JP6398709B2 - 画像読取装置、画像形成装置および読み取りサイズの制御方法 - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置および読み取りサイズの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像読取機能を備えた画像形成装置に関して、特に読み取る画像のサイズを自動で選択する機能を有した画像読取装置、画像形成装置および読み取りサイズの制御方法に関するものである。
コピーやファクシミリ送信のための原稿読取装置や、原稿読取機能を有した画像形成装置では、原稿のサイズを検知して、読み取りサイズの選択を自動で行うものも多い。
ところが、製品のコストダウンを目的として、こうした原稿のサイズの検知を簡略化する例も少なくない。このため、原稿を載置する機械的構成を複数の部位に有するものでは、読み取りサイズを自動選択する動作が有効の場合と無効の場合とが、混在することもある。
こうした場合、原稿読取装置や画像形成装置に原稿を載置し、コピーやファクシミリ送信等を実施する際に、原稿を載置した部位によって、原稿のサイズを検知して読み取りサイズを自動で選択する機能が働いたり働かなかったりする。従って、ユーザーが意図しない原稿のサイズで、コピーやファクシミリ送信等が実行されてしまう。
特開2002−152448号公報 特開2002−244500号公報 特開平3−268978号公報
従来から、上述のようにユーザーが意図しないサイズ設定のまま処理が実行されてしまうような不都合を回避する技術が提案されている。
例えば特許文献1には、原稿と用紙サイズが合わないような異常状態が検出されたときには、その旨を表示するとともに、原稿読み取りを続行させるか、または中止するかをユーザーが選択する構成が示されている。
即ちこの特許文献1は、ユーザーによる異常状態の判別や対処への指示を容易にすることを目的としている。
また特許文献2には、画像の出力先のサイズに合わせて、原稿の読み取りサイズを拡大または縮小することが示されている。
即ちこの特許文献2は、原稿から読み取った画像のサイズを印刷するサイズへ最適化する作業を簡略化することを目的としている。
さらに特許文献3には、印刷可能である用紙サイズが印刷を想定している用紙サイズと異なる場合であっても印刷を続行することが記載されている。
即ちこの特許文献3は、印刷する画像に見合ったサイズの用紙が用意されていない場合でも強制的に印刷することを目的としている。
ところで原稿読取装置や画像形成装置では、原稿の読み取りサイズを自動で選択するように設定されているにも係わらず、原稿のサイズが検知できないような場合も起こり得る。例えば、ユーザーが原稿のサイズを検知する機能が有効とならない部位に原稿を載置したような場合である。
このような場合、一般には原稿読取装置や画像形成装置がコピーやファクシミリ送信等の動作開始前に、原稿の再セットを要求する画像情報や文字情報、音響情報等をユーザーに対して報知する。
しかしながら、ユーザーは原稿の読み取りサイズが自動で選択されるものと認識しているため、混乱を招いてしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザーが意図しない原稿のサイズでのコピーやファクシミリ送信等を抑制することができる画像読取装置、画像形成装置および読み取りサイズの制御方法を提供することにある。
本発明の画像読取装置は、原稿を載置する第1の原稿載置手段と、
前記第1の原稿載置手段に載置された前記原稿の原稿サイズを検知する検知手段と、前記第1の原稿載置手段とは異なる位置に前記原稿を載置する第2の原稿載置手段であって、前記原稿の原稿サイズを検知する機能が無効である前記第2の原稿載置手段と、前記第1の原稿載置手段もしくは前記第2の原稿載置手段に載置された前記原稿の画像を読み取る読取手段と、前記原稿の原稿サイズの入力を受け付ける操作手段と、前記検知手段によって検知された原稿サイズもしくは前記操作手段から入力された原稿サイズに基づいて前記読取手段による読み取り範囲を制御する制御手段と、前記制御手段からの情報を表示する表示手段とを具備し、前記制御手段は、前記第2の原稿載置手段に原稿が載置されたと判断すると、前記操作手段からの原稿サイズの入力を要求する入力要求画像情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
この画像読取装置は、前記第2の原稿載置手段を覆うプラテンカバーと、前記プラテンカバーの開閉を検知する開閉検知手段とを有し、前記制御手段は、前記プラテンカバーが開かれたことを前記開閉検知手段によって検知した際に前記第2の原稿載置手段に前記原稿が載置されたと判断し前記入力要求画像情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記第2の原稿載置手段に前記原稿が載置されたと判断した後、予め設定される所定の時間内に前記操作手段から操作の入力が無い場合、あるいは前記操作手段から操作の入力が無くなってから前記所定の時間が経過した場合には前記表示手段に表示されている前記入力要求画像情報を消去させることを特徴とする。
