JP6099513B2 - 画像読取装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿載置面に載置された原稿から画像データを読み取る画像読取装置及び画像形成装置に関する。
一般に、原稿載置面に載置された原稿から画像データを読み取る画像読取装置はフラットベッドスキャナーと称される。この種の画像読取装置を用いて複数枚の原稿から画像データを読み取る場合、ユーザーは、原稿を一枚読み取らせる毎に原稿載置面に載置された原稿を入れ替える必要がある。このとき、ユーザーが既に読み取らせた原稿と次に読み取らせる原稿とを入れ替え忘れると、無駄な画像読取処理が実行される。これに対し、例えば原稿カバーの開閉が検出されなかったことを条件に原稿の入れ替え忘れを検出することが考えられる。
なお、画像読取装置において、原稿セット部に載置された原稿のサイズ及び向きを、原稿セット部に配置された太陽電池を用いて検出する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−106840号公報
しかしながら、原稿カバーの開閉が検出されなかったことを条件に原稿の入れ替え忘れを検出する方法では、原稿カバーの開閉時に実際に原稿が入れ替えられたか否かを判断することができない。なお、例えば反射型の光学式センサーが原稿載置面の下方に設けられていれば、原稿カバーの開閉と区別して原稿の有無を検出することも可能であるが、光学式センサーの光源を発光させる必要があるため省電力化の観点からは好ましくない。
本発明の目的は、原稿載置面に載置された原稿の入れ替え忘れを検出すると共にその検出のための消費電力を抑制することが可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像読取装置は、画像読取手段、原稿検出手段、及び検出制御手段を備える。前記画像読取手段は、原稿載置面に載置された原稿から画像データを読み取る。前記原稿検出手段は、前記原稿載置面の下方に設けられ、前記原稿載置面における予め定められた原稿載置位置を透過して上方から入射する光の受光量に応じた電力を出力する。前記検出制御手段は、前記原稿載置位置に載置された原稿の取り出しの有無を前記原稿検出手段の出力結果に応じて検出可能である。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記画像読取装置、及び前記画像読取装置により読み取られた画像データに基づいて画像を形成する画像形成部を備える。
本発明によれば、原稿載置面に載置された原稿の入れ替え忘れを検出すると共にその検出のための消費電力を抑制することが可能な画像読取装置及び画像形成装置が実現される。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図。 図1に示された画像形成装置のシステム構成を示すブロック図。 図1に示された画像形成装置で実行される検出制御処理の一例を示すフローチャート。 図1に示された画像形成装置で実行される読取制御処理の一例を示すフローチャート。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。ここで、図1(A)は、前記画像形成装置10の模式断面図、図1(B)は、図1(A)におけるB−B矢視図である。
図1及び図2に示すように、前記画像形成装置10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6を備える。前記画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能と共に、プリンター機能、ファクシミリー機能、又はコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、前記画像形成装置10において、前記画像読取部2及び前記制御部5が本発明に係る画像読取装置を構成する。また、本発明は、スキャナー、ファクシミリー装置、及びコピー機などの画像読取装置又は画像形成装置に適用可能である。
前記操作表示部6は、前記制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示し、ユーザーの操作に応じて前記制御部5に各種の情報を入力するタッチパネルなどの表示入力部である。
前記画像形成部3は、前記画像読取部2で読み取られた画像データ又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成部である。具体的に、前記画像形成部3は、図1(A)に示すように、感光体ドラム31、帯電装置32、露光装置(LSU)33、現像装置34、転写ローラー35、クリーニング装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及び排紙トレイ39を備える。そして、前記画像形成部3では、前記給紙部4に着脱可能な給紙カセット41から供給される用紙に以下の手順で画像が形成され、画像形成後の用紙が前記排紙トレイ39に排出される。
