JP6605980B2 - 車両の内装材固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、係止ピンを用いた車両の内装材固定構造に関する。
車両の内装材固定構造には、センターピラー等の車体に空けられた第1の孔に係止部材が係止され、この係止部材を貫通する係止ピンによって、係止部材、及び、係止部材を支持している内装材が車体に固定されているものがある。このような車両の内装材固定構造に用いられる従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
図6(a)を参照する。図6(a)には、特許文献1の図3に開示される技術が上下反転させ符号を振り直した状態で再掲されている。特許文献1に開示される技術では、係止部材100は、車体200に空けられた第1の孔210よりも大きな係止部材基部110と、この係止部材基部100から車体200に向かって延びると共に第1の孔210を貫通し、周方向に広げられる係止部材可撓部120と、これらの係止部材基部110、及び、係止部材可撓部120を貫通し、係止ピン300が差し込まれた第2の孔130と、を有する。
係止ピン300は、第2の孔130よりも大きなピン頭部310と、このピン頭部310から車体200に向かって延びるピン軸部320と、からなる。ピン軸部320は、係止部材可撓部120に当接し係止部材可撓部を広げる拡張部321と、この拡張部321よりもピン頭部320側において軸心に向かって凹まされたピン凹部322と、を有する。
図6(b)を参照する。図6(a)に開示された係止部材100及び係止ピン300を用いて、車体の内装材400を車体200に固定した状態が示されている。係止ピン300が、係止部材100に差し込まれ、係止部材可撓部120が係止ピン拡張部321と係止しているとき、係止部材可撓部120は、係止ピン拡張部321により、第1の孔110の径方向に広げられる。係止部材可撓部120は、第1の孔210に押し当てられ、係止部材100は、車体200に固定される。これにより、内装材400は、車体に固定される。
図6(c)を参照する。図6(c)には、図6(b)に示された状態から、さらに係止ピン300が車外方向に押し込まれた状態が示されている。係止部材可撓部120が係止ピン300のピン凹部310と係止しているとき、係止部材可撓部120は、ピン軸部320の軸心に向かって窄まる。係止ピン可撓部120は、第1の孔210から離れ、係止部材100を、車体200から離すことができる。これにより、メンテナンス時等において、内装材400を車体200から解除することができる。
ところで、特許文献1の技術によれば、係止ピンを差し込む際に、係止ピンを誤って差し込み過ぎることなく、内装材を車体に固定する必要がある。即ち、図6(b)の状態にしようとしたところ、図6(c)の状態になってしまい、内装材が車両から誤って解除されてしまうことがない必要がある。このような係止ピンを用いた内装材の固定構造において、確実に内装材を車両に固定することが望まれる。
特開2007−056895号公報
本発明は、係止ピンの差し込み深さの調節により、内装材の固定又は解除を切り替える車両の内装材固定構造において、係止ピンの過度な差し込みを抑制することを課題とする。
請求項1による発明によれば、車体に空けられた第1の孔に係止部材が係止され、
この係止部材を貫通する係止ピンによって、前記係止部材、及び、前記係止部材を支持している内装材が前記車体に固定され、
前記係止部材、及び、前記係止ピンは、蓋体によって車室側から覆われている車両の内装材固定構造において、
前記係止部材は、
前記内装材に固定され前記第1の孔よりも大きな係止部材基部と、
この係止部材基部から前記車体に向かって延びると共に前記第1の孔を貫通し、周方向に広げられた係止部材可撓部と、
これらの係止部材基部、及び、係止部材可撓部を貫通し、前記係止ピンが差し込まれた第2の孔と、を有し、
前記係止ピンは、前記第2の孔よりも大きなピン頭部と、このピン頭部から前記車体に向かって延びるピン軸部と、からなり、
前記ピン軸部は、前記係止部材可撓部に当接し前記係止部材可撓部を広げている拡張部と、この拡張部よりも前記ピン頭部側において軸心に向かって凹まされたピン凹部と、を有し、
前記蓋体は、前記内装材に係止されて前記係止ピンの移動が規制された規制部と、前記係止ピンに向かって突出し前記ピン頭部に当接している当接部と、を有することを特徴とする車両の内装材固定構造。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記蓋体は、前記蓋体を前記内装材に仮止めするための仮止部を有し、
前記仮止部は、前記規制部よりも前記車室側に位置していることを特徴とする請求項1記載の車両の内装材固定構造。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記当接部は、車体に向かって尖った突起形状を呈する。
