JP2007203936A - ドアグリップの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアグリップのカバーの位置決め精度を向上できるドアグリップの取付構造を提供する。
【解決手段】アームレスト17には、ドアグリップ20のベース30を取り付ける取付凹部26が設けられる。この取付凹部26の底部26bには固定穴67が設けられる。一方ドアグリップ20のベース本体部36には、カバー40の係止爪部44が係止される貫通穴54が設けられる。このベース本体部36の裏面には貫通穴54を囲む櫓部70が設けられる。さらに櫓部70には取付部72が設けられ、該取付部72が固定穴67に挿入されて固定される。これにより貫通穴54をベース本体部36の前端部に近づけ、カバー40の係止爪部44を当接部41aに近づけることができる。つまりカバー40の当接部41aが取付凹部26の側壁部26aに当接しても撓まないので、カバー40の位置決め精度を向上できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ドアグリップの取付構造に関し、詳細には、自動車のドアトリムに取り付けられるドアグリップの取付構造に関する。
従来より、自動車のドアは、外側のアウターパネルと、室内側のインナパネルとによって構成されている。そしてそのインナパネルの室内側の表面には、合成樹脂製の内張であるドアトリムが装着されている。さらにドアトリムの表面略中央には把手状に形成されたドアグリップが取り付けられている。乗員はこのドアグリップを掴むことでドアを開閉することができる。
ところで、このドアグリップは、ドアトリム表面の所定部位に取り付けられるベースと、該ベースに取り付けられる樹脂製のカバーとから構成されている。これらベース及びカバーには、係止爪及び係止穴が対応して各々設けられ、双方を係合することによってドアグリップが構成される。このようなドアグリップをドアトリムに対する取付構造において、例えば、ドアトリムにグリップベースが固定され、該グリップベースにグリップカバーが固定されることによってドアグリップ全体をドアトリムに固定できる樹脂部品の取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この樹脂部品の取付構造では、グリップベースの取付用ボスにフレーム状爪片が形成され、そのフレーム状爪片がドアトリム本体の貫通穴内に係着されることによって、ドアトリムにグリップベースが取り付けられる。さらにこのグリップベースにグリップカバーが爪固定により接合固定される際に、グリップカバーの上端に設けられた差込用フックがグリップベースの取付用ボス内に挿入される。このときその差込用フックがフレーム状爪片により包囲された開口を通して外部に突出されることによってフレーム状爪片がロック状態となる。これによりドアグリップをドアトリムに確実かつ堅固に取り付けることができる。
しかしながらこの樹脂部品の取付構造では、カバーはベースのみに取り付けられるのでドアトリムには固定されない。これにより、ドアトリムに対するカバーの位置がズレることがあった。そこで例えば、図5に示すように、ドアトリム160の表面に凹んで設けられた取付凹部126にベース130が固定され、該ベース130にカバー140が固定され、さらに取付凹部126の側壁部126aの内面にカバー140の端部に設けられた当接部141aを当接させることによって、ドアトリム160に対するカバー140の位置決めができるドアグリップ120の取付構造が知られている。
このドアグリップ120の取付構造では、取付凹部126の底部126bの内面であって、側壁部126a側の部分に固定穴167が設けられている。一方、ベース130の端部近傍の裏面には、その固定穴167に相対する筒状の取付部172が設けられ、さらにその取付部172の近傍には、カバー140の裏面に設けられた係止爪部144を挿入させて係合させるための貫通穴154が設けられている。そしてベース130の取付部172が、底部126bの固定穴167に挿入されるとともに、底部126bを介してスクリューねじ90が締め付けられることによって、ベース130が取付凹部126の内側に固定される。さらにそのベース130の貫通穴154に対して、カバー140の係止爪部144が挿入されて係合することによって、ベース130にカバー140に固定されるようになっている。
