JP2016142908A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャムを解消する際に開くドアの大型化を抑制する技術を提供する。【解決手段】開閉部材60とガイド部材16が共に画像形成装置本体100に対して開いた状態では、トナー像が転写される位置からトナー像が定着される位置までのシート搬送路が開放され、シート搬送路が開放できない状態であり、開閉部材60が画像形成装置本体100に対して開きかつ画像形成装置本体100に対して閉じた状態では、オプション給送ユニット90におけるシート給送部96からレジストレーションローラ対13へシートを搬送するシート搬送路98Bが開放可能であることを特徴とする画像形成装置A。【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真記録方式によって画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、給送カセットが2段設けられている画像形成装置であって、2段の給送カセットのいずれからシートが給送されても共有の搬送路をシートが通る過程でシートに画像が形成される画像形成装置が知られている。特許文献1では、ジャムを解消する際に単一のドアを開けることで、2段の給送カセットのそれぞれに対応して設けられる給送部と、トナー像が転写される位置からトナー像が定着される位置までの搬送路とを同時に全て開放できる技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1においては、ジャムを解消する際に開くドアが大型化してしまう。また、特許文献1においては、ドアを開けた場合にレジストレーションローラ対のニップも開放される構成が採用されているため、レジストレーションローラ対のアライメントの確保が難しくなる。
特開2006−259449号公報
そこで、本発明は、ジャムを解消する際に開くドアの大型化を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、
複数のシートを積載可能な給送カセットと、
前記給送カセットから給送されるシートを、位置合わせした状態で更に下流側に搬送させるレジストレーションローラ対と、
画像形成装置本体に対して開閉可能で、装置本体内部を開放する開閉部材と、を備え、
前記レジストレーションローラ対により搬送されるシートに対してトナー像を転写した後に、前記トナー像をシートに定着させ、
複数のシートを積載し、かつ前記レジストレーションローラ対に積載したシートを給送可能なオプション給送ユニットを装着可能な画像形成装置において、
前記開閉部材よりも前記画像形成装置本体の内側に配置され、前記画像形成装置本体に対して開閉可能で、トナー像が転写される位置からトナー像が定着される位置までシートを案内するガイド部材を備え、
前記開閉部材と前記ガイド部材が共に前記画像形成装置本体に対して開いた状態では、トナー像が転写される位置からトナー像が定着される位置までのシート搬送路が開放され、シート搬送路が開放できない状態であり、前記開閉部材が前記画像形成装置本体に対して開きかつ前記画像形成装置本体に対して閉じた状態では、前記オプション給送ユニットにおけるシート給送部から前記レジストレーションローラ対へシートを搬送するシート搬送路が開放可能であることを特徴とする。
本発明によれば、ジャムを解消する際に開くドアの大型化を抑制することができる。
実施例に係る画像形成装置の概略図 実施例に係る画像形成装置の外観斜視図 実施例において開閉部材とガイド部材とが開いている状態を示す図 実施例における補助ガイド部材の開閉動作を示す図 実施例における補助ガイド部材の開閉動作を示す拡大図 実施例において開閉部材のみが開いている状態を示す図 実施例における開閉部材を示す図 実施例において開閉部材と枠体とが係止されている状態を示す図 実施例においてガイド部材が閉じている状態を示す図 実施例においてガイド部材が開いている状態を示す図
以下に図面を参照して、本発明の実施例を例示する。ただし、実施例に記載されている構成部品の寸法や材質や形状やそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件などにより適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施例に限定する趣旨ではない。
