JP2015165620A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理装置において原稿検知センサの制御を行うCPUを省電力状態に移行しつつ、原稿検知センサ自身の消費電力を低減すること。
【解決手段】発光部806と受光部807とを有するADFの原稿検知センサと、原稿検知センサを制御するCPU801と、CPU801の直接的な制御なしで発光部806を間欠的に発光させるCPU801のタイマポート990と、受光部807からの出力信号をタイマポート990からの駆動信号に同期して保持するDタイプフリップフロップ901とを設け、CPU801は、省電力モードで待機中に、割り込みポート991から入力されるDタイプフリップフロップ901によって保持された信号の変化に応じて、省電力モードから通常モードへ遷移し、ADFとリーダ部の動作準備を行う。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像処理装置の電力制御に関する。
従来から、画像形成装置に備わる自動原稿搬送装置(ADF;Auto Document Feeder)において、原稿束が原稿積載台にセットされたことを検出する原稿検知手段としてフォトインタラプタと可動式フラグとの組み合わせがよく用いられる。この可動式フラグが、原稿束のセット/非セットに連動してフォトインタラプタの発光部からの光を遮光/透過する。それによって、フォトインタラプタの受光部で受光された光のON/OFFによって原稿束の有無を検出する。
一般的にフォトインタラプタの発光部としては赤外LEDが用いられ、赤外LEDを発光させるには数百mWの電力を必要とする。そのため、常時赤外LEDを発光させておくと、その分、画像形成装置の消費電力も増加してしまう。一方、低消費電力を実現させるため、画像形成装置が省電力モードの時に発光部を消灯してしまうと、原稿束の検出ができなくなってしまう。
この課題を解決する技術として、特許文献1では、フォトインタラプタの発光部である赤外LEDを間欠的に点灯させ、原稿検知信号を前記点灯のタイミングに合わせて監視することで、赤外LEDで消費する平均電力の低減を実現している。
特開2006−243238号公報
しかし、上記従来技術では、赤外LEDの点灯/消灯を制御したり、原稿検知信号を監視したりするCPUは、上記の制御/監視を行うために、常に動作している必要がある。そのため、画像形成装置全体としての低消費電力化に対してマイナスの寄与を引き起こしている。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、原稿検知センサ等の検知手段の制御を行うCPU等の制御手段を省電力状態に移行しつつ、検知手段自身の消費電力を低減可能にして、検知手段の制御を行う制御手段の低電力化と検知手段の低電力化の両立を実現しつつ、検知手段の検知をトリガに制御手段を復帰した画像処理装置を実現する仕組みを提供することである。
本発明は、少なくとも光を発光する発光部と前記発光部から出力される光を受光する受光部とを用いて所定の検知機能を有する検知手段と、前記検知手段を制御する制御手段と、前記制御手段による設定で前記制御手段による直接的な制御なしで前記発光部を間欠的に発光させる駆動手段と、前記受光部からの出力信号を前記駆動手段からの駆動信号に同期して保持する保持手段と、を有し、前記制御手段は、第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の小さい第2電力状態とを切り替えて動作可能であり、前記第2電力状態で待機中に、前記保持手段によって保持された信号の変化に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態へ遷移することを特徴とする。
本発明によれば、検知手段の制御を行う制御手段を省電力状態に移行しつつ、検知手段自身の消費電力を低減可能にして、検知手段の制御を行う制御手段の低電力化と検知手段の低電力化の両立を実現しつつ、検知手段の検知をトリガに制御手段を復帰可能した画像処理装置を実現することができる。
本実施例の画像形成装置の概略構成を例示する断面図。 ADFの概略構成を例示する断面図。 原稿検知センサを説明するための図。 画像形成装置のADFとリーダ部を側面から見た図。 プリンタエンジンの概略構成を例示する断面図。 プリンタエンジンの給紙カセット周辺を拡大した断面図。 コントローラのハードウェア構成を例示する図。 従来の原稿検知センサを駆動する回路を説明する図。 実施例1の原稿検知センサを駆動する回路を説明する図。 実施例1の原稿検知センサ駆動回路の動作を説明するタイミングチャート。 実施例1において原稿検知センサを制御するCPU等の動作を例示するフローチャート。 実施例2の原稿検知センサを駆動する回路を説明する図。 実施例2において原稿検知センサを制御するCPU等の動作を例示するフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の画像処理装置の一実施例を示す画像形成装置100の概略構成を例示する断面図である。
