JP3510529B2 - エアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの取付構造 - Google Patents

エアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの取付構造

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JP3510529B2 JP18375799A JP18375799A JP3510529B2 JP 3510529 B2 JP3510529 B2 JP 3510529B2 JP 18375799 A JP18375799 A JP 18375799A JP 18375799 A JP18375799 A JP 18375799A JP 3510529 B2 JP3510529 B2 JP 3510529B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のフロン
トピラー部に取り付けられるピラーガーニッシュに関
し、特にはエアバッグを内蔵するピラーガーニッシュの
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の側面衝突時にも乗員を保護
するために、図11および12に示すように、車体のピ
ラー部に取り付けられるピラーガーニッシュ80の裏側
にもエアバッグAが収容されるようになった。その場
合、側面衝突によってエアバッグAが膨張し、その膨張
により、ピラーガーニッシュ80が車室内側へ押し曲げ
られて車体ピラー部95とピラーガーニッシュ80間に
エアバッグA通過用の隙間を形成し、その隙間を通って
エアバッグAが乗員頭部TとウインドガラスG間に、鎖
線Boのように展開し、乗員頭部Tを保護する。
【0003】ところで、前記エアバッグ内蔵ピラーガー
ニッシュ80にあっては、エアバッグA膨張時にピラー
ガーニッシュ80が車体ピラー部95から外れて飛散し
ないようにする必要がある。そのため、前記ピラーガー
ニッシュ80の幅方向中間部をボルト等の棒状固定金具
で車体ピラー部95に確実に係止する構造が提案されて
いる。
【0004】さらに、前記棒状固定金具の頭部がピラー
ガーニッシュの意匠面、すなわち車室内側の表面に露出
して美観を損なわないようにするため、図13に示すよ
うに、ピラーガーニッシュ80の裏側に突出する固定用
座部81を形成し、該座部81に棒状固定金具85一端
の頭部86を埋設して固定することが考えられている。
図において、符号Fはフロントガラス、Cはエンジンル
ームからの配線、97はオープニングトリム、98はグ
ラスランチャンネル、99はボディフレームを示す。
【0005】しかるに、前記のような取付構造にあって
は、平常時にピラーガーニッシュ80の車室内への出っ
張りを少なくして車内空間を広くする一方、エアバッグ
A膨張時には、エアバッグAの膨張を妨げないよう、エ
アバッグA収容空間、すなわち、車体のピラー部95と
ピラーガーニッシュ80間の距離をできるだけ大きくす
るのが好ましい。そのため、前記取付構造においては、
エアバッグA膨張によってピラーガーニッシュ80が車
室内側へ押圧された際に、棒状固定金具85がピラーガ
ーニッシュ80と共に所要量車室内方向へ移動できるよ
う、棒状固定金具85の軸部87の側面は係止孔96と
係合することなく単に係止孔96に挿通された状態とさ
れ、しかも係止孔96と前記軸部他端側89の係止部8
8との間には棒状固定金具85のスライドに必要なクリ
アランスNが設けられている。さらに、前記棒状固定金
具85の軸部87の外周面と係止孔96内周面間にも、
作業性等の点からクリアランスMが存在している。前記
のようにクリアランスM,Nが存在することから、平常
時に、ピラーガーニッシュ80を棒状固定金具85の頭
部86付近で室内側から押圧するとガタツキを感じるこ
とがある。また、走行時等においても、振動によって係
止孔96に棒状固定金具85の軸部87が接触して異音
を生じる恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑みなされたもので、エアバッグの膨張展開時にピラー
ガーニッシュの外れや破壊等を生じにくく、また、平常
時においては、車室内を狭くすることがなく、かつ、車
室内からの押圧や振動によってもガタツキ、異音を生じ
にくいエアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの取付構造を
提供するものである。
【0007】すなわち請求項1の発明は、合成樹脂製ピ
ラーガーニッシュに一端側で固定された棒状固定金具の
他端側係止部を、車体ピラー部のインナーパネルに形成
された係止孔に挿入係止して当該ピラーガーニッシュを
取り付け、前記ピラーガーニッシュ裏側に収容したエア
バッグの膨張によるピラーガーニッシュ押し曲げ時に、
前記棒状固定金具の他端側係止部と係止孔との係合によ
ってピラーガーニッシュの外れを防止するようにしたエ
アバッグ内蔵ピラーガーニッシュの取付構造において、
前記棒状固定金具の軸部の側部外周面を被覆部材で覆っ
て該被覆部材の外周面を前記ピラー部の係止孔に係合し
て仮止めし、前記エアバッグ膨張によるピラーガーニッ
シュ押し曲げ時に、前記被覆部材と係止孔の係合が外れ
て該係止孔と前記棒状固定金具他端側係止部が係合する
ようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、前
記棒状固定金具の被覆部材外周面に前記ピラー部の係止
孔と係合して仮止めする係止溝を設けるととともに、前
記被覆部材の棒状固定金具係止部側先端の外径を棒状固
定金具の係止部外径よりも小にしたことを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項2において、前
記係止孔に上端で通じる連通挿入路と、該連通挿入路の
下端にあって該連通挿入路を介して前記係止孔に連通す
る挿入孔とが前記ピラー部のインナーパネルに形成さ
れ、それらの関係が挿入孔の径L1≧係止溝の棒状固定
金具係止部側外周縁の外径X>係止孔の径L3≧係止溝
の内径Y>連通挿入路の幅L2であり、さらにインナー
パネルのピラー部の板厚T<係止溝の溝幅Z<3Tであ
ることを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項2において、前
記被覆部材の棒状固定金具係止部側先端が該棒状固定金
具係止部まで至り、かつ該被覆部材の前記係止溝と棒状
固定金具係止部側先端部との間に中間凹部が形成され、
また前記係止孔に上端で通じる連通挿入路と、該連通挿
入路の下端にあって該連通挿入路を介して前記係止孔に
連通する挿入孔とが前記ピラー部のインナーパネルに形
成され、それらの関係が挿入孔の径L1≧係止溝の棒状
固定金具係止部側外周縁の外径X>係止孔の径L3≧係
止溝の内径Y>連通挿入路の幅L2、被覆部材の棒状固
定金具係止部側先端部の外径U>連通挿入路の幅L2≧
中間凹部の内径Rであり、さらにインナーパネルのピラ
ー部の板厚T<係止溝の溝幅Z<3Tであることを特徴
とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかにおいて、前記棒状固定金具の軸部の側部外周面
を覆う被覆部材が樹脂からなることを特徴とし、また、
請求項6の発明は、請求項5において、前記棒状固定金
具の一端側が軸部より大径の頭部とされてその外周を前
記被覆部材が覆い、前記棒状固定金具の頭部が該頭部の
被覆部材とともに、前記ピラーガーニッシュの裏面に突
出形成された座部に埋設されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の取付構造の一実施
例によってピラーガーニッシュが取り付けられた車室内
を示す概略図、図2は図1の2−2断面図、図3は図1
の3−3断面図、図4はピラーガーニッシュの取り付け
時を示す部分斜視図、図5はエアバッグ膨張時における
ピラーガーニッシュの断面図、図6はこの発明のピラー
ガーニッシュの他の例を示す断面図、図7はエアバッグ
膨張時におけるピラーガーニッシュの他の例の断面図、
図8はDSCのグラフ、図9は被覆部材の他の例を示す
斜視図、図10はこの発明の他の例を示す断面図であ
る。
【0013】図1及びその2−2断面を示す図2、3−
3断面を示す図3のように、この発明におけるピラーガ
ーニッシュ10は、裏面側にエアバッグAが折り畳まれ
た状態で自動車のインストルメントパネルP上方に位置
する車体ピラー部20のインナーパネル21に取り付け
られ、ピラー部20の車室内側を覆う。そして自動車衝
突時にはインストルメントパネルP付近に設置されてい
るインフレータIの作動によりガスがエアバッグA内に
圧入され、インストルメントパネルP側(ピラーガーニ
ッシュ10下方側)から順次エアバッグAが膨張して、
