JP2015163960A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
記録材への二次転写では、二次転写ローラを用いて、中間転写体を張架する二次転写対向ローラと二次転写ローラとの間で記録材を狭持し、二次転写を行いつつ記録材を搬送する構成が多い。
二次転写ローラは、二次転写前後の搬送路を一体的にユニット化した二次転写ユニットを、記録材(用紙等)が詰った場合の処理や、中間転写体や中間転写体を含むユニットの交換容易性等の為、中間転写体から回転(開閉)可能にしたものがある。二次転写ローラは、良好な画質を得る為、また二次転写搬送時の記録材のスリップを抑制する為、中間転写体や二次転写対向ローラに対して強い押圧力をもって配設されることが要求される。
また、装置本体への二次転写ユニットの係合(固定)や保持には、記録材の外側で二次転写ユニットの両端側にそれぞれ1つ以上の係合部を持つ構成がある。しかし、二次転写ローラの押圧力が強い為、その反力により全ての係合部が係合されない場合がある。
これを回避する為に、全ての係合部に検知センサを設けて係合不良を検知し、ユーザに再び係合させる構成がある。
また、特許文献1のように、係合部の回転部材を、別の案内ガイドを用いて開閉部材に連動させてロックする構成がある。
全ての係合部に検知センサを設けて係合不良を検知し、ユーザに再び係合させる構成では、コストがかかる。また、ユーザに余計な開閉操作を強いる為、ユーザビリティにおいても好ましくない。
また、係合部の回転部材を、別の案内ガイドを用いて開閉部材に連動させて係合する構成では、案内ガイドの稼働領域でスペースが必要であり、省スペース化が難しい。また、案内ガイドのコストもかかる。
本発明は、装置本体に対してそれぞれ開閉可能な外側ユニットと内側ユニットを有する構成において、低コスト化、省スペース化を実現しつつ、閉状態で内側ユニットをより確実に装置本体に係合させることを目的とする。
装置本体と、
前記装置本体に対して開閉可能な第1ユニットと、
前記第1ユニットよりも前記装置本体の内部側に配置され、前記装置本体に対して開閉可能な第2ユニットと、
前記第2ユニットに設けられ、前記装置本体と係合することで前記第2ユニットを閉状態とする2つの係合部と、
前記第1ユニットに設けられ、前記第2ユニットを押圧する押圧部と、
を有する画像形成装置において、
前記第1ユニットの押圧部で前記第2ユニットを押圧することで、前記第2ユニットを開状態から前記閉状態にすることができ、
前記押圧部は、前記2つの係合部の並ぶ方向に関して前記第2ユニットの中央近傍の領域を押圧することを特徴とする。
以下に、実施例1について説明する。
図15は、本実施例の画像形成装置100の概略構成を示す断面図である。
図15に示す画像形成装置100は、電子写真方式のタンデム型4色カラーのレーザビ
ームプリンタであり、中間転写体を利用している。以下、画像形成装置100の概略構成について説明する。ここで、各画像形成部の構成及び動作は、用いる現像剤(トナー)の色が異なることを除いては実質的に同じである。したがって、以下の説明において特に区別を要しない場合は、いずれかの色(本実施例ではイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)用に設けられた要素であることを表すために、図15において符号に与えた添字a,b,c,dを省略して、総括的に説明する。
感光ドラム1の周囲には、その回転方向に沿ってほぼ順に、接触方式の帯電ローラ2、露光装置30、現像器(現像装置)4、第2の像担持体としての中間転写ベルト(中間転写体)10、感光ドラムクリーニング装置5が配置されている。
ここで、帯電ローラ2は、感光ドラム1表面を均一に帯電するためのものである。露光装置30は、画像情報に応じて感光ドラム1表面にレーザ光Lを照射して潜像(以下、静電潜像)を形成するためのものである。現像器4は、静電潜像にトナーを付着させてトナー像(現像剤像)として現像するためのものである。感光ドラムクリーニング装置5は、感光ドラム1表面の一次転写残トナーを除去するためのものである。また、中間転写ベルト10には、感光ドラム1上のトナー像が一次転写される。
