JP3309136B2 - コンバイン - Google Patents
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- JP3309136B2 JP3309136B2 JP26208899A JP26208899A JP3309136B2 JP 3309136 B2 JP3309136 B2 JP 3309136B2 JP 26208899 A JP26208899 A JP 26208899A JP 26208899 A JP26208899 A JP 26208899A JP 3309136 B2 JP3309136 B2 JP 3309136B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば稲または麦ま
たは大豆などを収穫するコンバインに関する。
たは大豆などを収穫するコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭60−168328号公報
に示す如く、穀物ヘッダで刈取った穀稈をフィーダハウ
スを介して脱穀部に供給するコンバインがあった。
に示す如く、穀物ヘッダで刈取った穀稈をフィーダハウ
スを介して脱穀部に供給するコンバインがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、穀稈
刈取作業時に穀物ヘッダからフィーダハウスに取込まれ
る粉塵が風などによって特定の方向に飛散し易い不具合
があると共に、高所に排塵が放出される不具合がある等
の作業上の問題がある。
刈取作業時に穀物ヘッダからフィーダハウスに取込まれ
る粉塵が風などによって特定の方向に飛散し易い不具合
があると共に、高所に排塵が放出される不具合がある等
の作業上の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、脱穀
部前側にフィーダハウスを介して穀物ヘッダを昇降自在
に装設させ、掻込用リール及び刈刃及びプラットホーム
オーガを穀物ヘッダに設けると共に、運転席を備える運
転台を設け、またフィーダハウスから内部の粉塵を取出
す吸排塵ファンを設けるコンバインにおいて、吸排塵フ
ァンの吸込面をフィーダハウス上面の吸塵口に対向さ
せ、稈などの吸込みを防ぐ網体を吸塵口に設け、排塵カ
バーをフィーダハウス上面側にヒンジを介して開閉可能
に設けると共に、フィーダハウス右側部に運転台を配設
させ、前記吸排塵ファンを内設させる排塵カバーの排塵
吹出口をフィーダハウスの左側面下向きに開口させ、フ
ィーダハウスの左側面に固定させる排塵フードの上部内
面側に排塵カバーの排塵吹出側をラップさせたもので、
排塵カバーを開けて網体の掃除を行い得ると共に、運転
席と反対側のフィーダハウスの左側部にフィーダハウス
内部の粉塵を排出し得、しかもフィーダハウス側面と排
塵フードを利用して排塵カバーから圃場面に向けて粉塵
を排出させ得る。さらに、開閉可能な排塵カバーと排塵
フードのラップによって継ぎ部からの粉塵の噴出を少な
くし得、かつ排塵カバーと排塵フードとは別体になって
いるので、排塵カバーの開閉が行いやすいものである。
部前側にフィーダハウスを介して穀物ヘッダを昇降自在
に装設させ、掻込用リール及び刈刃及びプラットホーム
オーガを穀物ヘッダに設けると共に、運転席を備える運
転台を設け、またフィーダハウスから内部の粉塵を取出
す吸排塵ファンを設けるコンバインにおいて、吸排塵フ
ァンの吸込面をフィーダハウス上面の吸塵口に対向さ
せ、稈などの吸込みを防ぐ網体を吸塵口に設け、排塵カ
バーをフィーダハウス上面側にヒンジを介して開閉可能
に設けると共に、フィーダハウス右側部に運転台を配設
させ、前記吸排塵ファンを内設させる排塵カバーの排塵
吹出口をフィーダハウスの左側面下向きに開口させ、フ
ィーダハウスの左側面に固定させる排塵フードの上部内
面側に排塵カバーの排塵吹出側をラップさせたもので、