図1は、実施例に係る画像形成装置の概略図である。実施例では、画像形成装置としてレーザビームプリンタを例示する。画像形成装置Aの装置本体100(画像形成装置本体)内には、記録材であるシートSにトナー像を形成するトナー像形成手段と、シートSに形成されたトナー像を加熱しながら加圧することでシートにトナー像を定着させる定着手段とが設けられている。トナー像形成手段は、レーザスキャナ1と感光体ドラム2a〜2dと一次転写ローラ4a〜4dと現像ローラ5a〜5dと中間転写ベルト8とを有する。また、定着手段は、可撓性のスリーブ26と、スリーブ26に圧接する加圧ローラ25とを有する。ここで、必要のない限りは、感光体ドラム2a〜2dは感光体ドラム2として、一次転写ローラ4a〜4dは一次転写ローラ4として、現像ローラ5a〜5dは現像ローラ5として説明する。
画像形成装置Aは、2つのシート給送ユニットを有する。第1のシート給送ユニットは、装置本体100の内部に設けられる本体給送ユニット20である。また、第2のシート給送ユニットは、装置本体100の下方に装着可能なオプション給送ユニット90である。本体給送ユニット20は、複数のシートSを積載可能な給送カセット21と、シート搬送路にシートSを給送可能なピックアップローラ22と、ピックアップローラ22によって給送されたシートSを搬送するフィードローラ23とを有する。また、本体給送ユニット20は、給送カセット21に積載された複数のシートSを一枚ずつ分離する分離ローラ24を有する。給送カセット21に積載されたシートSは、フィードローラ23と分離ローラ24とからなるニップ部へ向かってピックアップローラ22によって給送され、フィードローラ23と分離ローラとによってレジストレーションローラ対13に向かって搬送される。ここで、レジストレーションローラ対13は、レジストレーションローラ13Aとレジストレーションローラ13Bを有する。
オプション給送ユニット90は、オプション給送カセット91とピックアップローラ92とフィードローラ93と分離ローラ94とを有する。オプション給送カセット91に積載されたシートSは、ピックアップローラ92によってシート搬送路に給送され、オプション搬送ローラ96とオプション搬送ローラ97とのニップ部である給送位置Qにフィードローラ93によって搬送される。また、オプション給送カセット91に積載されたシートSは、分離ローラ94によって一枚ずつ分離される。フィードローラ93によって搬送されたシートSは、オプション搬送ローラ96とオプション搬送ローラ97とによって装
置本体100に搬送され、オプション給送搬送路98Bを通ってレジストレーションローラ対13に案内される。
レジストレーションローラ対13に向かって搬送されたシートSは、レジストレーションローラ対13によって、位置合わせされた状態で、シート搬送方向下流側に更に搬送される。これにより、シートSは、二次転写ローラ10と二次転写対向ローラ15とのニップ部に搬送される。感光体ドラム2には、レーザスキャナ1からレーザ光が照射されることで静電潜像が形成される。感光体ドラム2に形成された静電潜像に現像ローラ5によって現像剤が供給されることで、感光体ドラム2にトナー像が形成される。感光体ドラム2に形成されたトナー像は、一次転写ローラ4によって中間転写ベルト8に転写される。
カラー画像を形成する場合は、イエローとマゼンダとシアンとブラックのトナー像が各感光体ドラム2に形成され、各色のトナー像が中間転写ベルト8上に重ねて転写される。中間転写ベルト8は、テンション張架ローラ7とアイドラローラ9とアイドラローラ11と二次転写対向ローラ15とによって張架されており、二次転写対向ローラ15によって回転させられる。
中間転写ベルト8に形成されたトナー像は、二次転写ローラ10と二次転写対向ローラ15とのニップ部である転写位置TにおいてシートSに転写される。トナー像が転写されたシートSは、搬送ガイド16(ガイド部材)によってガイドされ、加圧ローラ25とスリーブ26とのニップ部に搬送される。加圧ローラ25とスリーブ26とによってシートSが加熱されながら加圧されることでトナー像がシートSに定着する。このように、本実施例に係る画像形成装置は、トナー像形成手段によってシートSにトナー像を形成し、トナー像が形成されたシートSに定着手段によってトナー像を定着させることでシートSに画像形成を行う。トナー像が定着されたシートSは、その後、排紙ローラ27と排紙ローラ28とにより排紙トレイ31に排出される。
