JP5974702B2 - 画像読取装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、ランプを搭載しかつ副走査方向に移動可能に支持された走査体を用いて原稿の画像を読み取る画像読取手段と、原稿の画像を読取可能なスタンバイ状態になってからの経過時間が所定時間に達したときに、自装置の状態を前記スタンバイ状態から省電力状態に移行する省電力制御手段と、前記省電力状態から前記スタンバイ状態に復帰するときに、前記画像読取手段で白基準板を読み取って所定の復帰処理を行う復帰処理手段と、前記省電力状態に移行するのに先立って前記走査体を前記白基準板の下に移動させる移動制御手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置が開示されている。
特開2004−109639号公報
本発明の目的は、原稿押さえ開閉検知による省電力状態からの復帰以外の場合には復帰時間が維持されると共に、原稿押さえ開閉検知による省電力状態からの復帰の場合には原稿の大きさが検知されるようにして利用者に煩わしい作業を発生させることなく省電力状態から復帰できる画像読取装置、画像形成装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、原稿押さえと、原稿押さえの開閉を検知する開閉検知部と、光源を搭載した走査体を移動させて光走査を行い、光電変換素子により対象物からの反射光を受光し画素濃度を表す信号を出力して、対象物の画像を読み取る画像読取部と、画像を補正する基準となる白基準板と、省電力状態と待機状態とを切り替える電源管理部と、原稿押さえの開閉検知により待機状態に復帰する場合には、原稿の画像を読み取って原稿の大きさを検知し、当該検知後に白基準板の画像を読み取って前記画像読取部により読み取られた原稿の画像を補正する補正値を取得し、原稿押さえの開閉検知以外の要因により待機状態に復帰する場合には、白基準板の画像を読み取って前記補正値を取得するように各部を制御する制御部と、を備える画像読取装置である。
請求項2に記載の発明は、前記補正値としてシェーディング補正値を取得するように各部を制御する請求項1に記載の画像読取装置である。
請求項3に記載の発明は、前記制御部が、原稿押さえの開閉検知により待機状態に復帰する場合に、予め設定されたゲイン調整値に基づいて原稿の大きさを検知する請求項1または請求項2に記載の画像読取装置である。
請求項4に記載の発明は、前記制御部が、読み取った原稿の画像を平滑化処理した後に、原稿の大きさを検知する請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像読取装置である。
請求項5に記載の発明は、前記制御部が、走査体の移動方向と交差する第1方向に原稿の画像を読み取り、第1方向における濃度変化を求め、濃度変化量が予め設定された閾値以上となる位置を原稿端部の位置として検出し、原稿端部の位置に基づいて原稿の大きさを検知する請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像読取装置である。
請求項6に記載の発明は、第1方向に白基準板の画像を読み取った場合の濃度変化に基づいて、走査幅の中心の閾値が走査幅の端部の閾値より大きくなるように複数の閾値を設定する請求項5に記載の画像読取装置である。
請求項7に記載の発明は、前記制御部が、前記走査体を基準板下に移動し、移動後に省電力状態に移行するように各部を制御する請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の画像読取装置である。
請求項8に記載の発明は、前記制御部が、原稿押さえが開状態で省電力状態に移行する場合には、前記走査体を原稿読取位置に移動してから省電力状態に移行するように各部を制御すると共に、原稿押さえが閉状態で省電力状態に移行する場合には、前記走査体を基準板下に移動してから省電力状態に移行するように各部を制御する請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の画像読取装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の画像読取装置と、前記画像読取装置により画像を読み取って得られた画像形成を行う画像形成部と、を備えた画像形成装置である。
請求項10に記載の発明は、コンピュータを、省電力状態から待機状態に復帰する復帰指示を受け付ける受付手段、原稿押さえの開閉検知により待機状態に復帰する復帰指示の場合には、原稿の画像を読み取って原稿の大きさを検知する原稿検知手段、原稿押さえの開閉検知により待機状態に復帰する復帰指示の場合は原稿の大きさを検知した後に、原稿押さえの開閉検知以外の要因により待機状態に復帰する復帰指示の場合は当該指示後に、白基準板の画像を読み取って画像読取部により読み取られた原稿の画像を補正する補正値を取得する取得手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1、2、9、10に記載の発明によれば、原稿押さえ開閉検知による省電力状態からの復帰以外の場合には復帰時間が維持されると共に、原稿押さえ開閉検知による省電力状態からの復帰の場合には原稿の大きさが検知されるようにして利用者に煩わしい作業を発生させることなく省電力状態から復帰できる。
請求項3に記載の発明によれば、新たにゲイン調整値を取得することなく、予め設定されたゲイン調整値に基づいて原稿の大きさが検知される。
請求項4に記載の発明によれば、平滑化処理した画像に基づいて原稿の大きさが検知される。
請求項5に記載の発明によれば、原稿から読み取った画像に基づいて原稿の大きさが検知される。
請求項6に記載の発明によれば、本構成を備えない場合と比較して、光量分布のばらつきに拘わらず、原稿から読み取った画像に基づいて原稿の大きさが正確に検知される。
