JP6468530B2 - 自動車用カーテンエアバッグの展開構造 - Google Patents

自動車用カーテンエアバッグの展開構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6468530B2
JP6468530B2 JP2014262991A JP2014262991A JP6468530B2 JP 6468530 B2 JP6468530 B2 JP 6468530B2 JP 2014262991 A JP2014262991 A JP 2014262991A JP 2014262991 A JP2014262991 A JP 2014262991A JP 6468530 B2 JP6468530 B2 JP 6468530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
pillar garnish
rib
stopper portion
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014262991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016120873A (ja
Inventor
宗也 平松
宗也 平松
喬 福山
喬 福山
敬義 中川
敬義 中川
嘉文 直野
嘉文 直野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2014262991A priority Critical patent/JP6468530B2/ja
Publication of JP2016120873A publication Critical patent/JP2016120873A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6468530B2 publication Critical patent/JP6468530B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両側突時に乗員の頭部を保護するカーテンエアバッグを車室内側に展開させるための展開構造に関する。
自動車用カーテンエアバッグの展開構造として、従来例えば特許文献１に開示された構造がある。この従来構造では、ピラーガーニッシュの上端に続くように配置されたルーフトリムとルーフサイドレールとの間にサイドバッグの折り畳み体を配置し、ルーフトリムの、これに形成された溝部より下方部分を可動部とすると共に、前記ピラーガーニッシュの上端開口を蓋で覆うようにしている。
特許３７０２６６３号公報
前記従来構造では、車両側突時にインフレータのガスが前記折り畳み体に供給されると前記可動部が車室内へ開き出すと共に、ピラーガーニッシュの上端開口を蓋で覆っていることから、折り畳み体を確実に車室内側に展開できるとされている。しかし例えば、ポール側突時のように比較的車体上部に側突荷重が作用する場合には、前記ピラーガーニッシュが浮き上がって前記ルーフトリムの可動部の動きを阻害し、その結果前記エアバッグの折り畳み体が車室内側にうまく展開しない場合があるという問題がある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、車両側突時にルーフトリムの可動部の動きが阻害されるのを、ピラーガーニッシュの上方移動量を小さくすることにより防止し、もってエアバックを車室内側に確実に展開させることができる自動車用カーテンエアバッグの展開構造を提供することを課題としている。
本発明は、ピラーガーニッシユの上端に続くように配置されたルーフトリムとボディパネルとの間にカーテンエアバッグの折り畳み体を配置し、前記ボディパネルに取り付けられたガイドブラケットにより前記折り畳み体の展開方向を規制するようにした自動車用カーテンエアバッグの展開構造において、
前記ガイドブラケットに、ストッパ部を車幅方向外方に向けて斜め下方に傾斜面をなすように一体形成し、前記ピラーガーニッシュの上部に設けられ、該ピラーガーニッシュをボディパネルに連結する連結ブラケットに、車両側突時に前記ストッパ部に当接することにより前記ピラーガーニッシュの上方移動及び車幅方向内側移動を規制するストッパ当接部を形成し、前記ストッパ当接部は、前記ピラーガーニッシュに一体形成された底板部にリブ状に立設され、前記ストッパ部に沿う傾斜面をなす傾斜リブと、前記底板部に、前記傾斜リブの下端部から前記ストッパ部の先端面に対向するように突設された突起リブとで構成されており、前記突起リブと前記ストッパ部の先端面との間には隙間が設けられており、車両側突時に傾斜リブが前記ストッパ部に当接してガイドされ、続いて前記突起リブがストッパ部の先端に当接する

