JP2004142601A - 貨物車両の荷室構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば事業所、学校あるいは病院等に給食用の冷凍食材を温度管理した状態で配達するための貨物車両の荷室構造において、従来、配達先で回収した食べ残し等の生ゴミを商品とは隔離しつつ温度管理した状態で搬送することができなかった。本発明は、独自の冷凍機を設けることなく、回収した生ゴミを商品と混在させることなく搬送することができる荷室構造を提供することを目的とする。
【解決手段】荷箱2内部の荷室20を気密性と熱伝導性を有する仕切り壁31,32により仕切って主荷室(前室21)と補助荷室30を設け、補助荷室30は、仕切り壁31,32の気密性を利用して主荷室(前室21)に対して気密に仕切られるとともに、仕切り壁11の熱伝導性を利用して主荷室(前室21)に対して行う温度管理により間接的に温度管理される構成とする。
【選択図】 図1
【解決手段】荷箱2内部の荷室20を気密性と熱伝導性を有する仕切り壁31,32により仕切って主荷室(前室21)と補助荷室30を設け、補助荷室30は、仕切り壁31,32の気密性を利用して主荷室(前室21)に対して気密に仕切られるとともに、仕切り壁11の熱伝導性を利用して主荷室(前室21)に対して行う温度管理により間接的に温度管理される構成とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば事業所、学校あるいは病院等の配達先に主として給食用の冷凍食材等の商品を温度管理した状態(冷凍状態のまま)で搬送する場合に好適な貨物車両の荷室構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の貨物車両の荷室構造としては、荷箱の内部(荷室)を例えば2室に仕切って各室が積み込む冷凍食材等の商品に適切な温度に保持されるように温度管理されるものが提供されている。各室の温度管理は、例えば低温室に取り付けた冷凍機によりこの低温室を−20℃程度に保持するとともに、この冷凍機から供給される冷気の一部をダクトを介して中温室に導入することによりこの中温室を5℃程度に保持する方法が採られている。
また、従来上記低温室と中温室とは別に区画された補助荷室を備えた荷室が提供されており、この補助荷室は例えば商品搬送用の台車(手押し荷車)を収納するスペースとして利用されていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−202173
【特許文献2】
特開2002−178836
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方、近年では商品の配達とともに、配達先で発生する食べ残しや調理屑等の生ゴミを食材資源として再利用するために回収し、これを搬送する必要性が高まってきている。
しかしながら、たとえゴミ袋に封入してあるとはいえ生ゴミを商品と混在状態で搬送することはできない。そこで、商品積み込み用の荷室とは気密に区画された補助荷室を台車収納スペースとしてではなく、回収した生ゴミを積み込むためのスペースとして利用することが考えられるが、この補助荷室は商品積み込み用の荷室とは異なって温度管理されていないことが通常であり、このようなスペースに生ゴミをそのまま収納して搬送することは衛生管理上好ましくない。だからといって、専用の冷凍機を増設して独自に温度管理される生ゴミ回収用の補助荷室を設けることは貨物車両のコストアップを招く問題がある。
従来は、上記のような問題からこの種の貨物車両には温度管理された生ゴミ回収用の荷室を備えていないために、商品の配達のついでに生ゴミを回収することができないのが実状であった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、大きなコストアップを招くことなく温度管理をすることができ、かつ商品積み込み用の荷室とは気密に区画されていることにより例えば配達先で回収した生ゴミを積み込むためのスペースとして利用することができる補助荷室を備えた荷室構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は前記請求項に記載した構成の荷室構造とした。
