JP4754883B2 - 車両報知システム及び車載報知装置 - Google Patents

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本発明は、ユーザからの遠隔制御指令を受けて車両が無人走行するように構成されてなる車両報知システム、前記車両報知システム内で用いられる車載報知装置に関する。
車両を遠隔制御するものとして、例えば特許文献1に示すものがある。また、例えばドアロック機構の作動状態が車両外部から確認可能とするためにドアロック機構の作動に連動して発光部材が発光するものとして、例えば特許文献2に示すものがある。
特開2000−25573号公報 特開2004−27559号公報
ところで、近年では、電動車椅子と類似形状な一人乗り小型車両が開発されている。この種の車両の一つとして、有人走行のみでなく無人走行をも可能に構成されているものがあり、そのような無人走行が可能に構成されている車両では、遠隔制御の一例として、ユーザが乗車する前に遠隔地にある車両をユーザが居るユーザ位置や予め指定されている呼出指定位置に呼出したり、ユーザが降車した後に車両を予め指定されている自動駐車指定位置に自動駐車させたりすることが考えられる。
しかしながら、このような場合、ユーザが遠隔操作を行うことをトリガとして車両が停止状態から無人走行状態に起動することから、車両が停止状態から無人走行状態に起動する旨を車両の周囲に居る第三者は知ることができない。したがって、車両の周囲に居る第三者から見れば、車両が停止状態から無人走行状態に唐突に起動することになり、安全性が十分に配慮されているとは言い難いものである。また、この種の車両は走行音が小さいのが一般的であることから、車両が無人走行している旨を車両の周囲に居る第三者は知ることができない。したがって、車両の周囲に居る第三者から見れば、例えば車両が背後から唐突に接近することになり、この場合においても、安全性が十分に配慮されているとは言い難いものである。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザからの例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を受けて車両が無人走行する場合に、車両の周囲に居る第三者に注意を喚起することができ、安全性を高めることができる車両報知システム及び車載報知装置を提供することにある。
請求項1に記載した車両報知システムによれば、遠隔制御装置は、遠隔制御信号を車載報知装置へ送信し、車載報知装置は、遠隔制御装置から遠隔制御信号が受信されると、遠隔制御装置から遠隔制御信号が受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングで車両外部への報知動作を行う。これにより、ユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を行ったことに応じて車両が無人走行する場合に、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングで車両外部への報知動作を行うことになるので、車両が停止状態から無人走行状態に起動する旨を車両の周囲に居る第三者に知らせることができ、車両の周囲に居る第三者に注意を喚起することができ、安全性を高めることができる。
請求項2に記載した車両報知システムによれば、遠隔制御装置は、遠隔制御信号を車載報知装置へ送信し、車載報知装置は、遠隔制御装置から遠隔制御信号が受信されると、遠隔制御装置から遠隔制御信号が受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行う。これにより、ユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を行ったことに応じて車両が無人走行する場合に、車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行うことになるので、車両が無人走行している旨を車両の周囲に居る第三者に知らせることができ、車両の周囲に居る第三者に注意を喚起することができ、安全性を高めることができる。
請求項3に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行う。これにより、ユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を行ったことに応じて車両が無人走行する場合に、車両位置と到達予定位置(例えばユーザ位置や呼出指定位置や自動駐車指定位置など)との間が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行うことになるので、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアでは、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両が到達予定位置に接近している旨をも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項4に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両周辺に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両周辺に人が存在している旨を検出すると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行い、一方、車両周辺に人が存在していない旨を検出すると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても車両外部への報知動作を行わない。これにより、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても、車両周辺に人が存在していなければ、報知動作を行わないことにより、報知動作を不要に行ってしまうことを未然に回避することができ、消費電力の抑制を図ることができる。
請求項5に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両進行方向に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両進行方向に人が存在している旨を検出すると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行い、一方、車両進行方向に人が存在していない旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても車両外部への報知動作を行わない。これにより、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても、車両進行方向に人が存在していなければ、報知動作を行わないことにより、報知動作を不要に行ってしまうことを未然に回避することができ、消費電力の抑制を図ることができる。
請求項6に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両位置と人が居る位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更する。これにより、車両位置と人が居る位置との間の距離に応じて報知動作のパターンを変更することにより、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両が第三者に接近したか否かをも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項7に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両速度と人の移動速度との速度差が所定速度以上であるか所定速度未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更する。これにより、車両速度と人の移動速度との速度差に応じて報知動作のパターンを変更することにより、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両と第三者との相対的な速度差をも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項8に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて車両外部への報知動作の報知パターンを変更する。これにより、車両位置と到達予定位置との間の距離に応じて車両外部への報知動作の報知パターンを変更することにより、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両が到達予定位置に接近したか否かをも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項9に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行う場合に、昼間は夜間に比べて音量を大きくして音出力を行う。これにより、昼間は夜間に比べて報知動作をより確実に行うことができる。
請求項10に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として夜間は照明を点灯する。これにより、夜間は車両の存在を確実に周囲に知らせることができる。
請求項11に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、降雨を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行う場合に、降雨時は音量を大きくして音出力を行う。これにより、降雨時は報知動作をより確実に行うことができる。
