JP5576307B2 - 固定用クリップ - Google Patents

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Description

この発明は、固定用クリップに関するものである。
従来、車両の側面衝突時やロールオーバー時等の衝撃入力時に、車体側壁と乗員の間にエアバッグ袋体を展開させて乗員を拘束するサイドカーテンエアバッグ装置が知られている。
サイドカーテンエアバッグ装置は、車体ピラーとピラーガーニッシュとの間に収納される。具体的には、車体ピラーを覆うようにピラーガーニッシュが装着されており、車体ピラーとピラーガーニッシュとの間に、エアバッグ袋体が折り畳まれた状態で収容されている。
衝撃入力時には、インフレータから高圧ガスが吹き出してエアバッグ袋体が膨張し、エアバッグ袋体の膨張圧により、ピラーガーニッシュを車室内側に移動させる。そして、車体ピラーとピラーガーニッシュとの間に隙間が形成され、その隙間を通してエアバッグ袋体が車室内に展開する。
このように、エアバッグ袋体は、ピラーガーニッシュを車室内側に移動させて展開するため、ピラーガーニッシュは、エアバッグ袋体の展開を阻害しないように車体ピラーに取り付けられる必要がある。
例えば、特許文献1に記載されたピラーガーニッシュの取付構造では、ピラーガーニッシュは、棒状固定金具を介して車体ピラーに取付けられている。具体的には、棒状固定金具の基端側に形成された頭部をピラーガーニッシュに埋設し、先端側に形成された第1フランジ部、および第2フランジ部を車体ピラーの係止孔に挿入して係止する取付構造となっている。エアバッグ袋体は、車体ピラーとピラーガーニッシュとの間における下方に収納されている。
エアバッグ袋体の展開中には、ピラーガーニッシュは、エアバッグ袋体の膨張圧によって下部が下方に押圧されるとともに車室内方向へ押圧され、車室内方向へ移動する。これにより、車体ピラーとピラーガーニッシュとの間に隙間が形成され、その隙間からエアバッグ袋体が窓の内面に沿って下方に展開する。
また、ピラーガーニッシュに取り付けられた棒状固定金具は、ピラーガーニッシュとともに車室内方向へ引っ張られて移動する。そして、棒状固定金具の第1フランジ部の縁が、係止孔の周縁に引っ掛かることにより、ピラーガーニッシュが車体ピラーから外れて飛散するのを防止している(例えば、特許文献1の図6参照)。
特開2000−344045号公報
ところで、コストダウンや軽量化等の要請から、ピラーガーニッシュの固定部材として、特許文献1に記載の棒状固定金具以外に、例えば樹脂製のクリップを用いたピラーガーニッシュの取付構造が提案されている。
しかしながら、エアバッグ袋体の展開中に、ピラーガーニッシュの下部が下方に押圧されると、ピラーガーニッシュの固定部材にも、固定部材の移動方向とは異なる下方(固定部材の移動方向と交差する方向)に向かって力が作用する。この力により、固定部材にせん断応力が作用する。特に、固定部材が樹脂製の固定用クリップである場合には、このせん断応力により固定用クリップが破損するおそれがある。
図10は、従来の固定用クリップ200の一例の説明図である。
以下に図10を用いて、せん断応力による固定用クリップ200の破損について具体的に説明をする。なお、以下では、車両の上下方向をX方向とし、車両の前後方向をY方向とし、X方向およびY方向に直交する方向をZ方向として説明している。Z方向は、固定用クリップの中心軸Oに沿う方向ある。また、−Z側は車室内側であり、エアバッグ袋体の展開時に不図示のピラーガーニッシュが移動する方向となっている。
図10に示す固定用クリップ200は、不図示の車体ピラー側に取り付けられるピン部材210と、ピラーガーニッシュ側に取り付けられるベース部材310とを備えている。ベース部材310の+Z側には、+Z側に開口を有する凹部320が形成されている。また、ピン部材210のピン本体部210aにおける−Z側には、凹部320に係合される凸部250が形成されている。
