JP5827119B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、脱穀装置、及びエンジンからの駆動力を前記脱穀装置に伝達する伝動ケースを、運転座席の後方に配備したコンバインに関する。
従来、たとえば特許文献1に記載されているように、運転座席の後方にタンク穀粒排出レバーを配備したコンバインがあった。
特開2011−87531号公報
コンバインにおいて、運転座席の後方に配備される穀粒貯留装置などの装置のための操作レバーを運転座席の後方に配備し、装置と操作レバーを連動させる連動系の長さを短く済ませるとか、運転部から操作する装置を視やすくするよう構成される。
ところが、操作レバーや操作レバーのレバーガイドを支持させる支持構造として、専用の特別なものを採用した場合、構造面やコスト面で不利になる。
本発明の目的は、上記した如く操作レバーを運転座席の後方に配備するものでありながら、構造面やコスト面で有利に得ることができるコンバインを提供することにある。
本発明の特徴は、
脱穀装置、及びエンジンからの駆動力を前記脱穀装置に伝達する伝動ケースを、運転座席の後方に配備したコンバインにおいて、
前記運転座席の後方に位置する装置を操作する操作レバーを、前記伝動ケースが備える入力プーリを覆うプーリカバーの下方で揺動自在に支持し、
前記操作レバーが挿通するレバーガイド溝を備えるレバーガイドを、前記プーリカバーに一体成形し
前記操作レバーを、前記入力プーリを一体回転自在に備えた前記伝動ケースの入力軸に相対回転自在に支持してある点にある
本発明によると、たとえばレバーガイドとプーリカバーに共通の支持構造によってレバーガイド及びプーリカバーを支持させるなど、操作レバーを備える操作構造を簡素化しながら運転座席の後方に配備できる。
従って、運転座席の後方に位置する装置を運転座席の後方に配備した操作レバーによって操作し易いものを、構造簡単かつ安価に得ることができる。
また、本発明によれば、入力軸を操作レバーの支軸に活用して操作レバーを支持させることができる。従って、操作レバーを運転座席の後方に配備して、装置と操作レバーを連動させる連動系の長さを短く済ませるなど有利となるものを得るのに、操作レバーの支持に入力軸を活用して構造簡単かつ安価に得ることができる。
本発明においては、前記操作レバーの操作限界位置を設定するよう前記操作レバーに当接する位置決め体を、前記プーリカバー及び前記レバーガイドと異なる部材によって構成して設け、前記プーリカバー及び前記レバーガイドを樹脂材によって成形してあると好適である
本構成によると、操作レバーを操作限界位置に操作した際の操作レバーの位置決めを、プーリカバー及びレバーガイドと異なる部材によって構成した位置決め体と操作レバーの当接によってできて、位置決めのための荷重がプーリカバー及びレバーガイドに掛からず、プーリカバー及びレバーガイドを樹脂材によって成形しても、レバーガイドと操作レバーの当接によって位置決めを行わせる構成を採用した場合に発生し易いレバーカバーやプーリカバーの割れや亀裂などの損傷を回避できる。
従って、プーリカバー及びレバーガイドを樹脂製にして製作容易かつ安価に得ることができる。
本発明においては、前記運転座席の後方に位置する装置としての穀粒貯留装置を設け、
前記操作レバーにより、前記穀粒貯留装置が備える穀粒搬出用の搬出オーガを停止及び駆動操作するように構成し、
前記搬出オーガを旋回及び起伏操作する操作スイッチ装置を、前記プーリカバーに装着してあると好適である
本構成によると、搬出オーガの停止及び駆動操作のための操作レバーと、搬出オーガの旋回及び起伏操作のための操作スイッチ装置とを操作し易いように纏まって位置する状態で配備できる。
従って、操作レバー及び操作スイッチ装置によるオーガの停止、駆動、旋回及び起伏操作が行ない易く、穀粒の排出作業を能率よく行なうことができる。
