JP2015110357A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子と並列にバイパス回路を設けた構成においてバイパス回路側の異常に的確に対応できるようにする。【解決手段】直列接続された複数の発光素子のうちの少なくとも一部の発光素子に並列に接続され、バイパス制御信号に応じて発光素子を消灯状態とするための発光駆動電流のバイパス経路の形成又は遮断を行う1又は複数のバイパス部を設けるとともに、バイパス部が正常状態か異常状態かを示す状態信号を生成する異常検出部とを設ける。この状態信号としてバイパス部が異常であることを示す信号が生成された場合、光源用電源部からの発光駆動電流が低減又は供給停止する。【選択図】図2

Description

本発明は、直列接続された複数の発光素子を有する車両用灯具に関する。
特開2013−109939号公報 特開2011−192865号公報
例えば車両用前照灯などの車両用灯具においてはLED(Light Emitting Diode)等の半導体光源としての発光素子や、フィラメント電球等の発光素子が用いられている。
上記特許文献1にはLEDに断線、短絡、地絡などのなんらかの異常が発生した場合にそれを検出する機能について開示されている。
上記特許文献2には、直列接続された複数のLEDのそれぞれに対してバイパス回路を設け、バイパス経路をオンすることでLEDを消灯させる回路が開示されている。
ところで、LED等の発光素子と並列に電流の迂回経路としてのバイパス回路を構成した場合、バイパス経路に並列のLEDを消灯させることができるため、直列接続された複数のLEDの一部を消灯する動作を容易に実現できる。但し換言すれば、バイパス回路が正常に動作しなければ消灯ができないこととなる。
例えば車両前照灯に適用することを考えた場合、ハイビーム用配光の光源については、対向車や先行車にグレアを与えないようにするための消灯動作が重要となる。この場合に、例えばバイパス回路に異常が生じており、バイパス経路が正常に機能しないと消灯が実現できず、対向車等にグレアを生じさせてしまう。
このようなことから発光素子側の異常だけでなく、バイパス回路側の動作異常についても的確に検知し、これに対処可能とすることが求められている。
そこで本発明は、発光素子と並列にバイパス回路を設けた構成において、発光素子側の経路の異常だけでなく、バイパス回路側の異常も的確に検知できるようにすることを目的とする。
第1に、本発明に係る車両用灯具は、直列接続された複数の発光素子と、前記複数の発光素子に発光駆動電流を供給する光源用電源部と、少なくとも一部の前記発光素子に並列に接続され、バイパス制御信号に応じて前記発光素子を消灯状態とするための発光駆動電流のバイパス経路の形成、又は前記発光素子を点灯状態とするための発光駆動電流のバイパス経路の遮断を行う1又は複数のバイパス部と、前記バイパス部が正常状態か異常状態かを示す状態信号を生成する異常検出部とを備える。そして前記状態信号として前記バイパス部が異常であることを示す信号が生成された場合、前記光源用電源部からの発光駆動電流が低減又は供給停止されるものである。
異常検出部でバイパス部の異常状態について検出するようにすることで、バイパス異常を判断できる。バイパス異常によっては、バイパス部に並列の発光素子の消灯ができなくなる。そこでバイパス異常検出に応じて発光駆動電流の低減又は供給停止を行う。
第2に、上記した本発明に係る車両用灯具においては、前記異常検出部が生成する前記状態信号は、前記光源用電源部による発光駆動電流の供給中であって前記バイパス部に対して前記バイパス制御信号によりバイパス経路の遮断が指示されている期間においては、第1論理レベルで前記発光素子側の正常状態、第2論理レベルで前記発光素子側の異常状態を示す信号とされ、前記光源用電源部による発光駆動電流の供給中であって前記バイパス部に対して前記バイパス制御信号によりバイパス経路の形成が指示されている期間においては、前記第2論理レベルで前記バイパス部の正常状態、前記第1論理レベルで前記バイパス部の異常状態を示す信号とされることが考えられる。
ここで「バイパス制御信号によりバイパス経路の遮断が指示されている期間」とは、バイパス経路を継続的又は断続的に遮断することで発光素子を点灯させる制御を行っている期間をいう。具体的には、バイパス経路を継続して遮断することで発光素子を点灯状態とするように制御している期間と、パルス状のバイパス制御信号によりバイパススイッチの遮断/形成を繰り返し、発光素子を減光点灯状態とするように制御している期間を含む。このような期間は異常検出部の状態信号によって発光素子側の正常/異常を判定する。
一方、「バイパス制御信号によりバイパス経路の形成が指示されている期間」とは、発光素子を消灯させる制御を行っている期間をいう。具体的には、バイパス経路を継続的に形成することで発光素子を消灯状態とするように制御している期間である。この期間は異常検出部の状態信号によってバイパス部の正常/異常を判定する。
つまり点灯(減光点灯を含む)制御期間と消灯制御期間で異常検出部の異常検出機能を使い分ける。
第3に、上記した本発明に係る車両用灯具においては、前記光源用電源部による発光駆動電流供給の開始の際に、全てのバイパス部に対して、前記バイパス制御信号によりバイパス経路の形成制御を行い、当該形成制御中に、各バイパス部に対応する前記異常検出部からの状態信号の少なくとも1つが所定時間継続して前記バイパス部の異常状態を示している場合に、前記バイパス部の異常状態と判定することが望ましい。
即ち全てのバイパス部について、バイパス制御信号によりバイパス経路の遮断が指示されている期間を設定してバイパス異常があるか否かを検知する。このような処理は一旦発光素子を消灯させるため発光素子の発光を開始させるときが好適となる。
