JP2571030Y2 - コンバイン - Google Patents
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- JP2571030Y2 JP2571030Y2 JP6027492U JP6027492U JP2571030Y2 JP 2571030 Y2 JP2571030 Y2 JP 2571030Y2 JP 6027492 U JP6027492 U JP 6027492U JP 6027492 U JP6027492 U JP 6027492U JP 2571030 Y2 JP2571030 Y2 JP 2571030Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば稲または麦または
大豆などを収穫するコンバインに関する。
大豆などを収穫するコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、穀物ヘッダで刈取った穀稈をフィ
ーダハウスを介して脱穀部に供給するコンバインがあっ
た。
ーダハウスを介して脱穀部に供給するコンバインがあっ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、穀稈
刈取作業時に穀物ヘッダで発生する粉塵が運転席の作業
者に飛散し易い等の作業上の問題があった。
刈取作業時に穀物ヘッダで発生する粉塵が運転席の作業
者に飛散し易い等の作業上の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、穀物
ヘッダで刈取った穀稈をフィーダハウスを介して脱穀部
に供給するコンバインにおいて、前記フィーダハウスに
吸排塵ファンを設けると共に、刈取部を上昇時に前記吸
排塵ファンを自動的に停止させる手段を設けたもので、
穀物ヘッダで発生する粉塵をフィーダハウスを介して吸
排塵ファンにより効率良く集塵し得、運転席方向への粉
塵の飛散を容易に防止し得、また脱穀部に搬入される粉
塵を低減して脱粒選別性の向上なども容易に行い得ると
共に、圃場での方向転換時に刈取部を上昇させることに
より、前記ファンが停止してこの吸引側に溜る塵が除去
され易く、前記ファン吸引側での塵詰りを防いで吸排塵
効率を適正に維持し得るものである。
ヘッダで刈取った穀稈をフィーダハウスを介して脱穀部
に供給するコンバインにおいて、前記フィーダハウスに
吸排塵ファンを設けると共に、刈取部を上昇時に前記吸
排塵ファンを自動的に停止させる手段を設けたもので、
穀物ヘッダで発生する粉塵をフィーダハウスを介して吸
排塵ファンにより効率良く集塵し得、運転席方向への粉
塵の飛散を容易に防止し得、また脱穀部に搬入される粉
塵を低減して脱粒選別性の向上なども容易に行い得ると
共に、圃場での方向転換時に刈取部を上昇させることに
より、前記ファンが停止してこの吸引側に溜る塵が除去
され易く、前記ファン吸引側での塵詰りを防いで吸排塵
効率を適正に維持し得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は吸排塵ファンの電気回路図、図2は全体の
側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行クロ
ーラ(2)を有するトラックフレーム(3)に装備する
機台、(4)は扱胴(5)及び選別機構(6)を備えて
いて前記機台(1)に搭載する脱穀部、(7)は揚穀筒
(8)を介して取出す脱穀部(4)の穀粒を溜める穀物
タンク、(9)は前記脱穀部(4)の下部前方に油圧シ
リンダ(10)を介して昇降可能に装設する刈取部、
(11)は運転席(12)及び運転操作部(13)を備
えていて前記穀物タンク(7)の前方に固設させる運転
台、(14)は前記穀物タンク(7)の後方に備えてい
てエンジン(15)を内設するエンジン室、(16)は
前記穀物タンク(7)内の穀粒を取出す穀粒搬出オーガ
である。
する。図1は吸排塵ファンの電気回路図、図2は全体の
側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行クロ
ーラ(2)を有するトラックフレーム(3)に装備する
機台、(4)は扱胴(5)及び選別機構(6)を備えて
いて前記機台(1)に搭載する脱穀部、(7)は揚穀筒
(8)を介して取出す脱穀部(4)の穀粒を溜める穀物
タンク、(9)は前記脱穀部(4)の下部前方に油圧シ
リンダ(10)を介して昇降可能に装設する刈取部、
(11)は運転席(12)及び運転操作部(13)を備
