JP2015140118A - ピラーガーニッシュ取付構造およびテザークリップ - Google Patents

ピラーガーニッシュ取付構造およびテザークリップ Download PDF

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Abstract

【課題】テザー収納部の左右の側壁間隔を狭めて省スペース化をはかることが可能なピラーガーニッシュ取付構造とそれに用いるテザークリップを提供。【解決手段】ピラーガーニッシュ80はテザー収納部81を有し、テザー収納部81はピラーガーニッシュ長手方向に延びる互いに並列の2つの側壁86a、86bを有する。テザークリップ10のテザー部70は、ピラーガーニッシュ長手方向に延びる連結部70aと、アンカー部70bを有する。ピラーガーニッシュ80がピラー90から離反する方向に移動した時にアンカー部70bを2つの側壁86a、86bの長手方向端面87に引っ掛けるようにした。テザー収納部の2つの側壁間幅は縮められ、ピラーガーニッシュの省スペース化が可能である。テザー部70は相対回転防止片74を有する。これによって、ピラーガーニッシュ80がクリップ10から抜け外れることを防止できる。【選択図】 図1

Description

本発明は、ピラーガーニッシュ取付構造(「取付構造」は「取付装置」と云ってもよい)とそれに用いるテザークリップに関する。
特許文献1、特許文献2は、テザークリップと、テザークリップを用いてピラーガーニッシュをピラーに取り付けた、従来のピラーガーニッシュ取付構造を開示している。
テザークリップはピラーガーニッシュの長手方向に延びるテザー部とテザー部先端に設けられテザー部と直交する方向に延びるアンカー部を有する。ピラーガーニッシュは、長孔が形成された底壁と底壁に繋がる左右の側壁とを含むテザー収納部を有する。テザークリップは、アンカー部と長孔との位相を合わせてテザー部をテザー収納部に挿入し、90度回転されてアンカー部をテザー収納部底壁の長孔と交叉させることによりピラーガーニッシュに組付けられる。
カーテンエアバッグ(以下、CSAとも云う、CSAはCurtain Shield Airbag の略である)展開時にピラーガーニッシュがピラーから離反する方向に移動した時には、アンカー部が長孔縁部に係止するまではピラーガーニッシュが移動してピラーとの間にCSA展開用隙間が形成される。それ以上の移動は阻止され、ピラーガーニッシュの飛散が防止される。
特開2011−157054号公報 特開2011−161946号公報
従来構造では、テザー部をピラーガーニッシュの長手方向に延ばすことにとりピラーガーニッシュを幅方向に省スペース化していた。しかし、従来構造では、アンカー部がテザー収納部底壁の長孔と交叉することでテザークリップからピラーガーニッシュが離脱しない構造としていたため、テザー収納部の左右の側壁の間隔はアンカー部の長さ以上とされていた。そのため、テザー収納部の左右の側壁間隔を狭めてピラーガーニッシュの更なる省スペース化をはかることは困難であった。
本発明の目的は、テザー収納部の左右の側壁間隔を狭めてピラーガーニッシュの更なる省スペース化をはかることが可能なピラーガーニッシュ取付構造とそれに用いるテザークリップを提供することにある。
上記課題を解決する本発明のピラーガーニッシュ取付構造とテザークリップはつぎの態様をとる。なお、括弧付きの符号は、図面に現れる部材または部品の番号に対応する。
本発明の第1の態様では、ピラーガーニッシュ取付構造(1)は、先端にアンカー部(70b)が形成されたテザー部(70)を有するテザークリップ(10)を用いてピラーガーニッシュ(80)をピラー(90)に取り付けたピラーガーニッシュ取付構造からなる。
ピラーガーニッシュ(80)はテザー収納部(81)を有し、テザー収納部(81)はピラーガーニッシュ長手方向に延びる互いに並列の2つの側壁(86a、86b)を有する。
テザークリップ(10)のテザー部(70)は、2つの側壁(86a、86b)間の空間を挿通してピラーガーニッシュ長手方向に延びる連結部(70a)と、連結部先端に形成されテザー収納部(81)のピラーガーニッシュ長手方向外側に位置するアンカー部(70b)とを有する。ピラーガーニッシュ(80)がピラー(90)から離反する方向に移動した時にアンカー部(70b)を2つの側壁(86a、86b)のピラーガーニッシュ長手方向端面(87)に引っ掛けるようにした。
本発明の第2の態様では、上記第1の態様において、アンカー部(70b)が引っ掛かる上記2つの側壁(86a、86b)のピラーガーニッシュ長手方向端面(87)は該側壁(86a、86b)の車両後方側の端面(87)である。
本発明の第3の態様では、上記第1の態様または第2の態様において、テザー収納部(81)が並列の3つの側壁(86a、86b、86c)を有し、上記2つの側壁(86a、86b)は上記3つの側壁(86a、86b、86c)のうち中央の側壁(86a)とそれに平行な1つの外側側壁(86b)を含む。
本発明の第4の態様では、上記第1の態様−第3の態様の何れか1つの態様において、アンカー部(70b)が引っ掛けられる上記2つの側壁(86a、86b)のピラーガーニッシュ長手方向端面(87)のうち、アンカー部が係止する部位(87a)は、アンカー部(70b)の曲げ角度を緩和する方向に傾斜がつけられている。