請求項12に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、降雨を検出する機能を有し、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルや車両進行方向に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルを高く変更する。これにより、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かの検出や車両進行方向に人が存在するか否かの検出を高い検出レベルで行うことができ、信頼性を高めることができる。
請求項13に記載した車両報知システムによれば、遠隔制御装置は、車載報知装置が車両外部への報知動作を行うことに追従して報知動作を行う。これにより、ユーザ位置から車両位置までの見通しが良くなくとも、遠隔制御装置が報知動作を行うことにより、車両が停止状態から無人走行状態に起動する旨や車両が無人走行している旨や車両が到達予定位置に接近している旨をユーザにも知らせることができ、利便性を高めることができる。
請求項14に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置及び遠隔制御装置は、そのいずれかにより決定された同じ報知パターンにしたがって報知動作を行う。これにより、車載報知装置と遠隔制御装置とを1対1の関係に対応付けることができ、複数のユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を同時に行った場合であっても、ユーザが遠隔制御指令を行った車両がいずれであるかをユーザに知らせることができる、利便性を高めることができる。
請求項15に記載した車両報知システムによれば、遠隔制御装置は、遠隔制御信号をセンター装置へ送信し、センター装置は、遠隔制御装置から受信された遠隔制御信号を車載報知装置へ送信し、車載報知装置は、センター装置から遠隔制御信号が受信されると、センター装置から遠隔制御信号が受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングで車両外部への報知動作を行う。これにより、上記した請求項1に記載したものと同様にして、ユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を行ったことに応じて車両が無人走行する場合に、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングで車両外部への報知動作を行うことになるので、車両が停止状態から無人走行状態に起動する旨を車両の周囲に居る第三者に知らせることができ、車両の周囲に居る第三者に注意を喚起することができ、安全性を高めることができる。
請求項16に記載した車両報知システムによれば、遠隔制御装置は、遠隔制御信号をセンター装置へ送信し、センター装置は、遠隔制御装置から受信された遠隔制御信号を車載報知装置へ送信し、車載報知装置は、センター装置から遠隔制御装置から遠隔制御信号が受信されると、センター装置から遠隔制御信号が受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行う。これにより、上記した請求項2に記載したものと同様にして、ユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を行ったことに応じて車両が無人走行する場合に、車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行うことになるので、車両が無人走行している旨を車両の周囲に居る第三者に知らせることができ、車両の周囲に居る第三者に注意を喚起することができ、安全性を高めることができる。
請求項17に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行う。これにより、上記した請求項3に記載したものと同様にして、ユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を行ったことに応じて車両が無人走行する場合に、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行うことになるので、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアでは、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両が到達予定位置に接近している旨をも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項18に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両周辺に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両周辺に人が存在している旨を検出すると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行い、一方、車両周辺に人が存在していない旨を検出すると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても車両外部への報知動作を行わない。これにより、上記した請求項4に記載したものと同様にして、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても、車両周辺に人が存在していなければ、報知動作を行わないことにより、報知動作を不要に行ってしまうことを未然に回避することができ、消費電力の抑制を図ることができる。
請求項19に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両進行方向に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両進行方向に人が存在している旨を検出すると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行い、一方、車両進行方向に人が存在していない旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても車両外部への報知動作を行わない。これにより、上記した請求項5に記載したものと同様にして、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても、車両進行方向に人が存在していなければ、報知動作を行わないことにより、報知動作を不要に行ってしまうことを未然に回避することができ、消費電力の抑制を図ることができる。
請求項20に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両位置と人が居る位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更する。これにより、上記した請求項6に記載したものと同様にして、車両位置と人が居る位置との間の距離に応じて報知動作のパターンを変更することにより、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両が第三者に接近したか否かをも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項21に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両速度と人の移動速度との速度差が所定速度以上であるか所定速度未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更する。これにより、上記した請求項7に記載したものと同様にして、車両速度と人の移動速度との速度差に応じて報知動作のパターンを変更することにより、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両と第三者との相対的な速度差をも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項22に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて車両外部への報知動作の報知パターンを変更する。これにより、上記した請求項8に記載したものと同様にして、車両位置と到達予定位置との間の距離に応じて車両外部への報知動作の報知パターンを変更することにより、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両が到達予定位置に接近したか否かをも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項23に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行う場合に、昼間は夜間に比べて音量を大きくして音出力を行う。これにより、上記した請求項9に記載したものと同様にして、昼間は夜間に比べて報知動作をより確実に行うことができる。
請求項24に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として夜間は照明を点灯する。これにより、上記した請求項10に記載したものと同様にして、夜間は車両の存在を確実に周囲に知らせることができる。
請求項25に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、降雨を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行う場合に、降雨時は音量を大きくして音出力を行う。これにより、上記した請求項11に記載したものと同様にして、降雨時は報知動作をより確実に行うことができる。