請求項7に記載の発明によれば、待機状態に復帰する要因に拘わらず、全体として復帰時間が短縮される。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成の一例を示す概略図である。 図2に示す画像読取装置の原稿押さえが開いた状態を示す概略図である。 図2に示す画像読取装置の原稿台を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成の一例を示すブロック図である。 図5に示す画像読取制御部の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態で実行される「省電力状態移行処理」の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態で実行される「待機状態復帰処理」の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態で実行される「原稿サイズ検知処理」の手順を示すフローチャートである。 白基準画像情報を示すグラフである。 (A)は光軸中心での濃度変化に対して設定される閾値を示すグラフである。(B)は端部での濃度変化に対して設定される閾値を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態で実行される「省電力状態移行処理」の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態で実行される「待機状態復帰処理」の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態で実行される「省電力状態移行処理」の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態で実行される「待機状態復帰処理」の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
(画像形成装置)
まず、画像形成装置の構成について説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す概略図である。図1に示すように、画像形成装置10は、画像読取装置100と画像読取装置100が読み取った画像情報に基づいて画像形成を行う画像形成部12とを有している。画像形成部12は、シートが積載された状態で収納されるシート収納容器16を有しており、シート収納容器16からシート搬送路20に供給されたシートに画像を形成する。本実施の形態では、画像形成部12は電子写真方式により画像を形成する。
画像形成部12は、画像形成部本体14を有している。画像形成部本体14内には、例えば感光体ドラム等の像保持体22、像保持体22を帯電する帯電器24、帯電器24により帯電された像保持体22に潜像を形成する露光装置26、露光装置26により形成された像保持体22上の潜像をトナーで可視化する現像装置28、中間転写体として用いられる中間転写ベルト30、像保持体22上に形成されたトナー像を中間転写ベルト30に転写する一次転写装置32、及び像保持体22に残ったトナーをクリーニングする感光体クリーナ34が配置されている。
また、画像形成部本体14内には、中間転写ベルト30に転写されたトナー像をシートに転写する二次転写装置38、シートに転写されたトナー像を定着する定着装置40、及び中間転写ベルト30をクリーニングする中間転写ベルトクリーナ44が配置されている。画像形成部本体14の正面側には、ユーザインターフェイスとして用いられる操作表示部302が配置されている。画像形成部本体14の側面側には、画像形成がなされたシートが排出される排出部42が配置されている。
露光装置26は、例えばレーザ走査方式の露光装置であり、画像読取装置100が有する後述する光電変換素子138(図2参照)で読み取った原稿の画像情報をレーザのオンオフ信号に変えて出力する。現像装置28は、例えばロータリ式の現像装置であり、回転体の周囲に配置されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の現像器36a,36b,36c,36dを有している。現像装置28の回転体は、各色の現像器が像保持体22に順次対峙するように回転する。
一次転写装置32は、例えばコロトロンから構成されている。一次転写装置32により4色のトナー像が中間転写ベルト30に転写される。中間転写ベルト30に転写されたトナー像は、二次転写装置38によりシートに転写される。トナー像が転写されたシートは、定着装置40に供給される。定着装置40によりトナー像がシートに定着される。トナー像が定着されたシートは、排出部42に排出される。中間転写ベルト30に残ったトナーは、中間転写ベルトクリーナ44により掻き落される。
操作表示部302は、スタートボタンやテンキー等の各種ボタン、設定画面等の各種画面を表示するためのタッチパネルなどを含んで構成されている。操作表示部302は、上記構成により、利用者の操作を受け付けると共に、利用者に各種情報を表示する。例えば、画像形成時には、単色画像の形成又は多色画像の形成の選択、画像の倍率、画質等の設定が行われる。また、画像読取時には、白黒読み取り又はカラー読み取りの選択、原稿読取領域、原稿を読み取る走査速度(倍率)、原稿搬送方法、原稿サイズ等の設定が行われる。
シート搬送路20には、位置合わせロール46が配置されている。位置合わせロール46は、供給されたシートを一時停止させ、中間転写ベルト30にトナー像が形成されるタイミングと同期してシートを二次転写装置38にシートを供給するように制御される。
画像読取装置100は、原稿Dが置かれる原稿台104と、原稿台104に対して開閉可能に設けられた原稿押さえ110とを有している。原稿台104は、例えばガラス等の光を透過する材料で構成された透過部材106有している。
原稿台104は、筐体として形成されている。原稿台104内には、透過部材106に置かれた原稿に光を照射し、原稿からの反射光に基づいて原稿の画像を読み取る読取部130が配置されている。また、原稿押さえ110内には、原稿Dを自動で搬送する原稿搬送装置160が搭載されている。画像読取装置100は、原稿搬送装置160により搬送中の原稿Dの画像を流し読みする機能と、透過部材106上に置かれた原稿Dの画像を読み取る機能とを備えている。
また、本実施の形態では、画像形成装置10は、画像形成装置の消費電力を節約する省電力機能を備えている。具体的には、画像形成装置10は、読取部130を含む各部への電源供給状態を管理する電源管理部300を有している(図6参照)。電源管理部300は、後述する通り、装置の一部に電源が供給される「省電力状態」と装置全体に電源が供給される「待機状態」とを切り替える。
(画像読取装置)
次に、画像読取装置の構成について説明する。