画像形成装置100は、自動原稿搬送装置(ADF)102、リーダ部103、プリンタエンジン104、シート(以下、用紙)をセットする給紙カセット106、手差し用紙に印刷する場合に用紙をセットする手差しトレイ105を備えている。また、画像形成装置100は、ADF102、リーダ部103、プリンタエンジン104、給紙カセット106、手差しトレイ105の各部を制御するコントローラ107も備える。
給紙カセット106は、通常動作(印刷)時は、カセット内に搭載された用紙を1枚ずつ引き込み、印刷を実行する。用紙の補充が必要な場合は、給紙カセット106は図1の点線で示すように、ユーザによってプリンタエンジン104から引き出し可能(着脱可能)な構造になっている。さらに、手差しトレイ105は、プリンタエンジン104に給送するシートを積載するためのものである。手差しトレイ105は、図1の点線で示すように、プリンタエンジン104側から手差しトレイ105が引き出し可能(開閉可能)となっており、手差しトレイ105を引き出して(開いて)使用する構造になっている。なお、本実施例では上記のような構造で説明するが、給紙カセット106や手差しトレイ105が必ずしも引き出して(開いて)使用する構造になってなくてもよい。
続いて、図2を用いてADF102の構成について説明する。
図2は、ADF102の概略構成を例示する断面図である。
ADF102は、原稿を積載する原稿トレイ201と、原稿検知センサ202と、原稿を1枚ずつ引き込んで画像を読み取るための機構(203〜216)とを備えている。また、ADF102は、画像を読み込み終わった原稿を蓄える排出トレイ217も備えている。
以下、原稿を1枚ずつ引き込んで画像を読み取るための機構について、詳細を説明する。
原稿をADF内に引き込むピックアップローラ203は、原稿を当接する位置まで降下可能な構造になっている(降下した状態は図示せず)。原稿を搬送する機構には、対向する分離パッド205と、常に接触し摩擦で原稿束から一番上の原稿1枚のみを分離し搬送する分離ローラ204とを備える。
分離ローラ204によって分離された原稿は、第一搬送ローラ206と搬送コロ207、搬送をガイドする内ガイド208によって、ADF102の下方に向かって搬送される。下方へ搬送された原稿は、読み出し前ローラ209と加圧コロ210によって、原稿読取位置212まで搬送される。ガイドマイラ211は、原稿読取位置212まで原稿をガイドする。
原稿は、原稿台ガラス213に原稿読取位置212で当接すると、原稿台ガラス213の下方にあるイメージセンサ(図示せず)によって画像が読み取られる。画像を読み取られた原稿は、排出ガイド214を経て、排出ローラ215と排出コロ216に達し、排出トレイ217に排出される。
続いて、図3を用いて、ADF102に原稿束がセットされたか否か検出する原稿検知センサ202の動作について説明する。
図3は、原稿検知センサを説明するための図である。
図3に示すように、原稿検知センサ202は、可動式フラグ301とフォトインタラプタ302とで構成されている。
図3(a)は、ADFの原稿トレイ201に原稿がセットされていない状態を示している。また、図3(b)は、原稿がセットされた状態を示している。ここで、図3(b)の点線は、原稿束303を表している。
原稿束が原稿トレイ201にセットされると、可動式フラグ301が図3(a)の状態から図3(b)のように動き、フォトインタラプタ302の発光部と受光部を遮る形になる。これによって、受光部で受けていた光が届かなくなり、フォトインタラプタ302の出力信号が変化するので、原稿束のセットを検出することができる。
図4は、図1で示した矢印Aの方向から画像形成装置100のADF102とリーダ部103を見た図である。
ADF102は、原稿台ガラス213に載置された原稿を原稿台ガラス213に押し付けるための圧板部も兼ねており、図4(a)は、ADF102を閉じて原稿台ガラス213に原稿を押しつけている状態を示している。また、原稿台ガラス213に原稿を載せるため、ADF102はヒンジ部401を支点に上方へ上がる構造になっている。図4(b)は、ADF102を開けた状態を示している。ここで、詳細は図示していないが、図3で示した原稿検知センサ202のようにフォトインタラプタと可動式フラグがヒンジ部401に構成されており、ADF102の開閉によって出力信号の状態が変化するように構成されている。
図5は、プリンタエンジン104の概略構成を例示する断面図である。
図1に示した通り、プリンタエンジン104は、給紙カセット106と、手差しトレイ105等を備えている。給紙カセット106からの給紙が指示されている場合は、図5(a)に示す通り、給紙カセット分離ローラ502と給紙カセット搬送ローラ503、給紙カセット搬送コロ504によって用紙501が分離・搬送される。一方で、手差しトレイ105からの給紙が指示されている場合は、図5(b)に示す通り、手差し分離ローラ505と手差し搬送ローラ506、手差し搬送コロ507によって用紙501が分離・搬送される。
