JPH071286Y2 - 荷物収容室 - Google Patents

荷物収容室

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JPH071286Y2
JPH071286Y2 JP5395488U JP5395488U JPH071286Y2 JP H071286 Y2 JPH071286 Y2 JP H071286Y2 JP 5395488 U JP5395488 U JP 5395488U JP 5395488 U JP5395488 U JP 5395488U JP H071286 Y2 JPH071286 Y2 JP H071286Y2
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JP
Japan
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partition plate
luggage
box
room
luggage storage
Prior art date
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JP5395488U
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English (en)
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JPH01157035U (ja
Inventor
光吉 五十嵐
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Kitamura Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kitamura Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は貨物自動車等の荷箱又は倉庫等の荷物収容室に
関し、特に前後方向に区画可能な仕切り板を備えた荷物
収容室に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば貨物自動車のアルミバン型荷箱において
は、例えば実開昭60-240号公報に開示されているよう
に、前方側面部と後面部とに荷物出入口を有する荷箱の
床部に荷物を前後方向へ移送するベルトコンベアを設
け、このベルトコンベアに荷箱を前後方向に区画する仕
切り板を立設し、ベルトコンベアを前後進させながら主
に後面の荷物出入口から荷物を積み降ろしすると共に、
仕切り板によって区画された荷箱の前方側と後方側の室
に異なる荷物を分けて収容できるようにしている。この
ような荷箱を冷凍設備を備えた冷凍車に適用した場合、
配達前には、仕切り板を荷箱の最前に位置した状態で冷
凍食品を満載し、配達途中に後面の荷物出入口から冷凍
食品を降ろしながら順次ベルトコンベア及び仕切り板を
後方へ移動させるとともに、この移動によって荷箱に形
成された仕切り板の前方の空所に前方側面の荷物出入口
から冷凍食品を収納していた空箱などの不用な荷物を積
むようにしている。
(考案が解決しようとする課題) このように仕切り板の移動によって荷箱を区画可能な荷
物収容室においては、異なる二個の室が形成されるが、
冷凍設備によって両方の室は同時に冷却されることにな
る。しかし、前述したように冷凍庫では通常一方の室に
は冷凍食品が収納されていた空箱等の冷凍する必要のな
い荷物が収容されるため、このような荷物まで冷却する
ことは非常に不経済となる問題があった。また、配達途
中に空いた室に他の荷物を収容すれば効率的な配送が行
われるが、例えば常温で保持しなければならない果物等
の食品を収容することができなかった。
そこで、本考案は前記問題点に基づいて成されたもので
あり、無駄の少ない冷却又は暖房を行うことができる荷
物収容室を提供することを目的とするものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、荷物収容室の前後方向に沿って複数の送風口
を設け、この送風口に仕切り板の移動に伴って開閉する
開閉機構を設けたものである。
(作用) 例えば、仕切り板を前方へ移動させることによって送風
口が開放され、逆に仕切り板を後方へ移動させることに
よって送風口が閉塞されるため、仕切り板の前方と後方
の各室を送風される室と送風されない室に分けることが
できる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の冷凍車を例にした一実施
例を詳述する。第1図〜第3図において、1は断熱材を
内装した荷箱であり、後面と前方側面に荷物出入口2を
設け、この荷物出入口2には開閉扉3が取り付けられて
いる。荷箱1には床部4をほぼ全面的に覆うよう前後進
可能なエンドレスのベルトコンベア5を設け、図示しな
いコンベア駆動装置を駆動させて荷物を前後方向に移動
できるようにしている。6は荷箱1内部を前後に区画す
るようベルトコンベア5上に立設されている仕切り板で
あり、ベルトコンベア5の移動に伴って前後方向に移動
する。仕切り板6の両側縁には上下にガイドローラ7が
取り付けられ、荷箱1の内側面に設けられたレール8を
転動して仕切り板6がスムーズに移動できるよう構成さ
れている。また、仕切り板6はベルトコンベア5に図示
しないボルト等により着脱可能に固着されており、仕切
り板6がベルトコンベア5の最後部まで移動したときに
このボルトを外すことにより、仕切り板6は上部のレー
ル8の枢支部8Aに嵌合するガイドローラ7を軸にして回
動させて第3図に示すようにはね上げることが可能とな
り、これにより仕切り板6前方側の荷物を後面の荷物出
入口2から搬出できる。この際、下部のガイドローラ7
はレール8から容易に外れるようになっている。さら
に、仕切り板6の上部には後述する送風ダクトが挿通さ
れる切欠き部9が形成されている。
10は荷箱1内の前方上部に設置された冷凍機であり、冷
気の送風ダクト11が前後方向に沿って延設されている。
この送風ダクト11の両側面には前後方向に沿って複数の