ことを特徴としている。
本発明では、折り畳み体の展開方向をガイドするガイドブラケットに、車幅方向外方に向けて斜め下方に傾斜面をなすように一体形成し、連結ブラケットに、前記ストッパ部に沿う傾斜面をなす傾斜リブと、該傾斜リブの下端部から前記ストッパ部の先端面に対向するように立ち上がる突起リブとで構成されたストッパ当接部を形成し、車両側突時に傾斜リブが前記ストッパ部に当接してガイドされ、続いて前記突起リブがストッパ部の先端に当接するようにしたので、前記ピラーガーニッシュの車両側突による上方移動量及び車幅方向内側移動量を抑制でき、ピラーガーニッシュがルーフトリムの動きを阻害するのを防止でき、その結果、カーテンエアバッグを車室内側に確実に展開させることができ、また前記突起リブと前記ストッパ部の先端面との間には隙間が設けられているので、ピラーガーニッシュの組立て性が阻害されることもない。
本発明の実施例１に係るエアバック取付け構造を車室内側から見た模式分解斜視図である。 前記取付け構造のボディパネル側から見た斜視図である。 前記取付け構造の断面側面図（図２のIII-III断面図）である。 前記取付け構造の側突時の作用を説明するための図３相当図である。 前記取付け構造の断面側面図（図２のV-V線断面図）である。 前記取付け構造の主構成要素である連結ブラケットの要部の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図１ないし図６は本発明の実施例１に係る自動車用カーテンエアバッグの展開構造を説明するための図である。
図において、１はボディパネルの車両後端部を構成するＣピラーパネルであり、該Ｃピラーパネル１の上縁から車両前方にルーフサイドパネル２が車両前方に延びており、該ルーフサイドパネル２の上端からルーフパネル（図示せず）が車幅方向内側に延びている。
前記ルーフパネルの車室内側には樹脂製で比較的柔軟性を有する内装部材としてのルーフトリム４が配設されており、また前記Ｃピラーパネル１の車室内側には樹脂製で比較的高硬度の内装部材としてのＣピラーガーニッシュ５が配設されている。前記Ｃピラーガーニッシュ５は複数のクリップ５ａを前記Ｃピラーパネル１に形成された係止孔１ａに係止させることで該Ｃピラーパネル１に固定されている。
また前記Ｃピラーガーニッシュ５の上縁部５ｂは、前記ルーフトリム４の下縁部４ａにラップするように配置されている。そして前記Ｃピラーガーニッシュ５の上縁部５ｂ近傍には連結ブラケット６が一体形成されており、該連結ブラケット６に嵌合装着されたクリップ１０を前記Ｃピラーパネル１に形成された連結孔１ｂに嵌合係止させることにより前記Ｃピラーガーニッシュ５の上部は前記Ｃピラーパネル１に固定され、かつ前記ルーフトリム４の下縁部４ａを押圧固定している。
前記ルーフトリム４の下部には薄肉部４ｂが形成されており、該薄肉部４ｂより下側部分はエアバッグ展開時に室内側に押し広げられる可動部４ｃとなっている。
前記ルーフサイドパネル２に沿って布製のカーテンエアバッグを棒状に折り畳んだ状態のエアバッグ折り畳み体７が配置されている。このエアバック折り畳み体７は、間隔を開けて形成された複数の取付けブラケット８を介して前記ルーフサイドパネル２にボルト締め固定されている。
そして前記エアバッグ折り畳み体７の後端の前記Ｃピラーパネル1対応部付近には、該折り畳み体７が側突時に確実に車室内方向に展開するようにその展開方向をガイドするガイドブラケット９が配設されている。
前記ガイドブラケット９は板金製のもので、前記折り畳み体７の展開方向を車室内側に向かわせるガイド面９ａと、該ガイド面９ａの車幅方向外縁に続いて上方に折り曲げられた取付け面９ｂとを有する。この取付け面９ｂは、ボルト９ｃにより前記Ｃピラーパネル１に締め付け固定されている。なお、９ｅはハーネスクリップ（図示せず）用取付け孔である。
そして前記ガイドブラケット９にはストッパ部９ｄが一体形成されている。このストッパ部９ｄは、前記ガイド面９ａの内縁を下方に折り曲げ、さらに車幅方向外方に向けて斜め下方に傾斜面をなすように延長したものである。
前記連結ブラケット６は、前記Ｃピラーガーニッシュ５に一体形成された底板部６ａと、該底板部６ａの車幅方向外側端部に一体形成されたクリップ保持部６ｂと、前記底板部６ｂの上面にリブ状に形成されたストッパ当接部６ｃとを有する。前記クリップ保持部６ｂに前記クリップ１０が保持されている。
前記ストッパ当接部６ｃは、前記ガイドブラケット９のストッパ部９ｄの先端部直下に位置し、該ストッパ部９ｄに沿う傾斜面をなす傾斜リブ６ｅと、この傾斜リブ６ｅの下端部から起立し、前記ストッパ部９ｄの先端面に対向するように立ち上がる突起リブ６ｄとで構成されている。ここで前記突起リブ６ｄは、前記ストッパ部９ｄの先端より寸法Ｂだけ下方に位置している。
本実施例構造において、Ｃピラーガーニッシュ５をＣピラーパネル１に組み付ける場合、該Ｃピラーガーニッシュ５を図３の矢印Ａ方向に移動させ、前記クリップ１０を前記Ｃピラーパネル１の連結孔１ｂに挿入係止させる。このとき、前記連結ブラケット６のストッパ当接部６ｃの前記突起リブ６ｄと前記ストッパ部９ｄの先端との間には、前述のように高さ方向に寸法Ｂの隙間があるので、前記ストッパ部９ｄが前記連結ブラケット６の組み付け作業時の邪魔になることはない。
そして前記車両後部の側部が電柱等に衝突するような車両側突時において、前記Ｃピラーパネル１からＣピラーガーニッシュ５を上方に移動させる荷重が作用した場合、図４に破線で示すように、Ｃピラーガーニッシュ５の上方移動により前記ストッパ当接部６ｃの傾斜リブ６ｅがストッパ部９ｄに当接し、そのためＣピラーガーニッシュ５は内側斜め上方にガイドされ、続いて突起リブ６ｄがストッパ部９ｄの先端に当接することで該Ｃピラーガーニッシュ５の移動が停止される。なお、図４において斜線が施されているのは、側突前におけるストッパ当接部６ｃの位置を明示するためである。
このようにしてＣピラーガーニッシュ５の上方移動量Ｈ及び車幅方向内側移動量Ｄが抑制され、Ｃピラーガーニッシュ５のルーフトリム４とのラップ量が最小限に保持される。この結果、Ｃピラーガーニッシュ５がルーフトリム４の動きを阻害するのを防止でき、エアバッグ折り畳み体７の展開に支障が生じるのを回避でき、カーテンエアバッグを車室内側に確実に展開させることができる。
２ ルーフサイドパネル（ボディパネル）
４ ルーフトリム
５ ピラーガーニッシュ
６ 連結ブラケット
６ｃ ストッパ当接部
７ カーテンエアバッグの折り畳み体
９ ガイドブラケット
９ｄ ストッパ部

