JP2015015535A - 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像読取装置の起動中に原稿のサイズを判別できなくても、画像読取装置の起動後に、容易に原稿のサイズを判別すること。
【解決手段】 第1の電力状態と、当該第1の電力状態より消費電力が小さい第2の電力状態を有する画像読取装置であって、原稿台に原稿を載置するために開閉される原稿カバーと、前記原稿カバーの開閉操作に従って前記原稿台に載置された原稿のサイズを判別する判別手段と、前記画像読取装置を前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行させる電力制御手段と、前記電力制御手段によって前記画像読取装置が前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行された後、前記原稿台に載置された原稿のサイズが前記判別手段によって判別されていない場合に、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促す通知手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、原稿カバーの開閉によって省電力状態から復帰する画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、ユーザから操作を受け付けない状態で一定時間経過した場合に、プリンタコントローラや、スキャナコントローラなどの各ユニットへの電力供給を遮断した省電力状態に移行する画像読取装置がある。
このような画像読取装置は、省電力状態に移行した後、省電力状態からの復帰要因が発生した場合に省電力状態から復帰する。復帰要因として、ユーザから操作部を介して復帰要求を受け付けた場合や、原稿カバーが開閉された場合がある。
省電力状態からの復帰要因は各種のセンサによって検知される。復帰要因が検知されるとセンサから電力制御部に割込み信号が送られる。電力制御部は、割込み信号を受信すると、各ユニットへの電力供給を開始する。
また、従来の画像読取装置は、原稿台の上に載置された原稿のサイズを、原稿カバーが閉められる際に原稿に光を照射し、照射された光の反射光をセンサで読み取って検知する(特許文献1参照)。この原稿サイズの検知は、原稿カバーの開き角度が小さいところで行われる。
原稿サイズの検知が、原稿カバーの開き角度が小さいときに行う理由は、外部の光が入りづらい状態で光を原稿に照射し、その反射光から原稿のサイズを検知することによって、原稿のサイズを正確に判定するためである。
また、この原稿サイズの検知は、原稿カバーを閉じた状態で行うことはできない。なぜならば、原稿の画像の読取時に原稿ではない部分に色がつかないように原稿を抑えるための基準板が白い部材でできているため、原稿カバーが閉じられると、原稿と基準板との境目の区別が難しくなるからである。つまり、従来の画像読取装置は、原稿カバーを閉める途中に、原稿によって反射される反射光が返ってくる量が多い部分と、原稿の無い部分で反射光が返ってくる量が少ない部分が生じる状況を作り出すことによって原稿のサイズを判別しているのである。
特開2010−130631号公報
しかしながら、従来技術では、原稿カバーが開閉されてから、画像読取装置の起動が完了するまでに一定の時間が必要である。その間は、画像読取装置が起動していないため、原稿台に載置された原稿のサイズを判別するために、原稿に対して光を照射したり、その光の反射光を読み取るための読取処理を行うことができない。そのため、画像読取装置の起動が完了するより先に原稿カバーが閉じられると、画像読取装置は、原稿台に載置された原稿のサイズを判別できない。原稿のサイズが判別できないと、印刷用紙のサイズを決定することができないため、ユーザの意図しないサイズの印刷用紙に原稿の画像がコピーされてしまうことがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、画像読取装置の起動中に原稿のサイズを判別できなくても、画像読取装置の起動後に、容易に原稿のサイズを判別できるようにする仕組みを提供するためのものである。
本発明は、第1の電力状態と、当該第1の電力状態より消費電力が小さい第2の電力状態を有する画像読取装置であって、原稿台に原稿を載置するために開閉される原稿カバーと、前記原稿カバーの開閉操作に従って前記原稿台に載置された原稿のサイズを判別する判別手段と、前記画像読取装置を前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行させる電力制御手段と、前記電力制御手段によって前記画像読取装置が前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行された後、前記原稿台に載置された原稿のサイズが前記判別手段によって判別されていない場合に、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促す通知手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像読取装置の起動中に原稿のサイズを判別できなくても、画像読取装置の起動後に、容易に原稿のサイズを判別することができる。
本実施形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 本実施形態に係る操作部を説明するための外観図である。 本実施形態に係る原稿台を説明するための外観図である。 本実施形態に係る原稿のサイズを検知する処理を説明するための断面図である。 本実施形態に係る制御例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る制御例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る制御例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る制御例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る操作画面の表示例を示す図である。 本実施形態に係る操作画面の表示例を示す図である。 本実施形態に係る制御例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る操作画面の表示例を示す図である。 本実施形態に係る制御例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る操作画面の表示例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。
画像形成システムは、画像読取装置の一例である画像形成装置400と、ホストコンピュータ610で構成される。画像形成装置400とホストコンピュータ610は、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)を介して接続されている。
画像形成装置400は、画像形成装置の主制御部として機能する制御装置(コントローラ部)100を備えている。また、画像形成装置400は、原稿の画像を読み取って画像データを生成するためのリーダ装置(リーダ部)200、画像データに基づいて印刷を行うプリンタ装置(プリンタ部)300を備えている。さらに画像形成装置400は、画像データを処理するための画像処理部35と、AC電源(商用電源)11から供給される電力をACからDCに変換し、各装置に供給する電源装置10を備えている。
さらに、画像形成装置400は、ユーザからの入力を受け付けるキーボード、及び、操作画面を表示し、タッチパネルによってユーザから操作を受け付ける液晶パネルを備えた操作部150を備えている。
