JP5152864B2 - スライドドアのスピーカー配設構造 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1においては、ドアトリムに形成された開口部に、車室内側から取り付けられるツイーターを備えた車両用ツイーター装置が開示されている。この車両用ツイーター装置においては、部品点数の削減、組立て性の向上、盗難防止等を目的として、ツイーターを収容するマウントスペーサをドアトリムの開口部に装着したとき、ドアトリムの車室外側の面に係止されるレバーアームとを一体形成したレバーアーム・スプリングを、マウントスペーサの底部に形成された爪部に係止させることが開示されている。
しかしながら、この係止爪は、ベースブラケットの取付性を向上させるためには、弾性変形し易い方がよい一方、弾性変形し易くすると、特にスライドドアを強く閉じる際に係止状態が外れてしまうおそれがある。そのため、取付性及び離脱防止性の両方を効果的に向上させるためには更なる工夫が必要とされる。
該スピーカーは、スピーカー本体と、該スピーカー本体を上記スライドドアガーニッシュに取り付けるためのベースブラケットとを一体化してなり、
該ベースブラケットは、その車両前方側及び車両後方側において、前後方向の外側へ突出する上下一対のブラケット突起部を有しており、
上記スライドドアガーニッシュは、該スライドドアガーニッシュに上記ベースブラケットを取り付けるための係止爪を有しており、該係止爪は、上記車両前方側及び車両後方側における上記上下一対のブラケット突起部同士の間に配置してあり、
上記係止爪の少なくとも一方に対する上下位置には、上記一対のブラケット突起部に当接して、上記ベースブラケットが上記前後方向の外側へ位置ずれすることを防止するための当接受け部が設けてあり、
上記車両前方側及び車両後方側のうち上記当接受け部を設けた側の上記係止爪は、上記スライドドアガーニッシュに対して上記ベースブラケットを取り付ける際に上記前後方向の外側に弾性変形可能な弾性変形係止爪であることを特徴とするスライドドアのスピーカー配設構造にある(請求項1)。
そして、スピーカーのベースブラケットをスライドドアガーニッシュに取り付ける際には、弾性変形係止爪が前後方向の外側に弾性変形する。これにより、スライドドアガーニッシュに対してスピーカーのベースブラケットを取り付ける際の取付荷重を軽減することができる。
本発明において、上記弾性変形係止爪は、上記車両前方側の係止爪とし、上記車両後方側の係止爪は、弾性変形不能な固定係止爪とすることが好ましい(請求項2)。
この場合には、スピーカーのベースブラケットをスライドドアガーニッシュに取り付ける際には、車両幅方向でベースブラケットを斜めにして、車両後方側の一対のブラケット突起部同士の間に固定係止爪を挿入し、次いで、ベースブラケットによって車両前方側の弾性変形係止爪を前後方向の外側(車両前方側)に弾性変形させながら、車両前方側の一対のブラケット突起部同士の間に弾性変形係止爪を配置することができる。これにより、スライドドアガーニッシュに対してスピーカーのベースブラケットを取り付ける際の取付荷重を軽減すると共に、極めて簡単にこの取付作業を行うことができる。
本例のスライドドア2のスピーカー配設構造1は、図1〜図3に示すごとく、自動車のスライドドア2の室内側W1に設けたスライドドアガーニッシュ3にスピーカー4(約5kHz以上の高音域の音を再生するツイーター)を配設してなる。スピーカー4は、スピーカー本体41と、スピーカー本体41をスライドドアガーニッシュ3に取り付けるための金属製のベースブラケット42とを一体化してなる。ベースブラケット42は、その車両前方側Fr及び車両後方側Rrにおいて、前後方向Fの外側へ突出する上下一対のブラケット突起部421を有している。以下、車両前方側Fr、車両後方側Rrのことを、単に前方側Fr、後方側Rrという。