第4に、上記した本発明に係る車両用灯具においては、
前記光源用電源部による発光駆動電流供給中に、前記バイパス制御信号により前記バイパス経路の形成制御を行っているバイパス部について、当該バイパス部に対応する前記異常検出部からの状態信号が所定時間継続して前記バイパス部の異常状態を示している場合に、前記バイパス部の異常状態と判定することが望ましい。
即ちバイパス制御信号によりバイパス経路の遮断が指示されているバイパス部があれば、そのバイパス部についてバイパス異常があるか否かを検知する。
第5に、上記した本発明に係る車両用灯具においては、前記異常検出部は、前記光源用電源部による発光駆動電流供給中であって少なくとも前記バイパス部に対して前記バイパス制御信号によりバイパス経路の遮断が指示されている期間において、前記発光素子側が正常状態か異常状態かを示す第1の状態信号を生成する第1回路部と、前記光源用電源部による発光駆動電流供給中に、前記バイパス制御信号による制御状態に関わらず、前記バイパス部が正常状態か異常状態かを示す第2の状態信号を生成する第2回路部とを有することが望ましい。
この構成によりバイパス制御信号による制御状態に関わらず、バイパス異常検出が可能となる。
第6に、上記した本発明に係る車両用灯具においては、前記光源用電源部による発光駆動電流供給の制御処理と、前記バイパス部への前記バイパス制御信号の出力処理と、前記状態信号を監視して前記バイパス部と前記発光素子側の異常状態を検知する処理とを行い、前記状態信号によって前記バイパス部又は前記発光素子側の異常状態を検知した場合に、前記光源用電源部からの発光駆動電流の低減又は供給停止の制御を行う制御部をさらに備えることが望ましい。
即ち制御部によってバイパス異常の検知や異常対応処理を実行する。
本発明によれば、発光素子に対応するバイパス経路において、発光駆動電流が迂回できなくなる異常状態が発生したことを適切に検出でき、これによりバイパス異常に対応する適切な処理、即ち対向車や先行車にグレアを与えない消灯や減光処理を実行することが可能となる。
本発明の実施の形態の車両用灯具のブロック図である。 第1の実施の形態のバイパス部の回路図である。 実施の形態の正常時の動作波形の説明図である。 実施の形態の異常時の動作波形の説明図である。 実施の形態の発光側異常検出処理のフローチャートである。 実施の形態の起動時のバイパス異常検出処理のフローチャートである。 実施の形態の動作時のバイパス異常検出処理のフローチャートである。 第2の実施の形態のバイパス部の回路図である。
以下、本発明の車両用灯具の実施の形態について説明する。この実施の形態は、例えば車両用の前照灯として用いられるもので、特にハイビーム用のランプに好適なものである。
<1.全体構成>
図1で実施の形態の車両用灯具1の全体構成を説明する。この車両用灯具100は、光源用電源部10、制御部11、並列回路部12A〜12n、LED13A〜13nを有する。なお図では車載バッテリー2、点灯スイッチ3、電子コントロールユニット(以下、ECU:electronic control unit)4も併せて示している。
また説明上、並列回路部12A〜12n、LED13A〜13nについては、特に個々を区別する必要がない場合は「並列回路部12」「LED13」と総称する。
この車両用灯具1では、半導体光源による発光素子として、LED13A〜13nで示すn個のLEDが直列接続されている。
そしてこの車両用灯具1では、点灯スイッチ3がオンとされる状態において車載バッテリー2からの直流電圧を用いて光源用電源部10がLED13A〜13nに発光駆動電流を流し、LED13A〜13nを発光動作させる構成となっている。
光源用電源部10は、例えばスイッチングレギュレータとしてのDC−DCコンバータにより形成される。光源用電源部10の入力側は端子51、52を介して車載バッテリー2の正極と負極(グランド)に接続される。また光源用電源部10の出力側は端子53,54を介して光源を構成するn個のLED13A〜13nのアノード端、カソード端と接続される。即ち光源用電源部10は、端子51、52間の直流電圧を昇圧又は降圧してLED13A〜13nの発光駆動のための出力電圧を生成し、端子53,54間に出力する。これにより光源用電源部10がLED13A〜13nに発光駆動電流を供給する。なお抵抗Rsは出力電流検出用の抵抗である。
制御部11は例えばマイクロコンピュータにより構成され、光源用電源部10による発光駆動電流供給の制御を行う。即ち制御部11は、光源用電源部10に対するコンバータ動作のオン/オフや、コンバータ動作時にスイッチングレギュレータのスイッチング制御(PWMスイッチングによる出力電流安定化制御)を行う。具体的には制御部11は、光源用電源部10の出力電流の安定化のため、出力電流検出用の抵抗Rsの両端電圧で出力電流検出を行い、検出された電流に応じてスイッチングレギュレータのスイッチ素子のオン/オフ制御を行う。即ちスイッチ素子のオン/オフ制御信号のデューティ制御を行う。
また制御部11は、例えば光源用電源部10からの発光駆動電流量を低下させたり、あるいはパルス発光の場合、パルスデューティやスイッチング周波数を制御して平均発光駆動電流を低下させるなどの処理を行うこともできる。
さらに本実施の形態の場合、直列接続されたLED13A〜13nのそれぞれに対して並列に並列回路部12A〜12nが接続されている。図2で述べるが並列回路部12はバイパス部20と異常検出部30を有する。
制御部11は、並列回路部12A〜12nによる発光駆動電流のバイパス経路の形成(オン)又は遮断(オフ)の制御を行うとともに、バイパス経路及びLED13A〜13nの異常検出を行う。そして異常検出に応じて光源用電源部10に対する発光駆動電流供給の停止もしくは低減制御や、外部(ECU4)への異常通知の処理を行う。
