JP4539324B2 - ピラーガーニッシュ - Google Patents

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Description

本発明は、車両のピラー部における車内側を覆うとともに、折り畳まれたエアバッグを突出可能に覆うピラーガーニッシュに関する。
従来、頭部保護エアバッグ装置では、車内側の窓等の開口の周縁におけるフロントピラー部とルーフサイドレール部とにわたって、エアバッグが折り畳まれて収納され、エアバッグ内への膨張用ガスの流入時、折り畳まれたエアバッグを覆っているフロントピラーガーニッシュ・ルーフサイドレール部のルーフヘッドライニング等を開かせて、エアバッグが展開膨張されていた(例えば、特許文献1参照)。
そして、上記頭部保護エアバッグ装置に使用されるピラーガーニッシュでは、合成樹脂製のガーニッシュ本体と、ガーニッシュ本体に組み付けられて、ガーニッシュ本体をボディ側に取り付けるクリップと、を備えて構成されていた(例えば、特許文献2参照)。
ガーニッシュ本体は、膨張時のエアバッグを突出可能に、エアバッグに押されてエアバッグの突出方向側(窓等の開口側)の縁を開かせるように、ボディ側に、クリップを利用して、取り付けられていた。
そして、このクリップは、突出時のエアバッグに押されたガーニッシュ本体を、開き移動させた移動位置と、ガーニッシュ本体の開き移動前の初期位置と、の二箇所の位置で、ガーニッシュ本体を保持可能としていた。そのため、クリップは、ボディ側に取り付けられた状態で、ガーニッシュ本体の組付座に設けられた組付孔に対して、ガーニッシュ本体の初期位置で係止される初期係止部と、ガーニッシュ本体の移動位置で抜け不能に係止されるアンカー部と、を備えて構成されていた。
このアンカー部は、クリップ本体から延びる軸部と、軸部先端に配置されて、ガーニッシュ本体の開き時の回転中心軸と略直交して、移動位置での係止状態で、回転中心軸側と回転中心軸から離れる側とに延びる二つの第1・2係止突起と、を備えて構成されていた。ガーニッシュ本体の開き時の回転中心側から離れる第2係止突起は、回転中心軸側の第1係止突起より、軸部からの突出量を長くして形成されていた。
このクリップでは、使用時、エアバッグに押されてガーニッシュ本体が開く際、軸部を第2係止突起側に曲げて、第2係止突起を組付孔周縁に接近させていることから、初期位置から移動位置へ移動する際に、先に、長さの長い第2係止突起が組付孔の周縁に当接されて、アンカー部の組付孔からの抜けが防止され、安定して、ガーニッシュ本体を、ボディ側に保持させることができた。
特開2002−308034号公報 特開2004−167992号公報
しかし、従来のクリップでは、安定して、移動位置のガーニッシュ本体をボディ側に保持させておくように、確認しつつ、クリップのアンカー部における軸部を、第2係止突起側に、曲げて、クリップをガーニッシュ本体の組付座に組み付ける必要があり、クリップのガーニッシュ本体への組付作業に手間がかかっていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、クリップのガーニッシュ本体への組付作業を簡便に行えるピラーガーニッシュを提供することを目的とする。
本発明に係るピラーガーニッシュは、車両のピラー部の車内側に配置されて、折り畳まれて収納されたエアバッグを覆い、膨張時のエアバッグを突出可能に、エアバッグに押されてエアバッグの突出方向側の縁を開かせるガーニッシュ本体と、
ガーニッシュ本体に組み付けられて、ガーニッシュ本体をピラー部のボディ側に取り付けるクリップと、
を備えて構成されるとともに、
クリップが、
突出時のエアバッグに押されたガーニッシュ本体を、開き移動させた移動位置と、ガーニッシュ本体の開き移動前の初期位置と、の二箇所の位置で、ガーニッシュ本体を保持可能に、
ボディ側に取り付けられた状態で、ガーニッシュ本体の組付座に設けられた組付孔に対して、ガーニッシュ本体の初期位置で係止される初期係止部と、ガーニッシュ本体の移動位置で抜け不能に係止されるアンカー部と、を備えて構成され、
アンカー部が、クリップ本体から延びる軸部と、軸部先端に配置されて、ガーニッシュ本体の開き時の回転中心軸と略直交して、移動位置での係止状態で、回転中心軸側と回転中心軸から離れる側とに延びる二つの第1・2係止突起と、を備えて構成され、
ガーニッシュ本体の開き時の回転中心軸側から離れる第2係止突起が、回転中心軸側の第1係止突起より、軸部からの突出量を長くして形成されているピラーガーニッシュであって、