この画像形成装置400は、NIC(Network Interface Card)120を介してLANなどの有線ネットワーク上のまたはWiFiなどの無線ネットワーク上のコンピュータ610と通信する。ここでは、NICについて説明したが、画像形成装置400は、USBなどのローカルインタフェースによってコンピュータ610と接続されていてもよい。また、画像形成装置400は、Modem121及び電話回線を介して、外部のファクシミリ装置と通信する。Modem121は、ファクシミリ装置との通信を制御するためのNCUと変調/復調回路を備えている。
制御装置(コントローラ部)100は、CPU111、RAM112、ROM113、Reader I/F114、Printer I/F115、HDD160を備える。
CPU111は、ROM113またはHDD160に記憶されたプログラムをRAM112に読み出して実行することによって画像形成装置400を統括的に制御する。
RAM112は、CPU111の作業領域として機能する。ROM113は、CPU111によって読み出される各種プログラムを記憶する。
Reader I/F114は、制御装置100とリーダ装置200の間のデータ通信を制御する。Printer I/Fは、制御装置100とプリンタ装置300の間のデータ通信を制御する。
HDD160は、画像データや、プログラムを記憶する大容量の記憶媒体である。本実施形態では、記憶媒体としてHDD160を例に挙げて説明するが、読み書き可能であれば、Blu−ray(登録商標)ディスクや、フラッシュメモリ、DVDを用いてもよい。
タイマ119は、時計の機能を有し、CPU111が時間を計測するために用いられる。
システムバス117は、これらのユニットを接続し、データの転送に使用されるバスである。
リーダ装置200は、原稿を搬送する原稿搬送ユニット(DFまたはADF)250と、原稿の画像を光学的に読み取り、電気信号としての画像データに変換するスキャナコントローラ210を備える。
原稿搬送ユニット250は、原稿搬送ユニット250の上に載置された原稿の有無を検知する原稿センサ202を備える。
スキャナコントローラ210は、リーダ装置200が備える原稿カバー(圧板)が開けられたこと、及び閉められたことを検知する開閉センサ201を備える。
プリンタ装置300は、印刷用のシートを収容する給紙カセットや手差しトレイを備える給紙ユニット320、画像の印刷を制御するプリンタコントローラ310、画像が印刷されたシートにソート処理やステイプル処理を施す排紙ユニット330を備える。
この画像形成装置400は、これらの構成を用いて複数種類のジョブを実行する。
例えば、画像形成装置400は、リーダ装置200によって原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像を示す画像データを生成し、当該画像データに基づきプリンタ装置300によって画像をシートに印刷するコピージョブを実行する。
また、画像形成装置400は、リーダ装置200によって原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像を示す画像データを、NIC120を介してホストコンピュータ610へ送信するスキャン送信ジョブを実行する。
また、画像形成装置400は、ホストコンピュータ610からNIC120を介して受信した印刷データを解析し、画像データを生成し、生成した画像データに基づいてシートに画像を印刷するプリントジョブを実行する。
さらに、画像形成装置400は、リーダ装置200によって原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像を示す画像データをHDD160に保存するスキャン格納ジョブを実行する。また、画像形成装置400は、スキャン格納ジョブによってHDD160に格納された画像データに基づいて画像をシートに印刷するボックスプリントジョブを実行する。
また、画像形成装置400は、リーダ装置200によって原稿の画像を読み取り、読み取った原稿の画像を示す画像データをコードデータに変換し、変換されたコードデータを、電話回線を介して外部のファクシミリ装置に送信するファクス送信ジョブを実行する。
さらに、画像形成装置400は、電話回線を介して外部のファクシミリ装置からコードデータを受信し、受信したコードデータを画像データに変換し、変換された画像データに基づいてシートに画像を印刷するファクスプリントジョブを実行する。
ここでは、画像形成装置400が、複数種類のジョブを実行することについて説明したが、これに限らず、画像形成装置400は、これらの複数種類のジョブの少なくとも1種類以上のジョブが実行できるものであればよい。
次に、画像形成装置400の電力状態について説明する。
電源装置10は、AC電源11から供給される交流電流を直流電流に変換するAC−DCコンバータ13と、スイッチ部14〜17を備える。スイッチ12は、画像形成装置40への電源をオンまたはオフにするために用いられる。ユーザは、画像形成装置400の電源を入れたい場合にスイッチをオンにし、画像形成装置400の電源を切りたい場合にスイッチ12をオフにする。
スイッチ12がオフのとき、AC電源11からAC−DCコンバータ13への電力供給は遮断される。一方、スイッチ12がオンのときAC電源11から、AC−DCコンバータ13に電力が供給され、AC−DCコンバータ13によって交流電流から直流電源への変換が行われる。
電源制御部122は、スイッチ部14〜17のそれぞれをオンにすることによって、電源装置10のAC−DCコンバータ13から、制御装置100、リーダ装置200、プリンタ装置300、画像処理部35への電力を供給する。一方、電源制御部122は、スイッチ部14〜17のそれぞれをオフにすることによって、電源装置10のAC−DCコンバータ13から、制御装置100、リーダ装置200、プリンタ装置300、画像処理部35への電力を遮断する。
スイッチ部14がオンにされると、電源装置10から制御装置100への電力供給が行われる。スイッチ部15がオンにされると、電源装置10からリーダ装置200への電力供給が行われる。スイッチ部16がオンにされると、電源装置10からプリンタ装置300への電力供給が行われる。スイッチ部17がオンにされると、画像処理部35への電力供給が行われる。
この電源制御部122によるスイッチ部14〜17のオン/オフによって、画像形成装置400の電力状態が変わる。スタンバイモード(通常モード)は、スイッチ部14〜17を全てオンにし、制御装置100、リーダ装置200、プリンタ装置300、画像処理部35の全てに電力が供給され、上述した複数種類のジョブを実行するモードである。一方、スリープモードは、スイッチ部14〜17を全てオフにすることによって、画像形成装置400における消費電力を、スタンバイモードのときよりも小さくするモードである。
具体的に、画像形成装置400がスリープモードに移行するために、スイッチ部14〜17の全てをオフに設定する。それによって、画像形成装置400における消費電力を小さくすることができる。
この電源制御部122は、画像形成装置400がスリープモードにある間は、CPU111からの指示に従って電力の供給及び遮断する。一方、制御装置100への電力が遮断されている間は、電源制御部122が、他のユニットからの割込み信号を受け付け、割込み信号を受け付けた場合に、制御装置100を起動する。
他のユニットの例として、開閉センサ201、原稿センサ202、NIC120、操作部150、Modem121がある。これらのユニットは、画像形成装置400がスリープモードに移行しても、電源装置10から常に電力が供給される。なお、タイマ119も、電源装置10から常に電力が供給されるが、割込み信号を送信しないので、ここでの説明は省略する。
