JPH10153369A - 車載用保冷庫 - Google Patents

車載用保冷庫

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Publication number
JPH10153369A
JPH10153369A JP31241396A JP31241396A JPH10153369A JP H10153369 A JPH10153369 A JP H10153369A JP 31241396 A JP31241396 A JP 31241396A JP 31241396 A JP31241396 A JP 31241396A JP H10153369 A JPH10153369 A JP H10153369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
cool box
main body
thermal insulated
insulated storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP31241396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Izawa
喜久男 伊澤
Keisuke Miura
恵介 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP31241396A priority Critical patent/JPH10153369A/ja
Publication of JPH10153369A publication Critical patent/JPH10153369A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】開閉扉の開放時に庫内から多量の冷気が漏れる
ことがない車載用保冷庫を提供する。 【解決手段】保冷庫本体11内に収容された物品を保冷
庫本体11の前面に形成された開閉扉20を開放して取
り出す車載用保冷庫において、開閉扉20は上下2枚の
回動自在の扉体21,22で構成されている。これによ
り、保冷庫本体11内に収容された物品中、保冷庫本体
11の上部に位置する物品を取り出すときは、開閉扉2
0の上扉体21のみを開放し、一方、保冷庫本体11の
下部に位置する物品を取り出すときは、開閉扉20の下
扉体21のみを開放すればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保冷が必要な生鮮
食料品、医薬品等を収容し、トラック等の自動車で搬送
される車載用保冷庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、保冷の必要な生鮮食料品等の物品
の配送にあたり、依頼主からの物品を集荷場に一旦集
め、この集荷場から自動車に積載し、これを冷却しなが
ら受取主に配達する物流システムが確立しており、この
物品を自動車に積載するときは、これを予め保冷庫に収
容し、この保冷庫を自動車に積載して行っている。
【0003】このような車載用保冷庫の構造として、例
えば特開平2ー106677号公報に開示されたものが
知られている。
【0004】この保冷庫1は、図6に示すように、保冷
庫本体2とこの保冷庫本体2の側面に配置された機械ボ
ックス3とを有するもので、この保冷庫本体2内には図
示しない蓄冷剤が設置され、機械ボックス3にはこの蓄
冷剤を冷却する図示しない冷却装置が設置されている。
また、この保冷庫本体2内に収容された物品を取り出す
とき、或いは、この保冷庫本体2内に物品を収容すると
きは、保冷庫本体2の前面に設置された開閉扉4を開放
して行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車載用保冷庫では、1枚の開閉扉4により保冷庫本体2
の前面全体を開閉するようになっているため、保冷庫本
体2内の一部の物品を取り出すときでも庫内全体が開放
され、多量の冷気が庫外に漏れるという問題点を有して
いた。
【0006】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、開
閉扉の開放時に多量の冷気が庫外に漏れることがない車
載用保冷庫を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、保冷庫本体内に収容され
た物品を保冷庫本体の前面に形成された開閉扉を開放し
て取り出す車載用保冷庫において、開閉扉は上下2枚の
回動自在の扉体で構成している。
【0008】請求項1の発明によれば、保冷庫本体内に
収容された物品中、保冷庫本体の上部に位置する物品を
取り出すときは、開閉扉の上扉体のみを開放し、一方、
保冷庫本体の下部に位置する物品を取り出すときは、開
閉扉の下扉体のみを開放すればよい。
【0009】請求項2の発明は、開閉扉が左右2枚の回
動自在の扉体で構成されているため、保冷庫本体内に収
容された物品中、保冷庫本体の左側に位置する物品を取
り出すときは、開閉扉の左扉体のみを開放し、一方、保
冷庫本体の右側に位置する物品を取り出すときは、開閉
扉の右扉体のみを開放すればよい。
【0010】請求項3の発明は、開閉扉が保冷庫本体の
底寄りを除く部位を開閉する1枚板で構成されている。
この発明によれば、開閉扉を開放するとき、保冷庫本体
の底部寄りの商品が保冷庫本体の前面壁により多少隠れ
るが、物品の取り出し作業にさしたる不都合はないし、
また、開放面積も少なくて済む。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明に係る車載
用保冷庫の第1実施形態を示すもので、図1は車載用保
冷庫の積載状態及び物品取り出し・収容作業を示す側面
図、図2は扉閉鎖状態の車載用保冷庫を示す斜視図、図
3は扉開放状態の車載用保冷庫を示す斜視図である。
【0012】この車載用保冷庫10は、図1に示すよう
に、ワゴン車等の小型自動車Aの荷台に積み込まれ配送
されるものである。また、その構造は、図2及び図3に
示すように、直方体形状に形成され、断熱壁で構成され
た保冷庫本体11と、この保冷庫本体11の側壁11a
の外面に配置された機械ボックス12及びバッテリボッ
クス13とを有し、この機械ボックス12を上位に、バ
ッテリボックス13を下位に配置している。この機械ボ
ックス12には図示しない圧縮機、凝縮器等の冷却装置
が設置され、保冷庫本体11内を保冷するようになって
いる。一方、バッテリボックス13には冷却装置の駆動
電源である図示しないバッテリが設置されている。
【0013】また、この保冷庫本体11はその前面に商
品収容兼取り出し口(以下、取り出し口という)11b
を有し、この取り出し口11bを開閉扉20により開閉