まず、前記帯電装置32によって前記感光体ドラム31が所定の電位に一様に帯電される。次に、前記露光装置33により前記感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、前記感光体ドラム31の表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。そして、前記感光体ドラム31上の静電潜像は前記現像装置34によってトナー像として現像(可視像化)される。なお、前記現像装置34には、前記画像形成部3に着脱可能なトナーコンテナ34Aからトナー(現像剤)が補給される。続いて、前記感光体ドラム31に形成されたトナー像は前記転写ローラー35によって用紙に転写される。その後、用紙に転写されたトナー像は、その用紙が前記定着ローラー37及び前記加圧ローラー38の間を通過する際に前記定着ローラー37で加熱されて溶融定着する。なお、前記感光体ドラム31の表面に残存したトナーは前記クリーニング装置36で除去される。
前記ADF1は、図1(A)に示すように、原稿セット部11、複数の搬送ローラー12、原稿押さえ13、及び排紙部14を備える自動原稿搬送装置である。また、前記ADF1は、後述の原稿台21の原稿載置面211に対して開閉可能に支持されており、後述の原稿台21のカバー部材を兼ねている。そして、前記ADF1では、前記搬送ローラー12各々が不図示のモーターで駆動されることにより、前記原稿セット部11に載置された原稿が前記画像読取部2による画像データの読取位置を通過して前記排紙部14まで搬送される。これにより、前記画像読取部2は、前記ADF1により搬送される原稿から画像データを読み取ることが可能である。
前記画像読取部2は、図1(A)及び図1(B)に示すように、原稿台21、読取ユニット22、ミラー23、24、光学レンズ25、CCD(Charge Coupled Device)26、及び原稿検出部27を備える。
前記原稿台21は、前記画像読取部2の上面に設けられており、図1(B)に示すように、原稿載置面211及び搬送読取面212を備える。前記原稿載置面211は、画像データの読取対象となる原稿が載置される透光性を有するコンタクトガラスである。前記原稿載置面211では、予め定められた載置基準位置213に合わせて各種サイズの原稿が載置される。前記搬送読取面212は、前記ADF1により搬送される原稿に対して前記読取ユニット22から照射される光を透過する搬送読取用ガラスである。
前記読取ユニット22は、LED光源221及びミラー222を備え、ステッピングモーター等の駆動手段を用いた不図示の移動機構によって副走査方向(図1(A)における左右方向)へ移動可能に構成されている。そして、前記駆動手段により前記読取ユニット22が前記副走査方向に移動されると、前記LED光源221から前記原稿台21上に照射される光が前記副走査方向に走査される。
前記LED光源221は、主走査方向(図1(A)における奥行方向)に沿って配列された多数の白色LEDを備える。そして、前記LED光源221は、前記原稿台21の前記原稿載置面211又は前記搬送読取面212を透過させて原稿に前記主走査方向の1ライン分の白色光を照射する。前記LED光源221による光の照射位置が前記画像読取部2による画像データの読取位置であり、前記読取位置は前記読取ユニット22の前記副走査方向の移動に伴って前記副走査方向に移動する。具体的に、前記読取ユニット22は、前記原稿載置面211に載置された原稿から画像データを読み取る際には前記LED光源221の光が前記原稿載置面211を通過する位置に移動される。また、前記ADF1によって搬送される原稿から画像データを読み取る際には、前記読取ユニット22は前記LED光源221の光が前記搬送読取面212を通過する位置に移動される。
前記ミラー222は、前記LED光源221から照射されて前記原稿台21上の前記読取位置にある原稿の表面で反射した後の光を前記ミラー23に向けて反射させる。そして、前記ミラー222で反射した光は、前記ミラー23、24によって前記光学レンズ25に導かれる。前記光学レンズ25は、前記ミラー24から入射した光を集光して前記CCD26に入射させる。
前記CCD26は、受光した光をその光量に応じた電気信号(電圧)に変換し、画像データとして出力する光電変換素子を有するイメージセンサーである。そして、前記CCD26は、前記LED光源221から光が照射されたときに前記原稿から反射して入射する反射光に基づく電気信号を前記原稿の画像データとして前記制御部5に入力する。このように、前記画像読取部2は、前記原稿載置面211に載置された原稿又は前記ADF1で搬送される原稿から画像データを読み取る画像読取手段の一例である。
一方、前記原稿検出部27は、図1(A)及び図1(B)に示すように、複数の光電変換部271〜27を含む原稿検出手段の一例である。前記光電変換部271〜278各々は、並列又は直列に接続された複数の光電変換素子を有し、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池である。なお、前記光電変換部271〜278は、フォトダイオードなどであってもよい。前記光電変換部271〜278は、前記原稿載置面211の下方に設けられ、前記原稿載置面211の上方から入射する照明器具の光又は太陽光などの光の受光量に応じた電力を出力する。より具体的に、前記光電変換部271〜278各々は、前記画像読取部2の底部であって、前記画像読取部2の前記読取ユニット22などの構成要素を避けて前記原稿載置面211の上方から入射する光を受光可能な位置に配置されている。また、前記原稿検出部27は、前記画像読取部2の底面に配置されているため、前記読取ユニット22の移動のような前記画像読取部2による画像読取動作を妨げない。
