JP2015178931A - 保冷容器 - Google Patents

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田中 幹彦
Mikihiko Tanaka
幹彦 田中
純子 栗原
Junko Kurihara
純子 栗原
小野塚 智義
Tomoyoshi Onozuka
智義 小野塚
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Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

【課題】収容物の出し入れ及び蓄冷材の交換が容易な保冷容器を得ること。【解決手段】本発明の保冷容器1は、収容物を蓄冷材CPと共に収容可能なものであり、互いに対向する一対の側面部10、20と、一対の側面部10、20にそれぞれ開口する一対の開口部11、21と、一対の開口部11、21をそれぞれ開閉する一対の扉部12、22とを有する。本発明によれば、一方の扉部12を開くことによって一方の開口部11から容器1内の収容物の出し入れと蓄冷材CPの交換ができ、他方の扉部22を開くことによって他方の開口部21から容器1内の収容物の出し入れと蓄冷材CPの交換ができる。【選択図】図1

Description

本発明は、収容物を蓄冷材と共に収容可能な保冷容器に関する。
特許文献1には、蒸発器で冷却した冷気によって貯蔵庫内を冷却する冷却貯蔵庫の構造が示されている。特許文献2には、貨物用コンテナの内側に発泡樹脂製の板体からなる断熱ボックスを取り付け取り外し可能に建て込むことにより、外部環境温度の影響を避け、保冷貨物の温度を一定に保つことができる保冷コンテナの構造が示されている。
特許第4956318号公報 特開2001−180795号公報
特許文献1の冷却貯蔵庫と特許文献2の保冷コンテナは、いずれも前面に扉を設けて収容物の出し入れを行うようになっている。したがって、例えば奥に収容されているものを取り出す場合に、取り出しにくいという課題を有している。また、特許文献2の保冷コンテナのように、収容物と共にドライアイスなどの冷媒や蓄冷材を収容する場合、収容物を収容した後で奥に収容することはできず、また、奥にセットされている蓄冷材を途中で交換することもできない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、収容物の出し入れ及び蓄冷材の交換が容易な保冷容器を提供することである。
上記課題を解決する本発明の保冷容器は、収容物を蓄冷材と共に収容可能な保冷容器であって、互いに対向する一対の側面部と、一対の側面部にそれぞれ開口する一対の開口部と、一対の開口部をそれぞれ開閉する一対の扉部とを有することを特徴としている。本発明によれば、一方の扉部を開くことによって一方の開口部から容器内の収容物の出し入れと蓄冷材の交換ができ、他方の扉部を開くことによって他方の開口部から容器内の収容物の出し入れと蓄冷材の交換ができる。例えば容器内で一方の開口部から離れて奥に配置されている収容物は、他方の扉部を開けて他方の開口部から取り出すことができる。また、容器内で一方の開口部から離れた奥に収容物を収容したい場合には、他方の扉部を開けて他方の開口部から容器内に収容することができる。同様に、容器内で一方の開口部から離れて奥に配置されている蓄冷材を交換したい場合には、他方の扉部を開けて他方の開口部から交換することができる。したがって、収容物の出し入れ及び蓄冷材の交換を迅速かつ容易にすることができ、前面扉部もしくは後面扉部の開放時間を短くし、内部の冷気が逃げるのを防ぐことができる。
