JP2013228503A - 電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リニアレギュレーターの発熱による温度保護機能の作動を防止することができ、利便性を損なうことなく、省エネ化を実現することができる電源装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】電源出力端子T2からの出力電流値Iaと予め設定された電流閾値とを比較する出力電流モニター部13と、LDO12の温度を検出する温度検出部14と、温度検出部14によって検出された温度Taと予め設定された温度閾値とを比較する温度モニター部15と、出力電流モニター部13による電流値比較結果と温度モニター部15による温度比較結果とに応じて、DCDCコンバーター11によって変換された出力電圧Voutを電源出力端子T2から出力させるか、それともLDO12によって変換された出力電圧Voutを電源出力端子T2から出力させるかを切り換える切り換えスイッチ16及び論理回路17とを具備している。
【選択図】図3

Description

本発明は、電源装置及び当該電源装置を搭載した画像形成装置に関する。
複写機、スキャナー、複合機等の画像形成装置に搭載される電源装置としては、DCDCコンバーターのようなスイッチングレギュレーターやLDO(Low DropOut)のようなリニアレギュレーターが知られており、これらの電源装置は、電源IC等の電源デバイスとして供給されている。リニアレギュレーターが発熱を利用して降圧しているのに対して、スイッチングレギュレーターではFETのスイッチングを利用して降圧していることから、スイッチングレギュレーターはリニアレギュレーターに比べて全体的に変換効率が高いものになっている。しかし、出力電流値が数mAから10mAといった低い値の場合には、リニアレギュレーターでの熱損失が小さくなるのに対して、スイッチングレギュレーターではスイッチングロスが目立ち、リニアレギュレーターに比べて変換効率が低くなってしまい、特に入出力電圧差が小さい場合に、変換効率の低下が顕著になる。
一方、複写機、スキャナー、複合機等の画像形成装置では、ジョブを処理する時間と比べて圧倒的にスリープ時間が長い。そのため、省エネ化のために、スリープ時の消費電力を削減することが重要となる。スリープ時には画像処理も行われないため、制御基板での消費電力、すなわち消費電流は小さくなり、消費電流が小さいときにも電源変換効率を良い値に保つことが、スリープ時の省エネ化に繋がる。
そこで、消費電流が小さい時には自己消費電流が少ないリニアレギュレーターに、消費電流が大きい時には電源効率が良いスイッチングレギュレーターに切り換えることが提案されている(例えば特許文献1参照)。この技術により、消費電流が小さいときにも電源変換効率を良い値に保つことができ、消費電流は小さくなるスリープ時の省エネ化が可能になる。
特開2004−118408号公報
しかしながら、消費電流は小さくても、リニアレギュレーターによる降圧の値によって、リニアレギュレーターでの熱損失がある程度大きくなってしまうことがある。従って、リニアレギュレーターに切り換えているときに、リニアレギュレーターの発熱によって電源デバイスの温度が、温度保護機能が作動する所定の温度以上まで上昇してしまい、温度保護機能により電源デバイス自体がオフし、利便性が損なわれてしまうという問題点があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、リニアレギュレーターの発熱による温度保護機能の作動を防止することができ、利便性を損なうことなく、省エネ化を実現することができる電源装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の電源装置は、入力電圧を所望の出力電圧に変換するスイッチングレギュレーターとリニアレギュレーターとを有し、前記スイッチングレギュレーターもしくは前記リニアレギュレーターによって変換された前記出力電圧を電源出力端子から出力する電源装置であって、前記電源出力端子からの出力電流値と予め設定された電流閾値とを比較する出力電流モニター手段と、前記リニアレギュレーターの温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段によって検出された温度と予め設定された温度閾値とを比較する温度モニター手段と、前記出力電流モニター手段による電流値比較結果と前記温度モニター手段による温度比較結果とに応じて、前記スイッチングレギュレーターによって変換された前記出力電圧を前記電源出力端子から出力させるか、それとも前記リニアレギュレーターによって変換された前記出力電圧を前記電源出力端子から出力させるかを切り換える出力切り換え手段とを具備することを特微とする。
さらに、本発明の電源装置において、電流を多く使いそうな状態を示す動作モード信号が入力される動作モード入力端子を具備し、前記出力切り換え手段は、前記電流値比較結果、前記温度比較結果及び前記動作モード信号に応じて、出力を切り換えても良い。
さらに、本発明の電源装置において、前記出力切り換え手段は、前記出力電流値が前記電流閾値未満であると共に、前記温度が前記温度閾値未満であり、且つ前記動作モード信号が電流を多く使いそうな状態を示していない場合にのみ、前記リニアレギュレーターによって変換された前記出力電圧を前記電源出力端子から出力させても良い。