特開2003−312351号公報
しかしながら、図5に示すように、ベース130の取付部172は、ベース130の端部近傍に配置されているので、貫通穴154は、その取付部172を避けるために、ベース130の端部から離間した位置に配置しなければならなかった。つまり、貫通穴154に係合するカバー140の係止爪部144の位置も、カバー140の当接部141aから離間した位置に配置しなければならなかった。これにより例えば、取付凹部126とカバー140との位置がズレた状態において、当接部141aが取付凹部126の側壁部126aの内面に当接することによって、当接部141aから係止爪部144までの部分が撓んでしまうことがあった。この場合、カバー140の位置ズレは十分に補正されないため、ドアトリム160に対するカバー140の位置決め精度が低下するという問題点があった。またカバー140が撓んでしまうと、ドアトリム160に取り付けられた状態のドアグリップ120の見栄えも低下するという問題点もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、カバーの位置決め精度を向上できるドアグリップの取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のドアグリップの取付構造は、自動車のドアのインナパネルを車室内側から覆うトリムに取り付けられるドアグリップの取付構造であって、前記ドアグリップは、前記トリムに取り付けられるベースと、当該ベースに取り付けられるカバーとから構成され、前記トリムには、前記ベースが取り付けられる部位に設けられるとともに、車室外側に向かって凹状に形成され、底部と、当該底部の外縁に沿って設けられた側壁部とから構成された凹部と、前記底部の前記外縁近傍に穿設された固定穴とが設けられ、前記ベースには、前記固定穴に対向する位置に設けられ、前記固定穴に挿入されて固定される第1のベース側固定部と、当該第1のベース側固定部の反対側に設けられ、前記カバーを固定するための第2のベース側固定部とが設けられ、前記カバーには、前記第2のベース側固定部に対向する位置に設けられ、前記第2のベース側固定部に固定されるカバー側固定部と、前記カバーの外縁に設けられ、前記凹部の前記側壁部に当接する当接部とが設けられたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のドアグリップの取付構造は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記ベースには、前記第1のベース側固定部を前記固定穴側に支持する櫓状の支持部が設けられ、当該支持部の前記第1のベース側固定部とは反対側の部位に、前記第2のベース側固定部が形成されたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明のドアグリップの取付構造によれば、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記第2のベース側固定部は、前記支持部の内側に貫通するとともに、前記カバー側固定部に対向する貫通穴であって、前記カバー側固定部は、前記貫通穴を介して前記支持部の内側に差し込まれる差込片と、当該差込片に設けられ、前記貫通穴の内縁に係止する係止爪とで構成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明のドアグリップの取付構造によれば、ベースの第1のベース側固定部は、トリムに設けられた凹部の固定穴に対向する位置に設けられ、第2のベース側固定部は、その第1の固定部の反対側に設けられている。さらに、カバーのカバー側固定部は、そのベースの第2の固定部に対向する位置に設けられている。よって、カバー側固定部を、凹部の底部の外縁近傍に設けられた固定穴と同位置に配置することができる。即ち、カバーにおけるカバー側固定部の位置を当接部に近づけることができる。これにより、カバーの位置決め精度を向上することができる。さらに、カバーの外縁近傍の剛性も向上できるので、カバーの当接部がトリムの凹部の側壁部に当接しても撓んで変形してしまうのを防止できる。よって、ドアグリップの美感が損なわれるのを防止できる。