詳しくは後述するが、例えば並列回路部12A内でバイパス経路を形成すると、LED13Aへの発光駆動電流がそのバイパス経路を通るため、LED13Aは消灯される。つまり制御部11は並列回路部12A〜12nのそれぞれについてバイパス経路の形成/遮断を制御することで、LED13A〜13nのそれぞれについて点灯/消灯を制御できる。そして並列回路部12A〜12nのそれぞれには異常検出のための回路も設けられており、制御部11がLED側の経路の異常やバイパス異常を検知できる。
このように制御部11は、並列回路部12A〜12nを制御して、それぞれが対応するLED13A〜13nの発光動作制御を行うことができる。即ち、並列回路部12によるバイパス経路を継続的にオンすることで、対応するLED13を消灯させ、バイパス経路を継続的にオフすることで対応するLED13を点灯させる。またバイパス経路を高周波(例えば数100Hz)でオン/オフすることで対応するLED13を減光することができる。さらにはオン/オフ制御のオンデューティを変えることで調光することができる。
ところが、バイパス経路に異常が生じ、発光駆動電流が迂回できないような事象が生じた場合、対応するLED13を消灯することができなくなる。例えばLED13が車両前照灯のハイビームに用いられる場合、オフできないことは対向車等にグレアを発生させることになるため対策が必要である。そこで本実施の形態では、並列回路部12A〜12nにおいて、LED13側の異常だけでなく、バイパス経路で電流が迂回できなくなるような異常も検出できるようにしている。
<2.第1の実施の形態>
図2に第1の実施の形態における並列回路部12の構成を示す。上述のとおり並列回路部12はLED13に並列接続されるが、その回路構成は大きく分けてバイパス部20と異常検出部30に分けられる。
バイパス部20は、レベルシフト回路21と、ゲート駆動回路22と、MOS−FET(Metal Oxide Semiconductor−Field Effect Transistor)によるバイパススイッチ23を有する。バイパススイッチ23はNチャネルとしているが、PチャネルのMOS−FETを用いてもよい。
バイパススイッチ23のドレイン−ソースがLED13のアノード−カソードと並列に接続されている。バイパススイッチ23がオンされることでLED13を迂回する電流経路が形成され、LED13が消灯される。
端子24には制御部11からのバイパス制御信号S1が供給される。レベルシフト回路21によりバイパス制御信号S1のレベルが調整され、ゲート駆動回路22によりゲート電圧としてバイパススイッチ23に与えられる。
なおレベルシフトを行うのは、LED13A〜13n及び並列回路部12A〜12nがそれぞれ直列接続され、各バイパス部20及び異常検出部30が基準電圧(グランド電圧)からフローティングしているためである。レベルシフト回路21は、光源用電源部10の出力が正極のときは、ゲート駆動のためのレベルシフトは電圧を持ち上げるように作用し、光源用電源部10の出力が負極の時は電圧を低下させるように作用する。本実施の形態では光源用電源部10の出力の極性を負極とする。
また本実施の形態では、バイパス制御信号S1としては、Hレベルが点灯指示、Lレベルが消灯指示の制御信号としている。つまりバイパス制御信号S1=Hのときに、ゲート電圧=Lとなりバイパススイッチ23がオフとされるようにゲート駆動回路22が構成されている。この場合、バイパス経路が遮断される状態、つまりLED13が点灯する状態となる。一方バイパス制御信号S1=Lのときに、ゲート電圧=Hとなりバイパススイッチ23がオンとされる。この場合、バイパス経路が形成される状態、つまりLED13が消灯する状態となる。
異常検出部30は、LED13側の異常(以下、発光側異常)と、バイパス部20の異常(以下、バイパス異常)を検出可能な回路として構成されている。
発光側異常とは、具体的には例えばLED13のショート、オープン(断線)、ハーネスオープン、光源用電源部10の端子53,54とLED13の間の配線の異常等である。
バイパス異常とは、レベルシフト回路21、ゲート駆動回路22、バイパススイッチ23のバイパス要素の異常であって、発光駆動電流が迂回できなくなる事象を指す。具体的には、例えばバイパススイッチ23のオープン故障やゲート駆動回路22の故障等である。
異常検出部30は、NPN型のトランジスタQ1,Q2、抵抗R1〜R5、ツェナーダイオードZD、ダイオードD1,D2、コンデンサC1を有する。
抵抗R1、R2は、その直列回路がバイパススイッチ23のドレイン−ソース間に接続され、このドレイン−ソース間の電圧を分圧する。抵抗R1、R2による分圧ノードがトランジスタQ1のコレクタ及びトランジスタQ2のベースに接続されている。
またツェナーダイオードZDのカソードはLED13のアノード側に接続され、ツェナーダイオードZDのアノード側は抵抗R4を介してトランジスタQ1のベースに接続される。ツェナーダイオードZDのツェナ電圧はLED13の順電圧Vfより高く設定されている。
トランジスタQ1のエミッタはLED13のカソード側に接続されている。トランジスタQ2のエミッタは抵抗R3を介してLED13のカソード側に接続されている。トランジスタQ2のコレクタはダイオードD1,D2の各カソードの接続点に接続される。ダイオードD1のアノード側は接地され、ダイオードD2のアノード側は抵抗R5,コンデンサC1の接続点に接続される。抵抗R5には所定電圧Vccが印加される。