請求項1記載の荷室構造によれば、補助荷室の温度管理が主荷室の温度管理により間接的に行われるので、補助荷室を温度管理するための独自の冷凍機を用いることなく、あるいは独自に温度管理するためには容量が足りない小容量(小型)の補助冷凍機を用いるのみでこの補助荷室の温度管理がなされるので、大きなコストアップを招くことなく、この補助荷室に例えば回収した生ゴミ等を一定の温度管理の下に収納しておくことができる。
主荷室と補助荷室を気密に区画するための仕切り壁としては、気密性と熱伝導性を備えた部材が用いられる。この仕切り壁には、例えば鉄板、アルミニウム板、ベニヤ板、ビニールシート、銅板等を用いることができる。気密性を有する仕切り壁により補助荷室が主荷室に対して気密に区画されることにより、この補助荷室に回収した生ゴミ等の臭気が主荷室内に伝わることが防止される。一方、仕切り壁が高い熱伝導性を有することにより、補助荷室内の温度は主荷室内の温度の影響を受けやすくなり、これにより補助荷室の温度管理を間接的に行うことができる。例えば、主荷室を−20℃(氷点下20℃)程度に温度管理することにより、補助荷室を−5℃(氷点下5℃)程度に温度管理することができる。
逆に、仮に仕切り壁として断熱材を用いた場合には、補助荷室は主荷室内の温度の影響を殆ど受けることがない(温度管理できない)ので、例えば主荷室を−20℃程度に保持するように温度管理した場合であっても、補助荷室内を−5℃まで冷却することができず、ましてやこの冷却状態に保持することができないので、別途充分な容量を有する専用の冷凍機を設置して独自に温度管理する必要がある。
【0006】
請求項2記載の荷室構造によれば、荷箱の例えば前下角部に補助荷室を設けることができる。この場合、上面を形成する仕切り壁と後面を形成する仕切り壁は、荷箱の例えば左右両側壁間に掛け渡して設けることができる。この場合には、荷箱の両側壁が当該補助荷室の左右側面を形成し、ドアは一方または双方の側壁に設けることができる。また、この場合には、荷箱の前壁が補助荷室の前面を形成し、荷箱の床が補助荷室の下面を形成する。
また、請求項2記載の荷室構造によれば、補助荷室の上面と後面と一方の側面を仕切り壁により仕切って主荷室に面する構成とすることもできる。この場合には、他方の側面が荷箱の側壁により区画され、この側壁にドアを設けることができる。
さらに、請求項2記載の荷室構造によれば、補助荷室は、その上面と後面と下面を仕切り壁により仕切ってこれら各面が主荷室に面する構成とすることができる。この場合は、荷箱の左右側壁のうち一方または双方の側壁が補助荷室の側面を区画し、荷箱の前壁が補助荷室の前面を区画し、一方または双方の側壁にドアを設けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は、本実施形態の荷室構造を備えた貨物車両1を示している。この貨物車両1は、直方体形状の荷箱2を備えている。この荷箱の前方にキャビン3を備えている。荷箱2は、キャビン3の背面に沿った前壁4と、前壁4の左右端部から後方へ延びる左右側壁5,6と、前壁4の上部から後方へ延びる上壁7と、後壁8と、床9を備えている。後壁8には、左右へ開く観音扉形式の後部ドア10を備えている。これら荷箱2を形成する前壁4、左右側壁5,6、上壁7、後壁8、床9および後部ドア10はそれぞれ荷室内面側に断熱材を張り巡らせて高い断熱性を有している。
荷箱2の内部(荷室20)は、その前後方向ほぼ中央に配置した主仕切り壁11により前室21と後室22の2室に仕切られている。この主仕切り壁11は、左右側壁5,6の上部に沿って設けたレール11a,11aに吊り下げ状態で支持されて、車両前後方向へ一定の範囲で平行移動できるようになっている。この主仕切り壁11を車両前後方向へ移動させることにより、前室21および後室22の容積を積み込む商品の大きさ、数量等に合わせて変更することができる。
この主仕切り壁11も高い断熱性を有している。この主仕切り壁11により前室21と後室22が断熱されている。
【0008】
