JP2015163960A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体に対してそれぞれ開閉可能な外側ユニットと内側ユニットを有する構成において、低コスト化、省スペース化を実現しつつ、閉状態で内側ユニットをより確実に装置本体に係合させる。【解決手段】装置本体101と、装置本体101に対して開閉可能な第1ユニット80と、第1ユニット80よりも装置本体の内部側に配置され、装置本体に対して開閉可能な第2ユニット70と、第2ユニット70に設けられ、装置本体101と係合することで第2ユニット70を閉状態とする2つの係合部70bと、第1ユニット80に設けられ、第2ユニット70を押圧する押圧部83aとを有し、第1ユニット80の押圧部83aで第2ユニット70を押圧することで、第2ユニット70を開状態から閉状態にすることができ、押圧部は、2つの係合部70bの並ぶ方向に関して第2ユニット70の中央近傍の領域CAを押圧する。【選択図】図1

Description

本発明は、シート等の記録材上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
電子写真方式のカラー画像形成装置では、像担持体からトナー像を直接記録材(メディア)に転写する方式と、像担持体からトナー像を中間転写体へ一次転写し、更に中間転写体からトナー像を記録材へ二次転写する方式の二つが主流である。像担持体から直接記録材に転写する方式では、記録材の搬送に静電吸着ベルトを用いることが多く、中間転写体から記録材へ二次転写する方式では、中間転写ベルトを用いることが多い。
記録材への二次転写では、二次転写ローラを用いて、中間転写体を張架する二次転写対向ローラと二次転写ローラとの間で記録材を狭持し、二次転写を行いつつ記録材を搬送する構成が多い。
二次転写ローラは、二次転写前後の搬送路を一体的にユニット化した二次転写ユニットを、記録材(用紙等)が詰った場合の処理や、中間転写体や中間転写体を含むユニットの交換容易性等の為、中間転写体から回転(開閉)可能にしたものがある。二次転写ローラは、良好な画質を得る為、また二次転写搬送時の記録材のスリップを抑制する為、中間転写体や二次転写対向ローラに対して強い押圧力をもって配設されることが要求される。
また、装置本体への二次転写ユニットの係合(固定)や保持には、記録材の外側で二次転写ユニットの両端側にそれぞれ1つ以上の係合部を持つ構成がある。しかし、二次転写ローラの押圧力が強い為、その反力により全ての係合部が係合されない場合がある。
二次転写ユニットの外側に、開閉可能なドアユニット(外側ユニット、例えば両面搬送ユニット)を持つ構成では、二次転写ユニット(内側ユニット)の係合部が装置本体の奥まった位置にあり、視認しにくい為、係合不良を認識しにくいことが懸念される。
これを回避する為に、全ての係合部に検知センサを設けて係合不良を検知し、ユーザに再び係合させる構成がある。
また、特許文献1のように、係合部の回転部材を、別の案内ガイドを用いて開閉部材に連動させてロックする構成がある。
特開2010−286658号公報
しかしながら、上記従来例では以下のような課題があった。
全ての係合部に検知センサを設けて係合不良を検知し、ユーザに再び係合させる構成では、コストがかかる。また、ユーザに余計な開閉操作を強いる為、ユーザビリティにおいても好ましくない。
また、係合部の回転部材を、別の案内ガイドを用いて開閉部材に連動させて係合する構成では、案内ガイドの稼働領域でスペースが必要であり、省スペース化が難しい。また、案内ガイドのコストもかかる。
本発明は、装置本体に対してそれぞれ開閉可能な外側ユニットと内側ユニットを有する構成において、低コスト化、省スペース化を実現しつつ、閉状態で内側ユニットをより確実に装置本体に係合させることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
装置本体と、
前記装置本体に対して開閉可能な第1ユニットと、
前記第1ユニットよりも前記装置本体の内部側に配置され、前記装置本体に対して開閉可能な第2ユニットと、
前記第2ユニットに設けられ、前記装置本体と係合することで前記第2ユニットを閉状態とする2つの係合部と、
前記第1ユニットに設けられ、前記第2ユニットを押圧する押圧部と、
を有する画像形成装置において、
前記第1ユニットの押圧部で前記第2ユニットを押圧することで、前記第2ユニットを開状態から前記閉状態にすることができ、
前記押圧部は、前記2つの係合部の並ぶ方向に関して前記第2ユニットの中央近傍の領域を押圧することを特徴とする。
本発明によれば、装置本体に対してそれぞれ開閉可能な外側ユニットと内側ユニットを有する構成において、低コスト化、省スペース化を実現しつつ、閉状態で内側ユニットをより確実に装置本体に係合させることが可能となる。