ピン部材210の凸部250およびベース部材310の凹部320は、互いに係合されることで固定用クリップ200を形成している。そして、エアバッグ袋体の展開によってピラーガーニッシュが−Z側に移動し、ピラーガーニッシュとともにベース部材310が−Z側に移動して、Z方向に沿ってピン部材210およびベース部材310が相対移動すると、凹部320および凸部250の係合は解除される構造となっている。
ここで、前述のように、エアバッグ袋体の展開によりピラーガーニッシュの下部が−X方向に押圧されると、ピラーガーニッシュに固定されたベース部材310も−X方向に移動しようとする。このとき、ピン部材210の凸部250の+X側面と、ベース部材310の凹部320の−X側面とが当接する。これにより、ピン部材210の凸部250と、ベース部材310の凹部320との間には、+X側に向かって凹部320の開口における+X側面をせん断しようとする力Fsが作用する。この力Fsにより、ベース部材310が破損するおそれがある。
そこで、本発明は、エアバッグ袋体の展開中に破損することのない固定用クリップの提供を課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明の固定用クリップ(例えば、実施例における固定用クリップ20)は、車体ピラー(例えば、実施例におけるフロントピラー2)と、前記車体ピラーの車室内側に設けられたエアバッグ袋体(例えば、実施例におけるエアバッグ袋体5a)を覆い前記エアバッグ袋体の展開中に前記車室内側に移動するガーニッシュ(例えば、実施例におけるガーニッシュ15)と、に取り付けられる固定用クリップであって、前記車体ピラーに係止される第1係止部(例えば、実施例における第1係止部24)を有するピン部材(例えば、実施例におけるピン部材21)と、前記ガーニッシュに係止される第2係止部(例えば、実施例における第2係止部39)を有するベース部材(例えば、実施例におけるベース部材31)と、前記ピン部材および前記ベース部材のいずれか一方に設けられ、前記ガーニッシュの移動方向に沿う方向に開口(例えば、実施例における開口32a)を有する凹部(例えば、実施例における凹部32)と、前記ピン部材および前記ベース部材のいずれか他方に設けられ、前記凹部と係合する凸部(例えば、実施例における凸部25)と、を備え、前記エアバッグ袋体の展開中には、前記ガーニッシュとともに前記ベース部材が前記車室内側に移動して、前記凹部と前記凸部との係合が解除される固定用クリップであって、前記凹部の内側壁(例えば、実施例における内側壁33)の少なくとも一部に、前記凸部の外側壁(例えば、実施例における外側壁23)に向かって張り出し部(例えば、実施例における張り出し部38)が形成されており、前記張り出し部の先端面が前記凹部の底部(例えば、実施例における底部32b)から前記開口に向かって漸次外側に傾斜する傾斜面(例えば、実施例における傾斜面38a)となっており、前記張り出し部の張り出し高さは、前記張り出し部が形成された前記凹部の前記内側壁と、前記張り出し部と対向する前記凸部の前記外側壁との離間距離よりも低いことを特徴としている。
本発明によれば、凹部はガーニッシュの移動方向に沿う方向に開口を有し、凹部の内側壁の少なくとも一部に、凸部の外側壁に向かって張り出し部が形成されている。また、この張り出し部の先端面は、凹部の底部から開口に向かって漸次外側に傾斜する傾斜面となっている。
このため、エアバッグ袋体の展開中、係合された凸部と凹部との間に、ガーニッシュの移動方向と交差する方向に力が作用すると、凸部の外側壁は張り出し部の傾斜面に当接する。そして、張り出し部の傾斜面は、ガーニッシュの移動方向と交差する方向に向かう力のベクトルを傾斜面に沿う方向に分散させることができる。これにより、エアバッグ袋体の展開中、傾斜面に沿うように凸部と凹部とが相対移動しながら係合が解除されるので、固定用クリップにせん断応力が作用するのを抑制できる。したがって、エアバッグ袋体の展開中における固定用クリップの破損を防止できる。
また、前記凸部の前記外側壁には、前記凹部と前記凸部との係合時に、前記凹部の前記内側壁に当接する突起部(例えば、実施例における突起部27)が形成されていることが望ましい。