次に、画像形成動作中にジャムが発生した場合に、ジャムの原因となったシートをユーザが取り除く方法について説明する。図2は、実施例に係る画像形成装置の外観斜視図である。図3は、実施例において開閉部材とガイド部材とが開いている状態を示す図である。図4は、実施例における補助ガイド部材の開閉動作を示す図である。図5は、実施例における補助ガイド部材の開閉動作を示す拡大図である。ジャムが発生した場合には、図2に示すように、ユーザアクセスドア60(開閉部材)をユーザが装置本体100に対して開いて装置本体100内部(装置本体内部)シート搬送路を開放することで、滞留したシートを取り除くことができる。
ここで、ユーザアクセスドア60を開いた場合、レジストレーションローラ13Aとレジストレーションローラ13Bとのニップは解除されない。ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とがレジストレーションローラ対13とは独立して回動可能に軸支されているため、レジストレーションローラ対13のアライメントに影響がない。また、レジストレーションローラ対13にモータ(不図示)からの駆動力を伝える機構にはワンウェイクラッチが採用されているため、レジストレーションローラ対13には一回転方向のみしかモータからの駆動が伝わらない。つまり、レジストレーションローラ自身を正回転方向に回す場合、モータとの駆動連結が切れるため、レジストレーションローラの搬送方向下流側から、レジストレーションローラ対13に挟まれたシートSをユーザが容易に引き抜くことが可能となる。また、ユーザアクセスドア60を閉じる場合に、レジストレーションローラ対13のニップ圧に抗してユーザがユーザアクセスドア60を閉じる必要がないため、ユーザアクセスドア60を容易に閉じることができる。
ユーザアクセスドア60は、図1に示す断面図においては、回動支点61を支点として
回動することができ、ユーザアクセスドア60を開くことで装置本体100を開放可能となっている。また、搬送ガイド16は、図1に示す断面図においては、回動支点17を支点として回動し、装置本体100に対して開閉することができる。但し、搬送ガイド16は、ユーザアクセスドア60よりも装置本体100の内側に位置しているので、ユーザアクセスドア60を開くことで形成される装置本体100の開口部分を通過することで、装置本体100に対して開くことができる。つまり、搬送ガイド16を開く時は、ユーザアクセスドア60が閉じている時にユーザアクセスドア60があった空間に搬送ガイド16が進入する。搬送ガイド16が閉じた状態では、シートSにトナー像が転写される位置である転写位置TからシートSにトナー像が定着される位置である定着位置UまでシートSを案内する。ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16は、それぞれ独立して回動可能に軸支されるとともに、連動して開閉可能に構成されている。
ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16がともに開いた状態では、転写位置Tから定着位置Uまでのシート搬送路であるシート搬送路98Aが開放された状態となる。ここで、オプション搬送ローラ96とオプション搬送ローラ97とのニップ部を給送位置Qとし、レジストレーションローラ対13にシートSがニップされる位置をニップ位置Rとする。なお、オプション搬送ローラ96とオプション搬送ローラ97とを有する構成をシート給送部とする。ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16がともに開いた状態では、装置本体100と給送ユニット90内に形成された給送位置Qからニップ位置Rまでのシート搬送路であるオプション給送搬送路98Bへアクセスできない状態である。
一方、ユーザアクセスドア60が開いており搬送ガイド16が閉じた状態では、装置本体100と給送ユニット90内に形成された給送位置Qからニップ位置Rまでのシート搬送路であるオプション給送搬送路98Bへアクセス可能な状態である。
搬送ガイド16を開く場合、二次転写ローラ10が搬送ガイド16に保持された状態で、二次転写ローラ10と二次転写対向ローラ15とのニップ部分(転写位置T)は開放される。また、オプション給送搬送路98Bで発生したジャムを処理する場合、図4(a)と図5(a)に示すように、搬送ガイド16のみを閉じることで、ユーザがオプション給送搬送路98Bにアクセスできるようになる。オプション給送搬送路98B中(シート搬送路中)には、図4(b)と図5(b)に示すように、可動ガイド51(補助ガイド)が回動可能に設けられている。ユーザアクセスドア60及び搬送ガイド16が開いた状態では、搬送ガイド16によって可動ガイド51は覆われた状態であるため、ユーザが可動ガイド51を開いてオプション給送搬送路98Bを開放することが難しい。このような状態を、オプション給送搬送路98Bへアクセスできない状態とする。
