JP3301744B2 - エアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの固定構造 - Google Patents

エアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの固定構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のピラー
部に取り付けられるピラーガーニッシュに関し、特には
エアバッグを内蔵するピラーガーニッシュの固定構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の側面衝突時にも乗員を保護
するために、図12および13に示すように、車体のピ
ラー部95に取り付けられるピラーガーニッシュ80の
裏側にもエアバッグAが収容されるようになった。その
場合、側面衝突によってエアバッグAが膨張し、その膨
張により、ピラーガーニッシュ80が車室内側へ押し曲
げられて車体ピラー部95とピラーガーニッシュ80間
にエアバッグA通過用の隙間を形成し、その隙間を通っ
てエアバッグAが乗員頭部TとウインドガラスG間に、
鎖線Boのように展開し、乗員頭部Tを保護する。
【0003】ところで、前記エアバッグ内蔵ピラーガー
ニッシュ80にあっては、エアバッグA膨張時にピラー
ガーニッシュ80が車体ピラー部95から外れて飛散し
ないようにする必要がある。そのため、前記ピラーガー
ニッシュ80の幅方向中間部をボルト等の棒状固定金具
で車体ピラー部95に確実に係止する構造が提案されて
いる。
【0004】さらに、前記棒状固定金具の頭部がピラー
ガーニッシュの意匠面、すなわち車室内側の表面に露出
して美観を損なわないようにするため、図14に示すよ
うに、ピラーガーニッシュ80の裏側に突出する固定用
座部81を形成し、該座部81に棒状固定金具85一端
の頭部86を埋設して固定することが考えられている。
図において、符号Fはフロントガラス、Cはエンジンル
ームからの配線、101はオープニングトリム、102
はグラスランチャンネル、103はボディフレームを示
す。
【0005】前記ピラーガーニッシュ80には、前記固
定用座部81を有するピラーガーニッシュ外れ防止用取
付部の他に、平常時にピラーガーニッシュ80のガタツ
キを防止するためのクリップ等からなる保持用取付部
(図示せず)が設けられ、両取付部によりピラーガーニ
ッシュ80が車体ピラー部95に取り付けられる。
【0006】車体ピラー部95のインナーパネル91に
は、図15に示すような係止孔96と、保持用クリップ
孔(図示せず)が、それぞれピラーガーニッシュ80の
外れ防止用取付部の位置と、保持用取付部の位置に対応
して形成されている。前記係止孔96は、ピラーガーニ
ッシュ80の長手方向に沿う所定長の長孔からなり、前
記棒状固定金具85の係止部88が挿通可能な大径の孔
97を下端に有し、その上方に係止部88の径より小さ
く、かつ軸部87が挿通可能な大きさの軸部挿通路98
が伸びている。
【0007】そして、ピラーガーニッシュ80の取付
時、まず、前記係止孔96の大径の孔97に前記棒状固
定金具85の係止部88を挿通し、前記軸部挿通路98
の上端99に軸部87が衝突するまで、ピラーガーニッ
シュ80を車体ピラー部95に沿って上方へスライドさ
せ、棒状固定金具85を係止孔96に係止する。また、
このスライドによって、ピラーガーニッシュ80に設け
られている前記クリップ等からなる保持用取付部が、イ
ンナーパネル91の保持用クリップ孔位置上に移動す
る。次いで、その位置でピラーガーニッシュ80をイン
ナーパネル91側へ強く押してクリップ等の保持用取付
部を保持用クリップ孔に挿入係合させれば、ピラーガー
ニッシュ80の取り付けが完了する。
【0008】しかし、前記固定構造にあっては、エアバ
ッグA展開時におけるピラーガーニッシュ80の外れに
関する問題は解決するものの、ピラーガーニッシュ80
の取り付け時や修理のための取り外し時に、該ピラーガ
ーニッシュ80を車体ピラー95に沿って上下方向へス
