JP2015089733A - 駐車支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの運転技量への依存の度合いが低く、より容易に駐車支援を行うことのできる駐車支援システムを提供する。
【解決手段】携帯情報端末12の端末側送受信部30と車載送受信部16とを用いて駐車支援を行う駐車支援システムであって、端末側送受信部30及び車載送受信部16を用いて携帯情報端末12と車両10との間の距離を測定し、認証された携帯情報端末12から送信される指令に基づき車両10を移動させる。また測定された車両10と携帯情報端末12との距離が予め設定された所定の範囲内である場合は、携帯情報端末12から送信される指令に基づき車両10を移動させ、測定された距離が所定の範囲外である場合、及び、携帯情報端末12と車両10との間の距離の測定が不可能である場合には、車両10を停止させる。
【選択図】図1
【解決手段】携帯情報端末12の端末側送受信部30と車載送受信部16とを用いて駐車支援を行う駐車支援システムであって、端末側送受信部30及び車載送受信部16を用いて携帯情報端末12と車両10との間の距離を測定し、認証された携帯情報端末12から送信される指令に基づき車両10を移動させる。また測定された車両10と携帯情報端末12との距離が予め設定された所定の範囲内である場合は、携帯情報端末12から送信される指令に基づき車両10を移動させ、測定された距離が所定の範囲外である場合、及び、携帯情報端末12と車両10との間の距離の測定が不可能である場合には、車両10を停止させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯端末を用いて駐車を支援する駐車支援システムに関する。
近年、駐車時の運転操作の支援を行うシステムとして、例えば、車両の周辺を撮影した画像を表示部に表示するシステムや、ソナーセンサ等の測距用のセンサを用いて障害物への接近を検知するシステム等が知られている。しかし、これらのシステムを車両に搭載した場合でも、駐車用スペースに円滑に車を停めるには、ドライバーに対して比較的高い運転技量が求められる。
一方、ドライバーの運転技量に依存しない車両制御システムとして、ユーザが所持する遠隔制御装置からの遠隔制御指令を受けて車両を自動駐車指定位置へ無人走行で移動させるシステム等も知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで上記システムは、車両がユーザが視認できない位置にあっても、自動駐車指定位置へ移動可能であることを前提に構成されている。従って、車両は、車両周辺や車両進行方向に人が存在するか否かを検出する車両周辺検出センサや、無人走行状態であることを周囲に報知する車載報知装置を備える必要がある。さらに上記システムを実現するにあたっては、人以外の障害物を検知するセンサ等も必要になるため、部品点数が多くなる他、それらを制御するシステムの演算処理も複雑化する。このため、駐車支援に特化したシステムとしては、部品点数の抑制はもとより、ユーザの運転技量に依存し難い、より簡易なシステムが求められている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの運転技量への依存の度合いが低く、より容易に駐車支援を行うことのできる駐車支援システムを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記問題点を解決する駐車支援システムは、携帯端末の音波送受信部と車両の音波送受信部とを用いて駐車支援を行う駐車支援システムであって、前記携帯端末の音波送受信部及び前記車両の音波送受信部を用いて前記携帯端末と前記車両との間の距離を測定する距離測定部と、前記車両に設けられ、前記携帯端末を認証する認証部と、前記車両に設けられ、認証された携帯端末から送信される指令に基づき当該車両を移動させる駆動制御部と、を備え、前記駆動制御部は、前記測定された距離が予め設定された所定の範囲内である場合は、前記携帯端末から送信される指令に基づき当該車両を移動させ、前記測定された距離が前記所定の範囲外である場合、及び、前記距離測定部による前記携帯端末と前記車両との間の距離の測定が不可能である場合には、当該車両を停止させる。
上記問題点を解決する駐車支援システムは、携帯端末の音波送受信部と車両の音波送受信部とを用いて駐車支援を行う駐車支援システムであって、前記携帯端末の音波送受信部及び前記車両の音波送受信部を用いて前記携帯端末と前記車両との間の距離を測定する距離測定部と、前記車両に設けられ、前記携帯端末を認証する認証部と、前記車両に設けられ、認証された携帯端末から送信される指令に基づき当該車両を移動させる駆動制御部と、を備え、前記駆動制御部は、前記測定された距離が予め設定された所定の範囲内である場合は、前記携帯端末から送信される指令に基づき当該車両を移動させ、前記測定された距離が前記所定の範囲外である場合、及び、前記距離測定部による前記携帯端末と前記車両との間の距離の測定が不可能である場合には、当該車両を停止させる。
この構成では、携帯端末と車両との間の距離が、例えば数m以内等の、ユーザによって車両及び車両周辺の安全の確認ができる所定の範囲内である場合に、携帯端末からの指令に基づき車両を移動させることができる。従って、ユーザは車外から容易に安全確認を行うこともできるし、運転技量が低い場合であっても、車両を目標とする位置まで円滑に、しかも容易に移動させることができる。また携帯端末と車両との間の距離が上記所定の範囲外である場合に、車両を停止させるので、ユーザによる安全確認が不十分となる遠隔の位置からの携帯端末の操作を禁止することができる。さらに、距離測定部に通信障害が生じた場合等、携帯端末と車両との間の距離の測定が不可能となる場合にも車両を停止させるので、安全性は維持される。また距離測定部は、少なくとも上記所定の範囲内の測距を行うことができればよいため、近距離用である音波送受信部を用いることが可能でもある。