請求項26に記載した車両報知システムによれば、車載報知装置は、降雨を検出する機能を有し、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルや車両進行方向に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルを高く変更する。これにより、上記した請求項12に記載したものと同様にして、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かの検出や車両進行方向に人が存在するか否かの検出を高い検出レベルで行うことができ、信頼性を高めることができる。
請求項27に記載した車両報知システムによれば、遠隔制御装置は、車載報知装置が車両外部への報知動作を行うことに追従して報知動作を行う。これにより、上記した請求項13に記載したものと同様にして、ユーザ位置から車両位置までの見通しが良くなくとも、遠隔制御装置が報知動作を行うことにより、車両が停止状態から無人走行状態に起動する旨や車両が無人走行している旨や車両が到達予定位置に接近している旨をユーザにも知らせることができ、利便性を高めることができる。
請求項28に記載した車両報知システムによれば、センター装置は、報知パターンを決定し、車載報知装置及び遠隔制御装置は、センター装置により決定された同じ報知パターンにしたがって報知動作を行う。これにより、上記した請求項14に記載したものと同様にして、車載報知装置と遠隔制御装置とを1対1の関係に対応付けることができ、複数のユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を同時に行った場合であっても、ユーザが遠隔制御指令を行った車両がいずれであるかをユーザに知らせることができ、利便性を高めることができる。
請求項29に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、遠隔制御装置またはセンター装置から遠隔制御信号が受信手段に受信されると、遠隔制御信号が受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングで報知手段に車両外部への報知動作を行わせる。これにより、上記した請求項1,15に記載したものと同様にして、ユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を行ったことに応じて車両が無人走行する場合に、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングで車両外部への報知動作を行うことになるので、車両が停止状態から無人走行状態に起動する旨を車両の周囲に居る第三者に知らせることができ、車両の周囲に居る第三者に注意を喚起することができ、安全性を高めることができる。
請求項30に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、遠隔制御装置またはセンター装置から遠隔制御信号が受信手段に受信されると、遠隔制御信号が受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が無人走行しているタイミングで報知手段に車両外部への報知動作を行わせる。これにより、上記した請求項2,16に記載したものと同様にして、ユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を行ったことに応じて車両が無人走行する場合に、車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行うことになるので、車両が無人走行している旨を車両の周囲に居る第三者に知らせることができ、車両の周囲に居る第三者に注意を喚起することができ、安全性を高めることができる。
請求項31に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングで報知手段に車両外部への報知動作を行わせる。これにより、上記した請求項3,17に記載したものと同様にして、ユーザが例えば呼出指令や自動駐車指令などの遠隔制御指令を行ったことに応じて車両が無人走行する場合に、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行うことになるので、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアでは、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両が到達予定位置に接近している旨をも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項32に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、車両周辺に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両周辺に人が存在している旨を検出すると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで報知手段に車両外部への報知動作を行わせ、一方、車両周辺に人が存在していない旨を検出すると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても報知手段に車両外部への報知動作を行わせない。これにより、上記した請求項4,18に記載したものと同様にして、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても、車両周辺に人が存在していなければ、報知動作を行わないことにより、報知動作を不要に行ってしまうことを未然に回避することができ、消費電力の抑制を図ることができる。
請求項33に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、車両進行方向に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両進行方向に人が存在している旨を検出すると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで報知手段に車両外部への報知動作を行わせ、一方、車両進行方向に人が存在していない旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても報知手段に車両外部への報知動作を行わせない。これにより、上記した請求項5,19に記載したものと同様にして、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても、車両進行方向に人が存在していなければ、報知動作を行わないことにより、報知動作を不要に行ってしまうことを未然に回避することができ、消費電力の抑制を図ることができる。
請求項34に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、車両位置と人が居る位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更する。これにより、上記した請求項6,20に記載したものと同様にして、車両位置と人が居る位置との間の距離に応じて報知動作のパターンを変更することにより、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両が第三者に接近したか否かをも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項35に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、車両速度と人の移動速度との速度差が所定速度以上であるか所定速度未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更する。これにより、上記した請求項7,21に記載したものと同様にして、車両速度と人の移動速度との速度差に応じて報知動作のパターンを変更することにより、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両と第三者との相対的な速度差をも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項36に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて車両外部への報知動作の報知パターンを変更する。これにより、上記した請求項8,22に記載したものと同様にして、車両位置と到達予定位置との間の距離に応じて車両外部への報知動作の報知パターンを変更することにより、単に車両が無人走行している旨のみならず、車両が到達予定位置に接近したか否かをも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
請求項37に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行わせる場合に、昼間は夜間に比べて音量を大きくして音出力を行わせる。これにより、上記した請求項9,23に記載したものと同様にして、昼間は夜間に比べて報知動作をより確実に行うことができる。
請求項38に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として夜間は照明を点灯させる。これにより、上記した請求項10,24に記載したものと同様にして、夜間は車両の存在を確実に周囲に知らせることができる。