抵抗R5,コンデンサC1の接続点から、制御部11に対する状態信号SDが出力される。この状態信号SDは異常状態か正常状態かを示す信号(異常検出信号)である。
なおダイオードD1、D2が上記のように接続されることで、制御部11に供給される状態信号SDが負電圧とならないようにしている。
この構成において異常検出部30は、バイパススイッチ23のドレイン−ソース間電圧Vdsに基づいて異常検出を行う。正常状態におけるドレイン−ソース間電圧Vdsは、バイパススイッチ23がオンのときは約0V、オフのときはLED13の順電圧Vfとなる。
ところがLED13がオープンになった場合は、バイパススイッチ23がオフのときにそのドレイン−ソース間電圧Vdsは順電圧Vfより高くなる。またLED13や出力配線がショートした場合は、バイパススイッチ23がオフのときにそのドレイン−ソース間電圧Vdsは約0Vとなる。このことから異常検出部30は発光側異常に応じた状態信号SDを出力することができる。さらに異常検出部30は上記回路構成によりバイパス異常が生じた場合にもこれに応じた状態信号SDを出力できる。以下、具体的な異常検出動作を説明する。
図3は正常状態での各部の波形を示している。
まず正常なLED点灯時の波形について説明する。制御部11は点灯指示としてバイパス制御信号S1をHレベルとする。これによりバイパススイッチ23がオフとなる。この場合ツェナーダイオードZDは導通しない。そしてバイパススイッチ23のドレイン−ソース間電圧Vds=Vfとなり、抵抗R1、R2の分圧ノードが上昇してトランジスタQ2がオンする。従ってシンク電流SYが流れ、コンデンサC1と抵抗R5の接続点の電位、即ち状態信号SDはLレベルとなる。
次に正常なLED消灯時では、制御部11は消灯指示としてバイパス制御信号S1をLレベルとする。これによりバイパススイッチ23がオンとなる。ツェナーダイオードZDは導通せず、バイパススイッチ23のドレイン−ソース間電圧Vdsはほぼ0Vとなり、抵抗R1、R2の分圧ノードも低下するためトランジスタQ2はオフとなる。従ってシンク電流SYは流れず、コンデンサC1が充電されていくことで状態信号SDは徐々に上昇してHレベルとなる。
正常な減光点灯の場合は、制御部11はバイパス制御信号S1としてH/Lレベルを高周波で切り換え、これによりバイパススイッチ23がオフ/オンを繰り返す。つまり上記の点灯時の状態と消灯時の状態を繰り返すことになり、シンク電流SYが、“流れる”“流れない”を繰り返す。シンク電流SYが流れる期間(抵抗R1、R2の分圧ノードが上昇してトランジスタQ2がオンとなる期間)は、コンデンサC1は放電され状態信号SDはLレベルである。シンク電流SYが流れない期間(抵抗R1、R2の分圧ノードがほぼ0VでトランジスタQ2がオフとなる期間)は、コンデンサC1への充電により状態信号SDは徐々に上昇する。ただし抵抗R5とコンデンサC1により、バイパス制御信号S1の周期に対して十分長い充電時定数を設定している。つまり充電を遅く、放電を早くしている。このため状態信号SDはLレベルを保つ。
例えば減光のためにバイパススイッチ23がオン/オフを繰り返す周波数を数百Hzとした場合、充電時定数=数10ms、放電時定数=数100μsに設定すればよい。これにより正常な減光時には状態信号SD=Lとなる。
図4は発光側異常及びバイパス異常の場合を示している。
なお発光側異常は、点灯指示(減光指示を含む)の際に検出する異常状態であり、バイパス異常は消灯指示の際に検出する異常状態である。
図4では発光側異常が生じた場合を減光点灯時の例で示している。バイパス制御信号S1はH/Lレベルが繰り返されて、断続的なバイパス経路の遮断が行われる。
発光側異常として、LED13のオープンが生じた場合、バイパススイッチ23がオフのときにそのドレイン−ソース間電圧Vdsが順電圧Vfより高くなる。このためツェナーダイオードZDが導通し、トランジスタQ1がオンとなって分圧ノードは上昇せず、トランジスタQ2がオフしてシンク電流SYは流れない。
またLED13のショートが生じた場合は、バイパススイッチ23がオフのときにそのドレイン−ソース間電圧Vdsはほぼ0Vで、分圧ノードは上昇せず、トランジスタQ2がオフしてシンク電流SYは流れない。
従ってLED13のオープン、ショート、配線異常などの発光側異常の場合は状態信号SDは徐々に上昇してHレベルとなる。
なお減光点灯ではなく全点灯の場合、つまりバイパス制御信号S1が継続的にHレベルとされ継続的にバイパス経路の遮断が行われる際も、発光側異常が生じている場合は、同様にシンク電流SYは流れないことになるため、状態信号SDは同様にHレベルとなる。
一方、バイパス異常が生じた場合は次のようになる。バイパス経路を機能させるのは消灯指示の場合である。制御部11は継続的にバイパス制御信号S1=Lレベルとして継続的にバイパス経路が形成されるようにする消灯指示を行う。これによりバイパススイッチ23がオンされるはずであるところ、バイパス異常によりオフのままであると、ドレイン−ソース間電圧Vds=順電圧Vfに固定される。このため分圧ノードは上昇状態でトランジスタQ2がオンしてシンク電流SYが流れる。結果、状態信号SD=Lレベルとなる。
以上の動作をまとめると次のようになる。
バイパス制御信号S1による点灯指示(減光指示を含む)の期間は、正常であれば状態信号SD=Lとなり、異常(発光側異常)が生じていれば状態信号SD=Hとなる。
バイパス制御信号S1による消灯指示の期間は、正常であれば状態信号SD=Hとなり、異常(バイパス異常)が生じていれば状態信号SD=Lとなる
異常検出部30がこのような動作を行うことに応じて、制御部11は以下のように異常検出を行う。
図5は発光側異常を検出する異常検出処理例である。