開閉センサ201、原稿センサ202、NIC120、操作部150、Modem121の各ユニットが、スリープモードからの復帰要因を検知した場合に、電源制御部122に割込み信号を送信する。
例えば、開閉センサ201が原稿カバーの開閉操作を検出した場合、開閉センサ201から電源制御部122に割込み信号が送信される。また、原稿センサ202が原稿搬送ユニット200の上に原稿が載置されたことを検知した場合、原稿センサ202から電源制御部122に割込み信号が送信される。また、NIC610は、外部のホストコンピュータ610からプリントジョブを受信した場合に、電源制御部122に割込み信号を送信する。また、操作部150を介してユーザから操作を受け付けた場合に、操作部150は電源制御部122に割込み信号を送信する。さらに、Modem121を介して外部のファクシミリ装置からファクスプリントジョブを受信した場合、Modem121は電源制御部122に割込み信号を送信する。
なお、本実施形態では、コストを下げるために電力制御部122への信号線の入力ピン数を減らし、これらの割込み信号は、その論理和を取って電力制御部122に入力される。そのため、開閉センサ201からの割込み信号であるのか、原稿センサ202からの割込み信号であるのかを、電源制御部122は判断することができない。
そして、電源制御部111は、割込み信号を受信すると、スイッチ部14〜17をオンに切り替え、画像形成装置400を、スリープモードからスタンバイモードに復帰させる。そして、割込み信号があった旨と、割込み信号の送信元を示す信号をCPU111に伝える。なお、原稿センサ202及び開閉センサ201からの割込み信号は、論理和を取って、電源制御部122に伝えられているので、それらの送信元は区別されず、リーダ装置200としてCPU111に伝えられる。
なお、本実施形態では、CPU111は、NIC120、Modem121、操作部150、開閉センサ201、原稿センサ202のいずれから割込み信号を受け付けた場合でも、スイッチ部14〜17の全てをオンにする例について説明した。しかしながら、本発明は、これに限られるものではなく、割込み信号の送信元を判別し、判別した送信元に応じて、使用することが予想される装置のみに電力を供給してもよい。
例えば、開閉センサ201または原稿センサ202から電源制御部122が割込み信号を受信した場合、電源制御部122は、主制御部100を起動した後、開閉センサ201または原稿センサ202から割込み信号を受信した旨を示す情報をCPU111に通知する。
CPU111は、その情報に基づいて、リーダ装置200が使用されると推測する。そして、CPU111は、スイッチ部15をオフにした状態のまま、スイッチ部16及びスイッチ部17のみをオンにすることで、プリンタ装置300を起動せずに、リーダ装置200、及び画像処理部35を起動するようにしてもよい。
次に、画像形成装置400の構成について、図2に示す断面図を用いて説明する。図2は、画像形成装置400のリーダ装置200及びプリンタ部300の断面図である。
まず、リーダ装置200について説明する。
リーダ装置200において、原稿搬送ユニット(DF)250は、自動原稿搬送ユニット上に載置された原稿を、上から順に1枚ずつ給紙し、プラテンガラス211上に搬送する。
原稿がプラテンガラス211まで搬送されると、スキャナコントローラ210は、LED212を点灯させ、原稿を露光走査する。このとき、原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。そして、この反射光はCCD218によって読み取られる。CCD218は、読み取った反射光に基づいて画像データを生成し、生成した画像データを、制御装置100に転送する。読み取られた原稿は、原稿排紙トレイ219に排紙される。ここでは、CCDを例に説明したが、これに限らず、CISセンサを用いてもよい。CISセンサを用いる場合、ミラー214〜216、レンズ217は必要ない。
次にプリンタ装置300について説明する。
プリンタ装置300において、321はレーザドライバで、レーザ発光部322を駆動するものであり、制御装置100から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部322に発光させる。このレーザ光は感光ドラム323に照射され、感光ドラム323にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム323の潜像の部分には現像器324によって現像剤が付着される。ここでは、レーザ光による露光について説明したが、LEDアレイセンサによる露光を用いてもよい。
プリンタ装置300は、給紙ユニット320として給紙カセット311、給紙カセット312、給紙カセット313、給紙カセット314を有している。ユーザは、それぞれの給紙カセットを引き出し、引き出した給紙カセットに印刷用のシートを補給し、給紙カセットを閉めることによって、印刷用のシートの補給を行う。
プリンタ装置300は、給紙カセット311、312、313、314のいずれかからシートを給紙し、給紙したシートを転写部325へ搬送路331を介して搬送する。転写部325は、感光ドラム323に付着された現像剤をシートに転写する。
現像剤が転写されたシートは搬送ベルト326によって、定着部327に搬送され、定着部327の熱と圧力により現像剤はシートに定着される。その後、定着部327を通過したシートは搬送路335、搬送路334を通り、機外に排出される。なお、印字面を反転してシートを機外に排出する場合、シートは、搬送路336を経由して、搬送路338まで搬送され、そこからシートを逆方向に搬送し、シートを搬送路337、及び搬送路334を経由させて機外に排紙する。
また、両面印刷するよう設定されている場合、シートは、定着部327を通過したあと、搬送路336からフラッパ329によって、搬送路333に導かれる。そして、シートは、逆方向に搬送され、フラッパ329によって、搬送路338、及び再給紙搬送路332へ導かれる。再給紙搬送路332へ導かれたシートは上述したタイミングで搬送路331を通り、転写部325へ給紙される。片面、両面印刷にかかわらず、搬送路334より排出されたシートは搬送路330へ搬送される。搬送路330へ搬送されたシートは、バッファユニット501に送られる。ここでは、場合に応じて搬送されてきたシートをバッファローラに巻きつけてバッファリングする。例えば、この下流で行われるステイプル処理に時間がかかる場合、シートをこのバッファユニットに巻き付けて蓄えておくことで、本体から搬送されてくるシートの搬送速度を一定に保ったまま、シート同士が衝突することなくシートにステイプル処理を実行できる。
そして、シートは、この後、上流排出ローラ対502、下流排出ローラ対503によって搬送路510を経由して、排紙トレイ507に排出される。
また、ステイプルを実行するよう設定されている場合、上流排出ローラ対502で搬送されシートの後端が上流排出ローラ対502を抜けた直後、シートはローレットベルト504によって引き戻され、スタックトレイ505に排出される。そして、所定の枚数分シートが積載されたあと、ステイプルユニット506によってステイプル処理が行われた後に、下流排出ローラ対503により排出トレイ507に排出される。また、シフトソート時にはスタックトレイに積まれたシートを左右にずらし、排出トレイ507に排出することによって、部の切れ目を明確にする。
本実施形態では、電子写真方式で印刷を行う画像形成装置400を例にあげて説明したが、本発明は、インクを吐出するインクジェット方式で印刷を行う装置に適用してもよい。また、本発明は、プリンタ装置300を備えず、プリンタ装置300以外の構成のみを備える装置であってもよい。
次に、操作部150の構成について、図3を用いて説明する。