ライドさせる必要があり、工程が煩雑なものであった。
特にピラーガーニッシュ80は、通常の使用状態におい
て、インストルメントパネルPとルーフサイドインナー
105との間に隙間なく配置されるよう予め所定長に形
成されたものであるため、該インストルメントパネルP
とルーフサイドインナー105との間でスライドさせる
には、該ピラーガーニッシュ80を強引に湾曲させる必
要があり、作業が容易ではなかった。この問題は、前記
実施例のようなフロントピラーガーニッシュ80だけで
なく、エアバッグが内蔵されるリアピラーガーニッシュ
のような大型部品の取り付け等を行う場合にはより顕著
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑みなされたもので、エアバッグの膨張展開時にピラー
ガーニッシュの外れや破壊等を生じにくく、かつ、ピラ
ーガーニッシュの取り付けや修理のための取り外しを簡
単に行うことができるエアバッグ内蔵ピラーガーニッシ
ュの固定構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ピラ
ーガーニッシュ裏側に固定した係止軸の先端側に挿通保
持された係止部材を、インナーパネルの係止孔に挿入係
止することによってエアバッグを覆うようにしてピラー
ガーニッシュをインナーパネルに固定するエアバッグ内
蔵ピラーガーニッシュの固定構造において、次の構成と
したことを特徴とする。
【0011】すなわち、前記係止軸は軸本体部の先端に
該軸本体部よりも大径の拡径部が形成され、また前記係
止部材は筒状体からなって、その係止部材には、前記軸
本体部を挿通させるために形成された挿通孔と、前記係
止時における係止孔の車室内側周縁と当接するように前
記係止部材の外周に対して突出形成されたフランジ部
と、前記係止時における係止孔の車室外側周縁と当接す
るように前記係止部材の外周に対して突出形成された弾
性係止片と、前記弾性係止片を基準としてフランジ部と
は反対側となる係止部材の車室外側先端に前記係止軸の
拡径部の側部を包囲または挟持して該拡径部を保持する
ように形成され、かつ先端内形寸法が前記拡径部の底面
寸法よりも小さくされた拡径部弾性保持部とを有し、さ
らに、前記弾性係止片が係止孔内周縁との接触によりフ
ランジ部側へ屈曲して該フランジ部と弾性係止片間の係
止部材外周面に重なった時の弾性係止片の部位における
係止部材外径aと、前記弾性係止片が係止孔内周縁との
接触により拡径部弾性保持部側へ屈曲して該拡径部弾性
保持部外面に重なった時の弾性係止片の部位における係
止部材外径bと、前記係止孔の内径cとの関係がa≦c
<bとなっている。
【0012】請求項2の発明は、次の構成を特徴とす
る。すなわち、前記係止孔への係止部材の係止時、前記
拡径部弾性保持部が拡径部を包囲または挟持することに
より拡径部弾性保持部の外径を小さくする弾性変形が拡
径部により阻止されて前記係止解除が阻止される。
【0013】また、前記係止部材が係止孔に係止した状
態で車室内側からピラーガーニッシュを車室外側へ押圧
した際には係止軸が車室外方向へ移動して前記拡径部が
拡径部弾性保持部から抜け出すとともに、該抜け出しに
より拡径部弾性保持部の外径を小さくする弾性変形が可
能とされ、前記抜け出し後ピラーガーニッシュに車室内
方向への力が加えられた際に、前記弾性係止片が係止孔
内周縁と接触し屈曲して拡径部弾性保持部外面に重なる
とともに、該拡径部弾性保持部が前記弾性係止片を介し
て係止孔内周縁で押されて外径を小さくする弾性変形を
し、それによって前記弾性係止片が係止孔を通過して係
止孔に対する係止部材の係止が解除されるようになって
いる。
【0014】請求項3の発明は、前記係止部材における
拡径部弾性保持部の側面にスリットが形成されているこ
とを特徴とする。
【0015】請求項4の発明は、前記係止部材の拡径部
弾性保持部の縦断面外形が中央部で外方へ膨らんだ、略
「く」の字形状からなることを特徴とする。
【0016】また請求項5の発明は、前記係止部材の拡