図2は本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成の一例を示す概略図である。図3は、図2に示す画像読取装置の原稿押さえが開いた状態を示す概略図である。図2及び図3に示すように、画像読取装置100は、軸116を備えたヒンジ部114を有している。ヒンジ部114によって原稿台104と原稿押さえ110とが連結されている。原稿押さえ110は、軸116を中心に回転して、原稿台104に対して開閉する。原稿押さえ110が閉じられた状態では、図2に示すように透過部材106が覆われた状態となる。
また、画像読取装置100には、原稿押さえ110の開閉状態を検知する開閉検知部304と、原稿押さえ110の開閉角度を検知する角度検知部305とが取り付けられている。開閉検知部304及び角度検知部305によれば、原稿押さえ部材が大きく開いている状態(開状態)、原稿押さえが閉じかけている状態(閉じかけ状態)、原稿押さえが完全に閉じている状態(閉状態)の少なくとも3つの状態が検知される。
原稿搬送装置160は、読取前の原稿が置かれる原稿台162と、原稿を搬送する。原稿搬送路164と、画像を読み取った後の原稿が排出される排出台166とを有する。原稿搬送路164は、主搬送部168と反転部170とを有する。主搬送部168はU字状に形成されている。搬送装置を構成する取り込みロール172、送り出しロール174、位置合わせ前ロール176、位置合わせロール178、送り出しロール180、及び排出ロール182が、主搬送部168に沿って原稿搬送方向上流側から順に配置されている。
取り込みロール172は、原稿送り時に下降し、原稿台162に置かれた原稿を取り込む。送り出しロール174は、取り込みロール172から供給された原稿をさばき、最上部にある原稿を位置合わせ前ロール176に供給する。位置合わせ前ロール176は、送り出しロール174から供給された原稿を一時停止させてループを形成し、斜行補正をするようになっている。位置合わせロール178は、位置合わせ前ロール176から送られた原稿を一時停止させ、読み取りタイミングを調整する。原稿を排出する場合は、排出ロール182を正転させ、送り出しロール180及び排出ロール182を介して排出台166へ原稿を排出する。
反転部170は、一端が送り出しロール180と排出ロール182との間で主搬送部168に接続され、他端が位置合わせ前ロール176の上流側で主搬送部168に接続されている。反転部170の一端側には反転ゲート184が設けられている。原稿を反転させる場合は、原稿の後端が排出ロール182まで到達した段階で排出ロール182を逆転させ、反転ゲート184が下方に位置することで原稿を反転部170に導くようにする。反転ゲート184は、原稿の押圧力で開き、反転ゲート184の自重で閉じるようにしてもよい。また、反転ゲート184を開閉する駆動部を設けてもよい。
また、主搬送部168に沿って、搬送中の原稿を流し読みする際に原稿を読み取る位置である搬送原稿読取位置186が設けられている。搬送原稿読取位置186は、位置合わせロール178と送り出しロール180との間に設けられ、原稿搬送装置160により供給された原稿の画像を読み取るように構成されている。
読取部130は、第1の走査体としてのフルレートキャリッジ132、第2の走査体としてのハーフレートキャリッジ134、レンズ136及び光電変換素子138を有する。フルレートキャリッジ132は、光源140と、第1ミラー142とを有している。フルレートキャリッジ132は、図2に矢印で示すように、原稿の走査方向(副走査方向)を移動方向として、原稿台104内を副走査方向に、フルストロークの移動をするように構成されている。
光源140は、原稿の搬送方向と交差する第1方向(主走査方向)に延びるランプ等である。光源140の主走査方向の走査幅は予め設定されている。ハーフレートキャリッジ134は、第2ミラー144及び第3ミラー146を有している。ハーフレートキャリッジ134は、原稿台104内を副走査方向に半ストロークの移動をするように構成されている。
上記の通り、ハーフレートキャリッジ134は、フルレートキャリッジ132に追随して移動する。以下では、フルレートキャリッジ132及びハーフレートキャリッジ134を「キャリッジ132、134」と称する。読取部130は、キャリッジの位置を検出するキャリッジ検知部306を備えている(図6参照)。なお、ここでキャリッジの位置とは、光源140を搭載したフルレートキャリッジ132の位置である。
光源140は、フルレートキャリッジ132及びハーフレートキャリッジ134の移動範囲の上方に設けられた透過部材106上に置かれた原稿、又は搬送原稿読取位置186を通る原稿などに対して光を照射する。レンズ136は、原稿で反射された反射光を、第1ミラー142、第2ミラー144及び第3ミラー146を介して受光して、光電変換素子138に結像させる。
光電変換素子138は、レンズ136による反射光の結像位置で反射光を受光し、受光光量に対応するアナログの電気信号を、後述する処理回路に出力する。光電変換素子138は、例えば、RGB各色のフィルタ(原色フィルタ)が設けられたフォトダイオードによって画素単位のRGB各色の受光光量に対応するアナログの電気信号を出力する3ラインカラーCCD等としてもよい。
搬送原稿読取位置186と透過部材106との間には、光源140が照射した光を反射する第1の白基準板150が設けられている。第1の白基準板150は、光を反射する反射面が基準となる白色にされており、例えば画像形成装置10の電源投入時に、光源140が第1の白基準板に対して照射した光の反射光(初期の基準光量光)を、第1ミラー142、第2ミラー144、第3ミラー146及びレンズ136を介して光電変換素子138が受光されるように構成されている。
図4は図2に示す画像読取装置の原稿台を示す平面図である。図4には原稿押さえ110を開いた状態の原稿台104が示されている。図4に示すように、搬送原稿読取位置186の両端には、光源140が照射した光を反射する第2の白基準板152が、それぞれ設けられている。第2の白基準板152は、光を反射する反射面が基準となる白色にされており、例えば画像読取装置100が原稿の画像を流し読みすると共に、光源140が第2の白基準板152に対して照射した光の反射光(読取時の基準光量光)を、第1ミラー142、第2ミラー144、第3ミラー146及びレンズ136を介して光電変換素子138が受光されるように構成されている。
