JP2015098584A - トウプリプレグ - Google Patents
トウプリプレグ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015098584A JP2015098584A JP2014211345A JP2014211345A JP2015098584A JP 2015098584 A JP2015098584 A JP 2015098584A JP 2014211345 A JP2014211345 A JP 2014211345A JP 2014211345 A JP2014211345 A JP 2014211345A JP 2015098584 A JP2015098584 A JP 2015098584A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- tow prepreg
- epoxy resin
- resin composition
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
【解決手段】 粒子状の成分を含むマトリックス樹脂組成物を含浸させた強化繊維束からなるトウプリプレグであって、タック試験結果の平均最大ストレス値が5,000Pa〜55,000Paの範囲であるトウプリプレグ。特に強化繊維束が炭素繊維束であり、好ましくは樹脂含有率が特定範囲であるもの。
【選択図】図1
Description
〔1〕 粒子状の成分を含むマトリックス樹脂組成物を含浸させた強化繊維束からなるトウプリプレグであって、タック試験結果の平均最大ストレス値が5,000〜55,000Paの範囲であるトウプリプレグ。
〔2〕 前記マトリックス樹脂組成物の30℃における粘度が5〜300Pa・sである、前記〔1〕に記載のトウプリプレグ。
〔3〕 前記強化繊維束が炭素繊維束である、前記〔1〕又は〔2〕に記載のトウプリプレグ。
〔4〕 樹脂含有率が20〜40質量%である、前記〔1〕〜〔3〕のいずれか一項に記載のトウプリプレグ。
〔5〕 前記マトリックス樹脂組成物が下記の成分(A)〜(C)を含み、該成分(B)の含有量が該成分(A)100質量部に対して5〜20質量部であり、該成分(C)の含有量が特定有機化合物成分100質量部に対して1〜30質量部であり、かつ成分(C)の一次粒子径が1〜30μmである、前記〔1〕〜〔4〕のいずれか一項に記載のトウプリプレグ。
成分(B):三塩化ホウ素アミン錯体
成分(C):粒子状の熱可塑性樹脂
なお本発明における「特定有機化合物成分」とは、本発明のマトリックス樹脂組成物中に含まれる成分(A)、成分(B)、後述する成分(E)、及び後述する「エポキシ樹脂に溶解させた熱可塑性樹脂」の総称である。なお、例えば本発明のマトリックス樹脂組成物が、該「特定有機化合物成分」のうち成分(A)しか含有していない場合は、当該マトリックス樹脂組成物における「特定有機化合物成分」とは成分(A)のみを指し、成分(A)、成分(B)及び「エポキシ樹脂に溶解させた熱可塑性樹脂」を含む場合は、当該マトリックス樹脂組成物における「特定有機化合物成分」とは成分(A)、成分(B)及び「エポキシ樹脂に溶解させた熱可塑性樹脂」の全てを表す。
〔6〕 前記マトリックス樹脂組成物が下記の成分(A)、成分(C)および成分(D)を含み、該成分(C)及び成分(D)の含有量の合計が特定有機化合物成分100質量部に対して3〜30質量部であり、かつ成分(C)の一次粒子径が1〜30μmである、前記〔1〕〜〔4〕のいずれか一項に記載のトウプリプレグ。
成分(C):粒子状の熱可塑性樹脂
成分(D):粒子状のエポキシ樹脂硬化剤、もしくは粒子状のエポキシ樹脂硬化剤および粒子状のエポキシ樹脂硬化助剤
〔7〕 前記成分(D)における粒子状のエポキシ樹脂硬化剤が、エポキシ樹脂イミダゾールアダクト化合物、エポキシ樹脂アミンアダクト化合物、変性脂肪族アミン化合物、ジシアンジアミド及び芳香族ポリアミンからなる群より選ばれた少なくとも1種である、前記〔6〕に記載のトウプリプレグ。
〔8〕 前記成分(D)における粒子状のエポキシ樹脂硬化助剤が、エポキシ樹脂イミ
ダゾールアダクト化合物、エポキシ樹脂アミンアダクト化合物、変性脂肪族アミン化合物及びウレア化合物からなる群より選ばれた少なくとも1種である(但し、該成分(D)の一部として併用される粒子状のエポキシ樹脂硬化剤とは異なる化合物である)、前記〔6〕又は〔7〕に記載のトウプリプレグ。
〔9〕 更に、前記マトリックス樹脂組成物が下記成分(E)を含み、かつ該成分(E)の含有量が前記成分(A)100質量部に対して10〜110質量部である、前記〔5〕〜〔8〕のいずれか一項に記載のトウプリプレグ。