径部弾性保持部の縦断面内形が先端側の小さい台形状か
らなることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の固定構造の一実施
例によってピラーガーニッシュが取り付けられた車室内
を示す概略図、図2は図1の2−2断面図、図3は図1
の3−3断面図、図4はピラーガーニッシュの取り付け
時を示す部分斜視図、図5は係止軸の拡径部の他の例を
示す図、図6はピラーガーニッシュ取付時の要部を示す
拡大断面図、図7は係止部材の係止状態を示す部分拡大
断面図、図8はエアバッグ膨張時におけるピラーガーニ
ッシュの断面図、図9は図8における係止部材付近の部
分拡大図、図10はピラーガーニッシュの取り外し時の
要部を示す拡大断面図、図11は係止部材の他の例を示
す分解斜視図である。
【0018】図1及びその2−2断面を示す図2、3−
3断面を示す図3のように、この発明におけるピラーガ
ーニッシュ10は、裏面側にエアバッグAが折り畳まれ
た状態で自動車のインストルメントパネルP上方に位置
する車体ピラー部20のインナーパネル21に取り付け
られ、ピラー部20の車室内側を覆う。そして自動車衝
突時にはインストルメントパネルP付近に設置されてい
るインフレータIの作動によりガスがエアバッグA内に
圧入され、インストルメントパネルP側(ピラーガーニ
ッシュ10下方側)から順次エアバッグAが膨張して、
ピラーガーニッシュ10の車両後方側11(すなわちサ
イドガラスG側)の側縁12を車室内側へ押し曲げ、そ
の押し曲げられたピラーガーニッシュ10の側縁12と
車体ピラー部20のインナーパネル21との隙間からエ
アバッグAがサイドガラスG内側で展開して乗員の主と
して頭部を保護するようになっている。
【0019】前記ピラーガーニッシュ10は、射出成形
によって成形されたもので、車室内側へ膨らむ湾曲形状
の横断面形状をした所要長さの合成樹脂製カバー体から
なり、車両前後方向と対応する幅方向の略中央位置13
を境として車両後方側11(サイドガラスG側)の裏面
がエアバッグAを収容する部分とされ、車両前方側14
(すなわちフロントガラスF側)の裏面がエンジンルー
ムからの電源コードC等を収容する部分になっている。
符号22は、オープニングトリム、23はグラスランチ
ャンネル、24はボディフレームである。
【0020】前記ピラーガーニッシュ10を構成する樹
脂は適宜の樹脂、好ましくはTPO樹脂(ポリオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー)とされる。しかし、該ピラ
ーガーニッシュ10は、通常50cm以上の長尺の部品
とされるため、夏期の高い車室内温度等による熱膨張で
寸法変化が生じ易く、しかも高温下では樹脂の軟化によ
ってピラー部への取付部付近の強度が低下し易い性質が
ある。また、自動車の使用場所や季節を考慮すると、低
温(−35℃)から高温(90℃)の範囲においてエア
バッグ膨張時にピラーガーニッシュの破壊や飛散が生じ
にくいようにする必要があり、さらには、車体ピラー部
への取付作業性の点から樹脂を適宜の硬さ(柔らかさ)
とする必要がある。かかる点から、ピラーガーニッシュ
を構成する樹脂としては、アイゾッド衝撃強度(−35
℃、JIS K 7110)が20kg・cm/cmよ
り大、曲げ弾性率(JIS K 7203)が4,50
0kg/cmより大、耐熱変形温度(4.6kg荷
重、JIS K 7207)が90℃より大、線膨張係
数(−35℃〜90℃、ASTM D 696)が10
℃・cm/cmより小のTPOが特に好ましい。
【0021】この例のピラーガーニッシュ10は、下端
がインストルメントパネルPに形成された孔(図示せ
ず)に挿入固定され、中間部がピラーガーニッシュ10
の長手方向に沿う4箇所の取付部15,15,16,1
6で車体ピラー部20のインナーパネル21に取り付け
られる。この例の中間取付部15,15,16,16
は、エアバッグA膨張時のピラーガーニッシュ外れ防止
用取付部15と、平常時の保持用取付部16とよりな
り、ピラーガーニッシュ10の下方側から順に外れ防止