ピラーガーニッシュ10の車両後方側11(すなわちサ
イドガラスG側)の側縁12を車室内側へ押し曲げ、そ
の押し曲げられたピラーガーニッシュ10の側縁12と
車体ピラー部20のインナーパネル21との隙間からエ
アバッグAがサイドガラスG内側で展開して乗員の主と
して頭部を保護するようになっている。
【0014】前記ピラーガーニッシュ10は、射出成形
によって成形されたもので、車室内側へ膨らむ湾曲形状
の横断面形状をした所要長さの合成樹脂製カバー体から
なり、車両前後方向と対応する幅方向の略中央位置13
を境として車両後方側11(サイドガラスG側)の裏面
がエアバッグAを収容する部分とされ、車両前方側14
(すなわちフロントガラスF側)の裏面がエンジンルー
ムからの電源コードC等を収容する部分になっている。
符号22は、オープニングトリム、23はグラスランチ
ャンネル、24はボディフレームである。
【0015】前記ピラーガーニッシュ10を構成する樹
脂は適宜の樹脂、好ましくはTPO樹脂(ポリオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー)とされる。しかし、該ピラ
ーガーニッシュ10は、通常50cm以上の長尺の部品
とされるため、夏期の高い車室内温度等による熱膨張で
寸法変化が生じ易く、しかも高温下では樹脂の軟化によ
ってピラー部への取付部付近の強度が低下し易い性質が
ある。また、自動車の使用場所や季節を考慮すると、低
温(−35℃)から高温(90℃)の範囲においてエア
バッグ膨張時にピラーガーニッシュの破壊や飛散が生じ
にくいようにする必要があり、さらには、車体ピラー部
への取付作業性の点から樹脂を適宜の硬さ(柔らかさ)
とする必要がある。かかる点から、ピラーガーニッシュ
を構成する樹脂としては、アイゾッド衝撃強度(−35
℃、JIS K 7110)が20kg・cm/cmよ
り大、曲げ弾性率(JIS K 7203)が4,50
0kg/cmより大、耐熱変形温度(4.6kg荷
重、JIS K 7207)が90℃より大、線膨張係
数(−35℃〜90℃、ASTM D 696)が10
℃・cm/cmより小のTPOが特に好ましい。
【0016】この例のピラーガーニッシュ10は、下端
がインストルメントパネルPに形成された孔(図示せ
ず)に挿入固定され、中間部がピラーガーニッシュ10
の長手方向に沿う4箇所の取付部15,15,16,1
6で車体ピラー部20のインナーパネル21に取り付け
られる。この例の中間取付部15,15,16,16
は、エアバッグA膨張時のピラーガーニッシュ外れ防止
用取付部15と、平常時の保持用取付部16とよりな
り、ピラーガーニッシュ10の下方側から順に外れ防止
用取付部15と保持用取付部16が交互に位置する。
【0017】外れ防止用取付部15は、図2に示すよう
に、ピラーガーニッシュ10の裏面に突出形成された座
部17を有し、その座部17内に棒状固定金具30の頭
部31が埋設固定されている。座部17は側面17aと
底面17bを有するもので、その側面17aと底面17
bで包囲された部分に棒状固定金具30の頭部31が埋
設される。
【0018】前記棒状固定金具30は、軸部32の一端
を大径の頭部31とし、該軸部32の他端側に係止部3
3を設けたものからなる。実施例の棒状固定金具30
は、ボルトとナットからなるものでボルトの頭部が棒状
固定金具30の頭部31を構成し、ナットが係止部33
を構成している。前記係止部33としてのナットはボル
トに螺合され、頭部31との間隔を所定距離として溶接
などで位置がずれないように固着されている。なお、棒
状固定金具30は、この例のようなボルトとナットに限
られるものでない。符号34はナットのつば部である。
【0019】前記棒状固定金具30の軸部32は、その
側部外周面が適宜の金属または樹脂からなる筒状の被覆
部材40で覆われ、前記ピラー部20のインナーパネル
21に形成された係止孔25に当該被覆部材40の外周
面で係合し仮止めされている。この被覆部材40による
仮止めは、エアバッグAの膨張による車室内方向へのピ
ラーガーニッシュ10の押圧時に外れるようにされる。
【0020】この実施例の被覆部材40にあっては、棒
状固定金具30の頭部31を覆う頭部被覆部分41と棒
状固定金具30の軸部32の側面を覆う軸部被覆部分4
2が一連に形成されたものからなって、当該軸部被覆部
分42の棒状固定金具係止部33寄り外周面に、前記車
体ピラー部20の係止孔25と係合する係止溝43が形