また、主仕切り壁11には、人が前室21と後室22間を移動するための仕切りドア11bが設けられている。後室22へは上記後部ドア10を経て荷室外から出入りすることができる。前室21へは、上記主仕切り壁11の仕切りドア11bを経て後室22ひいては荷室外から出入りすることができる。また、荷箱2の左側壁5(または右側壁6)に設けた側部ドア12によっても前室21に出入りすることができる。
前室21には、冷凍機23が設置されている。冷凍機23は前室21内であって、荷箱2の前上角部付近において上壁7に沿って設置されている。この冷凍機23により前室21の内部が例えば約−20℃に保持されるように温度管理される。
上記冷凍機23の後方であって前室21内には、電動ファン24が設置されている。この電動ファン24にはダクト25の一端側が接続されている。このダクト25の他端側25aは、図示するように主仕切り壁11を貫通して後室22内に至っている。電動ファン24により前室21内の冷気がダクト25を経て強制的に後室22内に供給され、これにより後室22内を間接的に温度管理することができるようになっている。
【0009】
次に、上記前室21の前部であって、荷箱2の前下角部には補助荷室30が設けられている。図2に示すようにこの補助荷室30は、上面を形成する上面仕切り壁31と後面を形成する後面仕切り壁32によって前室21から仕切られている。また、補助荷室30の、前面は荷箱2の前壁4により区画され、左右側部は荷箱2の左右側壁5,6により区画され、下面は床9によって区画されている。左側の側壁5であって、補助荷室30の側部となる部位には、補助ドア33が設けられている。この補助ドア33が特許請求の範囲に記載したドアの一実施形態に相当する。この補助ドア33は、左側の側壁5と同様高い断熱性を有している。また、上記上面仕切り壁31と後面仕切り壁32が特許請求の範囲に記載した仕切り壁の一実施形態に相当する。
本実施形態の場合、上記上面仕切り壁31と後面仕切り壁32には、高い気密性と高い熱伝導性を有するアルミニウム板が用いられている。また、上面仕切り壁31および後面仕切り壁32の周囲にはアルミニウム製の枠材31a,32aが取り付けられている。上面仕切り壁31および後面仕切り壁32は、枠材31a,32aを相互にボルト接合することにより相互に接合されている。また、枠材31a,32aを前壁4と側壁5,6と床9にボルト接合することにより、補助荷室30が前室21に対して気密に仕切られるとともに、荷室2の外に対して気密に区画されている。
【0010】
以上のように構成された本実施形態の荷室構造によれば、冷凍機23により前室21が例えば約−20℃を保持するように温度管理される。これにより前室21には、例えば冷凍食材を冷凍状態のまま積み込んで搬送することができる。また、冷凍機23により前室21に供給される冷気は、電動ファン24により強制的に吸気され、これがダクト25を経て強制的に後室22内に供給される。このため、後室22は冷凍機23により例えば約5℃程度に保持されるよう間接的に温度管理される。
また、前室21には補助荷室30が上面仕切り壁31と後面仕切り壁32を間にして隣接している。すなわち、この補助荷室30は、上面仕切り壁31と後面仕切り壁32を介して前室21内の約−20℃の冷気に晒された状態となっている。仕切り壁31,32には、気密性と熱伝導性を有するアルミニウム板が用いられている。このため、上面仕切り壁31と後面仕切り壁32を介して前室21と補助荷室30との間で熱交換が行われ、これにより補助荷室30が例えば約−5℃程度まで冷却される。また、前室21が約−20℃程度に保持されるように温度管理されることにより、結果的にこの補助荷室30が約−5℃に保持されるように間接的に温度管理されることとなる。
【0011】
このように、補助荷室30は独自の冷凍機を備えることなく温度管理されるので大きなコストアップを招くことなく、例えば回収した残飯等の生ゴミや使用済みの食器等を冷凍状態のまま積み込み、搬送することができるようになる。このことから、食材等の商品の搬送および配達のついでに、配達先で回収した生ゴミ等を回収することができるので、これら生ゴミを効率よく回収して食材資源としての再利用に供することができる。
