JP2015166981A - レイアウト検証方法、検証装置、及び検証プログラム - Google Patents

レイアウト検証方法、検証装置、及び検証プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、レイアウト変更に伴う特性変化の検証を効率的に実施することを目的とする。
【解決手段】 上記課題は、コンピュータによって実行される半導体集積回路のレイアウト検証方法であって、レイアウト処理後の第1のレイアウト情報に基づいて前記半導体集積回路のタイミング解析を実行し、前記第1のレイアウト情報に対してレイアウト修正を実行し、前記レイアウト修正前の前記第1のレイアウト情報と前記レイアウト修正後の第2のレイアウト情報とを比較照合することで配線のRC差分の情報を取得し、前記タイミング解析によって得られたタイミング情報に前記RC差分に起因する配線の遅延増加による影響を追加することを特徴とする、前記半導体集積回路の特性変化を検証するレイアウト検証方法により達成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体集積回路の設計技術に関する。
半導体集積回路(以下、large-scale integrated circuit (LSI)と言う)の設計において、設計した回路のレイアウト情報に基づいて回路内のRC抽出を行い、RC抽出結果によりタイミング制約を満たさないと判断した場合には、回路のレイアウト情報を修正している。修正後には、修正後のレイアウト情報を用いてRC抽出が行われる。
レイアウト修正に係る遅延時間の計算を効率的に行うために、修正したレイアウト情報から、修正によって影響を受ける配線の情報を取り出して、この情報に関してのみRC接続情報を抽出することで、部分的に遅延時間を計算する技術等が提案されている。
特開2002−279013号公報 特開平11−008308号公報 特開2009−271607号公報
LSIの設計において、LSIを構成するセルの配置及び配置配線(Place and Route (P&R))したレイアウト情報を用いて、物理検証(Physical Verification (PV))と動作確認及びタイミング違反チェック(Simulation/Static Timing Analysis (Simulation/STA))等のタイミング解析とが実施される。その後、Design For Manufacture自動修正(以下、DFM自動修正と言う)を行って、レイアウト情報を自動的に修正し、物理検証を再度実行した後にLSIの製造工程に入る。
上述したLSIの設計工程において、DFM自動修正によるタイミング特性への影響は非常に少ないと考え、DFM自動修正後のタイミング特性は行われていない。一方で、近年の配線の微細化の進む先端プロセスでは、自動修正後のタイミング特性がLSIの歩留まりに影響しかねないと懸念される。
DFM自動修正後にタイミング特性を行うことが考えられる。設計者等の作業を伴うSimulation/STAを実施した場合、設計者等による設計期間が延長することになり、設計TAT(turn-around time)へのオーバーヘッドが非常に大きくなると言った問題がある。
1つの側面では、本発明は、レイアウト変更に伴う特性変化の検証を効率的に実施することである。
本実施例の一態様によれば、コンピュータによって実行される半導体集積回路のレイアウト検証方法であって、レイアウト処理後の第1のレイアウト情報に基づいて前記半導体集積回路のタイミング解析を実行し、前記第1のレイアウト情報に対してレイアウト修正を実行し、前記レイアウト修正前の前記第1のレイアウト情報と前記レイアウト修正後の第2のレイアウト情報とを比較照合することで配線のRC差分の情報を取得し、前記タイミング解析によって得られたタイミング情報に前記RC差分に起因する配線の遅延増加による影響を追加することで、前記半導体集積回路の特性変化を検証する。
また、上記課題を解決するための手段は、検証装置、及び検証プログラムとすることもできる。
本実施例の一態様によれば、レイアウト変更に伴う特性変化の検証を効率的に実施することができる。
特性検証処理の例を説明するためのフローチャート図である。 本実施例に係る特性検証処理の概要を説明するための図である。 ステップS105のDFM判定処理の概要を説明するための図である。 MDRとDFMとの包含関係を説明するための図である。 本実施例に係る回路設計装置のハードウェア構成を示す図である。 本実施例における回路設計処理の全体を説明するためのフローチャート図である。 ステップS220におけるDFM判定処理を説明するためのフローチャート図(その1)である。 ステップS220におけるDFM判定処理を説明するためのフローチャート図(その2)である。 図7のステップS62の処理例を示す図である。s 図7のステップS63b及びS64bの処理例を示す図である。 図7のステップS64aの処理例を示す図である。 図7のステップS65の処理例を示す図である。 ブロック内の回路構成例を示す図である。 Verilogネットリスト例を示す図である。 RCネットリスト例を示す図である。 特性変化レポートの部分例を示す図である。 DFM前後の配線レイアウトの変化例を示す図である。 本実施例における機能構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。先ず、LSI(large-scale integrated circuit)の設計における、配置配線後のDFM自動修正による特性変化を、LSIの動作確認及びタイミング違反チェック(Simulation/Static Timing Analysis (Simulation/STA))等のタイミング解析を行うことにより検証する特性検証処理について考察する。
図1は、特性検証処理の例を説明するためのフローチャート図である。図1において、セル間の接続関係を示すネットリスト等のLSI設計に係るデータに基づいて、配置配線(P&R)による自動レイアウトが行われる(ステップS1)。