〔10〕 前記成分(E)がブタジエンゴムを含むゴム粒子である、前記〔9〕に記載のトウプリプレグ。
トウプリプレグとは、数千〜数万本のフィラメントが一方向に配列した強化繊維束に樹脂組成物を含浸させて得られる細幅の中間基材である。本発明のトウプリプレグは、後述する本発明のマトリックス樹脂組成物を強化繊維束に含浸させることにより得られる。この強化繊維束を構成するフィラメントの繊維径及び本数に特に制限は無いが、繊維径は3〜100μmであることが好ましく、本数は1,000〜70,000本であることが好ましい。
トウプリプレグの製造方法に関しては後述するが、トウプリプレグはシート状のプリプレグとは異なり、通常フィルムや離型紙で表面を覆われることなく、ガラス繊維束や炭素繊維束と同様にそのまま紙管等のボビンに巻き取られる。そして紙管に巻き取られたトウプリプレグを解舒し使用する。
通常トウプリプレグは紙管に、紙管の軸方向に往復させられながら巻き取られている。このためトウプリプレグの解舒の際、解舒されるトウプリプレグの位置が紙管の軸方向に動くためトウプリプレグの位置を固定するためのガイドを使用する必要がある。使用されるガイドの形状は様々であるが、一般に表面に周方向の溝を有し自由回転するロールや櫛状のものが使用される。解舒されたトウプリプレグはロール表面の溝や櫛の歯を通過させることでその位置が固定される。ロールや櫛に接触する際にトウプリプレグが折りたたまれることがあるが、トウプリプレグのタックが強すぎると折りたたまれたまま開かなくなってしまう。またトウプリプレグが包含するマトリックス樹脂組成物の粘度が低すぎる等の理由により、トウプリプレグが柔らかすぎると、ロールや櫛に接触する際の形状が変化する場合がある。トウプリプレグの形状が大きく変化してしまうと、成形品の品質や物性に悪影響を及ぼす場合があり問題である。
例えばFW成形でトウプリプレグを使用する場合、一般にガイドやいくつかのロールを通過してマンドレルへ巻きつけられる。トウプリプレグのタックが強すぎると工程中のロール表面などでトウプリプレグが強く擦過し強化繊維束が傷つけられる場合がある。強化繊維束が傷つくと成形品の品質や物性に悪影響を及ぼす場合がある。
トウプリプレグのタックは以下のタック試験で測定できる。
プランジャーの試料との接触面積:3.1cm2
プランジャー押しつけ時間:10秒
プランジャー押しつけ荷重:90,000Pa
プランジャー上昇速度:1mm/秒
測定温度:23℃
測定湿度:50%RH
手順:
1)トウプリプレグを試料台に置き固定する。この際、プランジャーと接触するトウプリプレグの面は、当該トウプリプレグが紙管に巻かれていた時に見えていなかった面(即ち紙管側の面)とする。
2)プランジャーに90,000Pa荷重をかけ、トウプリプレグに10秒間押し当てる。
3)プランジャーを1mm/秒で上昇させる。
4)プランジャーを上昇させる間のストレス値の最大値を最大ストレス値とし、合計3回測定して、得られた最大ストレス値の平均値を平均最大ストレス値とする。
トウプリプレグのタックの強弱に影響を与える大きな因子として、トウプリプレグが含有するマトリックス樹脂組成物の粘度がある。紙管からの解舒性や工程通過性、形態保持性に優れたトウプリプレグを得るためにはマトリックス樹脂組成物の30℃における粘度が5Pa・s〜300Pa・sであることが好ましく、さらには10Pa・s〜200Pa・sであることがより好ましく、10Pa・s〜100Pa・sであることが特に好ましい。
トウプリプレグのタックの強弱に影響を与える他の大きな因子として、マトリックス樹脂組成物の含有量がある。
少なくとも下記の成分(A)〜(C)を含み、該成分(B)の含有量が成分(A)100質量部に対して5〜20質量部であり、成分(C)の含有量が特定有機化合物成分100質量部に対して1〜30質量部であり、かつ成分(C)の一次粒子径が1〜30μmであるマトリックス樹脂組成物。
成分(B):三塩化ホウ素アミン錯体
成分(C):粒子状の熱可塑性樹脂
すなわち該マトリックス樹脂組成物1は、前述した「粒子状の成分」として成分(C):粒子状の熱可塑性樹脂を含む。また「特定有機化合物成分」については前述のとおりであり、マトリックス樹脂組成物1において成分(A)〜(C)以外に、後述する成分(E)やエポキシ樹脂に溶解させたポリエーテルスルホンの様な熱可塑性樹脂を含む場合は、成分(A)と成分(B)とその他の成分(E)、及びエポキシ樹脂に溶解させた熱可塑性樹脂の全てが「特定有機化合物成分」に相当し、その合計100質量部に対する成分(C)の含有量を1〜30質量部とする。