クリップのアンカー部を、組付孔を経て、ガーニッシュ本体の組付座内に配置させる際に、軸部からの突出量を長くしている第2係止突起側に、軸部を屈曲させるように、組付座内に、アンカー部に当接させて案内する案内面が配設されていることを特徴とする。
本発明に係るピラーガーニッシュでは、組付孔を経て、アンカー部を組付座内に挿入させ、初期係止部を組付孔の周縁に係止させて、ガーニッシュをピラー部のボディ側に対して初期位置で係止可能とする位置に、クリップをガーニッシュ本体に対して配置させる際、自動的に、アンカー部が、案内面に案内されて、アンカー部の軸部が、第2係止突起側に、屈曲される。
したがって、本発明に係るピラーガーニッシュでは、クリップのガーニッシュ本体への組付作業を簡便に行うことができる。
このような案内面は、組付座内に配置させたリブの表面側に、形成したり、あるいは、組付座の内周面によって、形成することができる。
そして、組付座が、略上下方向の一方側に開口を備えた箱形状として、形成されている場合には、このような案内面は、組付座における組付孔側から見て、組付孔の全面の領域に設けなくとも、組付孔の上下方向における組付座の開口側となる略半分の領域を開けるように、配設させるだけでよく、組付孔の略半分の領域を開けるように形成すれば、案内面を形成する材料の使用量を、極力少なくすることができる。
なお、合成樹脂製のピラーガーニッシュでは、略上下方向に長尺状であって、組付座内のリブや組付座の内周面自体で、案内面を形成する場合には、ピラーガーニッシュの長手方向である略上下方向に沿って移動するスライドコアを使用して、成形することとなり、組付孔の上下方向における組付座の開口側となる略半分の領域を開けるように、案内面付近を成形する場合には、組付孔の上下方向における組付座の開口側と反対側を開ける場合に比べて、組付座の開口側から出し入れできる一つのスライドコアだけの使用により、案内面とともに、組付座を、容易に成形することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1〜4に示す実施形態のピラーガーニッシュ20は、車両の略上下方向に沿って配置されたフロントピラー部FPの車内側Iに配置されるフロントピラーガーニッシュ20である。そして、このフロントピラーガーニッシュ20は、図1に示すように、車両のリヤピラー部RP・ルーフサイドレール部RR・フロントピラー部FPにかけて折り畳まれたエアバッグ12を配置させて構成される頭部保護エアバッグ装置Mに使用されて、折り畳まれたエアバッグ12を覆うエアバッグカバー18の一部を、構成している。
なお、本明細書では、ピラーガーニッシュ20等の上下・左右・前後の方向は、車両への搭載状態を基準とするとともに、車両の上下・左右・前後の方向と一致するものである。
頭部保護エアバッグ装置Mは、エアバッグ12と、エアバッグ12に膨張用ガスを供給するインフレーター15と、折り畳まれたエアバッグ12の車内側Iを覆うエアバッグカバー18と、を備えて構成されている。インフレーター15は、リヤピラーガーニッシュ10に覆われて、リヤピラー部RPのボディ1に固定されている。エアバッグカバー18は、実施形態の場合、フロントピラーガーニッシュ20と、ルーフヘッドライニング9の下縁9aと、から構成されている。
エアバッグ12は、車内側Iの開口Wの上縁側に配置されて板金製の取付ブラケット13を固着させる取付部(図符号省略)を複数備えて、インフレーター15に接続されている。そして、エアバッグ12は、取付部ごと取付ブラケット13をボルト止めされることにより、車両のボディ1側に取付固定されている。なお、このエアバッグ12の前部側には、展開膨張時に、エアバッグ12の下縁に張力を発揮させて、エアバッグ12の車外側Oへの移動を防止するためのベルト部12aが設けられ、ベルト部12aの前端は、取付ブラケット13が固着されて、フロントピラー部FPの下部のボディ1側に取付固定されている。
インフレーター15は、シリンダタイプとして、エアバッグ12の後端側を外装させた状態で、さらに、板金製の取付ブラケット16が外装され、取付ブラケット16がボルト止めされることにより、リヤピラー部RPのボディ1側に取付固定されている。