また、本発明の画像形成装置は、上述の電源装置に加え、電流を多く使いそうな状態を検出し、前記動作モード信号を出力する動作モード制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、出力電流値と共に、リニアレギュレーターの温度に応じて、スイッチングレギュレーターとリニアレギュレーターとを切り換えることができるため、リニアレギュレーターの発熱による温度保護機能の作動を防止することができ、利便性を損なうことなく、省エネ化を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像形成装置の実施の形態の内部構成を示す概略模式断面図である。 図1に示す画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る電源装置の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。 図3に示す電源装置の動作を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態の電源装置を搭載した画像形成装置は、電子写真方式を利用した複写機1であり、図1を参照すると、原稿読取部2と、原稿給送部3と、本体部4と、操作部6とを備えている。原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されていると共に、原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿読取部2と本体部4との間には、排紙空間40が形成されている。なお、本実施の形態は、複写機1で説明したが、スキャナー、複合機等が含まれるのは、言うまでもない。
操作部6には、液晶表示部61、操作ボタン62が設けられている。ユーザーは操作部6を操作して指示を入力することで、複写機1の各種の設定を行い、スキャン動作や画像形成等の各種機能を実行させる。液晶表示部61は、複写機1の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したり、タッチパネルとして、両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定を行えるようになっている。操作ボタン62としては、スキャン動作や画像形成の開始を指示するスタートボタン、スキャン動作や画像形成の中止を指示するストップボタン、複写機1の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン、印字枚数等を入力するテンキー等が設けられている。
原稿読取部2は、光源と撮像素子とを備え、冷陰極管ランプ等の光源の光を原稿MSの画像面に導くと共に、画像面からの反射光をCCDセンサー等の撮像素子に導くスキャナー21と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備える。スキャナー21は、モーター24とプーリー25との間に架け渡された歯付きベルト26に固定されており、モーター24を駆動することで、スキャナー21がプラテンガラス22に載置された原稿MSの画像面に沿って移動され、原稿MSの画像面を走査(スキャン)するように構成されている。プラテンガラス22は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿の搬送方向と直交方向に形成されたスリットである。
プラテンガラス22に載置された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー21をプラテンガラス22に沿って副走査方向に移動させながら、プラテンガラス22に載置された原稿MSを主走査方向の1ライン毎に走査することで画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。また、原稿給送部3により搬送された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー21を原稿読取スリット23と対向する位置に移動させ、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿の搬送動作と同期して原稿MSを読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
原稿給送部3は、原稿載置部31と、原稿排出部32と、原稿搬送機構33とを備えている。原稿載置部31に載置された原稿MSは、原稿搬送機構33によって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部32に排出される。なお、原稿給送部3は、可倒式に構成され、プラテンガラス22上を開閉するプラテンカバーとして機能し、原稿給送部3を上方に持ち上げて開成すると、プラテンガラス22の上面を開放させることができる。