操作部150は、図3に示すように、タッチパネル部700とハードキー群からなる。
タッチパネル部700は、タッチパネルシートが貼り付けられた液晶ディスプレイ(表示部)で構成される。タッチパネル部700には、操作画面が表示され、タッチパネルシートによってユーザから操作を受け付ける。また、タッチパネル部700には、画像形成装置400の状態の表示や、画像のプレビューに用いられる。
テンキー701は、0〜9までの数値を入力するためのものであり、コピージョブの部数の入力や、ファクシミリ送信ジョブの宛先の入力のために用いられる。
リセットキー703は、設定された部数や、その他のジョブの設定をリセットするためのキーである。
ユーザモードキー705は、画像形成装置400の動作の詳細な設定を行うためのキーである。
スタートキー707は、コピージョブやスキャン送信等の読取開始指示を受付けるためのキーである。ストップキー708は、実行中のジョブを中止させるためのキーである。
節電キー710は、画像形成装置400の電力状態を切り替えるためのスイッチである。画像形成装置400がスタンバイモードにある場合に節電キー710が押されると、画像形成装置400はスリープモードに移行する。一方、画像形成装置400がスリープモードにある場合に節電キー710が押されると、画像形成装置400はスタンバイモードに移行する。
電源LED718は、画像形成装置400がスタンバイモードにある場合に点灯し、画像形成装置400がスリープモードにある場合に消灯する。
図4は、リーダ装置200のプラテンガラス211上に載置された原稿を示す図である。
プラテンガラス211の図中左側及び上側には、それぞれ主走査方向サイズ目安板133及び副走査方向サイズ目安版132が設けられている。ユーザは、主走査方向サイズ目安版133及び副走査方向サイズ目安版132を目印にして、原稿を原稿台122上に配置する。図4の例では、B5サイズの原稿が配置されている。
図5(a)は、原稿台に載置された原稿のサイズを検知するための処理を説明するための図である。
スキャナコントローラ210からの指示によって、LED212は光を照射する。原稿406がある領域については原稿406によって光が反射されるが、原稿406の無い領域については、LED212からの光が反射されない。原稿406によって反射した光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCD218へ導かれる。CCD218は読み取った光を信号に変換し、スキャナコントローラ210に送信する。スキャナコントローラ210は、受信した信号をCPU111に転送し、CPU111は、その信号に基づいて、原稿406のある領域を判断し、原稿のサイズは検知される。
ユーザが、原稿をプラテンガラス211にセットしようとして、原稿カバーを開けると、合う板に取り付けられている開閉検知センサ401、402、403、404によって、原稿カバーの開閉操作が行われたことと、その開閉角度が検知される。この開閉検知センサ401、402、403、404は、図1の開閉検知センサ201に対応する。
図5(b)は、4つの開閉検知センサ401、402、403、404として使われているフォトインタラプタの外観を示す斜視図である。4つの開閉検知センサは同一の構造を有している。開閉検知センサを構成するフォトインタラプタは周知のものであり、フィン405がその隙間に位置するか否かによって異なる信号を出力する。
原稿カバーが閉じられた状態である場合、開閉検知センサ410は、フィン405によってフォトインタラプタ内で照射及び受光されている光が遮断されていることを検知する。この状態からユーザが原稿カバーを押し上げようとすると、開閉検知センサ401に位置していたフィン405が外れ、開閉検知センサ401はそれを検知する。検知した信号は、割込み信号としてCPU111に伝えられる。この割込み信号によって、CPU111は、原稿カバーが開かれたことが検知される。また、スキャナコントローラ210への電力供給が行われている状態であれば、検知した信号は、スキャナコントローラ210にも送信される。スキャナコントローラ210は、送信された信号をCPU111に送信する。この信号によって、CPU111は、原稿カバーの開閉角を判定する。
また、開閉検知センサ402は、原稿カバーが30°開いたことを検知するように配置されている。また、開閉検知センサ403は、原稿カバーが45°開いたことを検知するように配置されている。開閉検知センサ404は、原稿カバーが70°開いたことを検知するように配置されている。
プラテンガラス211に載置された原稿のサイズを検知するために、CPU111は、開閉検知センサ402がフィン405を検知したとき、つまり、原稿カバーが30°開いたことを検知したときに、LED212によって原稿に光を照射する。そして、その光の反射光をCCD218によって読み取り、反射光が得られた領域を基に、原稿のサイズを判別する。このように、原稿台に置かれた原稿サイズの検知は、原稿カバーの開き角度が小さいところで行われる。原稿サイズの検知を原稿カバーの開き角度が大きいところで行わない理由は、外光が入りづらい状態で原稿に光を照射し、その反射光を読み取る読取処理を行うことによって、原稿のサイズを正確に判定するためである。
以上のような画像形成装置400は、上述したスリープモードに移行することによって、画像形成装置400の消費電力を減らすことができる。そして、画像形成装置400は、スリープモードからの復帰要因を検知し、スイッチ部14〜17をオンにして、ジョブを実行可能なスタンバイモードに移行するために数秒かかる。本実施形態の画像形成装置では、5秒かかるものとする。
また、このリーダ装置200は、また、原稿サイズを、原稿カバーが閉じた状態では行えない。その理由は、原稿を抑えるための原稿カバーの基準板が、原稿ではない部分に色がつかないように白い部材でできており、原稿カバーが閉じられると、原稿と基準板の境目の区別が難しくなるからである。つまり、原稿カバーを閉める途中、原稿にて反射される反射光が返ってくる部分と、原稿の無い部分で反射光が返ってこない、もしくは反射光が少なくなる部分が生じる状況を作り出すことによって、原稿のサイズを読み取っているのである。
そのため、画像形成装置400が、スリープモードからスタンバイモードへの移行が完了する前に、原稿カバーが閉められてしまうと、上述したスキャナコントローラ210がLED212による光の照射や、その反射光の読み取りができない。そのため、画像形成装置400は原稿のサイズを検知することができない。
そこで、本実施形態にかかる画像形成装置400は、原稿カバーの開閉操作が行われ、スリープモードからスタンバイモードへの移行が完了した後、原稿カバーが閉じられているのに原稿のサイズを判別できない場合には、ユーザに原稿カバーの開閉を促す。それによって、ユーザが、原稿のサイズを、操作部150を操作して手で入力せずとも、原稿のサイズを画像形成装置400に判別させることができる。
図6は、画像形成装置400がスタンバイモードにある状態で実行される処理を示すフローチャートである。図6の処理は、CPU111が、ROM113に記憶されたプログラムをRAM112に読み出して実行することによって実現される。
S1001で、CPU111は、RAM112にタイマの値を格納する変数を記憶し、その変数をゼロに初期化する。以降、CPU111は、タイマ119を参照し、RAM112内のタイマの値をカウントアップする。
S1002で、CPU111は、外部装置からジョブを受信したか否かを判定する。例えば、ホストコンピュータ610から印刷ジョブを受信した場合や、外部のファクシミリ装置からModem121を介してファクス印刷ジョブを受信した場合に、CPU111は、S1002からS1006に処理を進める。S1006で、CPU111は、受信したジョブを実行し、CPU111は、S1008に処理を進める。ここでいうジョブは、前述したプリントジョブ、ファクスプリントジョブのいずれかである。S1008で、CPU111は、RAM112内のタイマの値を0にリセット(初期化)する。