請求項39に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、降雨を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行わせる場合に、降雨時は音量を大きくして音出力を行わせる。これにより、上記した請求項11,25に記載したものと同様にして、降雨時は報知動作をより確実に行うことができる。
請求項40に記載した車載報知装置によれば、制御手段は、降雨を検出する機能を有し、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルや車両進行方向に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルを高く変更する。これにより、上記した請求項12,26に記載したものと同様にして、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かの検出や車両進行方向に人が存在するか否かの検出を高い検出レベルで行うことができ、信頼性を高めることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を、電動車椅子と類似形状の一人乗り小型車両(以下、単に車両と称する)を対象とする車両報知システムに適用した第1の実施形態について、図1ないし図11を参照して説明する。まず、図2は、車両の全体形状を概略的に示している。車両1は、運転者Hが乗り込む座席2の下側に4本の駆動輪3(図2では3本のみ図示している)が回転可能に取付けられていると共に、座席2の上側にキャノピ4が回動軸(図示せず)を回動中心として矢印A1,A2方向へ往復回動可能に取付けられて構成されている。
キャノピ4は、フロントウィンドウとして機能するように一部が透明な部材から構成されており、運転者Hが乗降可能な開放位置(図2に示している位置)と、車両1が走行状態にあるときに運転者Hの顔を保護する閉鎖位置とに保持可能に構成されている。尚、キャノピ4は、運転者Hの身体全体を保護するサイズのものであっても良い。また、座席2における運転者Hから見て左側の位置には左側アームレスト操作盤5が配設されていると共に運転者Hから見て右側の位置には右側アームレスト操作盤6が配設されている。
アームレスト操作盤5,6は、ユーザが座席2に着席した状態で肘や手首を置くことが可能な長尺形状のアームレスト、ユーザが操作する操作ボール及びスイッチポートなどが組み合わされて構成されており、ユーザは、操作ボール及びスイッチポートを操作することにより、例えばアクセル制御やブレーキ制御やステアリング制御などの車両1の走行に直接的に関係する制御を行うと共に、例えば経路案内や空調設定や音響設定などの車両1の走行に直接的に関係しない制御をも行うことが可能となっている。
また、車両1には、5つのLED11〜15(本発明でいう車載報知装置の報知手段)、2つのスピーカ16,17(本発明でいう車載報知装置の報知手段)及び搭乗者検出センサ18が搭載されている。具体的に説明すると、キャノピ4の頭部、左側アームレスト操作盤5の先端部、右側アームレスト操作盤6の先端部、左前駆動輪3のホイールカバー7、右前駆動輪3のホイールカバー8にLED11〜15が搭載されており、座席2の左側及び右側にスピーカ16,17が搭載されており、座席2の背面部に搭乗者検出センサ18が搭載されている。
図1は、上記した車両1を対象とする車両報知システムの電気的な構成を機能ブロック図として示している。車両報知システム21は、上記した車両1に搭載されている車載報知装置31とユーザが携帯可能な遠隔制御装置41とが無線通信網を介して遠隔制御信号を送受信することが可能に構成されている。
車載報知装置31は、車載報知装置31の動作全般を制御する制御部32(本発明でいう車載報知装置の制御手段)、遠隔制御装置41との無線通信を行う無線通信部33(本発明でいう車載報知装置の受信手段)、車載報知装置31の位置(車両1の位置)を測定する測位部34、車両周辺や車両進行方向に人が存在するか否かを検出する車両周辺検出センサ35、昼夜を検出する昼夜検出センサ36、降雨を検出する降雨検出センサ37、車両1の駆動系を制御する駆動系制御部38、上記した搭乗者検出センサ18、上記したLED11〜15の動作を制御するLED制御部39及び上記したスピーカ16,17の動作を制御するスピーカ制御部40を備えて構成されている。この場合、車両周辺検出センサ35は、例えば赤外線センサや撮影カメラなどから構成され、昼夜検出センサ36は、例えば太陽光の光量を検出する光量センサなどから構成されている。
一方、遠隔制御装置41は、図3及び図4にも示すように、全体として腕時計型の形状に構成されており、遠隔制御装置41の動作全般を制御する制御部42(本発明でいう遠隔制御装置の制御手段)、車載報知装置31との無線通信を行う無線通信部43、遠隔制御装置41の位置(ユーザの位置)を測定する測位部44、例えばLCDから構成される表示部45、例えば幾つかのボタンや表示部45に表示されるタッチパネルから構成される操作部46、LED47(本発明でいう遠隔制御装置の報知手段)の動作を制御するLED制御部48及びスピーカ49(本発明でいう遠隔制御装置の報知手段)の動作を制御するスピーカ制御部50を備えて構成されている。尚、遠隔制御装置41は、全体として腕時計型の形状に構成されているものに限らず、例えば携帯情報端末や携帯電話機から構成されているものであっても良い。
次に、上記した構成の作用について、図5ないし図11を参照して説明する。尚、ここでは、遠隔制御の一例として、
(1)車両1を呼出す場合
(2)車両1を自動駐車させる場合
について順次説明する。この場合、呼出とは、図3に示したように、ユーザが乗車する前に遠隔地にある車両1をユーザが居るユーザ位置や予め指定されている呼出指定位置(本発明でいう到達予定位置)へ無人走行で移動させる態様を言うものであり、自動駐車とは、図4に示したように、ユーザが降車した後に車両1を予め指定されている自動駐車指定位置(本発明でいう到達予定位置)へ無人走行で移動させる態様を言うものである。
(1)車両1を呼出す場合
最初に、「車両1を呼出す場合」について、図5ないし図8を参照して説明する。ここで、図5は、遠隔制御装置41の制御部42が行う処理をフローチャートとして示しており、図6は、車載報知装置31の制御部32が行う処理をフローチャートとして示しており、図7及び図8は、一連の処理の流れをシーケンス図として示している。
遠隔制御装置41において、制御部42は、ユーザが呼出指令操作を操作部46にて行った旨を検出すると(ステップS1にて「YES」)、測位部44に測位を行わせてユーザの位置を示すユーザ位置を取得する(ステップS2)。そして、制御部42は、ユーザIDとユーザ位置とが格納された呼出指令信号(本発明でいう遠隔制御信号)を無線通信部43から車載報知装置31へ送信させる(ステップS3)。
これを受けて、車載報知装置31において、制御部32は、遠隔制御装置41から呼出指令信号が無線通信部33に受信された旨を検出すると(ステップT1にて「YES」)、測位部34に測位を行わせて車両1の位置を示す車両位置を取得する(ステップT2)。そして、制御部32は、その取得された車両位置と遠隔制御装置41から受信された呼出指令信号に格納されているユーザ位置とを比較し(ステップT3)、例えば両者の間が呼出可能距離未満であるか否かを判定することにより呼出可能であるか否かを判定する(ステップT4)。ここで、呼出可能距離とは、例えばユーザの使用形態や使用環境に応じて決定されるもので、ユーザ位置から例えば数10キロメートル離れた地点に位置している車両1を呼出すのは車両1の移動距離が極めて長くなると共に移動時間が極めて長くなって実用的(現実的)でないことから、例えば数100メートル程度の値に設定されている距離である。
次いで、制御部32は、両者の間が呼出可能距離未満であることにより呼出可能である旨を検出すると(ステップT4にて「YES」)、駆動系制御部38により駆動系を検査し(ステップT5)、駆動系が正常であることにより無人走行可能であるか否かを判定する(ステップT6)。そして、制御部32は、駆動系が正常であることにより無人走行可能である旨を検出すると(ステップT6にて「YES」)、報知パターンを決定する(ステップT7)。ここで、報知パターンとは、LED11〜15の点灯パターンまたは点滅パターンであり、スピーカ16,17からの音出力パターンである。
次いで、制御部32は、決定した報知パターンにしたがって報知動作を開始させ(ステップT8)、駆動系制御部38により無人走行を開始させる(ステップT9)。具体的には、制御部32は、LED制御部39によりLED11〜15の点灯または点滅を開始させると共にスピーカ制御部40によりスピーカ16,17からの音出力を開始させ、駆動系制御部38により無人走行を開始させる。この場合、スピーカ16,17から出力される音は、擬似的な起動音や走行音であっても良いし、起動音や走行音とは全く関係のない例えば音楽などであっても良い。
さて、制御部32は、駆動系制御部38により無人走行を開始させた後、つまり、車両1が無人走行しているタイミングでは、測位部34に定期的に測位を行わせて車両1の位置を示す車両位置を定期的に取得する(ステップT10)。
次いで、制御部32は、その取得された車両位置と遠隔制御装置41から最初に受信された呼出指令信号に格納されているユーザ位置とを比較し(ステップT11)、車両位置とユーザ位置との間が所定距離以内であるか否かを判定する(ステップT12)。ここで、所定距離とは、例えばユーザの使用形態や使用環境に応じて決定されるもので、ユーザが車両1のユーザ位置への接近を認識することを目的とする例えば数10メートル程度の値に設定されている距離である。そして、制御部32は、両者の間が所定距離未満である旨を検出すると(ステップT12にて「YES」)、先に決定された報知パターンが格納された接近通知信号を無線通信部33から遠隔制御装置41へ送信させる(ステップT13)。