また、補助荷室30は、気密性の高い仕切り壁31,32によって前室21(主荷室)と仕切られて密閉容器としての機能を有しているので、回収した生ゴミ等の臭気やこれらから流れ出る汚水が前室21あるいは後室22に侵入することがなく、これにより前室21および後室22に積み込んだ商品等を安全な状態で搬送することができる。
さらに、補助荷室30を前室21(主荷室)に対して仕切る仕切り壁(上面仕切り壁31、後面仕切り壁32)には、断熱性を有する素材ではなく高い熱伝導性を有するアルミニウム板が用いられているので、当該仕切り壁の厚さを薄くすることができ、これにより補助荷室30および前室21の収納スペースを大きくすることができる。一般に、この種の仕切り壁に断熱性を持たせる場合には、例えばアルミニウム板にウレタン発泡材を貼り付けた2層構造のものを用いるため通常その板厚t2(例えば50mm〜75mm程度)は図4に示すように厚くなる。図4は、アルミニウム板41a,42aにウレタン発泡材41b,42bを貼り付けて2層構造とすることにより断熱性を持たせた仕切り壁41,42により上面と後面が主荷室43から仕切られた従来の断熱タイプの補助荷室40を示している。これに対して、図3に示した本実施形態に係る補助荷室30を仕切る仕切り壁31,32には、板厚t1が約15mmのアルミニウム板が用いられている。
本実施形態では、仕切り壁31,32にアルミニウム板を用いることにより、補助荷室30を前室21に対して断熱するのではなく、逆にアルミニウム板の高い熱伝導性を積極的に利用することにより、補助荷室30と前室21との間で熱の移動を容易にし、これにより補助荷室30を間接的に温度管理する構成とすることを特徴としている。
【0012】
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、補助荷室30は、荷箱2の前下角部に設ける構成を例示したが、前上角部付近、左側部、右側部あるいは後室22側に設ける構成とすることもできる。
また、仕切り壁31,32にアルミニウム板を用いる構成を例示したが、鉄板や銅板等その他の金属板、ビニールシート、ベニヤ板等であって、気密性と高い熱伝導性を有する素材を選択して用いることができる。本発明の実施において必要とされる熱伝導性は、熱伝導率が高いものが望ましいが、必ずしも数値的に一定以上の熱伝導率を有する素材でなければならないと限定できるものではなく、少なくとも一般的に断熱材として用いられるものではなく、主荷室(前室21)の冷気に晒されることにより内部(補助荷室30)を必要な温度にまで冷却し、保持し得るものであれば足りる。
さらに、荷室20を主仕切り壁11により前室21と後室22の2室に仕切る構成を例示したが、仕切り壁11を省略して前室21と後室22を連続した一つの荷室として使用する場合にも同様に適用することができる。
また、補助荷室30には、主荷室の温度管理を利用する間接的な温度管理に加えて、小容量(小型)かつ簡易な冷凍機を補助的に取り付ける構成としてもよい。なお、小容量とは、補助荷室30を独自に温度管理するには容量(冷凍能力)が足りない程度の容量をいう。
また、後室22に独自の冷凍機を設置して、前室21とは独立して後室22の温度管理を行う構成としてもよい。この場合には、電動ファン24およびダクト25等を省略することができる。
主荷室(前室21、後室22)の冷凍機23、補助荷室30の補助冷凍機としては冷蔵機を用いることができる。
補助荷室30に積み込む物品は、例示したような生ゴミに限らず、使用済みの食材ケース、使用済みの食器、搬送用台車等その他の付属品、備品を収納することができる。さらには、この補助荷室30に商品を積み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図であって、貨物車両の側面図である。本図では、荷室の内部が示されている。
【図2】補助荷室の左側部分の斜視図である。
【図3】例示した実施形態に係る補助荷室の縦断面図である。
【図4】従来の補助荷室の縦断面図である。
【符号の説明】
1…貨物車両
2…荷箱
4…前壁、5…左側壁、6…右側壁、7…上壁、8…後壁、9…床
