JP2007106172A - 貨物用車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で且つ製造コストに優れた、要冷蔵搬送物、要冷凍搬送物及び通常搬送物を混載できる貨物用車両を提供することである。
【解決手段】収納容体4は、断熱パネル7a,7b,7c,7d,7e,7fを箱形形状に組み立て形成している。収納容体4を形成している各断熱パネル7は、組み立て時に隣接する断熱パネル同士、内側から薄板状の化粧板8を介し、連結手段たるブラインドリベット9により互いに連結分離自在に設けてある。組み立てられた収納容体4は第1の開口部及び第2の開口部たる開口部12,13を有し、収納庫3の両側壁14,15は、収納容体4の取付位置おいて、開口部12,13に対応した形状及び寸法に第1の切除部及び第2の切除部たる切除部16,17を形成し、収納庫の切除部16,17には、第1のドア及び第2のドアたるサイドドア51,52が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、貨物用の車両に関し、特に、冷蔵を要する搬送物と冷蔵を要しない搬送物とを混載する貨物用車両の改良に関する。
従来より、冷蔵を要する搬送物(以下「要冷蔵搬送物」という)と冷蔵も冷凍も要しない通常の搬送物(以下「通常搬送物」という)とを混載する貨物用車両においては、箱形の収納庫を架設し、収納庫の内部に冷蔵用の保冷ボックスを収納しており、さらに最近では、このような要冷蔵物と通常搬送物との混載に加えて、冷凍を要する搬送物(以下「要冷凍搬送物」という)も同時に混載することが必要とされており、冷蔵を要する搬送物と冷蔵を要しない搬送物とを混載する貨物用車両においては、冷凍冷蔵バン(収納庫)の内部に冷凍室と冷蔵室及び常温室が仕切られて設けられたものがあった(特許文献1)。
特開2004−12059号公報
上記の特許文献の構成にかかわらず、通常収納庫には内部全体に断熱部材を配しており、このことは必要以上に断熱部材を使用することにつながり、貨物用車両の製造コスト削減の妨げとなっていた。また、収納庫に比べ収納容体の方が耐用年数が長い為、収納庫が劣化し使用に耐えられなくなった場合でも、収納容体は十分使用に耐え得る状態である場合が多く、使用済みの収納庫とともに廃棄され、新規収納庫を製造すと同時に新規に収納容体を用意することは、収納庫の製造コストの削減の面や資源の再利用の面においても問題となっていた。
解決しようとする問題点は、簡単な構造で且つ製造コストに優れた、要冷蔵搬送物、要冷凍搬送物及び通常搬送物を混載できる貨物用車両を提供することを目的とするものである。
なお、この発明の範囲は、要冷蔵搬送物及び要冷凍搬送物の双方と通常搬送物と混載する場合だけでなく、要冷蔵搬送物及び要冷凍搬送物とのいずれか一方と通常搬送物とを混載する場合についても適用できる。
請求項1の発明は、搬送物のための収納庫を架設してなり、この収納庫内において、要冷蔵搬送物及び/又は要冷凍搬送物と通常搬送物とを混載して搬送する貨物用車両において、前記収納庫内における車両進行方向前端側かつ下端側に収納容体を配し、該収納容体の内部空間を冷蔵室及び/又は冷凍室とし、前記収納庫内における前記収納容体の外の空間を前記通常搬送物のための収納空間とし、前記収納容体は箱体であり、外壁を複数の断熱パネルにより構成し、前記の複数の断熱パネルは、隣接する断熱パネル同士を互いに連結分離自在に設けてあることである。
請求項2の発明は、前記貨物用車両において、前記の冷蔵室と冷凍室との双方が設けられ、両者が車両進行方向に関し横方向に隣接し、前記の冷蔵室と冷凍室とを区分する仕切壁は、この仕切壁に垂直な方向に移動可能であり、これにより、前記冷蔵室及び/又は冷凍室の容積を変更しうるようにしていることである。
請求項3の発明は、前記の収納容体は車両進行方向に関し横方向の少なくとも一端において開口部を有する箱体状をなしており、この開口部は前記収納庫の側壁に設けた切除部を介して外方に望むとともにドアにより覆われており、ドアの内側に断熱部材を配したことである。