感光ドラム1は、アルミニウムシリンダの外周面にOPC(有機光半導体)等の光導電層を設けて構成したものである。帯電ローラ2は、芯金とその周囲を囲繞する導電性の弾性部材によって構成されており、感光ドラム1の表面に接触配置されて従動回転するとともに、電源(不図示)によって帯電バイアスが印加される。露光装置30は、画像情報に応じてレーザ光Lを発光するレーザ発振器(不図示)と、ポリゴンミラー31と、ミラー32等を有し、画像情報に応じて、帯電済の感光ドラム1表面を露光して静電潜像を形成する。現像器4は、感光ドラム1上の静電潜像の現像に供するべく、感光ドラム1表面に対向する現像位置に配置される。そして、感光ドラム1表面に形成された静電潜像を現像し、トナー画像を形成する。
この動作が各色ごとに行われる。
矢印R1方向に回転駆動された感光ドラム1aは、帯電ローラ2aに直流電圧と交流電圧とが重畳された帯電バイアスが印加されることにより、表面が均一に帯電される。レーザ発振器(不図示)にイエローの画像信号が入力されると、レーザ光Laが発光され、帯電済の感光ドラム1a表面が照射されることで、感光ドラム1a表面に静電潜像が形成される。感光ドラム1aがさらに矢印R1方向に回転すると、感光ドラム1a上の静電潜像は、イエロー現像器4aによってイエローのトナーが付着されトナー像として現像される。感光ドラム1a上のイエローのトナー像は、一次転写ローラ11aに印加された一次転写バイアスによって一次転写ニップ部N1aを介して中間転写ベルト10上に一次転写される。イエロートナー像転写後の感光ドラム1aは、表面の一次転写残トナーが感光ドラムクリーニング装置5aによって除去され、次の画像形成に供される。
この中間転写ベルト10上の4色のトナー像は、電源によって二次転写ローラ12に印加された二次転写バイアスにより、二次転写ニップ部N2を介して、矢印K方向に搬送されてきた記録材Pに二次転写される。
二次転写ニップ部N2によってトナー像転写後の記録材Pは、定着器20に搬送され、ここで加熱、加圧を受けて溶融固着(定着)され、これにより記録材P上に4色フルカラーの画像が得られる。その後、記録材Pは、排出ローラ61によって機外へ排出される。
その後は、1面目のプリントと同様に2面目のプリントが行われる。両面のプリントが行われた記録材Pは、排出ローラ61によって機外へ排出される。
図1は、本実施例の画像形成装置100において、両面搬送ユニット80の閉状態(ロック状態)での要部の概略構成を示す断面図である。
両面搬送ユニット80は、装置本体101に対して開閉可能に構成されている。そして、両面搬送ユニット80に対して画像形成装置100の内部側には、内側ユニット(第2ユニット)としての二次転写ユニット70が配設されている。二次転写ユニット70も、装置本体101に対して開閉可能に構成されている。二次転写ユニット70は、中間転写ベルト10に一次転写されたトナー像を記録材Pに二次転写させる二次転写ローラ12を二次転写バネ(付勢部材)73を介して支持している。
図1に示すように、両面搬送ユニット80を閉じた状態では、二次転写ユニット70も閉じた状態にある。また、本実施例では、両面搬送ユニット80の開閉動作に連動して二次転写ユニット70が開閉動作を行うことができるように構成されている。
二転ロック(装置本体側係合部)75は、二転ロック支点75aを回転中心として、図1に示すロック位置より下方の領域で回転可能に構成され、不図示のバネにより図1において時計回りに回転するように付勢されている。
このことで、各箇所にかかる保持力を半減することができる。
両面ロック84は、両面ロック支点84aを回転中心として、ユーザによってロック位置より下方の領域で回転可能に構成され、不図示のバネにより図1において反時計回りに回転するように付勢されている。
おいて、引っ掛け爪83の近傍を上方から見たときの概略図である。
引っ掛け爪83は、両面搬送ユニット80の閉状態においては、上方から見ると図3に示すように、二次転写ユニット70の上部中央付近に配置されたレバー部材としてのレバー77(図1,2)を突き抜ける(貫通する)ように配置されている。
また、両面ロック84は、両面搬送ユニット80を閉じた際のガタ付き抑制やクリープ等を考慮して、記録材Pの搬送方向に直交する記録材Pの幅方向において記録材Pの幅の外側付近の両端にそれぞれ設けている。
図4は、両面搬送ユニット80を閉じる際の、両面搬送ユニット80と二次転写ユニット70の動作について説明するための概略図である。図5は、図4に示す状態において、引っ掛け爪83の近傍を上方から見たときの概略図である。図6は、図4に示す状態からさらに両面搬送ユニット80を閉じた状態を示す概略図である。図7は、図6に示す状態からさらに両面搬送ユニット80を閉じた状態を示す概略図である。