用取付部15と保持用取付部16が交互に位置する。
【0022】外れ防止用取付部15は、図2に示すよう
に、ピラーガーニッシュ10の裏面に突出形成された座
部17を有し、その座部17内に係止軸30の頭部31
が埋設固定されている。座部17は側面17aと底面1
7bを有するもので、その側面17aと底面17bで包
囲された部分に係止軸30の頭部31が埋設される。
【0023】前記係止軸30は、図4にも示すように、
軸本体部32の一端を大径の頭部31とし、該軸本体部
32の他端側に軸本体部32より大径の拡径部33を設
けたものからなる。前記拡径部33は、実施例におい
て、先端側が小径となった短円柱状のものであるが、こ
の他、図5の(A),(B)ように、拡径部33が直方
体のもの(33A)や、立方体のもの(33B)等でも
よく、好ましくは拡径部33の係止軸30の頭部31側
にアンダーカット形状の底面34を有するものが通常時
において抜けにくく、後記するように修理の為の取り外
し時においても効果的である。
【0024】また、この実施例において、前記係止軸3
0の頭部31は被覆部材40で覆われている。その理由
は、前記座部17に係止軸30の頭部31をインサート
成形してピラーガーニッシュ10を射出成形すると、そ
の際に、溶融樹脂が係止軸30の頭部と直接接触して熱
を奪われる等によって、成形後のピラーガーニッシュ1
0の表面に見苦しいヒケ等を生じ易くなるのを防ぐため
と、ピラーガーニッシュ10の押し曲げ時に座部17の
基部18で亀裂を生じるのを防止するためである。その
目的を実現する被覆部材40の材質は、ピラーガーニッ
シュ10の樹脂に対して相溶性を有し、融着するものが
好ましい。例えばピラーガーニッシュ10をTPOとす
る場合、被覆部材40も同種類の樹脂、すなわちTPO
とするのが好ましい。
【0025】さらに、前記係止軸30の先端側には挿通
保持された係止部材50が設けられ、インナーパネル2
1の係止孔25に挿入係止している。前記係止部材50
は、適宜樹脂の筒状体からなるもので、特にエアバッグ
A展開時に割れや破断がないようエラストマー材からな
るものが好適である。より好ましくは、引張破断伸び値
が200%以上(JISK7113準拠)かつ脆化温度
が−40℃以下(JISK6301)のTPO樹脂やポ
リエステル系エラストマーなどが挙げられる。本実施例
では、引張破断伸び値650%、脆化温度−45℃のT
POを使用した。
【0026】前記係止部材50は、前記軸本体部32を
挿通させるために形成された挿通孔51と、前記係止時
における係止孔25の車室内側周縁と当接するように前
記係止部材50の外周に対して突出形成されたフランジ
部53と、前記係止時における係止孔25の車室外側周
縁と当接するように前記係止部材50の外周に対し突出
形成された弾性係止片55と、前記係止部材50の車室
外側先端に前記拡径部33の側部を包囲または挟持して
該拡径部33を保持するように形成され、かつ、前記係
止部材50の係止状態を拡大して示す図7の部分断面図
のように、先端内形寸法dが前記拡径部33の底面34
の寸法eよりも小さくされた拡径部弾性保持部57とを
有するものである。
【0027】前記係止部材50は、図からも解るよう
に、拡径部弾性保持部57の側面にスリット52が形成
されている。インサート射出成形されたこの実施例の係
止部材50では、前記フランジ部53を除く係止部材5
0の側面両側に、前記挿通孔51に沿ってスリット52
が形成されている。該スリット52は、後述するピラー
ガーニッシュ10の取り外しに際して、該拡径部弾性保
持部57が係止軸30の拡径部33で広げられるように
することによって該拡径部33が拡径部弾性保持部57
内から抜け出易くするとともに、その抜け出し後の拡径
部弾性保持部57に対して外径を小さくする弾性変形を
容易にするものである。なお、この係止部材50は、実
施例のように係止軸30をインサートして射出成形され
たもののほか、図11に示すように、係止部材50Aの
側面片側に全長に渡ってスリット52Aを有する形状と
し、後作業によって係止軸30外周に嵌めたものでもよ