制御部11はステップS101で現在、光源用電源部10からの発光駆動電流供給を実行させているか否かを確認する。またステップS102で点灯指示中であるか否かを確認する。つまりバイパス制御信号S1をHレベル出力しているか、又はH/L高周波パルス出力して、点灯又は減光を指示しているか否かを確認する。
ステップS101、S102で、発光駆動電流供給中でかつ点灯指示中であることが確認された状態で、制御部11はステップS103で状態信号SDがHレベルであるか否かを確認する。正常状態であればLレベルのはずである。
以上のステップS101〜S103で、発光駆動電流供給中ではない場合、又は点灯指示中ではない場合、又は状態信号SD=Lの場合は、ステップS107で異常判定用カウンタCTdを0にクリアする。
ステップS103で状態信号SDがHレベルであった場合、制御部11はステップS104で異常判定用カウンタCTdをインクリメントし、ステップS105で異常判定用カウンタCTdの値が所定値thE以上となったか否かを確認する。所定値thEに達していなければ、まだ異常とは判定しない。異常判定用カウンタCTdの値が所定値thE以上となっていた場合、ステップS106で発光側異常が生じていると判定する。そして所定の異常対応処理を行う。例えば制御部11は、光源用電源部10からの発光駆動電流供給を停止させたり、ECU4に異常発生の通知を行う。
この図5の処理が行われることで、点灯指示中に所定期間継続して状態信号SDのHレベルが観測されることで異常判定がなされる。異常判定用カウンタCTdが所定値thEに達する期間、継続してHレベルであることで異常と判定するのは異常判定処理の安定化のためである。
図6は制御部11によるバイパス異常の検出のための処理例である。バイパス異常は、バイパス部20によるバイパス経路を形成させている期間に検出する。
バイパス経路の形成期間とは、消灯指示の期間か、或いは減光点灯をさせるためにバイパススイッチ23をオン/オフさせているときのオン期間である。しかし減光点灯時ではバイパススイッチ23のオン期間は数百μs〜数msec程度の時間であり、この期間を規定してバイパス異常を検出することは難しい。そこで消灯指示の際、或いは異常検出のための消灯指示の期間を設けて検出を行うようにする。
図6は点灯開始の際にバイパス異常検出を行う例である。制御部11はステップS201でECU4からの点灯要求を受信する。これにより制御部11はLED13A〜13nの点灯制御を開始するわけであるが、まずステップS202で全てのバイパス部20に対してバイパスオンの制御(バイパス制御信号S1=L)を行う。そしてステップS203で光源用電源部10からの発光駆動電流供給を開始させる。
この状態で制御部11は、ステップS204で全ての並列回路部12A〜12nにおける異常検出部30からの状態信号SDを観察する。正常にバイパス経路が形成されていれば、状態信号SDは徐々に上昇してHレベルとなるはずである(図3の消灯時の波形参照)。但し、上述した抵抗R5とコンデンサC1による時定数設定によりHレベルとなるまである程度の時間を要する。
そこで制御部11はステップS205で全ての状態信号SD=Hであるか否かを確認し、これが満たされなければステップS206で、発光駆動電流供給開始から所定時間(コンデンサC1の充電時定数に応じて決められる時間)を経過したか否かを確認する。所定時間を経過していなければ再度ステップS204で全ての状態信号SDを観察してステップS205の判断を行う。
ステップS206の所定時間内に全ての並列回路部12A〜12nからの状態信号SDがHレベルになった場合、全ての並列回路部12A〜12nにおいてバイパス経路が正常だと確認できる。そこで制御部11はステップS207に進み、点灯開始制御を行う。例えば具体的には各並列回路部12A〜12nに対するバイパス制御信号S1=H(又は高周波パルス)としてLED13A〜13nの点灯(減光点灯)を実行させる。
一方、所定時間経過しても全ての状態信号SDがHレベルになった状態が確認できなければ、いずれかの並列回路部12でバイパス異常が生じていると判断できる。そこで制御部11はステップS206からS208に進み、バイパス異常と判定し、所定の異常対応処理を行う。例えば制御部11は、光源用電源部10からの発光駆動電流供給を停止させたり、ECU4に異常発生の通知を行う。
次に図7は並列回路部12A〜12nの各バイパス部20のうちで消灯指示しているバイパス部20を対象としてバイパス異常検出を行う例である。
制御部11はステップS301で現在、光源用電源部10からの発光駆動電流供給を実行させているか否かを確認する。またステップS302で、現在、消灯指示しているバイパス部20が1つ以上存在するか否かを確認する。つまり1つ以上のバイパス部20にLレベルのバイパス制御信号S1を与えているか否かを確認する。発光駆動電流供給を実行していない場合、又は全ての並列回路部12A〜12nのバイパス部20に対して発光指示(減光指示を含む)をしている場合は、バイパス異常検出は行わない。
1又は複数のバイパス部20に対して消灯指示を行っている場合、制御部11はステップS303で消灯指示を行っているバイパス部20のうちで、検出対象としての1つのバイパス部20を選択する。そしてステップS304で選択したバイパス部20についての異常検出部30からの状態信号SDを観察する。
正常にバイパス経路が形成されていれば、状態信号SDはHレベルである。但しコンデンサC1の充電時定数を考慮して、状態信号SDがLレベルであってもステップS306で所定時間経過するまではバイパス異常とは判定しない。なお所定時間とは、例えばステップS303に進んだ時点を起点として計数してもよいし、当該バイパス部20について消灯指示を開始した時点から計数してもよい。