配置配線後のレイアウトに対して、デザインルールチェック(DRC:Design Rule Check)、電気的ルールチェック(ERC:Electric Rule Check)、素子間の接続検証(LVS:Layout Versus Schematic)等の物理検証(PV:Physical Verification)が実行される(ステップS2)。また、設計者による動作確認及びタイミング違反チェック(Simulation/Static Timing Analysis (Simulation/STA))等のタイミング解析が実施される(ステップS2−2)。
レイアウトの検証後、ステップS3〜S6の特性検証処理P9が実行される。特性検証処理P9では、LSI製造時のばらつきを考慮した検証をステップS3及びS4で行う。ステップS3では、DFMに基づく物理検証(PV)を行う。ステップS4では、設計者によって、配置配線(P&R)を変更してレイアウトを修正する。
その後、修正されたレイアウトに対して、ステップS2と同様に、DRC、ERC、LVSによる物理検証(PV)が実行される(ステップS5)。また、ステップS2−2と同様に、設計者による動作確認及びタイミング違反チェック等のタイミング解析が実施される。LSIの設計に対する設計検証後、再度、LSI製造時のばらつきを考慮した検証が行われる(ステップS6)。
このような検証後に、製造工程において、LSIは設計に基づいて製造される。上述において、ステップS1、S2、S2−2、S5、及びS5−2は、MDR(Mask Design Rule)に準拠するものである。また、ステップS3、S4、及びS6は、DFM(Design For Manufacture)に準拠するものである。
図1に例示する特性検証処理P9では、検証(ステップS2−2、S5−2)及び修正(ステップS3)において、設計者による作業が含まれるため、設計者に負担がかかる。DFMに関するステップS3及びS4を自動化することも考えられるが、DFM自動修正後の特性検証には、シミュレーション及び設計者による作業に数か月を要する場合がある。図1に例示する特性検証処理P9では、タイミング特性を保障しつつ、設計TATを改善することは難しい。
以下に説明する、本実施例では、LSIの設計において、DFM自動修正後に、LSIの動作確認及びタイミング違反チェック等のタイミング解析を再度実施することなく、歩留まりを向上させることができる仕組みを提供する。
本実施例では、DFM自動修正による特性変化の影響の有無を判断するDFM判定処理を行うことにより、DFM自動修正後に、LSIの動作確認及びタイミング違反チェック等のタイミング解析を再度実施することなく、歩留まりを向上させる。また、設計者による検証を不要とすることで、設計TATを改善することができる。
図2は、本実施例に係る特性検証処理の概要を説明するための図である。図2において、セル間の接続関係を示すネットリスト等のLSI設計に係るデータに基づいて、配置配線(P&R)による自動レイアウトが行われる(ステップS101)。
配置配線後のレイアウト情報に対して、デザインルールチェック(DRC)、電気的ルールチェック(ERC)、素子間の接続検証(LVS)等の物理検証(PV)が実行される(ステップS102)。また、設計者による動作確認及びタイミング違反チェック(Simulation/Static Timing Analysis (Simulation/STA))等のタイミング解析が実施される(ステップS102−2)。
レイアウトの検証後、ステップS103〜S105の特性検証処理P10が実行される。特性検証処理P10では、LSI製造時のばらつきを考慮してレイアウト情報を自動修正する(ステップS103)。ステップS103では、DFMに基づく物理検証(PV)(ステップS103a)と、配置配線(P&R)を変更してレイアウト情報を自動修正するレイアウト自動修正(ステップS103b)とが実行される。設計者による作業はない。ステップS103における検証をDFM自動修正と言う。
その後、修正されたレイアウト情報に対して、ステップS102と同様に、DRC、ERC、LVSによる物理検証(PV)が実行される(ステップS104)。
本実施例では、DFMに基づく自動修正前の動作確認及びタイミング違反チェック等のタイミング解析の結果をクライテリアとして、DFM自動修正後のタイミング特性の変化による影響を確認するDFM判定処理が実行される(ステップS105)。
DFM自動修正後のタイミング特性の変化による影響がないことを確認し、物理検証(PV)を正常に終了した場合、製造工程において設計に基づいてLSIが製造される。
上述した本実施例に係る特性検証処理P10では、効率的にDFM自動修正後のタイミング特性を検証するため、製造時の歩留まりを向上させることができる。また、図1の特性検証処理P9におけるDFMに基づく物理検証(PV)を不要とする。従って、製造時のばらつきを考慮したステップS103でのDFM自動修正及びステップS105でのDFM判定は、設計者による作業を含まないため、DFMに係る設計TATを改善することができる。
図3は、ステップS105のDFM判定処理の概要を説明するための図である。図3において、DFM判定処理は、レイアウト内の変化領域をDFM判定の対象領域とする(ステップS51)。DFM自動修正によるレイアウトの修正箇所の多いモジュール又はブロックを特定する(ステップS51)。
次に、DFM判定処理は、対象領域において、レイアウト変更による特性変化量を算出する(ステップS52)。レイアウト内の修正箇所の多いモジュール又はブロックに対して、レイアウト変更によるタイミングに関する影響量を算出して、特性変化量とする。
そして、DFM判定処理は、タイミング特性の変化に対する合否を判定する(ステップS53)。LSIの動作確認及びタイミング違反チェック(Simulation/STA)等のタイミング解析及びシグナルインテグリティSi:Signal integrity)等の結果をクライテリアとして用いて、タイミング特性の変化による合否判定を行う。そして、DFM判定処理は、終了する。
図4は、MDRとDFMとの包含関係を説明するための図である。図4に示すように、DFMルールは、MDRに包含される。即ち、DFMルールを満たす設計は、製造時のばらつきが小さく歩留まりを向上させることができる。
図2に示す本実施例に係る特性検証処理P10では、MDR及びDFMに準拠した処理を行うため、LSIの製造時のばらつきを小さくすることができると言える。従って、特性検証処理P10により、歩留まりを向上させることができる。