一方で、ユーザアクセスドア60が開き、且つ、搬送ガイド16が閉じた状態であれば、可動ガイド51が露出し、搬送ガイド16は可動ガイド51が開くことを妨げない位置にあるため、ユーザが可動ガイド51を開けることを認識できる状態である。従って、ユーザが可動ガイド51を開くことで、給送位置Qからニップ位置Rまでの搬送路であるオプション給送搬送路98Bが開放され、オプション給送搬送路98Bにおけるシートを除去することができる。なお、可動ガイド51は、回動支点52を支点として回動することができる。このように、ユーザアクセスドア60が開き、且つ、搬送ガイド16が閉じた状態は、オプション給送搬送路98Bを開放可能な状態である。なお、ユーザアクセスドア60が開いた状態から搬送ガイド16を閉じる際に、前記搬送ガイド16の閉じ動作に連動して可動ガイド51が装置本体100に対して開く構成であってもよい。
次に、ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とが連動して開閉する仕組みについて説明する。図6は、実施例において開閉部材のみが開いている状態を示す図である。図7は、実施例における開閉部材を示す図である。図8は、実施例において開閉部材と枠体とが係止されている状態を示す図である。図9は、実施例においてガイド部材が閉じている状態を示す図である。図10は、実施例においてガイド部材が開いている状態を示す図で
ある。
図6に示すように、搬送ガイド16には連動爪18が設けられており、ユーザアクセスドア60の内側には連動爪62が設けられている。連動爪18と連動爪62とが引っ掛かることで、ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とが係止される。ここで、ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とが係止する構造を第1係止構造とする。ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とが閉じている状態で連動爪18と連動爪62とが係止されるため、ユーザアクセスドア60を開いた場合に、搬送ガイド16も連動して開くことになる。
また、図8に示すように、ユーザアクセスドア60にはロック爪63が設けられており、本体外装カバー70(枠体)にはロック爪71が設けられている。ユーザアクセスドア60を閉じた場合、ロック爪63がロック爪71に引っ掛かることで、ユーザアクセスドア60と本体外装カバー70とが係止される。ここで、ユーザアクセスドア60と本体外装カバー70とを係止させる構造を第2係止構造とする。
図9と図10に示すように、搬送ガイド16にはロック部19が設けられており、本体外装カバー70が固定された装置本体100の枠体である本体フレームにはロック部80が設けられている。搬送ガイド16を閉じた場合、ロック部19がロック部80に引っ掛かることで、搬送ガイド16と本体外装カバー70とが係止される。ここで、搬送ガイド16と本体フレームとを係止させる構造を第3係止構造とする。
ここで、第1係止構造における連動爪18と連動爪62の係止力は、第2係止構造におけるロック爪63とロック爪71との係止力よりも大きくなっている。また、第1係止構造における連動爪18と連動爪62の係止力は、第3係止構造におけるロック部19とロック部80との係止力よりも大きくなっている。ここで、第1係止構造において連動爪18と連動爪62とが係止される位置を係止位置Fとし、第2係止構造においてロック爪63とロック爪71とが係止される位置を係止位置Gとする。実施例では、図8に示すように、係止位置Fと係止位置Gは、ユーザアクセスドア60の回動軸線61Aに対して垂直な方向(H方向)に直線的に並んでいる。
ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とが閉じた状態からユーザがユーザアクセスドア60を開こうとすると、まず、ロック爪63とロック爪71との係止状態が解除される。そして、第1係止構造の係止力が第3係止構造の係止力よりも大きいため、次に、搬送ガイド16におけるロック部19と本体フレームにおけるロック部80との係止状態が解除される。
ユーザアクセスドア60をさらに開いていくと、ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とでは回動軸線が異なるため、連動爪18と連動爪62とがスライドし、連動爪18と連動爪62との係止状態が解除される。その後、搬送ガイド16は、自重で開いていき、図2と図3に示すような状態になる。この状態では、ユーザアクセスドア60の連動爪62が、搬送ガイド16の回動支点17と反対側の部分を支持した状態となる。