本発明によれば、凹部と凸部との係合時に、凸部の外側壁に形成された突起部が凹部の内側壁に当接するので、ピン部材とベース部材との間のガタつきを防止できる。これにより、車両走行時に、ピン部材とベース部材との間のガタつきに起因するノイズの発生を防止できる。
本発明によれば、凹部はガーニッシュの移動方向に沿う方向に開口を有し、凹部の内側壁の少なくとも一部に、凸部の外側壁に向かって張り出し部が形成されている。また、この張り出し部の先端面は、凹部の底部から開口に向かって漸次外側に傾斜する傾斜面となっている。
このため、エアバッグ袋体の展開中、係合された凸部と凹部との間に、ガーニッシュの移動方向と交差する方向に力が作用すると、凸部の外側壁は張り出し部の傾斜面に当接する。そして、張り出し部の傾斜面は、ガーニッシュの移動方向と交差する方向に向かう力のベクトルを傾斜面に沿う方向に分散させることができる。これにより、エアバッグ袋体の展開中、傾斜面に沿うように凸部と凹部とが相対移動しながら係合が解除されるので、固定用クリップにせん断応力が作用するのを抑制できる。したがって、エアバッグ袋体の展開中における固定用クリップの破損を防止できる。
本実施形態の車両の斜視図である。 図1のA−A線における断面図である。 車室内側から見た固定用クリップの斜視図である。 車室外側から見た固定用クリップの斜視図である。 図3のB−B線における断面図である。 固定用クリップのピン部材の斜視図である。 固定用クリップのベース部材の斜視図である。 エアバッグ袋体の展開中における固定用クリップの説明図である。 エアバッグ袋体の展開後における固定用クリップおよびガーニッシュの説明図である。 従来の固定用クリップの一例の説明図である。
以下に、本実施形態の固定用クリップについて、図面を参照しながら説明する。
(サイドカーテンエアバッグ装置を備えた車両)
図1は、本実施形態の車両1を示す斜視図である。なお、以下の説明では、前後方向は車両1の前後方向を示し、左右方向は車両1の左右方向を示し、上下方向は車両1の上下方向を示している。
図1に示すように、車両1のフロントピラー2(車体ピラー)、ルーフサイドレール部3、およびリヤピラー4の車室内側には、前後方向に延在するようにサイドカーテンエアバッグ装置5が設けられている。
サイドカーテンエアバッグ装置5は、リヤピラー4に設けられたインフレータ6からエアバッグ袋体5a(図2参照)にガスを供給し、エアバッグ袋体5aを車室内に展開して、車両1の衝突時に乗員を拘束する装置である。エアバッグ袋体5aは、上方から下方に向かって、窓の内面に沿うようにカーテン状に膨張および展開し、車室内側方において乗員を拘束する。
図2は、図1のA−A線における断面図である。
なお、以下の説明では、フロントピラー2の延在方向をY方向と定義し、車両前方を+Y方向とし、車両後方を−Y方向としている。また、ガーニッシュ15の移動方向をZ方向と定義し、車室外側を+Z方向とし、車室内側を−Z方向としている。また、Y方向およびZ方向と直交する方向をX方向とし、車両上方を+X方向とし、車両下方を−X方向としている。なお、Z方向は、後述する固定用クリップ20の中心軸Oに沿う方向となっている。以下では、必要に応じてXYZ座標系を用いて説明をする。
図2に示すように、フロントピラー2は、鋼板材からなる部材であり、車室外側に配置されるピラーアウタパネル8と、車室内側に配置されるピラーインナパネル9とを溶接等により接合することで形成される。ピラーアウタパネル8は断面視略U字形状に形成されており、ピラーアウタパネル8とピラーインナパネル9とを接合することで、フロントピラー2は閉断面に構成される。
ピラーインナパネル9の下方には、不図示のブラケット等を介して、エアバッグ袋体5aが取り付けられている。また、ピラーインナパネル9には、エアバッグ袋体5aの上方に、後述する固定用クリップ20のピン部材21が挿入されて係止されるピン部材挿入孔9aが形成されている。
(ガーニッシュ)