原稿台104の上向きの面には、上記の開閉検知部304が配置されている。開閉検知部304は、透過部材106の外側に配置されている。また、原稿台104の上向きの面には、利用者が原稿を透過部材106上に置く場合に、原稿の位置合わせに用いられるガイドが設けられている。例えば、A4、B4、A3等の原稿の大きさ、種類に応じて、原稿の位置合わせに用いられるガイドが、例えば印刷する等の方法で示されている。尚、図4中における二点鎖線は、A4の原稿、B5の原稿、及びA3の原稿が、透過部材106に置かれた場合の原稿の位置を示している。
以上のように構成された画像読取装置100では、透過部材106上に置かれた原稿の画像を読み取る場合には、原稿に向けて光源140が光を照射しつつ、フルレートキャリッジ132及びハーフレートキャリッジ134の各々が副走査方向に移動することにより、原稿全面に対応する反射光を光電変換素子138が順次受光する。また、画像読取装置100が原稿の画像を流し読みする場合には、搬送原稿読取位置186において、搬送される原稿による反射光を光電変換素子138が原稿ごとに受光する。
また、上記のキャリッジ検知部306(図6参照)は、キャリッジが第1の白基準板150の下から原稿読取位置Pに移動する際に、読取開始位置Pを通過したことを検知する。例えば、読取部130の読取りライン位置が、読取開始位置Pを通過して透過部材106が配置された読取領域に進出した時点で、キャリッジ検知部306の検知信号がオフ状態からオン状態に切り替わる。逆に、読取部130の読取りライン位置が、読取開始位置Pを通過して第1の白基準板150の下に進出した時点で、キャリッジ検知部306の検知信号がオン状態からオフ状態に切り替わる。以上の通り、キャリッジ検知部306の検知信号により、キャリッジの位置が認識される。
(画像形成装置の制御系)
次に、画像形成装置の制御系の構成について説明する。
図5は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置10は、制御部200、上記の操作表示部302、上記の読取部130の動作を制御する画像読取制御部202、上記の画像形成部12の動作を制御する画像形成制御部204、有線又は無線の通信回線を介して外部装置と通信を行うためのインターフェースである通信部206、及びハードディスク等の記憶装置である記憶部208を備えている。記憶部208には、各種データ、制御プログラム等が記憶される。
制御部200は、装置全体の制御及び各種演算を行うコンピュータとして構成されている。即ち、制御部200は、CPU(中央処理装置; Central Processing Unit)200A、各種プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)200B、プログラムの実行時にワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)200C、各種情報を記憶する不揮発性メモリ200D、及び入出力インターフェース(I/O)200Eを備えている。CPU200A、ROM200B、RAM200C、不揮発性メモリ200D、及びI/O200Eの各々は、バス200Fを介して接続されている。
操作表示部302、画像読取制御部202、画像形成制御部204、通信部206、及び記憶部208の各部は、制御部200のI/O200Eに接続されている。制御部200は、操作表示部302、画像読取制御部202、画像形成制御部204、通信部206、及び記憶部208の各部を制御する。
なお、制御部200には、各種ドライブが接続されていてもよい。各種ドライブは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、USBメモリなどのコンピュータ読み取り可能な可搬性の記録媒体からデータを読み込んだり、記録媒体に対してデータを書き込んだりする装置である。各種ドライブを備える場合には、可搬性の記録媒体に制御プログラムを記録しておいて、これを対応するドライブで読み込んで実行してもよい。
(画像読取制御部)
ここで、画像読取制御部202の詳細な構成について説明する。
図6は図5に示す画像読取制御部の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、画像読取制御部202は、制御部210、アナログ処理回路220、A/D変換回路230、画像処理回路240、上記の光電変換素子138を駆動する駆動回路250、キャリッジ132、134を駆動する駆動回路260、及び光源140を駆動する駆動回路270を備えている。
制御部210は、CPU(中央処理装置; Central Processing Unit)210A、各種プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)210B、プログラムの実行時にワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)210C、各種情報を記憶する不揮発性メモリ210D、及び入出力インターフェース(I/O)210Eを備えている。CPU210A、ROM210B、RAM210C、不揮発性メモリ210D、及びI/O210Eの各々は、バス210Fを介して接続されている。
本実施の形態では、後述する「省電力状態移行処理」及び「待機状態復帰処理」を含む制御プログラムが、制御部210のROM210Bに記憶されている。これらの制御プログラムは、制御部210のCPU210Aにより読み出されて実行される。
アナログ処理回路220は、光電変換素子138から供給された画像情報を表すアナログ信号に対し、各種の処理を行う回路である。本実施の形態では、アナログ処理回路220は、自動利得制御(オートゲインコントロール:AGC)回路222及び自動オフセット制御(オートオフセットコントロール:AOC)回路224を含んで構成されている。
AGC回路222は、白基準板の画像を読み取ったときの光電変換素子138の出力に基づいて、光電変換素子138の出力レベルを調整するためのゲイン調整値を取得し、取得されたゲイン調整値をAGC回路222のレジスタ等に設定する。そして、原稿の画像を読み取ったときの画像情報を表すアナログ信号に対して、設定されたゲイン調整値に基づいてオートゲインコントロールを行う。本実施の形態では、設定されたゲイン調整値を、制御部210の不揮発性メモリ210Dに記憶しておいて、次回以降のオートゲインコントロール時に、設定値として使用する。