実施例1の両面搬送ユニットの閉状態での要部の概略構成を示す断面図 両面搬送ユニット及び二次転写ユニットを装置本体側から見た概略図 両面搬送ユニットの閉状態において引っ掛け爪近傍を上方から見た概略図 両面搬送ユニットを閉じる際の、各ユニットの動作について説明する図 図4に示す状態において、引っ掛け爪近傍を上方から見た概略図 図4に示す状態からさらに両面搬送ユニットを閉じた状態を示す概略図 図6に示す状態からさらに両面搬送ユニットを閉じた状態を示す概略図 図7に示す状態から両面搬送ユニットを開いた状態を示す概略図 図8に示す状態において、引っ掛け爪近傍を上方から見た概略図 実施例2の両面搬送ユニットの閉状態での要部の概略構成を示す断面図 両面搬送ユニットを閉じる際の、各ユニットの動作について説明する図 図11に示す状態からさらに両面搬送ユニットを閉じた状態を示す概略図 閉状態から両面搬送ユニットを開いた状態を示す概略図 図13に示す状態において、引っ掛け爪近傍を上方から見た概略図 実施例1の画像形成装置の概略構成を示す断面図 (a)形態1、2の押圧部の位置と被押圧箇所の位置とを示した両面搬送ユニット及び二次転写ユニットを装置本体側から見た概略図、(b)形態1、2の押圧部の位置と被押圧箇所の位置とによる片閉り状態の発生しやすさを示す表
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
[実施例1]
以下に、実施例1について説明する。
図15は、本実施例の画像形成装置100の概略構成を示す断面図である。
図15に示す画像形成装置100は、電子写真方式のタンデム型4色カラーのレーザビ
ームプリンタであり、中間転写体を利用している。以下、画像形成装置100の概略構成について説明する。ここで、各画像形成部の構成及び動作は、用いる現像剤(トナー)の色が異なることを除いては実質的に同じである。したがって、以下の説明において特に区別を要しない場合は、いずれかの色(本実施例ではイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)用に設けられた要素であることを表すために、図15において符号に与えた添字a,b,c,dを省略して、総括的に説明する。
画像形成装置100は、各色ごとに第1の像担持体としてドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラム)1を備えている。感光ドラム1は、画像形成装置100の装置本体(画像形成装置本体、本体ユニット)101によって回転自在に支持されており、駆動手段(不図示)によって図に示す矢印R1方向に回転駆動される。
感光ドラム1の周囲には、その回転方向に沿ってほぼ順に、接触方式の帯電ローラ2、露光装置30、現像器(現像装置)4、第2の像担持体としての中間転写ベルト(中間転写体)10、感光ドラムクリーニング装置5が配置されている。
ここで、帯電ローラ2は、感光ドラム1表面を均一に帯電するためのものである。露光装置30は、画像情報に応じて感光ドラム1表面にレーザ光Lを照射して潜像(以下、静電潜像)を形成するためのものである。現像器4は、静電潜像にトナーを付着させてトナー像(現像剤像)として現像するためのものである。感光ドラムクリーニング装置5は、感光ドラム1表面の一次転写残トナーを除去するためのものである。また、中間転写ベルト10には、感光ドラム1上のトナー像が一次転写される。
中間転写ベルト10の内周面には、一次転写ローラ11が配置されている。一次転写ローラ11により中間転写ベルト10が感光ドラム1表面に押圧されることで、感光ドラム1と中間転写ベルト10との間に一次転写ニップ部N1が形成される。一次転写ローラ11には電源(不図示)によって一次転写バイアスが印加される。また、中間転写ベルト10の外周面の、駆動ローラ13に対向する位置には、二次転写部材としての二次転写ローラ12が配置されており、中間転写ベルト10との間に二次転写ニップ部N2を形成している。二次転写ローラ12には、電源(不図示)によって二次転写バイアスが印加される。また、次に示すように、静電式中間転写ベルトクリーニング装置50のクリーニングローラ(ローラ帯電器)51が配設されている。クリーニングローラ51は、中間転写ベルト10の移動(回転)方向で二次転写ニップ部N2の下流側、かつ一次転写ニップ部N1の上流側において、中間転写ベルト10外周面に対向するように配設されている。
記録材供給装置40は、画像形成部へ記録材Pを給送するものであり、複数枚の記録材Pを収納した記録材カセット41、供給ローラ42、レジストローラ43等を備えて構成されている。そして、記録材Pの搬送方向(図に示す矢印K方向)において二次転写ニップ部N2の下流側には、記録材P上に転写されたトナー像を加熱、加圧して定着させる定着器20が配設されている。
本実施例の画像形成装置100について、以下に詳述する。
感光ドラム1は、アルミニウムシリンダの外周面にOPC(有機光半導体)等の光導電層を設けて構成したものである。帯電ローラ2は、芯金とその周囲を囲繞する導電性の弾性部材によって構成されており、感光ドラム1の表面に接触配置されて従動回転するとともに、電源(不図示)によって帯電バイアスが印加される。露光装置30は、画像情報に応じてレーザ光Lを発光するレーザ発振器(不図示)と、ポリゴンミラー31と、ミラー32等を有し、画像情報に応じて、帯電済の感光ドラム1表面を露光して静電潜像を形成する。現像器4は、感光ドラム1上の静電潜像の現像に供するべく、感光ドラム1表面に対向する現像位置に配置される。そして、感光ドラム1表面に形成された静電潜像を現像し、トナー画像を形成する。
この動作が各色ごとに行われる。
中間転写ベルト10は、無端状に形成されており、相互に平行に配置された3本の支持ローラ、すなわち、駆動ローラ13、テンションローラ14及び補助ローラ15に掛け渡されている。テンションローラ14は従動回転し、中間転写ベルト10を張架している。中間転写ベルト10は、駆動ローラ13が駆動手段(不図示)によって回転することにより、図に示す矢印R10方向に駆動(走行)される。
次に、本実施例の画像形成装置100の動作について説明する。