これを受けて、遠隔制御装置41において、制御部42は、車載報知装置31から接近通知信号が無線通信部43に受信された旨を検出すると(ステップS4にて「YES」)、車載報知装置31から受信された接近通知信号に格納されている報知パターン、つまり、車載報知装置31が行う報知動作の報知パターンと同じ報知パターンにしたがって報知動作を開始させる(ステップS5)。具体的には、制御部42は、LED制御部48によりLED47の点灯または点滅を開始させると共にスピーカ制御部50によりスピーカ49からの音出力を開始させる。
車載報知装置31において、制御部32は、接近通知信号を無線通信部33から遠隔制御装置41へ送信させた後でも、測位部34に定期的に測位を行わせて車両1の位置を示す車両位置を定期的に取得する(ステップT14)。
次いで、制御部32は、その取得された車両位置と遠隔制御装置41から最初に受信された呼出指令信号に格納されているユーザ位置とを比較し(ステップT15)、車両1がユーザ位置に到達したか否かを判定する(ステップT16)。そして、制御部32は、車両1がユーザ位置に到達した旨を検出すると(ステップT16にて「YES」)、到達通知信号を無線通信部33から遠隔制御装置41へ送信させ(ステップT17)、駆動系制御部38により無人走行を終了させ(ステップT18)、報知動作を終了させる(ステップT19)。具体的には、制御部32は、LED制御部39によりLED11〜15の点灯または点滅を終了させると共にスピーカ制御部40によりスピーカ16,17からの音出力を終了させる。
これを受けて、遠隔制御装置41において、制御部42は、車載報知装置31から到達通知信号が無線通信部43に受信された旨を検出すると(ステップS6にて「YES」)、報知動作を終了させる(ステップS7)。具体的には、制御部42は、LED制御部48によりLED47の点灯または点滅を終了させると共にスピーカ制御部50によりスピーカ49からの音出力を終了させる。
ところで、以上は、車両1をユーザが居るユーザ位置に呼出す場合を説明したものであるが、車両1を予め指定されている呼出指定位置に呼出すことも可能である。すなわち、この場合は、図8に示すように、遠隔制御装置41において、制御部42は、ユーザが呼出指定位置の設定操作を操作部46にて行った旨を検出すると、呼出指定位置を設定し、ユーザが呼出指令操作を操作部46にて行った旨を検出すると、ユーザIDと呼出指定位置とが格納された呼出指令信号を無線通信部43から車載報知装置31へ送信させる。
車載報知装置31において、制御部32は、遠隔制御装置41から呼出指令信号が無線通信部33に受信された旨を検出すると、測位部34に測位を行わせて車両1の位置を示す車両位置を取得し、その取得された車両位置と遠隔制御装置41から受信された呼出指令信号に格納されている呼出指定位置とを比較し、これ以降、車両位置と呼出指定位置との関係にしたがって上記した車両1をユーザ位置に呼出す場合と同様の処理を行う。
以上に説明した処理により、ユーザからの呼出指令に応じて車両1が無人走行する場合には、車両1が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両1が無人走行しているタイミングで車載報知装置31がLED11〜15の点灯または点滅を行ったりスピーカ16,17からの音出力を行ったりするので、車両1が停止状態から無人走行状態に起動する旨や車両1が無人走行している旨を車両1の周囲に居る第三者に知らせることができる。
尚、本実施形態では、車載装置31において、車両1が停止状態から無人走行状態に起動する直前から無人走行している間はLED11〜15の点灯または点滅やスピーカ16,17からの音出力を連続して行う場合を説明したが、車両位置とユーザ位置や呼出指定位置との間が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングでLED11〜15の点灯または点滅やスピーカ16,17からの音出力を行っても良い。このように構成すれば、車両位置とユーザ位置や呼出指定位置との間が所定距離以内のエリアでは、単に車両1が無人走行している旨のみならず、車両1がユーザ位置や呼出指定位置に接近している旨をも車両1の周囲に居る第三者に知らせることができる。
また、車両位置とユーザ位置や呼出指定位置との間が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて報知動作の報知パターン(例えばLED11〜15の点滅周期やスピーカ16,17の音量など)を変更しても良い。このように構成しても、報知動作の報知パターを途中で変更することにより、車両1がユーザ位置や呼出指定位置に接近したか否かを車両1の周囲に居る第三者に知らせることができる。さらに、車両1が停止状態から無人走行状態に起動する直前からユーザ位置や呼出指定位置に到達した直後まで車載報知装置31がLED11〜15の点灯または点滅やスピーカ16,17からの音出力を連続して行うことに追従して、遠隔制御装置41がLED47の点灯または点滅やスピーカ49からの音出力を連続して行っても良い。
(2)車両1を自動駐車させる場合
次に、「車両1を自動駐車させる場合」について、図9ないし図11を参照して説明する。ここで、図9は、遠隔制御装置41の制御部42が行う処理をフローチャートとして示しており、図10は、車載報知装置31の制御部32が行う処理をフローチャートとして示しており、図11は、一連の処理の流れをシーケンス図として示している。
遠隔制御装置41において、制御部42は、ユーザが自動駐車指定位置の設定操作を操作部46にて行った旨を検出すると(ステップS21にて「YES」)、自動駐車指定位置を設定し(ステップS22)、ユーザが自動駐車指令操作を操作部46にて行った旨を検出すると(ステップS23にて「YES」)、ユーザIDと自動駐車指定位置とが格納された自動駐車指令信号を無線通信部43から車載報知装置31へ送信させる(ステップS24)。
これを受けて、車載報知装置31において、制御部32は、遠隔制御装置41から自動駐車指令信号が無線通信部33に受信された旨を検出すると(ステップT21にて「YES」)、測位部34に測位を行わせて車両1の位置を示す車両位置を取得する(ステップT22)。そして、制御部32は、その取得された車両位置と遠隔制御装置41から受信された自動駐車指令信号に格納されている自動駐車指定位置とを比較し(ステップT23)、例えば両者の間が自動駐車可能距離未満であるか否かを判定することにより自動駐車可能であるか否かを判定する(ステップT24)。ここで、自動駐車可能距離とは、上記した呼出可能距離と同様のものであり、例えばユーザの使用形態や使用環境に応じて決定されるもので、自動駐車指定位置から例えば数10キロメートル離れた地点に位置している車両1を自動駐車させるのは車両1の移動距離が極めて長くなると共に移動時間が極めて長くなって実用的(現実的)でないことから、例えば数100メートル程度の値に設定されている距離である。
次いで、制御部32は、両者の間が自動駐車可能距離未満であることにより自動駐車可能である旨を検出すると(ステップT24にて「YES」)、駆動系制御部38により駆動系を検査し(ステップT25)、駆動系が正常であることにより無人走行可能であるか否かを判定する(ステップT26)。そして、制御部32は、駆動系が正常であることにより無人走行可能である旨を検出すると(ステップT26にて「YES」)、報知パターンを決定する(ステップT27)。
次いで、制御部32は、決定した報知パターンにしたがって報知動作を開始させ(ステップT28)、駆動系制御部38により無人走行を開始させる(ステップT29)。
さて、制御部32は、駆動系制御部38により無人走行を開始させた後、つまり、車両1が無人走行しているタイミングでは、測位部34に定期的に測位を行わせて車両1の位置を示す車両位置を定期的に取得する(ステップT30)。
次いで、制御部32は、その取得された車両位置と遠隔制御装置41から最初に受信された自動駐車指令信号に格納されている自動駐車指定位置とを比較し(ステップT31)、車両位置と自動駐車指定位置との間が所定距離以内であるか否かを判定する(ステップT32)。ここでも、所定距離とは、例えばユーザの使用形態や使用環境に応じて決定されるもので、ユーザが車両1の自動駐車指定位置への接近を認識することを目的とする例えば数10メートル程度の値に設定されている距離である。そして、制御部32は、両者の間が所定距離未満である旨を検出すると(ステップT32にて「YES」)、先に決定された報知パターンが格納された接近通知信号を無線通信部33から遠隔制御装置41へ送信させる(ステップT33)。
これを受けて、遠隔制御装置41において、制御部42は、車載報知装置31から接近通知信号が無線通信部43に受信された旨を検出すると(ステップS25にて「YES」)、車載報知装置31から受信された接近通知信号に格納されている報知パターン、つまり、車載報知装置31が行う報知動作の報知パターンと同じ報知パターンにしたがって報知動作を開始させる(ステップS26)。
車載報知装置31において、制御部32は、接近通知信号を無線通信部33から遠隔制御装置41へ送信させた後でも、測位部34に定期的に測位を行わせて車両1の位置を示す車両位置を定期的に取得する(ステップT34)。
次いで、制御部32は、その取得された車両位置と遠隔制御装置41から最初に受信された自動駐車指令信号に格納されている自動駐車指定位置とを比較し(ステップT35)、車両1が自動駐車指定位置に到達したか否かを判定する(ステップT36)。そして、制御部32は、車両1が自動駐車指定位置に到達した旨を検出すると(ステップT36にて「YES」)、到達通知信号を無線通信部33から遠隔制御装置41へ送信させ(ステップT37)、駆動系制御部38により無人走行を終了させ(ステップT38)、報知動作を終了させる(ステップT39)。
これを受けて、遠隔制御装置41において、制御部42は、車載報知装置31から到達通知信号が無線通信部43に受信された旨を検出すると(ステップS27にて「YES」)、報知動作を終了させる(ステップS28)。