少なくとも下記の成分(A)、成分(C)および成分(D)を含み、かつ該成分(C)及び成分(D)の含有量の合計が特定有機化合物成分100質量部に対して3〜30質量部であり、かつ成分(C)の一次粒子径が1〜30μmであるマトリックス樹脂組成物。
成分(C):粒子状の熱可塑性樹脂
成分(D):粒子状のエポキシ樹脂硬化剤、もしくは粒子状のエポキシ樹脂硬化剤および粒子状のエポキシ樹脂硬化助剤
すなわち該マトリックス樹脂組成物2は、前述した「粒子状の成分」として成分(C):粒子状の熱可塑性樹脂、及び成分(D):粒子状のエポキシ樹脂硬化剤、もしくは粒子状のエポキシ樹脂硬化剤及び粒子状のエポキシ樹脂硬化助剤、を含む。また「特定有機化合物成分」については前述のとおりであり、マトリックス樹脂組成物2において成分(A)、成分(C)、成分(D)以外に、後述する成分(E)やエポキシ樹脂に溶解させたポリエーテルスルホンの様な熱可塑性樹脂を含む場合は、成分(A)とその他の成分(E)、及びエポキシ樹脂に溶解させた熱可塑性樹脂の全てが「特定有機化合物成分」に相当し、その合計100質量部に対する成分(C)及び成分(D)の含有量の合計を3〜30質量部とする。
成分(A)はエポキシ樹脂である。
成分(B)は、三ハロゲン化ホウ素アミン錯体である。
成分(C)は粒子状の熱可塑性樹脂である。
成分(D)は粒子状のエポキシ樹脂硬化剤、もしくは粒子状のエポキシ樹脂硬化剤および粒子状のエポキシ樹脂硬化助剤(併用)である。
本発明のマトリックス樹脂組成物は、マトリックス樹脂組成物1及び2のいずれも、更に成分(E):ゴム粒子を含有していても良い。
ASTM D5045に準拠して硬化樹脂の破壊靱性値を測定した際の試験体破面の任意の100μm2の範囲をSEMを用いて観察し、確認された成分(E)の粒径、又は成分(E)が抜け落ちた凹部の径を任意の10箇所測定してその平均値を成分(E)の硬化物中の粒径とする。
硬化樹脂板をジクロロメタンに浸漬し成分(E)を溶出させる。成分(E)を溶出させた硬化樹脂板の任意の100μm2の範囲を走査型プローブ顕微鏡で観察し、確認された成分(E)が溶出した凹部の径を任意の10箇所測定してその平均値を成分(E)の硬化物中の粒径とする。
さらに、本発明のマトリックス樹脂組成物には、シリカ粉末、アエロジル、マイクロバルーン、三酸化アンチモン、アルミナ、酸化チタン等の無機粒子、リン化合物等の難燃剤、カーボンブラック、活性炭等の炭素粒子、成分(A)エポキシ樹脂に溶解させた熱可塑性樹脂、また、消泡剤、湿潤剤等の添加剤を目的に応じて、本発明の効果を損なわない程度配合してもよい。
(1)予め加熱、拡幅した強化繊維束(トウ)の少なくとも片面にマトリックス樹脂組成物を供給する。
(2)供給したマトリックス樹脂組成物を強化繊維束へ均一に含浸させる。
(3)トウプリプレグの温度を室温程度まで冷却する。
(4)トウプリプレグを紙管等に巻取る。
各例で用いた樹脂組成物の原料、調製方法、および各物性の測定方法を以下に示す。各マトリックス樹脂組成物の組成、および物性の測定結果を表1及び2にまとめて示す。なお、表1及び2中の各成分の数値は、マトリックス樹脂組成物に配合する各成分の質量部数を表す。なお本発明の範囲は、実施例に限定されるものではない。
〔成分(A)〕
jER1001
「製品名」jER1001
「成分」ビスフェノールA型エポキシ樹脂(2官能エポキシ樹脂)
(エポキシ当量:475g/eq)
「供給元」三菱化学株式会社
CY−184
「製品名」アラルダイト CY−184
「成分」 ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステル
(エポキシ当量:158g/eq)
「供給元」 ハンツマン・ジャパン株式会社
〔成分(E)を成分(A)に分散したマスターバッチ型のゴム粒子分散エポキシ樹脂〕
MX−257
「製品名」カネエースMX−257
「成分」ビスフェノールA型エポキシ樹脂(2官能エポキシ樹脂。エポキシ当量:189g/eq):63質量%、及びブタジエン系コアシェル型ゴム粒子(体積平均粒径:200nm):37質量%
「供給元」株式会社カネカ
MX−154
「製品名」カネエースMX−154
「成分」ビスフェノールA型エポキシ樹脂(2官能エポキシ樹脂。エポキシ当量:189g/eq):60質量%、及びブタジエン系コアシェル型ゴム粒子(体積平均粒径:100nm):40質量%
「供給元」株式会社カネカ
〔成分(B)〕
DY9577
「製品名」DY9577
「成分」三塩化ホウ素アミン錯体
「供給元」ハンツマン・ジャパン株式会社
〔成分(C)〕
2001UD
「製品名」ORGASOL 2001UD NAT1
「成分」ポリアミド12(ザウタミーン径:5.3μm)
「供給元」Arkema Inc.