排塵カバーを開けて網体の掃除を行い得ると共に、運転
席と反対側のフィーダハウスの左側部にフィーダハウス
内部の粉塵を排出し得、しかもフィーダハウス側面と排
塵フードを利用して排塵カバーから圃場面に向けて粉塵
を排出させ得る。さらに、開閉可能な排塵カバーと排塵
フードのラップによって継ぎ部からの粉塵の噴出を少な
くし得、かつ排塵カバーと排塵フードとは別体になって
いるので、排塵カバーの開閉が行いやすいものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は要部の断面図、図2は全体の側
面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行クロー
ラ(2)を有するトラックフレーム(3)に装備する機
台、(4)は扱胴(5)及び選別機構(6)を備えてい
て前記機台(1)に搭載する脱穀部、(7)は揚穀筒
(8)を介して取出す脱穀部(4)の穀粒を溜める穀物
タンク、(9)は前記脱穀部(4)の下部前方に油圧シ
リンダ(10)を介して昇降可能に装設する刈取部、
(11)は運転席(12)及び運転操作部(13)を備
えていて前記穀物タンク(7)の前方に固設させる運転
台、(14)は前記穀物タンク(7)の後方に備えてい
てエンジン(15)を内設するエンジン室、(16)は
前記穀物タンク(7)内の穀粒を取出す穀粒搬出オーガ
である。
づいて詳述する。図1は要部の断面図、図2は全体の側
面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行クロー
ラ(2)を有するトラックフレーム(3)に装備する機
台、(4)は扱胴(5)及び選別機構(6)を備えてい
て前記機台(1)に搭載する脱穀部、(7)は揚穀筒
(8)を介して取出す脱穀部(4)の穀粒を溜める穀物
タンク、(9)は前記脱穀部(4)の下部前方に油圧シ
リンダ(10)を介して昇降可能に装設する刈取部、
(11)は運転席(12)及び運転操作部(13)を備
えていて前記穀物タンク(7)の前方に固設させる運転
台、(14)は前記穀物タンク(7)の後方に備えてい
てエンジン(15)を内設するエンジン室、(16)は
前記穀物タンク(7)内の穀粒を取出す穀粒搬出オーガ
である。
【0006】また、前記刈取部(9)は、未刈り穀稈を
取入れる穀物ヘッダ(17)と、該ヘッダ(17)の後
部略中央に連結させて刈取り穀稈を脱穀部(4)に送給
するフィーダハウス(18)によって構成すると共に、
未刈り穀稈掻込み用リール(19)及び往復駆動型刈刃
(20)及びプラットホームオーガ(21)とを前記穀
物ヘッダ(17)に備え、前記ヘッダ(17)に取込ま
れる刈取穀稈をフィーダハウス(18)に内設する供給
チェンコンベア(22)により脱穀部(4)に供給して
脱穀処理するように構成している。
取入れる穀物ヘッダ(17)と、該ヘッダ(17)の後
部略中央に連結させて刈取り穀稈を脱穀部(4)に送給
するフィーダハウス(18)によって構成すると共に、
未刈り穀稈掻込み用リール(19)及び往復駆動型刈刃
(20)及びプラットホームオーガ(21)とを前記穀
物ヘッダ(17)に備え、前記ヘッダ(17)に取込ま
れる刈取穀稈をフィーダハウス(18)に内設する供給
チェンコンベア(22)により脱穀部(4)に供給して
脱穀処理するように構成している。
【0007】さらに、図1、図4、図5、図6、図7に
示す如く、L形に連設させる上面フード(23)及び側
面フード(24)により防塵フード(25)を形成し、
防塵フード(25)に吸排塵ファン(26)を内設させ
ると共に、前記フィーダハウス(18)の上面及び左側
面に防塵フード(25)を取付け、また前記穀物ヘッダ
(17)の後側上面で左右幅方向に吸塵ガイド板(2
7)を固設させ、プラットホームオーガ(21)の上面
後側を前記ガイド板(27)で覆うもので、フィーダハ
ウス(18)上面に吸排塵ファン(26)を設け、運転