本発明の保冷容器は、矩形の下板と、下板の互いに対向する一対の側辺にそれぞれ立設される左側板及び右側板と、左側板の上端と右側板の上端との間に亘って架け渡される上板と、一対の開口部のうち前方に形成される前面開口部を開閉する前面扉部と、後方に形成される後面開口部を開閉する後面扉部とを有しており、下板と、左側板と、右側板と、上板と、前面扉部と、後面扉部の少なくともいずれか一つの内面に、蓄冷材を保持する蓄冷材保持部が設けられていることが好ましい。本発明によれば、保冷容器内で蓄冷材が移動するのを防ぐことができる。したがって、蓄冷材の交換作業を迅速かつ容易にすることができ、前面扉部もしくは後面扉部の開放時間を短くし、内部の冷気が逃げるのを防ぐことができる。
本発明の保冷容器は、下板と、前記左側板と、前記右側板と、前記上板の少なくとも一つの内面に設けられる蓄冷材保持部が、前方もしくは後方の少なくとも一方に向かって開口する袋形状を有していることが好ましい。本発明によれば、前方もしくは後方から蓄冷材保持部に蓄冷材を挿入もしくは取り出しすることができる。したがって、蓄冷材の交換作業を迅速かつ容易に行うことができ、前面扉部もしくは後面扉部の開放時間を短くし、内部の冷気が逃げるのを防ぐことができる。
本発明の保冷容器は、前面扉部と後面扉部が扉面に沿ってスライド移動する構成としてもよい。例えば宅配車両の荷台内などの保冷容器の前方もしくは後方の作業スペースが限られている場合には、前面開口部もしくは後面開口部を容易に開閉させることができる。
また、前面扉部と後面扉部が左右の少なくとも一方に揺動する構成とし、さらにそれぞれ左右に分割して開閉可能に支持する構成としてもよい。例えば保冷容器の左右の作業スペースが限られている場合には、前面開口部もしくは後面開口部を容易に開閉させることができる。
そして、前面扉部と前記後面扉部が上下の少なくとも一方に揺動する構成とし、さらにそれぞれ上下に分割して開閉可能に支持する構成としてもよい。例えば保冷容器の前後左右の作業スペースが限られている場合には、前面開口部もしくは後面開口部を容易に開閉させることができる。
本発明の保冷容器は、複数段積みされる構成が好ましい。本発明によれば、複数の保冷容器を一緒に搬送し、必要に応じて分けることができる。したがって、配送における利便性の向上を図ることができる。
本発明の保冷容器は、一対の開口部にそれぞれ固定される枠形状の第1補強部材と、下段の保冷容器と上段の保冷容器との間に介在される平板形状の第2補強部材とを有することを特徴としている。本発明によれば、段積みした際に、下段の保冷容器が上段の保冷容器の荷重によってたわむのを防ぐことができる。
本発明によれば、収容物の出し入れと蓄冷材の交換を円滑に行うことができる。したがって、扉部の開放時間をより短くすることができ、容器内の冷気の逃げによる容器内の温度上昇を抑えて、高い保冷能力を発揮できる。
本発明の保冷容器の第1実施の形態を示す全体斜視図。 本実施形態の変形例を示す全体斜視図。 本実施形態の他の変形例を示す全体斜視図。 本発明の保冷容器の第2実施の形態を示す全体斜視図。 図4に示す保冷容器の一つを拡大して示す全体斜視図。 扉を開いた状態を示す斜視図。 図6のB方向矢視図。 図5のA−A断面図。 図8に示す状態から扉を開いた状態を示す断面図。 第1補強部材の構成を説明する図。
次に、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1実施の形態]
図1は、本発明の保冷容器の一実施の形態を示す全体斜視図であり、図1(a)は扉を閉じた状態を示し、図1(b)は、扉を開いた状態を示している。なお、以下では保冷容器1の構成を説明する便宜上、前後左右という呼称を使用しているが、保冷容器1の実際の姿勢状態を限定するものではない。
本実施例の保冷容器1は、例えば宅配業者によって用いられるものであり、要冷蔵の宅配物や要冷凍の宅配物などの比較的低温に保つことが要求される収容物を収容した状態で、保冷機能のない車両の荷台に乗せられて搬送され、所定の配送先で保冷容器1から収容物が取り出されるという使い方がされる。