本発明の第5の態様では、上記第1の態様−第4の態様の何れか1つの態様において、テザークリップ(10)は、座部(20)と、座部(20)に結合されたガーニッシュ係止部(72)と、上記テザー部(70)を有する。
テザー部(70)は、連結部(70a)と第1の相対回転防止片(74A)とを有する。連結部(70a)は、座部(20)およびガーニッシュ係止部(72)の何れか一方とアンカー部(70b)との間にわたって延びる。第1の相対回転防止片(74A)は、連結部(70a)から枝分かれし、テザー部(70)がテザー収納部(81)に対して相対回転した時にテザー収納部(81)の上記2つの側壁(86a、86b)に当たってテザー部(70)のそれ以上の相対回転を防止する。第1の相対回転防止片(74A)の少なくとも一部は、上記2つの側壁(86a、86b)の間の空間に位置する。
本発明の第6の態様では、上記第1の態様−第5の態様の何れか1つの態様において、テザークリップ(10)は、座部(20)と、座部(20)に結合されたガーニッシュ係止部(72)と、上記テザー部(70)を有する。
テザー部(70)は、連結部(70a)と第2の相対回転防止片(74B)とを有する。連結部(70a)は、座部(20)およびガーニッシュ係止部(72)の何れか一方とアンカー部(70b)との間にわたって延びる。第2の相対回転防止片(74B)は、上記アンカー部(70b)に接続され、上記2つの側壁(86a、86b)の間の空間に位置する先端まで延び、テザー部(70)がテザー収納部(81)に対して相対回転した時にテザー収納部(81)の上記2つの側壁(86a、86b)に当たってテザー部(70)のそれ以上の相対回転を防止する。第2の相対回転防止片(74B)の少なくとも一部は、上記2つの側壁(86a、86b)の間の空間に位置する。
本発明の第7の態様では、テザークリップ(10)は、座部(20)と、座部(20)に結合されたガーニッシュ係止部(72)と、テザー部(70)を有する。
テザー部(70)は、テザー部(70)の先端に設けられたアンカー部(70b)と、座部(20)およびガーニッシュ係止部(72)の何れか一方とアンカー部(70b)との間にわたって延びる連結部(70a)と、連結部(70a)とアンカー部(70b)との少なくとも一方に接続された少なくとも1つの相対回転防止片(74)と、を有する。
第1の態様に係るピラーガーニッシュ取付構造によれば、アンカー部が2つの側壁のピラーガーニッシュ長手方向端面に引っ掛かるようにしたので、従来のようにテザー収納部底壁の長孔縁部には引っ掛からない。そのため、2つの側壁の間隔を、従来のようにアンカー部の長さ以上に設定する必要がない。アンカー部が引っ掛かるには、2つの側壁の間隔はアンカー部の長さより小さい。その結果、テザー収納部の2つの側壁間幅は、従来クリップに比べて縮められ、ピラーガーニッシュの更なる省スペース化が可能である。
第2の態様に係るピラーガーニッシュ取付構造によれば、テザー収納部の2つの側壁のピラーガーニッシュ長手方向端面が車両後方側の端面である。そのため、2つの側壁間の空間はピラーガーニッシュ長手方向に開口しており、テザー収納部の製造型による射出成形が成立する。また、テザー収納部の車両前側壁に開口を形成する必要がないので、前側壁にウエルドが発生しない。
第3の態様に係るピラーガーニッシュ取付構造によれば、中央の側壁を設けたので、テザー部が挿通する空間の両側の2つの側壁間隔を中央の側壁が無い場合に比べて狭めることができると共に、テザー収納部の強度を高めることができる。
第4の態様に係るピラーガーニッシュ取付構造によれば、2つの側壁の端面には、アンカー部の曲げ角度を緩和する方向に傾斜がつけられている。そのため、ピラーガーニッシュがピラーから離れる方向に移動してアンカー部が2つの側壁の端面に係止した時に、テザー部に大きな曲げ力がかかってテザー部が破損することが防止される。
第1−第4の態様のように、アンカー部をテザー収納部の2つの側壁端面に係止させるピラーガーニッシュ取付構造では、テザークリップのピラーガーニッシュに対する相対回転を防止して抜け止めすることが好ましい。
第5の態様に係るピラーガーニッシュ取付構造によれば、テザー部の連結部に第1の相対回転防止片が設けられている。そのため、展開するCSAによってテザークリップが押された時に、テザークリップがテザー収納部に対して相対回転して外れることが防止される。
第6の態様に係るピラーガーニッシュ取付構造によれば、アンカー部に第2の相対回転防止片が設けられている。そのため、展開するCSAによってテザークリップが押された時に、テザークリップがテザー収納部に対して相対回転して外れることが防止される。第1の相対回転防止片と第2の相対回転防止片を設けた場合は、第1の相対回転防止片のみを設けた場合よりも一層確実に、テザークリップのテザー収納部に対する相対回転を防止できる。
第7の態様に係るテザークリップでは、テザークリップが連結部とアンカー部との少なくとも一方に接続された少なくとも1つの相対回転防止片を有する。相対回転防止片を有するテザークリップは、ピラーガーニッシュに組付けられた時にピラーガーニッシュに対する相対回転が防止される必要がある場合に好適に使用することができる。