席(12)の作業者から離れた位置、即ち作業者側と反
対のフィーダハウス(18)左側で下方に、穀物ヘッダ
(17)に発生する粉塵を前記ファン(26)により吸
引排出させるように構成している。
示す如く、L形に連設させる上面フード(23)及び側
面フード(24)により防塵フード(25)を形成し、
防塵フード(25)に吸排塵ファン(26)を内設させ
ると共に、前記フィーダハウス(18)の上面及び左側
面に防塵フード(25)を取付け、また前記穀物ヘッダ
(17)の後側上面で左右幅方向に吸塵ガイド板(2
7)を固設させ、プラットホームオーガ(21)の上面
後側を前記ガイド板(27)で覆うもので、フィーダハ
ウス(18)上面に吸排塵ファン(26)を設け、運転
席(12)の作業者から離れた位置、即ち作業者側と反
対のフィーダハウス(18)左側で下方に、穀物ヘッダ
(17)に発生する粉塵を前記ファン(26)により吸
引排出させるように構成している。
【0008】また、前記フィーダハウス(18)上面に
吸塵口(28)を開設し、吸塵口(28)に防塵網(2
9)を張設固定させると共に、前記ファン(26)及び
電動モータ(30)を送風ガイド板(31)を介して上
面フード(23)内部に固定させ、吸塵口(28)に前
記ファン(26)を対向配置させるもので、フィーダハ
ウス(18)上面に蝶番(32)を介して上面フード
(23)前側を連結させ、上面フード(23)後側をボ
ルト(33)によりフィーダハウス(18)上面に固定
させ、蝶番(32)を支点に上面フード(23)を前方
に開放自在に取付けると共に、フィーダハウス(18)
と上面フード(23)間の隙間を塞ぐシール材(34)
を上面フード(23)に設け、前記ファン(26)の吸
塵側下方に略水平に防塵網(29)を取付けて吸塵口
(28)を閉塞し、フィーダハウス(18)内部の稈ま
たは穀粒がファン(26)に吸込まれるのを防塵網(2
9)によって防ぐように構成している。
吸塵口(28)を開設し、吸塵口(28)に防塵網(2
9)を張設固定させると共に、前記ファン(26)及び
電動モータ(30)を送風ガイド板(31)を介して上
面フード(23)内部に固定させ、吸塵口(28)に前
記ファン(26)を対向配置させるもので、フィーダハ
ウス(18)上面に蝶番(32)を介して上面フード
(23)前側を連結させ、上面フード(23)後側をボ
ルト(33)によりフィーダハウス(18)上面に固定
させ、蝶番(32)を支点に上面フード(23)を前方
に開放自在に取付けると共に、フィーダハウス(18)
と上面フード(23)間の隙間を塞ぐシール材(34)
を上面フード(23)に設け、前記ファン(26)の吸
塵側下方に略水平に防塵網(29)を取付けて吸塵口
(28)を閉塞し、フィーダハウス(18)内部の稈ま
たは穀粒がファン(26)に吸込まれるのを防塵網(2
9)によって防ぐように構成している。
【0009】また、図5の如く、フィーダハウス(1
8)左側面に蝶番(35)を介して側面フード(24)
後側を連結させ、ブラケット(36)及びボルト(3
7)により側面フード(24)前側をフィーダハウス
(18)左側面に固定させ、蝶番(35)を支点に側面
フード(24)を開放自在に取付けると共に、図7に示
す如く、上面フード(23)と側面フード(24)間の
接合部の隙間を塞ぐシール材(38)を側面フード(2
4)に設けている。
8)左側面に蝶番(35)を介して側面フード(24)
後側を連結させ、ブラケット(36)及びボルト(3
7)により側面フード(24)前側をフィーダハウス
(18)左側面に固定させ、蝶番(35)を支点に側面
フード(24)を開放自在に取付けると共に、図7に示
す如く、上面フード(23)と側面フード(24)間の
接合部の隙間を塞ぐシール材(38)を側面フード(2
4)に設けている。
【0010】そして、稲または大豆などの収穫作業時、
刈刃(20)によって刈取られた穀稈がプラットホーム
オーガ(21)によってフィーダハウス(18)前側に