保冷容器1には、収容物と共に蓄冷材CPが収容されており、蓄冷材CPによって容器1の内部が冷却されて外部よりも低温に保たれている。蓄冷材CPは、繰り返して使用できるものであり、別途の冷凍庫などで所定の冷却温度まで冷却された冷却状態のものが保冷容器1に収容される。そして、時間経過により所定温度よりも上昇したものが取り出されて、新たに別の冷却状態の蓄冷材CPに交換される。
保冷容器1は、発泡樹脂製の板材を組み合わせて形成した直方体の断熱ボックスであり、その内部には、収容物を蓄冷材CPと共に収容可能な大きさを有する室内空間が形成されている。保冷容器1は、前面部10と後面部20と左面部30と右面部40とからなる4つの側面部と、上面部50と、下面部60を有している。前面部10と後面部20は、互いに対向する一対の側面部を構成している。
そして、前面部10には、室内空間に連通する前面開口部11と、前面開口部11を開閉可能な前面扉部12が設けられ、後面部20には、室内空間に連通する後面開口部21と、後面開口部21を開閉可能な後面扉部22が設けられている。前面開口部11は、保冷容器1の前面部10の全面に亘って開口し、後面開口部21は、保冷容器1の後面部20の全面に亘って開口している。
保冷容器1は、下面部60を形成する下板61と、左面部30を形成する左側板31と、右面部40を形成する右側板41と、上面部50を形成する上板51を有している。下板61は、平面視略矩形の平板形状を有しており、対向する一対の側辺のうちの一方の側辺に沿って左側板31が立設され、他方の側辺に沿って右側板41が立設されている。そして、左側板31の上端と右側板41の上端との間に亘って上板51が架け渡されて設けられている。容器内には、左側板31と右側板41との間に亘って仕切り部材が架け渡されており、容器内が上下に仕切られている。
前面扉部12は、上面部50と下面部60との間で扉面に沿って横方向にスライド移動可能に支持されており、図1(a)に示す前面開口部11を閉塞する閉塞位置と、図1(b)に示す前面開口部11を開放する開放位置との間を往復移動する。同様に、後面扉部22は、上面部50と下面部60との間で扉面に沿って横方向にスライド移動可能に支持されており、図1(a)に示す後面開口部21を閉塞する閉塞位置と、図1(b)に示す後面開口部21を開放する開放位置との間を往復移動する。前面扉部12と後面扉部22は、図1(b)に示すように、互いに離間する方向にスライド移動することによって開放位置に配置される。本実施形態では、前面扉部12は、保冷容器1を前方から見た場合に右側にスライド移動可能に設けられ、後面扉部22は、保冷容器1を後方から見た場合に右側にスライド移動可能に設けられている。
前面扉部12と後面扉部22を扉面に沿ってスライド移動する構成とすることにより、例えば宅配車両の荷台内などの保冷容器1の前方もしくは後方の作業スペースが限られている場合には、前面開口部11もしくは後面開口部21を容易に開閉させることができる。
前面扉部12、後面扉部22、左側板31、右側板41、上板51、及び下板61の各内面には、複数の蓄冷材CPをそれぞれ保持するための蓄冷材保持部13、23、33、43、53、63が設けられている。なお、図1(b)では、蓄冷材保持部13、43、53は、代表的なもののみを示しているが、実際にはそれぞれ複数設けられている。
前面扉部12の内面に設けられた蓄冷材保持部13は、前面扉部12を開放位置に配置することによって外部に露出され、外部から蓄冷材CPの取り付けと取り外しを行うことができる。同様に、後面扉部22の内面に設けられた蓄冷材保持部23は、後面扉部22を開放位置に配置することによって外部に露出され、外部から蓄冷材CPの取り付けと取り外しを行うことができる。
左面部30、右面部40、上面部50、及び下面部60の各内面に設けられた蓄冷材保持部33、43、53、63は、保冷容器1の前側と後側に分かれており、前側の蓄冷材保持部33、43、53、63に対しては、保冷容器1の前面開口部11から蓄冷材CPの取り付けと取り外しを行うことができ、後側の蓄冷材保持部33、43、53、63に対しては、保冷容器1の後面開口部21から蓄冷材CPの取り付けと取り外しを行うことができる。