本発明の第1実施例に係るピラーガーニッシュ取付構造の要部断面図である。 図1のピラーガーニッシュ取付構造の、図1に比べて縮小した、2−2線断面図である。 図2のピラーガーニッシュ取付構造の斜視図である。 図1のピラーガーニッシュ取付構造に用いられる本発明の第1実施例に係るテザークリップの正面図である。 図4のテザークリップの側面図である。 図4のテザークリップの斜視図である。 本発明の第2実施例に係るピラーガーニッシュ取付構造の要部断面図である。 図7のピラーガーニッシュ取付構造に用いられる本発明の第2実施例に係るテザークリップの斜視図である。
本発明に係るピラーガーニッシュ取付構造1とそれに用いられるテザークリップ(以下、単に「クリップ」とも云う)10を、図面を参照して説明する。図1−図3は本発明の第1実施例に係るピラーガーニッシュ取付構造1を示し、図4−図6は本発明の第1実施例に係るクリップ10を示し、図7は本発明の第2実施例に係るピラーガーニッシュ取付構造1を示し、図8は本発明の第2実施例に係るクリップ10を示す。本発明の全実施例に係るピラーガーニッシュ取付構造およびクリップにわたって共通する構造部分には、本発明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。なお、ピラーガーニッシュ取付構造1の主要部はクリップ10であるため、クリップ10とピラーガーニッシュ取付構造1とは主要部が同じである。
〔第1実施例のピラーガーニッシュ取付構造1とテザークリップ10〕
第1実施例のピラーガーニッシュ取付構造1とテザークリップ10の構成を作用と共に説明する。
本発明の第1実施例に係るピラーガーニッシュ取付構造1は、先端にアンカー部70bが形成されたテザー部70を有するクリップ10を用いて、ピラーガーニッシュ80をピラー90に取り付けたピラーガーニッシュ取付構造からなる。ピラーガーニッシュ80は車両のフロントピラーガーニッシュである場合を含み、ピラー90は車両のフロントピラーのインナーパネルである場合を含む。
クリップ10は可撓性を有する樹脂材からなる。樹脂材は、たとえばポリヘキサメチレンアジポアミドである。ただし、可撓性を有し必要な強度をもつ樹脂材であれば、それ以外の樹脂材であってもよい。ピラーガーニッシュ80はクリップ10かそれよい硬質の樹脂材からなる。ピラー90は鋼板からなる。
ピラーガーニッシュ80とピラー90との間には空間部があり、そこに布製のCSA88が折り畳まれて配設される。車両の側面衝突時に、CSA88はインフレータから膨張用ガスを供給されて膨張展開し、ピラーガーニッシュ80をピラー90から離れる方向に押す。クリップ10は、ピラーガーニッシュ80とピラー90との間にCSA88が車室側に展開できる間隔を作り、それ以上のピラーガーニッシュ80の車室側への飛散を防止する。
このような作動を行わせるため、ピラーガーニッシュ80とクリップ10は以下の構造を有する。
ピラーガーニッシュ80は、その長手方向をピラー90の長手方向に平行に設けられ、ピラー90に沿って延びる。ピラーガーニッシュ80はピラーガーニッシュ80の長手方向にピラーガーニッシュ80の全長にわたって延びる本体壁83を有する。本体壁83の車室側から見て背面に、ピラーガーニッシュ80の長手方向の一部に局部的に設けられたテザー収納部81を有する。テザー収納部81はピラー90側に突出させて設けられる。ピラーガーニッシュ80は、テザー収納部81にてクリップ10によりピラー90に取り付ける。後述するように、クリップ10は、テザー部70を有し、テザー部70は連結部70aと連結部70a先端のアンカー部70bとを有する。
テザー収納部81は、ピラーガーニッシュ長手方向に延びる少なくとも2つの側壁86を有する。図示例では、テザー収納部81はピラーガーニッシュ長手方向に延びる3つの側壁86a、86b、86cを有する。3つの側壁のうちの2つは左右の外側側壁86b、86cであり、1つは左右の外側側壁86b、86cの間に設けられた中央側壁86aである。中央側壁86aと一方の外側側壁86bは互いに並列でかつ平行であり、2つの側壁86a、86bの間の空間をクリップ10の一部が挿通している。2つの側壁86a、86bの内面の間隔は、クリップ10のテザー部70の連結部70aの幅より大で、クリップ10のアンカー部70bの長手方向長さより小さい。
3つの側壁86a、86b、86cの間の空間は、ピラーガーニッシュ長手方向に延びており、ピラー90に取り付けられた時に車両後方かつ斜め上方側に開口している。3つの側壁86a、86b、86cは、車両後方かつ斜め上方側に向けられた側壁端面87を有する。3つの側壁86a、86b、86cの間の空間は、車両前方かつ斜め下方側で、前壁85によって閉塞されている。
テザー収納部81は、側壁86a、86b、86cの本体壁83と反対側の端部を連結する底壁82を有する。底壁82の車両後方かつ斜め上方側部分は、他の底壁部分よりも、厚さを厚くして強度を増大させてある。その厚肉とした部分に、軽量化と材料節約のために肉盗みを設けてある。底壁82には、長方形のテザー部挿通孔84が形成されている。図1に示すように、テザー部挿通孔84の長辺の長さはアンカー部70bの長手方向長さより長い。図2に示すように、テザー部挿通孔84の短辺の長さはテザー部70の連結部70aの幅より長く、2つの側壁86a、86bの内面の間隔とほぼ同じである。クリップ10をピラーガーニッシュ80に組み付ける時には、テザー部挿通孔84の長辺方向とアンカー部70bの長手方向とを合わせてアンカー部70bをテザー部挿通孔84に通し、アンカー部70bを2つの側壁86a、86b間を挿通させて2つの側壁86a、86b間の外に出し、90度回転させる。CSA展開時にピラーガーニッシュ80がピラー90から離れる方向に移動すると、アンカー部70bが2つの側壁86a、86bの側壁端面87に引っ掛かって係止する。
