JP2015086638A - ヒンジ装置 - Google Patents
ヒンジ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015086638A JP2015086638A JP2013228189A JP2013228189A JP2015086638A JP 2015086638 A JP2015086638 A JP 2015086638A JP 2013228189 A JP2013228189 A JP 2013228189A JP 2013228189 A JP2013228189 A JP 2013228189A JP 2015086638 A JP2015086638 A JP 2015086638A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- lid
- link
- attached
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D3/00—Hinges with pins
- E05D3/06—Hinges with pins with two or more pins
- E05D3/14—Hinges with pins with two or more pins with four parallel pins and two arms
- E05D3/145—Hinges with pins with two or more pins with four parallel pins and two arms specially adapted for vehicles
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/40—Suspension arrangements for wings supported on arms movable in vertical planes
- E05D15/46—Suspension arrangements for wings supported on arms movable in vertical planes with two pairs of pivoted arms
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D3/00—Hinges with pins
- E05D3/06—Hinges with pins with two or more pins
- E05D3/14—Hinges with pins with two or more pins with four parallel pins and two arms
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/50—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
- E05Y2900/53—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
- E05Y2900/548—Trunk lids
Abstract
【課題】動作不良が発生しにくくなるヒンジ装置を提供することを課題とする。【解決手段】リッドの閉状態で、第1リンク25は、ボデーブラケット21に取り付けられ、ボデーブラケット21に沿って延出する第1本体部25aと、第1本体部25aからリッドブラケット23方向へ屈曲し、リッドブラケット23に取り付けられる第1屈曲部25bとからなり、第2リンク31は、リッドブラケット23に取り付けられ、リッドブラケット23に沿って延出する第2本体部31aと、第2本体部31aからボデーブラケット21方向へ屈曲し、ボデーブラケット21に取り付けられる第2屈曲部31bとからなり、ボデーブラケット21とリッドブラケット23との間に隙間Sが発生するようにする。【選択図】図1
Description
本発明は、車両の開口に対してリッドを開閉可能に回転支持するヒンジ装置に関する。
従来のヒンジ装置を図6を用いて説明する。図6は車両の開口に対してリッドを開閉可能に回転支持する従来のヒンジ装置の閉状態を説明する図である。
図において、ボデーブラケット1は、車両に、車両の前後方向に沿って設けられるボデーブラケットである。
図において、ボデーブラケット1は、車両に、車両の前後方向に沿って設けられるボデーブラケットである。
リッドブラケット3は、リッドが開口を塞ぐ全閉状態で、リッドに、ボデーブラケット1と対向するように設けられる。
第1リンク5は、一端部がボデーブラケット1に、他端部がリッドブラケット3のリッドの回転基部側にそれぞれ回転可能に取り付けられている。
第1リンク5は、一端部がボデーブラケット1に、他端部がリッドブラケット3のリッドの回転基部側にそれぞれ回転可能に取り付けられている。
第2リンク7は、一端部が前記ボデーブラケット1に、他端部がリッドブラケット3のリッドの回転端部側にそれぞれ回転可能に、かつ、第1リンク5と交差しないように取り付けられている。
よって、ボデーブラケット1、リッドブラケット3と、第1リンク5と、第2リンク7とで、ボデーブラケット1が固定された四節回転機構が構成されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、図6に示すヒンジ装置では、ボデーブラケット1と、リッドブラケット3と、第1リンク5と、第2リンク7とで囲まれた空間Sのボデーブラケット1とリッドブラケット3との間の間隔は、リッドが閉状態に近づくにつれて狭くなる。