図5(c)は、手差しトレイ105に用紙がセットされたか否かを検出する手差し用紙検知部508の構成位置について示している。手差し用紙検知部508は、原稿検知センサ202と同様に可動式フラグとフォトインタラプタで構成され、用紙の検出手順も前述の通りである。
図6は、プリンタエンジン104の給紙カセット106周辺を拡大した断面図である。
図6(a)は、給紙カセットを引き出した状態を示している。また、図6(b)は給紙カセット106が収納された状態を示している。プリンタエンジン104は、給紙カセット開閉検知部601を備え、給紙カセット開閉検知部601により、給紙カセットの開閉状態を検出することが可能になっている。給紙カセット開閉検知部601も、前述の前記原稿検知センサ202と同様の構成・構造になっているので、検出手順については省略する。
図7は、図1に示したコントローラ107のハードウェア構成を例示する図である。
コントローラ107は、コントローラボード700、スキャナコントローラ(スキャナCont.)709、プリンタコントローラ(プリンタCont.)707、操作パネル712などの部分から構成されている。これら各部がそれぞれ連動し、印刷、スキャン、コピー、FAXなどの機能を実現している。
スキャナコントローラ709は、原稿の読み取りを制御する。プリンタコントローラ707は、印刷データの用紙への印刷を制御する。操作パネル712は、各種設定操作及びアラーム等の表示を制御する。
スキャナコントローラ709には、原稿検知を行う原稿検知センサ202や原稿台開閉検知センサ(ヒンジ部401に設けられる)が接続されている。上述したように、原稿検知センサ202はADF102に、原稿台開閉検知センサはADF102の開閉を支えるヒンジ部401にそれぞれ備わっている。それぞれのセンサは、原稿トレイ201への原稿束積載の有無や、ADF102の開閉の状態をスキャナコントローラ709へ通知する。
プリンタコントローラ707には、給紙カセット開閉検知部601や手差し用紙検知部508が接続されている。上述したように、給紙カセット開閉検知部601はプリンタエンジン104に、手差し用紙検知部508は手差しトレイ105の開閉を支えるヒンジ部にそれぞれ備わっている。それぞれのセンサは、給紙カセット106の収納状態や、手差しトレイ105の開閉の状態をプリンタコントローラ707へ通知する。
コントローラボード700内のCPU701は、画像形成装置100全体を制御するコントローラであり、各部とシステムバス719で接続されている。外部との通信は、各外部I/F(718、717、715、710等)を介して通信可能に構成されている。
ファクシミリインタフェース(FAX I/F)718は、モジュラージャックを介し、公衆回線網108に接続され、FAX装置109とファクシミリ送受信を行う。ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)717は、LAN I/Fコネクタを介しLAN724に接続し、PC(パーソナルコンピュータ)720等とネットワーク通信を行う。なお、LAN724にはアクセスポイント(AP)721も接続されており、無線LAN725を介してPC720等とネットワーク通信を行う。USBインタフェース(USB I/F)715は、USBコネクタを介し、PC716等とローカル接続し、USB通信を行う。無線LANインタフェース(無線LAN I/F)710は、無線LANアンテナ711を介し、無線LAN725によりAP721に接続し、無線LAN通信を行う。
内部との通信は、各内部I/F(708、706)を介して通信可能に構成されている。スキャナコントローラ709とは、スキャナインタフェース(スキャナI/F)708を介し、データ通信を行う。プリンタコントローラ707とは、エンジンインタフェース(エンジンI/F)706を介し、データ通信を行う。操作パネル712とは、システムバス719を介し、データ通信を行う。
ROM703はブートROMであり、画像形成装置100のブートプログラムが格納されている。RAM702は、CPU701が動作するためのシステムワークメモリであり、CPU701の演算データや各種プログラムが記憶される。また、RAM702は、印刷時等に画像処理部705で種々の画像処理を施された画像データを保持する画像メモリとしても利用される。記憶装置704は、サイズの大きなプログラムやデータを保存しておくための不揮発の2次記憶装置であり、保存してあるサイズの大きなプログラムやデータはRAM702に展開して使用される。記憶装置704は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)等である。CPU701は、ROM703や記憶装置704に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、画像形成装置100を制御する。画像形成装置100は、少なくとも通常モードと該通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードを切り替えて動作可能である。