矢印R1方向に回転駆動された感光ドラム1aは、帯電ローラ2aに直流電圧と交流電圧とが重畳された帯電バイアスが印加されることにより、表面が均一に帯電される。レーザ発振器(不図示)にイエローの画像信号が入力されると、レーザ光Laが発光され、帯電済の感光ドラム1a表面が照射されることで、感光ドラム1a表面に静電潜像が形成される。感光ドラム1aがさらに矢印R1方向に回転すると、感光ドラム1a上の静電潜像は、イエロー現像器4aによってイエローのトナーが付着されトナー像として現像される。感光ドラム1a上のイエローのトナー像は、一次転写ローラ11aに印加された一次転写バイアスによって一次転写ニップ部N1aを介して中間転写ベルト10上に一次転写される。イエロートナー像転写後の感光ドラム1aは、表面の一次転写残トナーが感光ドラムクリーニング装置5aによって除去され、次の画像形成に供される。
上述した帯電、露光、現像、一次転写、クリーニングの一連の各画像形成プロセスを、各一次転写ニップ部N1a〜N1dの間隔を考慮して、他の3色、すなわちマゼンタ、シアン、ブラックについても繰り返し行い、中間転写ベルト10上で各色画像を合わせる。これにより、中間転写ベルト10上に4色のトナー像が形成される。
この中間転写ベルト10上の4色のトナー像は、電源によって二次転写ローラ12に印加された二次転写バイアスにより、二次転写ニップ部N2を介して、矢印K方向に搬送されてきた記録材Pに二次転写される。
二次転写ニップ部N2によってトナー像転写後の記録材Pは、定着器20に搬送され、ここで加熱、加圧を受けて溶融固着(定着)され、これにより記録材P上に4色フルカラーの画像が得られる。その後、記録材Pは、排出ローラ61によって機外へ排出される。
両面プリント(画像形成)時には、記録材Pの後端付近が排出ローラ61に到達した後、フラッパー62が不図示の駆動手段によって両面搬送位置に移動する。そして、排出ローラ61が不図示の駆動手段によって逆回転することで、記録材Pが両面搬送ユニット80に送られる。両面搬送ユニット80において、記録材Pは、両面ローラ81,82によってレジストローラ43まで搬送される。ここで、両面搬送ユニット80は、外側ユニット(第1ユニット)に相当し、記録材Pの両面に画像形成を行う際に記録材Pを搬送するための搬送路の一部が形成されている。
その後は、1面目のプリントと同様に2面目のプリントが行われる。両面のプリントが行われた記録材Pは、排出ローラ61によって機外へ排出される。
一方、トナー像転写後の中間転写ベルト10上には、記録材Pに転写されない二次転写残トナーが残存する。中間転写ベルト10上の残存トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置50によって感光ドラム1を介して感光ドラムクリーニング装置5に回収される。つまり、残存トナーは中間転写ベルトクリーニング手段によって、トナーの正規の帯電極性とは逆極性(本実施例ではプラス)の電荷が付与されることにより、一次転写ニップ部N1を介して、感光ドラム1上に移動する(逆転写される)。移動した二次転写残トナーは、感光ドラム1上の一次転写残トナーとともに感光ドラムクリーニング装置5によって除去される。
次に、本実施例特有の構成について、図1〜9を用いて説明する。
図1は、本実施例の画像形成装置100において、両面搬送ユニット80の閉状態(ロック状態)での要部の概略構成を示す断面図である。
両面搬送ユニット80は、装置本体101に対して開閉可能に構成されている。そして、両面搬送ユニット80に対して画像形成装置100の内部側には、内側ユニット(第2ユニット)としての二次転写ユニット70が配設されている。二次転写ユニット70も、装置本体101に対して開閉可能に構成されている。二次転写ユニット70は、中間転写ベルト10に一次転写されたトナー像を記録材Pに二次転写させる二次転写ローラ12を二次転写バネ(付勢部材)73を介して支持している。
図1に示すように、両面搬送ユニット80を閉じた状態では、二次転写ユニット70も閉じた状態にある。また、本実施例では、両面搬送ユニット80の開閉動作に連動して二次転写ユニット70が開閉動作を行うことができるように構成されている。
二次転写ユニット70は、回転支点70aを回転中心として開閉可能な構成であり、閉状態では、回転支点70aと、二次転写ユニット70内の係合ボス70bとで保持されている。係合ボス70bは、装置本体101に取付けられた二転ロック75により係合されロックされることで、二次転写ユニット70が閉状態となる。ここで、係合ボス70bは係合部に相当する。
二転ロック(装置本体側係合部)75は、二転ロック支点75aを回転中心として、図1に示すロック位置より下方の領域で回転可能に構成され、不図示のバネにより図1において時計回りに回転するように付勢されている。
二次転写ローラ12は、二次転写バネ73により、中間転写ベルト10を介して駆動ローラ13(二次転写対向ローラ)に向けて付勢されることで、中間転写ベルト10との間で二次転写ニップ部N2を形成している。二次転写ニップ部N2が形成されることで二次転写ローラ12に生じる反力は、二次転写ユニット70を介し、回転支点70aと時計回りに回転するよう付勢された二転ロック75とで受けるように構成されている。
また本実施例では、二次転写バネ73が二次転写ローラ12を押圧する際に二次転写ユニット70にかかる反力が大きい為、係合ボス70b及び二転ロック75は、次のように配置している。すなわち、記録材Pの搬送方向に直交する記録材Pの幅方向(感光ドラム1の回転軸方向、所定方向に相当)において、記録材Pよりも外側(両端部側、記録材が通過しない非通過領域)にそれぞれ設けている。