よって、空間Sに入り込んだトランク内の荷物等(以下、異物という)が、リッドが閉方向へ回転する際に、ボデーブラケット1とリッドブラケット3とに挟まれ、ヒンジ装置の動作不良が発生する問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、動作不良が発生しにくくなるヒンジ装置を提供することにある。
上述した課題のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映したヒンジ装置は、
車両の開口に対してリッドを開閉可能に回転支持するヒンジ装置において、
前記リッドに、前記リッドの回転半径方向に沿って設けられるリッドブラケットと、
前記リッドが前記開口を塞ぐ全閉状態で、前記車両に、前記リッドブラケットと対向するように設けられるボデーブラケットと、
一端部が前記ボデーブラケットに、他端部が前記リッドブラケットの前記リッドの回転基部側にそれぞれ回転可能に取り付けられる第1リンクと、
一端部が前記ボデーブラケットに、他端部が前記リッドブラケットの前記リッドの回転端部側にそれぞれ回転可能に、かつ、前記第1リンクと交差しないように取り付けられた第2リンクと、を備え、
前記リッドの全閉状態で、
前記第1リンクは、前記ボデーブラケットに取り付けられ、前記ボデーブラケットに沿って延出する第1本体部と、該第1本体部から前記リッドブラケット方向へ屈曲し、前記リッドブラケットに取り付けられる第1屈曲部とからなり、
前記第2リンクは、前記リッドブラケットに取り付けられ、前記リッドブラケットに沿って延出する第2本体部と、該第2本体部から前記ボデーブラケット方向へ屈曲し、前記ボデーブラケットに取り付けられる第2屈曲部とからなり、
前記ボデーブラケットと前記リッドブラケットとの間に隙間が発生するようにした
ことを特徴とする。
車両の開口に対してリッドを開閉可能に回転支持するヒンジ装置において、
前記リッドに、前記リッドの回転半径方向に沿って設けられるリッドブラケットと、
前記リッドが前記開口を塞ぐ全閉状態で、前記車両に、前記リッドブラケットと対向するように設けられるボデーブラケットと、
一端部が前記ボデーブラケットに、他端部が前記リッドブラケットの前記リッドの回転基部側にそれぞれ回転可能に取り付けられる第1リンクと、
一端部が前記ボデーブラケットに、他端部が前記リッドブラケットの前記リッドの回転端部側にそれぞれ回転可能に、かつ、前記第1リンクと交差しないように取り付けられた第2リンクと、を備え、
前記リッドの全閉状態で、
前記第1リンクは、前記ボデーブラケットに取り付けられ、前記ボデーブラケットに沿って延出する第1本体部と、該第1本体部から前記リッドブラケット方向へ屈曲し、前記リッドブラケットに取り付けられる第1屈曲部とからなり、
前記第2リンクは、前記リッドブラケットに取り付けられ、前記リッドブラケットに沿って延出する第2本体部と、該第2本体部から前記ボデーブラケット方向へ屈曲し、前記ボデーブラケットに取り付けられる第2屈曲部とからなり、
前記ボデーブラケットと前記リッドブラケットとの間に隙間が発生するようにした
ことを特徴とする。
本発明の他の特徴は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
本願発明によれば、
前記リッドの閉状態で、
前記第1リンクは、前記ボデーブラケットに取り付けられ、前記ボデーブラケットに沿って延出する第1本体部と、該第1本体部から前記リッドブラケット方向へ屈曲し、前記リッドブラケットに取り付けられる第1屈曲部とからなり、
前記第2リンクは、前記リッドブラケットに取り付けられ、前記リッドブラケットに沿って延出する第2本体部と、該第2本体部から前記ボデーブラケット方向へ屈曲し、前記ボデーブラケットに取り付けられる第2屈曲部とからなり、
前記ボデーブラケットと前記リッドブラケットとの間に隙間が発生するようにした
ことにより、
第1屈曲部、第2屈曲部の長さを長く設定することにより、リッドが閉状態であっても、前記ボデーブラケットと前記リッドブラケットとの間に隙間を広くすることができる。
前記リッドの閉状態で、
前記第1リンクは、前記ボデーブラケットに取り付けられ、前記ボデーブラケットに沿って延出する第1本体部と、該第1本体部から前記リッドブラケット方向へ屈曲し、前記リッドブラケットに取り付けられる第1屈曲部とからなり、
前記第2リンクは、前記リッドブラケットに取り付けられ、前記リッドブラケットに沿って延出する第2本体部と、該第2本体部から前記ボデーブラケット方向へ屈曲し、前記ボデーブラケットに取り付けられる第2屈曲部とからなり、
前記ボデーブラケットと前記リッドブラケットとの間に隙間が発生するようにした
ことにより、
第1屈曲部、第2屈曲部の長さを長く設定することにより、リッドが閉状態であっても、前記ボデーブラケットと前記リッドブラケットとの間に隙間を広くすることができる。
よって、前記ボデーブラケットと前記リッドブラケットとの間の異物の挟まれによるヒンジ装置の動作不良が発生しにくくなる。
本発明の他の効果は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
本発明の他の効果は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
図1−図5を用いて説明する。図1はリッドが全閉状態での第1実施形態のヒンジ装置の側面図、図2はリッドが全開状態での図1のヒンジ装置の側面図、図3は図1の矢印III方向から見た斜視図、図4は図2の矢印IV方向から見た斜視図、図5は図1のヒンジ装置が設けられたトランクの斜視図である。