本体部4は、電子写真プロセスによって記録紙Pに記録を施す記録部5を備えると共に、給紙カセット41と、給紙ローラー42と、用紙搬送路43と、搬送ローラー44、45と、排出ローラー46とを備えている。給紙ローラー42、搬送ローラー44、45及び排出ローラー46は、記録紙Pを搬送する搬送部として機能する。給紙カセット41に収納された記録紙Pは、給紙ローラー42によって用紙搬送路43に1枚ずつ繰り出され、搬送ローラー44によって記録部5に搬送される。そして、記録部5によって記録が施された記録紙Pは、排出ローラー46によって排紙空間40に排出される。
記録部5は、感光体ドラム51と、帯電器52と、光走査部53と、現像部54と、転写ローラー55と、定着部56と、クリーニング部57とを備えている。記録部5による画像形成は、まず、帯電器52により感光体ドラム51の表面を一様に帯電させ、原稿読取部2で読み取った画像データに基づいて、光走査部53によって感光体ドラム51の表面を走査することで静電潜像を形成させる。次に、感光体ドラム51の表面に形成された静電潜像を現像部54によって現像することでトナー像を形成させる。感光体ドラム51の表面に形成されたトナー像は、給紙カセット41から繰り出された記録紙Pが、感光体ドラム51と転写ローラー55とのニップ部を通過する間に記録紙Pに転写される。記録紙Pに転写されたトナー像は、定着部56を通過する間に記録紙Pに熱定着される。
図2には、複写機1の概略構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、原稿給送部3、搬送部(給紙ローラー42、搬送ローラー44、45、排出ローラー46)、記録部5及び操作部6は、制御部7に接続され、制御部7によって動作制御される。また、制御部7には、画像処理部8と、記憶部9と、制御部7に接続されている各部に電源を供給する電源装置10とが接続されている。
制御部7は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには複写機1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部7は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部6から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。また、制御部7は、電流を多く使いそうな動作モードを検出する動作モード制御部71として機能し、通常はLowレベルで、電流を多く使いそうな動作モードを検出するとHighレベルになる動作モード信号を電源装置10に出力する。すなわちHighレベルの動作モード信号は、複写機1が電流を多く使いそうな状態であることを示す。
動作モード制御部71における判定は、例えば、操作部6の操作に基づいて行うことができる。操作ボタン62のテンキーによって印字枚数が入力されたり、液晶表示部61から両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定が行われたりすると、後続して操作ボタン62のスタートボタンが押下され、電流が多く消費されるスキャン動作や画像形成が開始される可能性が高くなる。従って、操作部6からスキャン動作や画像形成のための設定入力が行われると、動作モード制御部71は、電流を多く使いそうな動作モードであると検出することができる。また、原稿給送部3の原稿載置部31への原稿MSの載置を検出する原稿検出センサーや、原稿給送部3の開閉を検出する開閉検出センサーが備えられている場合には、原稿検出センサーによって原稿MSが検出された場合や、開閉検出センサーによって原稿給送部3の開成が検出された場合に、動作モード制御部71は、電流を多く使いそうな動作モードであると検出するようにしても良い。さらに、LANや公衆回線等のネットワークからデータを受信する機能を備えている場合には、ネットワーク経由でデータを受信すると、動作モード制御部71は、電流を多く使いそうな動作モードであると検出するようにしても良い。さらにまた、USB等のリムーバブルメモリーが接続される端子を有している場合には、当該端子にリムーバブルメモリーが接続されると動作モード制御部71は、電流を多く使いそうな動作モードであると検出するようにしても良い。
画像処理部8は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像改善処理が行われる。
記憶部9は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部2によって原稿を読み取ることで取得された画像データが記憶されると共に、各種の管理情報が記憶されている。
図3には、電源装置10の概略構成を示すブロック図が示されている。制御部7に接続されている各部に電源を供給する電源装置10は、電源IC等の電源デバイスとして複写機1に搭載されており、入力電圧Vinが入力される電源入力端子T1と、出力電圧Voutが出力される電源出力端子T2と、出力電流検出部47によって検出された出力電流値が入力される出力電流入力端子T3と、動作モード制御部71からの動作モード信号が入力される動作モード入力端子T4とを備えている。なお、出力電流検出部47は、電源出力端子T2に接続されており、電源出力端子T2から出力される出力電流を検出し、検出した出力電流値Iaを出力電流入力端子T3に入力する。