このことで、各箇所にかかる保持力を半減することができる。
両面搬送ユニット80は、両面回転支点80aを回転中心として開閉可能な構成であり、閉状態では、両面回転支点80aと、両面搬送ユニット80内の両面ロック84とで保持されている。両面ロック84は、装置本体101に取付けられた両面ロック受け85によりロックされる。
両面ロック84は、両面ロック支点84aを回転中心として、ユーザによってロック位置より下方の領域で回転可能に構成され、不図示のバネにより図1において反時計回りに回転するように付勢されている。
本実施例においては、両面搬送ユニット80に、引っ掛け部材としての引っ掛け爪83が設けられている。引っ掛け爪83には、後述するように、押圧部としての爪テーパ部83a,83bと、引っ掛け部83c,83dが、爪先端部分に設けられている。爪テーパ部83a,83bは、引っ掛け部83c,83dよりも両面搬送ユニット80の閉動作時の移動方向の先端側に配置されている。
図2は、それぞれ閉状態にある両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70を、装置本体101側から見たときの概略図である。図3は、両面搬送ユニット80の閉状態に
おいて、引っ掛け爪83の近傍を上方から見たときの概略図である。
引っ掛け爪83は、両面搬送ユニット80の閉状態においては、上方から見ると図3に示すように、二次転写ユニット70の上部中央付近に配置されたレバー部材としてのレバー77(図1,2)を突き抜ける(貫通する)ように配置されている。
レバー77は、二次転写ユニット70のユニット本体に対して回転可能(移動可能)に設けられており、二次転写ユニット70のうち両端部に配置された2つの係合ボス70bの間の一部分である所定部分に相当する。
また、両面ロック84は、両面搬送ユニット80を閉じた際のガタ付き抑制やクリープ等を考慮して、記録材Pの搬送方向に直交する記録材Pの幅方向において記録材Pの幅の外側付近の両端にそれぞれ設けている。
次に、両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70が開放状態(開状態)のときに両面搬送ユニット80を閉じる際の、両面搬送ユニット80と二次転写ユニット70の閉動作について図4〜7を用いて説明する。
図4は、両面搬送ユニット80を閉じる際の、両面搬送ユニット80と二次転写ユニット70の動作について説明するための概略図である。図5は、図4に示す状態において、引っ掛け爪83の近傍を上方から見たときの概略図である。図6は、図4に示す状態からさらに両面搬送ユニット80を閉じた状態を示す概略図である。図7は、図6に示す状態からさらに両面搬送ユニット80を閉じた状態を示す概略図である。
両面搬送ユニット80を開状態から閉じる際、ユーザが両面搬送ユニット80を押して閉じていくと、二次転写ユニット70は、両面搬送ユニット80の不図示のカム面に、二次転写ユニット70の不図示のカム受け面が押される。このことで、二次転写ユニット70は両面搬送ユニット80に連動して閉じられていく。尚、ジャム処理等の操作性を考慮し、両面搬送ユニット80を開放した状態で、二次転写ユニット70のみを開閉できる構成になっている。
両面搬送ユニット80が、図4に示す所定の角度までくると、両面搬送ユニット80に設けられた引っ掛け爪83の爪テーパ部83a,83bが、二次転写ユニット70のレバー77に当接する(図5)。
また、二転ロック75は、二次転写ユニット70内のカム70cによって二転ロック75内のカムボス75bが押し下げられることにより、図4において付勢力に抗して反時計方向に押し下げられる。
更に、両面搬送ユニット80を閉じていくと、引っ掛け爪83の爪テーパ部(押圧部)83a,83bがレバー77を押す(押圧する)ことにより、二次転写ユニット70はロック位置へ引き込まれる(図6)。このことで、二転ロック75が係合ボス70bを押さえ、二次転写ユニット70の回転止めが行われることにより、二次転写ユニット70は2箇所共、装置本体101にロックされる。このとき、両面搬送ユニット80は、まだ閉じていない。
本実施例では、引っ掛け爪83は、記録材Pの搬送方向に直交する記録材Pの幅方向W(図5における左右方向)に沿って2つ設けられ、2つの引っ掛け爪83は、記録材Pの幅方向Wに直交する面に対して互いに対称形状となるように形成されている。これにより、記録材Pの幅方向Wにおいて、引っ掛け爪83とレバー77の位置ズレを補正することができ、爪テーパ部83aと爪テーパ部83bがほぼ同じ力でレバー77を押すことが可能となる。ここで、記録材Pの幅方向W(図5における左右方向)は、回転支点70a及び両面回転支点80aの回転中心方向(回転軸方向)と、2つの係合ボス70bの配置方向に一致している。
また、本実施例では、両面搬送ユニット80の引っ掛け爪83が、二次転写ユニット70の上部中央付近を押す(押圧する)構成とする。これにより、2箇所ある二転ロック75の一方がロック(係合)され且つ他方がロック(係合)されない片閉り(ロック不良)状態で維持されることを抑制できる。つまり、使用者が両面搬送ユニット80を押して閉じる際、幅方向(2つの係合ボス70bの並ぶ方向)Wに関して両面搬送ユニット80のどの位置を押しても、引っ掛け爪83は二次転写ユニット70の2つの係合ボス70bの中央付近を押圧する。このため、2つの係合ボス70bのどちらか一方のみが二転ロック75と係合した状態(片閉り状態)となることが抑制され、2つの係合ボス70bの両方がそれぞれ二転ロック75と係合する。