また、前記光電変換部271は、前記原稿載置面211における予め定められた原稿載置位置214を透過して上方から入射する光の受光量に応じた電力を出力する。そして、前記光電変換部271から出力される電力は、不図示のAD変換回路等によって電力値を示すデータに変換された後、前記制御部5に入力される。
より具体的に、前記原稿載置位置214は、前記原稿載置面211に原稿が載置された場合に前記原稿で覆われる位置として予め設定された位置であって、前記載置基準位置213から予め定められた範囲内に属する位置である。これにより、前記原稿載置位置214への原稿の載置の有無に応じて、前記光電変換部271に入射する光量が変化し、前記光電変換部271から出力される電力が変化する。例えば、前記原稿載置位置214は、前記画像形成装置10の前記画像読取部2で読取可能なサイズとして予め定められた最小原稿サイズの範囲内の位置である。前記画像形成装置10では、前記画像読取部2で読み取り可能な最小原稿サイズである「B5横」サイズの原稿が前記載置基準位置213に合わせて載置された場合に前記原稿で覆われる位置である。
前記光電変換部272〜277は、複数の原稿サイズに対応して予め定められた複数のサイズ検出位置(原稿載置位置の一例)を透過して上方から入射する光の受光量に応じた電力を各々出力する。なお、前記サイズ検出位置各々は原稿サイズ各々に対応する前記副走査方向の端部より内側である。また、前記光電変換部272〜277の中で隣接する光電変換部の配置位置の間には、前記載置基準位置213に合わせて前記原稿載置面211に原稿が載置されたときに前記原稿の前記副走査方向の端部が位置する。より具体的に、前記光電変換部272、273、274、275、276、277は、前記載置基準位置213に合わせてB5縦、A4縦、B5横、A4横、B4横、A3横の各サイズの原稿が載置された場合に、その原稿が上方に存在する位置に配置されている。これにより、前記原稿載置面211に載置される原稿のサイズに応じて、前記光電変換部272〜277各々に入射する光量が変化し、前記光電変換部272〜277各々から出力される電力が変化する。前記光電変換部272〜277各々から出力される電力は、不図示のAD変換回路等によって電力値を示すデータに変換された後、前記制御部5に入力される。
前記光電変換部278は、前記原稿載置面211の下方であって、前記画像読取部2による読取可能な最大原稿サイズであるA3横の範囲外の位置に配置されている。前記光電変換部278は、前記原稿載置面211に対する前記ADF1の開閉を検出するために用いられる。前記光電変換部278から出力される電力は、不図示のAD変換回路等によって電力値を示すデータに変換された後、前記制御部5に入力される。
前記制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM(登録商標)などの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部5は、前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUを用いて実行することにより前記画像形成装置10を統括的に制御する。なお、前記制御部5は、集積回路(ASIC、DSP)などの電子回路で構成されたものであってもよく、前記画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
また、前記制御部5は、図2に示すように、検出制御部51、開閉検出部52、及び原稿サイズ検出部53を含む。具体的に、前記制御部5は、前記CPUを用いて前記ROMに記憶されている制御プログラムを実行することにより、前記検出制御部51、前記開閉検出部52、及び前記原稿サイズ検出部53として機能する。また、前記制御部5が電子回路である場合、前記検出制御部51、前記開閉検出部52、及び前記原稿サイズ検出部53は、前記制御部5が備える各モジュールとして構成される。ここに、前記検出制御部51が検出制御手段の一例であり、前記開閉検出部52が開閉検出手段の一例である。また、前記原稿サイズ検出部53が原稿サイズ検出手段の一例である。
前記開閉検出部52は、前記光電変換部278の出力結果に応じて、前記ADF1の開閉状態を検出する。具体的に、前記開閉検出部52は、前記光電変換部278から出力される電力が予め設定された閾値以上である場合に前記ADF1の開状態を検出する。また、前記開閉検出部52は、前記光電変換部278から出力される電力が前記閾値未満である場合に前記ADF1の閉状態を検出する。なお、前記開閉検出部52は、前記ADF1の開閉を機械式スイッチで検出するものであってもよい。