前側の蓄冷材保持部33、43、53、63は、前部が開閉可能な袋形状を有しており、後側の蓄冷材保持部33、43、53、63は、後部が開閉可能な袋形状を有している。したがって、例えば前側の蓄冷材保持部33、43、53、63に対しては、蓄冷材を前側から差し込み、また、抜き取ることができる。同様に、後側の蓄冷材保持部33、43、53、63に対しては、蓄冷材CPを後側から差し込み、また、抜き取ることができる。したがって、保冷容器1内で蓄冷材CPが移動するのを防ぐことができ、蓄冷材CPの交換作業を迅速かつ容易にすることができ、前面扉部12もしくは後面扉部22の開放時間を短くして、内部の冷気が逃げるのを防ぐことができる。
なお、上記した実施例では、前面扉部12、後面扉部22、左側板31、右側板41、上板51、及び下板61のすべての内面に蓄冷材保持部を設けて、複数の蓄冷材を保持させる場合を例に説明したが、適切な低温状態を維持できるのであれば、これらすべての内面に蓄冷材保持部を設ける必要はなく、少なくともいずれか一つの内面に設ける構成としてもよい。また、蓄冷材保持部33、43、53、63は、前側に配置されるものが前方に向かって開口し、後側に配置されるものが後方に向かって開口している構成が好ましいが、必ずしもこの構成に限定されるものではなく、前方もしくは後方のいずれか一方のみに向かって開口していてもよい。
保冷容器1の下面部60には、複数の車輪が取り付けられており、保冷容器1の移動を容易に行えるようになっている。したがって、例えば宅配物の集積所では冷蔵庫内に保冷容器1を移動させて、冷蔵庫内で保冷容器1内に要冷蔵の宅配物を収容する作業と蓄冷材を取り付ける作業の両方を行うことができる。したがって、要冷蔵の宅配物が常温の環境下に晒されるのを防ぎ、精密に温度管理された状態で配送先まで配送することができる。
上記した構成を有する保冷容器1によれば、互いに対向する前面部10と後面部20に前面開口部11と後面開口部21が設けられており、その前面開口部11と後面開口部21をそれぞれ開閉する前面扉部12と後面扉部22が設けられているので、例えば前面扉部12を開くことによって前面開口部11から容器1内の収容物の出し入れと、蓄冷材CPの取り付け取り外しができ、後面扉部22を開くことによって後面開口部21から容器1内の収容物の出し入れと、蓄冷材CPの取り付け取り外しができる。したがって、例えば容器1内で前面開口部11から離れて奥に配置されている収容物は、後面扉部22を開いて後面開口部21から取り出すことができる。また、容器1内で前面開口部11から離れた奥に収容物を収容したい場合には、後面扉部22を開けて後面開口部21から容器1内に収容することができる。同様に、容器1内で前面開口部11から離れて奥に配置されている蓄冷材CPを交換したい場合には、後面扉部22を開けて後面開口部21から交換することができる。
図2は、本実施の形態の変形例を示す全体斜視図であり、図2(a)は扉を閉じた状態を示し、図2(b)は、扉を開いた状態を示している。
本発明の保冷容器は、前面扉部と後面扉部が左右の少なくとも一方に揺動する構成としてもよく、本変形例では前面扉部と後面扉部をそれぞれ左右に分割して揺動により開閉可能に支持する構成を有している。
保冷容器2の前面扉部14は、左前扉部14Aと右前扉部14Bを備えている。左前扉部14Aと右前扉部14Bは、揺動により左右に開くように左側板31と右側板41にそれぞれ支持されている。左前扉部14Aは、保冷容器2を前方から見た場合に保冷容器2の左側に配置されて、時計回りに揺動して開くように左側板31に支持されている。そして、右前扉部14Bは、保冷容器2を前方から見た場合に保冷容器2の右側に配置されて、反時計回りに揺動して開くように右側板41に支持されている。