請求項4に記載のごとく、好ましくは、前記ピン頭部は、前記当接部の突起形状に対応した凹形状を呈する。
請求項5に記載のごとく、好ましくは、前記当接部は、前記係止部よりも前記車体側に位置する。
請求項1に係る発明では、内装材が車体に固定されている状態を基準として、蓋体の当接部は、係止ピンのピン頭部と当接している。換言すれば、内装材の固定時に当接部がピン頭部に接触するように、蓋体、及び、係止ピンは設定されている。そのため、内装材を車体に固定する作業において、蓋体を内装材に係止させようとするとき、ピン頭部は、蓋体の当接部によって車外方向に押される。その後、蓋体の規制部が内装材によって押される方向への移動を規制されたときに、係止ピンによって内装材が車体に固定される。これにより、作業者は、蓋体の押し込みが規制されたことをもって、係止ピンが、内装材の固定のための位置まで差し込まれたことを確認できる。結果、係止ピンの差し込み過ぎを抑制できる。
請求項2に係る発明では、蓋体は、蓋体を内装材に仮止めするための仮止部を有し、この仮止部は、規制部よりも車室側に位置している。即ち、蓋体は、押し込みが規制される直前の位置で内装材に仮止めすることができる。そのため、内装材の固定作業の際、作業者は、蓋体を把持しておく必要がない。内装材の固定作業が容易となる。
請求項3に係る発明では、蓋体の当接部は、車体に向かって尖った突起形状を呈する。仮に、当接部が尖っていない場合において、蓋体が斜めに押し込められた場合、当接部の角がピン頭部に接触し、係止ピンが過度に差し込まれてしまう虞がある。一方、当接部が車体に向かって尖った突起形状を呈していれば、蓋体が斜めに入っていった場合においても、当接部の角がピン頭部に当たりにくくなる。そのため、蓋体が斜めに押し込まれた際において、係止ピンの過度な差し込みを抑制できる。
請求項4に係る発明では、ピン頭部は、蓋体の当接部の凹凸形状に対応した凸凹形状を呈する。凸凹形状が形成される位置は、蓋体の当接部と当接する位置となる。そのため、係止ピンが差し込まれる際、蓋体により係止ピンに加わる力が作用する場所を規定することができ、蓋体の当接部は、ピン頭部の中央に当接しやすくなる。結果、係止ピンの軸方向に対して確実に力を加えることができ、係止ピンを確実に差し込むことができる。
請求項5に係る発明では、蓋体の当接部は、蓋体の規制部よりも車体側に位置する。即ち、蓋体の当接部とピン頭部とは、規制部よりも車体側で当接する。そのため、内装材の固定構造は、より車体側に位置する。結果、蓋体の車室側への突出を抑制できる。
本発明の実施例による内装材の固定構造が採用された車両の右側部を車室から見た図である。 図1に示された車両の右側部について内装材を固定する方法を説明する図である。 図1に示された右側部について蓋体が押し込まれる直前の状態について説明する図である。 図3に示された蓋体がさらに押しこまれ、内装材が固定された状態を説明する図である。 蓋体の当接部及び係止ピンのピン頭部の形状を比較した図である。 従来技術を用いた車両の内装材固定構造について説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Lは乗員から見て左、Rは乗員から見て右、Upは上、Dnは下を示している。さらに、なお、Inは車室側、Ouは車体側(車外側)を示している。
<実施例>
図1を参照する。図1には、本発明による内装材の固定構造が採用された車両10について、車室内から見た車両10の右側部11が示されている。
図2を併せて参照する。車両10の右側部11は、車体中央の上下に延びるセンターピラー12(車体12)と、センターピラー12の車室側を覆うピラーガーニッシュ13(内装材13)と、センターピラー12の上端から前後方向に延びるルーフサイドレール14と、ルーフサイドレール14の車室側を覆うルーフサイドレールガーニッシュ15と、センターピラー12の前方に位置し開閉自在に支持されたフロントドア16と、センターピラー12の後方に位置し開閉自在に支持されたリアドア17と、からなる。
ルーフサイドレールガーニッシュ15が取り付けられたルーフサイドレール14には、フロントドア16の上方において、乗員の乗降を補助するアシストグリップ18が取り付けられている。センターピラー12の上端は、ルーフサイドレール14に接合され、さらにスティフナ19が設けられている。
センターピラー12の上部には、ピラーガーニッシュ13を固定するための第1の孔12aが空けられている。この第1の孔12aには、ピラーガーニッシュ13を支持する係止部材20が配置され、係止ピン30は、第1の孔12aに配置される係止部材20を貫通する。これにより、ピラーガーニッシュ13は、係止部材20と共に、センターピラー12に固定される。さらに、係止部材20、及び、係止ピン30は、略直方体状の蓋体40によって車室側から覆われる。