CSA展開時にアンカー部70bが引っ掛けられる2つの側壁86a、86bのピラーガーニッシュ長手方向端面87のうち、CSA展開時にアンカー部70bが係止する部位87aは、アンカー部70bの曲げ角度を緩和する方向に傾斜がつけられている。この傾斜は直線状であってもよいし、湾曲状であってもよいし、直線状と湾曲状の組み合わせであってもよい。また、側壁86a、86bにはCSA展開時にアンカー部70bが部位87aに進入して、アンカー部70bが傾斜部位87aに係止できるように、側壁86a、86bのピラーガーニッシュ長手方向後半部には、前方に凹む凹部(湾曲面)が形成されている。アンカー部70bが凹部(湾曲面)の傾斜部位87aに係止されることで、アンカー部70bの曲げ角度が緩和される。この結果、CSA展開時における連結部70aのアンカー部70bつけ根部の曲げ角度が小さくなり、テザー部70が連結部70aのアンカー部70bつけ根部で破断するおそれが無くなるか、または大幅に軽減される。
クリップ10は、座部20と、上記のテザー部70と、ガーニッシュ係止部72とを有する。ガーニッシュ係止部72は座部20の一面から立ち上がる。テザー部70は、座部20のガーニッシュ係止部72が立ち上がる面と同じ側の面から立ち上がるか、またはガーニッシュ係止部72の先端部から延びる。
テザー部70は、連結部70aと連結部70a先端に形成されたアンカー部70bを有する。連結部70aは、座部20とガーニッシュ係止部72の何れか一方と、アンカー部70bとの間にわたって延びる。連結部70aは、ピラーガーニッシュ80に取り付けられた時、2つの側壁間86a、86bの空間を挿通してピラーガーニッシュ長手方向に延びる。アンカー部70bは、クリップ10がピラーガーニッシュ80に取り付けられた時、テザー収納部81のピラーガーニッシュ長手方向外側に位置する。アンカー部70bは、テザー収納部81のピラーガーニッシュ長手方向端部から所定距離隔たっており、CSA展開時に、アンカー部70bがテザー収納部81のピラーガーニッシュ長手方向端部に当たるまで、ピラーガーニッシュ80はピラー90から離れる方向に移動可能である。
連結部70aはピラーガーニッシュ長手方向に延びる面内において湾曲している。アンカー部70bはピラーガーニッシュ長手方向に延びる面と直交する方向に直線状に延びる。連結部70aはテザー収納部81の側壁86a、86bの内面間隔より小さな幅を有し、アンカー部70bは、テザー収納部81の側壁86a、86bの内面間隔より大きな長さを有する。この構造により、CSA展開時、ピラーガーニッシュ80がピラー90から離反する方向に移動した時に、アンカー部70bは2つの側壁86a、86bのピラーガーニッシュ長手方向端面87に引っ掛かり、ピラーガーニッシュ80がクリップ10から抜けないようになっている。
アンカー部70bを2つの側壁86a、86bの端面87に係止させてピラーガーニッシュ80のクリップ10からの抜けと飛散を防止する場合、クリップ10のピラーガーニッシュ80に対する相対回転を防止して抜け止めすることが好ましい。これは、CSA88によってクリップ10の後述する軸部22が押された時に、アンカー部70bがテザー収納部81に対して相対回転し、側壁86a、86b間に入り底壁82のテザー部挿通孔84を通り抜けて、ピラーガーニッシュ80がクリップ10から抜けるおそれを無くすためである。
テザー部70のテザー収納部81に対する相対回転を防止するために、テザー部70は相対回転防止片74を有する。相対回転防止片74は、テザー部70に一体に連結される。相対回転防止片74の少なくとも一部は、2つの側壁86a、86bの間の空間に位置する。CSA展開時、テザー部70がテザー収納部81に対して相対回転しようとした時に、テザー部70と相対回転防止片74がテザー収納部81の2つの側壁86a、86bに当たってテザー部70のそれ以上の相対回転を阻止する。相対回転防止片74は、テザー部70の連結部70aとアンカー部70bの少なくとも一方に連結している。
係合保持部72は、底壁82のテザー部挿通孔84周縁部の厚みとほぼ等しい量だけ座部20から立ち上がる立ち上がり部72aと、立ち上がり部72aの先端からさらに座部20から離れる方向に延びるとともに立ち上がり部72aの立ち上がり方向と直交する方向に膨出する膨出部72bを有する。膨出部72bは立ち上がり方向と直交する方向に弾性をもつように中空形状に形成される。
クリップ10をピラーガーニッシュ80に取り付ける時には、テザー部70を底壁82のテザー部挿通孔84に挿通させると共に、係合保持部72を底壁82のテザー部挿通孔84に押し込む。この時、膨出部72bが膨出量が低減する方向に弾性変形してテザー部挿通孔84を通り抜ける。膨出部72bがテザー部挿通孔84を通り抜けると、膨出部72bが元の位置(自由状態の位置)に弾性復帰し、底壁82を膨出部72bと座部20との間に保持する。この状態を維持したまま、クリップ10がピラー90に取り付けられる。