なお、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mの車両への搭載について説明すると、まず、エアバッグ12を折り畳んで、エアバッグ12の各取付部に取付ブラケット13を取り付けるとともに、エアバッグ12の後端にインフレーター15を挿入して取付ブラケット16を取り付け、さらに、折り崩れを防止するために、破断可能なテープ材14により、折り畳んだエアバッグ12を所定箇所でくるんで、エアバッグ組付体を形成しておく。ついで、各取付ブラケット13・16をボディ1側に取り付けて、エアバッグ組付体をボディ1に取付固定する。さらに、ボディ1に、リヤピラーガーニッシュ10・フロントピラーガーニッシュ20・ルーフヘッドライニング9を取り付ければ、頭部保護エアバッグ装置Mを車両に搭載することができる。
そして、実施形態のフロントピラーガーニッシュ20は、図1〜4に示すように、ボディ1側のフロントピラー本体3の車内側Iに取付固定されている。フロントピラー本体3は、それぞれ鋼板製のリンフォースパネル4・アウタパネル5・インナパネル6から構成されている。インナパネル6には、ピラーガーニッシュ20を取付固定するために開口された係止孔7と取付孔8とが、形成されている。係止孔7は、ピラー部FPの上下方向の中央付近に形成されて、ピラーガーニッシュ20をインナパネル6に係止させるための係止用のクリップ35が挿入され、取付孔8は、ピラー部FPの上端付近に形成されて、ピラーガーニッシュ20をインナパネル6に取り付けるための取付用のクリップ37が挿入されることとなる。
ピラーガーニッシュ20は、フロントピラー部FPの車内側Iの全域を覆うように構成されるガーニッシュ本体21と、インナパネル6に取り付けるために使用するクリップ35・39と、を備えて構成されている。
ガーニッシュ本体21は、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から射出成形により形成された樹脂部21aと、樹脂部21aの車内側Iに貼着されているファブリック等の表皮21bと、を備えた二層構造としており、そして、フロントピラー部FPの車内側Iを覆う断面U字形状の長尺状の一般部22と、一般部22の車外側Oの面(裏面)22bに配設されて、クリップ35・39を組み付ける組付座27・28と、を備えて構成されている。
一般部22は、膨張時のエアバッグ12を突出可能に、エアバッグ12に押されてエアバッグ12の突出方向側となる後縁側を開かせるように、前縁側を、車内側Iへの移動量を抑えた回動中心軸Cとして、ボディ1側から車内側Iに開き移動するとともに、後縁側の扉部25も開くように、構成されている。扉部25の前縁側には、扉部25が開き易いように、薄肉として構成したヒンジ部24が、形成されている。
なお、ピラーガーニッシュ20は、折り畳まれたエアバッグ12を覆ってピラー部FPのボディ1側のインナパネル6に取り付けられた際、図2・3に示す開き前の状態を初期位置P0とし、そして、エアバッグ12に押されて開きを完了させた図2・3の二点鎖線や図7の実線に示す状態を移動位置P1として、配設されている。
さらに、一般部22の下端には、ボディ1側のサイドパネル2と図示しないインストルメントパネルとの間に差し込んで、一般部22の下端側の車外側Oや車内側Iへの移動を防止する差込片23が形成されている。
組付座27・28は、ガーニッシュ本体21の一般部22における裏面22b側に配置されて、一般部22と一体的に形成されている。
そして、組付座27は、図3・4に示すように、一般部22から離れた車外側Oに配置される天井壁27aと、天井壁27aと一般部22とを連結する周壁27cと、を備えて構成され、天井壁27aには、クリップ35を組み付ける組付孔27bが、形成されている。さらに、周壁27cの内周側には、補強用の複数のリブ27dが配設されている。なお、周壁27cと組付孔27bとは、ガーニッシュ本体21の下端側に向けて開口する部位を備えて構成されており、クリップ35の首部35bが、組付孔27bの開口部位から挿入されて、クリップ35が、組付孔27bの周縁における天井壁27aを鍔部35a・35cとで挟持するようにして、組付座27に組み付けられている。
組付座28は、図2・4・5に示すように、一般部22から離れた車外側Oに配置される天井壁29と、天井壁29と一般部22とを連結する周壁31と、を備えて構成されている。
天井壁29は、略正方形の板状として、クリップ37を組み付ける組付孔30が、形成されている。組付孔30は、略上下方向に延びた長方形状に開口して、天井壁29を貫通して形成されている。組付孔30の周縁における前後方向(組付孔30の長方形の開口における長辺側相互を結ぶ方向)の前縁29a側は、後縁29b側に比べて、組付孔30側に向けて、テーパ状に薄肉となるように、形成されている。さらに、天井壁29の車外側Oの面には、クリップ37のずれ防止の規制突起29cが形成されている。