あるいは、前記制御手段は、前記第2の原稿載置手段に原稿が載置されたと判断すると、予想される原稿サイズに基づく前記読み取り範囲の制御の可否を選択する可否選択画像情報を前記表示手段に表示させ、前記予想される原稿サイズに基づく前記読み取り範囲の制御が選択されると、前記読取手段による読み取り範囲を最も頻度の高い読み取り範囲に制御することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、請求項1ないし請求項4の何れかに記載の画像読取装置と、前記読取手段によって読み取った画像データに基づいて印刷用紙に画像を印刷する印刷手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の読み取りサイズの制御方法は、原稿を載置する第1の原稿載置手段と、前記第1の原稿載置手段に載置された前記原稿の原稿サイズを検知する検知手段と、前記第1の原稿載置手段とは異なる位置に前記原稿を載置する第2の原稿載置手段であって、前記原稿の原稿サイズを検知する機能が無効である前記第2の原稿載置手段と、前記第1の原稿載置手段もしくは前記第2の原稿載置手段に載置された前記原稿の画像を読み取る読取手段と、前記原稿の原稿サイズの入力を受け付ける操作手段と、前記検知手段によって検知された原稿サイズもしくは前記操作手段から入力された原稿サイズに基づいて前記読取手段による読み取り範囲を制御する制御手段と、前記制御手段からの情報を表示する表示手段と、前記第2の原稿載置手段を覆うプラテンカバーと、前記プラテンカバーの開閉を検知する開閉検知手段とを具備する画像読取装置における読み取りサイズの制御方法であって、前記制御手段は、前記プラテンカバーが開かれたことを前記開閉検知手段によって検知した際に前記第2の原稿載置手段に前記原稿が載置されたと判断し前記操作手段からの原稿サイズの入力を要求する入力要求画像情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、原稿のサイズを検知して読み取りサイズを自動で選択する機能が有効の場合と無効の場合とが存在する画像形成装置において、読み取りサイズを自動で選択する機能が無効である場合に、その旨を操作表示部等から報知するとともに、読み取りサイズを自動選択とする設定を禁止する。
これにより、原稿のサイズを検知して読み取りサイズを自動で選択する機能が無効であることをユーザーが認識し易くなり、ユーザーが意図しない原稿のサイズでのコピーやファクシミリ送信が抑制されるという効果を奏する。
本発明の各実施の形態に係るMFP11の構成を示す図(斜視図)である。 本発明の各実施の形態に係るMFP11の構成を示す図(正面図)である。 本発明の各実施の形態に係るMFP11の通常時における表示部140aの表示例を示す図である。 本発明の実施の形態における表示部140aに表示されるサイズ選択画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態においてDP11bによる原稿のサイズの検知が有効とならない場合の通常画面ならびにサイズ選択画面の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態においてDP11bによる原稿のサイズの検知が有効とならない場合の通常画面の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態においてON/OFFボタン1423を操作した際の通常画面の変化の様子を示す図である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。本実施の形態では、画像形成装置の一例としてMFP(Multi Function Peripherals、複合機とも称される)を用いて説明する。なお、本発明において特徴的ではなく、あるいは特徴的な部分と関連の弱い部位については、符号の付与や説明は省略する。
図1および図2を参照すると、MFP11は本体11aと、本体11aの上方に可動支持されるDP(Document Processor)11bから構成されている。
本体11aの上部には原稿等の画像を光学的に読み取る画像読取部150が設けられ、この画像読取部150の上面がプラテン150aとなっている。
DP11bは、トレイ11c上に載置された原稿を1枚ずつ画像読取部150の上面に搬送するADF(Auto Document Feeder:オートドキュメントフィーダー)の役割と、原稿を押圧してプラテン150aに密着させるプラテンカバーの役目をする。