CSA展開時、膨張するCSA88によってピラーガーニッシュ80がピラー90から離れる方向に押されると、テザー部挿通孔84の周縁部が係合保持部72の膨出部72bを抜き方向に押し、膨出部72bを膨出量が低減する方向に弾性変形させ、膨出部72bを通り抜け、底壁82が係合保持部72の膨出部72bから外れる。その結果、テザー部70のアンカー部70bが側壁86a、86bのピラーガーニッシュ長手方向端面87に係止するまで、ピラーガーニッシュ80は移動できる。
クリップ10は、さらに、軸部(脚部またはボデー取付部と云ってもよい)22と、係止爪30と、ガタ防止弾性片(以下、単に、弾性片とも云う)50と、を有していてもよい。軸部22と、係止爪30と、弾性片50は、クリップ軸方向に、座部20に対し同じ側にある。軸部22は、座部20のテザー部70が設けられた面と反対側の面に結合され座部20と直交する方向に座部20から離れる方向に延びる。係止爪30は、クリップ軸方向に座部20から離れた位置にある軸部22との結合部32から座部20側に延びて自由端で終わる。弾性片50は、1つ以上設けられる。
軸部22の中心軸線はクリップ10の中心軸線10aと一致する。軸部22は、中空である。クリップ中心軸線10aと直交する方向における軸部22の断面の外形は、ほぼ長方形、またはほぼ円形である。ほぼ長方形には、正方形や長方形の角を丸めた形状を含む。図示例は軸部22の断面の外形がほぼ長方形の場合を示す。
軸部22の、クリップ中心軸線10aを挟んで互いに対向する部位に一対の開口部が設けられている。各係止爪30は各開口部に設けられる。軸部22の開口部縁部と係止爪30との間は、スリット26になっている。一対の係止爪30は、クリップ軸方向と直交する方向に、互いに対向しており、クリップ中心軸線10aを中心にして互いに対称である。
各係止爪30は、軸部22との結合部32を除いて軸部22および座部20からスリット26により切り離されている。すなわち、軸部22との結合部32を除いて、軸部22および座部20と、係止爪30との間にはスリット26が存在する。スリット26は逆U字状である。逆U字状のスリット26の座部20から遠い側の端部の軸方向位置と結合部32の軸方向位置とは一致するかあるいはほぼ一致する。クリップ10が可撓性を有する樹脂材からなるため、係止爪30は、クリップ中心軸線10aに接近、離反する方向に、すなわち、結合部32まわりに倒れ、起立する方向に弾性変形可能である。
各係止爪30は、突出部34と係止解除レバー40を有している。突出部34と係止解除レバー40とは、クリップ軸方向に、互いに離れている。係止爪30の自由状態、すなわち、係止爪30に荷重がかかっていない状態において、突出部34は、軸部22の外面よりも、クリップ中心軸線10aから離れる方向に突出する。すなわち、係止爪30のうち軸部22の外面よりもクリップ中心軸線10aから離れる方向に突出した部分が突出部34である。突出部34は、クリップ軸方向における突出部34の少なくとも一部に、結合部32から係止爪30の座部20側先端部に向かって、クリップ中心軸線10aから離れる方向に傾斜した摺動面36を有する。摺動面36は、クリップ10をボデー係止孔92(図4)に挿入する時に、ボデー係止孔92内面に摺動する。摺動面36の傾斜の起点は、結合部32にあってもよいし、または、結合部32からクリップ軸方向に離れた位置にあってもよい。
係止爪30は、クリップ10をピラー90のボデー係止孔92に挿入する時に摺動面36がボデー係止孔92の内面で押されてクリップ中心軸線11aに近づく方向に倒れ変形し、ボデー係止孔92を通り過ぎた時に元の位置(自由状態の位置)に弾性復帰する。元の位置に弾性復帰した後は、係止爪30の突出部34の座部対向面であるボデー係止面38がピラー90のボデー係止孔92周縁部とクリップ軸方向に係合し、クリップ10がボデー係止孔92から抜けないか、あるいは抜けにくくなる。
係止解除レバー40は、各係止爪30に設けられる。係止解除レバー40は、クリップ軸方向に座部20に近い側の係止爪先端部に設けられ、クリップ中心軸線10aに対してほぼ直角の方向にクリップ中心軸線10aから離れる方向に延びる。係止解除レバー40の先端は、突出部34の外側端よりもクリップ中心軸線10aから離れた位置にある。また、係止解除レバー40の先端は、同じ方向における座部20の外側端よりもクリップ中心軸線10aから離れた位置にある。
サービス時においてクリップ10をボデー係止孔92から外す時には、一対の突出部34の外側面間距離がボデー係止孔92の内面距離と同一かそれ以下となるまで、一対の係止爪30の係止解除レバー40を互いに近づく方向に押し、ついでクリップ10をクリップ軸方向に引張り、軸部22をボデー係止孔92から引き抜く。
弾性片50は、クリップ10をピラー90に取り付けた時にクリップ10とピラー90との間のガタを、弾性片50の弾性変形を伴って吸収し、クリップ10のピラー90に対するガタ付きを抑制する。弾性片50は、図示例のようにクリップ10と一体に形成されていてもよいし、クリップ10と別体のセパレータ(図示せず)に形成されていてもよい。