また、請求項2に係る発明のドアグリップの取付構造によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、ベースの支持部は、第1のベース側固定部を固定穴側に支持する櫓状に形成されているので、支持部の反対側の部位に第2のベース側固定部を形成することができる。これにより、第1のベース側固定部と第2のベース側固定部とを互いに反対側に設けることができる。
また、請求項3に係る発明のドアグリップの取付構造によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、櫓状の支持部に設けられた貫通穴に、第2のベース側固定部の差込片を差し込み、かつ係止爪を貫通穴の内縁に係止させることによって、ベースに対してカバーを確実に取り付けることができる。
以下、本発明の一実施形態であるドアグリップ20について、図面に基づいて説明する。図1は、自動車5の車室10側から見たドア15の正面図であり、図2は、アームレスト17に取り付けられたドアグリップ20の分解斜視図であり、図3は、図2に示すA−A線矢視方向断面図であり、図4は、図2に示すB−B線矢視方向断面図である。
なお、図1の左側をドア15の前端側とし、右側をドア15の後端側とし、図2の左側をアームレスト17の前端側とし、右側をアームレスト17の後端側とする。また、図3の左側を車室10の外側とし、右側を車室10の内側とし、図4の上側を車室10外側とし、下側を車室10の内側とする。
図1に示すように、自動車5の運転席側には、乗員が乗り降りするための開口部12が設けられ、該開口部12にはドア15がドアヒンジ(図示外)によって開閉可能に設けられている。このドア15は、外板となるドアアウターパネル(図示外)と、車室側に対向する内板となるドアインナパネル(図示外)とから構成されている。さらにそのドアインナパネルの表面(車室10側に対向する面)には、車室10側に面する内張り部品である合成樹脂製のドアトリム16が組み付けられている。
そして、ドアトリム16の前端側の上部には、ドア15の開閉を車室10側から行うためのドアインサイドハンドル18が設けられている。さらにそのドアインサイドハンドル18には、ドアインサイドハンドル18の施錠・解錠を行うロックノブ18aが設けられている。このロックノブ18aを操作して施錠すると、ドアインサイドハンドル18を操作しても空打ちして開かないようになっている。さらにドアトリム16の前方側(自動車5の後方側)の下部には正面視丸形状のスピーカ19が設けられている。
一方、ドアトリム16の表面略中央には、略水平に延びかつ車室10側に隆起する中空略直方体状のアームレスト17が一体成形されている。このアームレスト17は乗員が肘を掛けて休めるためのものである。またドアトリム16の表面略中央には、正面視逆L字の把手状(車室10側から見た形状が左右逆のL字状)に形成されたドアグリップ20が取り付けられている。乗員はこのドアグリップ20を握ることによってドア15の開閉操作を行うことができる。なお後述するが、ドアグリップ20は、図2に示すように、アームレスト17の取付凹部26の内側に取り付けられる正面視逆L字状のベース30と、該ベース30に取り付けられる正面視逆L字状のカバー40とで構成されている。このドアグリップ20のアームレスト17への取付構造については後述する。
ところで、図1に示すように、ドアグリップ20の略水平に延びる部位の上面には、各ドア(図1ではドア15以外のドアは図示外)に各々対応するパワーウインドウスイッチ、ドアロックスイッチ、ウインドロックスイッチ等を備えるスイッチベース60が設置されている。なお、後述するが、このスイッチベース60は、ドアグリップ20を構成するベース30の一部である枠状のスイッチベース取付部35(図2参照)に設置されている。
以上構造物を備えるドアトリム16の組み付け面(ドアインナパネルの表面に対向する面)には、ドアトリム16と一体成形された樹脂クリップ(図示外)が設けられている。よってこの樹脂クリップがドアインナパネルに設けられた固定穴(図示外)に嵌入することによって、ドアトリム16がドアインナパネルの表面に組み付けられ、ドア15の内張り部品として利用される。
次に、アームレスト17について説明する。図2に示すように、アームレスト17はドアトリム16の表面に一体成形され、略水平に延びる中空の略直方体状に形成されている。このアームレスト17における車室10に対向する外側面17aの前端側の角部は、ドアトリム16の表面(車室10に対向する面)に向かってテーパ状に加工されている。さらにアームレスト17の上面には乗員が肘をかけるための肘掛け面17bが形成されている。