好ましい構成として、前記車両には、複数の音波送受信部が設けられ、前記所定の範囲は、前記音波送受信部の各々を中心として予め設定された距離範囲を全て含む範囲である。
この構成によれば、上記所定の範囲は、車両側の音波送受信部の各々を中心とする距離範囲を全て含む範囲であるので、ユーザによって安全の確認ができる範囲を規定しつつ、携帯端末による車両の操作が許可される範囲を拡大することができる。
好ましい構成として、前記駆動制御部は、前記携帯端末から指令される車両の進行方向又は旋回方向に従って前記車両を移動させる。
この構成では、携帯端末を介して、前進又は後退といった進行方向や、右旋回、左旋回といった旋回方向を指示できるので、車両を駐車スペースに対して一定の向きに停車させなくても、携帯端末を操作することによって、車両を目標とする位置まで移動させて停めることができる。
この構成では、携帯端末を介して、前進又は後退といった進行方向や、右旋回、左旋回といった旋回方向を指示できるので、車両を駐車スペースに対して一定の向きに停車させなくても、携帯端末を操作することによって、車両を目標とする位置まで移動させて停めることができる。
上記課題を解決する駐車支援システムは、携帯端末の音波送受信部と車両の音波送受信部とを用いて駐車支援を行う駐車支援システムであって、前記携帯端末の音波送受信部及び車両の音波送受信部を用いて、前記携帯端末と前記車両との間の距離を測定する距離測定部と、前記車両に設けられ、前記携帯端末を認証する認証部と、認証された前記携帯端末と前記車両との間の測定された距離が、前記携帯端末と前記車両との間に保持されるべき基準距離を超えている場合、前記携帯端末と当該車両との距離を前記基準距離に近づけるように当該車両を移動させる駆動制御部と、を備えることを要旨とする。
この構成では、携帯端末と車両との間の距離が、例えば数十cm以内等、それらの間に保持されるべき基準距離を超えている場合に、携帯端末と車両との間の距離を基準距離に近づけるように車両が移動する。即ち、ユーザは車両を目標とする駐車スペースまで誘導すればよいので、ユーザの運転技量に依存することなく、円滑且つ容易に駐車することができる。また距離測定部は、少なくとも上記所定の範囲内の測距を行うことができればよいため、近距離用であって指向性のある音波送受信部を用いることが可能である。
好ましい構成として、前記駆動制御部は、前記携帯端末と前記車両との距離が、前記基準距離よりも小さい規定の距離以下となった場合に、当該車両を停止する。
この構成では、携帯端末と車両との距離が、基準距離よりも小さい規定の距離以下となった場合に車両を停止するので、誘導するユーザに車両が接近しすぎた場合に、安全のために車両を停止することができる。
この構成では、携帯端末と車両との距離が、基準距離よりも小さい規定の距離以下となった場合に車両を停止するので、誘導するユーザに車両が接近しすぎた場合に、安全のために車両を停止することができる。
好ましい構成として、前記車両には、前記音波送受信部が複数設けられ、前記距離測定部は、それら複数の前記音波送受信部による音波の授受に基づいて前記車両に対する前記携帯端末の2次元的な位置を求め、前記駆動制御部は、前記求められた携帯端末の2次元的な位置に追従する態様で、ステアリング装置を制御する。
この構成では、求められた携帯端末の2次元的な位置に車両が追従する態様でステアリング装置を制御するので、携帯端末を所持するユーザによって車両を駐車スペースまで誘導する際の自由度を高めることができる。
(第1の実施の形態)
以下、駐車支援システムを具体化した第1の実施の形態を説明する。本実施の形態では、音波送受信部を備える携帯端末が、多機能携帯電話機器(スマートフォン)からなる携帯情報端末である態様について説明する。また、この携帯情報端末からの指令を受けて移動する車両を、エンジンを動力源とするタイプの車両として説明する。
以下、駐車支援システムを具体化した第1の実施の形態を説明する。本実施の形態では、音波送受信部を備える携帯端末が、多機能携帯電話機器(スマートフォン)からなる携帯情報端末である態様について説明する。また、この携帯情報端末からの指令を受けて移動する車両を、エンジンを動力源とするタイプの車両として説明する。
図1に示すように、駐車支援システムは、車両10に設けられた駐車支援装置11と、ユーザが所持する携帯情報端末12とから構成される。駐車支援装置11は、制御部15と、超音波を送受信する車載送受信部16とを備えている。
制御部15は、正当なユーザの認証用情報を記憶しており、この認証用情報を含む信号が携帯情報端末12から送信されると、駐車支援装置11によって識別信号が正当なものである旨の認証がなされる。
また制御部15は、エンジン制御部20や、電動ステアリングコンピュータ21と通信可能に接続されている。本実施の形態のエンジン制御部20は、エンジンの各種アクチュエータを操作するとともに、オートマチックトランスミッションの変速制御を行う。またエンジン制御部20は、駐車支援装置11からの指令に基づき、エンジンを始動及び停止させるとともに、シフト制御を行う。また電動ステアリングコンピュータ21は、車両10の走行時には、電動ステアリング装置を構成するモータへのアシスト電流を演算して、ドライバーによる操舵時のアシストトルクを発生させる。また駐車時には、駐車支援装置11からの指令に基づき、上記モータを駆動させる。
車載送受信部16は、例えば圧電素子等を備え、超音波信号を送信する機能と、超音波信号を受信する機能とを有する。超音波信号とは、可聴周波数帯域(20Hz以上20kHz未満)よりも高周波の音波信号のことである。本実施の形態では、2つの車載送受信部16が車両10に設けられている。一方の車載送受信部16は、車両10の前端部の中央に設けられ、他方の車載送受信部16は、車両10の後端部の中央に設けられている。この車載送受信部16は、駐車支援に特化したセンサであってもよいが、車両10と障害物との接近を検知する既存のクリアランスソナーセンサを用いることも可能である。