1002UD
「製品名」ORGASOL 1002D NAT1
「成分」ポリアミド12(ザウタミーン径:18μm)
「供給元」Arkema Inc.
Vestosint2159
「製品名」Vestsint2159
「成分」ポリアミド12(ザウタミーン径:10μm)
「供給元」エボニック インダストリーズ AG
〔成分(D)〕
DICY15
「製品名」jERキュア DICY15
「成分」ジシアンジアミド(ザウタミーン径:2μm)
「供給元」三菱化学株式会社
PN−23
「製品名」アミキュア PN−23
「成分」アミンアダクト型硬化剤(ザウタミーン径:6μm)
「供給元」味の素ファインテクノ株式会社
2014FG
「製品名」アンカミン 2014FG
「成分」変性脂肪族アミン(ザウタミーン径:2μm)
「供給元」エアプロダクツジャパン株式会社
表1及び2に記載の組成のマトリックス樹脂組成物を、以下の通り調製した。なお表中の各成分の数値は質量部を表す。
MX−257の一部に2001UDをロールミルを使用して分散させた。2001UDを分散させたMX−257と残りのMX−257、CY−184、DY9577をフラスコへ秤量した後、ウォーターバスを使用して内容物を40〜65℃で加温しながら、内容物が目視で均一となるまで撹拌し実施例1のマトリックス樹脂組成物を得た。
MX−257の一部に1002Dをロールミルを使用して分散させた。1002Dを分散させたMX−257と残りのMX−257、CY−184、DY9577をフラスコへ秤量した後、ウォーターバスを使用して内容物を40〜65℃で加温しながら、内容物が目視で均一となるまで撹拌し実施例2のマトリックス樹脂組成物を得た。
MX−257に2001UDをロールミルを使用して分散させた。2001UDを分散させたMX−257、DY9577をフラスコへ秤量した後、ウォーターバスを使用して内容物を40〜65℃で加温しながら、内容物が目視で均一となるまで撹拌し実施例3のマトリックス樹脂組成物を得た。
MX−257の一部にVestosint2159をロールミルを使用して分散させた。Vestosint2159を分散させたMX−257と残りのMX−257、CY−184、DY9577をフラスコへ秤量した後、ウォーターバスを使用して内容物を40〜65℃で加温しながら、内容物が目視で均一となるまで撹拌し実施例4〜7のマトリックス樹脂組成物を得た。
MX−257の一部にVestosint2159をロールミルを使用して分散させた。残りのMX−257とjER1001とをフラスコに秤量し、ウォーターバスを使用して内容物を80〜110℃で加温しながら、内容物が目視で均一となるまで撹拌した。調製した残りのMX−257とjER1001の混合物はフラスコから取り出し室温程度まで放冷させた。Vestosint2159を分散させたMX−257、残りのMX−257とjER1001の混合物、DY9577をフラスコへ秤量した後、ウォーターバスを使用して内容物を40〜65℃で加温しながら、内容物が目視で均一となるまで撹拌し実施例8〜11のマトリックス樹脂組成物を得た。
MX−257の一部にDICY15、PN−23、2014FG、及び2001UDをロールミルを使用して分散させた。DICY15、PN−23、2014FG、及び2001UDを分散させたMX−257と残りのMX−257をフラスコへ秤量した後、ウォーターバスを使用して内容物を40〜55℃で加温しながら、内容物が目視で均一となるまで撹拌し実施例12のマトリックス樹脂組成物を得た。
MX−257の一部にPN−23、及び2001UDをロールミルを使用して分散させた。PN−23、及び2001UDを分散させたMX−257と残りのMX−257、そしてCY−184とをフラスコへ秤量した後、ウォーターバスを使用して内容物を40〜55℃で加温しながら、内容物が目視で均一となるまで撹拌し実施例13のマトリックス樹脂組成物を得た。
すべての原料をフラスコへ秤量した後、ウォーターバスを使用して内容物を40〜65℃で加温しながら、内容物が目視で均一となるまで撹拌し比較例1のマトリックス樹脂組成物を得た。
MX−257の一部にVestosint2159をロールミルを使用して分散させた。Vestosint2159を分散させたMX−257と残りのMX−257、CY−184、DY9577をフラスコへ秤量した後、ウォーターバスを使用して内容物を40〜65℃で加温しながら、内容物が目視で均一となるまで撹拌し比較例2〜4のマトリックス樹脂組成物を得た。
上述の各実施例及び比較例にて得られたマトリックス樹脂組成物につき、昇温時の粘度を以下の測定条件で測定し、30℃の時の粘度をもとめた。
装置:AR−G2(ティー・エー・インスツルメント社製)
使用プレート:35mmΦパラレルプレート
プレートギャップ:0.5mm
測定周波数:10rad/sec
昇温速度:2℃/min
ストレス:3000dynes/cm2
<トウプリプレグの作製>
上述の各実施例及び比較例で得られたマトリックス樹脂組成物と、グラフィル社製高強度炭素繊維 製品名:37−800(引張強度:5520MPa、引張弾性率:255GPa、フィラメント数:30,000本)を用いてトウプリプレグを作製した。
上述の<トウプリプレグの作製>で得られた各トウプリプレグにつき、以下の手順でタック試験を行い、平均最大ストレス値を求めた。
装置:タックテスターTA−500(株式会社ユービーエム製)
プランジャーの試料との接触面積:3.1cm2
プランジャー押しつけ時間:10秒
プランジャー押しつけ荷重:90,000Pa
プランジャー上昇速度:1mm/秒
測定温度:23℃
測定湿度:50%RH
手順:
1)トウプリプレグを試料台に置き固定した。この際、プランジャーと接触するトウプリプレグの面は、当該トウプリプレグが紙管に巻かれていた時に見えていなかった面(即ち紙管側の面)とした。