即ち、DP11bは本体11aの上面を覆う形状を成している。また、図2を参照すると、本体11aの上面の一部には、DP11bが閉じられたことを検知するための開閉センサー170が設けられている。この開閉センサー170には光学センサーや、DP11bの底面等によって押圧される電気スイッチ等が用いられる。
図1を参照すると、トレイ11cには原稿が載置されたことを検知する原稿センサー11dと、原稿を正しく画像読取部150の上面に搬送するためのガイド11e-1および11e-2とが設けられている。
原稿センサー11dは、一例として載置された原稿によって押圧されることでオンまたはオフとなる電気スイッチである。
ガイド11e-1および11e-2は、これを原稿の左右両端に合わせることにより、原稿の搬送方向に対する幅を検知することができる(詳細な構成は本発明の特徴点ではないので、その説明は省略する)。
一方、図2を参照すると、DP11b内における原稿の搬送路の一部には、この原稿の通過を検知するためのセンサー11e-3が設けられている。
このセンサー11e-3には、一例としてフォトインタラプター等の光学センサーや原稿によって押圧される電気スイッチ等が用いられ、原稿の前端から後端まで通過時間に基づいて、この原稿の搬送方向の長さを判別することができる。
即ち、これらガイド11e-1および11e-2ならびにセンサー11e-3によって、原稿画像の読み取り直前に、この原稿のサイズを検知することができる。
なお本実施の形態においては、原稿画像の読み取り前に、この原稿のサイズを検知することができる構成は、これらガイド11e-1、11e-2、センサー11e-3の組み合わせだけであるものとする。
本体11aの前部において、ユーザー(図示等省略、以降同様)が原稿を載置してコピーやファクシミリ送信等の操作をする際に視認し易い部位には、操作表示部140が設けられている。
この操作表示部140は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)等を用いた表示部140a、表示部140aの上面のタッチパネル140b、表示部140aの左右に配置されたキーボード140c等から構成されている。
なお、タッチパネル140bやキーボード140cは既知のものであるので、詳細な説明は省略するが、キーボード140cにはスタートボタン141が含まれる。
また、操作表示部140内には制御部110を有している。上述のガイド11e-1、11e-2、センサー11e-3や表示部140a、あるいはタッチパネル140bやキーボード140c等は、この制御部110に接続され、また制御される。
この制御部110には、外部の電話回線やコンピューターあるいはLAN(Local Area Network)との間で画像データや操作指示命令情報等をやりとりするための各種通信インターフェイスも含まれる(既知のものなので詳細な説明は省略する)。
さらに上述の操作表示部140には、発光表示器(パイロットランプ)や音声報知器(ブザーやスピーカー)等も有しているが、詳細は省略する。
操作表示部140が有する表示部140aの表示の様子について、図3に示す。本実施の形態の通常時に表示部140aには、図3に示すような通常画面142aが表示される。この通常画面142aには、「原稿サイズ」や「用紙サイズ」等の選択入力をするための複数のシンボル(アイコンやボタンと称され、この図形上でタッチパネルを操作できるようにするもの)が表示される。
また表示部140aの下寄りや左寄りには、同様の選択入力のためのタブ(入力や動作の種類毎に振り分けられる操作枠の見出し)や主要設定値欄、あるいは読み取った画像を確認するためのプレビュー領域も表示される(符号等省略)。
この他に本体11aには、印刷部160が設けられている。印刷部160は、このMFP11が原稿のコピーを行う時や受信したファクシミリ文書を印刷する時、あるいは外部からデータが入力されてプリンターとして動作を行う時に、印刷用紙にトナー等による画像を形成する。なお、印刷部160の詳細な構成や動作については、一般的なものと同じであるので、説明は省略する。
なお本実施の形態においては、コピーやファクシミリ送信等の動作をしておらず、また省電力による待機動作等もしていない状態を、上述の通常時とする。また通常時には、速やかにコピー処理を開始することができる状態となっているものとする。
また、プラテン150aで原稿を読み取る際には、必ずDP11bを閉じる(下げる)ものとする。
さらに以下には、プラテン150a上とDP11bのトレイ11cとに同時に原稿が載置されることはないものとして説明する。
〔第1の実施の形態〕
まず、原稿をトレイ11cに載置する場合について説明する。なお上述の通り、DP11bを閉じているものとする。