まず、図8を用いて、従来の原稿検知センサを駆動する回路について説明する。
図8は、従来の原稿検知センサを駆動する回路を説明するための図であり、特に従来技術においてフォトインタラプタ302の発光部(赤外LED806)を間欠的に発光させるための駆動回路について説明するものである。
図8に示すように、従来では、出力ポート890と入力ポート891を有するCPU801(例えばスキャナコントローラ709内に設けられる)によって、発光部(赤外LED806)の駆動信号803と原稿検知信号810を制御していた。
赤外LED806を間欠的に発光させることにより次のような消費電力低減の効果がある。例えば、赤外LED806を連続的に点灯させると常時100mWの電力を消費していたとすると、電力量は100mWhとなる。一方、デューティ比20%で間欠的に発光させるように変更すると、電力量としては、100mWhの20%で20mWhになり、80mWhの電力量が低減されることになる。
以下、図8に示す回路の動作について説明する。
CPU801の出力ポート890から出力される駆動信号803は、LED駆動トランジスタ804へ入力する。LED駆動トランジスタ804はベースの電位がLowの時にONし、Highの時にOFFする。従って、駆動信号803がLowの時に赤外LED806は点灯し、Highの時に消灯する。
一方、受光部側のフォトトランジスタ807は、発光部である赤外LED806の光を受けた時にONし、光が受けられなくなるとOFFする。図8の回路の場合、遮光物808(可動式フラグ301に含まれる)が赤外LED806からの光を遮るか、LED駆動トランジスタ804がOFFして赤外LED806が消灯すると、フォトトランジスタ807はOFFになる。
フォトトランジスタ807がONになると、エミッタ・コレクタ間がONになるので、フォトインタラプタ302の出力はLowになる。一方、フォトトランジスタ807がOFFになると、プルアップ抵抗809によって、出力はHighになる。フォトインタラプタ302の出力信号は、ローパスフィルタ(811、812)を介して、CPU801の入力ポート891へ、原稿検知信号810として入力する。
この時、CPU801は、駆動信号803がLowのタイミング(赤外LED806が点灯の時)に合わせて原稿検知信号810を監視することで、原稿トレイ201に原稿があるか否かの判断を行う。従って、画像形成装置100が省電力モードであっても、この駆動回路を制御するCPU801は、常に動作状態である必要がある。
次に、図9を用いて、実施例1の原稿検知センサを駆動する回路について説明する。
図9は、実施例1の原稿検知センサを駆動する回路を説明する図であり、特に実施例1においてフォトインタラプタ302の駆動回路について説明するものである。
図9に示す駆動回路は、図8に示した従来の駆動回に対して、Dタイプフリップフロップ901が追加されている点に特徴がある。また、スキャナコントローラ709のCPU801が、出力する駆動信号803を生成するポートとして、PWM機能やタイマ機能を用いて一定周期/一定デューティのトグル波形信号を出力可能なポートを選定している。ここで、PWMとはPulse Width Modulation(パルス幅変調)のことである。また、タイマ機能とは設定(周期、デューティ比など)に応じて出力信号をトグルさせることができる機能を指す。これらPWM機能やタイマ機能を用いると、駆動信号803を生成するためにCPU801が出力の制御を行う必要がない。つまり、CPU801は、タイマ機能の周期やデューティ比の設定とスタート指示だけ行えば、直接的な制御なしでトグル信号の生成が可能になる。このポート選定によって、CPU801が割り込み待ちのサスペンドモード(或いは省電力モード)に入って待機することができる。CPU801は、少なくとも通常モードと該通常モードよりも消費電力の小さいサスペンドモード(或いは省電力モード)を切り替えて動作可能である。なお、本実施例では、一例として、駆動信号803を生成するポートを、上述したタイマ機能を用いることができるタイマポート990とする。
さらに、原稿検知信号904を入力するCPU801のポートとして、割り込みポート991を選定している。これによって、CPU801がサスペンド状態で待機中でも、原稿検知信号904(割り込み要求信号)による割り込み要求をトリガに通常状態への復帰することが実現できる。さらに、CPU801が通常状態に復帰後、割り込み要因のチェックを行った場合でも、上記Dタイプフリップフロップ901が信号レベルを保持しているため、CPU801は、復帰後の処理を正しく行うことができる。CPU801は、省電力モードで待機中に、割り込みポート991から入力されるDタイプフリップフロップ901によって保持された信号の変化に応じて、省電力モードから通常モードへ遷移することができる。