2)プランジャーに90,000Pa荷重をかけ、トウプリプレグに10秒間押し当てた。
3)プランジャーを1mm/秒で上昇させた。
4)プランジャーを上昇させる間のストレス値の最大値を最大ストレス値とし、合計3回測定して、得られた最大ストレス値の平均値を平均最大ストレス値とした。
図1に示したクリール、ガイド、ダンサーロール、ゴデッドロール及びワインダーから成る装置を使用して紙管に巻き取られたトウプリプレグを50m/minの速度で200m巻出すことでトウプリプレグの高速解舒性評価を行った。また巻出しの張力は1000gとした。この間にリンガーが発生せず、且つ工程中のガイド、ロール等に巻きつきが生じずに解舒出来た場合、合格と判断した。
トウプリプレグが、FW成形等の工程においてガイドを通過した際に、折り畳まれた後に再度開かれて、ガイドを通過する前のトウ幅程度となるかどうか、すなわちトウプリプレグの形態保持性を以下の方法で評価した。
手順:
1)紙管に巻き取られたトウプリプレグを約20cm巻出し切り取った。
2)切り取った約20cm長のトウプリプレグの凡そ中央部分を約5cm折りたたんだ。この時、折り目の線が強化繊維と沿うように、かつトウプリプレグを折りたたんだ時に紙管側が内となるようにした。
3)約20cm長のトウプリプレグを机上に置き、これの折りたたまれた部分の上に長さ5cm、幅1cm、厚さ2mmの樹脂板、さらに当該樹脂板の上に200gの重りを置いた。
4)この状態で15秒間静置した後、200gの重りと樹脂板を取りさった。
5)約20cm長のトウプリプレグの両端部を手で持ち、トウプリプレグが張るよう両端部を引っ張った。この際に折りたたまれた部分が開いた場合を合格、開かなかった場合を不合格とした。
上記の作製工程の通り実施例1のトウプリプレグを作製した。作製工程において顕著に成分(C)が濾別されロールやガイドに付着、堆積することは無く、さらに濾別された成分(C)のロールやガイドへの付着、堆積に起因する工程トラブルも発生しなかった。作製した実施例1のトウプリプレグは適切なタックであり、紙管からの解舒性やFW成形工程における工程通過性、並びに形態保持性の点で良好であった。またトウプリプレグ高速解舒性評価、トウプリプレグの形態保持性評価においても合格であった。
上記の作製工程の通り実施例2〜11のトウプリプレグを作製した。作製工程において顕著に成分(C)が濾別されロールやガイドに付着、堆積することは無く、さらに濾別された成分(C)のロールやガイドへの付着、堆積に起因する工程トラブルも発生しなかった。作製した実施例2〜11のトウプリプレグは適切なタックであり、紙管からの解舒性やFW成形工程における工程通過性、並びに形態保持性の点で良好であった。
上記の作製工程の通り実施例2〜10のトウプリプレグを作製した。作製工程において顕著に成分(C)や成分(D)が濾別されロールやガイドに付着、堆積することは無く、さらに濾別された成分(C)のロールやガイドへの付着、堆積に起因する工程トラブルも発生しなかった。作製した実施例12、13のトウプリプレグは適切なタックであり、紙管からの解舒性やFW成形工程における工程通過性、並びに形態保持性の点で良好であった。
上記の作製工程の通り比較例1のトウプリプレグを作製した。作製工程において工程トラブルは発生しなかった。作製した比較例1のトウプリプレグはタックが非常に強く、紙管からの高速で解舒性する際に抵抗が強くスムーズに解舒出来なかったり、リンガーが発生したりした。またタックが非常に強いためFW成形工程においてガイド、ロール等に巻きつきが生じたり、ガイドで折りたたまれたトウプレグを再び拡幅することが出来なかったりした。またトウプリプレグ高速解舒性評価、トウプリプレグの形態保持性評価においても不合格であった。
上記の作製工程の通り比較例2〜4のトウプリプレグを作製した。作製工程において成分(C)が濾別されロールやガイドに多量に付着、堆積し、さらに濾別された成分(C)のロールやガイドへの付着、堆積に強化繊維の端糸がとられロールやガイドでの巻きつきが発生した。作製した比較例2〜4のトウプリプレグはタックが非常に弱く、紙管からの解舒性やFW成形工程における工程通過性、並びに形態保持性の点で良好であったが、FW成形の際にトウプリプレグがライナーに付着せず支障が生じた。
2 ガイド
3 ダンサーロール
4 ゴデッドロール
Claims (10)
- 粒子状の成分を含むマトリックス樹脂組成物を含浸させた強化繊維束からなるトウプリプレグであって、タック試験結果の平均最大ストレス値が5,000〜55,000Paの範囲であるトウプリプレグ。
- 前記マトリックス樹脂組成物の30℃における粘度が5〜300Pa・sである請求項1に記載のトウプリプレグ。
- 前記強化繊維束が炭素繊維束である請求項1又は2に記載のトウプリプレグ。
- 樹脂含有率が20〜40質量%である請求項1〜3のいずれか一項に記載のトウプリプレグ。
- 前記マトリックス樹脂組成物が下記の成分(A)〜(C)を含み、該成分(B)の含有量が該成分(A)100質量部に対して5〜20質量部であり、該成分(C)の含有量が特定有機化合物成分100質量部に対して1〜30質量部であり、かつ成分(C)の一次粒子径が1〜30μmである、請求項1〜4のいずれか一項に記載のトウプリプレグ。
成分(A):エポキシ樹脂
成分(B):三塩化ホウ素アミン錯体
成分(C):粒子状の熱可塑性樹脂 - 前記マトリックス樹脂組成物が下記の成分(A)、成分(C)および成分(D)を含み、該成分(C)及び成分(D)の含有量の合計が特定有機化合物成分100質量部に対して3〜30質量部であり、かつ成分(C)の一次粒子径が1〜30μmである、請求項1〜4のいずれか一項に記載のトウプリプレグ。
成分(A):エポキシ樹脂
成分(C):粒子状の熱可塑性樹脂