まず図5を用いて、トランクの全体構成を説明する。図において、車両の後部に設けられたトランク11は、荷物を収納する荷室12を有している。この荷室12には、車外から荷物を出し入れする開口10が設けられている。また、開口10を開閉するリッド(蓋)13が設けられている。
荷室12の車両の前後方向に沿った立壁部12a、12bには、開口10を塞ぐリッド13を開閉可能に回転支持するヒンジ装置15、17が設けられている。
本実施形態のヒンジ装置15と、ヒンジ装置17とは同一構造である。よって、以下、図1−図5を用いてヒンジ装置15を用いて説明し、ヒンジ装置17の説明は省略する。
本実施形態のヒンジ装置15と、ヒンジ装置17とは同一構造である。よって、以下、図1−図5を用いてヒンジ装置15を用いて説明し、ヒンジ装置17の説明は省略する。
リッド13の裏側には、リッド13の回転半径方向に沿ってリッドブラケット23が設けられる。
荷室12の立壁部12a(車両)には、ボデーブラケット21が設けられる。このボデーブラケット21は、リッド13が開口10を塞ぐ全閉状態で、リッドブラケット23と対向するように設けられる。更に詳しく説明すると、ボデーブラケット21は、トランク11の荷室12の奥行き方向に沿ってが設けられる。なお、本実施形態での「荷室12の奥行き方向」とは、「荷室12の車長方向」を意味している。さらに、本実施形態では、リッドブラケット23とボデーブラケット21とは、リッド13の全閉時に、平行となるように設けられる。
荷室12の立壁部12a(車両)には、ボデーブラケット21が設けられる。このボデーブラケット21は、リッド13が開口10を塞ぐ全閉状態で、リッドブラケット23と対向するように設けられる。更に詳しく説明すると、ボデーブラケット21は、トランク11の荷室12の奥行き方向に沿ってが設けられる。なお、本実施形態での「荷室12の奥行き方向」とは、「荷室12の車長方向」を意味している。さらに、本実施形態では、リッドブラケット23とボデーブラケット21とは、リッド13の全閉時に、平行となるように設けられる。
第1リンク25の一端部が、ボデーブラケット21のトランク11の荷室12の奥行き方向の奥側に回転可能に設けられた駆動軸27に取り付けられている。第1リンク25の他端部が、リッドブラケット23のリッド13の回転基部側にピン29を用いて回転可能に取り付けられている。なお、駆動軸27は図示しない駆動源により回転駆動されるようになっている。
第2リンク31の一端部が、ボデーブラケット21のトランク11の荷室の奥行き方向の手前側にピン33を用いて回転可能に取り付けられている。第2リンク31の他端部が、リッドブラケット23のリッド13の回転端部側にピン35を用いて回転可能に取り付けられている。よって、第2リンク31は第1リンク25と交差しないように取り付けられている。
そして、ボデーブラケット21、リッドブラケット23と、第1リンク25と、第2リンク31とで、ボデーブラケット21が固定された四節回転機構が構成されている
図1、図3に示すように、本実施形態のヒンジ装置は、リッド13の閉状態で、第1リンク25は、ボデーブラケット21に取り付けられ、ボデーブラケット21に沿って延出する第1本体部25aと、第1本体部25aからリッドブラケット23方向へ屈曲し、リッドブラケット23に取り付けられる第1屈曲部25bとからなっている。
図1、図3に示すように、本実施形態のヒンジ装置は、リッド13の閉状態で、第1リンク25は、ボデーブラケット21に取り付けられ、ボデーブラケット21に沿って延出する第1本体部25aと、第1本体部25aからリッドブラケット23方向へ屈曲し、リッドブラケット23に取り付けられる第1屈曲部25bとからなっている。
第2リンク31は、リッドブラケット23に取り付けられ、リッドブラケット23に沿って延出する第2本体部31aと、第2本体部31aからボデーブラケット21方向へ屈曲し、ボデーブラケット21に取り付けられる第2屈曲部31bとからなっている。
そして、リッド13の全閉状態から全開状態で、常にボデーブラケット21とリッドブラケット23との間に隙間Sが発生するようにした。
更に、本実施形態では、図1に示すように、第1本体部25aに対する第1屈曲部25bの屈曲角である第1屈曲角θ1、第2本体部31aに対する第2屈曲部31bの屈曲角である第2屈曲角θ2を直角または鈍角とした。
更に、本実施形態では、図1に示すように、第1本体部25aに対する第1屈曲部25bの屈曲角である第1屈曲角θ1、第2本体部31aに対する第2屈曲部31bの屈曲角である第2屈曲角θ2を直角または鈍角とした。
また、θ1、θ2が直角以外の角度である場合、隙間Sの第2本体部31aのリッドブラケット23への取付部部分、第2屈曲部31bのボデーブラケット21への取り付け部分には、高さ方向で狭い部分が発生する。
よって、第2リンク31の第2本体部31aのリッドブラケット23への取付部部分に隙間Sの狭い部分を覆うカバー部41を形成した。このカバー部41は、リッド13の全閉状態から全開状態まで、第1リンク25にラップする部分を有している。
また、第2リンク31の第2屈曲部31bのボデーブラケット21への取り付け部分に、隙間Sの狭い部分を覆うカバー部43を形成した。このカバー部43は、リッド13の全閉状態から全開状態まで、ボデーブラケット21にラップする部分を有している。
本実施形態のカバー部41は、ピン35を中心とする扇形状で、第2リンク31と一体的に形成されている。