また駐車支援装置11は、車輪の回転速度を検出する車速センサ22から車速を入力するとともに、ジャイロ23から車両10の角速度を入力する。さらに駐車支援装置11は、車両10に設けられた温度センサ24から外気温を入力する。
携帯情報端末12は、音波送受信部としての端末側送受信部30と、電話回線通信部31と、CPU(中央処理装置)32と、不揮発性メモリ33と、タッチパネルディスプレイ35を備え、これらが入出力ポート34を介して互いに通信可能に接続されている。端末側送受信部30は、超音波信号を送信する機能と、超音波信号を受信する機能とを有する。端末側送受信部30としては、スマートフォンに備えられたマイク及びスピーカを用いることが可能である。
CPU32は、不揮発性メモリ33に格納された各種プログラムを実行する機能を有する。不揮発性メモリ33は、給電の有無に関わらずデータを保持する書き換え可能なメモリである。特に、本実施の形態においては、不揮発性メモリ33に、認証用プログラム36、及び駐車操作用プログラム37が記憶されている。認証用プログラム36は、携帯情報端末12と車両10との通信によって電子認証をする際に携帯情報端末12側で実行される処理を規定するアプリケーションプログラムである。駐車操作用プログラム37は、車両10に対して、駐車開始指令、駐車時の移動方向及び旋回方向を指示する指令、停止指令を送信するためのアプリケーションプログラムである。
また携帯情報端末12は、タッチパネルディスプレイ35を備えている。タッチパネルディスプレイ35には、駐車操作用プログラム37が起動されたときに、ユーザが駐車操作を行うための画面が表示される。タッチパネルディスプレイ35は、ユーザの指の接触位置を検出して、検出結果を駐車支援装置11の制御部15に出力する。
次に図2を参照して、本実施の形態における駐車支援装置11の動作を、その処理手順とともに説明する。なお、駐車支援装置11の処理は、例えば所定の周期で繰り返し実行される。
制御部15は、まず車両10が操作可能状態であるときに、携帯情報端末12からの駐車開始指令を受信したか否かを判断する(ステップS1)。操作可能状態とは、携帯情報端末12からの指令に基づき車両10が移動するための準備段階に相当する車両状態であって、例えば、電動パーキングブレーキの状態や、所定のシフトポジションである状態等である。
制御部15は、操作可能状態であるときに駐車開始指令を受信したと判断すると(ステップS1:YES)、車載送受信部16を用いて、予め設定された出力強度の超音波信号を送信する(ステップS2)。この超音波信号は、同期コード、IDコード、チャレンジコード、及び測距コードを順番に並べたデータであって、各コードはその順番に送信される。同期コードは、プリアンブルであり、IDコードは車両を特定するためのデータである。チャレンジコードは、携帯情報端末12に対し、携帯情報端末12の識別情報の送信を要求するデータであり、且つ携帯情報端末12側で該識別情報を含む識別信号を生成するために利用されるものである。測距コードは、車載送受信部16と携帯情報端末12との間の距離を測定するために用いるコードである。
これに対し、携帯情報端末12は、車載送受信部16に応答する超音波信号(以下、応答信号という)として、応答測距コード、レスポンスコードの順に信号を送信する。ここで、応答測距コードは、駐車支援装置11の車載送受信部16から送信された測距コードの各ビットを論理反転させたコードとする。またレスポンスコードは、チャレンジコードに、携帯情報端末12を識別する識別情報を有するコード(暗号鍵)を論理合成することで生成される。このレスポンスコードは、携帯情報端末12を識別する情報を含むものとなっており、携帯情報端末12が正当なものである旨の認証を行う際の入力信号となるものである。
制御部15は、携帯情報端末12から、予め設定された時間内に応答信号を受信したか否かを判断する(ステップS3)。この時間は、車載送受信部16が超音波信号を送信したときから、その信号に応答が可能な携帯情報端末12からの応答信号を受信するまでの平均的な時間に基づき設定されている。予め設定された時間内に応答信号を受信しない場合(ステップS3:NO)、ステップS10に進み、駐車支援のための制御を終了する終了処理を行う。このため、例えばノイズ等による通信障害が発生した場合、携帯情報端末12の電源が低下して処理時間が長くなる可能性がある場合、携帯情報端末12で終了のための所定の操作を行わずにユーザがいなくなった場合等に、携帯情報端末12による操作に基づく車両制御が終了される。
一方、制御部15が、携帯情報端末12から応答信号を受信したと判断すると(ステップS3:YES)、車載送受信部16と携帯情報端末12との間の距離Lを算出する(ステップ4)。これは、車載送受信部16による測距コードの送信タイミングから、携帯情報端末12から送信された応答測距コードの受信タイミングでの時間差Tに基づき算出することができる。詳述すると、距離Lは、上記時間差Tと、携帯情報端末12が測距コードを受信してから、応答測距コードを送信するまでの処理時間ΔTと、音速Vsとに基づき、式「L=Vs・(T−ΔT)」を用いて算出することができる。また、超音波信号の音速はVsは温度の影響を受けるため、音速Vsは、温度センサ24に基づく外気温Tmを用いて、音速Vsを、式「Vs=331+0.6・Tm」を用いて算出する。