送り込まれ、フィーダハウス(18)底面を介してチェ
ンコンベア(22)により脱穀部(4)に穀稈が供給さ
れると共に、収穫作業時、プラットホームオーガ(2
1)とフィーダハウス(18)間の穀稈受継部で粉塵が
特に多く発生するが、穀物ヘッダ(17)及びフィーダ
ハウス(18)の粉塵が吸排塵ファン(26)により集
塵され、フィーダハウス(18)上面から外側の上面及
び側面フード(23)(24)を介してフィーダハウス
(18)左側下方に粉塵が排出されるもので、穀物ヘッ
ダ(17)で発生する粉塵が運転席(12)の作業者方
向に飛散するのを防ぐと共に、フィーダハウス(18)
から脱穀部(4)に搬入される粉塵量を低減させるよう
に構成している。
刈刃(20)によって刈取られた穀稈がプラットホーム
オーガ(21)によってフィーダハウス(18)前側に
送り込まれ、フィーダハウス(18)底面を介してチェ
ンコンベア(22)により脱穀部(4)に穀稈が供給さ
れると共に、収穫作業時、プラットホームオーガ(2
1)とフィーダハウス(18)間の穀稈受継部で粉塵が
特に多く発生するが、穀物ヘッダ(17)及びフィーダ
ハウス(18)の粉塵が吸排塵ファン(26)により集
塵され、フィーダハウス(18)上面から外側の上面及
び側面フード(23)(24)を介してフィーダハウス
(18)左側下方に粉塵が排出されるもので、穀物ヘッ
ダ(17)で発生する粉塵が運転席(12)の作業者方
向に飛散するのを防ぐと共に、フィーダハウス(18)
から脱穀部(4)に搬入される粉塵量を低減させるよう
に構成している。
【0011】さらに、図8に示す如く、運転操作部(1
3)の刈取クラッチレバー(39)の刈取クラッチ入操
作と連動してオンになる刈取スイッチ(40)と、運転
操作部(13)に配設する手動スイッチ(41)と、図
4に示すようにフィーダハウス(18)の上昇によって
オフになって刈取部(9)上昇による刈取中止を検出す
る停止スイッチ(42)とを設けるもので、並列接続さ
せる刈取及び手動スイッチ(40)(41)に対し停止
スイッチ(42)を直列接続させ、各スイッチ(40)
(41)(42)を介して前記電動モータ(30)に電
源バッテリ(43)を接続させ、前記刈取または手動ス
イッチ(40)(41)のいずれかがオンで、刈取部
(9)を下降させて停止スイッチ(42)をオン維持し
ているとき、前記モータ(30)によって吸排塵ファン
(26)が駆動されると共に、枕地での方向転換など刈
取部(9)を上昇させて停止スイッチ(42)をオフに
したとき、また刈取クラッチレバー(39)により刈取
クラッチを切にして刈取部(9)を停止させ、スイッチ
(40)(41)がオフになったとき、前記モータ(3
0)をオフにして吸排塵ファン(26)を停止させ、防
塵網(29)下面に付着している長稈を自重で落下さ
せ、網(29)目の詰りを防ぐように構成している。
3)の刈取クラッチレバー(39)の刈取クラッチ入操
作と連動してオンになる刈取スイッチ(40)と、運転
操作部(13)に配設する手動スイッチ(41)と、図
4に示すようにフィーダハウス(18)の上昇によって
オフになって刈取部(9)上昇による刈取中止を検出す
る停止スイッチ(42)とを設けるもので、並列接続さ
せる刈取及び手動スイッチ(40)(41)に対し停止
スイッチ(42)を直列接続させ、各スイッチ(40)
(41)(42)を介して前記電動モータ(30)に電
源バッテリ(43)を接続させ、前記刈取または手動ス
イッチ(40)(41)のいずれかがオンで、刈取部
(9)を下降させて停止スイッチ(42)をオン維持し
ているとき、前記モータ(30)によって吸排塵ファン
(26)が駆動されると共に、枕地での方向転換など刈
取部(9)を上昇させて停止スイッチ(42)をオフに
したとき、また刈取クラッチレバー(39)により刈取
クラッチを切にして刈取部(9)を停止させ、スイッチ
(40)(41)がオフになったとき、前記モータ(3