この場合、トレイ11cに原稿を載置されたことが原稿センサー11dによって検知されると、表示部140aの表示は図3に示す通常画面142aから、図4(a)に示すようなサイズ選択画面142bへと変更される。このサイズ選択画面142bには、用紙サイズを選択するための複数のサイズボタン1421-1、1421-2・・・と、用紙サイズの選択を自動に行う際の自動ボタン1421-Aのシンボルが表示される。
ただし、原稿をトレイ11cに載置した場合には、DP11bがガイド11e-1ならびに11e-2およびセンサー11e-3によって原稿のサイズを検知することができる。そこで、サイズ選択は「自動」となり、図4(b)に示すサイズ選択画面142b-1のように、自動ボタン1421-Aは明暗を反転させる等して表示される。
この後、操作表示部140等を介して特段の操作の必要がなければ、ユーザーがスタートボタン141を押下することで、コピーやファクシミリ送信等の動作が開始される。
一方、原稿をプラテン150a上に載置する場合について説明する。ここでも上述の通り、DP11bを閉じているものとする。
原稿をプラテン150a上に載置する場合、まずDP11bを開ける(持ち上げる)。DP11bを開けたことが開閉センサー170によって検知されると、表示部140aの表示は図3に示す通常画面142aから図5(a)に示すような通常画面142a-2へと変更される。
この通常画面142a-2には、通常画面142aに表示されるシンボルに加えて、原稿サイズボタン1422のシンボルが表示される。これによって、原稿をプラテン150a上に載置した場合には、自動でサイズ選択が行われないことが表示部140aから報知される。
上述の通り、表示部140aを有する操作表示部140は、原稿を載置する際にユーザーから視認され易い部位に設けられている。従って、読み取りサイズを選択しなければならないことを、ユーザーが認識し易い。
なおこの通常画面142a-2は、タッチパネルやキーボード等から何も操作されなければ、予め決められる所定時間後に通常画面142aへ戻る他、コピーやファクシミリ送信等の動作の終了後には通常画面142aへ戻る。
ここで、ユーザーが原稿サイズボタン1422を操作(押下)すると、表示部140aの表示は図5(b)に示すようなサイズ選択画面142b-2へと変更される。
なおここで、プラテン150a上に原稿を載置してDP11bを閉じ(下げ)ると、開閉センサー170が押圧され、DP11bを閉じたことが検知される。この場合にも、表示部140aの表示はサイズ選択画面142b-2へと変更される。
このサイズ選択画面142b-2には、用紙サイズを選択するための複数のサイズボタン1421-1、1421-2・・・が表示される。なお、サイズ選択画面142bあるいはサイズ選択画面142b-1で表示された自動ボタン(1421-A)は、選択画面142b-2では表示されない。
ここで、ユーザーがサイズボタン1421-1、1421-2・・・の何れかを操作して読み取りサイズを選択し、スタートボタン141を押下することで、コピーやファクシミリ送信等の動作が開始される。
なお、この図5(b)に示す選択画面142b-2も、タッチパネルやキーボード等から何も操作されなければ、予め決められる所定時間後に通常画面142aへ戻る他、コピーやファクシミリ送信等の動作の終了後には通常画面142aへ戻る。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態において、原稿をトレイ11cに載置した際の動きは第1の実施の形態と同一であるので、以下には簡単に説明する。
原稿をトレイ11cに載置し、これが原稿センサー11dによって検知されると、表示部140aの表示は図4(b)に示すサイズ選択画面142b-1へと変更される。
即ち、ガイド11e-1、11e-2、センサー11e-3で原稿のサイズを検知することができるので、サイズ選択は「自動」となる。
この後、ユーザーがスタートボタン141を押下することで、コピーやファクシミリ送信等の動作が開始される。
一方、第2の実施の形態において原稿をプラテン150a上に載置する場合、まずDP11bを開ける。ここで、DP11bを開けたことが開閉センサー170によって検知されると、表示部140aの表示は図6に示すような通常画面142a-3へと変更される。
第2の実施の形態においては、原稿のサイズを検知する構成を有していないプラテン150a上に原稿を載置した場合、第1の実施の形態で述べたものに加え、プラテン150a上に載置したと思われる原稿のサイズが予測され、予測結果に基づいた読み取りサイズが自動で選択される。
この予測の方法にも、様々なものが適用可能である。一例として本発明では、想定される原稿のサイズ(A4やB5等)毎に読み取りが行われた回数を計数しておき、最も読み取り頻度の高いサイズを、次の読み取りサイズとして自動で選択する方法を用いる。
なおこの場合、プラテン150a上に載置したと思われる原稿のサイズの予測であるので、プラテン150aで読み取りが行われた回数を計数することが好ましい。