また、二転ロック75は、二次転写ユニット70内のカム70cによって二転ロック75内のカムボス75bが押し下げられることにより、図4において付勢力に抗して反時計方向に押し下げられる。
また、本実施例では、両面搬送ユニット80の引っ掛け爪83が、二次転写ユニット70の上部中央付近を押す(押圧する)構成とする。これにより、2箇所ある二転ロック75の一方がロック(係合)され且つ他方がロック(係合)されない片閉り(ロック不良)状態で維持されることを抑制できる。つまり、使用者が両面搬送ユニット80を押して閉じる際、幅方向(2つの係合ボス70bの並ぶ方向)Wに関して両面搬送ユニット80のどの位置を押しても、引っ掛け爪83は二次転写ユニット70の2つの係合ボス70bの中央付近を押圧する。このため、2つの係合ボス70bのどちらか一方のみが二転ロック75と係合した状態(片閉り状態)となることが抑制され、2つの係合ボス70bの両方がそれぞれ二転ロック75と係合する。
即ち、二次転写ユニット70を押圧する2つの引っ掛け爪83の位置は、図3に示す、幅方向Wに関して、2つの係合ボス70bの間を四等分した時の中央2つの区域(中央近傍の領域)CAに配置されていればよい。このような中央近傍の領域CAに、二次転写ユニット70を閉じる際に押圧する部分(引っ掛け爪83)を配置することで上述した片閉り状態となることを実質的に抑制することができる。
両面搬送ユニット80の二次転写ユニット70を押圧する部分を「押圧部」P1L、P1R、P2L、P2Rとし、両面搬送ユニット80の両面搬送ユニット80を閉じるために使用者によって押圧される箇所を「被押圧箇所」TL、TC、TRとする。また、両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70が開いた状態から両面搬送ユニット80を押圧して閉じる閉じ動作を行った回数(試験回数)を「閉じ回数」、そのうち片閉り状態となった回数を「片閉り回数」としている。
一方、形態2では、中央近傍の領域CA外に配置された押圧部P2L、P2Rを設けた。この場合、被押圧箇所がTL、TRの場合、それぞれ20回、15回片閉り状態となった。なお、被押圧箇所がTLの場合は図16(a)の右側の係合ボス70bが係合しない片閉り状態となり、被押圧箇所がTRの場合は図16(a)の左側の係合ボス70bが係合しない片閉り状態となる。
片閉り状態になりやすいのは、二次転写ユニット70の左右の係合ボス70bが対応する二転ロック75に向かって押圧される力の差が大きい場合である。形態2の構成では、被押圧箇所がTL、TRの場合、押圧部P2L、P2Rのどちらか一方が二次転写ユニット70を押圧する力が強くなって、二次転写ユニット70に左右均等に力が伝わらない。このため、係合ボス70bが対応する二転ロック75に向かって押圧される力の差が大きくなって片閉り状態となりやすい。一方、形態1の構成では、押圧部P1L、P1Rが中央近傍の領域CA内にあるため、被押圧箇所がTL、TC、TRのどこであっても、中央付近の押圧部P1L、P1Rを介して二次転写ユニット70に比較的左右均等に力が伝わる。このため、左右の係合ボス70bが対応する二転ロック75に向かって押圧される力の差が小さく、片閉り状態になりにくい。
このような構成により、両面搬送ユニット80が装置本体101にロックされる時には、両面搬送ユニット80は、二次転写ユニット70の反力や引っ掛け爪83がレバー77を押す反力を受けることはない。
図8は、図7に示す状態から両面搬送ユニット80を開いた状態を示す概略図である。図9は、図8に示す状態において、引っ掛け爪83の近傍を上方から見たときの概略図である。
その後、二次転写ユニット70は、両面搬送ユニット80の不図示のカム面に、二次転写ユニット70の不図示のカム受け面が自重で接触して、両面搬送ユニット80に連動して開かれる。
これにより、低コスト化及び省スペース化(小型化)を実現させつつ、閉状態で二次転写ユニット70をより確実に装置本体101に係合させることが可能となる。したがって、二次転写ユニット70と両面搬送ユニット80における、装置本体101に対する係合不良を低減させることができる。
さらには、装置本体101に対して開閉可能なユニットの係合不良に起因して生じることが懸念される画像不良や搬送不良を低減することができる。また、ユーザが行う余計な開閉操作を低減することができ、ユーザビリティ(利便性)を向上させることができる。