同様に、保冷容器2の後面扉部24は、左後扉部24Aと右後扉部24Bを備えている。左後扉部24Aと右後扉部24Bは、揺動により左右に開くように右側板41と左側板31にそれぞれ支持されている。左後扉部24Aは、保冷容器2を後方から見た場合に保冷容器2の左側に配置されて、時計回りに揺動して開くように右側板41に支持されている。そして、右後扉部24Bは、保冷容器2を後方から見た場合に保冷容器2の右側に配置されて、反時計回りに揺動して開くように左側板31に支持されている。
なお、図2(b)では、蓄冷材保持部23、43、53は、代表的なもののみを示しているが、実際にはそれぞれ複数設けられている。
上記構成によれば、保冷容器2の左右の作業スペースが限られている場合には、前面開口部11もしくは後面開口部21を容易に開閉させることができる。また、上記構成によれば、例えば前面開口部11を介して収容物の出し入れや蓄冷材の交換をする際に、前面扉部14のうち、左前扉部14Aと右前扉部14Bのいずれか一方のみを開いて行うことが可能となり、後面扉部24についても同様に、左後扉部24Aと右後扉部24Bのいずれか一方のみを開いて行うことが可能となる。
したがって、保冷容器2は、上記した保冷容器1の作用効果に加えて、収容物の出し入れ、あるいは蓄冷材の交換の際に、前面開口部11あるいは後面開口部21の開放面積を小さくすることができ、保冷容器2の内部の冷気が前面開口部11あるいは後面開口部21から外部に逃げて内部温度が上がるのを抑制することができる。
図3は、本実施の形態の変形例を示す全体斜視図であり、図3(a)は扉を閉じた状態を示し、図3(b)は、扉を開いた状態を示している。
本発明の保冷容器は、前面扉部と後面扉部が上下の少なくとも一方に揺動する構成としてもよく、本変形例では前面扉部と後面扉部をそれぞれ上下に分割して揺動により開閉可能に支持する構成を有している。保冷容器3の前面扉部15は、上前扉部15Aと下前扉部15Bを備えている。上前扉部15Aは、揺動により先端を上方に移動させて前面開口部11の上部領域を開放させることができるように基端が上板51に支持されており、下前扉部15Bは、揺動により先端を前方に倒して前面開口部11の下部領域を開放させることができるように基端が下板61に支持されている。
同様に、保冷容器3の後面扉部25は、上後扉部25Aと下後扉部25Bを備えている。上後扉部25Aは、揺動により先端を上方に移動させて後面開口部21の上部領域を開放させることができるように基端が上板51に支持されており、下後扉部25Bは、揺動により先端を後方に倒して後面開口部21の下部領域を開放させることができるように基端が下板61に支持されている。なお、図3(b)では、蓄冷材保持部23、43、53は、代表的なもののみを示しているが、実際にはそれぞれ複数設けられている。
上記構成によれば、保冷容器の前後左右の作業スペースが限られている場合には、前面開口部もしくは後面開口部を容易に開閉させることができる。また、上記構成によれば、例えば前面開口部11を介して収容物の出し入れや蓄冷材の交換をする際に、前面扉部15のうち、上前扉部15Aと下前扉部15Bのいずれか一方のみを開いて行うことが可能となり、後面扉部25についても同様に、上後扉部25Aと下後扉部25Bのいずれか一方のみを開いて行うことが可能となる。例えば、前面開口部11側でかつ下段に収容されている収容物を取り出す際には、下前扉部15Bを開くだけでよい。
したがって、保冷容器3は、上記した保冷容器1の作用効果に加えて、収容物の出し入れ、あるいは蓄冷材の交換の際に、前面開口部11あるいは後面開口部21の開放面積を小さくすることができ、容器内部の冷気が前面開口部11あるいは後面開口部21から外部に逃げて容器内部の温度が上がるのを抑制することができる。
[第2実施の形態]
次に、第2実施の形態について図4〜図10を用いて以下に説明する。
図4は、本発明の保冷容器の第2実施の形態を示す全体斜視図、図5は、図4に示す保冷容器の一つを拡大して示す全体斜視図、図6は、扉を開いた状態を示す斜視図、図7は、図6のB方向矢視図、図8は、図5のA−A線断面図、図9は、図8に示す状態から扉を開いた状態を示す断面図である。