図4に示すごとく、前方側Frの係止爪31は、スライドドアガーニッシュ3に対してベースブラケット42を取り付ける際に、前後方向Fの外側としての前方側Frに弾性変形可能な弾性変形係止爪31Aとして形成してある。また、図5に示すごとく、後方側Rrの係止爪31は、補強リブ313を備えて弾性変形不能な固定係止爪31Bとして形成してある。
図6に示すごとく、本例の自動車のスライドドア2は、後部座席への乗降を行うためのドアであり、開くときには、後方室外側W2に向けて斜めに振り出した後、後方側Rrにスライドするよう構成されている。スピーカー4は、スライドドア2の車両前方側端部の付近であって、スライドドア2のウィンドウガラス21に対する前方下方位置に配設してある。
図1に示すごとく、スライドドアガーニッシュ3の裏面側(室外側W2)においては、スピーカー4のベースブラケット42の配設位置に対応して、ガーニッシュブラケット30が固定してある。ガーニッシュブラケット30は、複数の取付穴301内にスライドドアガーニッシュ3に形成したボス部を熱かしめして、スライドドアガーニッシュ3に固定することができる。また、スライドドアガーニッシュ3において、スピーカー4の配設位置に対する室内側W1には、網目状のスピーカーグリル35が配設してある(図2、図3参照)。
図5に示すごとく、後方側Rrの固定係止爪31Bは、ガーニッシュブラケット30の室外側W2に立設する立設部311と、立設部311の先端の前方側Frにおいて前方側Frへ突出する係止突起312と、立設部311に対して設けた補強リブ313とを有している。補強リブ313は、立設部311に対する後方側Rrに複数(本例では2つ)立設して形成してあり、後方側Rrの固定係止爪31Bは、ほとんど弾性変形しないように形成してある。
図1に示すごとく、本例のガーニッシュブラケット30においては、ベースブラケット42の下側部分を係止する位置にも弾性変形可能な下側係止爪31Cが形成してある。この下側係止爪31Cも、立設部311の先端上側位置に係止突起312を形成してなる。また、ガーニッシュブラケット30における前後の斜め下部と、前方側Fr及び後方側Rrにおける一対のブラケット突起部421の上側位置とには、ベースブラケット42の外縁端面を支える支持壁34が形成してある。
2 スライドドア
3 スライドドアガーニッシュ
30 ガーニッシュブラケット
31A 弾性変形係止爪
31B 固定係止爪
32 当接受け部
4 スピーカー
41 スピーカー本体
42 ベースブラケット
421 ブラケット突起部
F 前後方向
Fr 車両前方側
Rr 車両後方側
W1 室内側
W2 室外側
Claims (2)
- 自動車のスライドドアの室内側に設けたスライドドアガーニッシュに、スピーカーを配設した構造において、
該スピーカーは、スピーカー本体と、該スピーカー本体を上記スライドドアガーニッシュに取り付けるためのベースブラケットとを一体化してなり、
該ベースブラケットは、その車両前方側及び車両後方側において、前後方向の外側へ突出する上下一対のブラケット突起部を有しており、
上記スライドドアガーニッシュは、該スライドドアガーニッシュに上記ベースブラケットを取り付けるための係止爪を有しており、該係止爪は、上記車両前方側及び車両後方側における上記上下一対のブラケット突起部同士の間に配置してあり、
上記係止爪の少なくとも一方に対する上下位置には、上記一対のブラケット突起部に当接して、上記ベースブラケットが上記前後方向の外側へ位置ずれすることを防止するための当接受け部が設けてあり、
上記車両前方側及び車両後方側のうち上記当接受け部を設けた側の上記係止爪は、上記スライドドアガーニッシュに対して上記ベースブラケットを取り付ける際に上記前後方向の外側に弾性変形可能な弾性変形係止爪であることを特徴とするスライドドアのスピーカー配設構造。 - 請求項1において、上記弾性変形係止爪は、上記車両前方側の係止爪であり、上記車両後方側の係止爪は、弾性変形不能な固定係止爪であることを特徴とするスライドドアのスピーカー配設構造。
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