成分(D):粒子状のエポキシ樹脂硬化剤、もしくは粒子状のエポキシ樹脂硬化剤および粒子状のエポキシ樹脂硬化助剤 - 前記成分(D)における粒子状のエポキシ樹脂硬化剤が、エポキシ樹脂イミダゾールアダクト化合物、エポキシ樹脂アミンアダクト化合物、変性脂肪族アミン化合物、ジシアンジアミド及び芳香族ポリアミンからなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項6に記載のトウプリプレグ。
- 前記成分(D)における粒子状のエポキシ樹脂硬化助剤が、エポキシ樹脂イミダゾールアダクト化合物、エポキシ樹脂アミンアダクト化合物、変性脂肪族アミン化合物及びウレア化合物からなる群より選ばれた少なくとも1種である(但し、該成分(D)の一部として併用される粒子状のエポキシ樹脂硬化剤とは異なる化合物である) 請求項6又は7に記載のトウプリプレグ。
- 更に、前記マトリックス樹脂組成物が下記成分(E)を含み、かつ該成分(E)の含有量が前記成分(A)100質量部に対して10〜110質量部である、請求項5〜8のいずれか一項に記載のトウプリプレグ。
成分(E):ゴム粒子 - 前記成分(E)がブタジエンゴムを含むゴム粒子である請求項9記載のトウプリプレグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014211345A JP6503683B2 (ja) | 2013-10-17 | 2014-10-16 | トウプリプレグ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013216578 | 2013-10-17 | ||
JP2013216578 | 2013-10-17 | ||
JP2014211345A JP6503683B2 (ja) | 2013-10-17 | 2014-10-16 | トウプリプレグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015098584A true JP2015098584A (ja) | 2015-05-28 |
JP6503683B2 JP6503683B2 (ja) | 2019-04-24 |
Family
ID=53375423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014211345A Active JP6503683B2 (ja) | 2013-10-17 | 2014-10-16 | トウプリプレグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6503683B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017095538A (ja) * | 2015-11-18 | 2017-06-01 | 三菱レイヨン株式会社 | トウプリプレグ、複合材料補強圧力容器及びその製造方法 |
WO2017099060A1 (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | 三菱レイヨン株式会社 | トウプリプレグ、複合材料補強圧力容器および複合材料補強圧力容器の製造方法 |
IT201800010629A1 (it) * | 2018-11-27 | 2020-05-27 | Microtex Composites S R L | Prepreg per componenti estetici ad alta resistenza termica e privi di difetti quali macchie e puntini e loro metodo di produzione. |
JP2020158780A (ja) * | 2015-11-18 | 2020-10-01 | 三菱ケミカル株式会社 | トウプリプレグおよび複合材料補強圧力容器の製造方法 |
WO2020250957A1 (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-17 | Dic株式会社 | エポキシ樹脂組成物、硬化物、繊維強化複合材料、プリプレグ及びトウプリプレグ |
JP7563150B2 (ja) | 2020-01-30 | 2024-10-08 | 東レ株式会社 | トウプレグおよびトウプレグを用いたフィラメントワインディング成形品の製造方法 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08283435A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-10-29 | Toray Ind Inc | ヤーンプリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JPH09169861A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 熱硬化性トウプリプレグのパッケージ |
JPH10330513A (ja) * | 1997-06-02 | 1998-12-15 | Toray Ind Inc | プリプレグ及び繊維強化複合材料 |
JP2004051660A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Toray Ind Inc | プリプレグおよびその製造方法 |
JP2007217665A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-30 | Toray Ind Inc | プリプレグおよび炭素繊維強化複合材料 |