また、AOC回路224は、白基準板の画像を読み取ったときの光電変換素子138の出力に基づいて、光電変換素子138の暗出力のばらつきを調整するためのオフセット調整値を取得して、取得されたオフセット調整値をAOC回路224のレジスタ等に設定する。そして、原稿の画像を読み取ったときの画像情報を表すアナログ信号に対して、設定されたオフセット調整値に基づいてオートオフセットコントロールを行う。本実施の形態では、設定されたオフセット調整値を、制御部210の不揮発性メモリ210Dに記憶しておいて、次回以降のオートオフセットコントロール時に、設定値として使用する。
A/D変換回路230は、アナログ処理回路220から供給された処理後のアナログ信号をディジタル信号に変換して、ディジタルの画像情報を画像処理回路240に供給する回路である。
画像処理回路240は、A/D変換回路230から供給された画像情報に対し、各種の画像処理を行う回路である。本実施の形態では、画像処理回路240は、シェーディング補正回路242を含んで構成されている。
シェーディング補正回路242は、白基準板の画像を読み取って取得された「白基準画像情報」に基づいて、光電変換素子138の画素感度のばらつきや光量分布のばらつきを補正するための1ライン分のシェーディング補正値を演算し、演算したシェーディング補正値を制御部210の不揮発性メモリ210Dに記憶しておく。そして、原稿の画像を読み取ったときのディジタルの画像情報に対して、記憶されたシェーディング補正値に基づいてシェーディング補正を行う。
ここで「白基準画像情報」とは、白基準板の画像を読み取ったときの画像情報を表すアナログ信号に対して、オートゲインコントロール及びオートオフセットコントロールの信号処理を行い、処理後のアナログ信号をディジタル信号に変換して得られたディジタルの画像情報である。
アナログ処理回路220、A/D変換回路230、画像処理回路240、駆動回路250、駆動回路260、及び駆動回路270の各部は、制御部210のI/O210Eに接続されている。制御部210は、アナログ処理回路220、A/D変換回路230、画像処理回路240、駆動回路250、駆動回路260、及び駆動回路270の各部を制御する。また、上記の電源回路部300、操作表示部302、開閉検知部304、角度検知部305、及びキャリッジ検知部306の各部も、制御部210のI/O210Eに接続されている。制御部210は、電源回路部300、操作表示部302、開閉検知部304、角度検知部305、及びキャリッジ検知部306の各部と、I/O210Eを介して情報の授受を行う。
(省電力機能)
ここで、本実施の形態の画像形成装置の省電力機能について説明する。
省電力機能を備えた画像形成装置10の読取部130では、装置の電源投入後の立ち上げ動作が終わると、原稿の画像を読取可能な待機状態となる。待機状態にあるときに、予め設定された時間にわたって装置が使用されない状態が継続すると、省電力状態への移行が指示されて省電力状態に移行する。待機状態では読取部130を含む画像形成装置10の全体に電源が供給されるが、省電力状態では画像形成装置10の一部にしか電源が供給されない。例えば、操作表示部302にのみ電源が供給される。画像形成装置10の予め定めた箇所への電力供給を停止することにより、電力の消費が抑えられる。
省電力状態に移行した後に、原稿押さえ110が開閉操作されると、開閉検知部304で原稿押さえ110の開閉が検知されて、待機状態への復帰が指示される。また、省電力状態に移行した後に、原稿搬送装置160の原稿台162に原稿が置かれると、原稿検知部(図示せず)で原稿が検知されて、待機状態への復帰が指示される。また、省電力状態に移行した後に、省電力解除ボタン(図示せず)が押下されると、待機状態への復帰が指示される。なお、待機状態への復帰要因は例示であり、他の要因により待機状態への復帰が指示されてもよい。例えば、外部からの信号を受信した場合に、待機状態への復帰を指示してもよい。
読取部130の動作を制御する画像読取制御部202は、画像形成装置10の制御部200から省電力状態への移行が指示されると、予め定めた移行処理を実行して、省電力状態に移行する。また、画像読取制御部202は、画像形成装置10の制御部200から待機状態への復帰が指示されると、予め定めた復帰処理を実行して、待機状態に復帰する。以下、「省電力状態移行処理」及び「待機状態復帰処理」について詳しく説明する。
(省電力状態への移行)
次に、省電力状態への移行動作について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態で実行される「省電力状態移行処理」の手順を示すフローチャートである。省電力状態移行処理は、制御部210のCPU210Aにより実行される。省電力状態移行処理は、待機状態となった後に開始される。
まず、ステップ100で、画像形成装置10の制御部200から省電力状態への移行が指示されたか否かを判定する。省電力状態への移行が指示された場合には、ステップ102に進む。省電力状態への移行が指示されるまで、ステップ100の判定を繰り返す。次に、ステッ102で、駆動回路260を制御してキャリッジを原稿読取位置Pに移動させる。次に、ステップ104で、画像形成装置10の制御部200に移行準備完了を通知して、ルーチンを終了する。
(待機状態への復帰)
次に、待機状態への復帰動作について説明する。
図8は本発明の第1の実施の形態で実行される「待機状態復帰処理」の手順を示すフローチャートである。待機状態復帰処理は、制御部210のCPU210Aにより実行される。待機状態復帰処理は、省電力状態となった後に開始される。
まず、ステップ200で、画像形成装置10の制御部200から待機状態への復帰が指示されたか否かを判定する。待機状態への復帰が指示された場合には、ステップ202に進む。待機状態への復帰が指示されるまで、ステップ200の判定を繰り返す。次に、ステッ202で、原稿押さえの開閉を検知する開閉検知部304から検知信号を取得したか否かを判定する。
開閉検知部304から検知信号を取得した場合には、ステップ204に進む。開閉検知部304から検知信号を取得していない場合には、ステップ210に進む。即ち、開閉検知部304から検知信号を取得していない場合には、原稿押さえの開閉検知以外の要因による復帰であるため、原稿サイズ検知は不要である。従って、ステップ204からステップ208までの手順は実施せずに、ステップ210に進むのである。