弾性片50は、座部20のクリップ中心軸線10aから離れた座部部位(たとえば、座部端部)にクリップ軸方向に対応する弾性片部位から、クリップ中心軸線10a側に向かって、かつ、座部20から離れる方向に、座部20に対して斜めに延びる傾斜部54を有する。
座部20のクリップ中心軸線10aから離れた座部部位にクリップ軸方向に対応する弾性片部位は、クリップ10自体の部位であってもよいし、クリップ10とは別体のセパレータ(図示せず)の部位であってもよい。また、弾性片50が座部20と一体に形成されている場合、弾性片部位はクリップ軸方向に座部部位と一致した弾性片部位であってもよいし、あるいは、クリップ軸方向に座部部位から後述する軸方向部52の長さだけ離れた弾性片部位であってもよい。
左右の傾斜部54を含む面と平行方向には、図4に示すように、弾性片50はクリップ中心軸線10aの両側に設けられる。また、傾斜部54を含む面と直交方向には、図5に示すように、弾性片50はクリップ中心軸線10aの両側に設けられる。したがって、図6に示すように、弾性片50は4つ設けられている。
傾斜部54を含む面と平行方向には、図4に示すように、傾斜部54がクリップ中心軸線10a側に向かってかつ座部20から離れる方向に斜めに延びるので、クリップ中心軸線10aの両側にある弾性片50の傾斜部54の間隔は、座部20から離れるに従って狭くなる。
傾斜部54がクリップ中心軸線10a側に向かって斜めに延びるので、弾性片50の長さのクリップ軸方向成分を長くしてクリップ挿入方向に大きな弾性片撓み代を確保しても、クリップ取付座の必要平面は広くならない。そして、弾性片撓み代を大きくすることにより、弾性片反力対弾性片変形量特性において、広い弾性片変形領域にわたって、クリップ挿入量に対する弾性片反力の変化が小さい領域(フラット化領域ともいう)を設定できる。このフラット化領域に、クリップ10のピラー90への正規嵌合位置を設定する。これにより、正規嵌合位置より手前で、長い挿入ストロークにわたって低反力にてクリップ10を押し込むことができる。
左右の傾斜部54を含む面と直交方向には、図6に示すように、傾斜部54は座部20に対して直交しクリップ中心軸線10aに平行に延びる。左右の傾斜部54を含む面と直交方向には、クリップ中心軸線10aの両側にある一対の傾斜部54の間隔は、一定である。
左右の傾斜部54を含む面と平行方向には、図4に示すように、弾性片50は、クリップ中心軸線10aを中心にして互いに対称に設けられる。クリップ中心軸線10aの各側に設けられた弾性片50は、図6に示すように、左右の傾斜部54を含む面と直交方向に2分割されている。2分割された弾性片50の間には空間が設けられ、そこに係止解除レバー40が配置されている。係止解除レバー40は左右の傾斜部54を含む面と平行方向に延びる。
弾性片50は、傾斜部54の座部側端部から座部20側に向かってクリップ軸方向に延びる軸方向部52を有していてもよい。図示例は、弾性片50が軸方向部52を有する場合を示す。弾性片50が軸方向部52を有する場合、軸方向部52は座部20と傾斜部54との間にわたって延びる。
座部20には、傾斜部54に近づく方向に延びる突起部60が形成されている。これによって、弾性片反力対弾性片変形量特性に形成されたフラット化領域に、クリップ10のボデー係止孔92への挿入時に、傾斜部54が突起部60に当接した時に現れる局部的な山(挿入荷重が大となる部分)を形成できる。この山により、クリップ10のボデー係止孔92への挿入時にクリック感が出るので、そのクリック感をクリップ挿入量の目安とすることにより、クリップ10の未嵌合や半嵌合を防止できる。上記で、未嵌合とは係止爪30が一対ある場合に2つの係止爪30が共にボデー係止孔92縁部に掛かっていない状態を云い、半嵌合とは1つの係止爪30がボデー係止孔92縁部に掛かっていない状態を云うものとする。たとえば、図4で、クリップ10をボデー係止孔92に押し込み傾斜部54が二点鎖線(上側)のように変形していく時、傾斜部54が突起部60に当接するとクリック感を得、押し込み量が十分になったことがわかる。クリック感を得た時またはそれよりさらに少量押し込んで押し込みを解除すると、弾性片50の反力でクリップ10が少量戻り、ボデー係止孔92の周縁部が図4で二点鎖線(下側)にて示すようにボデー係止面38に係止し、クリップ10をボデー係止孔92に正規嵌合させることができる。
以上の構成、作用は、本発明の全実施例に適用できる。
本発明の第1実施例は、さらにつぎの構成、作用を有する。
相対回転防止片74は、第1の相対回転防止片74Aのみを含む。第1の相対回転防止片74Aは、テザー部70の連結部70aに結合されており、テザー部70の連結部70aから枝分かれしてガーニッシュ係止部72の先端直近まで延びている。第1の相対回転防止片74Aは1本以上設けられている。第1の相対回転防止片74Aは連結部70aの湾曲の内周側に延びている。ただし、第1の相対回転防止片74Aは、連結部70aから枝分かれして連結部70aの湾曲の外周側に延びてもよいし、あるいは、連結部70aから上下に枝分かれして連結部70aの湾曲の内周側と外周側に延びてもよい。第1の相対回転防止片74Aは、テザー部70の連結部70aの幅以下の幅を有する。したがって、連結部70aがテザー部挿通孔84を通過できれば、第1の相対回転防止片74Aもテザー部挿通孔84を通過できる。