一方、外部装置からジョブを受信していない場合、S1002からS1003に処理を進める。
S1003で、CPU111は、操作部150のキーが押されたか否かを判定する。操作部150のキーが押された場合にS1007に処理を進め、CPU111は、押されたキーに従った処理を実行する。押されたキーに従った処理の例として、テンキー701による数値の入力や、スタートキー707によるジョブの実行指示がある。S1008で、CPU111は、タイマの値を0にリセット(初期化)する。
一方、操作部150のキーが押されていない場合、S1004に処理を進め、タイマの値をカウントアップし、S1005に処理を進める。
S1005で、CPU111は、カウントされたタイマの値が所定の値に達したか否かを判定する。つまり、ここでは、外部からのジョブの受信も、操作部150の操作もない状態で所定の時間が経過したか否かが判定される。タイマの値が所定の値に達していないと判定した場合、S1002に処理を戻す。一方、タイマの値が所定の値に達したと判定した場合、S1009に処理を進める。
S1009で、CPU111は、画像形成装置400の消費電力を下げるために、画像形成装置400をスリープモードに移行する。具体的には、図1に示すスイッチ部14〜17をオフにし、リーダ装置200、プリンタ装置300、制御装置100、画像処理部35への電力供給を遮断する。
以上のように、画像形成装置400は、省電力状態に移行する。
次に、スリープモードに移行した後、復帰要因が発生した場合に電源装置10から各装置への電力の供給を開始する制御について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本実施形態では、復帰要因の種類に応じて、復帰した後に使用される可能性が高い装置に電力供給を行い、それ以外の装置に電力供給を行わない例について説明する。図7の処理は、電源制御部122の制御、及び、CPU111が、ROM113に記憶されたプログラムをRAM112に読み出して実行することによって実現される。
S1201で、CPU111は、スリープモードからの復帰要因が発生したか否かを電源制御部122から割込み信号を受信したか否かによって判定する。スリープモードからの復帰要因は、上述したように、外部からのプリントジョブ(例えば、プリントジョブやファクスプリントジョブなど)の受信や、操作部150のキーの押下、リーダ装置200の原稿カバーの開閉などがある。また、CPU111は、外部からプリントジョブを受信する場合だけでなく、外部からスキャン送信ジョブやスキャン格納ジョブの実行指示を受け付けた場合に、電源制御部122からの割込み信号によってスリープモードからの復帰要因が発生したと判定してもよい。S1201で、スリープモードからの復帰要因が発生していないと判定した場合、S1202に処理を進め、CPU111は、スリープモードを維持する。
一方、スリープモードからの復帰要因が発生したと判定した場合、CPU111は、S1203に処理を進め、復帰要因がリーダ装置200からの復帰要因であるか否かを、電源制御部122から割込み信号の送信元を示す信号を受信して判定する。復帰要因がリーダ装置200からの復帰要因であると判定した場合、S1204に処理を進め、リーダ装置200からの復帰要因ではないと判定した場合、S1206に処理を進める。S1204で、CPU111は、スイッチ部16をオンにし、リーダ装置200への電力供給を開始する。
そして、S1205で、CPU111は、原稿サイズ検知処理を実行する。原稿サイズ検知処理の詳細は、後に図8を用いて説明する。
一方、S1205からS1206に処理を進めた場合、CPU111は、外部装置からジョブを受信したか否かを判定する。外部装置からジョブを受信したと判定した場合、S1207に処理を進め、ジョブを受信していないと判定した場合、S1208に処理を進める。S1206からS1208に進む処理は、操作部150のキーの押下があった場合に行われる。
S1207で、CPU111は、外部装置から受信したジョブの印刷を実行するため、スイッチ部15をオンにし、プリンタ装置300への電力供給を開始する。
S1206からS1208に処理を進めた場合、リーダ装置200とプリンタ装置300の両方を使用するコピージョブが実行される可能性が高いため、CPU111は、スイッチ部16をオンにし、リーダ装置200への電力供給を開始する。そして、S1209で、CPU111は、スイッチ部15をオンにし、プリンタ装置300への電力供給を開始する。
そして、処理を終了する。
このように、画像形成装置400は、スリープモードにある場合でも、原稿カバーの開閉や原稿のセット、外部装置からのジョブの受信、操作部150のキーの押下のいずれかがあった場合に、スリープモードからスタンバイモードに復帰することができる。また、復帰要因に応じて、復帰した後の処理で使用される可能性が高い装置に電力供給を行い、それ以外の装置に電力供給を行わないので、全ての装置に電力供給を行う場合と比較して、消費電力を下げることができる。
次に、図7のS1205で行われる原稿サイズを検知するための処理の詳細について、図8のフローチャートを用いて説明する。図8の処理は、CPU111が、ROM113に記憶されたプログラムをRAM112に読み出して実行することによって実現される。
S1301で、CPU111は、リーダ装置200が起動したか否かを判定する。本実施形態では、リーダ装置200の起動に、5秒かかるものとする。なお、リーダ装置の起動にかかる時間は5秒に限られず、他の時間がかかるものでもよい。リーダ装置200が起動するまで、S1301の処理を繰り返し、リーダ装置200が起動したと判定した場合に、S1302に処理を進める。
S1302で、CPU111は、原稿カバーの状態を、起動したリーダ装置200のスキャナコントローラ210から取得する。
S1303で、CPU111は、原稿カバーが閉じられているか否かを開閉センサ401からの信号に基づいて判定する。開閉センサ401からの信号を受信している場合、CPU111は、原稿カバーが閉じられていると判定し、開閉センサ401からの信号を受信していない場合、CPU111は、原稿カバーが閉じられていないと判定する。原稿カバーが閉じていると判定された場合、CPU111は、S1304に処理を進め、原稿カバーが閉じていないと判定した場合、S1311に処理を進める。例えば、原稿カバーが開けられてから、ユーザが原稿をセットするために5秒以上かかった場合には、原稿カバーが開けられた状態で、リーダ装置200の起動が完了する。この場合、S1303で、原稿カバーが閉じられていないと判定される。その場合、原稿カバーが閉じられる際に、原稿カバーの開き角度が所定の角度(本実施形態では30°)になったタイミングで原稿に光を照射して原稿のサイズを検知する。具体的に、S1311で、CPU111は、開閉センサ402からの信号を受信したことに従って、原稿カバーの開き角度が30°になったと判定する。原稿カバーの開き角度が所定の角度になるまで、S1311の処理が繰り返される。原稿カバーの開き角度が所定の角度になったと判定した場合に、CPU111は、S1311からS1312に処理を進める。S1312で、CPU111は、リーダ装置200に対して、原稿に光を照射するよう指示する。リーダ装置200によって原稿に光が照射された後、その反射光がCCD218によって読み取られる。CPU11は、読み取った画像から原稿のエッジを検出し、原稿のサイズを検知する。検知された原稿のサイズはCPU111によってRAM112に記憶される。