前記検出制御部51は、前記原稿載置位置214に載置された原稿の取り出しの有無及び前記原稿載置位置214への原稿の載置の有無を、前記光電変換部271の出力結果に応じて検出可能である。前記検出制御部51は、このような検出処理を、前記画像読取部2により画像データが読み取られた後、前記開閉検出部52により前記ADF1の開状態が検出されてから前記ADF1の閉状態が検出されるまでの間に実行する。即ち、前記検出制御部51は、前記画像形成装置10の外部から入射する光を利用することで、前記原稿に対して光を照射する光源を用いることなく前記原稿載置位置214に載置された原稿の有無及び前記原稿載置位置214への原稿の載置の有無を検出することができる。
具体的に、前記開閉検出部52により前記ADF1の開状態が検出されている間に、前記光電変換部271から出力される電力が増加した場合には、前記原稿載置位置214から原稿が取り出されたと考えられる。そのため、前記検出制御部51は、前記光電変換部271から出力される電力が予め設定された閾値未満から前記閾値以上に変化したことを条件に、前記原稿載置位置214に載置された原稿の取り出しを検出する。
また、前記開閉検出部52により前記ADF1の開状態が検出されている間に、前記光電変換部271から出力される電力が減少した場合には、前記原稿載置位置214に原稿が載置されたと考えられる。そのため、前記検出制御部51は、前記開閉検出部52により前記ADF1の開状態が検出されている場合における前記光電変換部271の出力電力が前記閾値以上から前記閾値未満に変化したことを条件に、前記原稿載置位置214への原稿の載置を検出する。
なお、前記閾値は、前記原稿載置位置214における原稿の有無を判断するために予め設定された値である。また、前記制御部5が、前記光電変換部271〜278のいずれか一つ又は複数の出力結果に基づいて前記閾値を自動的に設定することも考えられる。例えば、前記ADF1が開状態であり、前記原稿載置面211に原稿が載置されていない状態である旨を示すユーザーの操作入力が行われた場合に、前記制御部5が、前記光電変換部271〜278のいずれか一つ又は複数から出力される電力に基づいて前記閾値を設定することが考えられる。
前記原稿サイズ検出部53は、前記光電変換部272〜277の出力結果に応じて、前記原稿載置面211に載置された原稿のサイズ及び向きを検出する。具体的に、前記原稿サイズ検出部53は、前記開閉検出部52により前記ADF1の開状態が検出されている状態で、前記光電変換部272〜277各々から出力される電力が前記閾値以上であるか否かに応じて原稿のサイズ及び向きを検出する。例えば、前記原稿サイズ検出部53は、前記光電変換部276から前記閾値以上の電力が出力され、前記光電変換部275から前記閾値以上の電力が出力されない場合に、前記原稿載置面211に載置された原稿のサイズ及び向きが「A4横」であると検出する。
そして、前記制御部5の前記ROM又は前記EEPROMには、前記CPUに後述の検出制御処理(図3参照)及び読取制御処理(図4参照)を実行させるための読取制御プログラムが予め記憶されている。なお、前記読取制御プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて前記制御部5の前記EEPROMなどの記憶部にインストールされるものであってもよい。
[検出制御処理]
以下、図3を参照しつつ、前記画像形成装置10において前記制御部5により実行される検出制御処理の手順の一例について説明する。なお、ステップS1、S2・・・は、前記制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。前記検出制御処理は、前記原稿載置面211に載置された原稿から画像データを読み取る前記画像読取部2の画像読取処理が終了する度にステップS1から実行される。即ち、前記検出制御処理は、前記原稿載置面211に原稿が載置された状態で開始される。
<ステップS1>
ステップS1において、前記制御部5は、入替フラグ及び載置フラグの値を設定する。前記入替フラグ及び前記載置フラグは、前記制御部5の前記RAM又は前記EEPROMに確保された記憶領域である。前記入替フラグには、前記原稿載置面211の前記原稿載置位置214に載置された原稿の入れ替えの有無が記録される。前記入替フラグは、「1」が原稿の取り出しがあった旨を示し、「0」が原稿の取り出しがない旨を示す。前記載置フラグには、前記原稿載置位置214への原稿の載置の有無が記録される。前記載置フラグは、「1」が原稿の載置があった旨を示し、「0」が原稿の載置がない旨を示す。そして、前記ステップS1において、前記制御部5は、前記入替フラグを「0」に設定し、前記載置フラグを「1」に設定する。なお、前記画像形成装置10の電源投入時又は省電力モードからの復帰時のような前記画像形成装置10の稼働開始時には、前記入替フラグ及び前記載置フラグが共に「1」に設定される。これにより、後述の読取制御処理では、1枚目の原稿の画像読取開始時に原稿の入れ替え忘れ又は原稿の入れ忘れが検出されない。
<ステップS2>
ステップS2において、前記制御部5は、前記ADF1が開状態であるか否かを判断する。具体的に、前記制御部5は、前記開閉検出部52により前記ADF1の開状態が検出されたか否かを判断する。