即ち、二次転写ユニット70を押圧する2つの引っ掛け爪83の位置は、図3に示す、幅方向Wに関して、2つの係合ボス70bの間を四等分した時の中央2つの区域(中央近傍の領域)CAに配置されていればよい。このような中央近傍の領域CAに、二次転写ユニット70を閉じる際に押圧する部分(引っ掛け爪83)を配置することで上述した片閉り状態となることを実質的に抑制することができる。
図16(a)は、形態1、2の押圧部の位置と被押圧箇所の位置とを示した両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70を装置本体側から見た概略図である。図16(b)は、形態1、2の押圧部の位置と被押圧箇所の位置とによる片閉り状態の発生しやすさを示す表である。
両面搬送ユニット80の二次転写ユニット70を押圧する部分を「押圧部」P1L、P1R、P2L、P2Rとし、両面搬送ユニット80の両面搬送ユニット80を閉じるために使用者によって押圧される箇所を「被押圧箇所」TL、TC、TRとする。また、両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70が開いた状態から両面搬送ユニット80を押圧して閉じる閉じ動作を行った回数(試験回数)を「閉じ回数」、そのうち片閉り状態となった回数を「片閉り回数」としている。
形態1では、本実施例の押圧部83と同じ位置であり、中央近傍の領域CA内の位置に押圧部P1L、P1Rを設けた。この場合、被押圧箇所がTL、TC、TRのどこであっても、20回の閉じ動作に対し、片閉りは発生していない。
一方、形態2では、中央近傍の領域CA外に配置された押圧部P2L、P2Rを設けた。この場合、被押圧箇所がTL、TRの場合、それぞれ20回、15回片閉り状態となった。なお、被押圧箇所がTLの場合は図16(a)の右側の係合ボス70bが係合しない片閉り状態となり、被押圧箇所がTRの場合は図16(a)の左側の係合ボス70bが係合しない片閉り状態となる。
片閉り状態になりやすいのは、二次転写ユニット70の左右の係合ボス70bが対応する二転ロック75に向かって押圧される力の差が大きい場合である。形態2の構成では、被押圧箇所がTL、TRの場合、押圧部P2L、P2Rのどちらか一方が二次転写ユニット70を押圧する力が強くなって、二次転写ユニット70に左右均等に力が伝わらない。このため、係合ボス70bが対応する二転ロック75に向かって押圧される力の差が大きくなって片閉り状態となりやすい。一方、形態1の構成では、押圧部P1L、P1Rが中央近傍の領域CA内にあるため、被押圧箇所がTL、TC、TRのどこであっても、中央付近の押圧部P1L、P1Rを介して二次転写ユニット70に比較的左右均等に力が伝わる。このため、左右の係合ボス70bが対応する二転ロック75に向かって押圧される力の差が小さく、片閉り状態になりにくい。
更に両面搬送ユニット80を閉じると、引っ掛け爪83が撓み(変形し)、引っ掛け爪83の爪先端部分がレバー77を乗り越え、引っ掛け部83c,83dがレバー77に引っ掛かるようになる(図7)。その後、両面ロック84が両面ロック受け85に入ることで、両面搬送ユニット80の回転止めが行われる。これにより、両面搬送ユニット80は2箇所共、装置本体101にロックされる。
このような構成により、両面搬送ユニット80が装置本体101にロックされる時には、両面搬送ユニット80は、二次転写ユニット70の反力や引っ掛け爪83がレバー77を押す反力を受けることはない。
次に、両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70の閉状態から、両面搬送ユニット80を開く際の、両面搬送ユニット80と二次転写ユニット70の開動作について図7〜9を用いて説明する。
図8は、図7に示す状態から両面搬送ユニット80を開いた状態を示す概略図である。図9は、図8に示す状態において、引っ掛け爪83の近傍を上方から見たときの概略図である。
両面搬送ユニット80を開く際、ユーザが両面ロックハンドル84bを引くと、両面ロック84は、両面ロック支点84aを回転中心として図7に示す時計回りに回転して、両面ロック受け85から離間し、両面搬送ユニット80のロックが解除される(図7)。更に両面搬送ユニット80を開いていくと、引っ掛け爪83の引っ掛け部83c,83dがレバー77を引く(図8,9)。
これにより、レバー77は、レバー回転支点77aを中心に反時計回りに回転し、レバー77に取付けられレバー77と一体で動作する解除部としての二転ロック解除部77bが、二転ロック75を押す。二転ロック75は、二転ロック支点75aを中心に、ロック位置から図8に示す反時計回りに回転し、二次転写ユニット70の係合ボス70bを二転ロック75から離間させ、二次転写ユニット70のロック(係合状態)が解除される(図8)。
更に両面搬送ユニット80を開くと、レバー77は更に回転し、引っ掛け爪83から外れる。その後、レバー77は、二次転写ユニット70に設けられたレバー戻しバネ70dによって、二次転写ユニット70が閉じている状態の位置に戻る。
その後、二次転写ユニット70は、両面搬送ユニット80の不図示のカム面に、二次転写ユニット70の不図示のカム受け面が自重で接触して、両面搬送ユニット80に連動して開かれる。