11…主仕切り壁
20…荷室、21…前室、22…後室
23…冷凍機
24…電動ファン、25…ダクト
30…補助荷室
31…上面仕切り壁
32…後面仕切り壁
33…補助ドア
40…従来の断熱タイプの補助荷室
t1…実施形態に係る熱伝導タイプの仕切り壁の板厚
t2…断熱タイプの仕切り壁の板厚
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば事業所、学校あるいは病院等の配達先に主として給食用の冷凍食材等の商品を温度管理した状態(冷凍状態のまま)で搬送する場合に好適な貨物車両の荷室構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の貨物車両の荷室構造としては、荷箱の内部(荷室)を例えば2室に仕切って各室が積み込む冷凍食材等の商品に適切な温度に保持されるように温度管理されるものが提供されている。各室の温度管理は、例えば低温室に取り付けた冷凍機によりこの低温室を−20℃程度に保持するとともに、この冷凍機から供給される冷気の一部をダクトを介して中温室に導入することによりこの中温室を5℃程度に保持する方法が採られている。
また、従来上記低温室と中温室とは別に区画された補助荷室を備えた荷室が提供されており、この補助荷室は例えば商品搬送用の台車(手押し荷車)を収納するスペースとして利用されていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−202173
【特許文献2】
特開2002−178836
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方、近年では商品の配達とともに、配達先で発生する食べ残しや調理屑等の生ゴミを食材資源として再利用するために回収し、これを搬送する必要性が高まってきている。
しかしながら、たとえゴミ袋に封入してあるとはいえ生ゴミを商品と混在状態で搬送することはできない。そこで、商品積み込み用の荷室とは気密に区画された補助荷室を台車収納スペースとしてではなく、回収した生ゴミを積み込むためのスペースとして利用することが考えられるが、この補助荷室は商品積み込み用の荷室とは異なって温度管理されていないことが通常であり、このようなスペースに生ゴミをそのまま収納して搬送することは衛生管理上好ましくない。だからといって、専用の冷凍機を増設して独自に温度管理される生ゴミ回収用の補助荷室を設けることは貨物車両のコストアップを招く問題がある。
従来は、上記のような問題からこの種の貨物車両には温度管理された生ゴミ回収用の荷室を備えていないために、商品の配達のついでに生ゴミを回収することができないのが実状であった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、大きなコストアップを招くことなく温度管理をすることができ、かつ商品積み込み用の荷室とは気密に区画されていることにより例えば配達先で回収した生ゴミを積み込むためのスペースとして利用することができる補助荷室を備えた荷室構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は前記請求項に記載した構成の荷室構造とした。
請求項1記載の荷室構造によれば、補助荷室の温度管理が主荷室の温度管理により間接的に行われるので、補助荷室を温度管理するための独自の冷凍機を用いることなく、あるいは独自に温度管理するためには容量が足りない小容量(小型)の補助冷凍機を用いるのみでこの補助荷室の温度管理がなされるので、大きなコストアップを招くことなく、この補助荷室に例えば回収した生ゴミ等を一定の温度管理の下に収納しておくことができる。
主荷室と補助荷室を気密に区画するための仕切り壁としては、気密性と熱伝導性を備えた部材が用いられる。この仕切り壁には、例えば鉄板、アルミニウム板、ベニヤ板、ビニールシート、銅板等を用いることができる。気密性を有する仕切り壁により補助荷室が主荷室に対して気密に区画されることにより、この補助荷室に回収した生ゴミ等の臭気が主荷室内に伝わることが防止される。一方、仕切り壁が高い熱伝導性を有することにより、補助荷室内の温度は主荷室内の温度の影響を受けやすくなり、これにより補助荷室の温度管理を間接的に行うことができる。例えば、主荷室を−20℃(氷点下20℃)程度に温度管理することにより、補助荷室を−5℃(氷点下5℃)程度に温度管理することができる。