請求項4の発明は、前記の収納容体は前記車両進行方向の両端において第1の開口部及び第2の開口部を有する箱体状をなしており、前記二つの開口部はそれぞれ前記収納庫の両側壁に設けた第1の切除部及び第2の切除部を介して外方に望むとともに第1の切除部及び第2の切除部に設けられた第1のドア及び第2のドアにより覆われており、前記第1のドア及び前記第2のドアに断熱パネルを配したことである。
請求項1の発明によれば、収納容体のみに断熱部材を設けているので、収納庫内の壁に断熱部材を設け断熱処理することに比べ、使用する断熱部材を削減することができ、製造コストを削減することができる。
また、予め断熱部材からなる収納容体を組み立ててから収納庫に収納容体を備え付ける為、収納容体の収納庫への取付けを簡単にすることができる。同時に、収納庫からの収納容体の取外しも簡単に行うことができるため、収納容体の収納庫から別の収納庫への組替えも簡単に行うことができ、収納容体の汎用性を高めるとともに収納容体の使い回しによる収納庫の製造コストの削減を可能にすることができる。
収納容体が箱体であるので、通常の貨物用車両の箱形形状をした収納庫に収まりが良く、取扱いが便利である。また、収納容体を構成している断熱部材である複数の断熱パネルを隣接するもの同士を互いに連結分離自在に設けてあるため、各断熱パネルを単体で取外すことができるようになるので、断熱部材の交換が可能となる。
請求項2によれば、要冷蔵搬送物と要冷凍搬送物との双方を通常搬送物と混載することが可能とし、その時々の要冷蔵搬送物及び要冷凍搬送物の搬送依頼量に応じて冷蔵室と冷凍室との積載容積を適宜変更することができる。
請求項3によれば、冷蔵室及び/又は冷凍室である収納容体内に車両側部外方よりアクセスが可能であるので、顧客の作業所などに車体を横付けして作業することができる。断熱部材に被覆されていない収納容体の開口部をドアに設けられた断熱部材により断熱されため、少ない断熱部材により収納容体の断熱処理をすることができる。
請求項4によれば、顧客の作業所などにおいて車両の右側側部又は左側側部のいずれを横付けしても作業ができる。断熱部材に被覆されていない収納容体の第1の開口部及び第2の開口部を第1のドア及び第2のドアに設けられた断熱部材により断熱されるため、少ない断熱部材により収納容体の断熱処理をすることができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1乃至13は実施例1を示しており、図1に示すように、1は貨物自動車の全体を示す。この貨物自動車1は車両本体2と、その後方に架設された箱体よりなる収納庫3とからなる。収納庫3の車両進行方向前方かつ下方には収納容体4が取付けられている。
収納容体4は、図3に示すように、ポリスチレンフォーム又はウレタンフォームからなる板状に形成した断熱部材本体5をアルミニウム合金からなる薄板状の化粧版6により両側から挟むように形成したサンドイッチ構造の断熱部材たる断熱パネル7a,7b,7c,7d,7e,7fを箱形形状に組み立て形成している。
図3に示すように収納容体4を形成している各断熱パネル7は、組み立て時に隣接する断熱パネル同士、内側から薄板状の化粧板8を介し、連結手段たるブラインドリベット9により互いに連結分離自在に設けてある。
組み立てられた収納容体4は直方体であり、その車両進行方向に横切る方向の両側面10,11において第1の開口部及び第2の開口部たる開口部12,13を有している。収納庫3の両側壁14,15は、収納容体4の取付位置おいて、収納容体4の開口部12,13に対応した形状及び寸法に切除されており、収納容体4の両側面10,11の開口部12,13がこの第1の切除部及び第2の切除部たる切除部16,17に望んでいる。このようにして、収納庫3の両側部の外側から収納容体4の内部への接近が可能である。
収納容体4の内部は、仕切壁18により、車両進行方向に横切る方向において左右2つの部屋に分かれている。左側が冷凍室19であり右側が冷蔵室20である。冷凍室19は約−18℃に、また冷蔵室20は約5℃になるように制御されている。
仕切壁18は図6及び7に記載の機構により、断熱部材たる仕切壁本体21の縁全周にスポンジ材料からなる緩衝部材22を配置し、その仕切壁本体21の縁全周とその縁全周に配置された緩衝部材22とを被覆するカバー部材23が設けられ、カバー部材23はカバー部材用押さえ部材24により仕切壁本体21に固定されている。また、図7及び8に示されているように、仕切壁本体21の上左右縁側の緩衝部材22には、凹条25が形成され、仕切壁本体21の上側縁の緩衝部材22とカバー部材23とは内部に取付け用空隙Xを設けている。