以降、図10を用いて図9に示した駆動回路の動作を説明する。
図10は、実施例1の原稿検知センサ駆動回路の動作を説明するタイミングチャートである。
図9に示したように、駆動信号803は、LED駆動トランジスタ804に加えて、Dタイプフリップフロップ901のCK端子903へも入力されている。従って、図10に示すように、赤外LED806の点灯・消灯のタイミングとCK端子903に入力する信号のタイミングは同期している。
一方、遮光物808が無い場合の原稿積載無しの期間(1005)では、Dタイプフリップフロップ901のD端子902に入力する信号は、赤外LED806の点灯・消灯に合わせて状態がトグルする。ただし、RCのローパスフィルタ(811、812)の効果でD端子902に入力する信号は立ち上がり・立ち下がりが緩やかな波形になる。
次に、原稿トレイ201に原稿束がセットされ原稿積載有りの期間(1006)になると、赤外LED806が点灯していても、遮光物808が光を遮るのでフォトトランジスタ807がOFFし、D端子902に入力する信号はHighになる(1001)。そこで、次のCK端子903への入力信号がHighへ立ち上がるタイミング(1002)で、D端子902信号の状態(1003)がQ端子904へ反映されるため、原稿検知信号(904;Highレベル信号)としてCPU801の割り込みポート991へ入力される。CPU801の割り込みポート991を、Highレベルで割り込みを出すよう設定しておけば、この信号レベルの遷移で、CPU801を通常モードへ復帰させることができる。
次に、図9に示したCPU801等の動作について図11を用いて説明する。
図11は、実施例1の画像形成装置100が省電力モードに移行した場合のCPU801等の動作の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャート内のCPU801の処理は、CPU801(例えばスキャナコントローラ709内に設けられる)が図示しないROM(例えばスキャナコントローラ709内)等に格納されたプログラムを実行することにより実現されるものとする。
画像形成装置100が省電力モードに移行すると、CPU801は、図11の処理を開始する。図9に示す通り、CPU801には、タイマ機能(或いはPWM機能)をもつポート990と割り込み機能をもつポート(Interrupt ReQuest;IRQ)991を有する。
図11の処理を開始すると、CPU801は、S1101、S1102において、割り込みポート991、タイマポート990の設定を行う。具体的には、割り込みポート991の場合、エッジでトリガが掛るか、レベルでトリガが掛るか、レベルトリガの場合、Highレベルでトリガが掛るかLowレベルでトリガが掛るかなどを設定する。一方、タイマポート990の設定では、トグルの周期、デューティ比などを設定する。S1101、S1102の設定が完了したら、CPU801は、S1103に処理を進める。
S1103では、CPU801は、タイマポート990の出力を開始し、S1104において、省電力モードに移行する。省電力モードとは、例えば動作クロックの周波数を低減させることで、CPU801自体の消費電力を下げることができるモードのことである。S1104以降は、CPU801の外部回路がタイマポート990の出力に応じて動作する。その動作説明は上記の通りである。
次に、ADF102の原稿トレイ201に原稿束が置かれたか否かを示す原稿検知信号904が、CPU801に対して割り込み要求を出す状態に遷移した場合(S1105がYesの場合)、割り込み要求がCPU801に達し、CPU801は省電力モードから通常モードへ復帰する(S1106)。
通常モードへ復帰すると、CPU801は、割り込み要求があったポートがどこであったか(割り込み要因は何であったか)を確認し(S1107)、上記割り込み要求が何であるか判定する(S1108)。
そして、CPU801は、上記割り込み要求が原稿検知信号904による割り込み要求であると判定した場合(S1108でYesの場合)、S1109に処理を進める。S1109では、CPU801は、ADF102を使ってコピー動作を実行したり、スキャン動作を実行したりすることに備えて、ADF102とリーダ部103が動作できるよう準備する処理を実行する。なお、上記S1109では、CPU801は、原稿検知信号904による割り込み要求であった旨を図示しない画像形成装置100の電源制御部(不図示)に通知する。そして、この通知を受けた電源制御部は、画像形成装置100を省電力モードから復帰させるものとする。