続いて、ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とを閉じる仕組みについて説明する。ユーザアクセスドア60を閉じる場合、ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とがともに開いた状態からユーザアクセスドア60を閉めることでユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とを同時に閉じる場合がある。また、搬送ガイド16が閉じた状態からユーザアクセスドア60のみを閉じる場合がある。
本実施例では、ユーザアクセスドア60と搬送ガイド16とでは回動軸線が異なる。したがって、ユーザアクセスドア60を閉めることでユーザアクセスドア60と搬送ガイド
16とを同時に閉める場合、連動爪62の回動軌道と連動爪18の回動軌道とが交わる位置で連動爪62と連動爪18とが接触する。そこからユーザアクセスドア60をさらに閉じていくと、連動爪62と連動爪18とがスライドし、連動爪62と連動爪18とが係止される。ユーザアクセスドア60をさらに閉じると、ユーザアクセスドア60に搬送ガイド16が押圧されて、搬送ガイド16におけるロック部19と本体フレームにおけるロック部80とが係止される。そして、ユーザアクセスドア60をさらに閉じることで、ユーザアクセスドア60におけるロック爪63と本体外装カバー70におけるロック爪71とが係止される。
搬送ガイド16が閉じている状態からユーザアクセスドア60のみを閉じる場合、ユーザアクセスドア60を閉じていくと、搬送ガイド16における連動爪18とユーザアクセスドア60における連動爪62とが係止される。なお、連動爪18と連動爪62の係止方式は、いわゆるスナップフィット方式である。連動爪18は、樹脂によって形成されており、樹脂の弾性変形を利用して連動爪62と係止する。ユーザアクセスドア60をさらに閉じていくと、ユーザアクセスドア60におけるロック爪63と本体外装カバー70におけるロック爪71とが係止される。なお、本実施例では、第1係止構造と第2係止構造はともにスナップフィット方式となっている。
以上のように、実施例では、装置本体の下方にオプション給送ユニットが設けられている画像形成装置において、オプション給送ユニットにおけるジャムも解消できるようなユーザアクセスドアが装置本体に設けられている。
また、実施例では、画像形成装置にユーザアクセスドアが1つしか設けられていないため、ユーザアクセスドアの開閉を検知するための開閉検知手段は1つで足りる。画像形成装置における二次転写ローラには高い電圧が印加されており、また、装置本体内にはローラなどの回転体も複数設けられているため、ユーザアクセスドアが確実に閉まっている状態でないとユーザへの安全性が確保されない。ユーザの安全性を確保するために画像形成装置には開閉検知手段が設けられているが、本実施例では、ユーザアクセスドアが1つしか設けられていないため、開閉検知手段も1つで足りることになる。開閉検知手段の数が少ない分だけ画像形成装置の製造コストを下げることができる。
また、実施例では、ユーザアクセスドアを開けると搬送ガイドも連動して開く。転写位置から定着位置までのシート搬送路とオプション給送搬送路との両方を視認できるため、ユーザアクセスドアを開くことで、ジャムが発生している位置を容易に見つけ出すことができる。
また、実施例では、ユーザアクセスドアと搬送カバーとがレジストレーションローラ対とは独立して回動可能に軸支されている。これにより、ユーザアクセスドアと搬送カバーとを開いたとしても、レジストレーションローラ対のアライメントには影響が及ばない。
また、実施例では、オプション給送搬送路中にシートを案内する可動ガイドが回動可能に設けられている。シートを搬送する場合には可動ガイドを閉じて、ジャムを解消する場合には可動ガイドを開くことでオプション給送搬送路を開放することができる。
また、実施例では、第1係止構造における係止力が第2係止構造における係止力よりも大きく設定されているため、ユーザアクセスドアと搬送カバーとが係止状態となる場合には、ユーザアクセスドアと本体外装カバーとについても係止状態となる。