また、肘掛け面17bの前端側には、肘掛け面17bの長手方向に沿って形成された平面視長方形状の穴部24が形成されている。この穴部24には、後述するドアグリップ20のスイッチベース取付部35が嵌められて固定されるようになっている。さらに肘掛け面17bには、穴部24の後端部の車室10側の部分に隣接して、穴部24よりも小さい矩形状の穴部25が形成されている。この穴部25には、後述するドアグリップ20のベース30が備える把手部32の下端部が配置されるようになっている。
一方、外側面17aの車室10に対向する部分における前端側の上部には、外側面17aの長手方向に沿って正面視長方形状(車室10側から見た正面視形状が長方形状)に形成され、かつ車室10側とは反対側に向かって凹んで形成された取付凹部26が設けられている。この取付凹部26は、図3,図4に示すように、外側面17aから車室10の外側に向かって延設された側壁部26aと、該側壁部26aの先端部(車室10の外側に対向する一端部)から略直角に折り返され、外側面17aに対して平行に起立して配置された正面視略長方形状の底部26bとから構成されている。底部26bは正面視横長の長方形(車室10側から見た正面視形状が長方形)の板状に形成され、その前端部近傍には、板の厚み方向に貫通し、後述するベース30の取付部72(図3,図4参照)を挿入するための固定穴67(図3,図4参照)が設けられている。なお、図3,図4に示す取付凹部26が「凹部」に相当し、固定穴67が「固定穴」に相当する。
次に、ドアグリップ20の構造について説明する。図2に示すように、このドアグリップ20は、アームレスト17の取付凹部26の内側に取り付けられる正面視逆L字状のベース30と、該ベース30に取り付けられる正面視逆L字状のカバー40とで構成されている。以下、ベース30及びカバー40について順に説明する。
まず、ベース30について説明する。図2に示すように、ベース30は、略水平に延びる断面略逆L字形状の水平部31と、該水平部31の後端部(図2の右側)から略垂直上方に延設され、ドアトリム16の表面から所定の隙間を空けて配置される断面略コの字形状の把手部32とから構成されている。水平部31は、アームレスト17の肘掛け面17bに設けられた穴部24に嵌めて固定される平面視略長方形の枠状に形成されたスイッチベース取付部35と、該スイッチベース取付部35の車室10に対向する側の一端部及び把手部32の下部から鉛直下方に延設され、アームレスト17の取付凹部26に固定される正面視横長の略長方形の板状に形成されたベース本体部36とで構成されている。
次に、ベース本体部36について説明する。ベース本体部36は正面視横長の略長方形の板状に形成されている。そして、図2に示すように、ベース本体部36の前端部近傍と、略中央部と、該略中央部よりも後端側の位置とには、ベース本体部36の厚み方向に貫通する貫通穴54,55,56が各々形成されている。さらにこれら貫通穴54,55,56の開口形状は全て同一の正面視長方形状に形成され、貫通穴54のみは縦向きに、貫通穴55,56は横向きに形成されている。なおこれら貫通穴54,55,56には、後述するカバー40の係止爪部44,45,46が各々挿入されて係止するようになっている。
一方、図3,図4に示すように、ベース本体部36の車室10に対向する表面とは反対の裏面(車室10の外側に対向する面)において、貫通穴54が穿設された前端部近傍には、該貫通穴54を取り囲むように櫓状に形成された櫓部70が設けられている。この櫓部70は、ベース本体部36の裏面から貫通穴54を両側から挟み込むように各々延設された一対の側壁70a,70bと、該一対の側壁70a,70bの各先端部の間(車室10の外側に対向する各一端部間)に渡設された支持壁70cとによって構成されている。なおこの支持壁70cは、後述する取付部72を取付凹部26側に支持するものである。さらに櫓部70の内側には、貫通穴54に挿入された係止爪部44の先端側を収容するための収容部屋71が設けられている。なお、図3、図4に示す櫓部70が「櫓状の支持部」に相当する。