本実施の形態において特徴的なことは、複数の保冷容器を段積み可能な構成としたことである。上述の実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
各保冷容器4は、例えば図4に示すように2段に段積みすることができる。各保冷容器4は、基本的に図2に示す保冷容器2とほぼ同様の構成を有している。具体的には、図5から図9に示すように、互いに対向する前面部10と後面部20に前面開口部11と後面開口部21を有しており、それぞれが前面扉部14と後面扉部24によって開閉される構成を有している。そして、前面扉部14、後面扉部24、左側板31、右側板41、上板51、及び下板61の各内面には、複数の蓄冷材CPをそれぞれ保持するための蓄冷材保持部13、23、33、43、53、63が設けられている。
保冷容器4は、互いに対向する前面部10と後面部20にそれぞれ前面開口部11と後面開口部21が設けられているので、左面部30及び右面部40と比較して上下方向の剛性が低くなっており、段積みにより上方から荷重が加えられると、下段の保冷容器4は、上板51の中間位置が下方にたわむおそれがある。そこで、本実施の形態では、段積み状態で上下方向の荷重に耐えられるように、各保冷容器4が補強部材70を有している。
補強部材70は、前面開口部11と後面開口部21にそれぞれ固定される第1補強部材71と、下段の保冷容器4の上板51と上段の保冷容器4の下板61との間に介在されて左側板31と右側板41との間に亘って延在する第2補強部材81とを有している。
図10は、第1補強部材の構成を説明する図であり、図10(a)は斜視図、図10(b)は、(a)のC−C線断面図である。
第1補強部材71は、例えばアルミニウム合金等の比較的軽量な金属製の素材、あるいは比較的剛性の高い合成樹脂製の素材を用いて構成されており、保冷容器4の前面開口部11と後面開口部21にそれぞれ嵌め込まれる矩形の枠形状を有している。第1補強部材71は、金属製の素材の場合には、複数の棒状体を溶接もしくはボルトとナットで締結して組み立てたものを用いることができる。そして、樹脂製の素材の場合には、複数の棒状体を枠形状に一体成型したものや、複数本の棒状体をボルトとナットで締結して組み立てたものを用いることができる。本実施の形態では、断面L型のアルミニウム合金製のアングル材を4本組み合わせて、溶接することによって構成されている。第1補強部材71を構成する棒状体の断面形状はL型に限定されるものではなく、例えば上板51、下板61、左側板31、右側板41の各端部を挿入可能な断面コ字型でもよい。第1補強部材71は、図10(a)、(b)に示すように、上下一対の横枠部72、73と、左右一対の縦枠部74、75を有している。
第1補強部材71は、前面開口部11に設けられることにより、上横枠部72が上板51の前端面と上板51の上面に対向して配置され、下横枠部73が下板61の前端面と下板61の下面に対向して配置される。そして、左右の縦枠部74、75は、一方が左側板31の前端面と左側板31の外面に対向して配置され、他方が右側板41の前端面と右側板41の外面に対向して配置される。そして、後面開口部21に設けられることにより、上横枠部72が上板51の後端面と上板51の上面に対向して配置され、下横枠部73が下板61の後端面と下板61の下面に対向して配置される。左右の縦枠部74、75は、一方が左側板31の前端面と左側板31の外面に対向して配置され、他方が右側板41の前端面と右側板41の外面に対向して配置される。
第2補強部材81は、例えばベニヤ合板や硬質な合成樹脂板など、比較的剛性の高い素材を用いて構成されており、上板51の上面に取り付けられている。第2補強部材81は、本実施の形態では、上板51の上面とほぼ同じ大きさを有しているが、左側板31と右側板41との間に亘って延在する形状を有していればよく、例えば上板51の上面において前後方向に所定間隔を空けて複数を設けてもよい。