また、電源装置10は、電源入力端子T1に入力された入力電圧Vinをスイッチング制御により所望の出力電圧Voutに変換するスイッチングレギュレーターであるDCDCコンバーター11と、電源入力端子T1に入力された入力電圧Vinをトランジスタにより所望の出力電圧Voutに変換するリニアレギュレーターであるLDO(Low DropOut)12と、出力電流モニター部13と、温度検出部14と、温度モニター部15と、切り換えスイッチ16と、論理回路17とを備えている。
出力電流モニター部13は、出力電流入力端子T3から入力される出力電流値Iaをあらかじめ設定された電流閾値Ibと比較判定し、出力電流値Iaが電流閾値Ib以上ではHighレベルに、出力電流値Iaが電流閾値Ib未満ではLowレベルになる出力電流モニター信号を電流比較結果として出力する。
温度検出部14は、LDO12の近傍に配置され、LDO12の温度を検出する温度センサーであり、検出した温度Taを温度モニター部15に出力する。温度モニター部15は、温度検出部14から入力された温度Taをあらかじめ設定された温度閾値Tbと比較判定し、温度Taが温度閾値Tb以上ではHighレベルに、温度Taが温度閾値Tb未満ではLowレベルになる温度モニター信号を温度比較結果として出力する。なお、電源装置10には、温度保護機能が備わっているものとし、温度閾値Tbは、温度保護機能が作動する温度Tsdよりも低い温度に設定されている
切り換えスイッチ16は、DCDCコンバーター11からの出力と、LDO12からの出力とを切り換える出力切り換え手段であり、DCDCコンバーター11側に接続を切り換えることで、DCDCコンバーター11で変換された出力電圧Voutが電源出力端子T2から出力され、LDO12側に接続を切り換えることで、LDO12で変換された出力電圧Voutが電源出力端子T2から出力される。
論理回路17は、出力電流モニター部13から出力される出力電流モニター信号と、温度検出部14から出力される温度モニター信号と、動作モード入力端子T4から入力される動作モード信号とに基づいて、切り換えスイッチ16の切り換えを制御する。
図4を参照すると、論理回路17は、まず出力電流モニター部13から出力される出力電流モニター信号がHighレベルか否かを判断し(ステップA1)、ステップA1で出力電流モニター信号がHighレベルである場合、すなわち出力電流入力端子T3から入力された出力電流値Iaが電流閾値Ib以上である場合には、切り換えスイッチ16をDCDCコンバーター11側に接続させ(ステップA2)、DCDCコンバーター11で変換された出力電圧Voutが電源出力端子T2から出力させる。なお、ステップA1の判断時点で、すでに切り換えスイッチ16がDCDCコンバーター11側に接続されている場合には、ステップA2でその状態で維持されることになる。
ステップA1で出力電流モニター信号がHighレベルでない場合、すなわち出力電流入力端子T3から入力された出力電流値Iaが電流閾値Ib未満である場合には、論理回路17は、温度モニター部15から出力される温度モニター信号がHighレベルか否かを判断する(ステップA3)。ステップA3で温度モニター信号がHighレベルである場合、すなわち温度検出部14で検出された温度Taが温度閾値Tb以上である場合には、切り換えスイッチ16をDCDCコンバーター11側に接続させ(ステップA2)、DCDCコンバーター11で変換された出力電圧Voutが電源出力端子T2から出力させる。なお、ステップA3の判断時点で、すでに切り換えスイッチ16がDCDCコンバーター11側に接続されている場合には、ステップA2でその状態で維持されることになる。
ステップA3で温度モニター信号がHighレベルでない場合、すなわち温度検出部14で検出された温度Taが温度閾値Tb未満である場合には、論理回路17は、動作モード入力端子T4から入力される動作モード信号がHighレベルか否かを判断する(ステップA4)。ステップA4で動作モード信号がHighレベルである場合、すなわち動作モード制御部71が電流を多く使いそうな状態を検出している場合には、切り換えスイッチ16をDCDCコンバーター11側に接続させ(ステップA2)、DCDCコンバーター11で変換された出力電圧Voutが電源出力端子T2から出力させる。なお、ステップA4の判断時点で、すでに切り換えスイッチ16がDCDCコンバーター11側に接続されている場合には、ステップA2でその状態で維持されることになる。
ステップA4で動作モード信号がHighレベルでない場合、すなわち動作モード制御部71が電流を多く使いそうな状態を検出していない場合には、切り換えスイッチ16をLDO12側に接続させ(ステップA5)、LDO12で変換された出力電圧Voutが電源出力端子T2から出力させる。なお、ステップA4の判断時点で、すでに切り換えスイッチ16がLDO12側に接続されている場合には、ステップA5でその状態で維持されることになる。