ここで距離Lをより正確に算出するうえでは、処理時間ΔTは、固定値とすることが望ましい。この処理時間ΔTは、携帯情報端末12が測距コードを受信してから応答測距コードを送信するまでの時間を測定し車載送受信部16に送信した情報に基づき設定されるか、又は、予め求められた値に設定されている。本実施の形態では、処理時間ΔTの変動を抑制すべく、携帯情報端末12においてレスポンスコードの生成に先立って応答測距コードを送信するようにした。これは、CPU32にとって演算負荷が大きいレスポンスコードの生成を待って応答測距コードを送信したのでは、レスポンスコードの生成処理に要する時間が変動し、ひいては応答測距コードが送信されるまでの処理時間ΔTが変動するおそれがあるためである。また、携帯情報端末12が応答測距コードを生成する処理の演算負荷を極力小さくすべく、応答測距コードは、受信した測距コードのビット反転処理によって生成されるものとした。ビット反転処理とすることで、応答測距コードを生成する処理の演算負荷は、レスポンスコードの生成処理の演算負荷よりも十分に小さくなる。
距離Lを算出すると、制御部15は、距離Lが、上限値Lmax以下であるか否かを判断する(ステップS5)。上限値Lmaxは、ユーザが、携帯情報端末12を車外から操作をして車両を低速で駐車させる際に、目視で車両及び車両周辺の安全の確認ができる距離範囲の上限の値に設定されている。この上限値Lmaxは、例えば数十cm〜数mの範囲内に設定されている。
図3に示すように、上限値Lmaxで規定される所定の範囲としての距離範囲Z1は、車両10の前端に設けられた車載送受信部16を中心とした球状の距離範囲Z1Aと、車両10の後端に設けられた車載送受信部16を中心とした球状の距離範囲Z1Bとの両方を含む範囲である。この距離範囲Z1内において、携帯情報端末12を操作することによる車両10の制御が許可される。
図2に示すように、制御部15は、算出した距離Lが、上限値Lmax以下であると判断すると(ステップS5:YES)、応答信号に含まれるレスポンスコードが正当なものであるか否かを判断する(ステップS6)。制御部15がレスポンスコードが正当なものでないと判断したときは(ステップS6:NO)、ステップS10に進み、終了処理を行う。レスポンスコードが正当なものであると判断すると(ステップS6:YES)、制御部15は、携帯情報端末12から送信された指令に従って、車両10を予め設定された速度で移動させる(ステップS7)。
図4(a)に示すように、ユーザ100が、携帯情報端末12にて、車両10を後退しつつ右方向へ旋回させる操作を行ったとき、前進か後退かを示す進行方向を示す進行方向指令と、携帯情報端末12から旋回方向又は舵角を指示する旋回指令とが送信される。制御部15は、車載送受信部16が受信した進行方向指令及び旋回指令に基づき、舵角及び進行方向を算出し、エンジン制御部20、電動ステアリングコンピュータ21に指令を出力する。
次いで図4(b)に示すように、ユーザ100は、携帯情報端末12の位置が距離範囲Z1内に含まれるように、車両10に追従して移動する。またユーザ100は、駐車スペースに対する車両10の向きや相対距離を考慮して、旋回方向や、進行方向を適宜変更する操作を行う。
図2に示すように、ステップS5において、制御部15が、測定した距離Lが上限値Lmaxを超えたと判断すると(ステップS5:NO)、制御部15は、携帯情報端末12からの指令に関わらず、車両10の移動を停止させる(ステップS8)。即ち、携帯情報端末12が上述した距離範囲Z1外にあるときには、その携帯情報端末12での車両10の操作を禁止する。測定した距離Lが上限値Lmaxを超えたために車両10を停止した後、制御部15は、ステップS9に進む。
次に制御部15は、携帯情報端末12から終了指令を受信したか否かを判断する(ステップS9)。この終了指令は、ユーザが、携帯情報端末12の操作に基づく車両制御を終了させるための操作を行ったときに、携帯情報端末12から送信される。制御部15が終了指令を受信していない場合には(ステップS9:NO)、ステップS2に戻り、上述した処理を繰り返す。即ち、駐車支援装置11による携帯情報端末12に対する測距が繰り返され、車載送受信部16と携帯情報端末12との距離Lが上限値Lmax以下であることを条件に、携帯情報端末12での操作が許可され、車両10は、携帯情報端末12からの指令に従い移動する。
制御部15は、携帯情報端末12の指令に基づき車両10を移動させる間、携帯情報端末12から終了指令を受信したか否かを判断する(ステップS9)。携帯情報端末12から終了指令を受信しないと判断すると(ステップS9:NO)、ステップS2に戻り、再度、超音波信号を送信する。また携帯情報端末12から終了指令を受信したと判断すると(ステップS9:YES)、終了処理を行う(ステップS10)。
このように、ユーザによる携帯情報端末12の操作によって車両10を移動させることができるので、運転技量が低いユーザであっても、比較的簡単に車両10を駐車スペースに停めることができる。また、ユーザが車外から車両10を操作することができるので、駐車スペースが狭い場合であっても、ドアを開閉するスペースや、乗員が降車するためのスペースを確保する必要がない。さらに、携帯情報端末12が距離範囲Z1内にあり、ユーザが車両10及び車両周辺を目視によって安全確認ができる場合にのみ、携帯情報端末12での車両10の操作を許可するので、駐車支援のためのセンサとして、基本的には車載送受信部16及び端末側送受信部30のみを用いて、ユーザの駐車を支援することができる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる駐車支援システムによれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)車載送受信部16及び端末側送受信部30の超音波の授受に基づいて測定された車両10と携帯情報端末12との間の距離Lが、ユーザによって車両10及び車両周辺の安全の確認ができる上限値Lmax以下である場合に、携帯情報端末12から送信される指令に基づき車両10を移動させることができる。従って、ユーザは、車外から目視で安全確認をしながら駐車を行うこともできるし、運転技量が低い場合であっても、車両10を目標とする位置まで円滑に、しかも容易に移動させることができる。また携帯情報端末12と車両10との間の距離Lが、上限値Lmaxを超える場合に、車両10を停止させるので、ユーザによる安全確認が不十分となる遠隔の位置からの携帯情報端末12の操作を禁止することができる。さらに、車載送受信部16及び端末側送受信部30の間の通信に障害が生じた場合等、携帯情報端末12と車両10との間の距離の測定が不可能となる場合にも車両10を停止させるので、安全性は維持される。また車載送受信部16及び端末側送受信部30は、少なくとも上限値Lmax以下の測距を行うことができればよいため、近距離用である既存のクリアランスソナーセンサを用いることが可能である。従って、多種のセンサを設ける必要がなく、特殊なセンサも不要であるため、駐車支援システムが用いる部品の点数を低減し、システムを簡易化することができる。