Claims (1)

  1. ピラーガーニッシユの上端に続くように配置されたルーフトリムとボディパネルとの間にカーテンエアバッグの折り畳み体を配置し、前記ボディパネルに取り付けられたガイドブラケットにより前記折り畳み体の展開方向を規制するようにした自動車用カーテンエアバッグの展開構造において、
    前記ガイドブラケットに、ストッパ部を車幅方向外方に向けて斜め下方に傾斜面をなすように一体形成し、
    前記ピラーガーニッシュの上部に設けられ、該ピラーガーニッシュをボディパネルに連結する連結ブラケットに、車両側突時に前記ストッパ部に当接することにより前記ピラーガーニッシュの上方移動及び車幅方向内側移動を規制するストッパ当接部を形成し、
    前記ストッパ当接部は、前記ピラーガーニッシュに一体形成された底板部にリブ状に立設され、前記ストッパ部に沿う傾斜面をなす傾斜リブと、前記底板部に前記傾斜リブの下端部から前記ストッパ部の先端面に対向するように突設された突起リブとで構成されており、
    前記突起リブと前記ストッパ部の先端面との間には隙間が設けられており、
    車両側突時に傾斜リブが前記ストッパ部に当接してガイドされ、続いて前記突起リブがストッパ部の先端に当接する
    ことを特徴とする自動車用カーテンエアバッグの展開構造。
JP2014262991A 2014-12-25 2014-12-25 自動車用カーテンエアバッグの展開構造 Active JP6468530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014262991A JP6468530B2 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 自動車用カーテンエアバッグの展開構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014262991A JP6468530B2 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 自動車用カーテンエアバッグの展開構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016120873A JP2016120873A (ja) 2016-07-07
JP6468530B2 true JP6468530B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=56327973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014262991A Active JP6468530B2 (ja) 2014-12-25 2014-12-25 自動車用カーテンエアバッグの展開構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6468530B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111301309A (zh) * 2020-02-18 2020-06-19 吉利汽车研究院（宁波）有限公司 一种a柱饰板和车身钣金的安装结构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3103762B1 (fr) * 2019-11-28 2022-06-03 Psa Automobiles Sa Déflecteur pour coussin gonflable de sécurité de type rideau

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3481473B2 (ja) * 1998-10-01 2003-12-22 トヨタ自動車株式会社 頭部保護エアバッグ袋体の配設構造
JP3741061B2 (ja) * 2002-02-27 2006-02-01 日産自動車株式会社 自動車の車体上部の衝撃吸収構造
DE102004028513A1 (de) * 2004-06-11 2005-12-29 Volkswagen Ag Sicherheitseinrichtung für ein Fahrzeug, insbesondere für ein Kraftfahrzeug
JP2006096076A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Mazda Motor Corp カーテンエアバッグの配置構造
JP2008296644A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Toyota Motor Corp 頭部保護エアバッグ装置の配設構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111301309A (zh) * 2020-02-18 2020-06-19 吉利汽车研究院（宁波）有限公司 一种a柱饰板和车身钣金的安装结构
CN111301309B (zh) * 2020-02-18 2021-11-16 吉利汽车研究院（宁波）有限公司 一种a柱饰板和车身钣金的安装结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016120873A (ja) 2016-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7677593B2 (en) Side airbag curtain directional deployment bracket
JP2012179923A (ja) カーテンエアバッグ装置
JP5576307B2 (ja) 固定用クリップ
JP2011213194A (ja) 車両の内装構造
JP5765663B2 (ja) 内装材の取り付け構造
JP6468530B2 (ja) 自動車用カーテンエアバッグの展開構造
JP2010149541A (ja) エアバッグ装置
JP2006327340A (ja) 乗員保護装置
JP6542727B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP6417028B2 (ja) カーテンエアバッグ用ストラップの保持部材、カーテンエアバッグ装置、並びに車両用カーテンエアバッグの設置構造
JP4837578B2 (ja) エアバッグ装置の配設構造
JP4796819B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP4770765B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP7196506B2 (ja) 車両の上部内装構造
JP7196505B2 (ja) 車両の上部内装構造
JP5267903B2 (ja) 車両のピラートリム取付構造
JP5947760B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP4407710B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP5321491B2 (ja) カーテンエアバッグの配設構造
JP6567893B2 (ja) 内装部材取付構造
JP2014159277A (ja) カーテンエアバッグ装置
JP5714746B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP7189497B2 (ja) 車両の上部内装構造
JP7189496B2 (ja) 車両の上部内装構造
JP5321484B2 (ja) 車両用カーテンエアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6468530

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250