コンバインの全体を示す側面図である。 コンバインの全体を示す平面図である。 脱穀装置及び搬出オーガを駆動する伝動装置を示す概略図である。 排出クラッチ及び操作レバーの配設部を示す側面図である。 操作レバーを示す側面図である。 操作レバーを示す正面図である。 操作レバーの配設部を示す平面図である。 カバー体を示す斜視図である。 カバー体を示す平面図である。 カバー体を示す右側面図である。 カバー体を示す正面図である。 カバー体を示す左側面図である。 図9のXIII―XIII断面矢視図である。 図9のXIV―XIV断面矢視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す側面図である。図2は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す平面図である。これらの図に示すように、本発明の実施に係るコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1,1、機体前部の横一端側に設けた運転部2、運転座席2aの下方に設けたエンジン3を備えて、左右一のクローラ走行装置1,1をエンジン3の駆動力によって駆動して自走するように自走機体を構成し、自走機体の機体フレーム4の前部に刈取り部5を連結し、運転座席2aの後方に脱穀装置6と穀粒貯留の装置7を機体横方向に並べて設けて構成してある。
このコンバインは、稲、麦などの収穫作業を行なう。
すなわち、刈取り部5は、機体フレーム4から走行機体前方向きに上下揺動自在に延出する刈取り部フレーム10を備え、刈取り部フレーム10が油圧シリンダ21を有した昇降操作機構20によって上下に揺動操作されることにより、刈取り部5の前端部に位置する分草具11が圃場面近くに下降した下降作業状態と、分草具11が圃場面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降操作される。刈取り部5を下降作業状態に下降させて自走機体を走行させることにより、刈取り部5は、刈取対象の植立穀稈を分草具11によって引起し装置12に導入して引起し処理しながらバリカン形の刈取装置13によって刈取処理し、刈取り穀稈を供給装置14によって走行機体後方向きに搬送して脱穀装置6の脱穀フィードチェーン6aに供給する。脱穀装置6は、脱穀フィードチェーン6aによって刈取穀稈の株元側を挟持して走行機体後方向きに搬送し、搬送する刈取り穀稈の穂先側を扱室(図示せず)に供給して脱穀処理する。穀粒貯留の装置7は、穀粒タンク25及び穀粒タンク25の底部内に連通している搬出オーガ26を備え、脱穀装置6から搬送された脱穀粒を穀粒タンク25に回収して貯留し、貯留した脱穀粒を穀粒タンク25の底部内に設けた底スクリュー27(図3参照)、及び搬出オーガ26によって搬出する。
図3は、脱穀装置6及び搬出オーガ26を駆動する伝動装置を示す概略図である。この図に示すように、伝動装置は、エンジン3の出力軸3aの駆動力を伝動ベルト30によって中間伝動軸31の入力プーリ31aに伝達し、中間伝動軸31の出力プーリ31bの駆動力を伝動ベルト32によって伝動ケース33の入力軸34に設けた入力プーリ34cに伝達し、伝動ケース33の出力軸35に設けた出力プーリ35aの駆動力を伝動ベルト36によって扱胴6bの回転支軸6cに伝達するよう構成してある。伝動ベルト36は、伝動ケース33に揺動自在に支持されたテンション輪体37によって緊張状態に張り操作されている。
伝動装置は、エンジン3の出力軸3aの駆動力を伝動ベルト40によって底スクリュー駆動ケース41の入力軸42に設けた入力プーリ42aに伝達し、底スクリュー27の駆動力を、搬出オーガ26の縦送りオーガ部26a(図1,2参照)のスクリューに伝達し、縦送りオーガ部26aのスクリューの駆動力を、搬出オーガ26の横オーガ部26b(図1,2参照)のスクリューに伝達するよう構成してある。
扱胴6bに伝動する伝動ケース33は、運転座席2aの後方に配置され、脱穀装置6に設けた支持枠6d及びステー6eに支持されている。伝動ケース33の入力軸34は、入力側が伝動ケース33から機体横外向きに突出する取付け姿勢で伝動ケース33に回転自在に支持されている。伝動ケース33の出力軸35は、出力側が伝動ケース33から機体前方向きに突出する取付け姿勢で伝動ケース33に回転自在に支持されている。伝動ケース33は、入力軸34に一体回転自在に設けたベベルギヤと、出力軸35に一体回転自在に設けたベベルギヤとの咬み合いによって入力軸34と出力軸35を連動させるギヤ機構33aを収容している。
底スクリュー駆動ケース41は、穀粒タンク25の前面側の底部に取り付けられている。底スクリュー駆動ケース41の入力軸42は、入力側が底スクリュー駆動ケース41から機体横内向きに突出する取り付け姿勢で底スクリュー駆動ケース41に回転自在に支持されている。底スクリュー駆動ケース41は、入力軸42に一体回転自在に設けたベベルギヤと底スクリュー27のスクリュー軸に一体回転自在に設けたベベルギヤとの咬み合いによって入力軸42の駆動力を底スクリュー27に伝達するギヤ機構41aを収容している。