成され、図4にも示すように、該係止溝43両側の棒状
固定金具係止部側外周縁44と頭部側外周縁45がピラ
ー部20の係止孔25よりも大径とされている。また、
前記係止溝43の棒状固定金具係止部側外周縁44は、
棒状固定金具30の係止部33より小径とされる。さら
に、前記被覆部材40は係止溝43の棒状固定金具係止
部側外周縁44から棒状固定金具30の係止部33に向
けて先細のテーパー形状とされ、該係止部33との境界
部46の外径が係止部33の外径よりも小とされてい
る。なお、前記被覆部材40の係止溝43と係止部33
間の距離は、平常時のピラーガーニッシュにおいて、ピ
ラー部20の係止孔25と係止部33間の距離に相当す
る。
【0021】また、この実施例において、前記棒状固定
金具30の頭部31まで被覆部材40で覆ったのは、次
の理由による。すなわち、前記座部17に棒状固定金具
30の頭部31をインサート成形してピラーガーニッシ
ュ10を射出成形する際に、溶融樹脂が棒状固定金具3
0の頭部と直接接触して熱を奪われる等によって、成形
後のピラーガーニッシュ10の表面に見苦しいヒケ等を
生じ易くなるのを防ぐためと、ピラーガーニッシュ10
の押し曲げ時に座部17の基部18で亀裂を生じるのを
防止するためである。その目的を実現する被覆部材40
の材質は、ピラーガーニッシュ10の樹脂に対して相溶
性を有し、融着するものが好ましい。例えばピラーガー
ニッシュ10をTPOとする場合、被覆部材40も同種
類の樹脂、すなわちTPOとするのが好ましい。
【0022】さらにこの実施例において前記座部17の
基部18における亀裂を確実に防止するには、前記被覆
部材40を構成するTPOとして、ポリプロピレンを4
0wt%以上含み、かつ図8に示すようなDSC(示差
走査熱測定)により表される、前記ポリプロピレンの融
解熱量を示すピーク面積S1と、ポリプロピレンよりも
低温で融解する成分の融解熱量を示すピーク面積S2の
関係が、S2/S1<1/2であるものを用いるのが好
ましい。前記ポリプロピレンよりも低温で融解する成分
としては、高密度PE(ポリエチレン)、低密度PE、
エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−アクリル
酸共重合体等のPE共重合体のほか、スチレン系重合
体、例えばSEBS(スチレン−エチレン−ブテン−ス
チレン共重合体)等のポリプロピレンよりも低温で融解
する重合体等が挙げられる。
【0023】さらにこの実施例における前記被覆部材4
0を構成する樹脂は、アイゾッド衝撃強度(−30℃、
JIS K 7110)が4.5kg・cm/cmより
大であって、被覆部材40を構成する樹脂の曲げ弾性率
F1とピラーガーニッシュ10を構成する樹脂の曲げ弾
性率F2(いずれもASTM D 790で測定)の関
係がF1<F2であるものが、より好ましい。このよう
に樹脂を選択することによって、座部17全体の剛性上
昇を押さえることができ、エアバッグA膨張によるピラ
ーガーニッシュ10の押圧時にピラーガーニッシュ10
が座部17付近で曲がり易くなるので、ヒンジ部となる
座部側面17aの基部18で亀裂を生じにくくできる。
また、前記被覆部材40を構成する樹脂の曲げ弾性率F
1の範囲は2000〜7000kg/cm、ピラーガ
ーニッシュ10を構成する樹脂の曲げ弾性率F2の範囲
は5000〜10000kg/cmが特に好ましい。
【0024】前記車体ピラー部20のインナーパネル2
1に形成される係止孔25は、この実施例では、図4に
示すように、連通挿入路27の上端に位置し、該連通挿
入路27の下端に位置する挿入孔26と連通挿入路27
を介して連通するように形成されている。前記係止孔2
5と挿入孔26は円形の孔からなるのに対して連通挿入
路27は、係止孔25の径L3および挿入孔26の径L
1よりも開口幅L2の狭い直線状の開口からなり、それ
らは、ピラー部20の上下方向に沿って係止孔25を上
側とするひょうたん形状の開口を構成している。ピラー
ガーニッシュ10の取付作業については後に説明する。
【0025】前記係止孔25等と前記被覆部材40の係
止溝43における寸法の関係は、挿入孔26の径L1≧
係止溝43の棒状固定金具係止部側外周縁44の外径X
>係止孔25の径L3≧係止溝43の内径Y>連通挿入
路27の溝幅L2が好ましく、さらにインナーパネル2
1のピラー部20の板厚T<係止溝43の溝幅Z<3T
であるのが好ましい。このような関係とすれば、後述の
ように、ピラーガーニッシュ10を車体ピラー部20に