なお、引っ掛け爪83は、幅方向Wに関して二次転写ユニット70の中央近傍の領域を押圧する構成であればよく、その数は1つでも2つでも3つ以上でもよい。
。つまり、引っ掛け爪83は、幅方向Wに関して2つの係合ボス70bの中央を含み記録材Pの幅方向Wに直交する面に対して互いに対称形状をなすように配置されている。このことにより、各引っ掛け爪83にかかる力を低減させることができる。また、2つの引っ掛け爪83に、引っ掛け爪83の移動方向に対して傾斜した爪テーパ部83aを設けている。この爪テーパ部83aは、幅方向Wに関して2つの係合ボス70bの中央を含み記録材Pの幅方向Wに直交する面に対して互いに対称な向きで設けられている。このため、引っ掛け爪83に対するレバー77の位置ズレを補正し、2つの引っ掛け爪83それぞれがほぼ均一な力でレバー77を押すことができる。
また、レバー77が回転可能に構成されているので、二次転写ユニット70のロック解除を小さな操作力で行うことができる。また、このような構成により、両面搬送ユニット80を開く際の引っ掛け爪83の回転軌跡からレバー77をより早く退避させることができる為、機構部の小型化が可能となる。
すなわち、両面搬送ユニット80が二次転写ユニット70を押すことで、二次転写ユニット70が閉動作を行い、二次転写ユニット70の係合部が装置本体101に係合された後、両面搬送ユニット80が装置本体101に対して閉状態となるものであればよい。
また、本実施例では、装置本体101に対して両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70が開閉可能となる構成について説明したが、これに限るものではない。装置本体に対して開閉可能な外側ユニットと、外側ユニットに対して画像形成装置の内部側に配置され、装置本体に対して開閉可能な内側ユニットとを有する構成であれば、本発明を好適に適用することができる。
また、引っ掛け爪83は、記録材Pの幅方向Wに関して2つの両面ロック受け85の間にある方が良い(図2参照)。また、引っ掛け爪83は、記録材Pの幅方向Wに関して両面ロックハンドル84bとオーバーラップする位置又はその近傍の位置にある方が良い。
また、本実施例では、2つの引っ掛け爪83が、記録材Pの幅方向Wに直交する面に対して互いに対称形状となるように配置されることで、特に記録材Pの幅方向Wに関して、レバー77との位置ズレを補正するものであったが、これに限るものではない。2つの引っ掛け爪83は、所定の仮想面に対して対称形状となるように配置されるものであればよく、これにより、レバー77との位置ズレを補正することができる。
また、引っ掛け爪83の向きに関しても特に限定されるものではなく、例えば図2に示す引っ掛け爪83の位置に対して90度回転させた向きであっても良い。
このとき、2つの引っ掛け爪83が所定の仮想面に対して対称形状となるように配置されず、レバー77との位置ズレの補正ができないことが懸念されるが、複数の係合部の係合不良を低減することはできる。
従って、引っ掛け爪83が複数配置され、複数の引っ掛け爪83のうち少なくとも一対が記録材Pの幅方向Wに直交する面に対して互いに対称形状となるように配置されるものであるとよく、より好ましくは、引っ掛け爪83は2つがよい。
以下に、実施例2について説明する。
図10は、本実施例の画像形成装置100における、両面搬送ユニット80の閉状態での要部の概略構成を示す断面図である。
実施例1では、二次転写ユニット70に設けられたレバー部材としてのレバー77が回転可能に設けられていた。これに対して本実施例では、二次転写ユニット70に設けられたレバー部材としての固定レバー78を、二次転写ユニット本体に固定した構成としている。なお、本実施例においては、実施例1に対して異なる構成部分について述べることとし、実施例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
図11は、両面搬送ユニット80を閉じる際の、各ユニットの動作について説明するための図である。図12は、図11に示す状態からさらに両面搬送ユニット80を閉じた状
態を示す概略図である。
この状態から更に両面搬送ユニット80を閉じると、爪テーパ部83a,83bが固定レバー78を押すことで、二次転写ユニット70が閉じる動作(回転動作)を行う。このとき、図11に示すように、二次転写ユニット70の止めボス70eによって、二転止め76が、不図示のバネの付勢力に抗して反時計方向に押し下げられる。