周壁31は、ガーニッシュ本体21の上端側に向けて開口するように、横断面形状を略コ字形として、前壁31a、後壁31b、及び、下壁31d、から形成されている。後壁31bは、天井壁29側から内側を広げるように傾斜し、略中央付近の屈曲部31cから、天井壁29と略直交して一般部22に連結されている。
そして、周壁31内には、前壁31aの内周側における車内外方向の略中央付近から、前壁31aから離れて一般部22に向かうように、傾斜したリブ32が、配設されている。このリブ32は、後面側を、クリップ37の組付時にアンカー部41の軸部42を第2係止突起44側に屈曲させるための案内面33としている。また、このリブ32は、組付座28における組付孔30側から見て、組付孔30の上下方向における組付座28の開口28a側、すなわち、上方側となる略半分の領域を開けるように、配設されている。
係止用クリップ35は、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成され、図3・4に示すように、中央の略円板状の中央鍔部35aから、車内側Iに向かって、円柱状の首部35bと、円板状の係止鍔部35cと、を配設させ、車外側Oに向かって、略円板状の薄肉のスカート部35dと、係止脚部35eと、を配設させている。首部35bは、既述したように、組付座27の天井壁27aにおける組付孔27bに挿入されて、組付孔27bの周縁における天井壁27aを中央鍔部35aと係止鍔部35cとで挟持するようにして、クリップ35が、組付座27に組み付けられている。クリップ35が組付座27に組み付けられた状態での車両搭載状態でのガーニッシュ20の初期位置P0では、係止脚部35eは、ボディ1側のインナパネル6の係止孔7に挿入されて、係止孔7の車外側O周縁を係止し、クリップ35がインナパネル6に係止されている状態としている。そしてこの時、スカート部35dは、係止孔7の車内側I周縁に撓んで当接し、クリップ35のガタツキを防止している。なお、クリップ35の係止脚部35eは、展開膨張時のエアバッグ12に押されて、ガーニッシュ20が移動位置P1に移動する際には、係止孔7から抜ける程度の係止力としている。
取付用クリップ37は、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成され、図2・4・6に示すように、略長方形板状の中央鍔部38と、中央鍔部38から車内側Iに突出する首部39と、首部39の先端付近で前後方向両側に膨らむ初期係止部40と、初期係止部40から車内側Iに延びるアンカー部41と、を備え、さらに、中央鍔部38から、略円板状のスカート部46を介在させて、車外側Oに突出する取付脚部47と、を備えて構成されている。なお、このクリップ37は、アンカー部41と、アンカー部41以外のクリップ本体37aと、の2種類の構成部位として、説明することもできる。
取付脚部47は、四角柱状の支柱部48と、支柱部48の前後両側から、支柱部48の先端側から中央鍔部38側に掛けて、テーパ状に広がる係止爪49・49と、を備えて構成されている。この取付脚部47は、ボディ1側のインナパネル6の取付孔8に挿入されて、取付孔8の車外側O周縁を係止爪49・49が係止することにより、クリップ37をインナパネル6に取り付けることとなる。なお、スカート部46は、この取付時、取付孔8の車内側I周縁に撓んで当接し、クリップ37のガタツキを防止している。また、組付座28への組付状態でのクリップ37の取付脚部47は、インナパネル6の取付孔8周縁に係止されて取り付けられれば、ピラーガーニッシュ20が、初期位置P0のみならず、移動位置P1に移動しても、インナパネル6への取付状態を維持するような係止力としている。
初期係止部40は、取付脚部47を利用して、ピラーガーニッシュ20をインナパネル6に取り付けた際、ピラーガーニッシュ20をその初期位置P0を維持するように、組付座28の天井壁29における組付孔30の車外側O周縁に係止されるものである。なお、この係止時には、首部39が、組付孔30を貫通し、中央鍔部38が、組付孔30の車内側I周縁に当接している。初期係止部40の組付孔30周縁への係止力は、膨張するエアバッグ12にガーニッシュ20が車内側に押された際に、組付孔30から抜けるように、設定されている。