0)をオフにして吸排塵ファン(26)を停止させ、防
塵網(29)下面に付着している長稈を自重で落下さ
せ、網(29)目の詰りを防ぐように構成している。
【0012】上記から明らかなように、脱穀部(4)前
側にフィーダハウス(18)を介して穀物ヘッダ(1
7)を昇降自在に装設させ、掻込用リール(19)及び
刈刃(20)及びプラットホームオーガ(21)を穀物
ヘッダ(17)に設けると共に、運転席(12)を備え
る運転台(11)を設け、またフィーダハウス(18)
から内部の粉塵を取出す吸排塵ファン(26)を設ける
コンバインにおいて、吸排塵ファン(26)の吸込面を
フィーダハウス(18)上面の吸塵口(28)に対向さ
せ、稈などの吸込みを防ぐ網体である防塵網(29)を
吸塵口(28)に設け、排塵カバーである上面フード
(23)をフィーダハウス(18)上面側にヒンジであ
る蝶番(32)を介して開閉可能に設けると共に、フィ
ーダハウス(18)右側部に運転台(11)を配設さ
せ、前記吸排塵ファン(26)を内設させる上面フード
(23)の排塵吹出口をフィーダハウス(18)の左側
面下向きに開口させ、フィーダハウス(18)の左側面
に固定させる排塵フードである側面フード(24)の上
部内面側に上面フード(23)の排塵吹出側をラップさ
せる。そして、上面フード(23)を開けて防塵網(2
9)の掃除を行うと共に、運転席(12)と反対側のフ
ィーダハウス(18)の左側部にフィーダハウス(1
8)内部の粉塵を排出させ、しかもフィーダハウス(1
8)側面と側面フード(24)を利用して上面フード
(23)から圃場面に向けて粉塵を排出させる。さら
に、かつ開閉可能な上面フード(23)と側面フード
(24)のラップによ って継ぎ部からの粉塵の噴出を少
なくし、かつ排塵カバー(23)と排塵フード(24)
とは別体になっているので、排塵カバー(23)の開閉
が行いやすくする。
側にフィーダハウス(18)を介して穀物ヘッダ(1
7)を昇降自在に装設させ、掻込用リール(19)及び
刈刃(20)及びプラットホームオーガ(21)を穀物
ヘッダ(17)に設けると共に、運転席(12)を備え
る運転台(11)を設け、またフィーダハウス(18)
から内部の粉塵を取出す吸排塵ファン(26)を設ける
コンバインにおいて、吸排塵ファン(26)の吸込面を
フィーダハウス(18)上面の吸塵口(28)に対向さ
せ、稈などの吸込みを防ぐ網体である防塵網(29)を
吸塵口(28)に設け、排塵カバーである上面フード
(23)をフィーダハウス(18)上面側にヒンジであ
る蝶番(32)を介して開閉可能に設けると共に、フィ
ーダハウス(18)右側部に運転台(11)を配設さ
せ、前記吸排塵ファン(26)を内設させる上面フード
(23)の排塵吹出口をフィーダハウス(18)の左側
面下向きに開口させ、フィーダハウス(18)の左側面
に固定させる排塵フードである側面フード(24)の上
部内面側に上面フード(23)の排塵吹出側をラップさ
せる。そして、上面フード(23)を開けて防塵網(2
9)の掃除を行うと共に、運転席(12)と反対側のフ
ィーダハウス(18)の左側部にフィーダハウス(1
8)内部の粉塵を排出させ、しかもフィーダハウス(1
8)側面と側面フード(24)を利用して上面フード
(23)から圃場面に向けて粉塵を排出させる。さら
に、かつ開閉可能な上面フード(23)と側面フード
(24)のラップによ って継ぎ部からの粉塵の噴出を少
なくし、かつ排塵カバー(23)と排塵フード(24)
とは別体になっているので、排塵カバー(23)の開閉
が行いやすくする。
【0013】また、側面フード(24)の前面側上下幅
に対して後面側上下幅を短く形成したもので、側面フー
ド(24)下端側の下向き開口を後向きに傾斜させて開
放させ、前方の穀物ヘッド(17)方向への排塵を低減
させる。
に対して後面側上下幅を短く形成したもので、側面フー
ド(24)下端側の下向き開口を後向きに傾斜させて開