以上説明したように本実施例では、両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70が閉じる際の動作を次のように構成している。すなわち、まず、両面搬送ユニット80の引っ掛け爪83を用いて、二次転写ユニット70の中央付近に設けられたレバー部材(レバー77)を押すことにより、二次転写ユニット70を装置本体101に2箇所ロックする。その後、両面搬送ユニット80を装置本体101にロックする構成としている。
これにより、低コスト化及び省スペース化(小型化)を実現させつつ、閉状態で二次転写ユニット70をより確実に装置本体101に係合させることが可能となる。したがって、二次転写ユニット70と両面搬送ユニット80における、装置本体101に対する係合不良を低減させることができる。
さらには、装置本体101に対して開閉可能なユニットの係合不良に起因して生じることが懸念される画像不良や搬送不良を低減することができる。また、ユーザが行う余計な開閉操作を低減することができ、ユーザビリティ(利便性)を向上させることができる。
なお、引っ掛け爪83は、幅方向Wに関して二次転写ユニット70の中央近傍の領域を押圧する構成であればよく、その数は1つでも2つでも3つ以上でもよい。
また本実施例では、二次転写ユニット70を押す両面搬送ユニット80の構成部材として、引っ掛け爪83を用いることにより、低コスト化、小型化(省スペース化)を実現することができる。さらに、引っ掛け爪83は、幅方向Wに関して2つの二転ロック75の中央を基準にその一端側と他端側とに略対称な位置にそれぞれ設けられ(計2つ)ている
。つまり、引っ掛け爪83は、幅方向Wに関して2つの係合ボス70bの中央を含み記録材Pの幅方向Wに直交する面に対して互いに対称形状をなすように配置されている。このことにより、各引っ掛け爪83にかかる力を低減させることができる。また、2つの引っ掛け爪83に、引っ掛け爪83の移動方向に対して傾斜した爪テーパ部83aを設けている。この爪テーパ部83aは、幅方向Wに関して2つの係合ボス70bの中央を含み記録材Pの幅方向Wに直交する面に対して互いに対称な向きで設けられている。このため、引っ掛け爪83に対するレバー77の位置ズレを補正し、2つの引っ掛け爪83それぞれがほぼ均一な力でレバー77を押すことができる。
また、レバー77が回転可能に構成されているので、二次転写ユニット70のロック解除を小さな操作力で行うことができる。また、このような構成により、両面搬送ユニット80を開く際の引っ掛け爪83の回転軌跡からレバー77をより早く退避させることができる為、機構部の小型化が可能となる。
ここで、二次転写ユニット70のロックを本実施例の二転ロック75のように、反力に対して部品形状で固定する固定構成にはせず、トグル構成のように反力に勝る力で抑え込む構成もある。しかし、このような構成では、固定構成よりロックの信頼性が落ちることが懸念される。ロックの信頼性を上げる為に、抑え込む力を強くすると、機構部が大型化しコストアップする、もしくは高剛性材料を使用することによりコストアップすることが懸念される。更に、ユーザが両面搬送ユニット80や二次転写ユニット70を開く際の操作力も増えることが懸念される。これらを回避する為、回転支点からの距離をとってロック部を配設し、モーメントで抑え込む力を減らす手段も考えられるが、この場合には装置本体や開閉可能なユニットが大型化してしまうことが懸念される。
また本実施例では、二次転写ユニット70の回転支点70aが、断面円形状で構成され、二次転写ユニット70の回転止めが係合ボス70bと二転ロック75で行われているが、これに限るものではない。回転支点70aが例えば長丸穴形状で、二次転写ユニット70が開く側を画像形成装置100の前面側とした場合の前後方向(図1において左右方向)のみの位置決めを行い、高さ方向の位置決めを別の箇所で行う構成であっても良い。両面搬送ユニット80の位置決めも同様で、両面回転支点80aが例えば長丸穴形状でもよい。
また、本実施例では、両面搬送ユニット80の引っ掛け爪83が、二次転写ユニット70の上部中央付近に配置されたレバー77を押す構成であったが、これに限るものではない。両面搬送ユニット80が、二次転写ユニット70のうち2つの係合ボス70bの間を押す構成であればよい。また、係合ボス70bの数や位置に関しても特に限定されるものではない。係合ボス70bは複数であっても、1つであってもよい。
すなわち、両面搬送ユニット80が二次転写ユニット70を押すことで、二次転写ユニット70が閉動作を行い、二次転写ユニット70の係合部が装置本体101に係合された後、両面搬送ユニット80が装置本体101に対して閉状態となるものであればよい。
また本実施例では、内側ユニットとして、二次転写ユニット70について説明したが、これに限るものではない。本発明は単色(画像形成部が1つ)の画像形成装置においても好適に適用することができる。このような装置では、感光ドラムが、本実施例で説明した駆動ローラ13(二次転写対向ローラ)の位置に配置され、転写部材が、本実施例で説明した二次転写ローラ12の位置に配置される構成となる。
また、本実施例では、装置本体101に対して両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70が開閉可能となる構成について説明したが、これに限るものではない。装置本体に対して開閉可能な外側ユニットと、外側ユニットに対して画像形成装置の内部側に配置され、装置本体に対して開閉可能な内側ユニットとを有する構成であれば、本発明を好適に適用することができる。