さらに、櫓部70の支持壁70cの外面(収容部屋71に相対する内面とは反対の面)の中央には、支持壁70cの厚み方向に突出して延設された筒状の取付部72が設けられている。この取付部72の内側にはネジ受け穴72aが形成され、該ネジ受け穴72aにはスクリューねじ90が締め付けられるようになっている。このようにベース本体部36の前端側に櫓部70を設けることによって、取付部72と、貫通穴54とを互いに相対する位置(反対側の位置)に各々配置することができるので、取付部72及び貫通穴54ともに、ベース本体部36の前端部近傍に配置することができる。
また、取付部72の外側面には、軸方向から見た時の形状が略十字状である鍔部68が設けられている。この鍔部68は、固定穴67に挿入された取付部72の軸線方向に直交する方向の上下(アームレスト17の上下方向)に各々延設された台形状の板である鍔部68a,68bと、前後(アームレスト17の前後方向)に各々延設された台形状の板である鍔部68c,68dとで構成されている。さらに、鍔部68a,68b,68c,68dは、櫓部70の支持壁70cの外面に各々連結されている。このような構成からなる鍔部68は、ベース本体部36の貫通穴54に取付部72が挿入される際に、各鍔部68a〜68dの各端部が底部26bの内面に当接するようになっている。これにより貫通穴54に対する取付部72の挿入幅が制限されるとともに、取付凹部26の内側の挿入方向におけるベース30の位置決めがなされる。なお、図3,図4に示す取付部72が「第1のベース側固定部」に相当する。
次に、カバー40について説明する。図2に示すように、カバー40は正面視略L字の板状に形成され、ベース30に相対する形状を備えた板である。このカバー40は、略水平に延びる水平部41と、該水平部41の後端部から略垂直上方に延設された垂直部42とから構成されている。なお、垂直部42は、ベース30の把手部32の開口端部に突き合わされて固定される板である。
次に、水平部41について説明する。この水平部41は正面視横長の略長方形状に形成された板である。この水平部41の前端部には、ベース30のベース本体部36に対向する側に向かって略直角に折り曲げられた当接部41aが設けられている。そしてこの当接部41aの端部がベース30のベース本体部36の表面に当接するとともに、当接部41aの外面が取付凹部26の側壁部26aの内面に当接するようになっている(図4参照)。さらに水平部41の裏面(ベース本体部36に対向する面)において、当接部41a近傍と、略中央部と、該略中央部よりも後端側の位置とには、係止爪部44,45,46が各々設けられている。これら係止爪部44,45,46は全て同一形状であるが、係止爪部44は縦向きに、係止爪部45,46は横向きに配置されている。
ここで係止爪部44,45,46の形状について説明する。係止爪部44は、図3に示すように、先端が山型に形成された板状の差込片44aを備えている。この差込片44aには、差込片44aの長手方向に対して平行に各々延設され、互いに所定幅だけ離間して配置された一対の直線状の穴部44b,44cが設けられている。この穴部44b,44cによって、差込片44aの剛性が低下するため、差込片44aに撓み性を付加することができる。
さらに、差込片44aの片面(係止爪部45,46に向く面)には、穴部44bの長手方向略中間部と、穴部44cの長手方向略中間部との間に渡設され、差込片44aの面から隆起する断面略三角形状の係止爪44dが一体成形されている。そしてこの係止爪44dが、図3に示すように、ベース30のベース本体部36の貫通穴54の裏面の縁に係止するようになっている。
そして、係止爪部45,46も、係止爪部44と同じ構造を備えている。図2に示すように、係止爪部45は差込片45aを備え、該差込片45aには、穴部45b,45bと、係止爪45dとが設けられている。一方、係止爪部46も差込片46aを備え、該差込片46aには、穴部46b,46bと、係止爪46dとが設けられている。さらにこれら係止爪部45の係止爪45dと、係止爪部46の係止爪46dとが、ベース30のベース本体部36の貫通穴54の裏面の縁に各々係止するようになっている。
次に、以上構造からなるドアグリップ20のアームレスト17への取付構造について説明する。まず、アームレスト17の穴部24,25と、取付凹部26の内側とに対して、ベース30の水平部31と、把手部32の下部とがそれぞれ嵌め込まれる。そして、図3,図4に示すように、ベース30の櫓部70に設けられた取付部72の先端側が、取付凹部26の底部26bに設けられた固定穴67に挿入される。このとき取付部72の外側面に連結された鍔部68の各端部が、取付凹部26の底部26bの内面に当接する。これにより取付凹部26の内側におけるベース30の位置決めがなされる。