クリップ10をピラーガーニッシュ80に組み付ける時には、アンカー部70bの長手方向とテザー部挿通孔84の長手方向を合わせてアンカー部70bをテザー部挿通孔84に挿通させる。アンカー部70bと第1の相対回転防止片74Aが2つの側壁86a、86bの外に出た状態でクリップ10を90度回転し、CSA展開時にアンカー部70bが2つの側壁86a、86bに引っ掛かるようにする。
第1の相対回転防止片74Aの先端は、クリップ10をピラーガーニッシュに装着した状態において、2つの側壁86a、86bの間に位置する。したがって、クリップ10をピラーガーニッシュに装着した状態において、クリップ10が回転すると、連結部70aおよび第1の相対回転防止片74Aの少なくとも先端は、テザー収納部81の2つの側壁86a、86bの内面に当たり、それ以上の相対回転を阻止する。
つぎに、本発明の第1実施例のピラーガーニッシュ取付構造1とクリップ10の効果を説明する。
まず、第1実施例のピラーガーニッシュ取付構造1では、アンカー部70bが2つの側壁86a、86bのピラーガーニッシュ長手方向端面87に引っ掛かるようにしたので、従来のようにテザー収納部底壁の長孔縁部には引っ掛からない。そのため、2つの側壁86a、86bの内面での間隔を、従来のようにアンカー部の長さ以上に設定する必要がない。側壁86a、86bの長手方向端面87にアンカー部70bが引っ掛かるには、2つの側壁86a、86bの間隔はアンカー部70bの長さより小さい。その結果、テザー収納部81の2つの側壁86a、86b間幅は、従来クリップに比べて縮められ、ピラーガーニッシュ80の更なる省スペース化が可能である。
また、テザー収納部81の2つの側壁86a、86bのピラーガーニッシュ長手方向端面87は車両後方側の端面である。そのため、2つの側壁86a、86b間の空間はピラーガーニッシュ長手方向に開口しており、テザー収納部81の製造型による射出成形が成立する。また、テザー収納部81の車両前側壁85にテザー部70を挿通させるための開口を形成する必要がないので、前側壁85に、開口の陰となる湯流れの衝突部に生じやすいウエルドが発生しない。
中央の側壁86aを設けたので、テザー部70が挿通する空間の両側の2つの側壁86a、86b間隔を、中央の側壁が無い場合、すなわち外側側壁86b、86cだけの場合に比べて狭めることができると共に、テザー収納部81の底壁82の強度を高めることができる。
2つの側壁86b、86cの端面87には、アンカー部70bの曲げ角度を緩和する方向に直線状または湾曲状の傾斜がつけられている。そのため、CSA展開時にピラーガーニッシュ80がピラー90から離れる方向に移動してアンカー部70bが2つの側壁86a、86bの端面87に係止した時に、テザー部70のアンカー部付け根部に大きな曲げ力がかかることが防止され、テザー部70が破損することが防止される。
しかし、CSA展開時にアンカー部70bをテザー収納部81の2つの側壁86a、86bの端面87に係止させるピラーガーニッシュ取付構造1では、クリップ10のピラーガーニッシュ80に対する相対回転を防止して抜け止めすることが好ましい。
本発明のピラーガーニッシュ取付構造1では、テザー部70に相対回転防止片74が設けられている。そのため、展開するCSA88によってクリップ10の軸部22が押された時に、クリップ10がテザー収納部81に対して相対回転することが防止され、それによってクリップ10がピラーガーニッシュ80から外れることが防止される。
ピラーガーニッシュ取付構造1に用いられるクリップ10において、クリップ10は連結部70aとアンカー部70bとの少なくとも一方に接続された少なくとも1つの相対回転防止片74を有する。相対回転防止片74を有するクリップ10は、たとえばアンカー部70bが2つの側壁86a、86bの端面87に係止するタイプのクリップのように、ピラーガーニッシュ80に組付けられた時にピラーガーニッシュ80に対する相対回転が防止される必要があるクリップに、好適に使用することができる。
以上の効果は、本発明の全実施例に適用できる。
本発明の第1実施例は、さらにつぎの効果を有する。
第1実施例では、相対回転防止片74がテザー部70の連結部70aに結合される第1の相対回転防止片74Aのみからなる。第1の相対回転防止片74Aは、アンカー部70bに結合される相対回転防止片に比べて、相対回転防止片74Aの長さを短くすることができ、その結果、材料費を節約でき、成形、製造が容易になる。
〔第2実施例のピラーガーニッシュ取付構造1とクリップ10〕
つぎに本発明の第2実施例のピラーガーニッシュ取付構造1とクリップ10を説明する。第1実施例の説明中本発明の全実施例に適用可能とした部分は本発明の第2実施例にも準用される。以下では、更なる、第2実施例に適用される構成、作用、および効果を説明する。
まず、第2実施例の更なる構成を作用と共に説明する。
第2実施例では、相対回転防止片74がテザー部70のアンカー部70bに結合される第2の相対回転防止片74Bを含む。相対回転防止片74は、第2の相対回転防止片74Bのみを有していてもよいし、第1の相対回転防止片74Aと第2の相対回転防止片74Bを有していてもよい。クリップ10をピラーガーニッシュ80に取り付けた状態で、第2の相対回転防止片74Bの先端は、2つの側壁86a、86bの間に位置する。第2の相対回転防止片74Bの幅はテザー部70の連結部70aの幅に等しいか、またはほぼ等しい。第2の相対回転防止片74Bの幅は、2つの側壁86a、86bの内面の間隔より小であり、かつ、底壁82のテザー部挿通孔84の短辺の長さより小である。したがって、連結部70aがテザー部挿通孔84を通過できれば、第2の相対回転防止片74Bもテザー部挿通孔84を通過できる。