フロントピラー2の車室内側には、ピラーインナパネル9およびサイドカーテンエアバッグ装置5のエアバッグ袋体5aを覆うように、ガーニッシュ15が設けられている。なお、ガーニッシュ15は車両1の左右に設けられているが、左右のガーニッシュ15は同様の構成をしている。したがって、以下では、右側のガーニッシュ15についてのみ説明し、左側のガーニッシュ15については説明を省略する。
ガーニッシュ15は、樹脂により断面視略U字形状に形成された部材であり、フロントピラー2に沿うように延在している。
ガーニッシュ15の車室外側の内面15aには、固定用クリップ20を固定するためのクリップ取付部40が、ガーニッシュ15の延在方向に沿って複数個形成されている。クリップ取付部40は、ガーニッシュ15の車室外側の内面15aからピラーインナパネル9側へ向かって突出されて形成されている。クリップ取付部40の先端側は、平坦に形成された台座部41となっている。台座部41には、ピラーインナパネル9のピン部材挿入孔9aと対向する位置に、固定用クリップ20のベース部材31が挿入されて係止されるベース部材挿入孔41aが形成されている。
ガーニッシュ15の下壁15bは、車室内側に屈曲可能に形成されている。後述するように、ガーニッシュ15の下壁15bは、エアバッグ袋体5aの展開中にエアバッグ袋体5aの膨張圧によって押圧される。そして、ガーニッシュ15の下壁15bは、車室内側に屈曲されるとともにガーニッシュ15が車室内側に移動し、ピラーインナパネル9とガーニッシュ15との間に隙間が形成される。この隙間から、エアバッグ袋体5aが窓の内面に沿って下方に展開するようになっている。
(固定用クリップ)
ガーニッシュ15は、固定用クリップ20を介して、ピラーインナパネル9に固定されている。
図3は、車室内側から見た固定用クリップ20の斜視図である。
図4は、車室外側から見た固定用クリップ20の斜視図である。
図5は、図3におけるB−B線に沿った断面図である。
図3、図4および図5に示すように、固定用クリップ20は、ピラーインナパネル9に係止される樹脂からなるピン部材21と、ガーニッシュ15に係止される樹脂からなるベース部材31と、の2部材により形成されている。
図6は、固定用クリップ20のピン部材21の斜視図である。
図6に示すように、ピン部材21は、略四角筒状に形成された中空のピン本体部21aと、ピン本体部21aの−Z側端面から延設されたストローク部21bと、を備えている。
ピン部材21は、+Z側にピン本体部21aを配置し、−Z側にストローク部21bを配置して、ピラーインナパネル9に取り付けられている(図2参照)。
ピン本体部21aの+Z側の端部には、ピラーインナパネル9のピン部材挿入孔9aに挿入される挿入部22が形成されている。
挿入部22は、−Z側から+Z側に向かって端部の外形が小さくなるように、略テーパ状に形成されている。このように挿入部22を形成することにより、ピラーインナパネル9のピン部材挿入孔9a(図2参照)にピン部材21を挿入する際の挿入荷重が軽減され、ピラーインナパネル9にピン部材21を容易に挿入できる。
また、ピン本体部21aの外側壁23のうち、+X側面23aおよび−X側面23cの略中央には、第1係止部24が形成されている。第1係止部24は、係止爪24aとフランジ部24bとにより形成されている。
図5に示すように、係止爪24aは、ピン本体部21aの+Z側から−Z側に向かって外形が大きくなるように、略テーパ状に形成されている。
図6に示すように、係止爪24aの周辺は、+Z側を除いて外側壁23と切り離されて形成されており、係止爪24aはピン本体部21aの内側に向かって可撓性を有している。ピラーインナパネル9のピン部材挿入孔9a(図2参照)にピン部材21を挿入する際、係止爪24a全体がピン部材21の内側に向かって撓むようになっている。また、ピン部材挿入孔9aにピン部材21を挿入した後は、係止爪24a全体がもとの位置に戻るようになっている。これにより、係止爪24aがピン部材挿入孔9aに係止され、ピン部材21がピラーインナパネル9に固定される。