(1)車載送受信部16及び端末側送受信部30の超音波の授受に基づいて測定された車両10と携帯情報端末12との間の距離Lが、ユーザによって車両10及び車両周辺の安全の確認ができる上限値Lmax以下である場合に、携帯情報端末12から送信される指令に基づき車両10を移動させることができる。従って、ユーザは、車外から目視で安全確認をしながら駐車を行うこともできるし、運転技量が低い場合であっても、車両10を目標とする位置まで円滑に、しかも容易に移動させることができる。また携帯情報端末12と車両10との間の距離Lが、上限値Lmaxを超える場合に、車両10を停止させるので、ユーザによる安全確認が不十分となる遠隔の位置からの携帯情報端末12の操作を禁止することができる。さらに、車載送受信部16及び端末側送受信部30の間の通信に障害が生じた場合等、携帯情報端末12と車両10との間の距離の測定が不可能となる場合にも車両10を停止させるので、安全性は維持される。また車載送受信部16及び端末側送受信部30は、少なくとも上限値Lmax以下の測距を行うことができればよいため、近距離用である既存のクリアランスソナーセンサを用いることが可能である。従って、多種のセンサを設ける必要がなく、特殊なセンサも不要であるため、駐車支援システムが用いる部品の点数を低減し、システムを簡易化することができる。
(2)上限値Lmaxによって規定され、携帯情報端末12によって車両10を操作することが許可される距離範囲Z1は、2つの車載送受信部16の各々から上限値Lmax以下となる距離範囲を全て含む範囲である。このため、一つの車載送受信部16のみを用いて距離範囲が設定される場合に比べ、ユーザによって安全の確認ができる範囲を規定しつつ、携帯情報端末12による車両10の操作が許可される範囲を拡大することができる。
(3)駐車支援装置11は、携帯情報端末12から指令される車両10の進行方向又は旋回方向に従って車両10を移動させる。即ち、携帯情報端末12を介して、前進又は後退といった進行方向や、右旋回、左旋回といった旋回方向を指示できるので、車両10を駐車スペースに対して一定の向きに停車させなくても、携帯情報端末12を操作することによって、車両10を駐車スペースまで移動させて停めることができる。
(第2の実施の形態)
次に、駐車支援システム及び駐車支援方法の第2の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施の形態にかかる駐車支援システム及び駐車支援方法も、その基本的な構成は第1の実施の形態と同等であり、図面においても第1の実施の形態と実質的に同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付して示し、重複する説明は割愛する。
次に、駐車支援システム及び駐車支援方法の第2の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。なお、本実施の形態にかかる駐車支援システム及び駐車支援方法も、その基本的な構成は第1の実施の形態と同等であり、図面においても第1の実施の形態と実質的に同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付して示し、重複する説明は割愛する。
本実施の形態の駐車支援システムは、携帯情報端末12を所持しながら移動するユーザに車両10を追従させることにより、車両10を駐車スペースに導くものである。
図5に示すように、本実施の形態では、車両の後端の2箇所に設けられた車載送受信部16を用いて、携帯情報端末12に対して測距を行う。車載送受信部16の各々は、超音波信号を異なるタイミングで交互に送信する。また制御部15は、各車載送受信部16から入力した検知信号を識別して、第1の実施の形態と同様に、車両10と携帯情報端末12との距離Lを算出する。即ち制御部15は、一方の車載送受信部16Aから入力した検知信号に基づく距離L1と、他方の車載送受信部16Bから入力した検知信号に基づく距離L2とを算出する。
図5に示すように、本実施の形態では、車両の後端の2箇所に設けられた車載送受信部16を用いて、携帯情報端末12に対して測距を行う。車載送受信部16の各々は、超音波信号を異なるタイミングで交互に送信する。また制御部15は、各車載送受信部16から入力した検知信号を識別して、第1の実施の形態と同様に、車両10と携帯情報端末12との距離Lを算出する。即ち制御部15は、一方の車載送受信部16Aから入力した検知信号に基づく距離L1と、他方の車載送受信部16Bから入力した検知信号に基づく距離L2とを算出する。
図6に示すように、ユーザ100が車両10を駐車スペースに誘導する際は、例えば、駐車スペース101から離れた位置100Aで、ユーザが携帯情報端末12で駐車を開始するための操作を行い、携帯情報端末12を所持しつつ、駐車スペース101に向かって低速で移動する。図6の例では、ユーザ100は、駐車を開始する位置100Aから、位置100Bを経て、駐車を終了する位置100Cへ向かう。車両10は、ユーザ100が所持する携帯情報端末12との間に基準距離Lrf分の距離を維持されるようにしながら、ユーザ100が歩く方向に移動する。この基準距離Lrfは、安全のためにユーザと車両10との間に確保されるべき距離であって、例えば数十cm〜数mに設定されている。例えばユーザ100が位置100Cに到着すると、携帯情報端末12を操作して、駐車終了のための操作を行い、車両10を停止させる。即ちユーザは、開始及び終了のための操作は行うものの、携帯情報端末12で旋回や後退等を指令するための操作は行わない。