えていて前記穀物タンク(7)の前方に固設させる運転
台、(14)は前記穀物タンク(7)の後方に備えてい
てエンジン(15)を内設するエンジン室、(16)は
前記穀物タンク(7)内の穀粒を取出す穀粒搬出オーガ
である。
【0006】また、前記刈取部(9)は、未刈り穀稈を
取入れる穀物ヘッダ(17)と、該ヘッダ(17)の後
部略中央に連結させて刈取り穀稈を脱穀部(4)に送給
するフィーダハウス(18)によって構成すると共に、
未刈り穀稈掻込み用リール(19)及び往復駆動型刈刃
(20)及びプラットホームオーガ(21)とを前記穀
物ヘッダ(17)に備え、前記ヘッダ(17)に取込ま
れる刈取穀稈をフィーダハウス(18)に内設する供給
チェンコンベア(22)により脱穀部(4)に供給して
脱穀処理するように構成している。
取入れる穀物ヘッダ(17)と、該ヘッダ(17)の後
部略中央に連結させて刈取り穀稈を脱穀部(4)に送給
するフィーダハウス(18)によって構成すると共に、
未刈り穀稈掻込み用リール(19)及び往復駆動型刈刃
(20)及びプラットホームオーガ(21)とを前記穀
物ヘッダ(17)に備え、前記ヘッダ(17)に取込ま
れる刈取穀稈をフィーダハウス(18)に内設する供給
チェンコンベア(22)により脱穀部(4)に供給して
脱穀処理するように構成している。
【0007】さらに、図4、図5、図6、図7、図8に
示す如く、L形に連設させる上面フード(23)及び側
面フード(24)により防塵フード(25)を形成し、
防塵フード(25)に吸排塵ファン(26)を内設させ
ると共に、前記フィーダハウス(18)の上面及び左側
面に防塵フード(25)を取付け、また前記穀物ヘッダ
(17)の後側上面で左右幅方向に吸塵ガイド板(2
7)を固設させ、プラットホームオーガ(21)の上面
後側を前記ガイド板(27)で覆うもので、フィーダハ
ウス(18)上面に吸排塵ファン(26)を設け、運転
席(12)の作業者から離れた位置、即ち作業者側と反
対のフィーダハウス(18)左側で下方に、穀物ヘッダ
(17)に発生する粉塵を前記ファン(26)により吸
引排出させるように構成している。
示す如く、L形に連設させる上面フード(23)及び側
面フード(24)により防塵フード(25)を形成し、
防塵フード(25)に吸排塵ファン(26)を内設させ
ると共に、前記フィーダハウス(18)の上面及び左側
面に防塵フード(25)を取付け、また前記穀物ヘッダ
(17)の後側上面で左右幅方向に吸塵ガイド板(2
7)を固設させ、プラットホームオーガ(21)の上面
後側を前記ガイド板(27)で覆うもので、フィーダハ
ウス(18)上面に吸排塵ファン(26)を設け、運転
席(12)の作業者から離れた位置、即ち作業者側と反
対のフィーダハウス(18)左側で下方に、穀物ヘッダ
(17)に発生する粉塵を前記ファン(26)により吸
引排出させるように構成している。
【0008】また、前記フィーダハウス(18)上面に
吸塵口(28)を開設し、吸塵口(28)に保護網(2
9)を張設固定させると共に、前記ファン(26)及び
電動モータ(30)を送風ガイド板(31)を介して上
面フード(23)内部に固定させ、吸塵口(28)に前
記ファン(26)を対向配置させるもので、フィーダハ
ウス(18)上面に蝶番(32)を介して上面フード
(23)前側を連結させ、上面フード(23)後側をボ
ルト(33)によりフィーダハウス(18)上面に固定
させ、蝶番(32)を支点に上面フード(23)を前方
に開放自在に取付けると共に、フィーダハウス(18)
と上面フード(23)間の隙間を塞ぐシール材(34)
を上面フード(23)に設けている。
吸塵口(28)を開設し、吸塵口(28)に保護網(2
9)を張設固定させると共に、前記ファン(26)及び
電動モータ(30)を送風ガイド板(31)を介して上
面フード(23)内部に固定させ、吸塵口(28)に前
記ファン(26)を対向配置させるもので、フィーダハ
ウス(18)上面に蝶番(32)を介して上面フード
(23)前側を連結させ、上面フード(23)後側をボ
ルト(33)によりフィーダハウス(18)上面に固定
させ、蝶番(32)を支点に上面フード(23)を前方
に開放自在に取付けると共に、フィーダハウス(18)
と上面フード(23)間の隙間を塞ぐシール材(34)
を上面フード(23)に設けている。
【0009】また、図5の如く、フィーダハウス(1
8)左側面に蝶番(35)を介して側面フード(24)
後側を連結させ、ブラケット(36)及びボルト(3
7)により側面フード(24)前側をフィーダハウス
(18)左側面に固定させ、蝶番(35)を支点に側面
