JPH063045U - 脱穀機のフィ−ドチエン電動式クラッチ装置 - Google Patents

脱穀機のフィ−ドチエン電動式クラッチ装置

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JPH063045U
JPH063045U JP4914892U JP4914892U JPH063045U JP H063045 U JPH063045 U JP H063045U JP 4914892 U JP4914892 U JP 4914892U JP 4914892 U JP4914892 U JP 4914892U JP H063045 U JPH063045 U JP H063045U
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JP
Japan
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clutch
electric motor
thresher
feed chain
iron plate
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Pending
Application number
JP4914892U
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English (en)
Inventor
一 福井
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フィ−ドチエン回行断続用クラッチ部の入切
を行う電動モ−タの塵埃からの保護による作動不良の防
止と、この電動モ−タからクラッチ部への入切作動を確
実にする。 【構成】 フィ−ドチエン(1)の回行断続用クラッチ
部(2)を脱穀機(A)の穀稈供給用入口鉄板(3)下
方側に設け、そのクラッチ部(2)を電動モ−タ(M)
により入切する脱穀機において、該電動モ−タ(M)を
前記クラッチ部(2)の近傍で入口鉄板(3)下に位置
させ該電動モ−タ(M)のクラッチア−ム(4)を介し
て前記クラッチ部(2)のホ−ク(5)を作動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、穀稈の株元側を挟持して扱室内を横送させるフィ−ドチエンの回行 を、電動式クラッチ装置によって断続させるようにした脱穀機に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようにフィ−ドチエンの回行を電動式クラッチ装置によって断続さ せるようにした脱穀機は、そのクラッチ部の入切を行うところの電動モ−タが脱 穀後の穀粒を貯留する穀粒タンクと脱穀機との間に設けられ扱胴カバ−の隙間等 より塵埃が侵入して作動不良を起す恐れがあり、加えて電動モ−タはクラッチ部 より離れた位置に設けられていてクラッチ部の入切作動はワイヤ−を介して行わ せるようになりワイヤ−の摺動抵抗などのためにその作動が確実性を欠ぐのであ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、従来のものでは上記のような問題点を有しているのであるか ら、電動モ−タを塵埃から保護し且つ電動モ−タからクラッチ部の入切作動手段 を改善し従来の問題点を一掃するを目的として考案されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前項に記載の目的を遂行するために、フィ−ドチエンの回行断続用 クラッチ部を脱穀機の穀稈供給用入口鉄板下方側に設け、そのクラッチ部を電動 モ−タにより入切する脱穀機において、該電動モ−タを前記クラッチ部の近傍で 入口鉄板下に位置させ該電動モ−タのクラッチア−ムを介して前記クラッチ部の ホ−クを作動させることによりその入切を行う構成にしたのである。
【0005】
【作用】 このように構成したので、フィ−ドチエンの回行は入口鉄板の下に位置する電 動モ−タによりそのクラッチ部への入切作動が行われて断続されるのであり、ま た、電動モ−タからのクラッチ部への作動は電動モ−タのクラッチア−ムから直 接クラッチ部のホ−クを動作させるようになる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案による装置に関して実施例図を参照し説明すると、この脱穀機は 走行機台上に搭載されてコンバインを構成し、その概要は「図4」に示すような ものであって、図中、(6)はクロ−ラ(7)を装設するトラックフレ−ム、( 8)はトラックフレ−ム(6)上に架設する機台、(A)はフィ−ドチエン(1 )を左側に張設し扱胴(9)・揺動選別体(10)等を内蔵する脱穀部、(B) は引起ケ−ス(11)・刈刃(12)・株元搬送チエン(13)・穂先係送タイ ン(14)などを具備する刈取部、(C)は排藁チエン(15)の終端部をのぞ ませる排藁処理部、(D)は運転席(16)および運転操作部(17)を備える 操縦部、(E)はエンジン、(18)は前記エンジン(E)の前方に配設して脱 穀後の穀粒を貯溜する穀粒タンク、(19)は前記穀粒タンク(18)内の穀粒 を機外に取出す排出オ−ガであって、連続的に植立穀稈を刈取りその刈取った穀 稈を脱穀処理するように構成されている。
【0007】 次に本考案の要部について「図1」〜「図3」および「図4」により記載する と、前記のフィ−ドチエン(1)はその始端部を駆動スプロケット(20)に終 端部を従動輪(21)に懸回するとともに緊張輪(22)(23)にも掛け廻さ れて回行し刈取部(B)の株元搬送チエン(13)によりもち上げられてくる穀 稈株元側を受継し穂先側を入口鉄板(3)上から扱室内に供給し横送させるので ある。