第2補強部材81は、上板51に着脱可能に取り付けてもよい。着脱可能にすることによって、例えば最上段の保冷容器4は、第2補強部材81を取り外し、全体の軽量化を図ることができる。また、第2補強部材81は、その上面に凹凸を設けて、上段の保冷容器4の一部と嵌合させることにより、位置決め保持可能な機能を持たせてもよい。上段の保冷容器4を位置決め保持することにより、配送中に上段の保冷容器4が位置ずれするのを防ぐことができる。
本実施の形態によれば、段積みにより複数の保冷容器1を一緒に搬送し、必要に応じて分けることができる。したがって、配送における利便性の向上を図ることができる。そして、段積みした際に、補強部材70により、下段の保冷容器が上段の保冷容器の荷重によって変形するのを防ぐことができる。
尚、本発明は、上述の各実施の形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更及び組み合わせが可能である。例えば、上述の実施形態では、前面扉部と後面扉部とが同じ開閉構造を有する場合について説明したが、例えば、前面扉部はスライド式とし、後面扉部は観音開き式としてもよい。
1 保冷容器
10 前面部
11 前面開口部
12 前面扉部
13、23、33、43、53、63 蓄冷材保持部
20 後面部
21 後面開口部
22 後面扉部
30 左面部
31 左側板
40 右面部
41 右側板
50 上面部
51 上板
60 下面部
61 下板
70 補強部材
71 第1補強部材
81 第2補強部材
CP 蓄冷材

Claims (10)

  1. 収容物を蓄冷材と共に収容可能な保冷容器であって、
    互いに対向する一対の側面部と、
    該一対の側面部にそれぞれ開口する一対の開口部と、
    該一対の開口部をそれぞれ開閉する一対の扉部と、
    を有することを特徴とする保冷容器。
  2. 前記保冷容器は、矩形の下板と、下板の互いに対向する一対の側辺にそれぞれ立設される左側板及び右側板と、前記左側板の上端と前記右側板の上端との間に亘って架け渡される上板と、前記一対の開口部のうち前方に形成される前面開口部を開閉する前面扉部と、後方に形成される後面開口部を開閉する後面扉部と、を有しており、
    前記下板と、前記左側板と、前記右側板と、前記上板と、前記前面扉部と、前記後面扉部の少なくともいずれか一つの内面に、前記蓄冷材を保持する蓄冷材保持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の保冷容器。
  3. 前記下板と、前記左側板と、前記右側板と、前記上板の少なくとも一つの内面に設けられる前記蓄冷材保持部は、前方もしくは後方の少なくとも一方に向かって開口する袋形状を有していることを特徴とする請求項2に記載の保冷容器。
  4. 前記前面扉部と前記後面扉部は、扉面に沿ってスライド移動することを特徴とする請求項2に記載の保冷容器。
  5. 前記前面扉部と前記後面扉部は、左右の少なくとも一方に揺動することを特徴とする請求項2に記載の保冷容器。
  6. 前記前面扉部と前記後面扉部は、それぞれ左右に分割して開閉可能に支持されていることを特徴とする請求項5に記載の保冷容器。
  7. 前記前面扉部と前記後面扉部は、上下の少なくとも一方に揺動することを特徴とする請求項2に記載の保冷容器。
  8. 前記前面扉部と前記後面扉部は、それぞれ上下に分割して開閉可能に支持されていることを特徴とする請求項7に記載の保冷容器。
  9. 前記保冷容器は、複数段積みされることを特徴とする請求項1に記載の保冷容器。
  10. 前記保冷容器は、
    前記一対の開口部にそれぞれ固定される枠形状の第1補強部材と、
    下段の保冷容器と上段の保冷容器との間に介在される平板形状の第2補強部材と、を有することを特徴とする請求項9に記載の保冷容器。
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