一方、S1303からS1304に処理を進めた場合、S1304で、CPU111は、原稿搬送ユニット250に原稿が載置されているか否かを原稿センサ202からの信号によって判定する。この判定は、割込み信号によってではなく、原稿センサ202からの信号を、スキャナコントローラ210を介してCPU111が受信することによって、CPU111によって行われる。原稿搬送ユニット250に原稿が載置されていると判定した場合、S1310に処理を進める。S1310で、CPU111は、原稿搬送ユニット250が有するサイズ検知センサに基づいて原稿のサイズを検知してRAM112に記憶する。このようにして、原稿のサイズは確定される。
原稿搬送ユニット250に原稿が載置されていないと判定した場合、S1306に処理を進める。この場合、リーダ装置200からの復帰要因があったのに、原稿搬送ユニット250に原稿が載置されていないため、原稿台に原稿が載置されている可能性が高い。しかしながら、原稿カバーを閉じた状態では、原稿のサイズを検知することができない。なぜならば、原稿を抑えるための原稿カバーの基準板が、原稿ではない部分に色がつかないように白い部材でできており、原稿カバーが閉じられると、原稿と基準板の境目の区別が難しくなるからである。そこで、S1306で、CPU111は、原稿カバーの開閉を促すための通知を行う。図10は、ユーザに原稿カバーの開閉を促すために操作部150に表示される画面の例である。メッセージ730には、原稿カバーの開閉で原稿サイズを自動的に検知することが可能である旨が表示されている。
S1307で、CPU111は、開閉センサ401からの信号によって、原稿カバーが開けられたか否かを判断する。CPU111は、開閉センサ401からの信号が受信されなくなったこと、または開閉センサ402〜404のいずれかから信号を受信したことに従って、原稿カバーが開けられたと判断する。原稿カバーが開けられたと判断した場合、S1311に処理を進める。一方、原稿カバーが開けられずに、S1308で、原稿のサイズが操作部150から入力されたと判定した場合には、S1309に処理を進める。一方、原稿カバーが開けられず、操作部150から原稿サイズの入力もないと判定した場合、原稿サイズをRAM112に記憶せずに図8に示す処理を終了する。
S1307からS1311に処理を進めた後、CPU111は、上述したように、S1311〜S1313の処理を実行することによって、原稿のサイズを検知して、RAM112に記憶する。具体的に、S1311で、CPU111は、原稿カバーの開き角度が所定の角度(30°)になったか否かを判定する。原稿カバーの開き角度が所定の角度になるまで、S1311の処理が繰り返される。原稿カバーの開き角度が所定の角度になったと判定した場合に、CPU111は、S1311からS1312に処理を進める。S1312で、CPU111は、リーダ装置200に対して、原稿に光を照射するよう指示する。リーダ装置200によって原稿に光が照射された後、その反射光がCCD218によって読み取られる。S1313で、CPU11は、読み取った画像から原稿のある領域を検出し、検出した領域に基づいて原稿のサイズを検知する。検知された原稿のサイズはCPU111によってRAM112に記憶される。
以上のようにして原稿のサイズを検知するための処理が終了する。
次に、検知された原稿のサイズに従ってコピージョブを実行するための処理を、図9のフローチャートに従って説明する。図9の処理は、図6に示すS1007で行われる処理の1つである。図9の処理は、CPU111が、ROM113に記憶されたプログラムをRAM112に読み出して実行することによって実現される。
S1401で、CPU111は、スタートキー707が押されたか否かを判定する。スタートキー707が押されるまでS1401に示す処理を繰り返し、スタートキー707が押されたと判定した場合に、S1402に処理を進める。
S1402で、CPU111は、原稿サイズがRAM112に記憶されているか否かを判定する。原稿サイズが記憶されていると判定した場合、CPU111は、S1403に処理を進め、原稿サイズが記憶されていないと判定した場合、CPU111は、S1404に処理を進める。
S1404で、CPU111は、操作部150に原稿のサイズを受け付けるための画面を表示し、ユーザから原稿のサイズを受け付ける。図11に示す画面は、原稿のサイズを受け付けるための画面の表示例である。ユーザは、原稿サイズ指定ボタン742の中から1つの原稿サイズ指定ボタンを押す。原稿サイズ指定ボタンが押されると、押された原稿サイズ指定ボタンが選択された状態になる。押された原稿サイズ指定ボタンが選択された状態でOKボタン743が押されると、CPU111は、選択された状態の原稿サイズ指定ボタンで示される原稿のサイズをRAM112に記憶してS1403に処理を進める。
S1403で、CPU111は、RAM112に記憶されている原稿のサイズに基づいてコピージョブを実行する。具体的には、リーダ装置200による読み取り領域を、RAM112に記憶された原稿のサイズ分の領域に設定する。または、印刷用のシートのサイズがユーザによって指定され、印刷用のシートのサイズに合わせて変倍するよう指定された場合に、CPU111は、原稿のサイズと印刷用のシートのサイズに従って画像の変倍率を決定する。
以上に説明したように、リーダ装置200の起動後、原稿台に載置された原稿のサイズを検知できていなくても、原稿カバーを開閉すれば、原稿のサイズを自動的に検知できる旨をユーザに通知する。そして、ユーザによって原稿カバーが開閉された場合に、原稿のサイズを自動的に検知し、検知した原稿のサイズに従ってコピージョブを実行することができる。そのため、原稿のサイズをユーザが入力するための手間を省くことができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、原稿カバーが閉められた後に、原稿のサイズを検知するために原稿カバーの開閉を促す例を説明した。
第2の実施形態では、リーダ装置200からの復帰要因でリーダ装置200を起動する場合、操作部150に、原稿カバーを閉めないよう通知する制御について説明する。これは、原稿カバーが閉められる前に、リーダ装置200の起動を完了させるための時間を確保するための制御である。原稿カバーが閉められる前に、リーダ装置200の起動を完了することによって、原稿カバーが閉められる際に、リーダ装置200によって自動的に原稿のサイズを検知することができるからである。
画像形成装置400の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様であるため、詳しい説明を省略する。ここでは、第1の実施形態との差分について説明する。
第2の実施形態では、第1の実施形態の図7に示すフローチャートの代わりに図12に示すフローチャートの処理が実行される。図12の処理は、電源制御部122の制御、及び、CPU111が、ROM113に記憶されたプログラムをRAM112に読み出して実行することによって実現される。図12に示すステップのうち、図7に示すステップと同様の処理には同様の番号を付与している。
第2の実施形態では、S1204で、リーダ装置200に電力供給を開始した後、S1205で、CPU111は、リーダ装置200が起動するまで原稿カバーを閉じないようユーザに通知する。具体的には、図13に示す画面を操作部150に表示する。図13に示す画面には、メッセージ780として、リーダ装置200の起動が完了する前に原稿カバーを閉めると原稿のサイズが検知できないことをユーザに伝えるためのメッセージが表示される。また、リーダの装置200の起動に5秒かかることを通知するためのメッセージ、及び、リーダ装置200の起動が完了するまで、原稿カバーを閉めないよう促すためのメッセージが表示される。この5秒という時間について、ここでは固定の値である場合を説明した。しかしながら、本発明はこれに限らず、リーダ装置200の起動が完了するまでの時間が、画像形成装置400の状態によって動的に変わる場合には、CPU111が、リーダ装置200の起動が完了するまでの時間を予測して表示してもよい。