次いで、底部26bの固定穴67から取付部72の先端側が車室10の外側に向かって突出するので、この取付部72のネジ受け穴72aに対して、スクリューねじ90が締め付けられる。これにより、ベース30の取付部72が、取付凹部26の底部26bに固定されるので、ベース30の前端側が取付凹部26に固定される。次に、取付凹部26に固定されたベース30に対してカバー40が配置される。このとき、図2に示すように、ベース30の表面に対して、カバー40の裏面が対向するので、ベース30のベース本体部36の貫通穴54,55,56に対して、カバー40の係止爪部44,45,46が各々対向する。
次に、カバー40が取付凹部26の内側に嵌め込まれる。すると、ベース30のベース本体部36の貫通穴54,55,56に対して、カバー40の係止爪部44,45,46が各々差し込まれる。このとき係止爪部45,46は、貫通穴55,56に差し込まれた状態で、係止爪45d,46dがベース本体部36の裏面に各々係止される。
一方、図3,図4に示すように、係止爪部44が貫通穴54に差し込まれると、その先端側が櫓部70の収容部屋71に収容される。そして、係止爪部44の係止爪44dが、ベース本体部36の裏面に係止される。また、図4に示すように、当接部41aの端部がベース本体部36の表面に当接することによって、カバー40の水平部41が、ベース本体部36の表面から隙間を空けた状態で支持される。こうして、ベース30のベース本体部36の表面に対して、カバー40の水平部41が固定され、ドアグリップ20が取付凹部26に取り付けられる。
ここで、カバー40の当接部41aの外面と、取付凹部26の側壁部26aの内面とが当接することによって、アームレスト17におけるカバー40の位置決めがなされる。これにより、アームレスト17におけるドアグリップ20の位置がズレている場合でも、カバー40の位置を補正することができる。さらにカバー40の位置決めが成されるので、カバー40が係止されたベース30の位置までも所定位置に補正される。
また、ベース本体部36の裏面において、貫通穴54を取り囲むように櫓部70を設け、その櫓部70に取付部72を、取付凹部26の固定穴67側に設けたことによって、ベース本体部36の貫通穴54を、取付部72の位置とほぼ同一線上に配置することができる。これにより、カバー40の係止爪部44を、カバー40の当接部41aにより近づけることができるので、当接部41aの外面が取付凹部26の側壁部26aの内面に当接しても、カバー40の前端側が撓んで変形することがない。よって、当接部41aによるカバー40の位置決め精度を向上できる。また、カバー40の前端側が撓んで変形することがないので、アームレスト17に取り付けられたドアグリップ20の見栄えが低下するのも防止できる。
以上説明したように、本実施形態である自動車5では、ドア15のドアインナパネルの表面にはドアトリム16が組み付けられ、該ドアトリム16の表面略中央には、中空略直方体状のアームレスト17が一体成形されている。そしてこのアームレスト17にはドアグリップ20が取り付けられている。このドアグリップ20は、ベース30と、該ベース30に取り付けられるカバー40とで構成されている。このベース30は、水平部31と把手部32とから構成され、水平部31は、スイッチベース取付部35と、ベース本体部36とで構成されている。
一方、アームレスト17の外側面17aには、車室10の外側に向かって凹んで形成された取付凹部26が設けられている。この取付凹部26は、側壁部26aと、底部26bとから構成されている。底部26bは板状に形成され、その前端部近傍には、板の厚み方向に貫通するとともに、後述するベース30の取付部72を挿入するための固定穴67が設けられている。