放させ、前方の穀物ヘッド(17)方向への排塵を低減
させる。
【0014】さらに、図9は変形例を示すもので、吸排
塵ファン(26)をシロッコファンにより形成すること
も容易に行えると共に、上面フード(23)に代え、側
面フード(24)に吸排塵ファン(26)を内設させる
ことも容易に行えるものである。
塵ファン(26)をシロッコファンにより形成すること
も容易に行えると共に、上面フード(23)に代え、側
面フード(24)に吸排塵ファン(26)を内設させる
ことも容易に行えるものである。
【0015】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、脱穀部(4)前側にフィーダハウス(18)を介し
て穀物ヘッダ(17)を昇降自在に装設させ、掻込用リ
ール(19)及び刈刃(20)及びプラットホームオー
ガ(21)を穀物ヘッダ(17)に設けると共に、運転
席(12)を備える運転台(11)を設け、またフィー
ダハウス(18)から内部の粉塵を取出す吸排塵ファン
(26)を設けるコンバインにおいて、吸排塵ファン
(26)の吸込面をフィーダハウス(18)上面の吸塵
口(28)に対向させ、稈などの吸込みを防ぐ網体(2
9)を吸塵口(28)に設け、排塵カバー(23)をフ
ィーダハウス(18)上面側にヒンジ(32)を介して
開閉可能に設けると共に、フィーダハウス(18)右側
部に運転台(11)を配設させ、前記吸排塵ファン(2
6)を内設させる排塵カバー(23)の排塵吹出口をフ
ィーダハウス(18)の左側面下向きに開口させ、フィ
ーダハウス(18)の左側面に固定させる排塵フード
(24)の上部内面側に排塵カバー(23)の排塵吹出
側をラップさせたもので、排塵カバー(23)を開けて
網体(29)の掃除を行うことができると共に、運転席
(12)と反対側のフィーダハウス(18)の左側部に
フィーダハウス(18)内部の粉塵を排出でき、しか も
フィーダハウス(18)側面と排塵フード(24)を利
用して排塵カバー(23)から圃場面に向けて粉塵を排
出させることができる。さらに、かつ開閉可能な排塵カ
バー(23)と排塵フード(24)のラップによって継
ぎ部からの粉塵の噴出を少なくすることができ、かつ排
塵カバー(23)と排塵フード(24)とは別体になっ
ているので、排塵カバー(23)の開閉が行いやすいも
のである。
は、脱穀部(4)前側にフィーダハウス(18)を介し
て穀物ヘッダ(17)を昇降自在に装設させ、掻込用リ
ール(19)及び刈刃(20)及びプラットホームオー
ガ(21)を穀物ヘッダ(17)に設けると共に、運転
席(12)を備える運転台(11)を設け、またフィー
ダハウス(18)から内部の粉塵を取出す吸排塵ファン
(26)を設けるコンバインにおいて、吸排塵ファン
(26)の吸込面をフィーダハウス(18)上面の吸塵
口(28)に対向させ、稈などの吸込みを防ぐ網体(2
9)を吸塵口(28)に設け、排塵カバー(23)をフ
ィーダハウス(18)上面側にヒンジ(32)を介して
開閉可能に設けると共に、フィーダハウス(18)右側
部に運転台(11)を配設させ、前記吸排塵ファン(2
6)を内設させる排塵カバー(23)の排塵吹出口をフ
ィーダハウス(18)の左側面下向きに開口させ、フィ
ーダハウス(18)の左側面に固定させる排塵フード
(24)の上部内面側に排塵カバー(23)の排塵吹出
側をラップさせたもので、排塵カバー(23)を開けて
網体(29)の掃除を行うことができると共に、運転席
(12)と反対側のフィーダハウス(18)の左側部に
フィーダハウス(18)内部の粉塵を排出でき、しか も
フィーダハウス(18)側面と排塵フード(24)を利
用して排塵カバー(23)から圃場面に向けて粉塵を排
出させることができる。さらに、かつ開閉可能な排塵カ
バー(23)と排塵フード(24)のラップによって継
ぎ部からの粉塵の噴出を少なくすることができ、かつ排
塵カバー(23)と排塵フード(24)とは別体になっ