ここで、引っ掛け爪83は実施例1同様に構成しているので、本実施例においても、引っ掛け爪83と固定レバー78の位置ズレを補正し、爪テーパ部83aと爪テーパ部83bがほぼ同じ力で固定レバー78を押すことができる。
更に両面搬送ユニット80を閉じると、引っ掛け爪83が撓み固定レバー78を乗り越える。その後、両面ロック84が両面ロック受け85に入ることで、両面搬送ユニット80の回転止めが行われる。このことにより、両面搬送ユニット80は2箇所共ロックされる。
図13は、両面搬送ユニット80の閉状態から両面搬送ユニット80を開いた状態を示す概略図である。図14は、図13に示す状態において、引っ掛け爪近傍を上方から見たときの概略図である。
これにより、二転ロック76は止めボス70eによって押し下げられ、二次転写ユニット70のロックが解除される(図13)。
Claims (11)
- 装置本体と、
前記装置本体に対して開閉可能な第1ユニットと、
前記第1ユニットよりも前記装置本体の内部側に配置され、前記装置本体に対して開閉可能な第2ユニットと、
前記第2ユニットに設けられ、前記装置本体と係合することで前記第2ユニットを閉状態とする2つの係合部と、
前記第1ユニットに設けられ、前記第2ユニットを押圧する押圧部と、
を有する画像形成装置において、
前記第1ユニットの押圧部で前記第2ユニットを押圧することで、前記第2ユニットを開状態から前記閉状態にすることができ、
前記押圧部は、前記2つの係合部の並ぶ方向に関して前記第2ユニットの中央近傍の領域を押圧することを特徴とする画像形成装置。 - 前記中央近傍の領域は、前記2つの係合部の並ぶ方向に関して、前記第2ユニットの前記2つの係合部の間を四等分した時の中央2つの区域であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記押圧部は、前記2つの係合部の並ぶ方向に関して、前記2つの係合部の中央を基準として一端側と他端側にそれぞれ略対称に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記押圧部は、前記押圧部の移動方向に対して傾斜したテーパ部を含み、前記テーパ部は、前記2つの係合部の中央を含む前記2つの係合部の並ぶ方向に直交する面に対して互いに対称な向きであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記第1ユニットは前記押圧部が設けられた引っ掛け部材を備え、前記引っ掛け部材は、前記第1ユニットを閉じ状態から開く際、閉じ状態にある前記第2ユニットに引っ掛かり、前記第2ユニットを開く引っ掛け部を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記押圧部は、前記引っ掛け部よりも前記第1ユニットを開状態から閉じる際の先端側に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記第2ユニットは前記第2ユニットの本体に対して移動可能に設けられたレバー部材を備え、前記レバー部材は、前記引っ掛け部に引っ掛けられて移動したときに、前記係合部の前記装置本体との係合を解除することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
- 前記第1ユニットには、記録材の両面に画像形成を行う際に記録材を搬送するための搬送路の一部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第2ユニットは、前記装置本体に設けられた像担持体に形成された現像剤像を記録材に転写させる転写部材を、付勢部材を介して支持していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記装置本体は前記第2ユニットの前記係合部と係合する装置本体側係合部を備え、前記装置本体側係合部は前記第2ユニットの前記係合部と係合する方向に付勢されているこ
とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記係合部は、前記第2ユニットのうち、記録材の搬送方向に直交する記録材の幅方向において記録材が通過しない領域に設けられていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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