また、上述のような各種予測では、その結果がプラテン150a上に載置される原稿のサイズと一致しない場合も起こり得る。原稿サイズの予測結果とプラテン150a上に載置される原稿のサイズと一致しない場合には、予測で読み取りサイズを自動選択する機能を無効にする必要がある。
そこで第2の実施の形態では、自動原稿サイズ機能の有効/無効を選択するためのON/OFFボタン1423が、通常画面142a-3に表示される。
即ち通常画面142a-3では、ユーザーがON/OFFボタン1423を操作することで、自動原稿サイズ機能を有効にするか、あるいは無効にするかを選択することができる(例えば、ON/OFFボタン1423を操作する毎に、自動原稿サイズ機能を有効にするか無効にするかが切り替わる)。
ところで、予測で読み取りサイズを自動選択する機能が有効である場合には、通常画面142a-3に表示している原稿サイズボタン1422は不要ということになる。
そこで、図7(a)に示すように自動原稿サイズ機能を有効(自動原稿サイズON1423-1)としている場合には、原稿サイズボタン(1422)をグレー(表示のみで、操作できないことを意味する)とした原稿サイズボタン1422aが、通常画面142a-4に表示される。
一方で、図7(b)に示すように自動原稿サイズ機能を無効とした場合には、自動原稿サイズOFF1423-0とともに原稿サイズボタン1422が、通常画面142a-5に表示される。
このON/OFFボタン1423(自動原稿サイズOFF1423-0、自動原稿サイズON1423-1)も、原稿を載置する際にユーザーから視認され易い部位に設けられた操作表示部140が有する表示部140aに表示される。
従って、読み取りサイズを選択しなければならないことをユーザーが認識し易いとともに、同一のサイズの原稿の読み取りしか行わないユーザーにとっては、予測で読み取りサイズが自動選択されているか否かを認識し易い。
なお、これら通常画面142a-4あるいは通常画面142a-5も、タッチパネルやキーボード等からの操作がなくなると、予め決められる所定時間後に通常画面142aへ戻る他、コピーやファクシミリ送信等の動作の終了後には通常画面142aへ戻る。
この後、プラテン150a上に原稿を載置してDP11bを閉じ(下げ)ると、開閉センサー170が押圧され、DP11bを閉じたことが検知される。この時、自動原稿サイズ機能を有効としていれば(即ち、図7(a)に示すような状態であれば)、表示部140aの表示は図4(b)に示すサイズ選択画面142b-1のように変更される。
そして、操作表示部140等を介して特段の操作の必要がなければ、ユーザーがスタートボタン141を押下することで、コピーやファクシミリ送信等の動作が開始される。
また、プラテン150a上に原稿を載置してDP11bを閉じたことが開閉センサー170によって検知された時、自動原稿サイズ機能を無効としていれば(即ち、図7(b)に示すような状態であれば)、表示部140aの表示は図5(b)に示すサイズ選択画面142b-2のように変更される。
そして、ユーザーがサイズボタン1421-1、1421-2・・・の何れかを操作して読み取りサイズを選択し、スタートボタン141を押下することで、コピーやファクシミリ送信等の動作が開始される。
なおここでも、選択画面142b-1あるいは選択画面142b-2は、タッチパネルやキーボード等から何も操作されなければ、予め決められる所定時間後に通常画面142aへ戻る他、コピーやファクシミリ送信等の動作の終了後には通常画面142aへ戻る。
以上説明したように本発明の実施の形態によれば、原稿のサイズを検知して読み取りサイズを自動で選択する機能が有効の場合と無効の場合とが存在する画像形成装置において、読み取りサイズを自動で選択する機能が無効である場合に、その旨を操作表示部等から報知するとともに、読み取りサイズを自動選択とする設定を禁止する。
また、読み取りサイズを自動で選択する機能が無効である場合には、読み取り履歴から予測した結果で読み取りサイズを自動選択するとともに、予測結果に基づいた読み取りサイズの自動選択を無効とした場合には、読み取りサイズを自動選択とする設定を禁止する。
これにより、原稿のサイズを検知して読み取りサイズを自動で選択する機能が無効であることをユーザーが認識し易くなり、ユーザーが意図しない原稿のサイズでのコピーやファクシミリ送信が抑制される。
なお、本発明が上述の実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において適宜変更され得ることは明らかである。
11 MFP
11b DP(プラテンカバー)
11c トレイ(第1の原稿載置手段)
11e-1、11e-2 ガイド(検知手段)
11e-3 センサー(検知手段)
110 制御部(制御手段)
140 操作表示部
140a 表示部
140b タッチパネル(操作手段)
140c キーボード(操作手段)