い。符号53Aはフランジ部、55Aは弾性係止片、5
7Aは拡径部弾性保持部である。
【0028】また、前記係止部材50の拡径部弾性保持
部57の縦断面外形は、中央部57aで外方へ膨らん
だ、略「く」の字形状からなるものとするのが好まし
い。拡径部弾性保持部57の縦断面外形をこの形状とす
れば、ピラーガーニッシュ10の取り付け時に該拡径部
弾性保持部57の先端側が係止孔25へ挿嵌し易くなる
とともに、後記するように、係止孔25への係止固定状
態において係止軸30に車室内方向への力が加わって図
8及び図9のように、弾性係止片55が拡径部弾性保持
部57側へ屈曲して重なった際に、弾性係止片55が係
止孔25を一層通過し難くなり、係止解除をより確実に
防止できるようになる。
【0029】さらに、前記係止部材50の拡径部弾性保
持部57は縦断面内形状が先端側の小さくなった台形状
からなるものとするのが好ましい。このようにすれば、
後記するピラーガーニッシュ10の取り外しに際して、
係止軸30の拡径部33が該拡径部弾性保持部57より
抜け出し易くなり、かつ拡径部33の底面34が再び拡
径部弾性保持部57内部に戻るのを確実に防ぐことがで
きるようになる。
【0030】前記車体ピラー部20のインナーパネル2
1に形成される係止孔25は、この実施例のように、ピ
ラーガーニッシュ10の長手方向に長孔としたもののほ
か真円形でもよいが、ピラーガーニッシュ10の寸法変
化を考慮すると、長穴としたものがより好ましい。長穴
とする場合は、その長径方向と前記弾性係止片55が直
交するようにして係止部材50が係止軸30に取り付け
られる。また、係止孔25の内径、すなわち、係止孔2
5が真円の場合にはその直径、長穴の場合にはその短径
cと前記係止部材50の寸法は、次のような関係とされ
るのが好ましい。
【0031】すなわち、図4及び図6に示すように、前
記弾性係止片55が係止孔25の内周縁と接触してフラ
ンジ部53側へ屈曲し、該フランジ部53と弾性係止片
55間の係止部材外周面59に重なった際の前記弾性係
止片55の部位における係止部材外径aと、図8及びそ
の係止部材付近を拡大して示す図9のように、前記弾性
係止片55が係止孔25の内周縁と接触して拡径部弾性
保持部57側へ屈曲して該拡径部弾性保持部57外面に
重なった際の弾性係止片55の部位における係止部材外
径bと、前記係止孔25の内径(長穴の場合は短径)c
との関係が、a≦c<bとなるように、弾性係止片55
の厚み、係止孔25の寸法、拡径部弾性保持部57の形
状及び寸法等が決定される。この実施例では、弾性係止
片55の厚みが1.0mm、拡径部弾性保持部57の中
央部の最大外径が9.5mm、係止孔25の短径が10
mm、フランジ部53と弾性係止片55間の係止部材外
周面59の外径が8mmである。なお、前記拡径部弾性
保持部57の外径については、係止孔25の内径(長穴
の場合は短径)以下として、ピラーガーニッシュ取付時
に拡径部弾性保持部57が係止孔25を通過できるよう
にされる。
【0032】他方、平常時の保持用取付部16は、図3
に示すように、ピラーガーニッシュ10裏面に形成され
たクリップ用座部61に公知の金属製または樹脂製のク
リップ60が固着され、車体ピラー部20のインナーパ
ネル21に形成されたクリップ孔29にクリップ60が
挿入されて係合するようになっている。この例のクリッ
プ60は、外側へ膨らむように屈曲した係止片60aを
有し、ピラーガーニッシュ10の車体ピラー部20への
取り付けによって、ガタツキなくピラーガーニッシュ1
0を車体ピラー部20に固定し、エアバッグAの膨張に
よるピラーガーニッシュ10の押し上げ時に、クリップ
60がインナーパネル21のクリップ孔29から外れる
ようになっている。また、このクリップ用座部61は、
薄肉のリブ状からなり、ピラーガーニッシュ10の意匠
面にヒケを生じないようになっている。
【0033】ピラーガーニッシュ10の取付方法の一例
について、図6を用いて説明する。前記ピラーガーニッ
シュ10は、インナーパネル20の係止孔25位置に前