一方、CPU801は、上記割り込み要求が原稿検知信号904による割り込み要求ではなかったと判定した場合(S1108でNoの場合)、S1110において、その割り込み要因に応じた処理を行うが、ここではその詳細は記載しない。なお、上記S1110では、CPU801は、必要に応じて上記の割り込み要求があった旨を画像形成装置100の電源制御部(不図示)に通知する。そして、この通知を受けた電源制御部は、必要に応じて、画像形成装置100を省電力モードから復帰させるものとする。
以上示したように、実施例1によれば、CPU801とフォトインタラプタ802の消費電力低減を図ることができる。即ち、ADF102の原稿検知センサ202の制御を行うCPU801を省電力状態に移行しつつ、原稿検知センサ202自身の消費電力を低減することができる画像処理装置を提供することができる。
図9(実施例1)では、画像形成装置100が省電力モードか通常モードかによらず、駆動信号803はタイマポート990によるトグル信号を、原稿検知信号904はDタイプフリップフロップ901からの信号を用いている。しかし、通常モードでは、ADF102の原稿トレイ201に原稿束が置かれた場合に直ちに応答できるよう、赤外LED806の駆動信号803は、間欠的な信号だと不都合が発生する場合がある。従って、画像形成装置100が通常モードの場合は、赤外LED806は常時点灯(連続点灯)させる構成で、原稿検知信号904もフォトインタラプタ802の出力信号をダイレクトにCPU801へ入力する構成が好ましい。その構成を実現しているのが図12である。
以下、図12を用いて、実施例2の原稿検知センサを駆動する回路について説明する。
図12は、実施例2の原稿検知センサを駆動する回路を説明する図であり、特に実施例2においてフォトインタラプタ302の駆動回路について説明するものである。
図12において、図9(実施例1)に対して追加になっている回路がバススイッチ1201である。バススイッチ1201は、フォトインタラプタ802の出力信号1203と、Dタイプフリップフロップ901の出力信号を、選択信号1202に応じて切り替える役割を担っている。例えば、画像形成装置100が通常モードの場合には、CPU801は省電力切替ポート992から選択信号1202を出力する。
選択信号1202をHighにすると、バススイッチ1201のバッファ1(1205)の出力が有効になり、バッファ2(1206)の出力が無効になる(ハイインピーダンス)。これによって、Dタイプフリップフロップ901からの出力904がゲーティングされ、フォトインタラプタ802からの出力が直接割り込みポート991に入力される。
一方、画像形成装置100が省電力モードの場合は、省電力切替ポートから出力する選択信号1202をLowに設定する。すると、バススイッチ1201のバッファ1(1205)の出力が無効になり(ハイインピーダンス)、バッファ2(1206)の出力が有効になる。これによって、Dタイプフリップフロップ901からの出力904からの出力が割り込みポート991に入力される。
さらに、通常モードの時は、タイマポート990の設定を赤外LED806が常時点灯(連続点灯)するように設定し、省電力モードの場合は図9(実施例1)で説明したようにトグル(間欠)するように設定する。これにより、画像形成装置100が通常モードの時は、原稿束が原稿トレイ201に置かれたことを直ちに検出でき、省電力モードの時はCPU801とフォトインタラプタ802の消費電力低減を図ることができる。
次に、図12に示したCPU801等の動作について図13を用いて説明する。
図13は、実施例2の画像形成装置100が省電力モードに移行した場合のCPU801等の動作の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャート内のCPU801の処理は、CPU801(例えばスキャナコントローラ709内に設けられる)が図示しないROM(例えばスキャナコントローラ709内)等に格納されたプログラムを実行することにより実現されるものとする。
画像形成装置100は起動すると、まず通常モードで起動する(S1301)。なお、S1301の処理は、例えばCPU701実行する。また、例えばCPU701は、画像形成装置100が通常モードで起動した旨をCPU801に通知する。画像形成装置100が通常モードの場合、CPU801は、省電力切替ポート992をHighに設定し、フォトインタラプタ802の出力をダイレクトにCPU801の割り込みポート991に入力するよう設定する(S1302)。
次に、CPU801は、割り込みポート991の設定を行う(S1303)。この設定は、図11のS1101で説明した通りであるので説明を省略する。次に、CPU801は、タイマポート990を常時Low出力になるように設定する(S1304)。これによって、フォトインタラプタ802の赤外LED806は常時点灯し、常時原稿検知可能な状態になる。