フランジ部24bは、係止爪24aよりもピン本体部21aの−Z側において、外側に向かって立設されて形成されている。係止爪24aとフランジ部24bとの離間距離は、ピラーインナパネル9の板厚と略同一か、若干広くなるように形成されている。ピラーインナパネル9のピン部材挿入孔9a(図2参照)にピン本体部21aを挿入すると、フランジ部24bと係止爪24aとの間にピラーインナパネル9が配置され、ピン部材21がピラーインナパネルに係止される。
ピン本体部21aの−Z側は、後述するベース部材31の凹部32と係合する凸部25として機能している。凸部25の外側壁23のうち、+Y側面23bおよび−Y側面23dには、外側に突出した係合突起部26が形成されている。後述するように、係合突起部26は凹部32の内側壁33に形成された係合孔部34に係合される。
図7は、固定用クリップ20のベース部材31の斜視図である。
図7に示すように、ベース部材31は樹脂からなる部材であり、Z方向平面視で略矩形状に形成されている。
ベース部材31は、ガーニッシュ15に形成されたクリップ取付部40に取り付けられており、ベース部材31の外側面37の+X側壁37aおよび−X側壁37bには、ガーニッシュ15に係止される第2係止部39が形成されている。
第2係止部39は、+X側壁37aおよび−X側壁37bにおいて、Y方向に延在する溝部37cにより形成される。ガーニッシュ15に形成された台座部41のベース部材挿入孔41aにベース部材31を挿通すると、溝部37c内に台座部41が配置される。これにより、溝部37cと台座部41とが係合し、ベース部材31がガーニッシュ15に係止される(図2参照)。
また、ベース部材31の+Z側端面の略中央には、凹部32が形成されている。ベース部材31は、+Z側に凹部32の開口32aを配置し、−Z側に凹部32の底部32bを配置して、ガーニッシュ15に取り付けられている(図2参照)。すなわち、凹部32は、エアバッグ袋体5aの展開中におけるガーニッシュ15の移動方向(Z方向)に沿うように開口32aを有している。
図3および図7に示すように、凹部32の内側壁33のうち、−Y側面33bおよび+Y側面33dには、凹部32の内側と外側とを連通する係合孔部34が形成されている。係合孔部34は、ピン部材21に形成された係合突起部26に対応する位置に形成されている。
ベース部材31の凹部32にピン部材21の凸部25を挿入すると、ピン部材21の凸部25に形成された係合突起部26は、ベース部材31の凹部32に形成された係合孔部34に係合される(図3参照)。これにより、ピン部材21の凸部25とベース部材31の凹部32とが係合され、ピン部材21およびベース部材31からなる固定用クリップ20が形成される。なお、後述するように、ピン部材21の凸部25とベース部材31の凹部32との係合は、エアバッグ袋体5aの展開中にガーニッシュ15とともにベース部材31が−Z側に移動することで解除されるようになっている。
図6に示すように、ピン部材21は、ピン本体部21aの−Z側端面から−Z側に向かって、中心軸Oに沿うように延設された平板状のストローク部21bを備えている。ストローク部21bは、ベース部材31の凹部32とピン部材21の凸部25とを係合したとき、後述するようにベース部材31の略中央を貫通して配置される。ストローク部21bの長さは、エアバッグ袋体5aの展開中におけるガーニッシュ15の−Z側への移動量に応じて適宜設定される。
ストローク部21bの先端には、ストローク規制部28が形成されている。ストローク規制部28は、ストローク部21bの−Z側から+Z側に向かって、ストローク部21bの板厚よりも厚くなるように略テーパ状に形成されている。エアバッグ袋体5aの展開中にベース部材31がガーニッシュ15とともに−Z側へ移動したとき、後述するようにベース部材31がストローク規制部28に引っ掛かり、ベース部材31およびガーニッシュ15の−Z側への移動が規制される。
図7に示すように、凹部32の底部32bには、+Z側から−Z側に向かって貫通する貫通孔35が形成されている。ベース部材31の凹部32とピン部材21の凸部25とを係合したとき、貫通孔35には、ピン部材21のストローク部21bが挿通されて配置される。