また、実施例では、第1係止構造における係止位置と第2係止構造における係止位置は、ユーザアクセスドアの回動軸線に対して垂直な方向に直線的に並んでいる。これにより、幅方向(回動軸線61A方向)においてユーザアクセスドア60が撓んでいる場合でも、第1係止構造と第2係止構造の一方が係止されていない状態となることを抑制することができる。
また、実施例では、ユーザアクセスドアにおけるロック爪は、ユーザアクセスドアの回動軸線方向におけるユーザアクセスドアの中央近傍に配置されている。これにより、複数のロック爪の一部だけが係止されている状態となることを抑制することができる。実施例においては、2つのロック爪のうちの片方のみが係止される状態になることを抑制することができる。
なお、実施例では、画像形成装置としてフルカラーレーザプリンタを例示したが、画像形成装置の種類はこれに限られることはない。例えば、画像形成装置はモノクロレーザプリンタなどであってもよい。
13…レジストレーションローラ対、16…搬送ガイド、21…給送カセット、
60…ユーザアクセスドア、90…給送ユニット、98A…シート搬送路、
98B…オプション給送搬送路、100…装置本体、A…画像形成装置、Q…給送位置、R…ニップ位置、S…シート、T…転写位置、U…定着位置

Claims (6)

  1. 複数のシートを積載可能な給送カセットと、
    前記給送カセットから給送されたシートを、位置合わせした状態で更に下流側に搬送させるレジストレーションローラ対と、
    画像形成装置本体に対して開閉可能で、装置本体内部を開放する開閉部材と、を備え、
    前記レジストレーションローラ対により搬送されるシートに対してトナー像を転写した後に、前記トナー像をシートに定着させ、
    複数のシートを積載し、かつ前記レジストレーションローラ対に積載したシートを給送可能なオプション給送ユニットを装着可能な画像形成装置において、
    前記開閉部材よりも前記画像形成装置本体の内側に配置され、前記画像形成装置本体に対して開閉可能で、トナー像が転写される位置からトナー像が定着される位置までシートを案内するガイド部材を備え、
    前記開閉部材と前記ガイド部材が共に前記画像形成装置本体に対して開いた状態では、トナー像が転写される位置からトナー像が定着される位置までのシート搬送路が開放され、前記シート搬送路が開放できない状態であり、前記開閉部材が前記画像形成装置本体に対して開きかつ前記ガイド部材が前記画像形成装置本体に対して閉じた状態では、前記オプション給送ユニットにおけるシート給送部から前記レジストレーションローラ対へシートを搬送するシート搬送路が開放可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記開閉部材を前記画像形成装置本体に対して開くと、前記ガイド部材が連動して前記画像形成装置本体に対して開くことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記開閉部材は回転することで前記画像形成装置本体に対して開閉可能であり、前記ガイド部材は回転することで前記画像形成装置本体に対して開閉可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置本体には、前記オプション給送ユニットにおけるシート給送部から前記ガイド部材に至るシート搬送路中に、シートを案内する補助ガイド部材が開閉可能に設けられており、
    前記開閉部材が開きかつ前記ガイド部材が閉じた状態で、前記補助ガイド部材が開かれることで、前記オプション給送ユニットにおける前記シート給送部から前記レジストレーションローラ対までのシート搬送路が開放されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記開閉部材と前記ガイド部材とを係止させる第1係止構造と、
    前記開閉部材と前記画像形成装置本体における枠体とを係止させる第2係止構造と、を備えており、
    第1係止構造における係止力の方が、第2係止構造における係止力よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記開閉部材と前記ガイド部材とを係止させる第1係止構造と、
    前記開閉部材と前記画像形成装置本体における枠体とを係止させる第2係止構造と、を備えており、
    第1係止構造における係止位置と、第2係止構造における係止位置は、前記開閉部材の回動軸線に対して垂直な方向に直線的に並んでいることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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