ここで、前記制御部5は、前記ADF1が開状態であると判断すると(S2のYes側)、処理をステップS3に移行させる。また、前記制御部5は、前記ADF1が開状態でなければ(S2のNo側)、処理を前記ステップS2で待機させる。従って、前記画像読取部2による画像データの読取終了後、前記ADF1が開かれるまでの間は、前記入替フラグが「0」、前記載置フラグが「1」の状態が継続する。
<ステップS3>
ステップS3において、前記制御部5は、前記原稿載置位置214から原稿が取り出されたか否かを判断する。具体的に、前記制御部5では、前記検出制御部51により、前記光電変換部271からの出力電力が前記閾値未満から前記閾値以上に変化した場合に、前記原稿載置位置214から原稿が取り出されたと判断される。
ここで、前記制御部5は、前記原稿載置位置214から原稿が取り出されたと判断すると(S3のYes側)、処理をステップS4に移行させる。また、前記制御部5は、前記原稿載置位置214から原稿が取り出されていないと判断すると(S3のNo側)、処理を前記ステップS2に移行させる。従って、前記画像読取部2による画像データの読取終了後、前記ADF1が開かれても前記原稿の取り出しが検出されない場合には、前記入替フラグが「0」の状態が継続する。
<ステップS4>
ステップS4において、前記制御部5は、前記入替フラグに「1」を記録し、前記載置フラグに「0」を記録する。即ち、前記画像読取部2による画像データの読取終了後、前記ADF1が開かれた状態で前記原稿の取り出しが一度でも検出された場合には、前記入替フラグが「1」に設定される。
<ステップS5>
次に、ステップS5において、前記制御部5は、前記原稿載置位置214に原稿が載置されたか否かを判断する。具体的に、前記制御部5では、前記検出制御部51が、前記光電変換部271からの出力電力が前記閾値以上から前記閾値未満に変化した場合に、前記原稿載置位置214に原稿が載置されたと仮定する。
ここで、前記制御部5は、前記原稿載置位置214に原稿が載置されたと仮定すると(S5のYes側)、処理をステップS6に移行させる。また、前記制御部5は、前記原稿載置位置214に原稿が載置されるまでの間は(S5のNo側)、処理を前記ステップS5で待機させる。
<ステップS6>
ステップS6において、前記制御部5は、前記ADF1が閉状態であるか否かを判断する。即ち、前記制御部5は、前記検出制御部51により前記原稿の載置が検出されたときに同時に前記開閉検出部52により前記ADF1の閉状態が検出されたか否かを判断する。
ここで、前記制御部5は、前記ADF1が閉状態であると判断すると(S6のYes側)、処理をステップS7に移行させる。また、前記制御部5は、前記ADF1が閉状態でなければ(S6のNo側)、処理をステップS61に移行させる。
<ステップS61>
ステップS61において、前記制御部5は、前記載置フラグに「1」を記録する。即ち、前記制御部5は、前記ADF1が開状態のときに前記光電変換部271の出力電力が前記閾値未満に変化した場合には、前記ADF1の閉動作ではなく、前記原稿載置位置214への原稿の載置が行われたと判断する。
<ステップS62>
続いて、ステップS62において、前記制御部5は、前記原稿サイズ検出部53により前記原稿載置面211に載置された原稿のサイズ及び向きを検出する。なお、前記制御部5は、前記ステップS62で検出された前記原稿のサイズ及び向きを前記操作表示部6に表示させ、或いは前記画像読取部2による読取対象の原稿サイズとして自動設定する。
<ステップS7>
一方、ステップS7において、前記制御部5は、前記載置フラグに「0」を記録する。即ち、前記制御部5は、前記光電変換部271の出力電力が前記閾値未満に変化したときに前記ADF1が閉状態であれば、前記原稿載置位置214への原稿の載置ではなく、前記ADF1の閉動作が行われたと判断する。
<ステップS8>
その後、ステップS8において、前記制御部5は、前記開閉検出部52により前記ADF1が開状態であるか否かを判断する。ここで、前記制御部5は、前記ADF1が開状態であると判断すると(S8のYes側)、処理を前記ステップS5に移行させる。また、前記制御部5は、前記ADF1が開状態でなければ(S8のNo側)、前記ステップS8を繰り返し実行する。なお、前記画像形成装置10において、前記制御部5による前記検出制御処理の実行中に、前記画像読取部2による次の画像読取処理が実行されると、前記制御部5は、前記ステップS1から前記検出制御処理を再度実行する。
このように、前記制御部5は、前記検出制御処理において、前記画像読取部2により画像データが読み取られた後、前記開閉検出部52により前記ADF1の開状態が検出されてから前記ADF1の閉状態が検出されるまでの間における前記光電変換部271の出力結果に応じて前記原稿の取り出しの有無及び前記原稿の載置の有無を検出する。
[読取制御処理]