次に、図7を参照して、本実施の形態における駐車支援装置11の動作を、その処理手順とともに説明する。なお、駐車支援装置11の処理は、例えば所定の周期で繰り返し実行される。
制御部15は、車両10が上述した操作可能状態であるときに、携帯情報端末12からの駐車開始指令を受信したか否かを判断する(ステップS1)。制御部15は、操作可能状態であるときに駐車開始指令を受信したと判断すると(ステップS1:YES)、車載送受信部16を用いて超音波信号を送信する(ステップS2)。
制御部15は、携帯情報端末12から、応答信号を受信したか否かを判断する(ステップS3)。携帯情報端末12から予め設定した時間内に応答信号を受信していないと判断すると(ステップS3:NO)、ステップS10に進み、終了処理を行う。携帯情報端末12から応答信号を受信したと判断すると(ステップS3:YES)、制御部15は、車載送受信部16と携帯情報端末12との距離L1,L2を車載送受信部16毎に算出する(ステップS20)。
制御部15は、各車載送受信部16に基づく距離L1,L2を算出すると、算出した距離L1,L2(距離L)の少なくとも一方が、基準距離Lrfを超えるか否かを判断する(ステップS21)。
算出した距離L1が基準距離Lrfを超える場合、又は距離L2が基準距離Lrfを超える場合、又は両方の距離L1,L2が基準距離Lrfを超える場合(ステップS21:YES)、レスポンスコードが正当なものであるか否かを判断する(ステップS6)。レスポンスコードが正当なものでないと判断すると(ステップS6:NO)、ステップS10に進み、終了処理を行う。
一方、レスポンスコードが正当なものであると判断すると(ステップS6:YES)、携帯情報端末12の位置に基づき、ユーザに追従するための舵角を算出する(ステップS22)。
即ち図5に示すように、制御部15は、距離L1及び距離L2を2次元的な距離として扱って、距離L1に基づく円C1と、距離L2に基づく半径とする円C2との交点Pを求める。そしてその交点Pを、携帯情報端末12の位置として同定する。そして制御部15は、その同定した位置と、車両の後端の中心との相対方向Dから、車両の舵角を算出する。
そして制御部15は、算出した舵角に従って車両10を移動する(ステップS23)。即ち、制御部15は、エンジン制御部20に指令を出力して、車両10を後退させるとともに、車両10を旋回させる必要があれば、電動ステアリングコンピュータ21を駆動する指令及び舵角の指令を出力して、車両を旋回させる。
また車両10が移動している間、制御部15は、距離L1,L2(距離L)の少なくとも一方が、移動停止距離Lst未満であるか否かを判断する(ステップS24)。これは、ユーザが歩行する速度が、車両10の速度よりも大きくなったり、駐車の途中でユーザが車両10に近づいたりした場合等に、車両10とユーザとの間に確保されるべき最低限の距離として設定されている。
制御部15は、距離L1,L2の少なくとも一方が、移動停止距離Lst未満であると判断すると(ステップS24:YES)、制御部15は、車両10の移動を停止させる(ステップS25)。距離L1,L2の両方が、移動停止距離Lst以上であると判断すると(ステップS24:NO)、ステップS9に進む。
制御部15は、携帯情報端末12から、終了指令を受信したか否かを判断する(ステップS9)。終了指令を受信した場合には(ステップS9においてYES)、終了処理を行う(ステップS10)。
このように、ユーザの誘導によって、車両10をユーザが意図する位置に移動させることができるので、端末を使った車両10に対する制御指示をする必要もない。このため、運転技量が低いユーザであっても、比較的簡単に車両10を駐車スペースに停めることができる。また、駐車スペースが狭い場合であっても、ドアを開閉するスペースや、乗員が降車するためのスペースを確保する必要がない。
以上説明したように、本実施の形態にかかる駐車支援システムによれば、以下の効果が得られるようになる。
(4)車載送受信部16及び端末側送受信部30の音波の授受に基づいて測定された車両10と携帯情報端末12との間の距離Lが、それらの間に保持されるべき基準距離Lrfを超えている場合に、距離Lを基準距離Lrfに近付けるように車両10が移動する。即ち、ユーザは、車両10を目標とする駐車スペースまで誘導すればよいので、ユーザの運転技量に依存することなく、円滑且つ容易に駐車することができる。また車載送受信部16及び端末側送受信部30は、少なくとも基準値Lrf程度の測距を行うことができればよいため、近距離用であって指向性のある既存のクリアランスソナーセンサを用いることが可能である。従って、多種のセンサを設ける必要がなく、特殊なセンサも不要であるため、駐車支援システムが用いる部品の点数を低減し、システムを簡易化することができる。
(4)車載送受信部16及び端末側送受信部30の音波の授受に基づいて測定された車両10と携帯情報端末12との間の距離Lが、それらの間に保持されるべき基準距離Lrfを超えている場合に、距離Lを基準距離Lrfに近付けるように車両10が移動する。即ち、ユーザは、車両10を目標とする駐車スペースまで誘導すればよいので、ユーザの運転技量に依存することなく、円滑且つ容易に駐車することができる。また車載送受信部16及び端末側送受信部30は、少なくとも基準値Lrf程度の測距を行うことができればよいため、近距離用であって指向性のある既存のクリアランスソナーセンサを用いることが可能である。従って、多種のセンサを設ける必要がなく、特殊なセンサも不要であるため、駐車支援システムが用いる部品の点数を低減し、システムを簡易化することができる。