アンカー部41は、クリップ本体37a側の初期係止部40から車内側Iに延びる四角柱状の軸部42と、軸部42の先端に配置されて、ガーニッシュ本体21の開き時の回転中心軸Cと略直交して、移動位置P1での係止状態で、回転中心軸C側と回転中心軸Cから離れる側とに延びる二つの第1・2係止突起43・44と、を備えて構成されている。そして、ガーニッシュ本体21の開き時の回転中心軸C側から離れる第2係止突起44は、回転中心軸C側の第1係止突起43より、軸部42からの突出量を長くして形成されている。なお、第1・2係止突起43・44の軸部42の先端方向から軸部42に沿って見た投影形状は、組付座28の組付孔30の開口形状より若干小さな長方形状としている。
この取付用クリップ37を、ピラーガーニッシュ本体21の組付座28に組み付ける際には、まず、図6のA・Bに示すように、アンカー部41の先端側から組付孔30に挿入し、そして、第1・2係止突起43・44が組付孔30を貫通したならば、クリップ37を軸部42の周方向に略90°回転させ、その状態で、図6のB・C・Dに示すように、アンカー部41を、さらに組付座28内に挿入させるように、押し込む。すると、第1係止突起43が、案内面33に当接して、軸部42を第2係止突起44側に屈曲させるように、案内され、そして、初期係止部40が、組付孔30を貫通して、組付孔30の車外側O周縁に係止されることとなり、取付用クリップ37が、組付座28に組み付けられることとなる。
そして、係止用クリップ35を組付座27に組み付けておけば、既述したように、エアバッグ組付体を車両に搭載したのち、差込片23をサイドパネル2と図示しないインストルメントパネルとの間に差し込みつつ、係止用クリップ35の係止脚部35eを、インナパネル6の係止孔7に挿入係止させ、また、取付用クリップ37の取付脚部47を、インナパネル6の取付孔8に挿入係止させれば、折り畳まれたエアバッグ12を覆った状態で、ピラーガーニッシュ20を、ピラー部FPに取り付けることができる。
そして、エアバッグ組付体やガーニッシュ20等をボディ1側に取り付けて、頭部保護エアバッグ装置Mを車両に搭載した後、インフレーター15が作動して、エアバッグ12が展開膨張すれば、フロントピラー部FPでは、図1〜3の二点鎖線で示すように、エアバッグ12に押されて、フロントピラーガーニッシュ20が、扉部25を開かせつつ、前縁側の回動中心軸Cを中心として、図2・3の実線に示す初期位置P0から、図2・3の二点鎖線や図7に示す移動位置P1まで、後縁側が開き移動し、開口Wを覆うように、エアバッグ12を突出させることとなる。
このガーニッシュ20の初期位置P0から移動位置P1まで移動する際、取付用クリップ37の部位では、初期位置P0の状態で、アンカー部41の軸部42を第2係止突起44側に曲げて、第2係止突起44を組付孔30周縁に接近させていることから、初期位置P0から移動位置P1へ移動する際に、先に、長さの長い第2係止突起44が組付孔30の周縁に当接されて、アンカー部41の組付孔30からの抜けが防止され、安定して、ガーニッシュ本体21を、ボディ1側に保持させることができる。
そして、実施形態のピラーガーニッシュ20では、図6に示すように、組付孔30を経て、アンカー部41を組付座28内に挿入させ、初期係止部40を組付孔30の車内側I周縁に係止させて、ガーニッシュ20をピラー部FPのボディ1側に対して初期位置P0で係止可能とする位置に、クリップ37をガーニッシュ本体21に対して配置させる際、自動的に、アンカー部41が、案内面33に案内されて、アンカー部41の軸部42が、第2係止突起44側に、屈曲される。
したがって、実施形態のピラーガーニッシュ20では、取付用クリップ37のガーニッシュ本体21への組付作業を簡便に行うことができる。
そして、実施形態の場合、案内面33が、組付孔30の上下方向における組付座28の開口28a側となる略半分の領域を開けるように配設されたリブ32の後面から、形成されている。すなわち、案内面33を形成するリブ32を、組付座28における組付孔30側から見て、組付孔30の全面の領域に設けなくとも、組付孔30の上下方向における組付座28の開口28a側となる略半分の領域を開けるように、配設させるだけでよく、案内面33を形成するリブ32の材料の使用量を、極力少なくすることができる。
なお、合成樹脂製のピラーガーニッシュ20では、略上下方向に長尺状であって、組付座28内のリブ33や組付座の内周面自体で、案内面33を形成する場合には、ピラーガーニッシュ20の長手方向である略上下方向に沿って移動するスライドコアを使用して、成形することとなり、組付孔30の上下方向における組付座28の開口28a側となる略半分の領域を開けるように、案内面33付近を成形する場合には、組付孔30の上下方向における組付座28の開口28a側と反対側を開ける場合に比べて、組付座28の開口28a側から出し入れできる一つのスライドコアだけの使用により、案内面33とともに、組付座28を、容易に成形することができる。