図3,4に示すように、底スクリュー駆動ケース41に伝動する伝動ベルト40を、入力軸42に上下揺動自在に支持されるテンションアーム46によって伝動用の緊張状態と伝動解除の弛緩状態とに切り換え操作されるように構成して、伝動ベルト40とテンションアーム46とによって搬出クラッチ47を構成してある。搬出クラッチ47は、底スクリュー27に対する伝動を入り状態と切り状態に切り換えることにより、底スクリュー27及び搬出オーガ26を駆動及び停止操作する。
搬出クラッチ47のテンションアーム46を運転座席2aの後方に配備された操作レバー50に連動させ、操作レバー50により、搬出クラッチ47を切り換え操作して搬出オーガ26を駆動及び停止操作するよう構成してある。
すなわち、図4,5,6に示すように、操作レバー50は、伝動ケース33の入力プーリ34cを覆うプーリカバー80の下方に設けた伝動ケース33の入力軸34の端部34aに相対回転自在に支持させてある。
操作レバー50は、伝動ケース33の入力軸34の端部34aに相対回転自在に外嵌するボス部51と、このボス部51から延出するレバー本体52とを備えて構成してある。
ボス部51は、入力軸34の端部34aに外嵌され、抜け止めリング34bによって抜け止めされた軸受部51bと、軸受部51bの外輪部材に装着された支持板部51aとを備えて構成してある。レバー本体52は、支持板部51aから一体回転自在に延出している。支持板部51aに設けたピン支持部53aに取り付けた連結ピンで成る連結部53とテンションアーム46とが連動部材54を介して連結されていることにより、ボス部51とテンションアーム46とが連動している。連動部材54は、連結部53に一端側が相対回転自在に連結している帯板状の連動杆54aと、この連動杆54aの他端側をテンションアーム46に連結するスプリング54bとを備えて構成してある。
図4〜7に示すように、操作レバー50は、プーリカバー80及びこのプーリカバー80の機体横外側端部に一体成形したレバーガイド82を備えた一つのカバー体60のうちのレバーガイド82に備えてあるレバーガイド溝61を挿通するよう配備してある。
カバー体60は、上カバー板部90及び前カバー板部91を備えて構成され、上カバー板部90に装着された複数本の上取付けボルト63a及び前カバー板部91に装着された前取付けボルト63bによって支持部材63に締め付け固定されている。支持部材63は、脱穀装置6の支持枠6d及び機体壁から延出されている。
図5,7に示すように、ボス部51に支持板部51aから機体横内側向きに突設した位置決めピン56を備え、この位置決めピン56が係入するガイド溝55aを有する固定側の位置決め体55を設けて、操作レバー50の2つの操作限界位置としてのクラッチ切り位置「切」及びクラッチ入り位置「入」を位置決め体55によって設定するよう構成してある。固定側の位置決め体55は、カバー体60(プーリカバー80及びレバーガイド82)とは異なる部材によって構成して、脱穀装置6の支持枠6d及び機体壁に固定してある。
つまり、操作レバー50を入力軸34の軸芯まわりにレバーガイド溝61に沿わせて機体前方側に揺動操作し、位置決めピン56がガイド溝55aの一端側に移動して位置決め体55のガイド溝内部に当接して、位置決め体55によって設定される一方の操作限界位置に操作レバー50が位置すると、操作レバー50は、クラッチ入り位置「入」になり、連動部材54を引き上げ操作してテンションアーム46を緊張操作位置に揺動操作し、搬出クラッチ47が入り状態になって底スクリュー27及び搬出オーガ26を駆動状態に操作できる。
操作レバー50を入力軸34の軸芯まわりにレバーガイド溝61に沿わせて機体後方側に揺動操作し、位置決めピン56がガイド溝55aの他端側に移動して位置決め体55のガイド溝内部に当接して、位置決め体55に設定される他方の操作限界位置に操作レバー50が位置すると、操作レバー50は、クラッチ切り位置「切」になり、連動部材54を押し下げ操作してテンションアーム46を弛緩操作位置に揺動操作し、搬出クラッチ47が切り状態になって底スクリュー27及び搬出オーガ26を停止状態に操作できる。
図6に示すように、操作レバー50のボス部51を、入力軸34の端部34aのうちの入力プーリ34cに対して伝動ケース33が位置する側とは反対側に位置する部位に支持させてある。レバー本体52をボス部51の支持板部51aに対して連結ボルト57によって脱着自在に連結してある。