上述した特性検証処理P10を含めて回路設計に係る処理を行う回路設計装置は、CAD(Computer-Aided Design)装置等であり、図5に示すようなハードウェア構成を有する。
図5は、本実施例に係る回路設計装置のハードウェア構成を示す図である。図5において、回路設計装置100は、コンピュータによって制御される装置であって、CPU(Central Processing Unit)11と、主記憶装置12と、補助記憶装置13と、入力装置14と、表示装置15と、通信I/F(インターフェース)17と、ドライブ装置18とを有し、バスBに接続される。
CPU11は、主記憶装置12に格納されたプログラムに従って回路設計装置100を制御する。主記憶装置12には、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等が用いられ、CPU11にて実行されるプログラム、CPU11での処理に必要なデータ、CPU11での処理にて得られたデータ等を記憶又は一時保存する。
補助記憶装置13には、HDD(Hard Disk Drive)等が用いられ、各種処理を実行するためのプログラム等のデータを格納する。補助記憶装置13に格納されているプログラムの一部が主記憶装置12にロードされ、CPU11に実行されることによって、各種処理が実現される。記憶部130は、主記憶装置12及び/又は補助記憶装置13を有する。
入力装置14は、マウス、キーボード等を有し、ユーザが回路設計装置100による処理に必要な各種情報を入力するために用いられる。表示装置15は、CPU11の制御のもとに必要な各種情報を表示する。通信I/F17は、有線又は無線などのネットワークを通じて通信を行う。通信I/F17による通信は無線又は有線に限定されるものではない。
回路設計装置100によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等の記憶媒体19によって回路設計装置100に提供される。ドライブ装置18は、ドライブ装置18にセットされた記憶媒体19(例えば、CD−ROM等)と回路設計装置100とのインターフェースを行う。
また、記憶媒体19に、後述される本実施の形態に係る種々の処理を実現するプログラムを格納し、この記憶媒体19に格納されたプログラムは、ドライブ装置18を介して回路設計装置100にインストールされる。インストールされたプログラムは、回路設計装置100により実行可能となる。
尚、プログラムを格納する媒体としてCD−ROMに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体として、CD−ROMの他に、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリであっても良い。
回路設計装置100によって行われる、製造時のばらつきを考慮した回路設計処理の例について図6で説明する。図6は、本実施例における回路設計処理の全体を説明するためのフローチャート図である。
図6において、回路設計装置100によって行われる回路設計処理は、機能設計処理P21と、論理設計処理P22と、レイアウト設計処理P23と、特性検証処理24とを有する。これら処理P21〜P24は、CPU11が対応するプログラムを実行することで実現される。
機能設計処理P21は、ステップS201によって行われる。ステップS201において、設計者によってVerilog RTL等のハードウェア記述言語によりLSIの機能設計が行われる。設計者によって作成されたVerilog RTLデータは、記憶部130に記憶される。
次に、記憶部130からVerilog RTLデータを読み込んで、論理設計処理P22が実行される。ステップS202、S203、及びS204a〜S204cによって、論理設計処理P22が行われる。
ステップS202では、Verilog RTLデータを用いて論理合成が行われる。また、ステップS203では、Verilog RTLデータに基づくモジュール又はブロック間の接続情報を示すネットリスト(Verilog Netlist)が作成され、記憶部130に格納される。
そして、配置配線前(Pre layout)の論理設計処理P22は、ステップS204a〜S204cによって行われる。ステップS204aでは、Verilogベースのシミュレーションによりネットリスト(Verilog Netlist)を用いて接続検証が行われる(Verilog Simulation)。ステップS204bでは、デジタル回路のタイミングが検証が行われる(Static Timing Analysis)。ステップS204cでは、SPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)等を用いてアナログ動作を検証する(SPICE Simulation)。
論理設計処理P22によって、ステップS204a〜S204cの少なくとも1つ処理でエラーが検出された場合、設計者は設計を見直し、論理設計の検証が正常に終了した場合、次のレイアウト設計処理P23が行われる。
レイアウト設計処理P23は、ステップS205、S206a〜S206c、S207a〜S207d、及びS208によって行われる。ステップS205では、配置配線(P&R)が行われる。
ステップS206aでは、配置配線に基づくセル間の接続情報を示すネットリストが出力される。即ち、ステップS203で生成した記憶部130内のセルに係るネットリスト(Verilog Netlist)が更新される。
ステップS206bでは、ネット毎に寄生容量を抽出することによって、寄生容量に係るRCネットリストが作成される。寄生容量に係るRCネットリストは、記憶部130に格納される。
ステップS206cでは、レイアウトをGDS(Graphic Design Standard)フォーマットで記述する。レイアウトを表すGDSデータ(レイアウト情報)は、記憶部130に格納される。GDSデータは、DFM自動修正前の、製造時のばらつきは考慮されていないレイアウトを示す。
その後、ステップS206a〜S206cで得たデータを用いて、設計したレイアウトの検証を、ステップS207a〜S207dで行う。
ステップS207aでは、レイアウト後のセルに係るネットリスト(Verilog Netlist)及び寄生容量に係るRCネットリスト(RC Netlist)に基づいて、Verilogベースのシミュレーションが行われる。