更に、図4に示すように、第1リンク25の第1本体部25aのボデーブラケット21への取り付け部分、第1屈曲部25bのリッドブラケット23への取り付け部分と、第2リンク31の第2本体部31aのリッドブラケット23への取付部部分、第2屈曲部31bのボデーブラケット21への取り付け部分を車両の幅方向でオフセットさせた。即ち、第1リンク25の回転平面と第2リンク31の回転平面とを車両の幅方向で異なるようにし、車幅方向で第1リンク25と第2リンク31との間に隙間が発生するようにした。
更に、図4に示すように、第1リンク25の第1本体部25aのボデーブラケット21への取り付け部分、第1屈曲部25bのリッドブラケット23への取り付け部分と、第2リンク31の第2本体部31aのリッドブラケット23への取付部部分、第2屈曲部31bのボデーブラケット21への取り付け部分を車両の幅方向でオフセットさせた。即ち、第1リンク25の回転平面と第2リンク31の回転平面とを車両の幅方向で異なるようにし、車幅方向で第1リンク25と第2リンク31との間に隙間が発生するようにした。
このような構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1) 第1リンク25の第1屈曲部25b、第2リンク31の第2屈曲部31bの長さを長く設定することにより、図1、図3に示すようなリッド13が閉状態であっても、ボデーブラケット21とリッドブラケット23との間に隙間を広くすることができる。
(1) 第1リンク25の第1屈曲部25b、第2リンク31の第2屈曲部31bの長さを長く設定することにより、図1、図3に示すようなリッド13が閉状態であっても、ボデーブラケット21とリッドブラケット23との間に隙間を広くすることができる。
よって、ボデーブラケット21とリッドブラケット23との間の異物の挟まれによるヒンジ装置の動作不良が発生しにくくなる。
(2) リッド13の全閉状態から全開状態まで、第1リンク25にラップする部分を有するカバー部41を設けたことにより、隙間Sの狭い部分が覆われる。
(2) リッド13の全閉状態から全開状態まで、第1リンク25にラップする部分を有するカバー部41を設けたことにより、隙間Sの狭い部分が覆われる。
また、リッド13の全閉状態から全開状態まで、ボデーブラケット21にラップする部分を有するカバー部43を設けたことにより、隙間Sの狭い部分が覆われる。
(3) 第1本体部25aに対する第1屈曲部25bの屈曲角である第1屈曲角θ1、第2本体部31aに対する第2屈曲部31bの屈曲角である第2屈曲角θ2をそれぞれ直角または鈍角としたことにより、第1屈曲角θ1、第2屈曲角θ2が鋭角の場合に比べ、第1リンク25、第2リンク31の本体部25a、31aの長さを短くできる。
(3) 第1本体部25aに対する第1屈曲部25bの屈曲角である第1屈曲角θ1、第2本体部31aに対する第2屈曲部31bの屈曲角である第2屈曲角θ2をそれぞれ直角または鈍角としたことにより、第1屈曲角θ1、第2屈曲角θ2が鋭角の場合に比べ、第1リンク25、第2リンク31の本体部25a、31aの長さを短くできる。
(4) 第1リンク25の回転平面と第2リンク31の回転平面とを車両の幅方向で異なるようにし、車幅方向で第1リンク25と第2リンク31との間に隙間が発生するようにしたことにより、第1リンク25と第2リンク31との間の車幅方向の隙間に異物が挟まれることによるヒンジ装置の動作不良が発生しにくくなる。
なお、本発明は上記実施形態に限定するものではない。
上記実施形態の隙間Sを塞ぐカバー部は、リンクと一体的に形成したが、リンクと別体でもよい。また、カバー部の形状は、扇形状に限定するものではなく、三角形状などでもよい。
上記実施形態の隙間Sを塞ぐカバー部は、リンクと一体的に形成したが、リンクと別体でもよい。また、カバー部の形状は、扇形状に限定するものではなく、三角形状などでもよい。
さらに、カバー部を設ける箇所は、第1本体部25aのボデーブラケット21への取り付け部分、第1屈曲部25bのリッドブラケット23への取り付け部分、第2本体部31aのリッドブラケット23への取付部部分、第2屈曲部31bのボデーブラケット21への取り付け部分のうちの少なくとも1つの取り付け部分であればよい。
また、第1本体部25aに対する第1屈曲部25bの屈曲角である第1屈曲角θ1、第2本体部31aに対する第2屈曲部31bの屈曲角である第2屈曲角θ2をそれぞれ直角または鈍角としたが、第1屈曲角θ1、第2屈曲角θ2のうち、どちらか一方の屈曲角だけ直角または鈍角としてもよい。
21 ボデーブラケット
23 リッドブラケット
25 第1リンク
25a 第1本体部
25b 第1屈曲部
31 第2リンク
31a 第2本体部
31b 第2屈曲部
23 リッドブラケット
25 第1リンク
25a 第1本体部
25b 第1屈曲部
31 第2リンク
31a 第2本体部
31b 第2屈曲部
Claims (3)
- 車両の開口に対してリッドを開閉可能に回転支持するヒンジ装置において、
前記リッドに、前記リッドの回転半径方向に沿って設けられるリッドブラケットと、
前記リッドが前記開口を塞ぐ全閉状態で、前記車両に、前記リッドブラケットと対向するように設けられるボデーブラケットと、
一端部が前記ボデーブラケットに、他端部が前記リッドブラケットの前記リッドの回転基部側にそれぞれ回転可能に取り付けられる第1リンクと、
一端部が前記ボデーブラケットに、他端部が前記第1リンクより前記リッドブラケットの前記リッドの回転端部側にそれぞれ回転可能に取り付けられた第2リンクと、を備え、
前記リッドの全閉状態で、
前記第1リンクは、前記ボデーブラケットに取り付けられ、前記ボデーブラケットに沿って延出する第1本体部と、該第1本体部から前記リッドブラケット方向へ屈曲し、前記リッドブラケットに取り付けられる第1屈曲部とからなり、