この状態で、画像形成装置100は、画像形成装置100が省電力モードへ移行する条件が満たされるまで(S1305がNoの間)、通常モードを維持する。そして、省電力モードへの移行条件が満たされると(例えば、無操作/無ジョブ状態が一定時間続いた場合など)(S1305でYesの場合)、画像形成装置100は、省電力モードへ移行する(S1306)。なお、S1305及びS1306の処理は、例えばCPU701実行する。なお、画像形成装置100が省電力モードへ移行すると、その旨がCPU801に通知される。
すると、CPU801は、省電力切替ポートの出力値をLowに変更する(S1307)。これによって、CPU801の割り込みポート991に入る信号は、Dタイプフリップフロップ901の出力信号に切り替わる。
次に、CPU801は、タイマポート990の設定を、Low固定からタイマ機能によるトグル設定に変更する(S1308)。以降のS1309〜S1316の処理は、図11のS1103〜S1110で説明した通りであるので説明を省略する。そして、S1315の処理、或いはS1316の処理の後、画像形成装置100は、通常モードへ移行し、CPU801はS1302に処理を戻す。
以上示したように、実施例2によれば、画像形成装置100が通常モードの時は、原稿束が原稿トレイ201に置かれたことを直ちに検出でき、画像形成装置100が省電力モードの時はCPU801とフォトインタラプタ802の消費電力低減を図ることができる。よって、実施例1の効果に加え、通常モード時の応答性と省電力時の省電力性の双方を備えた画像処理装置を提供することができる。
前述の実施例1及び2では、画像形成装置100が省電力モードの時の原稿検知センサ202の制御について説明した。しかし、同様のフォトインタラプタを用いたセンサで、画像形成装置100が省電力モードの場合にセンサとそれを制御するCPUの消費電力を低減する目的であれば、前述の制御が適用可能である。
例えば、図4で示したリーダ部103の圧板としてADF102を開けた場合に、ヒンジ部401にフォトインタラプタを用いた開閉検知のためのセンサを設ければ、同様の制御が可能になる。これによって、画像形成装置100が省電力モードの時は消費電力を抑制できる。且つ、ユーザがコピー動作を実行するためにADF102を開けた際、その動作を確実に検出してCPUや画像形成装置100を通常モードへ復帰させることが可能になる。
さらに、図5に示した手差しトレイ105に用紙が置かれたことを手差し用紙検知部508で検出して、CPU801や画像形成装置100を省電力モードから通常モードへ復帰することも、同様の制御で可能になる。また、図6で示した給紙カセット106が引き出されたこと(プリンタエンジン104への着脱状態)を給紙カセット開閉検知部601で検出して、CPU801や画像形成装置100を省電力モードから通常モードへ復帰することも、同様の制御で可能になる。さらに、不図示のセンサにより、手差しトレイ105が開かれたことを検知して、CPU801や画像形成装置100を省電力モードから通常モードへ復帰することも、同様の制御で可能になる。これらの制御も、本発明による画像形成装置100の構成と制御で実現が可能である。
以上示したように、実施例3によれば、CPU801と上述のセンサ(ヒンジ部401の原稿台開閉検知センサ、手差し用紙検知部508等の所定の検知機能を有するセンサ)の消費電力低減を図ることができる。即ち、上述のセンサの制御を行うCPUを省電力状態に移行しつつ、上述のセンサ自身の消費電力を低減することができる画像処理装置を提供することができる。また、画像形成装置100が通常モードの時は、上述のセンサがADF102や手差しトレイ105の開閉を直ちに検出でき、画像形成装置100が省電力モードの時は上述のセンサを制御するCPUと上述のセンサの消費電力低減を図ることができる。よって、通常モード時の応答性と省電力時の省電力性の双方を備えた画像処理装置を提供することができる。
上述の実施例においては、フォトインタラプタ802の赤外LED806の点灯・消灯を制御する駆動信号803は、CPU801の機能ポート(タイマ機能、或いはPWM機能)で生成していた。実施例4では、CPU801の機能ではなく、汎用ロジック回路や、CMOSタイマICを用いて実現する場合について説明する。
本実施例の場合、図9或いは図12で示す駆動信号803を、CPU801のタイマポート990より生成するのではなく、CPU801と独立した回路で生成する。例えば、駆動信号803を、汎用ロジックICの組み合わせやCMOSタイマICを用いて、一定周期・一定デューティ比のトグル波形を生成すれば、CPU801の制御を介在することなく、赤外LED806を駆動できる。
また、図12で説明したように、画像形成装置100が通常モードの場合に、駆動信号803を常時点灯するように駆動するように制御すれば、図12で説明した動作を実現可能になる。
さらに、上記各実施例では、画像処理装置について説明したが、上述のセンサと同様のセンサを用いて制御を行う電気機器であれば、どのような装置であっても適用可能である。