仕切壁本体21の冷蔵室20側には四つの取手26と、棒状のストッパー部材本体27とストッパー部材本体27に形成された突起部材28とストッパー部材本体27を摺動自在に固定するとともに前記突起部材28が摺動可能な固定用溝29と可動用溝30を連結して切り欠いて形成されたゲート部31を設けた固定金具部材32とからなるストッパー部材33が左右の縁に2箇所ずつ計4箇所に設けられている。
そして、図10に示すように収納容体4における内部の車両進行方向の両面つまりは前後の面34,35には、それぞれ収納容体4の内部から外部に向けて形成された4つの凹部36aを水平方向に一定間隔を空けて形成した仕切壁用受け部材36が上下に配置されている(図9参照)。そして、収納容体4の底面たる断熱パネル7bには板材から形成された仕切壁受け台37が配置されている。
図1に示すように、収納容体4の冷凍室19側上部に、エバポレータ38を含むクーリングユニットが配設されており、冷凍室19と冷蔵室20を仕切る仕切壁18には、両室間を連通させる2つの開口39,40が設けられている(図6参照)。
図9に示すように、収納容体4を収納庫3に取り付ける時には、先ずは収納庫3の底部41に設けられた固定枠部材42に収納容体4を配置し、その後、収納庫3の切除部16,17に設けられた収納庫3の外側から内側へ屈折して形成した収納庫側枠部材43,44と、収納容体4開口部12,13から外部に突設して設けられた収納容体側枠部材45,46との端部分同士が、パッキン47,48により被覆されている。
また、収納庫の切除部16,17には、内側に断熱部材49を備え(図12参照)、スライド機構50により(図1参照)車両進行方向にスライド自在な第1のドア及び第2のドアたるサイドドア51,52が設けら、収納庫3のサイドドア51,52が閉められた状態では、前記パッキン47,48がサイドドア51,52の内側に押圧状態となり、収納容体4が収納庫3外部側から密封される状態を作り出すことができる。
常温により搬送される通常搬送物用スペース53は収納庫3内部に設けられた常温搬送物仕切り部材用取付け部材54にベニヤ板からなる通常搬送物仕切り部材55を固定し、収納庫3の後部側に通常搬送物用スペース53を形成する。
本実施例においては、収納容体4のためのサイドドア51,52は車両の進行方向の左右両側に設けているが、これに代えて、左右の一方側のみに設けてもよい。
以上の構成について作用を述べると、収納容体4内のエバポレータ38より冷気が冷凍室19内に送り込まれ、冷凍室19の2つの開口39,40により冷蔵室20に冷気を送り込まれる。
収納容体4を構成している断熱パネル7の交換については、各断熱パネル同士を連結している連結手段たるブラインドリベット9を外し、断熱パネル7の連結を解除し、交換したい断熱パネル7を離脱させ、新規の断熱パネルを用意し、他の断熱パネルに連結させ、断熱パネル7の交換が完了する。
仕切壁18の移動においては、すべてのストッパー部材33の突起部材28を固定用溝29から可動用溝30へ摺動させることにより、ストッパー部材本体27を仕切壁本体21側に収納させ、仕切壁18を仕切壁受け台36上を仕切壁18に直交する方向に移動させた後、所望の仕切壁用受け部材36の凹部36aに合わせ、ストッパー部材本体27の先端部分を凹部36aにスライドさせ突起部材28を固定用溝29へ摺動し、仕切壁18を仕切壁用受け部材36に固定させることにより、仕切壁18を仕切壁18に直交する方向に4段階の移動が可能であり、これにより、冷凍室19と冷蔵室20の内部容積を4段階に可変可能としている。冷凍を要する搬送物の受託量が多いときには図10において仕切壁5を右方向に移動させ冷凍室19の容積を拡大させればよく、逆の場合には反対にすればよい。また、本実施例では仕切壁用受け部材36の凹部36aを4つ設けたため、仕切壁18の移動については4段階であったが、仕切壁用受け部材36の凹部36aの数については、4つ以外でもよいものとする。