JP2010241845A (ja) * | 2008-03-31 | 2010-10-28 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | プリプレグ及びこれを硬化した繊維強化複合材料 |
JP2011157491A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Toray Ind Inc | トウプリプレグ用エポキシ樹脂組成物およびトウプリプレグ |
WO2013183667A1 (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-12 | 三菱レイヨン株式会社 | エポキシ樹脂組成物 |
JP2014074130A (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-24 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | トウプリプレグ |
JP2014227423A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-08 | 味の素株式会社 | プリプレグ及びプリプレグ用エポキシ樹脂組成物 |
-
2014
- 2014-10-16 JP JP2014211345A patent/JP6503683B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08283435A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-10-29 | Toray Ind Inc | ヤーンプリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JPH09169861A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 熱硬化性トウプリプレグのパッケージ |
JPH10330513A (ja) * | 1997-06-02 | 1998-12-15 | Toray Ind Inc | プリプレグ及び繊維強化複合材料 |
JP2004051660A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Toray Ind Inc | プリプレグおよびその製造方法 |
JP2007217665A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-30 | Toray Ind Inc | プリプレグおよび炭素繊維強化複合材料 |
JP2010241845A (ja) * | 2008-03-31 | 2010-10-28 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | プリプレグ及びこれを硬化した繊維強化複合材料 |
JP2011157491A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Toray Ind Inc | トウプリプレグ用エポキシ樹脂組成物およびトウプリプレグ |
WO2013183667A1 (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-12 | 三菱レイヨン株式会社 | エポキシ樹脂組成物 |
JP2014074130A (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-24 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | トウプリプレグ |
JP2014227423A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-08 | 味の素株式会社 | プリプレグ及びプリプレグ用エポキシ樹脂組成物 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
TA−500, JPN7018002542, 14 May 2015 (2015-05-14), JP, ISSN: 0003844907 * |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017095538A (ja) * | 2015-11-18 | 2017-06-01 | 三菱レイヨン株式会社 | トウプリプレグ、複合材料補強圧力容器及びその製造方法 |
JP2020158780A (ja) * | 2015-11-18 | 2020-10-01 | 三菱ケミカル株式会社 | トウプリプレグおよび複合材料補強圧力容器の製造方法 |
WO2017099060A1 (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | 三菱レイヨン株式会社 | トウプリプレグ、複合材料補強圧力容器および複合材料補強圧力容器の製造方法 |
JP6222387B1 (ja) * | 2015-12-10 | 2017-11-01 | 三菱ケミカル株式会社 | トウプリプレグ、複合材料補強圧力容器および複合材料補強圧力容器の製造方法 |
US10889695B2 (en) | 2015-12-10 | 2021-01-12 | Mitsubishi Chemical Corporation | Tow prepreg, composite material-reinforced pressure vessel, and method of producing composite material-reinforced pressure vessel |