貫通孔35の+X側壁35aおよび−X側壁35bには、貫通孔35の内側に向かって突出するストローク規制爪部36が対向して形成されている。
ストローク規制爪部36は、ベース部材31の外側に向かって可撓性を有するように形成されている。ストローク規制爪部36が外側に撓むことにより、ストローク部21b先端のストローク規制部28を貫通孔35に挿通できる。また、ストローク部21b先端のストローク規制部28が貫通孔35に挿通した後は、ストローク規制爪部36はもとの位に戻るようになっている。
図5に示すように、対向するストローク規制爪部36の離間距離は、ストローク部21bの板厚よりも広く、かつストローク部21bの先端に形成されたストローク規制部28の最大幅よりも狭くなるように形成されている。
このため、エアバッグ袋体5aの展開中にベース部材31がガーニッシュ15とともに−Z側(車室内側)へ移動したときには、ベース部材31のストローク規制爪部36がストローク規制部28に引っ掛かり、ベース部材31およびガーニッシュ15の移動が規制される。
また、図6に示すように、凸部25の外側壁23のうち、+X側面23aおよび−X側面23cには、外側に突出した突起部27が形成されている。突起部27は、フランジ部24bを挟んでY方向における両側に形成されており、+X側面23aおよび−X側面23cにそれぞれ2個ずつ、合計4個形成されている。各突起部27の先端は、平坦に形成されている。
突起部27の突出高さは、ベース部材31の凹部32(図7参照)とピン部材21の凸部25とを係合したときの、凹部32の+X側面33a(図7参照)と凸部25の+X側面23aとの離間距離、および凹部32の−X側面33c(図7参照)と凸部25の−X側面23cとの離間距離と略同一になるように形成される。
突起部27の突出高さをこのように設定することで、ベース部材31の凹部32とピン部材21の凸部25とを係合したとき、凹部32の内側壁33における+X側面33aおよび−X側面33cに、突起部27の先端が当接する。これにより、ピン部材21とベース部材31とが位置決めされるので、ピン部材21とベース部材31との間のガタつきを防止できる。したがって、車両走行時に、ピン部材21とベース部材31との間のガタつきに起因するノイズの発生を防止できる。
図7に示すように、凹部32の内側壁33のうち、+X側面33aおよび−X側面33cには、凹部32の内側に向かって一対の張り出し部38が形成されている。ベース部材31の凹部32と、ピン部材21の凸部25とが係合したとき、張り出し部38は、凸部25における外側壁23の+X側面23aおよび−X側面23cに向かって張り出した状態となっている。
図7に示すように、一対の張り出し部38は、凹部32の+X側面33aおよび−X側面33cにおけるY方向の略中央に、対向するように形成されている。
張り出し部38の張り出し高さは、ベース部材31の凹部32とピン部材21の凸部25(図6参照)とを係合したときの、凹部32の+X側面33aと凸部25の+X側面23a(図6参照)との離間距離、および凹部32の−X側面33cと凸部25の−X側面23c(図6参照)との離間距離よりも若干低くなるように形成されている。
また、一対の張り出し部38の先端面は、傾斜面38aとなっている。傾斜面38aは、凹部32の底部32bから開口32aに向かって、漸次外側に傾斜するように形成されている。
(張り出し部の傾斜面の作用)
続いて、張り出し部38の傾斜面38aの作用について、図面を参照しながら説明する。
図8は、エアバッグ袋体5a(図2参照)の展開中における固定用クリップ20およびガーニッシュ15の説明図である。
図9は、エアバッグ袋体5aの展開後における固定用クリップ20およびガーニッシュ15の説明図である。
側面衝突やロールオーバー等により、図1に示す車両1に衝撃が入力され、所定以上の加速度が検出されると、インフレータ6から高圧ガスが吹き出し、図2に示すエアバッグ袋体5aが膨張する。これにより、図2に示すように、ガーニッシュ15の下壁15bは、エアバッグ袋体5aの膨張圧により車室外側から車室内側に向かって、下方(図2における白抜き矢印の方向)に押圧される。