固定する際に、棒状固定金具30における挿入孔26へ
の挿入、連通挿入路27内の上方移動、および係止孔2
5への被覆部材係止溝43の係止を容易に行うことがで
き、しかも平常時には、車室内側からのピラーガーニッ
シュ10の押圧等によっても棒状固定金具30の位置で
ガタツキを生じ難くできる。また、前記被覆部材40に
おける棒状固定金具係止部33との境界部46の外径V
については、係止溝43の棒状固定金具係止部側外周縁
44の外径X>境界部46の外径V>係止孔25の径L
3とすれば、後述するピラーガーニッシュ10の取付を
容易に行えるようになる。
【0026】なお、前記挿入孔26の径L1及び係止孔
25の径L3と棒状固定金具30の係止部33の外径W
については、挿入孔26の径L1≧棒状固定金具30の
係止部33の外径W>係止孔25の径L3とされる。ま
た、前記係止溝43の棒状固定金具係止部側外周縁44
の外径Xと係止孔25の径L3との差は、平常時には係
止溝43が仮止め作用を発揮し、エアバッグA膨張時に
はピラーガーニッシュ10に加わる車室内方向への押圧
力によって係止溝43の棒状固定金具係止部側外周縁4
4が係止孔25を強引に通過できる程度とされ、一般的
には0.5〜2.5mm、好ましくは1.0〜2.0m
mである。
【0027】平常時の保持用取付部16は、図3に示す
ように、ピラーガーニッシュ10裏面に形成されたクリ
ップ用座部51に公知の金属製または樹脂製のクリップ
50が固着され、車体ピラー部20のインナーパネル2
1に形成されたクリップ孔29にクリップ50が挿入さ
れて係合するようになっている。この例のクリップ50
は、外側へ膨らむように屈曲した係止片50aを有し、
ピラーガーニッシュ10の車体ピラー部20への取り付
けによって、ガタツキなくピラーガーニッシュ10を車
体ピラー部20に固定し、エアバッグAの膨張によるピ
ラーガーニッシュ10の押し上げ時に、クリップ50が
インナーパネル21のクリップ孔29から外れるように
なっている。また、このクリップ用座部51は、薄肉の
リブ状からなり、ピラーガーニッシュ10の意匠面にヒ
ケを生じないようになっている。
【0028】ピラーガーニッシュ10の取付作業の一例
について、図4を用いて説明する。まず、前記車体ピラ
ー部20の挿入孔26に前記棒状固定金具30の係止部
33を挿入して該係止部33と被覆部材40との境界部
46付近に挿入孔26が位置するようにする。次いで、
前記被覆部材40の境界部46付近が連通挿入路27を
通過し、前記係止孔25に衝突するまで、ピラーガーニ
ッシュ10を車体ピラー部20に沿って上方へスライド
させる。これによって、前記平常時の保持用取付部16
におけるクリップ50がインナーパネル21のクリップ
孔29上に移動する。次いで、その位置でピラーガーニ
ッシュ10をインナーパネル21側へ強く押してクリッ
プ50をクリップ孔29へ挿入係合させるとともに、前
記棒状固定金具30を被覆部材40と一緒にさらに係止
孔25に圧入して係止溝43と係止孔25を係合させれ
ば、ピラーガーニッシュ10の取付が完了する。
【0029】前記のようにして車体ピラー部20に取り
付けられたピラーガーニッシュ10は、平常時には、図
2に示すように、被覆部材40の係止溝43とインナー
パネル21の係止孔25が係合してピラーガーニッシュ
10がガタツキなく保持される。それに対してエアバッ
グA膨張時には、図5に示すように、エアバッグAの膨
張によってピラーガーニッシュ10が大きな力で車室内
方向へ押され、それと同時に前記棒状固定金具30も被
覆部材40とともに車室内方向へ引っ張られる。それに
よって、前記被覆部材40は係止溝43の棒状固定金具
係止部側外周縁44が係止孔25を強引に通過して係止
溝43と係止孔25との係合が解除され、棒状固定金具
30および被覆部材40がピラーガーニッシュ10とと
もに車室内側へスライドする。そして、前記棒状固定金
具30の係止部33がインナーパネル21の係止孔25
の周縁に当たって係合することにより、ピラーガーニッ
シュ10が車体ピラー部20から外れるのが防止され、
またピラーガーニッシュ10の後部側が車室内側へ押し
曲げられて、その押し曲げによって生じた車体ピラー部
20との隙間からエアバッグAが車室内に展開する。
【0030】それに対して図6に示すピラーガーニッシ
ュ10Aは、請求項4の発明の一実施例に係るもので、
被覆部材40Aの形状及び被覆部材40Aと係止孔25