フード(24)を開放自在に取付けると共に、図7に示
す如く、上面フード(23)と側面フード(24)間の
接合部の隙間を塞ぐシール材(38)を側面フード(2
4)に設けている。
8)左側面に蝶番(35)を介して側面フード(24)
後側を連結させ、ブラケット(36)及びボルト(3
7)により側面フード(24)前側をフィーダハウス
(18)左側面に固定させ、蝶番(35)を支点に側面
フード(24)を開放自在に取付けると共に、図7に示
す如く、上面フード(23)と側面フード(24)間の
接合部の隙間を塞ぐシール材(38)を側面フード(2
4)に設けている。
【0010】そして、稲または大豆などの収穫作業時、
刈刃(20)によって刈取られた穀稈がプラットホーム
オーガ(21)によってフィーダハウス(18)前側に
送り込まれ、フィーダハウス(18)底面を介してチェ
ンコンベア(22)により脱穀部(4)に穀稈が供給さ
れると共に、収穫作業時、プラットホームオーガ(2
1)とフィーダハウス(18)間の穀稈受継部で粉塵が
特に多く発生するが、穀物ヘッダ(17)及びフィーダ
ハウス(18)の粉塵が吸排塵ファン(26)により集
塵され、フィーダハウス(18)上面から外側の上面及
び側面フード(23)(24)を介してフィーダハウス
(18)左側下方に粉塵が排出されるもので、穀物ヘッ
ダ(17)で発生する粉塵が運転席(12)の作業者方
向に飛散するのを防ぐと共に、フィーダハウス(18)
から脱穀部(4)に搬入される粉塵量を低減させるよう
に構成している。
刈刃(20)によって刈取られた穀稈がプラットホーム
オーガ(21)によってフィーダハウス(18)前側に
送り込まれ、フィーダハウス(18)底面を介してチェ
ンコンベア(22)により脱穀部(4)に穀稈が供給さ
れると共に、収穫作業時、プラットホームオーガ(2
1)とフィーダハウス(18)間の穀稈受継部で粉塵が
特に多く発生するが、穀物ヘッダ(17)及びフィーダ
ハウス(18)の粉塵が吸排塵ファン(26)により集
塵され、フィーダハウス(18)上面から外側の上面及
び側面フード(23)(24)を介してフィーダハウス
(18)左側下方に粉塵が排出されるもので、穀物ヘッ
ダ(17)で発生する粉塵が運転席(12)の作業者方
向に飛散するのを防ぐと共に、フィーダハウス(18)
から脱穀部(4)に搬入される粉塵量を低減させるよう
に構成している。
【0011】さらに、図1に示す如く、運転操作部(1
3)の脱穀及び刈取クラッチレバー(39)(40)の
脱穀及び刈取クラッチ入操作と連動してオンになる脱穀
及び刈取スイッチ(41)(42)と、運転席(12)
横の運転操作部(13)のサイドコラムに配設するラン
プ(43)付きの手動スイッチ(44)と、図4に示す
ようにフィーダハウス(18)の上昇によってオフにな
って刈取部(9)上昇による刈取中止を検出する常閉型
の停止スイッチ(45)と、常開リレースイッチ(4
6)を介して前記電動モータ(30)に電源バッテリ
(47)を接続させる電源リレー(48)と、一定時間
毎にオンオフ動作を繰返し行うタイマユニット(49)
とを設けると共に、前記各スイッチ(41)(42)
(44)(45)、リレー(48)、タイマユニット
(49)を直列接続させるもので、刈取部(9)を上昇
時に前記ファン(26)を自動的に停止させる手段であ
る前記停止スイッチ(45)を設け、圃場の枕地での方
向転換など刈取部(9)を上昇させて停止スイッチ(4
5)をオフにしたとき、またはタイマユニット(49)
の一定時間毎のオフ動作によってリレー(48)をオフ
にしたとき、前記モータ(30)をオフにして吸排塵フ
ァン(26)を停止させ、保護網(29)下面に付着し
ている長稈を自重で落下させ、網(29)の目詰りなど
吸引側の塵詰りを防ぐように構成している。
3)の脱穀及び刈取クラッチレバー(39)(40)の
脱穀及び刈取クラッチ入操作と連動してオンになる脱穀
及び刈取スイッチ(41)(42)と、運転席(12)
横の運転操作部(13)のサイドコラムに配設するラン
プ(43)付きの手動スイッチ(44)と、図4に示す
ようにフィーダハウス(18)の上昇によってオフにな
って刈取部(9)上昇による刈取中止を検出する常閉型
の停止スイッチ(45)と、常開リレースイッチ(4
6)を介して前記電動モータ(30)に電源バッテリ
(47)を接続させる電源リレー(48)と、一定時間
毎にオンオフ動作を繰返し行うタイマユニット(49)
とを設けると共に、前記各スイッチ(41)(42)
(44)(45)、リレー(48)、タイマユニット