つまり、入力プーリ34cに対する伝動ベルト32の脱着を行なう場合、レバー本体52をボス部51から取り外すことにより、入力プーリ34cの手前側のベルト脱着経路からレバー本体52を退避させ、レバー本体52による障害を受けずに伝動ベルト32の脱着ができるように構成してある。
図5,6,7に示すように、カバー体60における上カバー板部60bのプーリカバー80を構成する部位に操作スイッチ装置70を設け、操作スイッチ装置70によって搬出オーガ26を旋回及び起伏操作できるように構成してある。
すなわち、操作スイッチ装置70に、手動操作の上昇スイッチ71、下降スイッチ72、左旋回スイッチ73及び右旋回スイッチ74を設けてある。操作スイッチ装置70の手動操作の各スイッチ71〜74より機体前方側の部位に、自動操作の右スイッチ75、後スイッチ76及び収納スイッチ77を設けてある。
手動操作の上昇スイッチ71を入り操作することにより、昇降シリンダ78(図1,2参照)が伸長側に駆動され、横オーガ部26bを起立側に上昇揺動操作できる。手動操作の下降スイッチ72を入り操作することにより、昇降シリンダ78が短縮側に駆動され、横オーガ部26bを倒伏側に下降揺動操作できる。手動操作の右旋回スイッチ74を入り操作することにより、旋回モータ79(図2参照)が右旋回側に駆動され、横オーガ部26bを右回りに旋回操作できる。手動操作の左旋回スイッチ73を入り操作することにより、旋回モータ79が左旋回側に駆動され、横オーガ部26bを右回りに旋回操作できる。
自動操作の右スイッチ75を入り操作することにより、旋回モータ79が駆動されて横オーガ部26bが旋回し、横オーガ部26bが右横外向きに延出した姿勢になると自動的に停止する。自動操作の後スイッチ76を入り操作すると、旋回モータ79が駆動されて横オーガ部26bが旋回し、横オーガ部26bが後向きに延出した姿勢になると自動的に停止する。収納スイッチ77を入り操作すると、昇降シリンダ78及び旋回モータ79が駆動されて横オーガ部26bが収納スタンドに収まった状態に自動的に収納される。
カバー体60の横外側部に、伝動ベルト32及び操作レバー50の点検、脱着などのための点検開口64を蓋板60aによって開閉自在に設けてある。蓋板60aは、一対の支持アーム62に取付けボルトによって脱着自在に支持されるように構成してある。一対の支持アーム62,62は、一方の支持アーム62の基部が連結している主基板62aと、他方の支持アーム62の基部が連結されている副基板62bとを介して脱穀装置6の機体壁に連結されている。副基板62bは、主基板62aに連結されている。
カバー体60について更に説明する。
図8は、カバー体60を示す斜視図である。図9は、カバー体60を示す平面図である。図10は、カバー体60を示す右側面図である。図11は、カバー体60を示す正面図である。図12は、カバー体60を示す左側面図である。図13は、図9のXIII―XIII断面矢視図である。図14は、図9のXIV―XIV断面矢視図である。
これらの図に示すように、カバー体60は、操作スイッチ装置70の組付け孔81を有するプーリカバー80と、プーリカバー80の機体横外側端部に一体成形するとともにレバーガイド溝61を有したレバーガイド82とを備えて構成してある。プーリカバー80及びレバーガイド82は、樹脂材によって成形してある。
カバー体60は、組付け孔81、レバーガイド溝61の機体前後向き部61a、及び上取付けボルト63aのためのボルト孔83を有した上カバー板部90と、上カバー板部90の前端に上端が連なるとともにレバーガイド溝61の機体上下向き部61b、及び前取付けボルト63bのためのボルト孔84を有した前カバー板部91と、上カバー板部90及び前カバー板部91の機体横外側端に連なる横外カバー板部92とを備えて構成してある。カバー体60は、レバーガイド溝61の機体前後向き部61aを備える上カバー板部90の横外側部分90a、及びレバーガイド溝61の機体上下向き部61bを備える前カバー板部91の横外側部分によってレバーガイド82を構成している。上カバー板部90、前カバー板部91、横外カバー板部92及び横内カバー板部93は、樹脂材によって一体成形してある。