前記第2リンクは、前記リッドブラケットに取り付けられ、前記リッドブラケットに沿って延出する第2本体部と、該第2本体部から前記ボデーブラケット方向へ屈曲し、前記ボデーブラケットに取り付けられる第2屈曲部とからなり、
前記ボデーブラケットと前記リッドブラケットとの間に隙間が発生するようにした
ことを特徴とするヒンジ装置。 - 前記第1本体部の前記ボデーブラケットへの取り付け部分、前記第1屈曲部の前記リッドブラケットへの取り付け部分、前記第2本体部の前記リッドブラケットへの取付部部分、前記第2屈曲部の前記ボデーブラケットへの取り付け部分のうち、少なくとも1つの取り付け部分に、
前記隙間を塞ぐカバー部を設けたことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。 - 前記カバー部は、
前記第2本体部の前記リッドブラケットへの取付部部分、前記第2屈曲部の前記ボデーブラケットへの取り付け部分のうち、少なくとも1つの取り付け部分に設けられ、
前記リッドが全開状態から全閉状態まで前記ボデーブラケットにラップする部分を有することを特徴とする請求項2記載のヒンジ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013228189A JP2015086638A (ja) | 2013-11-01 | 2013-11-01 | ヒンジ装置 |
PCT/JP2014/077951 WO2015064422A1 (ja) | 2013-11-01 | 2014-10-21 | ヒンジ装置 |
US15/028,387 US20160258196A1 (en) | 2013-11-01 | 2014-10-21 | Hinge device |
CN201480059496.8A CN105683473A (zh) | 2013-11-01 | 2014-10-21 | 铰链装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013228189A JP2015086638A (ja) | 2013-11-01 | 2013-11-01 | ヒンジ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015086638A true JP2015086638A (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=53004030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013228189A Pending JP2015086638A (ja) | 2013-11-01 | 2013-11-01 | ヒンジ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20160258196A1 (ja) |
JP (1) | JP2015086638A (ja) |
CN (1) | CN105683473A (ja) |
WO (1) | WO2015064422A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9970223B2 (en) * | 2016-05-17 | 2018-05-15 | David R. Hall | Articulating prop |
DE102016215377B4 (de) | 2016-08-17 | 2024-04-25 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Scharnieranordnung |
USD961486S1 (en) * | 2018-05-21 | 2022-08-23 | Ringbrothers, Llc | Automobile hood hinge |
FR3081837B1 (fr) * | 2018-06-05 | 2020-11-27 | Airbus Operations Sas | Ensemble turbomachine d'aeronef comportant un capot articule |
USD921558S1 (en) | 2019-03-08 | 2021-06-08 | Ringbrothers Llc | Automobile hood hinge |
USD921559S1 (en) | 2019-03-08 | 2021-06-08 | Ringbrothers Llc | Automobile hood hinge |
CN111852224A (zh) * | 2019-04-28 | 2020-10-30 | 长城汽车股份有限公司 | 用于车辆的机舱盖铰链以及车辆 |
USD945349S1 (en) | 2020-04-22 | 2022-03-08 | Ringbrothers, Llc | Automobile hood hinge |
USD944714S1 (en) | 2020-04-22 | 2022-03-01 | Ringbrothers, Llc | Automobile hood hinge |
USD944715S1 (en) * | 2020-08-26 | 2022-03-01 | Ringbrothers, Llc | Automobile hood hinge |
USD1004516S1 (en) | 2021-09-30 | 2023-11-14 | Ringbrothers, Llc | Automobile hood hinge |