ガーニッシュ15の下壁15bが下方に押圧されると、ガーニッシュ15全体に対して車室内側および下方に向かって力が作用する。さらに、図8に示すように、ガーニッシュ15のクリップ取付部40に取り付けられた固定用クリップ20のベース部材31にも、車室内側および下方に向かって力が作用する。
そして、図8に示すように、この力によりベース部材31は、ガーニッシュ15とともに車室外側から車室内側および下方に向かって移動し、固定用クリップ20におけるピン部材21の凸部25とベース部材31の凹部32との係合が解除される。
その後、さらにガーニッシュ15とともにベース部材31が下方に移動すると、ベース部材31における凹部32の+X側面33aに、ピン部材21における凸部25の+X側面23aが当接しようとする。しかし、前述のとおり、凹部32の+X側面33aには張り出し部38が形成され、張り出し部38の先端面は傾斜面38aとなっている。したがって、ベース部材31が下方に移動すると、ベース部材31の張り出し部38の傾斜面38aに、ピン部材21における凸部25の+X側面23aの縁部が当接する。
このとき、ベース部材31の張り出し部38の傾斜面38aと、ピン部材21における凸部25の+X側面23aの縁部との当接ポイントPでは、エアバッグ袋体5aの押圧力による力が、ピン部材21に対して下方に向かって作用する。このため、当接ポイントPでは、この力に対抗して、ベース部材31の凹部32に力Fsが作用し、凹部32に対してせん断応力が作用しようとする。
ここで、力Fsのベクトルは、張り出し部38の傾斜面38aにより、傾斜面38aに沿う方向に作用する力Fbと、力Fbと直交する方向に向かって凹部32に対して作用する力Faとに分散される。このように、傾斜面38aにより、力Fsが力Faおよび力Fbに分散されることにより、ベース部材31に作用する力Fsは、方向の異なるより小さな力Faとなって、凹部32にせん断応力が作用するのを抑制している。
その後、図9に示すように、ガーニッシュ15は、車室外側から車室内側に向かってさらに移動する。これにより、ピラーインナパネル9とガーニッシュ15との間に隙間が形成され、この隙間からエアバッグ袋体5aが窓の内面に沿って下方に展開する。
このとき、ベース部材31の貫通孔35に形成されたストローク規制爪部36は、ピン部材21のストローク部21b先端側に形成されたストローク規制部28に引っ掛かる。これにより、ベース部材31の車室内側への移動が規制され、さらにベース部材31が係止されたガーニッシュ15も車室内側への移動が規制される。このように、エアバッグ袋体5aの展開中に、ガーニッシュ15がピラーインナパネル9から外れて車室内側に飛散するのを防止している。
(効果)
本実施形態によれば、ベース部材31の凹部32は、ガーニッシュ15の移動方向に沿う方向に開口32aを有し、凹部32の内側壁33の+X側面33aおよび−X側面33cに、ピン部材21の凸部25における外側壁23の+X側面23aおよび−X側面23cに向かって張り出し部38が形成されている。また、この張り出し部38の先端面は、凹部32の底部32bから開口32aに向かって漸次外側に傾斜する傾斜面38aとなっている。
このため、エアバッグ袋体5aの展開中、係合された凸部25と凹部32との間に、ガーニッシュ15の移動方向と交差する方向に向かって力Fsが作用すると、凸部25の外側壁23の+X側面23aは、張り出し部38の傾斜面38aに当接する。そして、張り出し部38の傾斜面38aは、凸部25に作用するガーニッシュ15の移動方向と交差する方向に向かう力Fsのベクトルを、傾斜面38aに沿う方向に力Fbと、力Fbと直交する方向に向かって凹部32に対して作用する力Faとに分散させることができる。これにより、エアバッグ袋体5aの展開中、傾斜面38aに沿うように凸部25と凹部32とが相対移動しながら係合が解除される際、固定用クリップ20にせん断応力が作用するのを抑制できる。したがって、エアバッグ袋体5aの展開中における固定用クリップ20の破損を防止できる。