等の寸法関係を除き他の構成は図1ないし図5に示した
前記実施例と同様であり、同一部分は前記実施例におけ
る符号と同じ符号を付した。この実施例では、被覆部材
40Aの棒状固定金具係止部側先端部49Aが該棒状固
定金具係止部33まで至り、かつ該被覆部材40Aの前
記係止溝43Aと棒状固定金具係止部側先端部49Aと
の間に中間凹部48Aが形成された構造となっている。
【0031】また、前記被覆部材40Aの各部と図4に
示した前記係止孔25等との寸法関係は次のようになっ
ている。すなわち、 挿入孔26の径L1≧係止溝43Aの棒状固定金具係
止部側外周縁44Aの外径X>係止孔25の径L3≧係
止溝43Aの内径Y>連通挿入路27の幅L2、 被覆部材40Aの棒状固定金具係止部側先端部49A
の外径U>連通挿入路27の幅L2≧中間凹部48Aの
内径R、 インナーパネル21のピラー部20の板厚T<係止溝
43Aの溝幅Z<3T、とされる。
【0032】さらにこの例の棒状固定金具30の係止部
33にあっても、前記実施例のピラーガーニッシュ10
の場合と同様に、前記挿入孔26の径L1及び係止孔2
5の径L3と棒状固定金具30の係止部33の外径Wに
ついては、挿入孔26の径L1≧棒状固定金具30の係
止部33の外径W>係止孔25の径L3とされる。ま
た、前記係止溝43Aの棒状固定金具係止部側外周縁4
4Aの外径Xと係止孔25の径L3との差は、平常時に
は係止溝43Aが仮止め作用を発揮し、エアバッグA膨
張時にはピラーガーニッシュ10に加わる車室内方向へ
の押圧力によって係止溝43の棒状固定金具係止部側外
周縁44が係止孔25を強引に通過できる程度とされ、
一般的には0.5〜2.5mm、好ましくは1.0〜
2.0mmである。
【0033】前記ピラーガーニッシュ10Aを車体ピラ
ー部20へ取り付ける作業について、図6及び車体ピラ
ー部20については図4を利用して説明する。まず、前
記車体ピラー部20の挿入孔26に前記棒状固定金具3
0の係止部33を挿入して被覆部材40Aの中間凹部4
8Aに挿入孔26が位置するようにする。次いで、前記
被覆部材40Aの中間凹部48Aが連通挿入路27を通
過し、前記係止孔25の内周縁に衝突するまで、ピラー
ガーニッシュ10Aを車体ピラー部20に沿って上方へ
スライドさせる。次いで、その位置でピラーガーニッシ
ュ10Aをインナーパネル21側へ強く押して係止溝4
3Aと係止孔25を係合させることにより、ピラーガー
ニッシュ10Aの取付が完了する。取付の作業及び手順
としては前記実施例のピラーガーニッシュ10とほぼ同
様である。前記取付時、前記、、の寸法関係によ
って、作業を容易に行うことができ、かつ平常時のピラ
ーガーニッシュ10Aのガタツキを生じ難くできる。
【0034】このようにして取り付けられた前記ピラー
ガーニッシュ10Aによれば、平常時には、前記被覆部
材40Aの係止溝43Aとインナーパネル21の係止孔
25が係合してピラーガーニッシュ10Aがガタツキな
く保持される。
【0035】それに対して、エアバッグA膨張時には、
図7からも解るように、エアバッグAの膨張によってピ
ラーガーニッシュ10Aが車室内方向へ押され、それに
よって、前記被覆部材40Aにおける係止溝43Aの棒
状固定金具係止部側外周縁44Aが係止孔25を強引に
通過して係止溝43Aと係止孔25との係合が解除さ
れ、前記棒状固定金具30がピラーガーニッシュ10A
と共に車室内方向へ移動する。そして、棒状固定金具3
0の係止部33がインナーパネル21の係止孔25の周
縁に当たって係合し、ピラーガーニッシュ10Aの外れ
や飛散が防止され、またピラーガーニッシュ10Aの後
部側が車室内側へ押し曲げられ、それによって生じた車
体ピラー部20との隙間からエアバッグAが車室内に展
開する。
【0036】ところで、前記エアバッグAの膨張展開
は、前記インフレーターIからエアバッグA内に所定時
間ガスが供給されることによって行われる。したがっ
て、前記ガス供給中においては、ピラーガーニッシュ1
0Aに車室内方向への押圧力が加わり、前記棒状固定金
具30の係止部33とインナーパネルの係止孔25周縁
とが圧着されるため、前記係止部33と係止孔25の係
合が確実に行われ、ピラーガーニッシュ10Aの外れ及
び飛散が確実に阻止される。
【0037】前記ガスの供給が終了すると、ピラーガー
ニッシュ10Aを車室内側へ押圧する力が無くなるた
め、ピラーガーニッシュ10A及び棒状固定金具30に
は自重により、ピラー部に沿って下向きの力が働く。し