ステップ204で、前回のゲイン調整値をAGC回路222に設定し、次のステップ206で、前回のオフセット調整値をAOC回路224に設定する。次に、ステップ208で、原稿の大きさを検知する「原稿サイズ検知処理」を実行する。なお、原稿サイズ検知処理については後述する。原稿サイズ検知処理が終了すると、次のステップ210に進む。
次に、ステップ210で、駆動回路260を制御してキャリッジを白基準板の下に移動させる。次に、ステップ212で、駆動回路270を制御して光源を点灯する。次に、ステップ214で、白基準板の画像を読み取ってゲイン調整値を取得し、AGC回路222に設定する。次に、ステップ216で、駆動回路270を制御して光源を消灯する。次に、ステップ218で、白基準板の画像を読み取ってオフセット調整値を取得し、AOC回路224に設定する。
次に、ステップ220で、駆動回路270を制御して光源を点灯する。次に、ステップ222で、白基準画像情報を取得する。次に、ステップ224で、白基準画像情報に基づいて、シェーディング補正値を取得する。次に、ステップ226で、キャリッジを原稿読取位置Pに移動する。次に、ステップ228で、復帰準備完了を画像形成装置10の制御部200に通知して、ルーチンを終了する。
(原稿サイズ検知処理)
次に、原稿サイズ検知処理について説明する。図9は本発明の第1の実施の形態で実行される「原稿サイズ検知処理」の手順を示すフローチャートである。まず、ステップ300で、開閉検知部304及び角度検知部305からの検知信号に基づいて原稿押さえが閉じかけ状態か否かを判定する。原稿押さえが閉じかけ状態である場合には、ステップ302に進む。原稿押さえが閉じかけ状態になるまで、ステップ300の判定を繰り返す。次に、ステップ302で、駆動回路270を制御して光源を一時的に点灯する。次に、ステップ304で、原稿の画像を読み取って主走査方向1ライン分の画像情報を取得する。
次に、ステップ306で、主走査方向1ライン分の画像情報について平滑化処理を行う。次に、ステップ308で、平滑化処理後の画像情報を用いて主走査方向での濃度変化を取得する。次に、ステップ310で、黒背景での原稿端部を検出する。原稿押さえが閉じかけ状態では背景が黒色で原稿が白色となるため、白色から黒色への濃度変化量が予め定めた閾値以上となる主走査方向の位置が原稿端部の位置である。黒背景で取得された原稿端部の位置をRAM210Cに保持する。
なお、本実施の形態では、上記の濃度変化量は以下の方法により取得する。まず第1の注目画素を含む予め定めた画素数の画素群の濃度平均値Aを求め、次に第1の注目画素から予め定めた距離だけ離間した第2の注目画素を含む予め定めた画素数の画素群の濃度平均値Bを求めて、濃度平均値Aと濃度平均値Bの差分の絶対値を濃度変化量として取得する。
次に、ステップ312で、開閉検知部304からの検知信号に基づいて原稿押さえが閉状態か否かを判定する。原稿押さえが閉状態である場合には、ステップ314に進む。原稿押さえが閉状態になるまで、ステップ312の判定を繰り返す。次に、ステップ314で、駆動回路270を制御して光源を一時的に点灯する。次に、ステップ316で、原稿の画像を読み取って主走査方向1ライン分の画像情報を取得する。
次に、ステップ318で、主走査方向1ライン分の画像情報について平滑化処理を行う。次に、ステップ320で、平滑化処理後の画像情報を用いて主走査方向での濃度変化を取得する。次に、ステップ322で、白背景での原稿端部を検出する。原稿押さえが閉状態では背景が白色で原稿が黒色となるため、黒色から白色への濃度変化量が予め定めた閾値以上となる主走査方向の位置が原稿端部の位置である。白背景で取得された原稿端部の位置をRAM210Cに保持する。
次に、ステップ324で、黒背景で取得された原稿端部の位置及び白背景で取得された原稿端部の位置に基づいて原稿の大きさを取得して、ルーチンを終了する。なお、本実施の形態では、黒背景で取得された原稿端部の位置及び白背景で取得された原稿端部の位置の両方を取得する例について説明したが、何れか一方を取得すればよい。また、両方を取得した場合には、黒背景で取得された原稿端部の位置と、白背景で取得された原稿端部の位置とが異なる場合が発生するため、何れの位置に基づいて原稿の大きさを取得するか、両者について優先順位を設定してもよい。
図10は白基準画像情報を示すグラフである。図10に示すように、主走査方向1ライン分の白基準画像情報は、光電変換素子の画素感度のばらつき、光量分布のばらつき、雑音等により、一定値とはならない。例えば、光量分布のばらつきという観点から見ると、主走査方向の走査幅の中心(光軸中心)での白レベルに比べて、主走査方向の走査幅の端部での白レベルは低くなる。平滑化処理により、主走査方向1ライン分の画像情報が平滑化され、光電変換素子の画素感度のばらつき、雑音に起因する濃度ばらつきが補正される。
また、図11(A)及び(B)に示すように、主走査方向1ライン分の白基準画像情報の光量分布のばらつきに起因して、光軸中心での原稿と背景との濃度差は大きくなり、端部での原稿と背景との濃度差は小さくなる。従って、濃度変化量に対する閾値は、光軸中心からの距離に応じて変更してもよい。即ち、白レベルの高い領域(光軸中心)では、白レベルの低い領域(端部)よりも小さくする等、主走査方向の位置に応じて(換言すれば、光量分布のばらつきに応じて)複数の閾値を設定してもよい。
例えば、光軸中心からの距離に応じて閾値を段階的に変化させてもよい。或いは、予め定めた基準値に光軸中心からの距離に応じた係数を乗算することで、光軸中心からの距離に応じて閾値を連続的に変化させてもよい。光軸中心からの距離に応じて(換言すれば、光量分布のばらつきに応じて)閾値を変化させることで、原稿端部の誤検出が低減されて原稿端部の検出精度が向上する。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態に係る画像形成装置及び読取部は、「省電力状態移行処理」及び「待機状態復帰処理」の手順以外は第1の実施の形態と同じ構成であるため、装置構成については説明を省略し、相違点である「省電力状態移行処理」及び「待機状態復帰処理」の手順を説明する。
(省電力状態への移行)