以上に説明した処理により、ユーザからの自動駐車指令に応じて車両1が無人走行する場合にも、車両1が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両1が無人走行しているタイミングで車載報知装置31がLED11〜15の点灯または点滅を行ったりスピーカ16,17からの音出力を行ったりするので、車両1が停止状態から無人走行状態に起動する旨や車両1が無人走行している旨を車両1の周囲に居る第三者に知らせることができる。
尚、この場合も、車両位置と自動駐車指定位置との間が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングでLED11〜15の点灯または点滅やスピーカ16,17からの音出力を行っても良い。このように構成すれば、車両位置と自動駐車指定位置との間が所定距離以内のエリアでは、単に車両1が無人走行している旨のみならず、車両1が自動駐車指定位置に接近している旨をも車両1の周囲に居る第三者に知らせることができる。
また、車両位置と自動駐車指定位置との間が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて報知動作の報知パターン(例えばLED11〜15の点滅周期やスピーカ16,17の音量など)を変更しても良い。このように構成しても、報知動作の報知パターンを途中で変更することにより、車両1が自動駐車指定位置に接近したか否かを車両1の周囲に居る第三者に知らせることができる。さらに、車両1が停止状態から無人走行状態に起動する直前からユーザ位置や呼出指定位置に到達した直後まで車載報知装置31がLED11〜15の点灯または点滅やスピーカ16,17からの音出力を連続して行うことに追従して、遠隔制御装置41がLED47の点灯または点滅やスピーカ49からの音出力を連続して行っても良い。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、車載報知装置31において、遠隔制御装置41から呼出指令信号や自動駐車指令信号が受信されたことに応じて車両1が無人走行する場合に、車両1が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両1が無人走行しているタイミングでLED11〜15の点灯または点滅を行ったりスピーカ16,17からの音出力を行ったりするように構成したので、車両1が停止状態から無人走行状態に起動する旨や車両1が無人走行している旨を車両1の周囲に居る第三者に知らせることができる。これにより、車両1の周囲に居る第三者に注意を喚起することができ、安全性を高めることができる。
また、遠隔制御装置41において、車載報知装置31がLED11〜15の点灯または点滅を行ったりスピーカ16,17からの音出力を行ったりすることに追従してLED47を点灯または点滅させたりスピーカ49から音出力させたりするように構成したので、ユーザ位置から車両位置までの見通しが良くなくとも、車両1が停止状態から無人走行状態に起動する旨や車両1が無人走行している旨をユーザにも知らせることができ、利便性を高めることができる。
さらに、車載報知装置31と遠隔制御装置41とが同じ報知パターンにしたがって報知動作を行うように構成したので、車載報知装置31と遠隔制御装置41とを1対1の関係に対応付けることができ、複数のユーザが呼出指令や自動駐車指令を同時に行った場合であっても、ユーザが呼出指令や自動駐車指令を行った車両1がいずれであるかをユーザに知らせることができ、利便性を高めることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図12ないし図15を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。上記した第1の実施形態は、遠隔制御装置41と車載報知装置31とが呼出指令信号や自動駐車指令信号をセンター装置を中継することなく送受信するものであるが、これに対して、この第2の実施形態は、遠隔制御装置41と車載報知装置31とが呼出指令信号や自動駐車指令信号をセンター装置を中継して送受信するものである。
すなわち、車両報知システム51は、上記した車両1に搭載されている車載報知装置31とユーザが携帯可能な遠隔制御装置41とがセンター装置61を中継して遠隔制御信号を送受信することが可能に構成されている。この場合、車両1をユーザ位置に呼出す場合について、図13を参照して説明すると、遠隔制御装置41において、制御部42は、ユーザが呼出指令操作を操作部46にて行った旨を検出すると、測位部44に測位を行わせてユーザの位置を示すユーザ位置を取得し、ユーザIDとユーザ位置とが格納された呼出指令信号を無線通信部43からセンター装置61へ送信する。センター装置61は、遠隔制御装置41から呼出指令信号が受信された旨を検出すると、遠隔制御装置41から受信された呼出指令信号を車載報知装置31へ送信する。
これを受けて、車載報知装置31において、制御部32は、センター装置61から呼出指令信号が無線通信部33に受信された旨を検出すると、測位部34に測位を行わせて車両1の位置を示す車両位置を取得し、その取得された車両位置と遠隔制御装置41から受信された呼出指令信号に格納されているユーザ位置とを比較し、例えば両者の間が呼出可能距離未満であるか否かを判定することにより呼出可能であるか否かを判定する。
次いで、制御部32は、両者の間が呼出可能距離未満であることにより呼出可能である旨を検出すると、駆動系制御部38により駆動系を検査し、駆動系が正常であることにより無人走行可能であるか否かを判定する。そして、制御部32は、駆動系が正常であることにより無人走行可能である旨を検出すると、この場合は、上記した第1の実施形態とは異なって、呼出可能信号を無線通信部33からセンター装置61へ送信させる。
センター装置61は、車載報知装置31から呼出可能信号が受信された旨を検出すると、報知パターンを決定し、その決定された報知パターンが格納された報知パターン通知信号を車載報知装置31及び遠隔制御装置41に送信する。そして、これ以降、車載報知装置31及び遠隔制御装置41は、センター装置61から受信された報知パターンにしたがって報知動作を行う。
これと同様にして、センター装置61は、車両1を呼出指定位置に呼出す場合でも、図14に示すように、車載報知装置31から呼出可能信号が受信されたことにより報知パターンを決定し、また、車両1を自動駐車指定位置に自動駐車させる場合では、図15に示すように、センター装置61から自動駐車可能信号が受信されたことにより報知パターンを決定する。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、遠隔制御装置41と車載報知装置31とが呼出指令信号や自動駐車指令信号をセンター装置61を中継して送受信する構成においても、車載報知装置31において、遠隔制御装置41から呼出指令信号や自動駐車指令信号が受信されたことに応じて車両1が無人走行する場合に、車両1が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両1が無人走行しているタイミングでLED11〜15の点灯または点滅を行ったりスピーカ16,17からの音出力を行ったりするように構成したので、上記した第1の実施形態に記載したものと同様にして、車両1が停止状態から無人走行状態に起動する旨や車両1が無人走行している旨を車両1の周囲に居る第三者に知らせることができる。これによって、車両1の周囲に居る第三者に注意を喚起することができ、安全性を高めることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
車両におけるLED及びスピーカの個数や配置態様は他のものであっても良い。車載報知装置及び遠隔制御装置の報知動作は、LEDの点灯または点滅とスピーカからの音出力とを併用することに限らず、いずれか一方のみであっても良い。また、遠隔制御装置の報知動作は、視覚的な報知動作や聴覚的な報知動作に限らず、例えばバイブレータの振動による報知動作であっても良い。
遠隔制御装置から車載報知装置への接近通知信号や到達通知信号は、必要に応じて送信される構成であっても良い。
車両をユーザ位置に呼出す場合に、ユーザ位置を遠隔制御装置から車載報知装置へ定期的に送信するように構成しても良く、そのように構成すれば、ユーザが呼出指令を行った後に移動したとしても、車両をユーザ位置に確実に呼出すことができる。
車両位置とユーザ位置や呼出指定位置や自動駐車指定位置とが所定距離以内であるか否かの判定を段階的に行うことにより、車両位置とユーザ位置や呼出指定位置や自動駐車指定位置との距離に応じて報知パターンを段階的に変更する構成であっても良い。
複数の車両を同時に呼出したり自動駐車させたりする構成であっても良く、その場合、車両毎に報知パターンを区別することにより、それら同時に呼出している車両や自動駐車させている車両を区別させてユーザに知らせることができる。
車両周辺検出センサの検出結果に基づいて、車両周辺や車両進行方向に人が存在する旨が検出されると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行い、一方、車両周辺や車両進行方向に人が存在していない旨が検出されると、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても車両外部への報知動作を行わない構成であっても良い。このように構成すれば、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても、車両周辺や車両進行方向に人が存在していなければ、報知動作を行わないことにより、報知動作を不要に行ってしまうことを未然に回避することができ、消費電力の抑制を図ることができる。