そして、このような案内面33は、実施形態のように、組付座28内に配置させたリブ32、あるいは、図8に示すように屈曲したリブ32Aの表面側に、形成したり、あるいは、図9・10に示すように、組付座28Aの前壁31a自体の内周面によって、形成することができる。なお、組付座28Aの前壁31aには、補強用のリブ31e・31eが形成されている。
なお、実施形態では、フロントピラーガーニッシュ20について説明したが、本発明は、リヤピラーガーニッシュ等に応用してもよい。
本発明の一実施形態のピラーガーニッシュの車両搭載状態を示す車内側から見た正面図である。 図1のII−II部位の断面図であり、ピラーガーニッシュの初期位置の状態を示す。 図1のIII−III部位の断面図であり、ピラーガーニッシュの初期位置の状態を示す。 実施形態のピラーガーニッシュの車外側から見た斜視図である。 実施形態のピラーガーニッシュにおける組付座を車外側から見た状態を示す背面図である。 実施形態のピラーガーニッシュの組付座に、クリップを組み付ける作業を順に示す図である。 実施形態のピラーガーニッシュが移動位置に配置された状態を示す図である。 実施形態の組付座の変形例を示す図である。 実施形態の組付座の他の変形例を示す図である。 図9に示す組付座を車外側から見た状態を示す背面図である。
符号の説明
1…ボディ、
6…インナパネル、
8…取付孔、
12…エアバッグ、
20…(フロントピラー)ガーニッシュ、
21…ガーニッシュ本体、
28・28A…組付座、
30…組付孔、
32・32A…リブ、
33…案内面、
37…(取付用)クリップ、
37a…クリップ本体、
40…初期係止部
41…アンカー部、
42…軸部、
43…第1係止突起、
44…第2係止突起。

Claims (4)

  1. 車両のピラー部の車内側に配置されて、折り畳まれて収納されたエアバッグを覆い、膨張時の前記エアバッグを突出可能に、前記エアバッグに押されて前記エアバッグの突出方向側の縁を開かせるガーニッシュ本体と、
    該ガーニッシュ本体に組み付けられて、前記ガーニッシュ本体を前記ピラー部のボディ側に取り付けるクリップと、
    を備えて構成されるとともに、
    前記クリップが、
    突出時の前記エアバッグに押された前記ガーニッシュ本体を、開き移動させた移動位置と、前記ガーニッシュ本体の開き移動前の初期位置と、の二箇所の位置で、前記ガーニッシュ本体を保持可能に、
    前記ボディ側に取り付けられた状態で、前記ガーニッシュ本体の組付座に設けられた組付孔に対して、前記ガーニッシュ本体の初期位置で係止される初期係止部と、前記ガーニッシュ本体の移動位置で抜け不能に係止されるアンカー部と、を備えて構成され、
    前記アンカー部が、クリップ本体から延びる軸部と、該軸部先端に配置されて、前記ガーニッシュ本体の開き時の回転中心軸と略直交して、前記移動位置での係止状態で、前記回転中心軸側と前記回転中心軸から離れる側とに延びる二つの第1・2係止突起と、を備えて構成され、
    前記ガーニッシュ本体の開き時の前記回転中心軸側から離れる第2係止突起が、前記回転中心軸側の第1係止突起より、前記軸部からの突出量を長くして形成されているピラーガーニッシュであって、
    前記クリップのアンカー部を、前記組付孔を経て、前記ガーニッシュ本体の組付座内に配置させる際に、前記軸部からの突出量を長くしている第2係止突起側に、前記軸部を屈曲させるように、前記組付座内に、前記アンカー部に当接させて案内する案内面が配設されていることを特徴とするピラーガーニッシュ。
  2. 前記案内面が、前記組付座内に配置されたリブの表面側に、形成されていることを特徴とする請求項1に記載のピラーガーニッシュ。
  3. 前記案内面が、前記組付座の内周面によって、形成されていることを特徴とする請求項1に記載のピラーガーニッシュ。
  4. 前記組付座が、略上下方向の一方側に開口を備えた箱形状として、形成され、前記案内面が、前記組付座における前記組付孔側から見て、前記組付孔の上下方向における前記組付座の開口側の略半分の領域を開けるように、配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のピラーガーニッシュ。
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