また、本実施形態によれば、凹部32と凸部25の係合時に、凸部25の外側壁23の+X側面23aおよび−X側面23cに形成された突起部27が、凹部32の内側壁33の+X側面33aおよび−X側面33cに当接しているので、ピン部材21とベース部材31との間のガタつきを防止できる。これにより、車両走行時に、ピン部材21とベース部材31との間のガタつきに起因するノイズの発生を防止できる。
なお、この発明は上述した実施の形態に限られるものではない。
本実施形態の固定用クリップ20は、ベース部材31に凹部32が形成され、ピン部材21に凸部25が形成されていたが、ベース部材31に凸部が形成され、ピン部材21に凹部が形成されてもよい。
また、凹部32の+X側面33aおよび−X側面33cに形成された張り出し部38の個数や形成位置等は、本実施形態に限られない。これと同様に、凸部25の+X側面23aおよび−X側面23cに形成された突起部27の個数や形成位置等は、本実施形態に限られない。
本実施形態では、固定用クリップ20のピン部材21およびベース部材31は樹脂により形成されていた。しかし、固定用クリップ20のピン部材21およびベース部材31の材質は、樹脂に限られず、例えば金属であってもよい。また、ピン部材21およびベース部材31のうち、いずれか一方の材質が樹脂であり、他方の材質が金属であっても構わない。ただし、軽量化等の観点から、ピン部材21およびベース部材31を樹脂で形成した本実施形態に優位性がある。
本実施形態では、ガーニッシュ15とピラーインナパネル9との間に収納されたサイドカーテンエアバッグ装置5を例に、ガーニッシュ15の固定用クリップ20について説明した。しかし、本発明の固定用クリップ20の適用は、ガーニッシュ15の固定用に限られない。例えば、助手席側のダッシュボードに収納されたエアバッグ装置におけるダッシュボード構成部品の固定用や、車両のドアに設けられるサイドエアバッグ装置におけるドアパネル構成部品の固定用にも、本発明の固定用クリップ20を適用できる。
1・・・車両 5a・・・エアバッグ袋体 9・・・ピラーインナパネル 15・・・ガーニッシュ 21・・・ピン部材 23・・・外側壁 24・・・第1係止部 25・・・凸部 27・・・突起部 31・・・ベース部材 32・・・凹部 32a・・・開口 32b・・・底部 33・・・内側壁 38・・・張り出し部 38a・・・傾斜面 39・・・第2係止部

Claims (2)

  1. 車体ピラーと、前記車体ピラーの車室内側に設けられたエアバッグ袋体を覆い前記エアバッグ袋体の展開中に前記車室内側に移動するガーニッシュと、に取り付けられる固定用クリップであって、
    前記車体ピラーに係止される第1係止部を有するピン部材と、
    前記ガーニッシュに係止される第2係止部を有するベース部材と、
    前記ピン部材および前記ベース部材のいずれか一方に設けられ、前記ガーニッシュの移動方向に沿う方向に開口を有する凹部と、
    前記ピン部材および前記ベース部材のいずれか他方に設けられ、前記凹部と係合する凸部と、
    を備え、
    前記エアバッグ袋体の展開中には、前記ガーニッシュとともに前記ベース部材が前記車室内側に移動して、前記凹部と前記凸部との係合が解除される固定用クリップであって、
    前記凹部の内側壁の少なくとも一部に、前記凸部の外側壁に向かって張り出し部が形成されており、前記張り出し部の先端面が前記凹部の底部から前記開口に向かって漸次外側に傾斜する傾斜面となっており、
    前記張り出し部の張り出し高さは、前記張り出し部が形成された前記凹部の前記内側壁と、前記張り出し部と対向する前記凸部の前記外側壁との離間距離よりも低いことを特徴とする固定用クリップ。
  2. 前記凸部の前記外側壁には、前記凹部と前記凸部との係合時に、前記凹部の前記内側壁に当接する突起部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の固定用クリップ。
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