また、車両位置と人が居る位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更する構成であっても良く、このように構成すれば、車両が第三者に接近したか否かをも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。また、車両速度と人の移動速度との速度差が所定速度以上であるか所定速度未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更する構成であっても良く、このように構成すれば、車両と第三者との相対的な速度差をも車両の周囲に居る第三者に知らせることができる。
また、昼夜検出センサの検出結果を利用することにより、昼間は夜間に比べて音量を大きくして音出力を行う構成であっても良く、このように構成すれば、昼間は夜間に比べて報知動作をより確実に行うことができ、さらに、車両外部への報知動作として夜間は照明を点灯する構成であっても良く、このように構成すれば、夜間は車両の存在を確実に周囲に知らせることができる。
また、降雨検出センサの検出結果を利用することにより、車両外部への報知動作として音出力を行う場合に、降雨時は音量を大きくして音出力を行う構成であっても良く、このように構成すれば、降雨時は報知動作をより確実に行うことができ、さらに、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルや車両進行方向に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルを高く変更する構成であっても良く、このように構成すれば、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かの検出や車両進行方向に人が存在するか否かの検出を高い検出レベルで行うことができ、信頼性を高めることができる。
第1の実施形態において、車載報知装置が報知パターンを決定して遠隔制御装置へ送信する構成に限らず、遠隔制御装置が報知パターンを決定して車載報知装置へ送信する構成であっても良い。
第2の実施形態において、センター装置が遠隔制御装置から呼出指令信号や自動駐車指令信号が受信された直後に報知パターンを決定する構成であっても良い。
本発明の第1の実施形態を示す機能ブロック図 車両の外観斜視図 車両を呼出す態様を概略的に示す図 車両を自動駐車させる態様を概略的に示す図 遠隔制御装置が行う処理を示すフローチャート 車載報知装置が行う処理を示すフローチャート シーケンス図 図7相当図 図5相当図 図6相当図 図7相当図 本発明の第2の実施形態を示す機能ブロック図 図7相当図 図7相当図 図7相当図
符号の説明
図面中、1は車両、11〜15はLED(車載報知装置の報知手段)、16,17はスピーカ(車載報知装置の報知手段)、21は車両報知システム、31は車載報知装置、32は制御部(車載報知装置の制御手段)、33は無線通信部(車載報知装置の受信手段)、41は遠隔制御装置、42は制御部(遠隔制御装置の制御手段)、47はLED(遠隔制御装置の報知手段)、49はスピーカ(遠隔制御装置の報知手段)、51は車両報知システム、61はセンター装置である。

Claims (40)

  1. ユーザが操作可能な遠隔制御装置と、ユーザからの遠隔制御指令を受けて無人走行可能な車両に搭載されている車載報知装置とを備えてなる車両報知システムであって、
    前記遠隔制御装置は、遠隔制御信号を前記車載報知装置へ送信し、
    前記車載報知装置は、前記遠隔制御装置から遠隔制御信号が受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングで車両外部への報知動作を行うことを特徴とする車両報知システム。
  2. ユーザが操作可能な遠隔制御装置と、ユーザからの遠隔制御指令を受けて無人走行可能な車両に搭載されている車載報知装置とを備えてなる車両報知システムであって、
    前記遠隔制御装置は、遠隔制御信号を前記車載報知装置へ送信し、
    前記車載報知装置は、前記遠隔制御装置から遠隔制御信号が受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行うことを特徴とする車両報知システム。
  3. 請求項2に記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行うことを特徴とする車両報知システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両周辺に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両周辺に人が存在している旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行い、車両周辺に人が存在していない旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても車両外部への報知動作を行わないことを特徴とする車両報知システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両進行方向に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両進行方向に人が存在している旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行い、車両進行方向に人が存在していない旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても車両外部への報知動作を行わないことを特徴とする車両報知システム。
  6. 請求項4または5に記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両位置と人が居る位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更することを特徴とする車両報知システム。
  7. 請求項4ないし6のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両速度と人の移動速度との速度差が所定速度以上であるか所定速度未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更することを特徴とする車両報知システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて車両外部への報知動作の報知パターンを変更することを特徴とする車両報知システム。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行う場合に、昼間は夜間に比べて音量を大きくして音出力を行うことを特徴とする車両報知システム。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として夜間は照明を点灯することを特徴とする車両報知システム。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、降雨を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行う場合に、降雨時は音量を大きくして音出力を行うことを特徴とする車両報知システム。
  12. 請求項4ないし11のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、降雨を検出する機能を有し、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルや車両進行方向に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルを高く変更することを特徴とする車両報知システム。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記遠隔制御装置は、前記車載報知装置が車両外部への報知動作を行うことに追従して報知動作を行うことを特徴とする車両報知システム。
  14. 請求項13に記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置及び前記遠隔制御装置は、そのいずれかにより決定された同じ報知パターンにしたがって報知動作を行うことを特徴とする車両報知システム。
  15. ユーザが操作可能な遠隔制御装置と、センター装置と、ユーザからの遠隔制御指令を受けて無人走行可能な車両に搭載されている車載報知装置とを備えてなる車両報知システムであって、
    前記遠隔制御装置は、遠隔制御信号を前記センター装置へ送信し、
    前記センター装置は、前記遠隔制御装置から受信された遠隔制御信号を前記車載報知装置へ送信し、
    前記車載報知装置は、前記センター装置から遠隔制御信号が受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングで車両外部への報知動作を行うことを特徴とする車両報知システム。
  16. ユーザが操作可能な遠隔制御装置と、センター装置と、ユーザからの遠隔制御指令を受けて無人走行可能な車両に搭載されている車載報知装置とを備えてなる車両報知システムであって、
    前記遠隔制御装置は、遠隔制御信号を前記センター装置へ送信し、
    前記センター装置は、前記遠隔制御装置から受信された遠隔制御信号を前記車載報知装置へ送信し、
    前記車載報知装置は、前記センター装置から遠隔制御信号が受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行うことを特徴とする車両報知システム。
  17. 請求項16に記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行うことを特徴とする車両報知システム。