【0008】 そして、(24)は前記入口鉄板(3)の下方側に設けたフィ−ドチエン(1 )回行断続用のクラッチ部(2)を内蔵するクラッチボックスで、前記駆動スプ ロケット(20)の軸(25)はこのクラッチボックス(24)内に挿入し左右 方向に架設されてその挿入部分にはカム溝(26)を形成して軸方向にのみ摺動 自在のクラッチ爪体(27)が嵌合するとともにベベルギヤ(28)を遊嵌し圧 縮スプリング(29)の介装によりクラッチ爪体(27)をベベルギヤ(28) 側に押圧勝手にして互いに爪体(30)を係合させるようにし、上方側からこの クラッチボックス(24)内に突入して出退自在のホ−ク(5)を設けこのホ− ク(5)の突出によってクラッチ爪体(27)に形成するカム溝(26)のカム 面への非作用状態から作用状態に切換えることによって圧縮スプリング(29) によりベベルギヤ(28)側に押圧されているクラッチ爪体(27)をこの押圧 方向と逆方向に摺動させて爪体(30)の係合を解く構成にしてあり、(31) はクラッチボックス(24)の下方側から上端部をのぞませた駆動軸でベベルギ ヤ(32)が軸着され、このベベルギヤ(32)が前記のベベルギヤ(28)に 噛み合わされて駆動軸(31)の回転動力が駆動スプロケット(20)の軸(2 5)にクラッチ部(2)を介して伝達されるのである。
【0009】 また、(M)は前記クラッチボックス(24)の上側で前記入口鉄板(3)の 下に位置させた電動モ−タであって、軸(33)を中心として揺動するクランク ア−ム(34)を備え、(4)は上下中間部を支軸(35)に樞着するクラッチ ア−ムでその上端部をクランクア−ム(34)の先端部に支軸(35)より下方 側を前記ホ−ク(5)の基部側にそれぞれ連動連結してクランクア−ム(34) の揺動によって前記ホ−ク(5)を出退させるようにしている。なお、(36) はクラッチア−ム(4)の下端部を牽引する引張スプリングである。
【0010】 したがって、「図3」に示すようにホ−ク(5)が突出してクラッチ爪体(2 7)に形成のカム溝(26)のカム面への作用状態においては圧縮スプリング( 29)の押圧力に抗してクラッチ爪体(27)をベベルギヤ(28)側から離間 させ爪体(30)は非係合状態になり駆動軸(31)からベベルギヤ(32)と (28)を介しての回転動力は遮断されフィ−ドチエン(1)はその回行を停止 する。
【0011】 また、操縦部(D)に配備したスイッチを操作して電動モ−タ(M)を起動さ せるとクランクア−ム(34)は「図1」に示す状態から(イ)方向に揺動して クラッチア−ム(4)を支軸(35)を支点にし(ロ)のように揺動させるとホ −ク(5)は(ハ)のように退入してカム溝(26)のカム面に対して非作用状 態になり圧縮スプリング(29)の押圧力によってクラッチ爪体(27)を(ニ )方向に摺動させ爪体(30)を互いに係合させるから回転動力は駆動スプロケ ット(20)の軸(25)に伝達されフィ−ドチエン(1)は回行して刈取部( B)からの穀稈を受継して横送するのである。
【0012】
【考案の効果】
本考案による装置は以上の説明から明らかなように、フィ−ドチエン(1)の 回行断続用クラッチ部(2)を脱穀機(A)の穀稈供給用入口鉄板(3)下方側 に設け、そのクラッチ部(2)を電動モ−タ(M)により入切する脱穀機におい て、該電動モ−タ(M)を前記クラッチ部(2)の近傍で入口鉄板(3)下に位 置させ該電動モ−タ(M)のクラッチア−ム(4)を介して前記クラッチ部(2 )のホ−ク(5)を作動させることによりその入切を行う構成にしたことを特徴 とする考案であるから、フィ−ドチエン(1)の回行は入口鉄板(3)の下に位 置する電動モ−タ(M)によりそのクラッチ部(2)への入切作動が行われて断 続され、また、電動モ−タ(M)からのクラッチ部(2)への入切作動は電動モ −タ(M)のクラッチア−ム(4)から直接クラッチ部(2)のホ−ク(5)を 動作させるようになって、入口鉄板(3)がカバ−の役目を果たし電動モ−タ( M)へ塵埃が侵入せず作動不良を起すことがなく、且つ電動モ−タ(M)からク ラッチ部(2)の入切作動が確実なものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案要部の側面図である。
【図2】同要部の前方視図である。
【図3】クラッチボックス部の内部を示す前方視図であ
る。
【図4】コンバイン全体の概要を示した側面図である。
【符号の説明】
1 フィ−ドチエン 2 クラッチ部 3 入口鉄板 4 クラッチア−ム 5 ホ−ク A 脱穀機 M 電動モ−タ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィ−ドチエン(1)の回行断続用クラ
    ッチ部(2)を脱穀機(A)の穀稈供給用入口鉄板
    (3)下方側に設け、そのクラッチ部(2)を電動モ−
    タ(M)により入切する脱穀機において、該電動モ−タ
    (M)を前記クラッチ部(2)の近傍で入口鉄板(3)
    下に位置させ該電動モ−タ(M)のクラッチア−ム
    (4)を介して前記クラッチ部(2)のホ−ク(5)を
    作動させることによりその入切を行う構成にしたことを
    特徴とする脱穀機のフィ−ドチエン電動式クラッチ装
    置。
JP4914892U 1992-06-19 1992-06-19 脱穀機のフィ−ドチエン電動式クラッチ装置 Pending JPH063045U (ja)

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ID=12823012

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150115601A (ko) * 2014-04-04 2015-10-14 가부시끼 가이샤 구보다 자탈형 콤바인

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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