以上示したように、上述したような検知部の制御を行う制御部を省電力状態に移行しつつ、検知部自身の消費電力を低減可能な装置を提供することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 画像形成装置
102 ADF
202 原稿検知センサ
709 スキャナコントローラ
801 CPU
990 タイマポート
991 割り込みポート
901 Dタイプフリップフロップ

Claims (10)

  1. 少なくとも光を発光する発光部と前記発光部から出力される光を受光する受光部とを用いて所定の検知機能を有する検知手段と、
    前記検知手段を制御する制御手段と、
    前記制御手段による設定で前記制御手段による直接的な制御なしで前記発光部を間欠的に発光させる駆動手段と、
    前記受光部からの出力信号を前記駆動手段からの駆動信号に同期して保持する保持手段と、を有し、
    前記制御手段は、第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の小さい第2電力状態とを切り替えて動作可能であり、前記第2電力状態で待機中に、前記保持手段によって保持された信号の変化に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態へ遷移することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記第2電力状態から前記第1電力状態へ遷移した後、前記保持手段によって保持された信号の状態を確認することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記保持手段で保持された信号を、割り込み要求信号として入力することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理装置は、第3電力状態と前記第3電力状態より消費電力の小さい第4電力状態とを切り替えて動作可能であり、
    前記画像処理装置が前記第3電力状態の場合、前記駆動手段は前記発光部を連続点灯させ、前記受光部の出力信号は前記保持手段を介さずに前記制御手段へ入力されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 原稿を読み取る読取手段と、
    原稿トレイに積載された原稿を前記読取手段に搬送する原稿搬送手段と、を有し、
    前記検知手段は、前記原稿トレイに積載された原稿を検知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 原稿を載置する原稿台と、前記原稿台に原稿を押し当てるための圧板部を有し、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読取手段を有し、
    前記検知手段は、前記圧板部の開閉を検知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. シートに印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷手段に給送するシートを積載するトレイと、を有し、
    前記検知手段は、前記トレイに積載されたシートを検知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. シートに印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷手段に給送するシートを収納する前記印刷手段に着脱可能なカセットと、を有し、
    前記検知手段は、前記カセットの着脱状態を検知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 少なくとも光を発光する発光部と前記発光部から出力される光を受光する受光部とを用いて所定の検知機能を有する検知手段と、前記検知手段を制御する制御手段と、前記制御手段による設定で前記制御手段による直接的な制御なしで前記発光部を間欠的に発光させる駆動手段と、前記受光部からの出力信号を前記駆動手段からの駆動信号に同期して保持する保持手段と、を有し、前記制御手段が第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の小さい第2電力状態とを切り替えて動作可能な画像処理装置の制御方法であって、
    前記制御手段が、前記第2電力状態で待機中に、前記保持手段によって保持された信号の変化に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態へ遷移するステップを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載された制御手段として機能させるためのプログラム。
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