また、引っ掛け爪83は、記録材Pの幅方向Wに関して2つの両面ロック受け85の間にある方が良い(図2参照)。また、引っ掛け爪83は、記録材Pの幅方向Wに関して両面ロックハンドル84bとオーバーラップする位置又はその近傍の位置にある方が良い。
また、引っ掛け爪83の数に関しては特に限定されるものではなく、複数ではなく1つであっても良い。しかし、引っ掛け爪83が1つの場合には、引っ掛け爪83が複数の場合よりも、引っ掛け爪83にかかる力が増えてしまい、さらには、レバー77との位置ズレの補正ができないことが懸念される。従って、好ましくは引っ掛け爪83は2つがよい。
また、本実施例では、2つの引っ掛け爪83が、記録材Pの幅方向Wに直交する面に対して互いに対称形状となるように配置されることで、特に記録材Pの幅方向Wに関して、レバー77との位置ズレを補正するものであったが、これに限るものではない。2つの引っ掛け爪83は、所定の仮想面に対して対称形状となるように配置されるものであればよく、これにより、レバー77との位置ズレを補正することができる。
また、引っ掛け爪83の向きに関しても特に限定されるものではなく、例えば図2に示す引っ掛け爪83の位置に対して90度回転させた向きであっても良い。
このとき、2つの引っ掛け爪83が所定の仮想面に対して対称形状となるように配置されず、レバー77との位置ズレの補正ができないことが懸念されるが、複数の係合部の係合不良を低減することはできる。
従って、引っ掛け爪83が複数配置され、複数の引っ掛け爪83のうち少なくとも一対が記録材Pの幅方向Wに直交する面に対して互いに対称形状となるように配置されるものであるとよく、より好ましくは、引っ掛け爪83は2つがよい。
[実施例2]
以下に、実施例2について説明する。
図10は、本実施例の画像形成装置100における、両面搬送ユニット80の閉状態での要部の概略構成を示す断面図である。
実施例1では、二次転写ユニット70に設けられたレバー部材としてのレバー77が回転可能に設けられていた。これに対して本実施例では、二次転写ユニット70に設けられたレバー部材としての固定レバー78を、二次転写ユニット本体に固定した構成としている。なお、本実施例においては、実施例1に対して異なる構成部分について述べることとし、実施例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
二次転写ユニット70は、本実施例では、閉状態で、回転支点70aと、二次転写ユニット70内の止めボス70eで保持されている。止めボス70eは、装置本体に取付けられた、二転止め76によりロックされる。二転止め76は、二転止め支点76aを回転中心として、ロック位置より下方の領域で回転可能に構成され、不図示のバネにより図10において時計回りに回転するように付勢されている。
本実施例においては、二次転写ニップ部N2を形成した二次転写ローラ12の反力は、二次転写ユニット70を介し、回転支点70aと、二転止め76とで受ける構成である。また、二次転写ローラ12の反力が大きい為、本実施例においても、二転止め76は、記録材Pの搬送方向に直交する記録材Pの幅方向Wにおいて、記録材Pよりも外側の両端にそれぞれ設けている。このことで、各箇所にかかる保持力を半減することができる。
次に、両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70が開状態のときに両面搬送ユニット80を閉じる際の、両面搬送ユニット80と二次転写ユニット70の閉動作について図11〜12を用いて説明する。
図11は、両面搬送ユニット80を閉じる際の、各ユニットの動作について説明するための図である。図12は、図11に示す状態からさらに両面搬送ユニット80を閉じた状
態を示す概略図である。
両面搬送ユニット80を開状態から閉じられ、両面搬送ユニット80が所定の角度までくると、両面搬送ユニット80の引っ掛け爪83の爪テーパ部83a,83bが、二次転写ユニット70の固定レバー78に当接する。
この状態から更に両面搬送ユニット80を閉じると、爪テーパ部83a,83bが固定レバー78を押すことで、二次転写ユニット70が閉じる動作(回転動作)を行う。このとき、図11に示すように、二次転写ユニット70の止めボス70eによって、二転止め76が、不図示のバネの付勢力に抗して反時計方向に押し下げられる。
ここで、引っ掛け爪83は実施例1同様に構成しているので、本実施例においても、引っ掛け爪83と固定レバー78の位置ズレを補正し、爪テーパ部83aと爪テーパ部83bがほぼ同じ力で固定レバー78を押すことができる。
更に両面搬送ユニット80を閉じていくと、爪テーパ部83a,83bが固定レバー78を押すことにより、二次転写ユニット70はロック位置へ引き込まれる(図12)。このとき、二転止め76が止めボス70eを押さえ、二次転写ユニット70の回転止めが行われることにより、二次転写ユニット70は2箇所共ロックされる。このとき、両面搬送ユニット80は、まだ閉じていない。
更に両面搬送ユニット80を閉じると、引っ掛け爪83が撓み固定レバー78を乗り越える。その後、両面ロック84が両面ロック受け85に入ることで、両面搬送ユニット80の回転止めが行われる。このことにより、両面搬送ユニット80は2箇所共ロックされる。
次に、両面搬送ユニット80及び二次転写ユニット70の閉状態から、両面搬送ユニット80を開く際の、両面搬送ユニット80と二次転写ユニット70の開動作について図13〜14を用いて説明する。