ているので、排塵カバー(23)の開閉が行いやすいも
のである。
【図1】吸排塵ファン部の拡大側面図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】刈取部の側面図。
【図5】吸排塵ファン部の平面図。
【図6】同側面図。
【図7】同正面図。
【図8】電気回路図。
【図9】変形例を示す正面図。
【符号の説明】 (4) 脱穀部 (11) 運転台 (12) 運転席 (17) 穀物ヘッダ (18) フィーダハウス (20) 刈刃 (21) プラットホームオーガ (23) 上面フード(排塵カバー) (24) 側面フード(排塵フード) (26) 吸排塵ファン(29) 防塵網(網体) (32) 蝶番(ヒンジ)
Claims (1)
- 【請求項1】 脱穀部(4)前側にフィーダハウス(1
8)を介して穀物ヘッダ(17)を昇降自在に装設さ
せ、掻込用リール(19)及び刈刃(20)及びプラッ
トホームオーガ(21)を穀物ヘッダ(17)に設ける
と共に、運転席(12)を備える運転台(11)を設
け、またフィーダハウス(18)から内部の粉塵を取出
す吸排塵ファン(26)を設けるコンバインにおいて、
吸排塵ファン(26)の吸込面をフィーダハウス(1
8)上面の吸塵口(28)に対向させ、稈などの吸込み
を防ぐ網体(29)を吸塵口(28)に設け、排塵カバ
ー(23)をフィーダハウス(18)上面側にヒンジ
(32)を介して開閉可能に設けると共に、フィーダハ
ウス(18)右側部に運転台(11)を配設させ、前記
吸排塵ファン(26)を内設させる排塵カバー(23)
の排塵吹出口をフィーダハウス(18)の左側面下向き
に開口させ、フィーダハウス(18)の左側面に固定さ
せる排塵フード(24)の上部内面側に排塵カバー(2
3)の排塵吹出側をラップさせたことを特徴とするコン
バイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26208899A JP3309136B2 (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26208899A JP3309136B2 (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | コンバイン |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23946199A Division JP3309133B2 (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | コンバインの刈取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000069834A JP2000069834A (ja) | 2000-03-07 |
JP3309136B2 true JP3309136B2 (ja) | 2002-07-29 |
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ID=17370874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26208899A Expired - Fee Related JP3309136B2 (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3309136B2 (ja) |
-
1999
- 1999-09-16 JP JP26208899A patent/JP3309136B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2000069834A (ja) | 2000-03-07 |
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