かし、前記係止孔25内には、被覆部材40Aにおける
棒状固定金具係止部側先端部49Aが位置し、その先端
部49の外径Uが、前記のように連通挿入路27の幅
L2よりも大とされているため、前記棒状固定金具30
が係止孔25の連通挿入路27を下方へスライドするこ
とができなくなり、前記棒状固定金具30が連通挿入路
27下端の挿入孔26を通って外れるのを阻止できる。
それによって、エアバッグの膨張展開後においても、ピ
ラーガーニッシュ10Aが車体ピラー部20から脱落す
るのを防止できる。
【0038】さらに、より好ましくは、前記係止孔25
の径L3<被覆部材40Aの棒状固定金具係止部側先端
部49Aの外径U、とすれば、図7に示したように、係
止孔25内に前記被覆部材40Aの先端部49Aが強く
圧入して、係合することによりピラーガーニッシュ10
Aはインナーパネル21のピラー部20に対して棒状固
定金具30の軸方向にのみの移動しかできなくなるため
に、ピラーガーニッシュ10Aの脱落は完全に防止する
ことができる。この係止孔25に対する被覆部材40A
の先端部49Aの係合効果は、前記被覆部材40Aを樹
脂で構成することにより、より確実になる。
【0039】なお、前記実施例の被覆部材40,40A
は、棒状固定金具30の頭部31までを一体に射出成形
等により被覆したものであるが、この発明ではそれに限
定されるものではない。特に前記棒状固定金具がボルト
とナットからなって棒状固定金具の頭部も樹脂で被覆す
る場合には、例えば図9のように、棒状固定金具30の
頭部31を覆う頭部被覆部分41に対して、軸部32外
周面を覆う軸部被覆部分42を別体として成形し、その
軸部被覆部分42を棒状固定金具30の軸部32に装着
後、ナットを軸部32に螺着する構造とすれば、修理の
ときに軸部被覆部分42のみを交換すればよくなり、経
済的である。また、前記被覆部材自体の形状もこれに限
られない。例えば、図10に示すように棒状固定金具3
0の頭部31と被覆部材40の係止溝43間で被覆部材
40の外周にくびれ49を設けて使用樹脂量を少なくし
たものでもよい。もちろん、前記した請求項4の発明に
係る実施例の被覆部材40Aに関しても同様のことが言
える。
【0040】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
エアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの取付構造によれ
ば、エアバッグ膨張時におけるピラーガーニッシュの外
れを防止することができると共に、平常時においても、
ガタツキや振動による異音の発生を防ぐことができる。
さらに、棒状固定金具は汎用のものを用いることがで
き、わざわざ専用のものを作製しなくてもよいため、特
にコストアップにつながることがなく、経済性に優れる
効果がある。
【0041】また、請求項4の発明によれば、さらにエ
アバッグの膨張展開後においても、ピラーガーニッシュ
の脱落を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の取付構造の一実施例によってピラー
ガーニッシュが取り付けられた車室内を示す概略図であ
る。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】図1の3−3断面図である。
【図4】ピラーガーニッシュの取り付け時を示す部分斜
視図である。
【図5】エアバッグ膨張時におけるピラーガーニッシュ
の断面図である。
【図6】この発明のピラーガーニッシュの他の例を示す
断面図である。
【図7】エアバッグ膨張時におけるピラーガーニッシュ
の他の例の断面図である。
【図8】DSCのグラフである。
【図9】被覆部材の他の例を示す斜視図である。
【図10】この発明のさらに他の例を示す断面図であ
る。
【図11】従来のエアバッグ内蔵ピラーガーニッシュが
取り付けられた車室内の概略図である。
【図12】エアバッグの膨張時を示す概略図である。
【図13】図11の13−13断面図である。
【図14】エアバッグ膨張時におけるピラーガーニッシ
ュの断面図である。
【符号の説明】