また車両運転者の操作やECU4からの指示により、点灯状況を変更する場合もある。例えば消灯中のLED13を点灯に切り換えるなどである。点灯状況の変化があった場合はステップS307から異常検出処理を一旦終える。
所定時間を経過しておらず、また状況変化もなければステップS304に戻って再度状態信号SDを観察する。
状態信号SDがLレベルのままステップS306で所定時間経過が確認されたら、ステップS309でバイパス異常と判定し、所定の異常対応処理を行う。例えば制御部11は、光源用電源部10からの発光駆動電流供給を停止させたり、ECU4に異常発生の通知を行う。
一方、ステップS305で状態信号SD=Hであることが確認されたら、そのバイパス部20についてはバイパス異常なしと判定し、ステップS308で、他の未判定の消灯指示中のバイパス部20があるか否かを確認する。他の未判定のバイパス部20があればステップS303で検出対象として選択して同様に処理を行う。
以上説明したように第1の実施の形態では、直列接続された複数のLED13(13A〜13n)と、複数のLED13に発光駆動電流を供給する光源用電源部10と、LED13に並列に接続され、バイパス制御信号S1に応じてLED13を消灯状態とするための発光駆動電流のバイパス経路の形成、又はLED13を点灯状態とするための発光駆動電流のバイパス経路の遮断を行うバイパス部20と、バイパス部20が正常状態か異常状態かを示す状態信号SDを生成する異常検出部30を備えている。そして状態信号SDとしてバイパス部20が異常であることを示す信号が生成された場合、光源用電源部10からの発光駆動電流が低減又は供給停止される。
このように異常検出部30でバイパス部20の異常状態について検出することで、バイパス異常を判断できる。バイパス異常が生ずると、バイパス部20に並列のLED13の消灯、例えばハイビーム消灯ができなくなり、対向車等にグレアを発生させる。本実施の形態では、バイパス異常検出に応じて発光駆動電流の低減又は供給停止を行うことでこのような自体が生ずることを防止できる。
また異常検出部30が生成する状態信号SDは、光源用電源部10による発光駆動電流の供給中であってバイパス部20に対してバイパス制御信号S1によりバイパス経路の継続的又は断続的な遮断が指示されている期間においては、Lレベル(第1論理レベル)で発光素子側の正常状態を示し、Hレベル(第2論理レベル)で発光側異常を示す信号とされている。バイパス制御信号S1によりバイパス経路の継続的又は断続的な遮断が指示されている期間とは、LED13を点灯又は減光点灯させるために点灯指示又は減光点灯指示を行っている期間である。この期間は、当然、発光素子としてのLED13が点灯又は減光点灯されなければならず、もし消灯状態であったら、それを異常として検出する必要がある。そこで本実施の形態では、状態信号SDによって発光素子側の正常/異常を判定できるようにしている。
一方、光源用電源部10による発光駆動電流の供給中であってバイパス部20に対してバイパス制御信号S1によりバイパス経路の継続的な形成が指示されている期間においては、状態信号SDは、Hレベル(第2論理レベル)でバイパス部20の正常状態、Lレベル(第1論理レベル)でバイパス部20の異常状態を示す信号とされている。バイパス制御信号S1によりバイパス経路の継続的な形成が指示されている期間とは、LED13を消灯させるために消灯指示を行っている期間である。この消灯指示の期間は、当然、発光素子としてのLED13が消灯されなければならず、もし消灯されていない状況となっているのであれば、それをバイパス異常として検出する必要がある。そこで本実施の形態では、状態信号SDによってバイパス部20の正常/異常を判定できるようにしている。
つまり本実施の形態では、点灯(減光点灯を含む)制御期間と消灯制御期間で異常検出部30の異常検出機能を使い分け、発光側異常検出機能と、バイパス異常検出機能を適切に発揮させることができる。またこれによって異常検出部30の回路構成の簡易化も実現できる。例えば判定論理が逆となることに対応した検出を制御部11で行うことで、バイパススイッチ23のドレイン−ソース電圧に基づいた状態信号SDの生成という簡易な回路構成で、両方の異常検出が可能となっている。
また図6で説明したように、光源用電源部10による発光駆動電流供給の開始の際に、全てのバイパス部20に対して、バイパス制御信号S1によりバイパス経路の形成制御(消灯指示)を行い、当該形成制御中に、各バイパス部20に対応する異常検出部30からの状態信号SDの少なくとも1つが所定時間継続して前記バイパス部の異常状態を示している場合に、バイパス部の異常状態と判定する。
バイパス異常検出を、消灯指示の期間中に行うものとする場合、例えば点灯開始時点でバイパス異常を確認することが適切となる。点灯開始後に異常検出のために一旦消灯させる、というような動作とならないためである。また、複数のバイパス部20のうち1つでも異常状態であれば、バイパス異常とすることで、上述のグレアを生じさせないような適切な対応制御が可能となる。
また図7で説明したように、光源用電源部10による発光駆動電流供給中に、バイパス制御信号S1によりバイパス経路の形成制御(消灯指示)を行っているバイパス部20について、当該バイパス部20に対応する異常検出部30からの状態信号SDが所定時間継続して異常状態を示している場合に、そのバイパス部の異常状態と判定する。
即ち消灯指示されるバイパス部20があれば、その機会にそのバイパス部についてバイパス異常があるか否かを検知することができ、逐次、異常か正常かの確認を行うことができる。