仕切壁18の移動時に緩衝部材22に設けられた凹条25が収納容体4の内部の面に押し当てられた場合に適宜変形し、さらに間隙Xにより、仕切壁18には収納容体4の内部上方に余裕が設けられており、これら2つ事柄により、仕切壁18の移動をスムーズに行うことが可能となる。
通常搬送物仕切り部材55を収納庫3内に設けたことにより、収納容体4も収納庫3内に固定される。
サイドドア51,52の役割は次のとおりである。貨物自動車1が輸送依頼者の作業場などに到着すると、左右の両側または一方にあるサイドドア51,52を開放して、収納容体4内部の冷凍室19又は冷蔵室20に横方向から冷凍食肉等の搬送物を挿入する。そして、貨物自動車1が搬送先である店舗などに到着すると、サイドドア51,52のいずれか一方または双方を開放して搬送物を取り出す。
この発明の貨物用車両において搬送可能な物品は食料品に限らず、冷蔵又は冷凍を要する化学剤その他のものであってもよい。
以上のような冷蔵機能及び/又は冷凍機能を有した収納容体4は始めから車両に取り付けてもよいが、冷蔵又は冷凍を目的としない箱形収納庫を有する通常の貨物用車両を改造して事後的に取り付けてもよい。すなわち、図13に示すように、箱形収納庫56の左右両側壁の進行方向前端にしてかつ下端近傍を収納容体4の開口部12,13に相応した形に切り欠いて、これを取り付けてもよい。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、搬送物のための収納庫を架設してなり、この収納庫3内において、要冷蔵搬送物及び/又は要冷凍搬送物と通常搬送物とを混載して搬送する貨物用車両1において、前記収納庫3内における車両進行方向前端側かつ下端側に収納容体4を配し、該収納容体4の内部空間を冷蔵室20及び/又は冷凍室19とし、前記収納庫3内における前記収納容体4の外の空間を前記通常搬送物のための収納空間53とし、前記収納容体4は箱体であり、前記外壁を複数の断熱パネル7により構成し、前記の複数の断熱パネル7は、隣接する断熱パネル7同士を互いに連結分離自在に設けてあることにより、収納容体4のみに断熱部材7を設けているので、収納庫3内の壁に断熱部材を設け断熱処理するより、使用する断熱部材を削減することができ、製造コストの削減を可能にすることができる。
また、予め断熱部材からなる収納容体4を組み立ててから収納庫3に収納容体4を備え付ける為、収納容体4の収納庫3への取付けを簡単にすることができる。同時に、収納庫3からの収納容体4の取外しも簡単に行うことができるため、収納容体4の収納庫3から別の収納庫への組替えも簡単に行うことができ、収納容体4の汎用性を高めるとともに収納容体4の使い回しによる収納庫3の製造コストの削減を可能にすることができる。
収納容体4が箱体であるので、通常の貨物用車両の箱形形状をした収納庫3に収まりが良く、取扱いが便利である。また、収納容体4を構成している断熱部材である複数の断熱パネル7を隣接するもの同士を互いに連結分離自在に設けてあるため、各断熱パネル7a,7b,7c,7d,7e,7fを単体で取外すことができるようになるので、断熱部材の交換が可能となる。
また、前記実施例では請求項2に対応して、前記貨物用車両1において、前記の冷蔵室20と冷凍室19との双方が設けられ、両者が車両進行方向に関し横方向に隣接し、前記の冷蔵室20と冷凍室19とを区分する仕切壁18は、この仕切壁18に垂直な方向に移動可能であり、これにより、前記冷蔵室20及び/又は冷凍室19の容積を変更しうるようにしていることにより、要冷蔵搬送物と要冷凍搬送物との双方を通常搬送物と混載することが可能とし、その時々の要冷蔵搬送物及び要冷凍搬送物の搬送依頼量に応じて冷蔵室20と冷凍室19との積載容積を適宜変更することができる。
さらに、前記実施例では請求項3に対応して、前記の収納容体4は車両進行方向に関し横方向の少なくとも一端において開口部を有する箱体状をなしており、この開口部は収納庫3の側壁に設けた切除部を介して外方に望むとともにドアにより覆われており、ドアの内側に断熱部材を配したことにより、冷蔵室20及び/又は冷凍室20である収納容体4内に車両側部外方よりアクセスが可能であるので、顧客の作業所などに車体を横付けして作業することができる。断熱部材に被覆されていない収納容体4の開口部をドアに設けられた断熱部材により断熱されため、少ない断熱部材により収納容体の断熱処理をすることができる。