IT201800010629A1 (it) * | 2018-11-27 | 2020-05-27 | Microtex Composites S R L | Prepreg per componenti estetici ad alta resistenza termica e privi di difetti quali macchie e puntini e loro metodo di produzione. |
WO2020110038A1 (en) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | Microtex Composites Srl | Prepreg for decorative components which are highly heat-resistant, transparent, colorless and free of defects, such as spots and dots, and manufacturing method thereof |
WO2020250957A1 (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-17 | Dic株式会社 | エポキシ樹脂組成物、硬化物、繊維強化複合材料、プリプレグ及びトウプリプレグ |
JP6825757B1 (ja) * | 2019-06-14 | 2021-02-03 | Dic株式会社 | エポキシ樹脂組成物、硬化物、繊維強化複合材料、プリプレグ及びトウプリプレグ |
CN113874441A (zh) * | 2019-06-14 | 2021-12-31 | Dic株式会社 | 环氧树脂组合物、固化物、纤维增强复合材料、预浸料及丝束预浸料 |
JP7563150B2 (ja) | 2020-01-30 | 2024-10-08 | 東レ株式会社 | トウプレグおよびトウプレグを用いたフィラメントワインディング成形品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6503683B2 (ja) | 2019-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6222387B1 (ja) | トウプリプレグ、複合材料補強圧力容器および複合材料補強圧力容器の製造方法 | |
TWI545153B (zh) | 環氧樹脂組成物、預浸絲束、複合材料補強壓力容器以及鋼腱 | |
JP2015098584A (ja) | トウプリプレグ | |
US10934406B2 (en) | Prepreg tape and use thereof | |
JP6020734B2 (ja) | トウプリプレグ、及び複合材料圧力容器とその製造方法 | |
JP5757309B2 (ja) | エポキシ樹脂組成物、トウプリプレグ及び圧力容器 | |
JP5028903B2 (ja) | 引き抜き成形繊維強化複合材料 | |
JPWO2005083002A1 (ja) | 繊維強化複合材料用エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、および繊維強化複合材料 | |
JPWO2019225442A1 (ja) | トウプレグおよびその製造方法、ならびに圧力容器の製造方法 | |
JPH07197381A (ja) | 炭素繊維ストランド用サイジング剤、サイズ処理された炭素繊維ストランド、及びその炭素繊維ストランドを強化繊維としたプリプレグ | |
JP2008095222A (ja) | 炭素繊維束およびプリプレグ | |
JP2018158963A (ja) | トウプリプレグ、および複合材料補強圧力容器 | |
JP2019089951A (ja) | トウプリプレグ、繊維強化複合材料及び複合材料補強圧力容器とその製造方法 | |
JP2016188271A (ja) | プリプレグの製造方法 | |
JP2016204540A (ja) | トウプリプレグ、及び複合材料補強圧力容器 | |
JP6915733B2 (ja) | トウプリプレグおよび複合材料補強圧力容器の製造方法 | |
JP6720508B2 (ja) | トウプリプレグ、複合材料補強圧力容器及びその製造方法 | |
JP7552595B2 (ja) | 炭素繊維複合材料用樹脂組成物、トウプレグ | |
JP2020158594A (ja) | トウプレグおよびその製造方法、圧力容器の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180704 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180731 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180921 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190311 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6503683 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R157 | Certificate of patent or utility model (correction) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157 |