続いて、図4を参照しつつ、前記画像形成装置10において前記制御部5により実行される読取制御処理の手順の一例について説明する。なお、前記制御部5は、前記読取制御処理及び前記検出制御処理を略並行して実行する。また、前記読取制御処理と前記検出制御処理とが異なる制御手段(プロセッサー)によって実行されることも考えられる。前記読取制御処理は、前記原稿載置面211に載置された原稿に対して前記画像読取部2を用いた画像データの読取処理が行われる場合に実行される。なお、前記制御部5は、前記ADF1に原稿がセットされている場合には、前記読取制御処理に代えて前記ADF1による原稿の搬送処理及び前記ADF1により搬送される原稿から画像データを読み取る画像読取処理を実行する。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、前記制御部5は、前記操作表示部6に対するユーザー操作により、前記原稿載置面211に載置された原稿から画像データを読み取る画像読取処理を伴うジョブの開始要求が行われたか否かを判断する。前記ジョブは、例えばスキャン処理、FAX送信処理、又はコピー処理などである。
ここで、前記制御部5は、前記ジョブの開始要求が行われたと判断すると(S11のYes側)、処理をステップS12に移行させる。また、前記制御部5は、前記ジョブの開始要求が行われるまでの間(S11のNo側)、処理をステップS11で待機させる。
<ステップS12>
ステップS12において、前記制御部5は、前記載置フラグの値が「1」であるか否かにより、前記原稿載置位置214に原稿が載置されているか否かを判断する。ここで、前記制御部5は、前記載置フラグの値が「1」であり、前記原稿載置位置214に原稿が載置されていると判断すると(S12のYes側)、処理をステップS13に移行させる。また、前記制御部5は、前記載置フラグの値が「0」であり、前記原稿載置位置214に原稿が載置されていないと判断すると(S12のNo側)、処理をステップS121に移行させる。
<ステップS121>
ステップS121において、前記制御部5は、前記操作表示部6の表示画面に、原稿の入れ忘れを検出した旨のメッセージを表示することにより前記原稿の入れ忘れを報知し、処理を前記ステップS11に戻す。即ち、前記制御部5は、前記原稿の取り出しを検出した後(S3のYes側)、前記原稿の載置が検出されていない状態で前記開閉検出部52により前記ADF1の閉状態が検出された場合に(S5及びS6のYes側)、原稿の入れ忘れを報知する。また、前記原稿の入れ忘れが生じている場合、前記制御部5は、処理を前記ステップS11に戻すことにより、前記画像読取部2による画像データの読み取りを禁止する。これにより、前記原稿載置位置214に原稿が載置されていない状態における前記画像読取部2による画像読取処理が防止される。ここに、前記ステップS121は前記制御部5の前記検出制御部51によって実行される。なお、前記ステップS121において、前記制御部5の前記検出制御部51が、前記操作表示部6への表示に代えて、エラー音を発生させること、又は前記表示と共にエラー音を発生させることにより前記原稿の入れ忘れを報知することも考えられる。
<ステップS13>
一方、ステップS13において、前記制御部5は、前記入替フラグの値が「1」であるか否かにより、前記画像読取部2による画像データの読み取り後に前記原稿載置位置214の原稿が入れ替えられたか否かを判断する。ここで、前記制御部5は、前記入替フラグの値が「1」であり、前記原稿載置位置214の原稿が入れ替えられていると判断すると(S13のYes側)、処理をステップS14に移行させる。また、前記制御部5は、前記入替フラグの値が「0」であり、前記原稿載置位置214の原稿が入れ替えられていないと判断すると(S13のNo側)、処理をステップS131に移行させる。
<ステップS14>
ステップS14において、前記制御部5は、前記画像読取部2を用いて前記原稿載置面211に載置された原稿の画像データの読取処理を実行し、処理を前記ステップS11に移行させる。
<ステップS131>
一方、ステップS131において、前記制御部5は、前記操作表示部6の表示画面に、原稿の入れ替え忘れを検出した旨のメッセージを表示することにより前記原稿の入れ替え忘れを報知する。即ち、前記制御部5は、前記画像読取部2により画像データが読み取られた後、前記原稿の取り出しが一度も検出されていない場合(S3のNo側)に、前記原稿の入れ替え忘れを報知する。このように、前記読取制御処理では、前記制御部5により、前記原稿載置面211への原稿の入れ忘れ、及び前記原稿載置面211の原稿の入れ替え忘れが区別して検出される。ここに、前記ステップS131は前記制御部5の前記検出制御部51によって実行される。なお、前記ステップS131において、前記制御部5の前記検出制御部51が、前記操作表示部6への表示に代えて、エラー音を発生させること、又は前記表示と共にエラー音を発生させることにより前記原稿の入れ替え忘れを報知することも考えられる。
<ステップS132>
また、ステップS132において、前記制御部5は、前記操作表示部6の表示画面に、前記画像読取部2による画像データの読み取りの続行の有無を選択させるための操作キーを表示させる。例えば、前記制御部5は、「同じ原稿ですが、読み取りを続行してよろしいですか?」のメッセージと共に、「はい」及び「いいえ」の操作キーを前記操作表示部6に表示させる。
<ステップS133>
そして、ステップS133において、前記制御部5は、前記ステップS132で表示された前記操作キーのユーザー操作を待ち受ける(S133のNo側)。そして、前記制御部5は、前記操作キーが選択されると(S133のYes側)、処理を前記ステップS134に移行させる。
<ステップS134>