記外れ防止用取付部15を合わせ、車室内側から車室外
方垂直に押圧することにより、係止孔25に係止部材5
0先端の拡径部弾性保持部57を挿入し、続いて弾性係
止片55を押し込む。その時、図6(B)のように弾性
係止片55が係止孔25の内周縁と接触してフランジ部
53側へ屈曲し、該フランジ部53と弾性係止片55間
の係止部材外周面59に重なり、前記寸法関係によって
弾性係止片55が係止孔25を通過し、図6(C)のよ
うに弾性係止片55が係止孔25の車室内側周縁に当接
し、またフランジ部53が係止孔25の車室外側周縁に
当接する。それによって係止孔25がフランジ部53と
弾性係止片55で挟持され、係止孔25周縁に係止部が
係止される。なお、前記寸法関係がa<cであって、a
とcの差が大きい場合、前記屈曲した弾性係止片55は
フランジ部53と弾性係止片55間の係止部材外周面5
9に接触することなく離れた状態で係止孔25を通過す
ることもある。
【0034】またその際、前記平常時の保持用取付部1
6においては、クリップ60がインナーパネル21のク
リップ孔29上に位置しており、ピラーガーニッシュ1
0をインナーパネル21側へ強く押してクリップ60を
クリップ孔29へ挿入係合させれば、ピラーガーニッシ
ュ10の取り付けが完了する。
【0035】前記のようにして車体ピラー部20に取り
付けられたピラーガーニッシュ10は、平常時には、前
記係止部材30に取り付けられた係止部材50のフラン
ジ部53と弾性係止片55間でインナーパネル21の係
止孔25に係止されてガタツキなく保持される。
【0036】それに対してエアバッグA膨張時には、図
8及び図9に示すように、エアバッグAの膨張によって
ピラーガーニッシュ10が大きな力で車室内方向へ押さ
れ、それと同時に前記係止軸30にも係止部材50とと
もに車室内方向への力が加わる。それによって、前記係
止部材50は、弾性係止片55が係止孔25を強引に屈
曲して通過しようとするが、係止孔25の内周縁に該弾
性係止片55が接触して引っ掛かることにより、拡径部
弾性保持部57側へ屈曲して該拡径部弾性保持部57外
面に重なる。ところが、前記拡径部弾性保持部57内に
は前記係止軸30の拡径部33が存在するため、その拡
径部33によって拡径部弾性保持部57は外径を小さく
する弾性変形が抑えられることになる。
【0037】したがって、前記弾性係止片55が拡径部
弾性保持部57外面に重なった部分では、前記弾性係止
片55が係止孔25の内周縁によって押されても、係止
部材50の外径を小さくする弾性変形が妨げられ、しか
も前記寸法関係によって弾性係止片55が係止孔25か
ら抜けるのが阻止されることになり、ピラーガーニッシ
ュ10が車体ピラー部20から外れるのが防止される。
そして、その状態でピラーガーニッシュ10の後部側が
車室内側へ押し曲げられて、その押し曲げによって生じ
た車体ピラー部20との隙間からエアバッグAが車室内
に展開する。
【0038】それに対し、修理等でピラーガーニッシュ
10を車体ピラー20の係止孔25から取り外す必要が
生じた場合について、図10を用いて説明する。まず、
前記係止部材50が係止孔25に係止されてピラーガー
ニッシュ10が取り付けられている状態において、図1
0(A)のように、ピラーガーニッシュ10の外れ防止
用取付部15位置を車室内側から車室外方向へ垂直に所
要の力で押圧する。それによって、前記係止軸30に取
り付けられている係止部材50は、そのフランジ部53
が係止孔25の車室内側周縁に当接して動きが阻止され
るため、係止軸30のみがさらに車室外方向へ前進し、
図10(B)のように、先端の拡径部33が係止部材5
0の拡径部弾性保持部57から抜け出し、該拡径部弾性
保持部57の先端部58から突出し、該先端部58が拡
径部底面34に当接した状態となる。
【0039】次いで、前記拡径部弾性保持部57の先端
部58が拡径部底面34に当接した状態で、図10
(C)のように、ピラーガーニッシュ10を車室内方向
へ引っ張って係止軸30に車室内方向への力を加える。
それによって、前記係止部材50が拡径部底面34に押