(49)を直列接続させるもので、刈取部(9)を上昇
時に前記ファン(26)を自動的に停止させる手段であ
る前記停止スイッチ(45)を設け、圃場の枕地での方
向転換など刈取部(9)を上昇させて停止スイッチ(4
5)をオフにしたとき、またはタイマユニット(49)
の一定時間毎のオフ動作によってリレー(48)をオフ
にしたとき、前記モータ(30)をオフにして吸排塵フ
ァン(26)を停止させ、保護網(29)下面に付着し
ている長稈を自重で落下させ、網(29)の目詰りなど
吸引側の塵詰りを防ぐように構成している。
【0012】さらに、図9は変形例を示すもので、吸排
塵ファン(26)をシロッコファンにより形成すること
も容易に行えると共に、上面フード(23)に代え、側
面フード(24)に吸排塵ファン(26)を内設させる
ことも容易に行えるものである。
塵ファン(26)をシロッコファンにより形成すること
も容易に行えると共に、上面フード(23)に代え、側
面フード(24)に吸排塵ファン(26)を内設させる
ことも容易に行えるものである。
【0013】さらに図10は変形例を示すもので、フィ
ーダハウス(18)下面側に吸排塵ファン(50)を取
付け、目抜き構造のフィーダハウス底板(51)を介し
て下方側に塵を排出させ、また刈取部(9)の上昇によ
ってファン(50)のモータ(52)を逆転させ、底板
(51)の目詰りを防ぐと共に、運転席(12)と反対
側のフィーダハウス(18)側面に吸排塵ファン(5
3)を設け、フィーダハウス(18)内部の塵をファン
(53)によって機外側に排出させ、またフィーダハウ
ス(18)の供給チェンコンベア(22)を駆動する伝
動チェン(54)にスプロケット(55)を介してファ
ン(53)の駆動軸(56)を連結させ、コンベア(2
2)の駆動力によってファン(53)を回転させるよう
に構成している。
ーダハウス(18)下面側に吸排塵ファン(50)を取
付け、目抜き構造のフィーダハウス底板(51)を介し
て下方側に塵を排出させ、また刈取部(9)の上昇によ
ってファン(50)のモータ(52)を逆転させ、底板
(51)の目詰りを防ぐと共に、運転席(12)と反対
側のフィーダハウス(18)側面に吸排塵ファン(5
3)を設け、フィーダハウス(18)内部の塵をファン
(53)によって機外側に排出させ、またフィーダハウ
ス(18)の供給チェンコンベア(22)を駆動する伝
動チェン(54)にスプロケット(55)を介してファ
ン(53)の駆動軸(56)を連結させ、コンベア(2
2)の駆動力によってファン(53)を回転させるよう
に構成している。
【0014】さらに、図11は前記リール(19)の昇
降制御回路図であり、図4にも示す如く、リール(1
9)を昇降させる油圧シリンダ(57)にストロークセ
ンサ(58)を並設させると共に、前記シリンダ(5
7)を昇降制御する上昇及び下降ソレノイド(59a)
(59b)並びに上昇及び下降スイッチ(60)(6
1)を設け、ストロークセンサ(58)によって出力パ
ルスのデューティ比を変化させるパルス回路(62)に
上昇スイッチ(60)を介して上昇ソレノイド(59
a)を接続させ、シリンダ(57)によって上昇させる
リール(19)が所定高さ以上になったとき、センサ
(58)出力によってパルス回路(62)を介して上昇
ソレノイド(59a)のオン時間を短縮し、シリンダ
(57)によるリール(19)上昇速度を遅くするもの
で、最上昇時にリール(19)が運転席(12)に近づ
くときの作業者の恐怖感を低減するように構成してい
る。
降制御回路図であり、図4にも示す如く、リール(1
9)を昇降させる油圧シリンダ(57)にストロークセ
ンサ(58)を並設させると共に、前記シリンダ(5
7)を昇降制御する上昇及び下降ソレノイド(59a)
(59b)並びに上昇及び下降スイッチ(60)(6
1)を設け、ストロークセンサ(58)によって出力パ
ルスのデューティ比を変化させるパルス回路(62)に
上昇スイッチ(60)を介して上昇ソレノイド(59
a)を接続させ、シリンダ(57)によって上昇させる
リール(19)が所定高さ以上になったとき、センサ
(58)出力によってパルス回路(62)を介して上昇
ソレノイド(59a)のオン時間を短縮し、シリンダ
(57)によるリール(19)上昇速度を遅くするもの
で、最上昇時にリール(19)が運転席(12)に近づ
くときの作業者の恐怖感を低減するように構成してい
る。
【0015】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、穀物ヘッダ(17)で刈取った穀稈をフィーダハウ