また、前記実施例では請求項4に対応して、前記の収納容体4は前記車両進行方向の両端において第1の開口部12及び第2の開口部13を有する箱体状をなしており、前記二つの開口部12,13はそれぞれ収納庫3の両側壁14,15に設けた第1の切除部16及び第2の切除部17を介して外方に望むとともに第1の切除部16及び第2の切除部17に設けられた第1のドア51及び第2のドア52により覆われており、前記第1のドア51及び前記第2のドア52に断熱パネルを配したことにより、顧客の作業所などにおいて車両の右側側部又は左側側部のいずれを横付けしても作業ができる。断熱部材に被覆されていない収納容体4の第1の開口部12及び第2の開口部13を第1のドア51及び第2のドア52に設けられた断熱部材49により断熱されるため、少ない断熱部材により収納容体4の断熱処理をすることができる。
本発明の実施例1における車両全体を示す側面図である。 本発明の実施例1における車両全体を示す平面図である。 本発明の実施例1における収納容体の縦断面図である。 本発明の実施例1における収納容体の組立て状態を示した斜視図及び分解斜視図である。 本発明の実施例1における収納容体の収納庫への取付け状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1における仕切壁を示す正面図である。 図6におけるA―A線断面図である。 図6におけるB―B線断面図である。 本発明の実施例1における収納容体を収納庫に配置した状態での収納容体配置付近での縦断面図である。 本発明の実施例1における収納容体を収納庫に配置した状態での横断面図である。 本発明の実施例1における通常搬送物用スペースを示す収納庫の縦断面図である。 本発明の実施例1における通常搬送物用スペースを示す収納庫の横断面図である。 本発明の実施例1における収納容体を別の収納庫に移す状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 貨物用車両
3 収納庫
4 収納容体
7,7a,7b,7c,7d,7e,7f 断熱パネル
9 ブラインドリベット(連結手段)
12 第1の開口部
13 第2の開口部
14 側壁
15 側壁
16 第1の切除部
17 第2の切除部
18 仕切壁
19 冷凍室
20 冷蔵室
49 断熱パネル
51 第1のドア
52 第2のドア
53 通常搬送物用スペース

Claims (4)

  1. 搬送物のための収納庫を架設してなり、この収納庫内において、要冷蔵搬送物及び/又は要冷凍搬送物と通常搬送物とを混載して搬送する貨物用車両において、前記収納庫内における車両進行方向前端側かつ下端側に収納容体を配し、該収納容体の内部空間を冷蔵室及び/又は冷凍室とし、前記収納庫内における前記収納容体の外の空間を前記通常搬送物のための収納空間とし、前記収納容体は箱体であり、外壁を複数の断熱パネルにより構成し、前記の複数の断熱パネルは、隣接する断熱パネル同士を互いに連結分離自在に設けてあることを特徴とする貨物用車両。
  2. 前記貨物用車両において、前記の冷蔵室と冷凍室との双方が設けられ、両者が車両進行方向に関し横方向に隣接し、前記の冷蔵室と冷凍室とを区分する仕切壁は、この仕切壁に垂直な方向に移動可能であり、これにより、前記冷蔵室及び/又は冷凍室の容積を変更しうるようにしていることを特徴とする請求項1記載の貨物用車両。
  3. 前記の収納容体は車両進行方向に関し横方向の少なくとも一端において開口部を有する箱体状をなしており、この開口部は前記収納庫の側壁に設けた切除部を介して外方に望むとともにドアにより覆われており、ドアの内側に断熱部材を配したことを特徴とする請求項1又は2記載の貨物用車両。
  4. 前記の収納容体は前記車両進行方向の両端において第1の開口部及び第2の開口部を有する箱体状をなしており、前記二つの開口部はそれぞれ前記収納庫の両側壁に設けた第1の切除部及び第2の切除部を介して外方に望むとともに第1の切除部及び第2の切除部に設けられた第1のドア及び第2のドアにより覆われており、前記第1のドア及び前記第2のドアに断熱パネルを配したことを特徴とする請求項1又は2記載の貨物用車両。
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