している。この開閉扉20は上下2枚の扉体21,22
により構成され、上扉体21の上端と下扉体22の下端
にはヒンジ23を有し、このひんじ23により保冷庫本
体11に各扉体21,22を回動自在に連結し、このヒ
ンジ23を軸として各扉体21,22を上下に回動し取
り出し口11bを開閉するようになっている。また、各
扉体21,22はその正面に取っ手24を有し、この取
っ手24を把持して開動作するとき、図3に示すよう
に、その開放状態を周知の伸縮自在の支持部材25によ
り支持するようになっている。
【0014】本実施形態に係る車載用保冷庫1におい
て、物品Bを保冷庫本体10から取り出すとき或いは保
冷庫本体10に物品Bを収容するときは、まず、図1に
示すように、小型自動車Aの後側ドアを開け、次いで上
扉体21の取っ手24を把持し、上扉体21を開ける。
しかる後、物品Bを取り出し或いは収容すればよい。ま
た、保冷庫本体10の底側の物品Bを取り出すときは、
下扉体22を開放すれば足りる。
【0015】このように本実施形態によれば、物品Bの
取り出し及び収容作業では上扉体21或いは下扉体22
の一方を開放するだけでよいため、保冷庫本体11内の
冷気漏れが少なく保冷効率が向上するし、また、開閉操
作も一方の扉体21或いは扉体22だけで済むため、容
易なものとなっている。
【0016】図4は本発明に係る車載用保冷庫の第2実
施形態を示すもので、この第2実施形態では開閉扉30
として、左右に2分割した左扉体31と右扉体32とか
ら構成されものを用いている。
【0017】この実施形態によれば、保冷庫本体10の
左側に収容されている物品を取り出すとき或いは保冷庫
本体10の左側に物品を収容するときは、この左扉体3
1を開閉すればよいし、また、これとは逆に、保冷庫本
体10の右側で物品の取り出し或いは収容するときは、
右扉体32を開閉すればよい。従って、本実施形態でも
前記第1実施形態と同様に、左右一方の扉体31,32
を開閉すれば足りることとなる。なお、その他の構成、
作用は前記第1実施形態と同様である。
【0018】図5は本発明に係る車載用保冷庫の第3実
施形態を示すもので、この第3実施形態では保冷庫本体
10の底部側を除く部位を1枚の開閉扉40で開閉する
ようになっている。
【0019】この実施形態によれば、開閉扉40の大き
さが保冷庫本体10の前面に亘っていないため、開放時
の開口面積が従来の開閉扉と比較して小さくて済む。な
お、保冷庫本体10の底側に積載された物品が前面壁1
0aで隠れた状態となるが、物品の取り出し作業にさし
たる不都合はない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2の発明によれば、物品の取り出し及び収容作業が一
方の扉体を開閉するだけでよいため、保冷庫本体内の冷
気漏れが少なく保冷効率が向上するし、また、開閉操作
も一方の扉体だけで済むため、取り出し及び収容作業が
容易になる。
【0021】請求項3の発明によれば、従来例と同様に
開閉扉が1枚板で形成されているが、保冷庫本体の底寄
りを除く部位を開閉する大きさになっているため、従来
の開閉扉より小さくなる。従って、前記請求項1及び請
求項2の発明と同様に冷気漏れが少なく、かつ、開閉操
作も容易になるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る車載用保冷庫の積載状態及
び物品取り出し・収容作業を示す側面図
【図2】第1実施形態に係る扉閉鎖状態の車載用保冷庫
を示す斜視図
【図3】第1実施形態に係る扉開放状態の車載用保冷庫
を示す斜視図
【図4】第2実施形態に係る車載用保冷庫を示す正面図
【図5】第3実施形態に係る車載用保冷庫を示す正面図
【図6】従来の車載用保冷庫を示す斜視図
【符号の説明】
10…車載用保冷庫、11…保冷庫本体、20,30,
40…開閉扉、21,22,31,32,41,42…
扉体、A…小型自動車、B…物品。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保冷庫本体内に収容された物品を該保冷
    庫本体の前面に形成された開閉扉を開放して取り出す車
    載用保冷庫において、 前記開閉扉は上下2枚の回動自在の扉体で構成したこと
    を特徴とする車載用保冷庫。
  2. 【請求項2】 保冷庫本体内に収容された物品を該保冷
    庫本体の前面に形成された開閉扉を開放して取り出す車
    載用保冷庫において、 前記開閉扉は左右2枚の回動自在の扉体で構成したこと
    を特徴とする車載用保冷庫。
  3. 【請求項3】 保冷庫本体内に収容された物品を該保冷
    庫本体の前面に形成された開閉扉を開放して取り出す車
    載用保冷庫において、 前記開閉扉は前記保冷庫本体の底寄りを除く部位を開閉
    する1枚板で構成したことを特徴とする車載用保冷庫。
JP31241396A 1996-11-22 1996-11-22 車載用保冷庫 Pending JPH10153369A (ja)

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JP31241396A JPH10153369A (ja) 1996-11-22 1996-11-22 車載用保冷庫

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JPH10153369A true JPH10153369A (ja) 1998-06-09

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005012812A1 (en) * 2003-08-05 2005-02-10 Arcelik Anonim Sirketi A refrigerator
JP2015178931A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 積水化成品工業株式会社 保冷容器
EP3476671A1 (en) * 2017-10-30 2019-05-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle
CN113954727A (zh) * 2021-12-01 2022-01-21 厦门市金泷自动化设备有限公司 一种可拆装车载冷库

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CN113954727A (zh) * 2021-12-01 2022-01-21 厦门市金泷自动化设备有限公司 一种可拆装车载冷库

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