されて係止軸30ともに係止孔25側へスライドし、前
記弾性係止片55が係止孔25の内周縁と接触し屈曲し
て拡径部弾性保持部57外面に重なる。その際、前記拡
径部弾性保持部57内には係止軸30の拡径部33が存
在しないため空隙Sが形成されており、その空隙Sによ
って弾性変形可能となっている。したがって、前記拡径
部弾性保持部57はその外面に重なった弾性係止片55
が係止孔25の内周縁によって押されることにより弾性
変形する。その弾性変形によって、前記拡径部弾性保持
部57外面に重なった弾性係止片55の部位では係止部
材50の外径が小さくなり、前記弾性係止片55が係止
孔25を車室内側へ通過し、前記係止孔25に対する係
止が解除される。
【0040】なお、前記平常時の保持用取付部16にお
いては、ピラーガーニッシュ10を強引に車室内側へ引
っ張ることにより、またエアバッグ膨張によって外れる
ようになっている。
【0041】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
エアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの固定構造によれ
ば、非常に簡単な構造で、エアバッグ膨張時におけるピ
ラーガーニッシュの外れを確実に防止することができる
とともに、平常時においても外観よく、かつガタツキな
く保持することができる。さらに、車体ピラー部のイン
ナーパネルに従来のようなひょうたん型の開口からなる
係止部を形成する必要がなくなるとともに、ピラーガー
ニッシュは取り付け時にスライドさせる必要がなく、車
室内側から押圧するだけで容易に取り付けることができ
る。また、修理等のために取り外す場合にも、ピラーガ
ーニッシュを屈曲させて前記ひょうたん型の係止孔に対
してスライドさせる必要もなく、ピラーガーニッシュの
取付部を一旦押圧した後、車室内側に引っ張るだけで取
り外すことができ、きわめて作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の固定構造の一実施例によってピラー
ガーニッシュが取り付けられた車室内を示す概略図であ
る。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】図1の3−3断面図である。
【図4】ピラーガーニッシュの取り付け時を示す部分斜
視図である。
【図5】係止軸の拡径部の他の例を示す図である。
【図6】ピラーガーニッシュ取付時の要部を示す拡大断
面図である。
【図7】係止部材の係止状態を示す部分拡大断面図であ
る。
【図8】エアバッグ膨張時におけるピラーガーニッシュ
の断面図である。
【図9】図8における係止部材付近の部分拡大図であ
る。
【図10】ピラーガーニッシュの取り外し時の要部を示
す拡大断面図である。
【図11】係止部材の他の例を示す分解斜視図である。
【図12】従来のエアバッグ内蔵ピラーガーニッシュが
取り付けられた車室内の概略図である。
【図13】エアバッグの膨張時を示す概略図である。
【図14】図12のX−X断面図である。
【図15】従来のピラーガーニッシュの取り付け状態を
示す部分斜視図である。
【符号の説明】
10 ピラーガーニッシュ 17 座部 20 車体ピラー部 25 係止孔 30 係止軸 31 係止軸頭部 32 係止軸軸本体部 33 係止軸拡径部 40 被覆部材 50 係止部材 51 挿通孔 52 スリット 53 フランジ部 55 弾性係止片 57 拡径部弾性保持部 A エアバッグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−277828(JP,A) 実開 平5−62711(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/02 B60R 21/20 B60R 21/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピラーガーニッシュ(10)裏側に固定
    した係止軸(30)の先端側に挿通保持された係止部材