(5)車両10と携帯情報端末12との間の距離Lが、基準距離Lrfよりも小さい移動停止距離Lst以下となった場合に車両を停止するので、誘導するユーザに車両10が接近しすぎた場合に、安全のために車両を停止することができる。
(6)車両10の後端部に設けられた2つの車載送受信部16による携帯情報端末12との間の超音波の授受に基づいて、携帯情報端末12の2次元的な位置を求めた。そして、携帯情報端末12の2次元的な位置に追従する態様で、電動ステアリングシステムが制御されるようにした。このため、車両10を駐車スペースに対して一定の向きに停めなくても、車両10を駐車スペースまで携帯情報端末12によって誘導することができる。
(他の実施の形態)
なお、上記各実施の形態は、以下のような形態をもって実施することもできる。
・第1の実施の形態では、2つの車載送受信部16を用いて携帯情報端末12に対する測距を行ったが、1つの車載送受信部16を用いてもよい。その場合、その車載送受信部16を中心とする球状の範囲を、携帯情報端末12による操作が許可される距離範囲としてもよい。また第1の実施の形態の態様において3つ以上の車載送受信部16を用いて携帯情報端末12の測距を行ってもよい。
なお、上記各実施の形態は、以下のような形態をもって実施することもできる。
・第1の実施の形態では、2つの車載送受信部16を用いて携帯情報端末12に対する測距を行ったが、1つの車載送受信部16を用いてもよい。その場合、その車載送受信部16を中心とする球状の範囲を、携帯情報端末12による操作が許可される距離範囲としてもよい。また第1の実施の形態の態様において3つ以上の車載送受信部16を用いて携帯情報端末12の測距を行ってもよい。
・第2の実施の形態では、2つの車載送受信部16を用いて検出された距離L1及び距離L2に基づく各円の交点Pを、携帯情報端末12の位置として同定したが、これ以外の方法又は構成で携帯情報端末12の位置を同定してもよい。例えば3つの車載送受信部16を用いて検出された3つの距離に基づき、携帯情報端末12の3次元的な位置を同定し、その3次元的な位置を、2次元平面上に投影する態様で2次元的な位置を求めてもよい。
・第2の実施の形態では、同定された携帯情報端末12の位置と、車両10の後端部の中心との相対方位に基づき舵角を決定したが、これ以外の方法で舵角を決定してもよい。例えば、車両10の後方領域を3つ以上に分割した各エリアのうち、携帯情報端末12がどのエリアにあるのかを判定し、判定されたエリアに向かって、一定の角度(例えば30度)で旋回するようにしてもよい。
・第2の実施の形態では、2つの車載送受信部16を用いて携帯情報端末12の位置を同定したが、ユーザが、車両の幅方向の中心に位置した状態で誘導することを前提にすれば、車載送受信部16は1つでもよい。
・第2の実施の形態では、車載送受信部16を車両10の後端部に搭載したが、前端部に搭載してもよい。車載送受信部16を車両10の前端部に搭載した場合、車両10の前端部の車載送受信部16と携帯情報端末12との間の距離Lが基準距離Lrfに維持されるように車両10が移動するので、ユーザが駐車スペースに進入しなくても、車両10を駐車スペースに停めることができる。また、車載送受信部16を、車両10の前端部及び後端部の各々に複数設けてもよい。この場合には、各車載送受信部16の検知結果により、携帯情報端末12が、車両10の前方にあるか、後方にあるかを判定し、携帯情報端末12の位置に応じて、基準距離Lrfを維持するべき車載送受信部16を決定するようにしてもよい。例えば、車両10の前方に携帯情報端末12があるとき、前端部に設けられた車載送受信部16と携帯情報端末12との間に基準距離Lrfが維持されるように、車両10が移動される。
・上記各実施の形態では、車両10と携帯情報端末12との間の距離Lの算出と、距離L及び各しきい値(上限値Lmax、基準距離Lrf)の比較とを行った後で、レスポンスコードが正当であるか否かを判断するようにしたが、これらの順番は問わない。即ち、レスポンスコードが正当であるか否かの判断を、距離Lの算出、並びに、距離L及びしきい値(上限値Lmax、基準距離Lrf)の比較の前に行ってもよいし、それらの間に行ってもよい。これらの場合には、制御部15は、応答信号に含まれる応答測距コードの受信時刻を保持しておき、レスポンスコードが正当であると判断した場合に、その受信時刻と、測距コードの送信時刻とに基づき距離Lを算出する。
・上記各実施の形態では、距離Lの測定のために、駐車支援装置11から同期コード、IDコード、チャレンジコード、測距コードが順に送信されることで、携帯情報端末12から応答測距コードを送信するようにしたが、この手法に限られない。例えば、駐車支援装置11から同期コード、IDコード、及び測距コードが送信されることで、携帯情報端末12から応答測距コードを送信し、その後、駐車支援装置11からチャレンジコードを送信してもよい。或いは、上記のコードを用いずに測距を行ってもよい。また例えば、携帯情報端末12から測距コードを送信し、駐車支援装置11においてこれを受信した後、測距コードを送信することで、携帯情報端末12においてこれを受信するようにしてもよい。この場合、携帯情報端末12から、測距コードの送信タイミングから受信タイミングまでの時間差情報を駐車支援装置11にフィードバックすればよい。