ステップS134において、前記制御部5は、前記ステップS133における操作結果に応じて、前記画像読取部2による画像データの読み取りの続行が選択されたか否かを判断する。例えば前述の例では、「はい」の操作キーが選択された場合に、前記画像読取部2による画像データの読み取りの続行が選択されたと判断される。一方、「いいえ」の操作キーが選択された場合には、前記画像読取部2による画像データの読み取りを続行しない旨が選択されたと判断される。
ここで、前記制御部5は、前記画像読取部2による画像データの読み取りを続行しない旨が選択されたと判断すると(S134のNo側)、処理を前記ステップS11に移行させる。このように、前記画像読取部2により画像データが読み取られた後、前記原稿の取り出しが検出されていない場合には、前記制御部5は、処理を前記ステップS11に戻すことにより、前記画像読取部2による画像データの読み取りを禁止する。これにより、前記原稿載置位置214の原稿が入れ替えられていない状態における前記画像読取部2による無駄な画像読取処理が防止される。
一方、前記制御部5は、前記画像読取部2による画像データの読み取りの続行が選択されたと判断すると(S134のYes側)、処理を前記ステップS14に移行させ、前記画像読取部2による画像読取処理を実行させる。このように、前記制御部5は、前記画像読取部2により画像データが読み取られた後、前記原稿の取り出しが検出されていない場合であっても、予め設定されたユーザーの操作入力に応じて前記画像読取部2による画像読取処理の禁止を解除することが可能である。
なお、本実施の形態では、前記ステップS132〜S134により前記画像読取部2による画像読取処理の禁止の解除が可能である場合を例に挙げて説明するが、前記ステップS132〜S134の処理を省略することも考えられる。この場合、前記制御部5は、前記入れ替え忘れを報知した後(S131)、処理を前記ステップS11に移行させることにより前記画像読取部2による画像データの読み取りを禁止することが考えられる。また、前記制御部5が、初期設定などにおける前記操作表示部6のユーザー操作に応じて、前記読み取り禁止機能の有効及び無効を切り替え可能とすることも考えられる。
以上説明したように、前記画像形成装置10では、前記制御部5が、前記光電変換部271の出力電力の変化に応じて、前記原稿載置位置214の原稿の入れ替え忘れ及び原稿の入れ忘れを検出することが可能である。これにより、前記原稿の入れ替え忘れ又は前記原稿の入れ忘れが生じている場合に、その旨をユーザーに報知すること、又は前記画像読取部2による画像データの読取処理を禁止することにより、無駄な画像読取処理が防止される。
また、前記画像形成装置10では、前記制御部5が、前記画像形成装置10の外部から入射する光によって発電する前記光電変換部271の出力電力の変化を用いて前記原稿載置面211の前記原稿載置位置214における原稿の有無を判断する。そのため、例えば前記原稿の有無を光源を用いることなく検出することができ、反射型の光学式センサーのような光源を用いる構成に比べて消費電力を抑制することができる。
なお、前記検出制御部51が前記原稿載置位置214に載置された原稿の取り出しの有無を検出する方法は、前述のものに限られない。例えば、前記検出制御部51は、前記光電変換部271から出力される電力が前記閾値未満から前記閾値以上に変化した場合における前記電力の増加の傾きが所定値以上であることを条件に前記原稿の取り出しを検出してもよい。また、前記検出制御部51は、前記光電変換部271から出力される電力値が、前記閾値以上に変化した後、予め設定された所定時間が経過するまで前記閾値未満とならないことを条件に前記原稿が取り出されたことを検出してもよい。
また、同じく前記検出制御部51が前記原稿載置位置214への原稿の載置の有無を検出する方法は、前述のものに限られない。例えば、前記検出制御部51は、前記光電変換部271から出力される電力が前記閾値以上から前記閾値未満に変化した場合における前記電力の減少の傾きが所定値以上であることを条件に前記原稿の載置を検出してもよい。また、前記検出制御部51は、前記光電変換部271から出力される電力値が、前記閾値未満に変化した後、予め設定された所定時間が経過するまで前記閾値以上とならないことを条件に前記原稿の載置を検出してもよい。
また、前記画像形成装置10が、複数の前記光電変換部271を備えることも考えられる。例えば、前記原稿載置位置214を複数の区画に分割し、前記各区画に対応する位置に一つ又は複数の前記光電変換部271が配置されてもよい。なお、複数の前記光電変換部271が設けられる構成では、前記検出制御部51が、前記光電変換部271各々の検出結果の平均又はバラツキなどを算出して原稿の取り出し及び載置を検出することによりその検出精度を高めることが可能である。また、前記検出制御部51が、前記光電変換部272〜278のいずれか一つ又は複数の出力結果に応じて原稿の取り出しの有無を検出することも考えられる。例えば、前記検出制御部51は、前記光電変換部272〜278により前記原稿載置面211に載置された原稿のサイズが検出されているか否かに応じて前記原稿載置面211における原稿の載置の有無を判断することが考えられる。