ステップS207bでは、レイアウト後のセルに係るネットリスト(Verilog Netlist)及び寄生容量に係るRCネットリストに基づいて、Verilogベースのシミュレーションにより接続検証が行われる(Verilog Simulation)。ステップS207bでの接続検証によってSTAタイミングレポートが出力される。STAタイミングレポートから、クライテリアC1を得ることができる。クライテリアC1は、ネット名、セル名、セル遅延情報、タイミングチェック結果、及びネット寄生RC情報等を示す。
ステップS207cでは、デジタル信号の波形品質、完全性等の検証が行われる(Signal Integrity)。ステップS207cでのアナログ動作検証によって、クライテリアC2を得ることができる。クライテリアC2は、ネット名、セル名、及びクロストーク/ノイズ依存遅延変動量等を示す。
ステップS207dでは、SPICE等を用いて、レイアウト後のアナログ動作を検証する(SPICE Simulation)。ステップS207dでのアナログ動作検証によって、クライテリアC3を得ることができる。クライテリアC3は、トランジスタ過渡応答情報等を示す。
ステップS208では、配置配線後のレイアウトに対して、デザインルールチェック(DRC)、電気的ルールチェック(ERC)、素子間の接続検証(LVS)等の物理検証(PV)が行われる。
配置配線後のレイアウトに対する物理検証が終了すると、特性検証処理P24が、ステップS209〜S220によって行われる。ステップS209では、DFM自動修正が行われ、製造時のばらつきが小さくなるようにレイアウトが変更される。
ステップS210では、レイアウトをGDS(Graphic Design Standard)フォーマットで記述する。レイアウトを表すGDSデータ(レイアウト情報)は、記憶部130に格納される。GDSデータは、DFM自動修正後の、製造時のばらつきを考慮したレイアウトを示す。
ステップS211では、製造時のばらつきが考慮されたレイアウトに対して、デザインルールチェック(DRC)、電気的ルールチェック(ERC)、素子間の接続検証(LVS)等の物理検証(PV)が行われる。
ステップS220では、DFMに基づく自動修正前の動作確認及びタイミング違反チェック等のタイミング解析の結果をクライテリアとして、DFM自動修正後のタイミング特性の変化による影響を確認するDFM判定処理が行われる。
DFM自動修正後のタイミング特性の変化による影響がないことを確認し、物理検証(PV)を正常に終了した場合、製造工程において設計に基づいてLSIが製造される。
図7及び図8は、ステップS220におけるDFM判定処理を説明するためのフローチャート図である。図7にて、GDSデータ3aは、ステップS206cにて得た作成された、DFM自動修正前のレイアウト情報である。また、GDSデータ3bは、ステップS210にて得た作成された、DFM自動修正後のレイアウトを示すデータである。
図7において、ステップS220のDFM判定処理は、記憶部130からGDSデータ3aを読み込んで、GDSデータ3aからDFM自動修正前のLSI内のメタル配線の全パターンの座標データ4aを取得する(ステップS61a)。取得した座標データ4aは、記憶部130に格納される。
また、DFM判定処理は、記憶部130からGDSデータ3bを読み込んで、GDSデータ3bからDFM自動修正後のLSI内のメタル配線の全パターンの座標データ4bを取得する(ステップS61a)。取得した座標データ4bは、記憶部130に格納される。
DFM判定処理は、DFM自動修正後の座標データ4bから母集団(N)を抽出する(ステップS62b)。そして、DFM判定処理は、DFM自動修正後のGDSデータ3bから層を1つ選択する(ステップS63b)。層は、モジュール又はブロックに相当する。
DFM判定処理は、DFM自動修正前の座標データ4aから、ステップ63bで選択された層の配線の座標を抽出して、層単位の母集団(Ni')を作成する(ステップS64a)。また、DFM判定処理は、層別抽出法(比例割当法)を用いて層単位で無作為に配線の座標を抽出して標本(ni)を作成する(ステップS64b)。
母集団(Ni')と標本(ni)とを抽出すると、DFM判定処理は、標本(ni)を母集団(Ni')と照合して、照合できた数(照合数)をカウントし、標本(ni)に対する照合確率を算出する(ステップS65)。照合確率は、
照合確率 = {1−(DFM自動修正後の標本(ni)
÷ DFM自動修正前の母集団(Ni'))}
× 100
で求められる。照合確率は、層における配線パターンの変化の大きさを示すと言える。
そして、DFM判定処理は、記憶部130から予め設定されたパターン変化判定閾値5vを取得して、配線パターンの変化がパターン変化判定閾値5vより大きいか否かを判断する(ステップS66)。即ち、照合確率がパターン変化判定閾値5vより大きいか否かが判断される。
照合確率がパターン変化判定閾値5v以下である場合、DFM判定処理は、配線パターンの変化は小さいと判断し、ステップS63bへ戻り、次の層を選択して、上述同様の処理を繰り返す。
一方、照合確率がパターン変化判定閾値5vより大きい場合、DFM判定処理は、配線パターンの変化は大きいと判断し、層毎に標本(ni)を記憶部130に保持しておく。標本(ni)へのポインタを保持するようにしても良い。DFM判定処理は、更に、全ての層の判定を終了したか否かを判断する(ステップS67)。全ての層の判定を終了していない場合、DFM判定処理は、ステップS63bへ戻り、次の層を選択して、上述同様の処理を繰り返す。
一方、全ての層の判定を終了した場合、DFM判定処理は、図8のステップS69へと進む。記憶部130に保持しておいた配線パターンの変化の大きい層毎に標本(ni)が層情報6t(図8)に示されている。
図8にて、DFM判定処理は、層情報6tと、図6のステップS206bで取得した寄生容量に係るRCネットリスト6aと、DFM自動修正後に取得したRCネットリスト6bとを用いて、DFM自動修正前後のRC差分の情報を取得するRC差分取得処理を行う(ステップS69)。
DFM判定処理は、層情報6tから層を順番に選択し、選択した層の標本(ni)を読み出し、標本(ni)に含まれる配線パターン座標毎に以下のステップS69及びS70を行う。また、選択した層の標本(ni)内の配線座標全てに対して処理を終了した場合、層情報6tから次の層を選択し、次の層の標本(ni)内の配線座標毎に同様の処理を繰り返す。