ス(18)を介して脱穀部(4)に供給するコンバイン
において、前記フィーダハウス(18)に吸排塵ファン
(26)を設けると共に、刈取部(9)を上昇時に前記
吸排塵ファン(26)を自動的に停止させる手段(4
5)を設けたもので、穀物ヘッダ(17)で発生する粉
塵をフィーダハウス(18)を介して吸排塵ファン(2
6)により効率良く集塵でき、運転席(12)方向への
粉塵の飛散を容易に防止でき、また脱穀部(4)に搬入
される粉塵を低減して脱粒選別性の向上なども容易に行
うことができると共に、圃場での方向転換時に刈取部
(9)を上昇させることにより、前記ファン(26)が
停止してこの吸引側に溜る塵が除去され易く、前記ファ
ン(26)吸引側での塵詰りを防いで吸排塵効率を適正
に維持できるものである。
は、穀物ヘッダ(17)で刈取った穀稈をフィーダハウ
ス(18)を介して脱穀部(4)に供給するコンバイン
において、前記フィーダハウス(18)に吸排塵ファン
(26)を設けると共に、刈取部(9)を上昇時に前記
吸排塵ファン(26)を自動的に停止させる手段(4
5)を設けたもので、穀物ヘッダ(17)で発生する粉
塵をフィーダハウス(18)を介して吸排塵ファン(2
6)により効率良く集塵でき、運転席(12)方向への
粉塵の飛散を容易に防止でき、また脱穀部(4)に搬入
される粉塵を低減して脱粒選別性の向上なども容易に行
うことができると共に、圃場での方向転換時に刈取部
(9)を上昇させることにより、前記ファン(26)が
停止してこの吸引側に溜る塵が除去され易く、前記ファ
ン(26)吸引側での塵詰りを防いで吸排塵効率を適正
に維持できるものである。
【図1】吸排塵ファンの電気回路図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】刈取部の側面図。
【図5】吸排塵ファン部の平面図。
【図6】同側面図。
【図7】同正面図。
【図8】同拡大側面図。
【図9】変形例を示す正面図。
【図10】同正面図。
【図11】リール昇降制御回路図。
(4) 脱穀部 (9) 刈取部 (17) 穀物ヘッダ (18) フィーダハウス (26) 吸排塵ファン (45) 停止スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 穀物ヘッダで刈取った穀稈をフィーダハ
ウスを介して脱穀部に供給するコンバインにおいて、前
記フィーダハウスに吸排塵ファンを設けると共に、刈取
部を上昇時に前記吸排塵ファンを自動的に停止させる手
段を設けたことを特徴とするコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027492U JP2571030Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027492U JP2571030Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615430U JPH0615430U (ja) | 1994-03-01 |
JP2571030Y2 true JP2571030Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=13137401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6027492U Expired - Fee Related JP2571030Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571030Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6333159B2 (ja) * | 2014-11-28 | 2018-05-30 | 株式会社クボタ | 普通型コンバイン |
KR101859416B1 (ko) * | 2016-10-13 | 2018-05-18 | 동양물산기업 주식회사 | 콤바인의 예취손실 저감장치 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP6027492U patent/JP2571030Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0615430U (ja) | 1994-03-01 |
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