図6,8,11に示すように、上カバー板部90は、レバーガイド溝61の機体前後向き部61a及び組付け孔81を備え、かつ入力プーリ34cの上方に位置する横外側部90aと、出力プーリ35aの上方に位置する横内側部90bとを備えて構成してある。上カバー板部90は、横外側部90aが横内側部90bより高い配置高さに位置するように段付き形状に形成してある。前カバー板部91は、レバーガイド溝61の機体上下向き部61bを備える上側部91aと、操作具孔97を備える下側部91bとを備えて構成してある。前カバー板部91は、下側部91bが上側部91aより機体前方側に位置するように段付き形状に形成してある。
レバーガイド溝61の横側に、上カバー板部90と横外カバー板部92の内面側にわたって設けた補強リブ86、及び前カバー板部91と横外カバー板部92の内面側にわたって設けた補強リブ87を設けてある。各補強リブ86,87は、機体側面視で下端側ほど後方に位置するよう傾斜している。組付け孔81の前側に、上カバー板部90と前カバー板部91の内面側にわたって設けた補強リブ88を設けてある。前カバー板部91の下端部の内面側に係止突起96を設けてある。図5に示すように、係止突起96は、ステー65に設けた係止孔に入り込んでステー65に係合することにより、前カバー板部91の振れ止めを行なう。各補強リブ86,87,88及び係止突起96は、樹脂材によってカバー体60に一体成形してある。
前カバー板部91に、レバーガイド溝61の下方に配置した操作具孔97を設けてある。操作具孔97は、脱穀装置6の唐箕風量を調節する調節レバー98(図5参照)を挿通させるものである。
図8,10,12に示すように、横外カバー板部92の下方に点検開口64を形成するように、横外カバー板部92の側面視での下端縁形状を円弧形状に形成してある。
〔別実施例〕
(1)上記した実施例では、操作レバー50として、搬出オーガ26を駆動及び停止操作する操作レバーを採用した例を示したが、脱穀装置6における唐箕の吸気口を開度調節する装置、あるいは脱穀排ワラを細断装置、結束装置及び長ワラ放出経路に供給切り換えする装置など、運転座席2aの後方に位置する各種の装置を操作対象とする操作レバーを採用して実施してもよい。
(2)上記した実施例では、操作レバー50を入力軸34のうち、入力プーリ34cに対して伝動ケース33が位置する側とは反対側の部位に支持する例を示したが、入力プーリ34cに対して伝動ケース33が位置する側の部位に支持する構成を採用して実施してもよい。
(3)上記した実施例では、操作レバー50を入力軸34に支持した例を示したが、操作レバー50を専用の支軸に支持する構成を採用して実施してもよい。
本発明は、自脱形の脱穀装置が装備されたコンバインの他、刈取り穀稈の株元から穂先までの全体にわたって扱室に供給して脱穀処理するよう構成した脱穀装置が装備されたコンバインに利用可能である。
2a 運転座席
3 エンジン
6 脱穀装置
7 装置(穀粒貯留装置)
26 搬出オーガ
31a 入力プーリ
33 伝動ケース
34 入力軸
50 操作レバー
55 位置決め体
61 レバーガイド溝
70 操作スイッチ装置
80 プーリカバー
82 レバーガイド

Claims (3)

  1. 脱穀装置、及びエンジンからの駆動力を前記脱穀装置に伝達する伝動ケースを、運転座席の後方に配備したコンバインであって、
    前記運転座席の後方に位置する装置を操作する操作レバーを、前記伝動ケースが備える入力プーリを覆うプーリカバーの下方で揺動自在に支持し、
    前記操作レバーが挿通するレバーガイド溝を備えるレバーガイドを、前記プーリカバーに一体成形し
    前記操作レバーを、前記入力プーリを一体回転自在に備えた前記伝動ケースの入力軸に相対回転自在に支持してあるコンバイン。
  2. 前記操作レバーの操作限界位置を設定するよう前記操作レバーに当接する位置決め体を、前記プーリカバー及び前記レバーガイドと異なる部材によって構成して設け、
    前記プーリカバー及び前記レバーガイドを樹脂材によって成形してある請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記運転座席の後方に位置する装置としての穀粒貯留装置を設け、
    前記操作レバーにより、前記穀粒貯留装置が備える穀粒搬出用の搬出オーガを停止及び駆動操作するように構成し、
    前記搬出オーガを旋回及び起伏操作する操作スイッチ装置を、前記プーリカバーに装着してある請求項1又は2記載のコンバイン。
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