10,10A ピラーガーニッシュ 17 座部 20 車体ピラー部 25 係止孔 26 挿入孔 27 連通挿入路 30 棒状固定金具 31 棒状固定金具頭部 32 棒状固定金具軸部 33 棒状固定金具係止部 40,40A 被覆部材 43,43A 係止溝 44,44A 係止溝の棒状固定金具係止部側外周縁 48A 被覆部材の中間凹部 49A 被覆部材の棒状固定金具係止部側先端部 A エアバッグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−34789(JP,A) 特開 平9−254736(JP,A) 特開 平10−297410(JP,A) 特開 平11−78757(JP,A) 特開2000−255370(JP,A) 国際公開98/019893(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製ピラーガーニッシュに一端側
    で固定された棒状固定金具の他端側係止部を、車体ピラ
    ー部のインナーパネルに形成された係止孔に挿入係止し
    て当該ピラーガーニッシュを取り付け、前記ピラーガー
    ニッシュ裏側に収容したエアバッグの膨張によるピラー
    ガーニッシュ押し曲げ時に、前記棒状固定金具の他端側
    係止部と係止孔との係合によってピラーガーニッシュの
    外れを防止するようにしたエアバッグ内蔵ピラーガーニ
    ッシュの取付構造において、 前記棒状固定金具の軸部の側部外周面を被覆部材で覆っ
    て該被覆部材の外周面を前記ピラー部の係止孔に係合し
    て仮止めし、前記エアバッグ膨張によるピラーガーニッ
    シュ押し曲げ時に、前記被覆部材と係止孔の係合が外れ
    て該係止孔と前記棒状固定金具他端側係止部が係合する
    ようにしたことを特徴とするエアバッグ内蔵ピラーガー
    ニッシュの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記棒状固定金具の
    被覆部材外周面に前記ピラー部の係止孔と係合して仮止
    めする係止溝を設けるととともに、前記被覆部材の棒状
    固定金具係止部側先端の外径を棒状固定金具の係止部外
    径よりも小にしたことを特徴とするエアバッグ内蔵ピラ
    ーガーニッシュの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記係止孔に上端で
    通じる連通挿入路と、該連通挿入路の下端にあって該連
    通挿入路を介して前記係止孔に連通する挿入孔とが前記
    ピラー部のインナーパネルに形成され、それらの関係が 挿入孔の径L1≧係止溝の棒状固定金具係止部側外周縁
    の外径X>係止孔の径L3≧係止溝の内径Y>連通挿入
    路の幅L2 であり、さらに インナーパネルのピラー部の板厚T<係止溝の溝幅Z<
    3T であることを特徴とするエアバッグ内蔵ピラーガーニッ
    シュの取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記被覆部材の棒状
    固定金具係止部側先端が該棒状固定金具係止部まで至
    り、かつ該被覆部材の前記係止溝と棒状固定金具係止部
    側先端部との間に中間凹部が形成され、 また前記係止孔に上端で通じる連通挿入路と、該連通挿
    入路の下端にあって該連通挿入路を介して前記係止孔に
    連通する挿入孔とが前記ピラー部のインナーパネルに形
    成され、それらの関係が 挿入孔の径L1≧係止溝の棒状固定金具係止部側外周縁
    の外径X>係止孔の径L3≧係止溝の内径Y>連通挿入
    路の幅L2、 被覆部材の棒状固定金具係止部側先端部の外径U>連通
    挿入路の幅L2≧中間凹部の内径R であり、さらに インナーパネルのピラー部の板厚T<係止溝の溝幅Z<
    3T であることを特徴とするエアバッグ内蔵ピラーガーニッ
    シュの取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記棒状固定金具の軸部の側部外周面を覆う被覆部材が
    樹脂からなることを特徴とするエアバッグ内蔵ピラーガ
    ーニッシュの取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記棒状固定金具の
    一端側が軸部より大径の頭部とされてその外周を前記被
    覆部材が覆い、前記棒状固定金具の頭部が該頭部の被覆
    部材とともに、前記ピラーガーニッシュの裏面に突出形
    成された座部に埋設されていることを特徴とするエアバ
    ッグ内蔵ピラーガーニッシュの取付構造。
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