また制御部11は、光源用電源部10による発光駆動電流供給の制御処理と、バイパス部20へのバイパス制御信号S1の出力処理と、状態信号SDを監視してバイパス異常と発光側異常を検知する処理とを行う。そして状態信号SDによってバイパス異常又は発光側異常を検知した場合に、光源用電源部10からの発光駆動電流の低減又は供給停止の制御を行う。このような制御部11を備えることでバイパス異常及び発光側異常の検知や異常対応処理を適切に実行できる。特には制御部11が、図5,図6,図7で説明したように発光側異常検出時とバイパス異常検出時とで状態信号SDについての判定論理を逆にすることで、本実施の形態の構成の異常検出部30で、バイパス異常検出と発光側異常検出の両方に対応でき、回路規模の削減に寄与できる。
<3.第2の実施の形態>
第2の実施の形態を図8で説明する。上記第1の実施の形態では、制御部11が状態信号SDを観察してソフトウエア処理で発光側異常とバイパス異常の両方を検出したが、バイパス異常の検出は消灯指示の期間や、起動時に強制的に消灯指示を行うことで実現した。これに対して第2の実施の形態はハード的に発光側異常とバイパス異常を個別に検出することでバイパス異常をリアルタイムに検出できるようにする例である。
図8には図1の構成のうちの1つのLED13と、それに対応する並列回路部12を示しているが、並列回路部12にはバイパス部20と、異常検出部30を有する。異常検出部30は、第1回路部30A、第2回路部30Bからなる。
バイパス部20は図2と同様の構成である。また第1回路部30Aは図2の異常検出部30と同様である。即ち図8の構成は図2の構成に第2回路部30B及びその周辺回路を追加したものといえる。
なお、第1回路部30Aによる状態信号SDaは、第1の実施の形態の状態信号SDと同じ信号であるが、ここでは発光側異常の検出信号として用いる。つまり状態信号SDaはHレベルが発光側異常、Lレベルが正常を示す信号となる(図3,図4参照)。
以下、図8のうち図2と異なる構成を説明する。
第2回路部30BはPNP型のトランジスタQ3,Q4、抵抗R10〜R13、ダイオードD3,D4、コンデンサC2を有する。
シンク電流SYの経路(トランジスタQ2のコレクタ)に対して、抵抗R10,R11,R12が直列接続され、トランジスタQ3は抵抗R10,R11の接続点にベースが、抵抗R11,R12の接続点にエミッタに接続され、コレクタは接地されている。
またバイパス部20のバイパス制御信号S1が入力される端子24に対してダイオードD3のアノードが接続され、カソード側とグランド間にコンデンサC2が接続されている。ダイオードD3とコンデンサC2の接続点には、抵抗R12とトランジスタQ4のベースが接続されている。トランジスタQ4のエミッタはダイオードD4を介して所定電圧Vccラインに接続される。トランジスタQ4のベース−エミッタ間にはバイアス抵抗R13が接続される。トランジスタQ4のコレクタ出力が、バイパス異常検出のための状態信号SDb’となる。この場合、状態信号SDb’はHレベルがバイパス異常、Lレベルが正常を示す信号となる。
なお、複数の並列回路部12A〜12nにおいて同様の構成が採られ、それぞれの第2回路部30Bからの状態信号SDb’がワイヤードORの形態で抵抗R14,R15の接続点に供給される。そしてコンデンサC3によるローパスフィルタの出力が、状態信号SDbとして制御部11に供給される。状態信号SDbは、並列回路部12A〜12nのうちの1つでもバイパス異常があれば、Hレベルとなり、全てが正常であればLレベルとなる。
第2回路部30Bの動作を説明する。
トランジスタQ3は、シンク電流SYが流れる期間(トランジスタQ2のオン期間)にオンし、コンデンサC2を放電させる。ダイオードD3はバイパス制御信号S1がHレベルのときに導通し、コンデンサC2を充電する。従って正常であれば、バイパス制御信号S1がHレベルで点灯指示の際には、シンク電流SYによって流れコンデンサC2を放電されるが、その一方でダイオードD3側から急速充電され、コンデンサC2の充電状態が保たれる。またバイパス制御信号S1がLレベルで消灯指示の際、もしくは減光点灯指示でのLレベル期間には、シンク電流SYが流れずトランジスタQ3はオフしている。そしてダイオードD3のカソード側が接続されていることで、コンデンサC2の放電経路がなく、この場合もコンデンサC2の充電状態が保たれる。このように正常時にはコンデンサC2の充電状態が保たれて、これによりトランジスタQ4のオンが禁止される。トランジスタQ4がオフであることで、抵抗R14、R15の接続点の電位はLレベルとなり、状態信号SDb=Lとなる。
ところがバイパス異常が生じて、バイパス制御信号S1のLレベル期間にバイパス経路が形成されない状態となると、シンク電流SYが流れ(図4のバイパス異常の波形参照)、上記バランスが崩れ、コンデンサC2が放電する。これによりトランジスタQ4がオンし、トランジスタQ4のコレクタ電流が抵抗R14に与えられ、抵抗R14に現れる電圧が抵抗R15,C3のローパスフィルタを介してHレベルの状態信号SDbとなる。
なおコンデンサC2は充電が早く放電が遅くなるように設定している。これにより減光点灯指示での高周波パルスのバイパス制御信号S1を与えている場合でも、バイパス異常、つまりバイパス制御信号S1のLレベル期間にもバイパス経路が形成されない状態となると、状態信号SDbとしてHレベルが得られる。
以上の第2の実施の形態によれば、異常検出部30は、第1回路部30A、第2回路部30Bを有する。第1回路部30Aは、光源用電源部10による発光駆動電流供給中であってバイパス部20に対してバイパス制御信号S1によりバイパス経路の遮断が指示されている期間(点灯指示又は減光点灯指示の期間)において、LED13側が正常状態か異常状態かを示す第1の状態信号SDaを生成する。また第2回路部30Bは、光源用電源部10による発光駆動電流供給中に、バイパス制御信号S1による制御状態に関わらず、バイパス部20が正常状態か異常状態かを示す第2の状態信号SDbを生成する。このような構成によりバイパス制御信号S1による制御状態に関わらず、常時バイパス異常検出が可能となる。