  18. 請求項15ないし17のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両周辺に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両周辺に人が存在している旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行い、車両周辺に人が存在していない旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても車両外部への報知動作を行わないことを特徴とする車両報知システム。
  19. 請求項15ないし18のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両進行方向に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両進行方向に人が存在している旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで車両外部への報知動作を行い、車両進行方向に人が存在していない旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても車両外部への報知動作を行わないことを特徴とする車両報知システム。
  20. 請求項18または19に記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両位置と人が居る位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更することを特徴とする車両報知システム。
  21. 請求項18ないし20のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両速度と人の移動速度との速度差が所定速度以上であるか所定速度未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更することを特徴とする車両報知システム。
  22. 請求項15ないし21のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて車両外部への報知動作の報知パターンを変更することを特徴とする車両報知システム。
  23. 請求項15ないし22のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行う場合に、昼間は夜間に比べて音量を大きくして音出力を行うことを特徴とする車両報知システム。
  24. 請求項15ないし23のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として夜間は照明を点灯することを特徴とする車両報知システム。
  25. 請求項15ないし24のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、降雨を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行う場合に、降雨時は音量を大きくして音出力を行うことを特徴とする車両報知システム。
  26. 請求項18ないし25のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記車載報知装置は、降雨を検出する機能を有し、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルや車両進行方向に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルを高く変更することを特徴とする車両報知システム。
  27. 請求項15ないし26のいずれかに記載した車両報知システムにおいて、
    前記遠隔制御装置は、前記車載報知装置が車両外部への報知動作を行うことに追従して報知動作を行うことを特徴とする車両報知システム。
  28. 請求項27に記載した車両報知システムにおいて、
    前記センター装置は、報知パターンを決定し、
    前記車載報知装置及び前記遠隔制御装置は、前記センター装置により決定された同じ報知パターンにしたがって報知動作を行うことを特徴とする車両報知システム。
  29. ユーザが操作可能であって遠隔制御信号を車載報知装置へ送信する遠隔制御装置と共に車両報知システム内で用いられる車載報知装置であって、
    遠隔制御装置またはセンター装置から遠隔制御信号を受信する受信手段と、
    車両外部への報知動作を行う報知手段と、
    遠隔制御装置またはセンター装置から遠隔制御信号が前記受信手段に受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングで前記報知手段に車両外部への報知動作を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とする車載報知装置。
  30. ユーザが操作可能であって遠隔制御信号を車載報知装置へ送信する遠隔制御装置と共に車両報知システム内で用いられる車載報知装置であって、
    遠隔制御装置またはセンター装置から遠隔制御信号を受信する受信手段と、
    車両外部への報知動作を行う報知手段と、
    遠隔制御装置またはセンター装置から遠隔制御信号が前記受信手段に受信されたことに応じて、ユーザの位置を示すユーザ位置と車両の位置を示す車両位置との間がユーザの使用形態や使用環境に応じて決定される呼出可能距離未満であることを条件として車両が無人走行する場合に、車両が無人走行しているタイミングで前記報知手段に車両外部への報知動作を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とする車載報知装置。
  31. 請求項30に記載した車載報知装置において、
    前記制御手段は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以内のエリアを車両が無人走行しているタイミングで前記報知手段に車両外部への報知動作を行わせることを特徴とする車載報知装置。
  32. 請求項29ないし31のいずれかに記載した車載報知装置において、
    前記制御手段は、車両周辺に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両周辺に人が存在している旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで前記報知手段に車両外部への報知動作を行わせ、車両周辺に人が存在していない旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても前記報知手段に車両外部への報知動作を行わせないことを特徴とする車載報知装置。
  33. 請求項29ないし32のいずれかに記載した車載報知装置において、
    前記制御手段は、車両進行方向に人が存在するか否かを検出する機能を有し、車両進行方向に人が存在している旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングで前記報知手段に車両外部への報知動作を行わせ、車両進行方向に人が存在していない旨を検出した場合には、車両が停止状態から無人走行状態に起動するタイミングや車両が無人走行しているタイミングであっても前記報知手段に車両外部への報知動作を行わせないことを特徴とする車載報知装置。
  34. 請求項32または33に記載した車載報知装置において、
    前記制御手段は、車両位置と人が居る位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更することを特徴とする車載報知装置。
  35. 請求項32ないし34のいずれかに記載した車載報知装置において、
    前記制御手段は、車両速度と人の移動速度との速度差が所定速度以上であるか所定速度未満であるかに応じて報知動作のパターンを変更することを特徴とする車載報知装置。
  36. 請求項29ないし35のいずれかに記載した車載報知装置において、
    前記制御手段は、車両位置と到達予定位置との間の距離が所定距離以上であるか所定距離未満であるかに応じて車両外部への報知動作の報知パターンを変更することを特徴とする車載報知装置。
  37. 請求項29ないし36のいずれかに記載した車載報知装置において、
    前記制御手段は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行わせる場合に、昼間は夜間に比べて音量を大きくして音出力を行わせることを特徴とする車載報知装置。
  38. 請求項29ないし37のいずれかに記載した車載報知装置において、
    前記制御手段は、昼夜を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として夜間は照明を点灯させることを特徴とする車載報知装置。
  39. 請求項29ないし38のいずれかに記載した車載報知装置において、
    前記制御手段は、降雨を検出する機能を有し、車両外部への報知動作として音出力を行わせる場合に、降雨時は音量を大きくして音出力を行わせることを特徴とする車載報知装置。
  40. 請求項32ないし39のいずれかに記載した車載報知装置において、
    前記制御手段は、降雨を検出する機能を有し、降雨時は車両周辺に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルや車両進行方向に人が存在するか否かを検出する場合の検出レベルを高く変更することを特徴とする車載報知装置。
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