このステップA1〜A5の処理動作は、所定時間間隔で繰り返し実行され、出力電流値Ia、温度Ta及び動作モードの変化により、切り換えスイッチ16の切り換えが行われることになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、電源出力端子T2からの出力電流値Iaと予め設定された電流閾値Ibとを比較する出力電流モニター部13と、LDO12の温度を検出する温度検出部14と、温度検出部14によって検出された温度Taと予め設定された温度閾値Tbとを比較する温度モニター部15と、出力電流モニター部13による電流値比較結果と温度モニター部15による温度比較結果とに応じて、DCDCコンバーター11によって変換された出力電圧Voutを電源出力端子T2から出力させるか、それともLDO12によって変換された出力電圧Voutを電源出力端子T2から出力させるかを切り換える切り換えスイッチ16及び論理回路17とを具備している。これにより、出力電流値Voutと共に、LDO12の温度Taに応じて、DCDCコンバーター11とLDO12とを切り換えることができるため、LDOの発熱による温度保護機能の作動を防止することができ、利便性を損なうことなく、省エネ化を実現することができる。すなわち温度閾値Tbを温度保護機能が作動する温度Tsdよりも低い温度に設定することで、LDO12に切り換えられた状態で、LDO12が上昇しても温度保護機能が働く手前で、DCDCコンバーター11に切り換えることができる。
さらに、本実施の形態によれば、電流を多く使いそうな状態を示す動作モード信号が入力される動作モード入力端子T4を具備し、切り換えスイッチ16及び論理回路17は、電流値比較結果及び温度比較結果に加えて、動作モード信号に応じて出力を切り換えるように構成されている。出力電流値Iaと温度Taとで切り換えを制御した場合には、温度Taが温度閾値Tb付近である場合、LDO12とDCDCコンバーター11の切り換えが多くなり、突入電流などの影響から電源品質上あまり好ましくない。そこで、複写機1に、電流を多く使いそうな状態を検出し、電流を多く使いそうな状態を示す動作モード信号を出力する動作モード制御部71を設け、動作モード信号をも加味して出力を切り換えることで、余分な切り換えが行われなくなり、電源品質を向上させることができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
1 複写機
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 記録部
6 操作部
7 制御部
8 画像処理部
9 記憶部
10 電源装置
11 DCDCコンバーター
12 LDO
13 出力電流モニター部
14 温度検出部
15 温度モニター部
16 切り換えスイッチ
17 論理回路
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
24 モーター
25 プーリー
26 歯付きベルト
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
40 排紙空間
41 給紙カセット
42 給紙ローラー
43 用紙搬送路
44、45 搬送ローラー
46 排出ローラー
47 出力電流検出部
51 感光体ドラム
52 帯電器
53 光走査部
54 現像部
55 転写ローラー
56 定着部
57 クリーニング部
61 液晶表示部
62 操作ボタン
71 動作モード制御部

Claims (4)

  1. 入力電圧を所望の出力電圧に変換するスイッチングレギュレーターとリニアレギュレーターとを有し、前記スイッチングレギュレーターもしくは前記リニアレギュレーターによって変換された前記出力電圧を電源出力端子から出力する電源装置であって、
    前記電源出力端子からの出力電流値と予め設定された電流閾値とを比較する出力電流モニター手段と、
    前記リニアレギュレーターの温度を検出する温度検出手段と、
    該温度検出手段によって検出された温度と予め設定された温度閾値とを比較する温度モニター手段と、
    前記出力電流モニター手段による電流値比較結果と前記温度モニター手段による温度比較結果とに応じて、前記スイッチングレギュレーターによって変換された前記出力電圧を前記電源出力端子から出力させるか、それとも前記リニアレギュレーターによって変換された前記出力電圧を前記電源出力端子から出力させるかを切り換える出力切り換え手段とを具備することを特微とする電源装置。
  2. 電流を多く使いそうな状態を示す動作モード信号が入力される動作モード入力端子を具備し、
    前記出力切り換え手段は、前記電流値比較結果、前記温度比較結果及び前記動作モード信号に応じて、出力を切り換えることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記出力切り換え手段は、前記出力電流値が前記電流閾値未満であると共に、前記温度が前記温度閾値未満であり、且つ前記動作モード信号が電流を多く使いそうな状態を示していない場合にのみ、前記リニアレギュレーターによって変換された前記出力電圧を前記電源出力端子から出力させることを特微とする請求項2記載の電源装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の電源装置と、
    電流を多く使いそうな状態を検出し、前記動作モード信号を出力する動作モード制御手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
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