クリップ10をピラーガーニッシュ80に取り付ける時には、アンカー部70bの長手方向とテザー部挿通孔84の長手方向を合わせてアンカー部70bをテザー部挿通孔84に挿通させる。アンカー部70bと第2の相対回転防止片74B(第1の相対回転防止片74Aも設けられる場合は第1、第2の相対回転防止片74A、74B)が2つの側壁86a、86bの外に出た状態でクリップ10を90度回転し、CSA展開時にアンカー部70bが2つの側壁86a、86bに引っ掛かるようにする。
クリップ10をピラーガーニッシュに装着した状態において、クリップ10が回転すると、連結部70aおよび第2の相対回転防止片74B(第1の相対回転防止片74Aも設けられる場合は第1、第2の相対回転防止片74A、74B)の少なくとも先端は、テザー収納部81の2つの側壁86a、86bの内面に当たり、それ以上の相対回転を阻止する。
つぎに、第2実施例の更なる効果を説明する。
アンカー部70bに第2の相対回転防止片74Bが設けられているため、展開するCSA88によってクリップ10が押された時に、クリップ10がテザー収納部81に対して相対回転して外れることが防止される。第1の相対回転防止片74Aと第2の相対回転防止片74Bを設けた場合は、第1の相対回転防止片74Aのみを設けた場合よりも一層確実に、クリップ10のテザー収納部81に対する相対回転を防止できる。
1 ピラーガーニッシュ取付構造
10 クリップ(テザークリップ)
20 座部
70 テザー部
70a 連結部
70b アンカー部
72 ガーニッシュ係止部
74 相対回転防止片
74A 第1の相対回転防止片
74B 第2の相対回転防止片
80 ピラーガーニッシュ
81 テザー収納部
86 側壁
86a 中央側壁
86b 外側側壁
86c 外側側壁
87 側壁端面
87a アンカー部が係止する部位
88 CSA(カーテンエアバッグ)
90 ピラー

Claims (7)

  1. 先端にアンカー部が形成されたテザー部を有するテザークリップを用いてピラーガーニッシュをピラーに取り付けたピラーガーニッシュ取付構造であって、
    ピラーガーニッシュはテザー収納部を有し、該テザー収納部はピラーガーニッシュ長手方向に延びる互いに並列の2つの側壁を有し、
    テザークリップのテザー部は、前記2つの側壁間の空間を挿通してピラーガーニッシュ長手方向に延びる連結部と、連結部先端に形成されテザー収納部のピラーガーニッシュ長手方向外側に位置するアンカー部とを有し、ピラーガーニッシュがピラーから離反する方向に移動した時にアンカー部を前記2つの側壁のピラーガーニッシュ長手方向端面に引っ掛けるようにした、ピラーガーニッシュ取付構造。
  2. アンカー部が引っ掛かる前記2つの側壁のピラーガーニッシュ長手方向端面は該側壁の車両後方側の端面である請求項1記載のピラーガーニッシュ取付構造。
  3. テザー収納部が並列の3つの側壁を有し、前記2つの側壁は前記3つの側壁のうち中央の側壁とそれに平行な1つの外側側壁を含む請求項1または請求項2記載のピラーガーニッシュ取付構造。
  4. アンカー部が引っ掛けられる前記2つの側壁のピラーガーニッシュ長手方向端面のうち、アンカー部が係止する部位は、アンカー部の曲げ角度を緩和する方向に傾斜がつけられている請求項1−請求項3の何れか1項に記載のピラーガーニッシュ取付構造。
  5. テザークリップは、座部と、座部に結合されたガーニッシュ係止部と、前記テザー部を有し、
    テザー部は、座部およびガーニッシュ係止部の何れか一方とアンカー部との間にわたって延びる連結部と、該連結部から枝分かれしテザー部がテザー収納部に対して相対回転した時にテザー収納部の前記2つの側壁に当たってテザー部のそれ以上の相対回転を防止する第1の相対回転防止片と、を有し、第1の相対回転防止片の少なくとも一部は前記2つの側壁の間の空間に位置する請求項1−請求項4の何れか1項に記載のピラーガーニッシュ取付構造。
  6. テザークリップは、座部と、座部に結合されたガーニッシュ係止部と、前記テザー部を有し、
    テザー部は、座部およびガーニッシュ係止部の何れか一方とアンカー部との間にわたって延びる連結部と、前記アンカー部に接続されテザー部がテザー収納部に対して相対回転した時にテザー収納部の前記2つの側壁に当たってテザー部のそれ以上の相対回転を防止する第2の相対回転防止片と、を有し、第2の相対回転防止片の少なくとも一部は前記2つの側壁の間の空間に位置する請求項1−請求項5の何れか1項に記載のピラーガーニッシュ取付構造。
  7. 座部と、座部に結合されたガーニッシュ係止部と、テザー部を有し、
    テザー部は、テザー部の先端に設けられたアンカー部と、座部およびガーニッシュ係止部の何れか一方とアンカー部との間にわたって延びる連結部と、連結部とアンカー部との少なくとも一方に接続された少なくとも1つの相対回転防止片と、を有するテザークリップ。
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