    (50)を、インナーパネル(21)の係止孔(25)
    に挿入係止することによってエアバッグ(A)を覆うよ
    うにしてピラーガーニッシュをインナーパネルに固定す
    るエアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの固定構造であっ
    て、 前記係止軸は軸本体部(32)の先端に該軸本体部より
    も大径の拡径部(33)が形成され、 前記係止部材は筒状体からなって、その係止部材には、 前記軸本体部を挿通させるために形成された挿通孔(5
    1)と、 前記係止時における係止孔の車室内側周縁と当接するよ
    うに前記係止部材の外周に対して突出形成されたフラン
    ジ部(53)と、 前記係止時における係止孔の車室外側周縁と当接するよ
    うに前記係止部材の外周に対して突出形成された弾性係
    止片(55)と、 前記弾性係止片を基準としてフランジ部とは反対側とな
    る係止部材の車室外側先端に前記係止軸の拡径部の側部
    を包囲または挟持して該拡径部を保持するように形成さ
    れ、かつ先端内形寸法が前記拡径部の底面寸法よりも小
    さくされた拡径部弾性保持部(57)とを有し、 前記弾性係止片が係止孔内周縁との接触によりフランジ
    部側へ屈曲して該フランジ部と弾性係止片間の係止部材
    外周面(59)に重なった時の弾性係止片の部位におけ
    る係止部材外径aと、前記弾性係止片が係止孔内周縁と
    の接触により拡径部弾性保持部側へ屈曲して該拡径部弾
    性保持部外面に重なった時の弾性係止片の部位における
    係止部材外径bと、前記係止孔の内径cとの関係がa≦
    c<bであることを特徴とするエアバッグ内蔵ピラーガ
    ーニッシュの固定構造。
  2. 【請求項2】前記係止孔への係止部材の係止時、前記拡
    径部弾性保持部が拡径部を包囲または挟持することによ
    り拡径部弾性保持部の外径を小さくする弾性変形が拡径
    部により阻止されて前記係止解除が阻止され、 また、前記係止部材が係止孔に係止した状態で車室内側
    からピラーガーニッシュを車室外側へ押圧した際には係
    止軸が車室外方向へ移動して前記拡径部が拡径部弾性保
    持部から抜け出すとともに、該抜け出しにより拡径部弾
    性保持部の外径を小さくする弾性変形が可能とされ、 前記抜け出し後ピラーガーニッシュに車室内方向への力
    が加えられた際に、前記弾性係止片が係止孔内周縁と接
    触し屈曲して拡径部弾性保持部外面に重なるとともに、
    該拡径部弾性保持部が前記弾性係止片を介して係止孔内
    周縁で押されて外径を小さくする弾性変形をすることに
    より、前記弾性係止片が係止孔を通過して係止孔に対す
    る係止部材の係止が解除されることを特徴とする請求項
    1記載のエアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの固定構
    造。
  3. 【請求項3】 前記係止部材における拡径部弾性保持部
    の側面にスリット(52)が形成されていることを特徴
    とする、請求項1又は2記載のエアバッグ内蔵ピラーガ
    ーニッシュの固定構造。
  4. 【請求項4】 前記係止部材の拡径部弾性保持部の縦断
    面外形が中央部(58)で外方へ膨らんだ、略「く」の
    字形状からなることを特徴とする、請求項1ないし3の
    いずれかに記載のエアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの
    固定構造。
  5. 【請求項5】 前記係止部材の拡径部弾性保持部の縦断
    面内形が先端側の小さい台形状からなることを特徴とす
    る、請求項1ないし4のいずれかに記載のエアバッグ内
    蔵ピラーガーニッシュの固定構造。
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