標本(ni)は、第n番目の層から無作為に選択したi個の配線の座標の集合である。「ni座標」と表現する場合は、第n番目の層の標本(ni)内の、1〜i個の配線のいずれかの座標を示す。
DFM判定処理の差分取得処理(ステップS69)は、DFM自動修正後のレイアウトで配線パターンの変化の大きい層のRCと取得するステップS69−1と、DFM自動修正前のレイアウトで同一ネットでのRCを取得するステップS69−2と、RC差分の情報を算出するステップS96−3とを含む。
ステップS69−1では、差分取得処理は、層情報6tの標本(ni)内のni座標とDFM自動修正後のRCネットリスト6bとを照合して、配線パターンの変化の大きい層内の配線に対応するRCを取得する。層情報6tの標本(ni)内のni座標に相当するネット名は、DFM自動修正後のVerilogネットリストから取得する。取得したネット名を用いて、DFM自動修正後のRCネットリスト6bから、ni座標に対応するRCを取得する。
ステップS69−2では、差分取得処理は、DFM自動修正前のRCネットリスト6aから同一ネット名におけるRCを取得する。ステップS69−3では、差分取得処理は、ステップS69−1において取得したRCと、ステップS69−2において取得したRCとの差を算出してRC差分の情報を得る。
次に、DFM判定処理は、RC差分の情報に基づいて、STAタイミングレポート7rを更新するレポート更新処理を行う(ステップS70)。
DFM判定処理のレポート更新処理(ステップS70)は、遅延増加量を算出するステップS70−1と、STAタイミングレポート情報7rに対して遅延増加量を加えるステップS70−2と、遅延増加量に基づいて遅延(slack)を再計算するステップS70−3とを含む。
ステップS70−1では、レポート更新処理は、DFM自動修正後のレイアウトで配線パターンの変化の大きい層のネット毎に、RC差分の情報と時定数とから遅延増加量を算出する。ステップS70−2では、レポート更新処理は、STAタイミングレポート7rのタイミングアーク(遅延パス)に遅延増加量を加える。ステップS70−3では、レポート更新処理は、遅延増加量に基づいて遅延量(slack)を再計算し、STAタイミングレポート7rを更新する。
STAタイミングレポート7rを更新すると、DFM判定処理は、全てのni座標を判定したか否かを判断する(ステップS71)。全てのni座標を判定し終えていない場合、DFM判定処理は、ステップS69へ戻り、次のni座標について、上述同様の処理を繰り返す。
一方、全てのni座標を判定し終えた場合、DFM判定処理は、更に、全ての層を判定したか否かを判断する(ステップS72)。全ての層を判定し終えていない場合、DFM判定処理は、層情報6tから次の層を取得して、ステップS69から上述同様の処理を繰り返す。
全ての層を判定した場合、DFM判定処理は、層毎で特性変化したネット名、座標、RC変化量、及び遅延量を示す特性変化レポート8rを出力する(ステップS73)。特性変化レポート8rは記憶部130に格納される。また、特性変化レポート8rを表示装置15に表示しても良い。
次に、図7のステップS61a及びS61b〜S65までの処理例について、図9〜図12で説明する。
図9は、図7のステップS62の処理例を示す図である。図9において、DFM後のレイアウトで表されるDFM後チップ81には、Block−A、Block−B、Block−C、及びBlock−Dの4個のブロックが配置配線されている。
座標データ4bから、DFM後チップ81の配線パターン82に係る配線の座標データを抽出して、母集団(N)テーブルT1を作成する。母集団(N)テーブルT1によって、配線パターン82の配線W、W、・・・WのN個の配線の座標が示される。
図10は、図7のステップS63b及びS64bの処理例を示す図である。図10において、DFM後チップ81のBlock−Aを選択する。選択したBlock−Aの配線パターン82aに係る配線の座標データを抽出して、第1の各層母集団(Ni)テーブルT2を作成する。第1の各層母集団(Ni)テーブルT2によって、配線パターン82aの配線W、W、・・・WNiのNi個の配線の座標が示される。
そして、第1の各層母集団(Ni)テーブルT2から無作為にni座標を抽出して、各層標本(ni)テーブルT3を作成する。層別の抽出では、数1に示す比例割当法を用いればよい。
比例割当法では、各層の大きさに比例して標本数を割り当てるが、標本数は、設計者から取得するようにしても良い。
図11は、図7のステップS64aの処理例を示す図である。図11において、DFM前のレイアウトで表されるDFM前チップ91には、Block−A'、Block−B'、Block−C'、及びBlock−D'の4個のブロックが配置配線されている。
DFM前チップ91の座標データ4aから、DFM後チップ81に対して選択されたBlock−Aに相当するBlock−A'の配線パターン92aに係る配線の座標データを抽出して、母集団(Ni')テーブルT4を作成する。母集団(Ni')テーブルT4によって、配線パターン92の配線W、W、・・・WNiのNi個の配線の座標が示される。
図12は、図7のステップS65の処理例を示す図である。図12において、各層標本(ni)テーブルT3を第2の各層母集団(Ni')テーブルT4と照合して、照合できた数(照合数)をカウントする。
各層標本(ni)テーブルT3のレコード数(配線数)に対する照合数を算出して、照合確率を求める。照合確率がパターン変化判定閾値5vより大きい場合に、当該層(ここでは、Block−A)の変化が大きいと判断され、層の識別情報(ここでは、Block−A)と、各層標本(ni)テーブルT3とを層情報6tに記録する。層情報6tには、各層標本(ni)テーブルT3へのポインタを記録するようにしても良い。
図7のステップS69〜S73までの処理で参照されるデータについて、ブロック内の回路構成例を用いて図13〜図16で説明する。
図13は、ブロック内の回路構成例を示す図である。図13に例示する回路構成を、以下の説明において、DFM後のBlock−Aの回路構成とする。