また、前記画像形成装置10が、複数の原稿サイズに対応する前記副走査方向の前記サイズ検出位置各々に設けられた前記光電変換部272〜277に加えて、予め定められた複数の原稿サイズに対応する前記主走査方向のサイズ検出位置各々に配置された光電変換部を備えることが考えられる。これにより、前記原稿載置面211に載置された原稿のサイズ及び向きをより正確に検出することが可能である。例えば、前記副走査方向に配置された前記光電変換部272〜277の検出結果に基づいて原稿のサイズが「A4縦」であると判断された場合、実際の原稿は「A5横」であることも考えられる。これに対し、前記原稿サイズ検出部53は、複数の原稿サイズに対応して前記主走査方向に配置された前記光電変換部各々による検出結果を用いることにより、前記原稿のサイズが「A4縦」又は「A5横」のいずれであるかを特定することが可能である。なお、前記主走査方向に配置される複数の前記光電変換部は、全ての原稿サイズに対応して配置されている必要はなく、前記画像形成装置10で読み取り可能な原稿サイズのうち、少なくとも「A4縦」及び「A5横」のように前記副走査方向の長さが同じ関係にある原稿サイズを区別するために必要な位置に設けられていればよい。
1 :ADF
2 :画像読取部
21:原稿台
211:原稿載置面
27:原稿検出部
271〜278:光電変換部
3 :画像形成部
4 :給紙カセット
5 :制御部
51:検出制御部
52:開閉検出部
53:原稿サイズ検出部
6 :操作表示部
10:画像形成装置

Claims (6)

  1. 原稿載置面に載置された原稿から画像データを読み取る画像読取処理を実行する画像読取手段と、
    前記原稿載置面の下方に設けられ、前記原稿載置面における予め定められた原稿載置位置を透過して上方から入射する光の受光量に応じた電力を出力する第1光電変換部と、
    前記原稿載置面に対して開閉可能なカバー部材と、
    前記カバー部材の開閉状態を検出する開閉検出部と、
    前記画像読取手段により画像データが読み取られた後、前記開閉検出部により前記カバー部材の開状態が検出されてから前記カバー部材の閉状態が検出されるまでの間に、前記第1光電変換部の出力結果に関する予め定められた第1条件、第2条件および第3条件がそれぞれ成立したか否かを判定する制御部と、を備え、
    前記第1条件は、前記第1光電変換部の出力電力が予め定められた閾値未満から前記閾値以上に変化したという条件であり、
    前記第2条件は、前記第1条件が成立した後に再び前記第1光電変換部の出力電力が前記閾値未満に変化し、かつ、前記第1光電変換部の出力電力が前記閾値以上から前記閾値未満に変化したときに前記開閉検出部が前記カバー部材の閉状態を検出する状態であるという条件であり、
    前記第3条件は、前記第1条件が成立した後に再び前記第1光電変換部の出力電力が前記閾値未満に変化し、かつ、前記第1光電変換部の出力電力が前記閾値以上から前記閾値未満に変化したときに前記開閉検出部が前記カバー部材の開状態を検出する状態であるという条件であり、
    前記制御部は、前記第1条件が成立しない状態で前記画像読取処理を伴うジョブの開始要求が発生したときに、前記原稿の入れ替え忘れを報知し、前記第2条件が成立したと判定した状態で前記開始要求が発生したときに、前記入れ替え忘れの報知とは別に前記原稿の入れ忘れを報知し、前記第3条件が成立したと判定した状態で前記開始要求が発生したときに前記画像読取手段に前記画像読取処理を実行させる、画像読取装置。
  2. 前記制御部は、前記第1条件が成立したと判定しない状態で前記開始要求が発生した場合、および、前記第2条件が成立したと判定した状態で前記開始要求が発生した場合に、前記画像読取手段による画像データの読み取りを禁止する請求項に記載の画像読取装置。
  3. 前記制御部が、前記第1条件が成立したと判定しない状態で前記開始要求が発生した場合に、前記画像読取手段による画像データの読み取りの禁止を予め設定された操作入力に応じて解除可能である請求項に記載の画像読取装置。
  4. 複数の原稿サイズに対応して予め定められた複数のサイズ検出位置を透過して上方から入射する光の受光量に応じた電力を出力する複数の第2光電変換部
    記原稿載置面に載置された原稿のサイズを複数の前記第2光電変換部の出力結果に応じて検出可能な原稿サイズ検出手段と、を更に備え
    前記原稿載置位置は、前記画像読取手段による読取可能な最小原稿サイズの範囲内の位置であり、
    前記原稿サイズ検出手段は、前記制御部により前記第3条件が成立すると判定されたときに前記原稿載置面に載置された原稿のサイズを検出する、請求項1〜のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記第1光電変換部および複数の前記第2光電変換部が太陽電池である請求項に記載の画像読取装置。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の画像読取装置と、前記画像読取装置により読み取られた画像データに基づいて画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置。
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