<4.変形例>
以上実施の形態について説明してきたが本発明の車両用灯具は多様な変形例が考えられる。
並列回路部12は、必ずしも1つのLED13に対して1つ設けられるものでなくてもよい。例えば複数の直列や並列のLED群に対して設けられてもよい。
またLED13の全てに並列回路部12が形成されていなくてもよい。特には光源用電源部10による電流供給状態で消灯や減光する可能性があるLED13に対して並列回路部12が設けられることが好適である。
またLED等の半導体発光素子に限らず、フィラメント電球等の他の形態の発光素子を用いた場合でも本発明は適用可能である。
実施の形態では、制御部11は異常検出時には、光源用電源部10からの発光駆動電流供給の停止もしくは低減させる制御を行ったり、ECU4に通知する処理を行う例を述べたが、これ以外の異常対応処理を行ってもよい。
また発光側異常の場合とバイパス異常の場合とで、対応処理内容を変えてもよい。
また制御部11、又は状態信号を監視しバイパス異常を検知する機能は、車両用灯具1の外部(車両側のマイクロコンピュータ等)に設けられてもよい。
実施の形態は車両用前照灯としたが、本発明の車両用灯具は、前照灯以外、例えばテールランプ、デイタイムランニングランプ、コーナリングランプ、ターンシグナルランプ、ブレーキランプ等にも適用できる。また本発明の技術は車両用以外の灯具として各種の照明装置に適用可能である。
1…車両用灯具、10…光源用電源部、11…制御部、12,12A〜12n…並列回路部、13,13A〜13n…LED、20…バイパス部、23…バイパススイッチ、30…異常検出部、30A…第1回路部、30B…第2回路部

Claims (6)

  1. 直列接続された複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子に発光駆動電流を供給する光源用電源部と、
    少なくとも一部の前記発光素子に並列に接続され、バイパス制御信号に応じて、前記発光素子を消灯状態とするための発光駆動電流のバイパス経路の形成、又は前記発光素子を点灯状態とするための発光駆動電流のバイパス経路の遮断を行う1又は複数のバイパス部と、
    前記バイパス部が正常状態か異常状態かを示す状態信号を生成する異常検出部と
    を備え、
    前記状態信号として前記バイパス部が異常であることを示す信号が生成された場合、前記光源用電源部からの発光駆動電流が低減又は供給停止される
    車両用灯具。
  2. 前記異常検出部が生成する前記状態信号は、
    前記光源用電源部による発光駆動電流の供給中であって前記バイパス部に対して前記バイパス制御信号によりバイパス経路の遮断が指示されている期間においては、第1論理レベルで前記発光素子側の正常状態、第2論理レベルで前記発光素子側の異常状態を示す信号とされ、
    前記光源用電源部による発光駆動電流の供給中であって前記バイパス部に対して前記バイパス制御信号によりバイパス経路の形成が指示されている期間においては、前記第2論理レベルで前記バイパス部の正常状態、前記第1論理レベルで前記バイパス部の異常状態を示す信号とされる
    請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記光源用電源部による発光駆動電流供給の開始の際に、全てのバイパス部に対して、前記バイパス制御信号によりバイパス経路の形成制御を行い、当該形成制御中に、各バイパス部に対応する前記異常検出部からの状態信号の少なくとも1つが所定時間継続して前記バイパス部の異常状態を示している場合に、前記バイパス部の異常状態と判定する
    請求項1又は請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 前記光源用電源部による発光駆動電流供給中に、前記バイパス制御信号により前記バイパス経路の形成制御を行っているバイパス部について、当該バイパス部に対応する前記異常検出部からの状態信号が所定時間継続して前記バイパス部の異常状態を示している場合に、前記バイパス部の異常状態と判定する
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両用灯具。
  5. 前記異常検出部は、
    前記光源用電源部による発光駆動電流供給中であって少なくとも前記バイパス部に対して前記バイパス制御信号によりバイパス経路の遮断が指示されている期間において、前記発光素子側が正常状態か異常状態かを示す第1の状態信号を生成する第1回路部と、
    前記光源用電源部による発光駆動電流供給中に、前記バイパス制御信号による制御状態に関わらず、前記バイパス部が正常状態か異常状態かを示す第2の状態信号を生成する第2回路部とを有する
    請求項1に記載の車両用灯具。
  6. 前記光源用電源部による発光駆動電流供給の制御処理と、前記バイパス部への前記バイパス制御信号の出力処理と、前記状態信号を監視して前記バイパス部と前記発光素子側の異常状態を検知する処理とを行い、前記状態信号によって前記バイパス部又は前記発光素子側の異常状態を検知した場合に、前記光源用電源部からの発光駆動電流の低減又は供給停止の制御を行う制御部をさらに備えた
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両用灯具。
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