Block−Aは、入力端子DATA及びCLOCKと、出力端子OUT_DATAとを有する。Block−A内には、セルCK1及びCK2と、セルDFF1及びDFF2と、セルANDと、セルCombとが配置及び配線される。Block−A内の接続情報に係るVerilogネットリストは、図14のように示される。
図14は、Verilogネットリスト例を示す図である。図14では、Block−A内を1つのモジュールとして記述し、DFM後のVerilogネットリスト例を示している。
DATA及びCLOCKは入力端子であり、OUT_DATAは出力端子であることを定義している。また、CK_NET1、DATA_NET1、Comb_NET、DATA_NET2、及びCK_NET2は、メタル配線であることを定義している。
更に、セル間の接続が定義されている。セルCK1は、クロックバッファCK_BUFである。入力端子IはBlock−Aのクロック用の入力端子CLOCKから接続され、出力端子OはCK_NET1が接続される。
セルDFF1は、フリップフロップである。データ入力端子DはBlock−Aのデータ用の入力端子DATAから接続され、クロック入力端子CKはCK_NET1に接続される。また、データ出力端子Qは、CK_NET1に接続される。セルCombは、組合回路である。出力端子Oは、Comb_NETに接続される。
セルANDは、論理和回路である。入力端子Aは、DATA_NET1に接続され、セルDFF1からのデータを入力する。入力端子Bは、Comb_NETに接続さる。出力端子Yは、DATA_NET2に接続される。セルCK2は、クロックバッファCK_BUFである。入力端子IはCK_NET1に接続され、出力端子OはCK_NET2が接続される。
セルDFF2は、フリップフロップである。データ入力端子DはDATA_NET2に接続され、クロック入力端子CKはCK_NET2に接続される。また、データ出力端子Qは、Block−Aの出力端子OUT_DATAに接続される。
図15は、RCネットリスト例を示す図である。図15では、DFM後のRCネットリスト6bのうち、図13に示すDFM後のBlock−A内のDATA_NET1に関する記述例をSPEF(Standard Parasitic Exchange Format)で示している。
図15の記述例において、「*D_NET DATA_NET1 10.10」からDATA_NET1の全容量は「10.10」である。「*CONN」にリストされるピン名(ここでは、セル名)から、DATA_NET1は、セルANDとセルDFF1とを接続するネットであることを示している。
「*CAP」から、DATA_NET1には5個の寄生容量が存在し、夫々「2.2」であることが示されている。DATA_NET1分割され、分割毎に寄生容量が示されている。そして、「*RES」から、DATA_NET1には、セルANDからDATA_NET1と、DATA_NET1上の4箇所と、DATA_NET1からセルDFF1との夫々に抵抗「20」が存在することが示されている。
DFM前のRCネットリスト6aについても同様の形式で、寄生容量及び抵抗が示される。従って、DFM前のRCネットリスト6aとDFM後のRCネットリスト6bとから、RC差分の情報を得ることができる。本実施例では、変更量の大きいネットに関してRC差分の情報を得る。RC差分の情報を用いて、変更量の大きいネットに関するDFM後の遅延量(slack)が計算される。
次に、特性変化レポート8rの部分例について説明する。図16は、特性変化レポートの部分例を示す図である。図16において、Block−Aに関する特性変化レポート8rの一部分を示している。ポイント(Point)毎に、「Incr」でポイントでの遅延量と、「Path」でポイントを経過する毎に累積される累積遅延量とを示している。
Block−Aに関して、入力端子DATAから入力されたデータ信号がセルDFF2のデータ入力端子Dに到達するまでの時間(data arrival time)と、入力端子CLOCKから入力されたクロック信号がセルDFF2のクロック入力端子CKに到達するまでの時間(data required time)とが示される。
このような情報を含む特性変化レポート8rに基づいて、DFM後のタイミング特性の変化に対するレイアウト変更の合否が判定される。
次に、DFMによる配線レイアウトの変更例について図17で説明する。図17は、DFM前後の配線レイアウトの変化例を示す図である。図17(A)では、DFM前の配線レイアウトを示し、ホットスポットとなり得る修正箇所7hと、抵抗が大きい修正箇所7vとを例示している。修正箇所7hと修正箇所7vとは、DFMによって自動修正の対象となる部分である。
図17(B)では、DFM後の配線レイアウトを示している。修正箇所7hでは配線間隔を広げ、修正箇所7vではビアを追加している。その結果、修正箇所7hではカップリング容量が減少し、修正箇所7vでは抵抗が減少する。
層全体としてタイミング制約を満たしていても、デジタル回路とアナログ回路とが近い場合には予期せぬノイズにより、動作が影響を受ける場合がある。本実施例では、このような修正箇所7h、修正箇所7v等のDFM後に変更された箇所に関して、RC差分の情報を抽出することで、DFM自動修正の影響を把握することができる。
上述したような本実施例に係るレイアウト変更後の特性検証処理P24を含む回路設計に係る機能構成は、図18のように構成することができる。
図18は、本実施例における機能構成例を示す図である。図18において、回路設計装置100は、機能設計部41と、論理設計部42と、レイアウト設計部43と、特性検証部44とを有する。
また、記憶部130には、VerilogRTLデータ1dと、DFM前のVerilogネットリスト2aと、DFM前のGDSデータ3aと、DFM前のRCネットリスト6aと、STAタイミングレポート7rとが記憶される。記憶部130には、更に、DFM後のGDSデータ3bと、DFM後のRCネットリスト6bと、特性変化レポート7rとが記憶される。
機能設計部41は、設計者によるVerilog等のハードウェア記述言語によるLSIの機能設計を支援する。機能設計部41は、図6に示す機能設計処理P21を行う。機能設計で作成されたVerilogRTLデータ1dが記憶部130に格納される。
論理設計部42は、論理合成を行い、DFM前のVerilogネットリスト2aを作成し、レイアウト前の論理検証を行う。論理設計部42は、図6に示す論理設計処理P22を行う。論理設計部42によって作成されたVerilogネットリスト2aは記憶部130に格納される。