・第1の実施の形態では、車両10と携帯情報端末12との距離Lが、上限値Lmaxを超えた場合に、車両10を停止した。また第2の実施の形態では、車両10と携帯情報端末12との距離Lが、基準距離Lrfを超えた場合に、車両10を携帯情報端末12に近付けるように移動した。さらに移動中に、距離Lが移動停止距離Lstを下回った場合には、車両10を停止した。これら以外の態様として、車両10がユーザに追従する態様において、距離Lが、上限値Lmaxを超えた場合に車両10を停止するとともに、上限値Lmaxよりも小さい基準距離Lrfを超えた場合に車両10を携帯情報端末12に近付けるように移動してもよい。またその場合に、移動中に距離Lが移動停止距離Lstを下回った場合に、車両10を停止してもよい。又は、携帯情報端末12での操作に基づき車両10が移動する態様において、距離Lが、上限値Lmaxを超えた場合、及び、移動停止距離Lstを下回った場合に車両10を停止してもよい。
・上記各実施の形態では、まず車載送受信部16から超音波信号が送信され、その超音波信号に対し、端末側送受信部30から応答信号が送信されることによって、車両側で測距を行うようにしたが、これ以外の手順で測距を行ってもよい。例えば、まず端末側送受信部30から超音波信号を送信し、その超音波信号に対し、車載送受信部16から応答信号を送信することによって、携帯情報端末12側で測距を行ってもよい。さらに、この場合には、携帯情報端末12が、距離Lを算出するとともに、算出した距離Lと各しきい値(上限値Lmax、基準距離Lrf、移動停止距離Lst)とを比較してもよい。そしてその比較結果に基づき、携帯情報端末12から、車両10を移動させる指令や、車両10を停止させる指令を送信してもよい。
・本発明の携帯端末は、スマートフォン以外の携帯電話機器であってもよい。この場合には、タッチパネルディスプレイ35の替わりに、携帯電話機器に設けられた操作ボタン等を操作することによって、駐車に関する操作を行う。また携帯端末は、スマートフォンや、携帯電話機器等の携帯情報端末に限らない。例えば、車両の駐車支援に特化した専用の装置であってもよい。この装置は、端末側送受信部30、CPU32、及び不揮発性メモリ33に相当するモジュールと、タッチパネルディスプレイ35又は他の操作部とを有する。この場合には、超音波信号に対する感度等、超音波通信を行う機能のばらつきを抑制することができる。
・上記各実施の形態では、車載送受信部16、及び端末側送受信部30は、超音波を送信する機能を有するようにしたが、長波、短波、マイクロ波、ミリ波等の電波通信機能を併せて有していてもよい。又は、車両10は、車載送受信部16とは別に、それらの電波通信機能を有する送受信部を備えていてもよく、携帯情報端末12は、端末側送受信部30とは別に、電波通信機能を有する送受信部を備えていてもよい。そして、これらの場合には、車両10と携帯情報端末12との間で超音波信号を用いて測距を行う一方で、電波通信機能を用いて、携帯情報端末12から車両10に対して、駐車開始、駐車終了、或いは、前進・後退、旋回等といった指令を送信するようにしてもよい。
・車載送受信部16及び端末側送受信部30は、超音波に限らず、可聴周波数帯域の音波信号を送受信するものであってもよい。この場合、超音波信号と比較して回折現象が顕著となるため、車載送受信部16及び端末側送受信部30の周囲の障害物を迂回して携帯情報端末12と通信することが容易となる。
10…車両、11…距離測定部、認証部、及び駆動制御部としての駐車支援装置、12…携帯端末としての携帯情報端末、15…制御部、16…音波送受信部としての車載送受信部、20…エンジン制御部、21…電動ステアリングコンピュータ、22…車速センサ、23…ジャイロ、24…温度センサ、30…音波送受信部としての端末側送受信部、31…電話回線通信部、32…CPU、33…不揮発性メモリ、35…タッチパネルディスプレイ。
Claims (6)
- 携帯端末の音波送受信部と車両の音波送受信部とを用いて駐車支援を行う駐車支援システムであって、
前記携帯端末の音波送受信部及び前記車両の音波送受信部を用いて前記携帯端末と前記車両との間の距離を測定する距離測定部と、
前記車両に設けられ、前記携帯端末を認証する認証部と、
前記車両に設けられ、認証された携帯端末から送信される指令に基づき当該車両を移動させる駆動制御部と、を備え、
前記駆動制御部は、前記測定された距離が予め設定された所定の範囲内である場合は、前記携帯端末から送信される指令に基づき当該車両を移動させ、前記測定された距離が前記所定の範囲外である場合、及び、前記距離測定部による前記携帯端末と前記車両との間の距離の測定が不可能である場合には、当該車両を停止させることを特徴とする駐車支援システム。 - 前記車両には、複数の音波送受信部が設けられ、
前記所定の範囲は、前記音波送受信部の各々を中心として予め設定された距離範囲を全て含む範囲である請求項1に記載の駐車支援システム。 - 前記駆動制御部は、前記携帯端末から指令される車両の進行方向又は旋回方向に従って前記車両を移動させる請求項1又は2に記載の駐車支援システム。
- 携帯端末の音波送受信部と車両の音波送受信部とを用いて駐車支援を行う駐車支援システムであって、
前記携帯端末の音波送受信部及び車両の音波送受信部を用いて前記携帯端末と前記車両との間の距離を測定する距離測定部と、
前記車両に設けられ、前記携帯端末を認証する認証部と、
認証された前記携帯端末と前記車両との間の測定された距離が、前記携帯端末と前記車両との間に保持されるべき基準距離を超えている場合、前記携帯端末と前記車両との距離を前記基準距離に近づけるように当該車両を移動させる駆動制御部と、を備えることを特徴とする駐車支援システム。 - 前記駆動制御部は、前記携帯端末と前記車両との距離が、前記基準距離よりも小さい規定の距離以下となった場合に、当該車両を停止する請求項4に記載の駐車支援システム。
- 前記車両には、前記音波送受信部が複数設けられ、
前記距離測定部は、それら複数の音波送受信部による音波の授受に基づいて前記車両に対する前記携帯端末の2次元的な位置を求め、
前記駆動制御部は、前記求められた携帯端末の2次元的な位置に追従する態様でステアリング装置を制御する請求項4又は5に記載の駐車支援システム。
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