そして、CPU111は、S1205に処理を進める。
以上のように制御することによって、リーダ装置200からの復帰要因でリーダ装置200を起動する場合、操作部150に、原稿カバーを閉めないよう通知することができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、原稿カバーが閉められた後、ユーザがスタートキー707を押さずとも、原稿のサイズを検知するために原稿カバーの開閉を促す例を説明した。
第3の実施形態では、第1の実施形態の図9に示すフローチャートの代わりに図14に示すフローチャートの処理が実行される。第3の実施形態では、その後、ユーザが原稿カバーの開閉を行うことなく、スタートキー707を押した場合に、原稿のサイズを検知するために原稿カバーの開閉もしくは原稿サイズの入力を促すためのメッセージ付きの原稿サイズ指定画面を表示する例を説明する。
画像形成装置400の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様であるため、詳しい説明を省略する。ここでは、第1の実施形態との差分について説明する。
第3の実施形態では、第1の実施形態の図9に示すフローチャートの代わりに図14に示すフローチャートの処理が実行される。
図14の処理は、図6に示すS1007で行われる処理の1つである。
特に、リーダ装置200の起動の完了後、原稿カバーの開閉もされず、操作部150から原稿のサイズの入力もされずに、スタートキー707が押された場合に有効である。
図14の処理は、CPU111が、ROM113に記憶されたプログラムをRAM112に読み出して実行することによって実現される。図14に示すステップのうち、図9に示すステップと同様の処理には同様の番号を付与している。
S1402で、原稿のサイズがRAM112に記憶されていない場合に、S3001に処理を進める。
S3001で、CPU111は、図15に示す画面を操作部150に表示する。図15に示す画面は、原稿のサイズを受け付けるための画面である。原稿のサイズを受け付けるための画面の表示例である。また、この画面には、原稿カバーを開閉することによって原稿のサイズを自動的に検知することができる旨のメッセージ741が表示される。
そして、S3002で、CPU111は、原稿カバーが開けられたか否かを開閉センサ401からの信号に基づいて判定する。原稿カバーが開けられたと判断した場合、S1311に処理を進める。一方、原稿カバーが開けられずに、図15に示す画面で、原稿のサイズが操作部150から入力された場合には、S3002からS1404に処理を進める。CPU111は、操作部150に原稿のサイズを受け付けるための画面を表示し、ユーザから原稿のサイズを受け付ける。ユーザは、原稿サイズ指定ボタン742の中から1つの原稿サイズ指定ボタンを押す。原稿サイズ指定ボタンが押されると、押された原稿サイズ指定ボタンが選択された状態になる。押された原稿サイズ指定ボタンが選択された状態でOKボタン743が押されると、CPU111は、選択された状態の原稿サイズ指定ボタンで示される原稿のサイズをRAM112に記憶してS1403に処理を進める。
S3002からS3003に処理を進めた後、CPU111は、上述したように、S3003〜S3005の処理を実行することによって、原稿のサイズを検知して、RAM112に記憶する。具体的に、S1311で、CPU111は、原稿カバーの開き角度が所定の角度(30°)になったか否かを判定する。原稿カバーの開き角度が所定の角度になるまで、S3003の処理が繰り返される。原稿カバーの開き角度が所定の角度になったと判定した場合に、CPU111は、S3003からS3004に処理を進める。S3004で、CPU111は、リーダ装置200に対して、原稿に光を照射するよう指示する。リーダ装置200によって原稿に光が照射された後、その反射光がCCD218によって読み取られる。S3005で、CPU11は、読み取った画像から原稿のエッジを検出し、原稿のサイズを検知する。検知された原稿のサイズはCPU111によってRAM112に記憶される。
第3の実施形態によれば、原稿のサイズがRAM112に記憶される前に、スタートキー707の押下によってコピージョブの実行が指示された場合に、ユーザに、原稿カバーの開閉によって原稿のサイズが自動的に検知できることを通知することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明を具体的な実施例に則して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
上述した実施形態では、原稿に照射した光の反射光をCCD218で読み取って、原稿のサイズを検知する例を説明したが、本発明はこれに限られない。リーダ部200が、原稿台に置かれた原稿のサイズを、サイズ検知センサによって検知するようにしてもよい。
上述した実施形態では、図10のメッセージ730、図13のメッセージ780、図15のメッセージ741を操作部150への画面の表示によって行っていた。本発明はこれに限られず、ホストコンピュータ610が備える表示部に表示するためのコマンドをホストコンピュータ610に送信し、ホストコンピュータ610の表示部に表示させてもよい。また、予め各メッセージの内容を音声データとしてHDD160に記憶しておき、CPU111は、各メッセージを表示する際に、そのメッセージに対応する音声を不図示のスピーカによって出力してもよい。
本実施形態におけるフローチャートに示す機能は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をコンピュータパソコン等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
111 CPU
112 RAM
122 電源制御部

Claims (19)

  1. 第1の電力状態と、当該第1の電力状態より消費電力が小さい第2の電力状態を有する画像読取装置であって、
    原稿台に原稿を載置するために開閉される原稿カバーと、
    前記原稿カバーの開閉操作に従って前記原稿台に載置された原稿のサイズを判別する判別手段と、
    前記画像読取装置を前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行させる電力制御手段と、
    前記電力制御手段によって前記画像読取装置が前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行された後、前記原稿台に載置された原稿のサイズが前記判別手段によって判別されていない場合に、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促す通知手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記判別手段は、前記通知手段によって前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促された後、前記原稿カバーの開閉操作に従って、前記原稿台に載置された原稿のサイズを判別することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記電力制御手段によって前記画像読取装置が前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行された後、前記原稿カバーが開いていれば、前記判別手段は、前記原稿カバーが閉じられる際に前記原稿台に載置された原稿のサイズを判別することを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記電力制御手段によって前記画像読取装置が前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行された後、前記原稿カバーが開いていれば、前記通知手段は、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促さないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記原稿のサイズをユーザから受け付ける受付手段と、