レイアウト設計部43は、Verilogネットリスト2aに基づいて、配置配線を行ったレイアウト情報に基づいて、レイアウト後の検証を行う。レイアウト設計部43は、図6に示すレイアウト設計処理P23を行う。レイアウト設計部43によって作成されたDFM前のレイアウト情報を含むGDSデータ3a、RCネットリスト6a、STAタイミングレポート7r等が記憶部130に格納される。
特性検証部44は、製造時のばらつきを考慮したDFM自動修正を実行してレイアウトを修正し、修正したレイアウトでの物理検証(図6のステップS211)及び特性検証(図6のステップS220:DFM判定)を実行する。特性検証部44は、検証装置に相当する。
DFM自動修正により、DFM後のGDSデータ3bが記憶部130に格納される。また、レイアウトの修正によって変更されたDFM後のVerilogネットリスト2bが記憶部130に格納される。更に、物理検証によりDFM後のRCネットリスト6bが記憶部130に格納される。また、特性検証により特性変化レポート8rが記憶部130に格納される。
DFM前のGDSデータ3aはDFM前の画像データ4aを含み、DFM後のGDSデータ3bはDFM後の画像データ4bを含む。特性検証部44は、画像データ4aと画像データ4bとを用いて、特性変化量を算出して特性変化量が性能に影響すると判断したモジュール又はブロックを特定して特性変化のレポートを作成する。特性変化量は、図7のステップS65で算出される照合確率から得られる。
上述したように、LSIの設計において、DFM自動修正後に、LSIの動作確認及びタイミング違反チェック等のタイミング解析を再度実施する場合に比べて、本実施例では、DFM自動修正後に、LSIの動作確認及びタイミング違反チェック等のタイミング解析を再度実施することなく、歩留まりを向上させることができる。また、設計者による検証を不要とすることで、設計TATを改善することができる。
本実施例は、20nmプロセス又はそれ以上の微細化されたSoC(System On Chip)のレイアウト検証にて、より効果を奏する。
また、DFMによるレイアウト変更に限定されず、シュリンク後の特性確認、ダブルパターニング・プロセスのレイアウト自動修正後の特性確認、SI(Signal Integrity)又はPI(Power Integrity)による自動特性チューニング後の特性確認においても、本実施例は適応可能である。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータによって実行される半導体集積回路のレイアウト検証方法であって、
レイアウト処理後の第1のレイアウト情報に基づいて前記半導体集積回路のタイミング解析を実行し、
前記第1のレイアウト情報に対してレイアウト修正を実行し、
前記レイアウト修正前の前記第1のレイアウト情報と前記レイアウト修正後の第2のレイアウト情報とを比較照合することで配線のRC差分の情報を取得し、
前記タイミング解析によって得られたタイミング情報に前記RC差分に起因する配線の遅延増加による影響を追加する
ことを特徴とする、前記半導体集積回路の特性変化を検証するレイアウト検証方法。
(付記2)
前記比較照合は、前記レイアウト修正により変化したモジュール又はブロックに対して行うことを特徴とする付記1記載のレイアウト検証方法。
(付記3)
前記レイアウト修正後の前記配線の第1の座標データから無作為に抽出した複数の配線の座標データを前記レイアウト修正前の前記配線の第2の座標データと照合し、
前記照合できた照合数の前記第2の座標データに対する割合を用いて、前記レイアウト修正による変化の有無を判断することを特徴とする付記2記載のレイアウト検証方法。
(付記4)
前記タイミング情報に含まれる遅延の情報に、前記RC差分の情報に対応する遅延増加量の情報を加えることにより、前記タイミング情報に含まれる遅延の情報を更新することを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載のレイアウト検証方法。
(付記5)
半導体集積回路のレイアウト処理後の第1のレイアウト情報に基づいて前記半導体集積回路のタイミング解析を実行するタイミング解析部と、
前記第1のレイアウト情報に対してレイアウト修正を実行するレイアウト修正部と、
前記レイアウト修正前の前記第1のレイアウト情報と前記レイアウト修正後の第2のレイアウト情報とを比較照合することで配線のRC差分を取得する差分取得部と、
前記タイミング解析によって得られたタイミング情報に前記RC差分に起因する配線の遅延増加による影響を追加する影響追加部と
を有することを特徴とする、前記半導体集積回路の特性変化を検証する検証装置。
(付記6)
前記差分取得部は、前記レイアウト修正により変化したモジュール又はブロックに対して前記比較照合を行うことを特徴とする付記5記載の検証装置。
(付記7)
前記レイアウト修正後の前記配線の第1の座標データから無作為に抽出した複数の配線の座標データを前記レイアウト修正前の前記配線の第2の座標データと照合する照合部と、
前記照合できた照合数の前記第2の座標データに対する割合を用いて、前記レイアウト修正による変化の有無を判断する判断部と
を更に有することを特徴とする付記6記載の検証装置。
(付記8)
前記タイミング情報に含まれる遅延の情報に、前記RC差分の情報に対応する遅延増加量の情報を加えることにより、前記タイミング情報に含まれる遅延の情報を更新する更新部を更に有することを特徴とする付記5乃至7のいずれか一項記載の検証装置。
(付記9)
プロセッサと、
レイアウト処理後の第1のレイアウト情報を格納する記憶部と、
を有し、半導体集積回路の特性変化を検証する検証装置であって、
前記プロセッサは、
前記記憶部に格納された前記第1のレイアウト情報に基づいて前記半導体集積回路のタイミング解析を実行する処理と、
前記第1のレイアウト情報に対してレイアウト修正を実行し、前記レイアウト修正後の第2のレイアウト情報を前記記憶部に格納する処理と、
前記レイアウト修正前の前記第1のレイアウト情報と前記レイアウト修正後の前記第2のレイアウト情報とを比較照合することで配線のRC差分の情報を取得する処理と、