USD998531S1 (en) * | 2021-11-03 | 2023-09-12 | Ringbrothers, Llc | Automobile hood hinge |
CN114758558B (zh) * | 2022-04-27 | 2023-01-31 | 上海华模科技有限公司 | 一种飞行模拟机 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01102380U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-11 | ||
JPH09177419A (ja) * | 1995-12-23 | 1997-07-08 | Kanto Auto Works Ltd | 開閉体用の開閉装置 |
US6578234B2 (en) * | 2001-09-25 | 2003-06-17 | Midway Products Group, Inc. | Four bar hinge for vehicle rear deck lid |
US20090188081A1 (en) * | 2008-01-25 | 2009-07-30 | Bob George Mathew | Four-bar linkage hinge for a motor vehicle hood |
JP2011246893A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Johnan Seisakusho Co Ltd | 蓋の開閉リンク構造 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4587760A (en) * | 1985-07-12 | 1986-05-13 | General Motors Corporation | Closure panel hinge assembly |
US6254165B1 (en) * | 2000-08-16 | 2001-07-03 | Cts Fahrzeug Dachsysteme Gmbh | Tonneau cover and decklid linkage and drive system |
KR20020030658A (ko) * | 2000-10-19 | 2002-04-25 | 류정열 | 자동차의 본네트용 힌지 |
US6647592B2 (en) * | 2000-12-19 | 2003-11-18 | Daimlerchrysler Corporation | Four bar hinge |
US6520557B2 (en) * | 2001-06-05 | 2003-02-18 | Delphi Technologies, Inc. | Power actuating system for four-bar hinge articulated vehicle closure element field of the invention |
KR100405361B1 (ko) * | 2001-07-10 | 2003-11-12 | 기아자동차주식회사 | 자동차의 본네트용 힌지 |
DE10141789B4 (de) * | 2001-08-25 | 2007-02-22 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Kraftfahrzeug, insbesondere Personenwagen, mit einer am Aufbau des Kraftfahrzeugs über eine Scharniereinrichtung schwenkbar angelenkten Klappe |
US7059649B2 (en) * | 2004-09-24 | 2006-06-13 | Arvin Technologies, Inc. | Power-operated vehicle truck decklid |
US20070062747A1 (en) * | 2005-09-20 | 2007-03-22 | Erwin Gregory S | Hood hinge assembly for vehicle |
AT502620B1 (de) * | 2005-10-12 | 2011-11-15 | Blum Gmbh Julius | Klappenbeschlag |
DE102007033325B4 (de) * | 2006-07-14 | 2016-05-19 | Magna Electronics Europe Gmbh & Co.Kg | Scharnier |
US7566087B2 (en) * | 2006-08-18 | 2009-07-28 | Dura Global Technologies, Inc. | Power closure assembly |
DE102006058501A1 (de) * | 2006-12-12 | 2008-06-19 | Audi Ag | Scharnier zur gelenkigen Anbringung einer Klappe an einer Karosserie eines Kraftfahrzeugs |
JP4732417B2 (ja) * | 2007-10-03 | 2011-07-27 | スガツネ工業株式会社 | 可動保持具 |