逆に、仮に仕切り壁として断熱材を用いた場合には、補助荷室は主荷室内の温度の影響を殆ど受けることがない(温度管理できない)ので、例えば主荷室を−20℃程度に保持するように温度管理した場合であっても、補助荷室内を−5℃まで冷却することができず、ましてやこの冷却状態に保持することができないので、別途充分な容量を有する専用の冷凍機を設置して独自に温度管理する必要がある。
【0006】
請求項2記載の荷室構造によれば、荷箱の例えば前下角部に補助荷室を設けることができる。この場合、上面を形成する仕切り壁と後面を形成する仕切り壁は、荷箱の例えば左右両側壁間に掛け渡して設けることができる。この場合には、荷箱の両側壁が当該補助荷室の左右側面を形成し、ドアは一方または双方の側壁に設けることができる。また、この場合には、荷箱の前壁が補助荷室の前面を形成し、荷箱の床が補助荷室の下面を形成する。
また、請求項2記載の荷室構造によれば、補助荷室の上面と後面と一方の側面を仕切り壁により仕切って主荷室に面する構成とすることもできる。この場合には、他方の側面が荷箱の側壁により区画され、この側壁にドアを設けることができる。
さらに、請求項2記載の荷室構造によれば、補助荷室は、その上面と後面と下面を仕切り壁により仕切ってこれら各面が主荷室に面する構成とすることができる。この場合は、荷箱の左右側壁のうち一方または双方の側壁が補助荷室の側面を区画し、荷箱の前壁が補助荷室の前面を区画し、一方または双方の側壁にドアを設けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は、本実施形態の荷室構造を備えた貨物車両1を示している。この貨物車両1は、直方体形状の荷箱2を備えている。この荷箱の前方にキャビン3を備えている。荷箱2は、キャビン3の背面に沿った前壁4と、前壁4の左右端部から後方へ延びる左右側壁5,6と、前壁4の上部から後方へ延びる上壁7と、後壁8と、床9を備えている。後壁8には、左右へ開く観音扉形式の後部ドア10を備えている。これら荷箱2を形成する前壁4、左右側壁5,6、上壁7、後壁8、床9および後部ドア10はそれぞれ荷室内面側に断熱材を張り巡らせて高い断熱性を有している。
荷箱2の内部(荷室20)は、その前後方向ほぼ中央に配置した主仕切り壁11により前室21と後室22の2室に仕切られている。この主仕切り壁11は、左右側壁5,6の上部に沿って設けたレール11a,11aに吊り下げ状態で支持されて、車両前後方向へ一定の範囲で平行移動できるようになっている。この主仕切り壁11を車両前後方向へ移動させることにより、前室21および後室22の容積を積み込む商品の大きさ、数量等に合わせて変更することができる。
この主仕切り壁11も高い断熱性を有している。この主仕切り壁11により前室21と後室22が断熱されている。
【0008】
また、主仕切り壁11には、人が前室21と後室22間を移動するための仕切りドア11bが設けられている。後室22へは上記後部ドア10を経て荷室外から出入りすることができる。前室21へは、上記主仕切り壁11の仕切りドア11bを経て後室22ひいては荷室外から出入りすることができる。また、荷箱2の左側壁5(または右側壁6)に設けた側部ドア12によっても前室21に出入りすることができる。
前室21には、冷凍機23が設置されている。冷凍機23は前室21内であって、荷箱2の前上角部付近において上壁7に沿って設置されている。この冷凍機23により前室21の内部が例えば約−20℃に保持されるように温度管理される。
上記冷凍機23の後方であって前室21内には、電動ファン24が設置されている。この電動ファン24にはダクト25の一端側が接続されている。このダクト25の他端側25aは、図示するように主仕切り壁11を貫通して後室22内に至っている。電動ファン24により前室21内の冷気がダクト25を経て強制的に後室22内に供給され、これにより後室22内を間接的に温度管理することができるようになっている。