図3、図4(a)を参照する。図3及び図4(a)には、係止部材20、係止ピン30、ピラーガーニッシュ13、及び、蓋体40が所定の位置に配置され、ピラーガーニッシュ13がセンターピラー12に固定される直前の状態が示されている。
図4(a)を参照する。係止部材20は、第1の孔12aよりも大きな係止部材基部21と、この係止部材基部21からセンターピラー12に向かって延びると共に第1の孔12aを貫通し、周方向に広げられた係止部材可撓部22と、これらの係止部材基部21、及び、係止部材可撓部22を貫通し、係止ピン30が差し込まれた第2の孔23と、を有する。係止部材基部21には、周方向に凹んでピラーガーニッシュ13を支持する支持部24が形成されている。
係止ピン30は、第2の孔23よりも大きなピン頭部31と、このピン頭部31からセンターピラー12に向かって延びるピン軸部32と、からなる。
ピン軸部32は、係止部材可撓部22に当接し係止部材可撓部22を広げている拡張部33と、この拡張部33よりもピン頭部31側において軸心に向かって凹まされた第1の凹部34と、拡張部33よりも車外側において軸心に向かって凹まされた第2の凹部35と、を有する。
ピラーガーニッシュ13には、ピラーガーニッシュ13の裏面からセンターピラー12に向かって延び蓋体40を収容可能な収容部50が形成されている。収容部50は、蓋体40が押し込まれる方向と直行する方向で互いに近づくように、延び蓋体40と係止する収容部係止部51,51が形成されている。
蓋体40は、蓋部41と、この蓋部41のセンターピラー12側に設けられる蓋体基部42と、この蓋体基部42から係止ピン30に向かって突出しピン頭部31に当接している当接部43と、を有する。当接部43には、センターピラー12に向かって尖った突起形状の突起部43aが形成されている。蓋部41は、蓋体40が押し込まれる方向について、収容部係止部51,51と重なる。
ピン頭部31には、突起部43aに対応した凹形状の第3の凹部36が形成されている。
蓋体基部42は、収容部係止部51,51に係止する蓋体係止部45,45と、収容部係止部51,51に仮止め可能な仮止部46,46と、蓋体40の押しこみ方向で収容部50と当接し蓋体40の押し込みを規制する規制部47,47と、を有する。仮止部46,46は、規制部47,47よりも車室側に位置する。
図4(b)を参照する。図4(b)には、図4(a)に示された状態から、さらに係止ピン30が蓋体40によりセンターピラー12側(車外方向)に押し込まれた状態が示されている。蓋体40が押し込まれると、蓋体40の当接部43は、ピン頭部31に当接し、係止ピン30をセンターピラー12側に押し込む。その後、蓋体係止部45,45は、収容部係止部51,51と係止する。このとき、蓋体40の規制部47,47は、ピラーガーニッシュ13の収容部50に当接している。係止ピン30が押し込まれると、係止部材可撓部22が係止ピン拡張部33と係止する。係止部材可撓部22は、係止ピン拡張部33により、第1の孔12aの径方向に広げられる。係止部材可撓部22は、第1の孔12aに押し当てられ、係止部材20は、センターピラー12に固定される。これにより、係止部材20に支持されているピラーガーニッシュ13は、センターピラー12に固定される。
蓋部41は、ピラーガーニッシュ15と同一の平面上に位置する。さらに、蓋部41の縁は、蓋体40の押しこみ方向において、と収容部係止部51,51と離間している。
次に本発明の作用及び効果について説明する。
図4(b)を参照する。ピラーガーニッシュ13がセンターピラー12に固定されている状態を基準として、蓋体40の当接部43は、係止ピン30のピン頭部31と当接している。換言すれば、ピラーガーニッシュ13の固定時に当接部43がピン頭部31に接触するように、蓋体40、及び、係止ピン30は設定されている。
そのため、ピラーガーニッシュ13をセンターピラー12に固定する作業において、蓋体40をピラーガーニッシュ13に係止させようとするとき、ピン頭部31は、蓋体40の当接部43によってセンターピラー12側(車外方向)に押される。その後、蓋体係止部45,45が、収容部係止部51,51に係止すると共に、規制部47,47が収容部50に当接したときに、係止ピン30によってピラーガーニッシュ13がセンターピラー12に固定される。作業者は、蓋体40の押し込みが規制されたことをもって、係止ピン30が、ピラーガーニッシュ13の固定のための位置まで差し込まれたことを確認できる。結果、係止ピン30の差し込み過ぎを抑制できる。
図4(a)を参照する。加えて、蓋体40は、蓋体40をピラーガーニッシュ13に仮止めするための仮止部46,46を有し、この仮止部46,46は、規制部47,47よりも車室側に位置する。即ち、蓋体40は、押し込みが規制される直前の位置でピラーガーニッシュ13に仮止めされている。そのため、ピラーガーニッシュ13の固定作業の際、作業者は、蓋体40を把持しておく必要がない。ピラーガーニッシュ13の固定作業が容易となる。