    原稿の読み取りを開始するための読取開始指示を受信する指示受信手段とをさらに有し、
    前記通知手段は、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促した後に前記指示受信手段によって前記読取開始指示を受信し、
    前記原稿台に載置された原稿のサイズが前記判別手段によって判別されておらず、前記受付手段によって前記原稿のサイズを受け付けていない場合に、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記電力制御手段は、前記原稿カバーの開閉操作に従って、前記画像読取装置を前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記原稿カバーの開き角度が所定の角度になったか否かを検出する検出手段をさらに有し、
    前記電力制御手段は、前記検出手段によって前記原稿カバーの開き角度が所定の角度になったことが検出された場合に、前記画像読取装置を前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行させることを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 前記画像読取装置を操作するための操作手段をさらに有し、
    前記電力制御手段は、前記操作手段の操作を受け付けたことに従って、前記画像読取装置を前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  9. 外部装置からジョブを受信するジョブ受信手段をさらに有し、
    前記電力制御手段は、前記ジョブ受信手段によって前記ジョブを受信したことに従って、前記画像読取装置を前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  10. 前記通知手段は、前記電力制御手段によって前記画像読取装置が前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行された後、前記原稿台に載置された原稿のサイズが前記判別手段によって判別されている場合、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促さないことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  11. 前記通知手段は、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促すメッセージを表示部に表示させることによって、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促すことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  12. 前記通知手段は、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促すよう音声によって通知することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  13. 前記判別手段は、前記原稿カバーの開閉操作に従って行われる前記原稿の読取処理に従って、前記原稿台に載置された原稿のサイズを判別することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  14. 前記判別手段は、前記原稿カバーの開閉操作に従って行われるサイズ検知センサによる前記原稿のサイズの検知に従って、前記原稿台に載置された原稿のサイズを判別することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  15. 第1の電力状態と、当該第1の電力状態より消費電力が小さい第2の電力状態を有する画像読取装置であって、
    原稿台に原稿を載置するために開閉される原稿カバーと、
    前記原稿カバーの開閉操作に従って前記原稿台に載置された原稿のサイズを判別する判別手段と、
    前記画像読取装置を前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行させる電力制御手段と、
    前記電力制御手段によって前記画像読取装置が前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行される場合に、前記原稿カバーを閉じないよう促す通知手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  16. 前記通知手段は、さらに、前記画像読取装置が前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行するまでにかかる時間を通知することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  17. 第1の電力状態と、当該第1の電力状態より消費電力が小さい第2の電力状態を有し、原稿台に原稿を載置するために開閉される原稿カバーを有する画像読取装置の制御方法であって、
    前記原稿カバーの開閉操作に従って前記原稿台に載置された原稿のサイズを判別する判別工程と、
    前記画像読取装置を前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行させる電力制御工程と、
    前記電力制御工程で前記画像読取装置が前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行された後、前記原稿台に載置された原稿のサイズが前記判別工程で判別されていない場合に、前記原稿カバーの開閉操作を行うよう促す通知工程とを有することを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  18. 第1の電力状態と、当該第1の電力状態より消費電力が小さい第2の電力状態を有し、原稿台に原稿を載置するために開閉される原稿カバーとを有する画像読取装置の制御方法であって、
    前記原稿カバーの開閉操作に従って前記原稿台に載置された原稿のサイズを判別する判別工程と、
    前記画像読取装置を前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行させる電力制御工程と、
    前記電力制御工程で前記画像読取装置が前記第2の電力状態から前記第1の電力状態に移行される場合に、前記原稿カバーを閉じないよう促す通知工程とを有することを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  19. 請求項17または18に記載の画像読取装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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