前記タイミング解析によって得られたタイミング情報に前記RC差分に起因する配線の遅延増加による影響を追加する処理と
を実行することを特徴とする検証装置。
(付記10)
半導体集積回路のレイアウト処理後の第1のレイアウト情報に基づいて前記半導体集積回路のタイミング解析を実行し、
前記第1のレイアウト情報に対してレイアウト修正を実行し、
前記レイアウト修正前の前記第1のレイアウト情報と前記レイアウト修正後の第2のレイアウト情報とを比較照合することで配線のRC差分を取得し、
前記タイミング解析によって得られたタイミング情報に前記RC差分に起因する配線の遅延増加による影響を追加する
処理をコンピュータに行わせることを特徴とする、前記半導体集積回路の特性変化を検証する検証プログラム。
(付記11)
前記比較照合は、前記レイアウト修正により変化したモジュール又はブロックに対して行うことを特徴とする付記6記載の検証プログラム。
(付記12)
前記レイアウト修正後の前記配線の第1の座標データから無作為に抽出した複数の配線の座標データを前記レイアウト修正前の前記配線の第2の座標データと照合し、
前記照合できた照合数の前記第2の座標データに対する割合を用いて、前記レイアウト修正による変化の有無を判断することを特徴とする付記11記載の検証プログラム。
前記タイミング情報に含まれる遅延の情報に、前記RC差分の情報に対応する遅延増加量の情報を加えることにより、前記タイミング情報に含まれる遅延の情報を更新することを特徴とする付記10〜12のいずれか1つに記載の検証プログラム。
1d VerilogRTLデータ
2a Verilogネットリスト(DFM前)
2b Verilogネットリスト(DFM後)
3a GDSデータ(DFM前)
3b GDSデータ(DFM後)
4a 座標データ(DFM前)
4b 座標データ(DFM後)
6a RCネットリスト(DFM前)
6b RCネットリスト(DFM後)
7r STAタイミングレポート
8r 特性変化レポート
11 CPU
12 主記憶装置
13 補助記憶装置
14 入力装置
15 表示装置
16 出力装置
17 通信I/F
18 ドライブ
19 記憶媒体
41 機能設計部
42 論理設計部
43 レイアウト設計部
44 特性検証部
T1 母集団(N)テーブル
T2 第1の各層母集団(Ni)テーブル
T3 各層標本(ni)テーブル
T4 母集団(Ni')テーブル

Claims (7)

  1. コンピュータによって実行される半導体集積回路のレイアウト検証方法であって、
    レイアウト処理後の第1のレイアウト情報に基づいて前記半導体集積回路のタイミング解析を実行し、
    前記第1のレイアウト情報に対してレイアウト修正を実行し、
    前記レイアウト修正前の前記第1のレイアウト情報と前記レイアウト修正後の第2のレイアウト情報とを比較照合することで配線のRC差分の情報を取得し、
    前記タイミング解析によって得られたタイミング情報に前記RC差分に起因する配線の遅延増加による影響を追加する
    ことを特徴とする、前記半導体集積回路の特性変化を検証するレイアウト検証方法。
  2. 前記比較照合は、前記レイアウト修正により変化したモジュール又はブロックに対して行うことを特徴とする請求項1記載のレイアウト検証方法。
  3. 前記レイアウト修正後の前記配線の第1の座標データから無作為に抽出した複数の配線の座標データを前記レイアウト修正前の前記配線の第2の座標データと照合し、
    前記照合できた照合数の前記第2の座標データに対する割合を用いて、前記レイアウト修正による変化の有無を判断することを特徴とする請求項2記載のレイアウト検証方法。
  4. 前記タイミング情報に含まれる遅延の情報に、前記RC差分の情報に対応する遅延増加量の情報を加えることにより、前記タイミング情報に含まれる遅延の情報を更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のレイアウト検証方法。
  5. 半導体集積回路のレイアウト処理後の第1のレイアウト情報に基づいて前記半導体集積回路のタイミング解析を実行するタイミング解析部と、
    前記第1のレイアウト情報に対してレイアウト修正を実行するレイアウト修正部と、
    前記レイアウト修正前の前記第1のレイアウト情報と前記レイアウト修正後の第2のレイアウト情報とを比較照合することで配線のRC差分を取得する差分取得部と、
    前記タイミング解析によって得られたタイミング情報に前記RC差分に起因する配線の遅延増加による影響を追加する影響追加部と
    を有することを特徴とする、前記半導体集積回路の特性変化を検証する検証装置。
  6. プロセッサと、
    レイアウト処理後の第1のレイアウト情報を格納する記憶部と、
    を有し、半導体集積回路の特性変化を検証する検証装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記記憶部に格納された前記第1のレイアウト情報に基づいて前記半導体集積回路のタイミング解析を実行する処理と、
    前記第1のレイアウト情報に対してレイアウト修正を実行し、前記レイアウト修正後の第2のレイアウト情報を前記記憶部に格納する処理と、
    前記レイアウト修正前の前記第1のレイアウト情報と前記レイアウト修正後の前記第2のレイアウト情報とを比較照合することで配線のRC差分の情報を取得する処理と、
    前記タイミング解析によって得られたタイミング情報に前記RC差分に起因する配線の遅延増加による影響を追加する処理と
    を実行することを特徴とする検証装置。
  7. 半導体集積回路のレイアウト処理後の第1のレイアウト情報に基づいて前記半導体集積回路のタイミング解析を実行し、
    前記第1のレイアウト情報に対してレイアウト修正を実行し、
    前記レイアウト修正前の前記第1のレイアウト情報と前記レイアウト修正後の第2のレイアウト情報とを比較照合することで配線のRC差分を取得し、
    前記タイミング解析によって得られたタイミング情報に前記RC差分に起因する配線の遅延増加による影響を追加する
    処理をコンピュータに行わせることを特徴とする、前記半導体集積回路の特性変化を検証する検証プログラム。
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