加えて、蓋体40の当接部43は、蓋体係止部45,45よりもセンターピラー12側に位置する。即ち、蓋体40の当接部43とピン頭部31とは、蓋体係止部45,45よりもセンターピラー12側で当接する。そのため、ピラーガーニッシュ13の固定構造は、よりセンターピラー12側に位置する。結果、蓋体40の車室側への突出を抑制できる。
図5(a)を参照する。比較例では、当接部500は尖っておらず平坦である。仮に蓋体600が斜めに押し込められた場合、当接部500の角510がピン頭部610に接触し、係止ピン600が過度に差し込まれてしまう虞がある。
図5(b)を参照する。一方、本実施例では、蓋体40の当接部43は、センターピラー12に向かって尖った突起形状を呈する突起部43aを有する。(当接部43の角が削られている状態ともいえる。)この場合、蓋体40が斜めに入ったとしても、当接部43の角がピン頭部610に当たりにくくなる。そのため、蓋体40が斜めに押し込まれた際に、係止ピン30の過度な差し込みを抑制できる。
図5(c)を参照する。加えて、本実施例では、ピン頭部31は、蓋体40の当接部43の突起部43aに対応した第3の凹部36を呈する。そのため、第3の凹部36が形成される位置は、蓋体40の当接部43と当接する位置となる。即ち、係止ピン30が差し込まれる際、蓋体40により係止ピン30に加わる力が作用する場所を規定することができ、蓋体40の当接部43は、ピン頭部31の中央で当接しやすくなる。結果、係止ピン30の軸方向に対して確実に力を加えることができ、係止ピン30を確実に差し込むことができる。
なお、本実施例では、右側のセンターピラー及びピラーガーニッシュについて採用された内装材の固定構造について説明したが、本発明による内装材固定構造は、左側のセンターピラーにも採用できる。さらに、フロントピラーガーニッシュ等の他の内装材の固定にも採用することができる。また、本実施例では当接部43を凸形状とし、ピン頭部31の第3の凹部36を凹形状としたが、当接部43を凹形状とし、ピン頭部31を凸形状としてもよい。
本発明の車両の内装材固定構造は、乗用車への採用が好適である。
10…車両
12…センターピラー、12a…第1の孔
13…ピラーガーニッシュ
20…係止部材
21…係止部材基部
22…係止部材可撓部
23…第2の孔
30…係止ピン
31…ピン頭部
32…ピン軸部
33…拡張部
34…第1凹部
40…蓋体
41…蓋部
42…蓋体基部
43…当接部、43a…突起部
45…蓋体係止部
46…仮止部
47…規制部
50…収容部
51…収容部係止部

Claims (5)

  1. 車体に空けられた第1の孔に係止部材が係止され、
    この係止部材を貫通する係止ピンによって、前記係止部材、及び、前記係止部材を支持している内装材が前記車体に固定され、
    前記係止部材、及び、前記係止ピンは、蓋体によって車室側から覆われている車両の内装材固定構造において、
    前記係止部材は、
    前記内装材に固定され前記第1の孔よりも大きな係止部材基部と、
    この係止部材基部から前記車体に向かって延びると共に前記第1の孔を貫通し、周方向に広げられた係止部材可撓部と、
    これらの係止部材基部、及び、係止部材可撓部を貫通し、前記係止ピンが差し込まれた第2の孔と、を有し、
    前記係止ピンは、前記第2の孔よりも大きなピン頭部と、このピン頭部から前記車体に向かって延びるピン軸部と、からなり、
    前記ピン軸部は、前記係止部材可撓部に当接し前記係止部材可撓部を広げている拡張部と、この拡張部よりも前記ピン頭部側において軸心に向かって凹まされたピン凹部と、を有し、
    前記蓋体は、前記内装材に係止されて前記係止ピンの移動が規制された規制部と、前記係止ピンに向かって突出し前記ピン頭部に当接している当接部と、を有することを特徴とする車両の内装材固定構造。
  2. 前記蓋体は、前記蓋体を前記内装材に仮止めするための仮止部を有し、
    前記仮止部は、前記規制部よりも前記車室側に位置していることを特徴とする請求項1記載の車両の内装材固定構造。
  3. 前記当接部は、車体に向かって尖った突起形状を呈することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の内装材固定構造。
  4. 前記ピン頭部は、前記当接部の凹凸形状に対応した凸凹形状を呈することを特徴とする請求項2記載の車両の内装材固定構造。
  5. 前記当接部は、前記規制部よりも前記車体側に位置することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の車両の内装材固定構造。
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