図13は、両面搬送ユニット80の閉状態から両面搬送ユニット80を開いた状態を示す概略図である。図14は、図13に示す状態において、引っ掛け爪近傍を上方から見たときの概略図である。
両面搬送ユニット80のロックを解除した後、両面搬送ユニット80をさらに開いていくと、引っ掛け爪83の引っ掛け部83c,83dが固定レバー78を引く(図13,14)。
これにより、二転ロック76は止めボス70eによって押し下げられ、二次転写ユニット70のロックが解除される(図13)。
更に両面搬送ユニット80を開くと、両面搬送ユニット80と二次転写ユニット70の支点が異なることによる回転軌跡の違いにより、固定レバー78は引っ掛け爪83から外れる。その後、二次転写ユニット70は、両面搬送ユニット80の不図示のカム面に、二次転写ユニット70の不図示のカム受け面が自重で接触して、両面搬送ユニット80に連動して開かれる。
以上説明したように本実施例においても、実施例1同様の効果を得ることが可能となる。さらに、本実施例では、レバー部材としての固定レバー78を、二次転写ユニット70に固定した構成としているので、レバー部材を回転可能に構成した実施例1のような形態よりも、低コスト化が可能となる。しかしながら、二次転写ユニット70のロック解除の際には、レバー部材を固定した構成の方が、レバー部材を回転可能にした構成よりも、大きな操作力が必要となるので、レバー部材の構成は、装置の仕様に応じて適宜設定されるものであるとよい。
70…二次転写ユニット、70b…係合ボス、77…レバー、80…両面搬送ユニット、100…画像形成装置、101…装置本体

Claims (11)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に対して開閉可能な第1ユニットと、
    前記第1ユニットよりも前記装置本体の内部側に配置され、前記装置本体に対して開閉可能な第2ユニットと、
    前記第2ユニットに設けられ、前記装置本体と係合することで前記第2ユニットを閉状態とする2つの係合部と、
    前記第1ユニットに設けられ、前記第2ユニットを押圧する押圧部と、
    を有する画像形成装置において、
    前記第1ユニットの押圧部で前記第2ユニットを押圧することで、前記第2ユニットを開状態から前記閉状態にすることができ、
    前記押圧部は、前記2つの係合部の並ぶ方向に関して前記第2ユニットの中央近傍の領域を押圧することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中央近傍の領域は、前記2つの係合部の並ぶ方向に関して、前記第2ユニットの前記2つの係合部の間を四等分した時の中央2つの区域であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記押圧部は、前記2つの係合部の並ぶ方向に関して、前記2つの係合部の中央を基準として一端側と他端側にそれぞれ略対称に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記押圧部は、前記押圧部の移動方向に対して傾斜したテーパ部を含み、前記テーパ部は、前記2つの係合部の中央を含む前記2つの係合部の並ぶ方向に直交する面に対して互いに対称な向きであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1ユニットは前記押圧部が設けられた引っ掛け部材を備え、前記引っ掛け部材は、前記第1ユニットを閉じ状態から開く際、閉じ状態にある前記第2ユニットに引っ掛かり、前記第2ユニットを開く引っ掛け部を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記押圧部は、前記引っ掛け部よりも前記第1ユニットを開状態から閉じる際の先端側に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2ユニットは前記第2ユニットの本体に対して移動可能に設けられたレバー部材を備え、前記レバー部材は、前記引っ掛け部に引っ掛けられて移動したときに、前記係合部の前記装置本体との係合を解除することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1ユニットには、記録材の両面に画像形成を行う際に記録材を搬送するための搬送路の一部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2ユニットは、前記装置本体に設けられた像担持体に形成された現像剤像を記録材に転写させる転写部材を、付勢部材を介して支持していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記装置本体は前記第2ユニットの前記係合部と係合する装置本体側係合部を備え、前記装置本体側係合部は前記第2ユニットの前記係合部と係合する方向に付勢されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記係合部は、前記第2ユニットのうち、記録材の搬送方向に直交する記録材の幅方向において記録材が通過しない領域に設けられていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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