まず、省電力状態への移行動作について説明する。
図12は本発明の第2の実施の形態で実行される「省電力状態移行処理」の手順を示すフローチャートである。省電力状態移行処理は、制御部210のCPU210Aにより実行される。省電力状態移行処理は、待機状態となった後に開始される。
まず、ステップ400で、画像形成装置10の制御部200から省電力状態への移行が指示されたか否かを判定する。省電力状態への移行が指示された場合には、ステップ402に進む。省電力状態への移行が指示されるまで、ステップ400の判定を繰り返す。次に、ステッ402で、駆動回路260を制御してキャリッジを白基準板の下に移動させる。
次に、ステップ404で、駆動回路270を制御して光源を点灯する。次に、ステップ406で、白基準板の画像を読み取ってゲイン調整値を取得し、不揮発性メモリ210Dに記憶する。次に、ステップ408で、駆動回路270を制御して光源を消灯する。次に、ステップ410で、白基準板の画像を読み取ってオフセット調整値を取得し、不揮発性メモリ210Dに記憶する。次に、ステップ412で、移行準備完了を画像形成装置10の制御部200に通知して、ルーチンを終了する。
(待機状態への復帰)
次に、待機状態への復帰動作について説明する。
図13は本発明の第2の実施の形態で実行される「待機状態復帰処理」の手順を示すフローチャートである。待機状態復帰処理は、制御部210のCPU210Aにより実行される。待機状態復帰処理は、省電力状態となった後に開始される。
まず、ステップ500で、画像形成装置10の制御部200から待機状態への復帰が指示されたか否かを判定する。待機状態への復帰が指示された場合には、ステップ502に進む。待機状態への復帰が指示されるまで、ステップ500の判定を繰り返す。次に、ステッ502で、原稿押さえの開閉を検知する開閉検知部304から検知信号を取得したか否かを判定する。
開閉検知部304から検知信号を取得した場合には、ステップ504に進む。開閉検知部304から検知信号を取得していない場合には、ステップ514に進む。省電力状態への移行時にキャリッジを白基準板の下に移動させておいたので、ステップ504で、駆動回路260を制御してキャリッジを原稿読取位置に移動させる。次に、ステップ506で、予め記憶しておいたゲイン調整値をAGC回路222に設定し、次のステップ508で、予め記憶しておいたオフセット調整値をAOC回路224に設定する。
次に、ステップ510で、原稿の大きさを検知する「原稿サイズ検知処理」を実行する。なお、原稿サイズ検知処理については、第1の実施の形態と同じ手順であるため説明を省略する。原稿サイズ検知処理が終了すると、次のステップ512に進む。また、ステップ512からステップ530までの手順は、図8のステップ210からステップ228までの手順と同じであるため説明を省略する。第2の実施の形態では、ステップ530で、復帰準備完了を画像形成装置10の制御部200に通知して、ルーチンを終了する。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態に係る画像形成装置及び読取部は、「省電力状態移行処理」及び「待機状態復帰処理」の手順以外は第1の実施の形態と同じ構成であるため、装置構成については説明を省略し、相違点である「省電力状態移行処理」及び「待機状態復帰処理」の手順を説明する。
(省電力状態への移行)
まず、省電力状態への移行動作について説明する。
図14は本発明の第3の実施の形態で実行される「省電力状態移行処理」の手順を示すフローチャートである。省電力状態移行処理は、制御部210のCPU210Aにより実行される。省電力状態移行処理は、待機状態となった後に開始される。
まず、ステップ600で、画像形成装置10の制御部200から省電力状態への移行が指示されたか否かを判定する。省電力状態への移行が指示された場合には、ステップ602に進む。省電力状態への移行が指示されるまで、ステップ600の判定を繰り返す。次に、ステッ602で、開閉検知部304からの検知信号に基づいて原稿押さえが閉状態か否かを判定する。
原稿押さえが閉状態である場合には、ステップ604に進み、駆動回路260を制御してキャリッジを白基準板の下に移動させる。原稿押さえが閉状態で省電力状態に移行した場合には、原稿押さえが開かれて原稿が置かれ原稿押さえが閉じられる。原稿押さえが開かれたことが検知されて待機状態に移行するので、キャリッジを白基準板の下に移動させておいても、復帰時にキャリッジを原稿読取位置Pに移動させて原稿サイズ検知を行う時間がある。次に、ステップ606で、画像形成装置10の制御部200に移行準備完了を通知して、ルーチンを終了する。
一方、原稿押さえが閉状態でない場合、即ち、原稿押さえが開状態の場合には、ステップ608に進み、駆動回路260を制御してキャリッジを原稿読取位置Pに移動させる。原稿押さえが開状態で省電力状態に移行した場合には、原稿が置かれて原稿押さえが閉じられる。原稿押さえが閉じられたことが検知されて待機状態に移行するので、キャリッジを白基準板の下に移動させておいたのでは、復帰時にキャリッジを原稿読取位置Pに移動させて原稿サイズ検知を行う時間が確保できないおそれがある。従って、キャリッジを原稿読取位置Pに移動させておいて、原稿サイズ検知を確実に行えるようにする。次に、ステップ606で、画像形成装置10の制御部200に移行準備完了を通知して、ルーチンを終了する。
(スタンバイ状態への復帰)
次に、待機状態への復帰動作について説明する。
図15は本発明の第3の実施の形態で実行される「待機状態復帰処理」の手順を示すフローチャートである。待機状態復帰処理は、制御部210のCPU210Aにより実行される。待機状態復帰処理は、省電力状態となった後に開始される。
まず、ステップ700で、画像形成装置10の制御部200から待機状態への復帰が指示されたか否かを判定する。待機状態への復帰が指示された場合には、ステップ702に進む。待機状態への復帰が指示されるまで、ステップ700の判定を繰り返す。次に、ステッ702で、原稿押さえの開閉を検知する開閉検知部304から検知信号を取得したか否かを判定する。
開閉検知部304から検知信号を取得した場合には、ステップ704に進む。開閉検知部304から検知信号を取得していない場合には、ステップ714に進む。次に、ステップ704で、キャリッジが白基準板の下にあるか否かを判定する。キャリッジを白基準板の下にある場合には、ステップ706に進み、駆動回路260を制御してキャリッジを原稿読取位置に移動させる。一方、キャリッジが白基準板の下に無い場合、即ち、キャリッジが原稿読取位置にある場合には、ステップ708に進む。