【0009】
次に、上記前室21の前部であって、荷箱2の前下角部には補助荷室30が設けられている。図2に示すようにこの補助荷室30は、上面を形成する上面仕切り壁31と後面を形成する後面仕切り壁32によって前室21から仕切られている。また、補助荷室30の、前面は荷箱2の前壁4により区画され、左右側部は荷箱2の左右側壁5,6により区画され、下面は床9によって区画されている。左側の側壁5であって、補助荷室30の側部となる部位には、補助ドア33が設けられている。この補助ドア33が特許請求の範囲に記載したドアの一実施形態に相当する。この補助ドア33は、左側の側壁5と同様高い断熱性を有している。また、上記上面仕切り壁31と後面仕切り壁32が特許請求の範囲に記載した仕切り壁の一実施形態に相当する。
本実施形態の場合、上記上面仕切り壁31と後面仕切り壁32には、高い気密性と高い熱伝導性を有するアルミニウム板が用いられている。また、上面仕切り壁31および後面仕切り壁32の周囲にはアルミニウム製の枠材31a,32aが取り付けられている。上面仕切り壁31および後面仕切り壁32は、枠材31a,32aを相互にボルト接合することにより相互に接合されている。また、枠材31a,32aを前壁4と側壁5,6と床9にボルト接合することにより、補助荷室30が前室21に対して気密に仕切られるとともに、荷室2の外に対して気密に区画されている。
【0010】
以上のように構成された本実施形態の荷室構造によれば、冷凍機23により前室21が例えば約−20℃を保持するように温度管理される。これにより前室21には、例えば冷凍食材を冷凍状態のまま積み込んで搬送することができる。また、冷凍機23により前室21に供給される冷気は、電動ファン24により強制的に吸気され、これがダクト25を経て強制的に後室22内に供給される。このため、後室22は冷凍機23により例えば約5℃程度に保持されるよう間接的に温度管理される。
また、前室21には補助荷室30が上面仕切り壁31と後面仕切り壁32を間にして隣接している。すなわち、この補助荷室30は、上面仕切り壁31と後面仕切り壁32を介して前室21内の約−20℃の冷気に晒された状態となっている。仕切り壁31,32には、気密性と熱伝導性を有するアルミニウム板が用いられている。このため、上面仕切り壁31と後面仕切り壁32を介して前室21と補助荷室30との間で熱交換が行われ、これにより補助荷室30が例えば約−5℃程度まで冷却される。また、前室21が約−20℃程度に保持されるように温度管理されることにより、結果的にこの補助荷室30が約−5℃に保持されるように間接的に温度管理されることとなる。
【0011】
このように、補助荷室30は独自の冷凍機を備えることなく温度管理されるので大きなコストアップを招くことなく、例えば回収した残飯等の生ゴミや使用済みの食器等を冷凍状態のまま積み込み、搬送することができるようになる。このことから、食材等の商品の搬送および配達のついでに、配達先で回収した生ゴミ等を回収することができるので、これら生ゴミを効率よく回収して食材資源としての再利用に供することができる。
また、補助荷室30は、気密性の高い仕切り壁31,32によって前室21(主荷室)と仕切られて密閉容器としての機能を有しているので、回収した生ゴミ等の臭気やこれらから流れ出る汚水が前室21あるいは後室22に侵入することがなく、これにより前室21および後室22に積み込んだ商品等を安全な状態で搬送することができる。
さらに、補助荷室30を前室21(主荷室)に対して仕切る仕切り壁(上面仕切り壁31、後面仕切り壁32)には、断熱性を有する素材ではなく高い熱伝導性を有するアルミニウム板が用いられているので、当該仕切り壁の厚さを薄くすることができ、これにより補助荷室30および前室21の収納スペースを大きくすることができる。一般に、この種の仕切り壁に断熱性を持たせる場合には、例えばアルミニウム板にウレタン発泡材を貼り付けた2層構造のものを用いるため通常その板厚t2(例えば50mm〜75mm程度)は図4に示すように厚くなる。図4は、アルミニウム板41a,42aにウレタン発泡材41b,42bを貼り付けて2層構造とすることにより断熱性を持たせた仕切り壁41,42により上面と後面が主荷室43から仕切られた従来の断熱タイプの補助荷室40を示している。これに対して、図3に示した本実施形態に係る補助荷室30を仕切る仕切り壁31,32には、板厚t1が約15mmのアルミニウム板が用いられている。