142a、142a-2〜142a-5 通常画面
142b、142b-1、142b-2 サイズ選択画面
150 画像読取部(読取手段)
150a プラテン(第2の原稿載置手段)
160 印刷部(印刷手段)
170 開閉センサー(開閉検知手段)
1421-A 自動ボタン
1421-1、1421-2・・・ サイズボタン
1422 原稿サイズボタン(入力要求画像情報)
1423 ON/OFFボタン(可否選択画像情報)

Claims (6)

  1. 原稿を載置する第1の原稿載置手段と、
    前記第1の原稿載置手段に載置された前記原稿の原稿サイズを検知する検知手段と、
    前記第1の原稿載置手段とは異なる位置に前記原稿を載置する第2の原稿載置手段であって、前記原稿の原稿サイズを検知する機能が無効である前記第2の原稿載置手段と、
    前記第1の原稿載置手段もしくは前記第2の原稿載置手段に載置された前記原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記原稿の原稿サイズの入力を受け付ける操作手段と、
    前記検知手段によって検知された原稿サイズもしくは前記操作手段から入力された原稿サイズに基づいて前記読取手段による読み取り範囲を制御する制御手段と、
    前記制御手段からの情報を表示する表示手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記第2の原稿載置手段に原稿が載置されたと判断すると、前記操作手段からの原稿サイズの入力を要求する入力要求画像情報を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第2の原稿載置手段を覆うプラテンカバーと、
    前記プラテンカバーの開閉を検知する開閉検知手段と
    を有し、
    前記制御手段は、
    前記プラテンカバーが開かれたことを前記開閉検知手段によって検知した際に前記第2の原稿載置手段に前記原稿が載置されたと判断し前記入力要求画像情報を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記第2の原稿載置手段に前記原稿が載置されたと判断した後、
    予め設定される所定の時間内に前記操作手段から操作の入力が無い場合、
    あるいは前記操作手段から操作の入力が無くなってから前記所定の時間が経過した場合には前記表示手段に表示されている前記入力要求画像情報を消去させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記第2の原稿載置手段に原稿が載置されたと判断すると、予想される原稿サイズに基づく前記読み取り範囲の制御の可否を選択する可否選択画像情報を前記表示手段に表示させ、前記予想される原稿サイズに基づく前記読み取り範囲の制御が選択されると、前記読取手段による読み取り範囲を最も頻度の高い読み取り範囲に制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れかに記載の画像読取装置と、
    前記読取手段によって読み取った画像データに基づいて印刷用紙に画像を印刷する印刷手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  6. 原稿を載置する第1の原稿載置手段と、
    前記第1の原稿載置手段に載置された前記原稿の原稿サイズを検知する検知手段と、
    前記第1の原稿載置手段とは異なる位置に前記原稿を載置する第2の原稿載置手段であって、前記原稿の原稿サイズを検知する機能が無効である前記第2の原稿載置手段と、
    前記第1の原稿載置手段もしくは前記第2の原稿載置手段に載置された前記原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記原稿の原稿サイズの入力を受け付ける操作手段と、
    前記検知手段によって検知された原稿サイズもしくは前記操作手段から入力された原稿サイズに基づいて前記読取手段による読み取り範囲を制御する制御手段と、
    前記制御手段からの情報を表示する表示手段と、
    前記第2の原稿載置手段を覆うプラテンカバーと、
    前記プラテンカバーの開閉を検知する開閉検知手段と
    を具備する画像読取装置における読み取りサイズの制御方法であって、
    前記制御手段は、
    前記プラテンカバーが開かれたことを前記開閉検知手段によって検知した際に前記第2の原稿載置手段に前記原稿が載置されたと判断し前記操作手段からの原稿サイズの入力を要求する入力要求画像情報を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする読み取りサイズの制御方法。
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