冷気吐出口12が設けられているとともに、後面には吸入
口13が設けられている。14は各吐出口12を開閉するルー
バーであり、仕切り板6の移動に伴って開閉される。す
なわち、各吐出口12には一対のレバー15が仕切り板6の
切欠き部9における内側部に当たるよう突設されてお
り、これらのレバー15は軸16にて回動可能に設けられ、
仕切り板6が後方へ移動するときには、仕切り板6が後
方側のレバー15を押して軸16を中心にしてレバー15を回
動させ、この回動によってルーバー14が閉塞され、一
方、仕切り板6が前方へ移動するときには仕切り板6が
前方側のレバー15を押して軸16を中心にしてレバー15を
逆方向に回動させ、この回動によってルーバー14が開放
される。尚、スプリングを用いてレバー15の回動に伴っ
て確実にルーバー14が開閉できるように構成することも
できる。
以上のように構成される本考案の作用を次に詳述する。
先ず、配達前の荷物の積載に際して、仕切り板6を後方
側に位置させてから後面の荷物出入口2から荷物をベル
トコンベア5上に積み上げ、この積み上げの後、ベルト
コンベア5を作動させて仕切り板6をやや前方へ移動さ
せ、再びベルトコンベア5上に荷物を積み上げる。これ
を繰返すことによって、仕切り板6を最前方まで移動さ
せた時点で荷箱1内には荷物が満載されることになる。
この際、仕切り板6の前方への移動に伴って、仕切り板
6が前方側のレバー15に当ってこれを回動させて各冷気
吐出口12のルーバー14を開放させる。これにより冷凍機
10からの冷気が吐出口12から吐出されて仕切り板6から
後方の荷箱1内を冷却する。
一方、配達途中で荷物を降ろす際、後面の荷物出入口2
から荷物を降ろした後、残りの荷物を後方側へ位置させ
るようベルトコンベア5を後方へと移動させ、荷箱1の
前方側に仕切り板6によって区画された空室が形成され
る。この空室に荷物を収納していた空箱を前方側面の荷
物出入口2から入れることができる。そして、この仕切
り板6の後方への移動に伴って仕切り板6は後方側のレ
バー15に当たってこれを回動させてルーバー14を閉塞さ
せる。従って、仕切り板6から前方の冷気吐出口12は閉
塞され、冷気が吐出されなくなり、空箱等の冷却する必
要のない荷物まで冷却されることがなく、エネルギーの
無駄を省くことができる。
このようにして、荷箱1の前後方向に沿って形成された
冷気吐出口12を仕切り板6の移動に伴って自動的に開閉
することができ、仕切り板6によって区画された室を冷
却する室と冷却しない室とに分けてエネルギーの無駄を
省くことができる。また、仕切り板6によってこの開閉
が自動的に行われるため、冷気吐出口12が上方に位置し
てもその開閉に手間がかからない。さらに、仕切り板6
の前方側は冷却されないので、常温で保管しなければな
らない荷物を収容することもでき、仕切り板6によって
区画された室を異なる温度で維持できる。
以上、本考案の一実施例について詳述したが、本考案の
要旨の範囲内で適宜変形できる。例えば仕切り板6の切
欠き部9の内周部に磁石を設けるとともに各冷気吐出口
12にリードスイッチを設け、仕切り板6の移動に伴って
リードスイッチが作動して電動式にルーバー14を開閉さ
せることもできる。また、冷気吐出口12の開閉機構はル
ーバー14の他にシャッター、ベンチレーター等も利用で
きる。さらに、本考案は冷凍車に限定されず倉庫等にも
適用でき、また暖房機を備えて温風を送風させることも
できる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、仕切り板の移動に
伴って送風口を開閉させることにより、仕切り板によっ
て区画された室において無駄の少ない冷却又は暖房を行
うことができる荷物収容室を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠き斜視図、第
2図は要部の平断面図、第3図は要部の縦断面図であ
る。 1……荷箱(荷物収容室)、2……荷物出入口 4……床部、5……ベルトコンベア 6……仕切り板、12……冷気吐出口(送風口) 14……ルーバー(開閉機構)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも前方側と後方側に荷物出入口を
    有する荷物収容室と、この荷物収容室の床部をほぼ全面
    的に覆うよう設けられた前後進可能なコンベアと、前記
    荷物収容室を前後に区画するよう前記コンベアに立設さ
    れた仕切り板と、前記荷物収容室の前後方向に沿って設
    けられた複数の送風口と、前記仕切り板の移動に伴って
    前記送風口を開閉する開閉機構とを備えたことを特徴と
    する荷物収容室。
JP5395488U 1988-04-21 1988-04-21 荷物収容室 Expired - Lifetime JPH071286Y2 (ja)

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JP5395488U JPH071286Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 荷物収容室

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JP5395488U JPH071286Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 荷物収容室

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Publication Number Publication Date
JPH01157035U JPH01157035U (ja) 1989-10-30
JPH071286Y2 true JPH071286Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31279907

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