US20090230713A1 (en) * | 2008-03-13 | 2009-09-17 | Edscha North America | Link system and method therefor |
KR101275477B1 (ko) * | 2008-08-12 | 2013-06-17 | 스가쓰네 고우교 가부시키가이샤 | 힌지 장치 및 수용 장치 |
US8296906B2 (en) * | 2009-04-28 | 2012-10-30 | Weber Knapp Company | Four bar hinge |
US8484804B2 (en) * | 2010-10-11 | 2013-07-16 | GM Global Technology Operations LLC | Hood hinge assembly for vehicle |
CN202227851U (zh) * | 2011-09-22 | 2012-05-23 | 力帆实业(集团)股份有限公司 | 一种汽车行李箱盖铰链机构 |
-
2013
- 2013-11-01 JP JP2013228189A patent/JP2015086638A/ja active Pending
-
2014
- 2014-10-21 US US15/028,387 patent/US20160258196A1/en not_active Abandoned
- 2014-10-21 CN CN201480059496.8A patent/CN105683473A/zh active Pending
- 2014-10-21 WO PCT/JP2014/077951 patent/WO2015064422A1/ja active Application Filing
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01102380U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-11 | ||
JPH09177419A (ja) * | 1995-12-23 | 1997-07-08 | Kanto Auto Works Ltd | 開閉体用の開閉装置 |
US6578234B2 (en) * | 2001-09-25 | 2003-06-17 | Midway Products Group, Inc. | Four bar hinge for vehicle rear deck lid |
US20090188081A1 (en) * | 2008-01-25 | 2009-07-30 | Bob George Mathew | Four-bar linkage hinge for a motor vehicle hood |
JP2011246893A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Johnan Seisakusho Co Ltd | 蓋の開閉リンク構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2015064422A1 (ja) | 2015-05-07 |
US20160258196A1 (en) | 2016-09-08 |
CN105683473A (zh) | 2016-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015086638A (ja) | ヒンジ装置 | |
US20140173989A1 (en) | Sliding door | |
JP5892604B2 (ja) | アーム給電装置 | |
JP2014023333A (ja) | スライドドア用給電構造 | |
JP6230724B2 (ja) | ヒンジ及びヒンジ用ブラケット | |
JP6084702B2 (ja) | 車両用ドア | |
JP6680982B2 (ja) | 端末装置 | |
JP7456996B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP6951588B2 (ja) | ヒンジ装置 | |
JP2008002111A (ja) | 蓋のヒンジ機構 | |
JP2013192299A (ja) | ハーネスプロテクタ | |
JP6278449B2 (ja) | 給電装置 | |
JP2020174423A (ja) | ワイヤハーネス用固定部材 | |
JP6837822B2 (ja) | グロメット | |
JP2015096378A (ja) | ヒンジ装置 | |
JP2019131962A (ja) | 車両用ヒンジ装置 | |
JP2014136862A (ja) | オープンストッパー取付構造 | |
JP5976554B2 (ja) | ゲーム機用蝶番 | |
JP5417381B2 (ja) | 筐体の持出し回転型ヒンジ | |
JP6279103B2 (ja) | 保持装置 | |
JP2007331672A (ja) | ドアトリム | |
JP2008116022A (ja) | 車両用物入装置 | |
WO2012114548A1 (ja) | ハーネス部材のガイド構造 | |
JP5586266B2 (ja) | リッド取付構造 | |
JP5364139B2 (ja) | 扉用ステー及びこれを用いたキャビネット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171024 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180417 |