本実施形態では、仕切り壁31,32にアルミニウム板を用いることにより、補助荷室30を前室21に対して断熱するのではなく、逆にアルミニウム板の高い熱伝導性を積極的に利用することにより、補助荷室30と前室21との間で熱の移動を容易にし、これにより補助荷室30を間接的に温度管理する構成とすることを特徴としている。
【0012】
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、補助荷室30は、荷箱2の前下角部に設ける構成を例示したが、前上角部付近、左側部、右側部あるいは後室22側に設ける構成とすることもできる。
また、仕切り壁31,32にアルミニウム板を用いる構成を例示したが、鉄板や銅板等その他の金属板、ビニールシート、ベニヤ板等であって、気密性と高い熱伝導性を有する素材を選択して用いることができる。本発明の実施において必要とされる熱伝導性は、熱伝導率が高いものが望ましいが、必ずしも数値的に一定以上の熱伝導率を有する素材でなければならないと限定できるものではなく、少なくとも一般的に断熱材として用いられるものではなく、主荷室(前室21)の冷気に晒されることにより内部(補助荷室30)を必要な温度にまで冷却し、保持し得るものであれば足りる。
さらに、荷室20を主仕切り壁11により前室21と後室22の2室に仕切る構成を例示したが、仕切り壁11を省略して前室21と後室22を連続した一つの荷室として使用する場合にも同様に適用することができる。
また、補助荷室30には、主荷室の温度管理を利用する間接的な温度管理に加えて、小容量(小型)かつ簡易な冷凍機を補助的に取り付ける構成としてもよい。なお、小容量とは、補助荷室30を独自に温度管理するには容量(冷凍能力)が足りない程度の容量をいう。
また、後室22に独自の冷凍機を設置して、前室21とは独立して後室22の温度管理を行う構成としてもよい。この場合には、電動ファン24およびダクト25等を省略することができる。
主荷室(前室21、後室22)の冷凍機23、補助荷室30の補助冷凍機としては冷蔵機を用いることができる。
補助荷室30に積み込む物品は、例示したような生ゴミに限らず、使用済みの食材ケース、使用済みの食器、搬送用台車等その他の付属品、備品を収納することができる。さらには、この補助荷室30に商品を積み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図であって、貨物車両の側面図である。本図では、荷室の内部が示されている。
【図2】補助荷室の左側部分の斜視図である。
【図3】例示した実施形態に係る補助荷室の縦断面図である。
【図4】従来の補助荷室の縦断面図である。
【符号の説明】
1…貨物車両
2…荷箱
4…前壁、5…左側壁、6…右側壁、7…上壁、8…後壁、9…床
11…主仕切り壁
20…荷室、21…前室、22…後室
23…冷凍機
24…電動ファン、25…ダクト
30…補助荷室
31…上面仕切り壁
32…後面仕切り壁
33…補助ドア
40…従来の断熱タイプの補助荷室
t1…実施形態に係る熱伝導タイプの仕切り壁の板厚
t2…断熱タイプの仕切り壁の板厚
Claims (2)
- 荷箱内部の荷室を気密性と熱伝導性を有する仕切り壁により仕切って主荷室と補助荷室を設け、前記補助荷室は、前記仕切り壁の気密性を利用して前記主荷室に対して気密に仕切られるとともに、前記仕切り壁の熱伝導性を利用して前記主荷室に対して行う温度管理により間接的に温度管理される構成とした貨物車両の荷室構造。
- 請求項1記載の荷室構造であって、補助荷室は、少なくとも上面と後面が仕切り壁により仕切られて主荷室に面しており、側面の一方または双方が荷箱の側壁に区画されて、該側壁に搬出入用のドアを備えた貨物車両の荷室構造。
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