次に、ステップ708で、前回のゲイン調整値をAGC回路222に設定し、次のステップ710で、前回のオフセット調整値をAOC回路224に設定する。次に、ステップ712で、原稿の大きさを検知する「原稿サイズ検知処理」を実行する。なお、原稿サイズ検知処理については、第1の実施の形態と同じ手順であるため説明を省略する。原稿サイズ検知処理が終了すると、次のステップ714に進む。また、ステップ714からステップ732までの手順は、図8のステップ210からステップ228までの手順と同じであるため説明を省略する。第3の実施の形態では、ステップ732で、復帰準備完了を画像形成装置10の制御部200に通知して、ルーチンを終了する。
なお、上記各実施の形態で説明した画像形成装置、画像読取装置、プログラムの構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内においてその構成を変更してもよいことは言うまでもない。
例えば、上記各実施の形態では、オフセット調整値をAOC回路に設定する構成の例を記載したが、アナログ処理回路が光電変換素子の遮蔽画素を使用し、自動的に黒レベルの調整を行う構成もあり、前回のオフセット調整値を使用せず、アナログ処理回路に自動で黒レベルの調整を行わせる構成にしてもよい。
10 画像形成装置
12 画像形成部
100 画像読取装置
104 原稿台
106 透過部材
114 ヒンジ部
116 軸
130 読取部
132 フルレートキャリッジ
134 ハーフレートキャリッジ
136 レンズ
138 光電変換素子
140 光源
150 第1の白基準板
152 第2の白基準板
160 原稿搬送装置
162 原稿台
164 原稿搬送路
166 排出台
168 主搬送部
186 搬送原稿読取位置
200 制御部
202 画像読取制御部
204 画像形成制御部
206 通信部
208 記憶部
210 制御部
220 アナログ処理回路
222 AGC回路
224 AOC回路
230 A/D変換回路
240 画像処理回路
242 シェーディング補正回路
250 駆動回路
260 駆動回路
270 駆動回路
300 電源回路部
300 電源管理部
302 操作表示部
304 開閉検知部
306 キャリッジ検知部
D 原稿
原稿読取位置
読取開始位置

Claims (10)

  1. 原稿押さえと、
    原稿押さえの開閉を検知する開閉検知部と、
    光源を搭載した走査体を移動させて光走査を行い、光電変換素子により対象物からの反射光を受光し画素濃度を表す信号を出力して、対象物の画像を読み取る画像読取部と、
    画像を補正する基準となる白基準板と、
    省電力状態と待機状態とを切り替える電源管理部と、
    原稿押さえの開閉検知により待機状態に復帰する場合には、原稿の画像を読み取って原稿の大きさを検知し、当該検知後に白基準板の画像を読み取って前記画像読取部により読み取られた原稿の画像を補正する補正値を取得し、原稿押さえの開閉検知以外の要因により待機状態に復帰する場合には、白基準板の画像を読み取って前記補正値を取得するように各部を制御する制御部と、
    を備える画像読取装置。
  2. 前記補正値としてシェーディング補正値を取得するように各部を制御する請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記制御部が、原稿押さえの開閉検知により待機状態に復帰する場合に、予め設定されたゲイン調整値に基づいて原稿の大きさを検知する請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記制御部が、読み取った原稿の画像を平滑化処理した後に、原稿の大きさを検知する請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記制御部が、走査体の移動方向と交差する第1方向に原稿の画像を読み取り、第1方向における濃度変化を求め、濃度変化量が予め設定された閾値以上となる位置を原稿端部の位置として検出し、原稿端部の位置に基づいて原稿の大きさを検知する請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 第1方向に白基準板の画像を読み取った場合の濃度変化に基づいて、走査幅の中心の閾値が走査幅の端部の閾値より大きくなるように複数の閾値を設定する請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 前記制御部が、前記走査体を基準板下に移動し、移動後に省電力状態に移行するように各部を制御する請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記制御部が、原稿押さえが開状態で省電力状態に移行する場合には、前記走査体を原稿読取位置に移動してから省電力状態に移行するように各部を制御すると共に、原稿押さえが閉状態で省電力状態に移行する場合には、前記走査体を基準板下に移動してから省電力状態に移行するように各部を制御する請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の画像読取装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置により画像を読み取って得られた画像形成を行う画像形成部と、
    を備えた画像形成装置。
  10. コンピュータを、
    省電力状態から待機状態に復帰する復帰指示を受け付ける受付手段、
    原稿押さえの開閉検知により待機状態に復帰する復帰指示の場合には、原稿の画像を読み取って原稿の大きさを検知する原稿検知手段、
    原稿押さえの開閉検知により待機状態に復帰する復帰指示の場合は原稿の大きさを検知した後に、原稿押さえの開閉検知以外の要因により待機状態に復帰する復帰指示の場合は当該指示後に、白基準板の画像を読み取って画像読取部により読み取られた原稿の画像を補正する補正値を取得する取得手段、
    として機能させるためのプログラム。
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