また、ドアグリップ20のベース30において、ベース本体部36の前端部近傍には、カバー40の裏面に係止爪部44が挿入される貫通穴54が設けられている。さらにベース本体部36の裏面には、その貫通穴54を取り囲むように櫓部70が設けられている。そしてその櫓部70の支持壁70cの外面に取付部72を設け、該取付部72を取付凹部26の固定穴67側に支持されることによって、ベース本体部36の貫通穴54を、取付部72の位置とほぼ同一線上に配置することができる。これによりカバー40の係止爪部44をカバー40の当接部41aに近づけることができるので、当接部41aによるカバー40の位置決め精度を向上できる。また、カバー40の前端側が撓んで変形しないので、アームレスト17に取り付けられたドアグリップ20の見栄えが低下するのも防止できる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されることなく、各種の変形が可能である。上記実施形態では、例えば、ドアトリム16に一体成形されたアームレスト17に取付凹部26が設けられ、該取付凹部26にドアグリップ20のベース30を取り付けているが、アームレスト17以外のドアトリム16の部分に取付凹部26を設けてもよい。
また、ドアグリップ20の形状は上記実施形態に限られず、種々の形態への変更が可能である。
さらに、上記実施形態では、櫓部70を、ベース30のベース本体部36の前端部の近傍に設けたが、ベース本体部36の後端部の近傍にも設けてよい。
また、図2に示すように、係止爪部44の係止爪44dは、差込片44aの内面(係止爪部45,46に向く面)に設けられているが、差込片44aの外面に設けてもよい。
また、上記実施形態では、アームレスト17の取付凹部26の底部26bと、ベース30のベース本体部36との固定は、櫓部70に設けられた取付部72を、底部26bに穿設された固定穴67に挿入して、スクリューねじ90で締め付けることによって行われているが、スクリューねじ90に限らず、例えば溶着等によって固定するようにしてもよい。
本発明のドアグリップの取付構造は、ドアトリムに限らず、ドアを構成するパネルに取り付けるドアグリップにも適用可能である。
自動車5の車室10側から見たドア15の正面図である。 アームレスト17に取り付けられたドアグリップ20の分解斜視図である。 図2に示すA−A線矢視方向断面図である。 図2に示すB−B線矢視方向断面図である。 従来のドアトリム160の取付凹部126にドアグリップ20が取り付けられた状態を示す断面図である。
符号の説明
5 自動車
15 ドア
16 ドアトリム
17 アームレスト
20 ドアグリップ
26 取付凹部
26a 側壁部
26b 底部
30 ベース
40 カバー
41a 当接部
44 係止爪部
44a 差込片
44d 係合爪
54 貫通穴
67 固定穴
70 櫓部
72 取付部

Claims (3)

  1. 自動車のドアのインナパネルを車室内側から覆うトリムに取り付けられるドアグリップの取付構造であって、
    前記ドアグリップは、
    前記トリムに取り付けられるベースと、
    当該ベースに取り付けられるカバーと
    から構成され、
    前記トリムには、
    前記ベースが取り付けられる部位に設けられるとともに、車室外側に向かって凹状に形成され、底部と、当該底部の外縁に沿って設けられた側壁部とから構成された凹部と、
    前記底部の前記外縁近傍に穿設された固定穴と
    が設けられ、
    前記ベースには、
    前記固定穴に対向する位置に設けられ、前記固定穴に挿入されて固定される第1のベース側固定部と、
    当該第1のベース側固定部の反対側に設けられ、前記カバーを固定するための第2のベース側固定部と
    が設けられ、
    前記カバーには、
    前記第2のベース側固定部に対向する位置に設けられ、前記第2のベース側固定部に固定されるカバー側固定部と、
    前記カバーの外縁に設けられ、前記凹部の前記側壁部に当接する当接部と
    が設けられたことを特徴とするドアグリップの取付構造。
  2. 前記ベースには、前記第1のベース側固定部を前記固定穴側に支持する櫓状の支持部が設けられ、
    当該支持部の前記第1のベース側固定部とは反対側の部位に、前記第2のベース側固定部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のドアグリップの取付構造。
  3. 前記第2のベース側固定部は、前記支持部の内側に貫通するとともに、前記カバー側固定部に対向する貫通穴であって、
    前記カバー側固定部は、
    前記貫通穴を介して前記支持部の内側に差し込まれる差込片と、
    当該差込片に設けられ、前記貫通穴の内縁に係止する係止爪と
    で構成されていることを特徴とする請求項2に記載のドアグリップの取付構造。
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