームと、を有し、
    前記第一保持アームの一端側は、前記操作部材側に第一揺動軸心周りで揺動可能に連結され、
    前記第二保持アームの一端側は、前記第一保持アームの他端側に第二揺動軸心周りで揺動可能に連結され、
    前記第二保持アームの他端側は、前記解除機構側に第三揺動軸心周りで揺動可能に連結され、
    前記第一揺動軸心、前記第二揺動軸心及び前記第三揺動軸心の軸心方向視において、前記第一揺動軸心と前記第二揺動軸心と前記第三揺動軸心とを結ぶ線が一直線状になる位置を境に、前記連係部材が前記付勢部材の付勢力を前記操作部材に伝達する状態と前記操作部材に伝達しない状態とが切り替わる請求項7に記載の自脱型コンバイン。
  9. 植立穀稈を刈り取る昇降可能な刈取部と、
    前記刈取部が所定の高さ位置まで上昇した場合に、前記フィードチェーンクラッチを前記遮断状態に切り替えるオートクラッチ機構と、を備え、
    前記操作部材は、前記入位置と前記切位置との間で揺動可能な揺動片を有し、
    前記揺動片に、前記オートクラッチ機構が連係され、
    前記連係部材は、前記揺動片に対して前記切位置側への揺動力を付与可能な作用部を有し、
    前記作用部は、前記位置保持機構が前記操作部材を前記入位置に位置保持している状態では、前記揺動片に対して前記切位置側への揺動力を付与しない請求項7又は8に記載の自脱型コンバイン。
  10. 前記揺動片を前記入位置側に揺動するように付勢する付勢部材を、前記付勢部材とは別に備えている請求項9に記載の自脱型コンバイン。
  11. 前記操作部材と前記位置保持機構とを連係可能な連係部材を備え、
    前記付勢部材は、前記連係部材のうち前記操作部材側の端部に連結されている請求項1から10のいずれか一項に記載の自脱型コンバイン。
  12. 前記フィードチェーンに動力を伝達する伝達軸を備え、
    前記フィードチェーンクラッチは、前記伝達軸上で互いに対向する噛合可能な第一クラッチ部材及び第二クラッチ部材を有し、
    前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方は、前記伝達軸と一体回転可能かつ前記伝達軸の軸方向に移動可能であり、
    前記操作部材は、前記入位置と前記切位置との間で揺動可能な揺動片と、前記揺動片に連結され、前記伝達軸に直交する方向で前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方に対して接触離間可能な軸体と、を有し、
    前記軸体は、前記揺動片が前記切位置側に揺動されることにより、前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方に対して噛合い解除側への移動力を付与するように接触し、かつ、前記揺動片が前記入位置側に揺動されることにより、前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方から離間する請求項1から11のいずれか一項に記載の自脱型コンバイン。
  13. 前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方に、前記伝達軸の軸方向視で略円形状のフランジ部が形成され、
    前記フランジ部における前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち他方に対向する側の面には、前記伝達軸に対して垂直な第一垂直面及び第二垂直面が前記第一垂直面よりも前記第二垂直面が他方側に位置する段差状に形成され、かつ、前記伝達軸の軸方向周りで前記第一垂直面の外周部と前記第二垂直面の外周部とに亘る傾斜面が形成され、
    前記軸体は、前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方の回転に伴って、前記第一垂直面上に接触する状態から前記傾斜面を介して前記第二垂直面上に接触する状態に移行することにより、前記第一クラッチ部材及び前記第二クラッチ部材のうち一方に対して噛合い解除側への移動力を付与する請求項12に記載の自脱型コンバイン。
  14. 植立穀稈を刈り取る昇降可能な刈取部と、
    刈取穀稈を脱穀装置に搬送するフィードチェーンと、
    前記フィードチェーンに動力を伝達する伝達状態と前記フィードチェーンへの動力を遮断する遮断状態とに切替可能なフィードチェーンクラッチと、
    前記刈取部が所定の高さ位置まで上昇した場合に、前記フィードチェーンクラッチを前記遮断状態に切替操作するオートクラッチ機構と、を備え、
    前記フィードチェーンクラッチを前記遮断状態に切替操作する操作部材を、前記オートクラッチ機構とは別に備えている自脱型コンバイン。
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