JP2014136862A - オープンストッパー取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】オープンストッパーを車両ボディに取付る際、オープンストッパーの車両ボディに対する位置決めを容易に行い、オープンストッパーの回転を防止できるとともに加工が容易なオープンストッパー取付構造を提供する。
【解決手段】オープンストッパー取付構造100は、車両用ドア102と車両ボディ104との間に配置され車両用ドアの開動作を規制するオープンストッパー106を備え、オープンストッパーは、車両用ドアの開口112からドア内部に挿入され、車両用ドアの外に位置する基端部130を有するレバーと、車両ボディにボルト締めされレバーの基端部を回転自在に支持するブラケット122とを備え、ブラケットは、車両ボディに接しボルト締めされる当接面140に形成されボルト締めの位置よりも、レバーの基端部を当接面の法線方向に沿って投影した位置の近くに形成される凸部142を有し、車両ボディは、凸部が進入する貫通孔146を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ドアと車両ボディとの間に配置されたオープンストッパーを備えたオープンストッパー取付構造に関するものである。
自動車などの車両の車両用ドアは、上下一対のヒンジを介して、サイドボディアウターパネルなどの車両ボディに開閉自在に支持されている。また、車両用ドアと車両ボディとの間には、オープンストッパー(ドアチェッカーとも称される)が取付けられている。オープンストッパーは、例えば車両用ドアの急激な開放動作を規制したり、また、車両用ドアを所定の開度で維持する機能を有する。
特許文献1には、アームを備えたオープンストッパーが記載されている。アームは、車両用ドアの開口から車両用ドア内に挿入される先端部と、車体取付ブラケットに固定される基端部とを備えている。車体取付ブラケットは、車両ボディに固定される部材であり、固定用のボルトが挿通可能な貫通孔と、アームの基端部が挿通可能な他の貫通孔とを有する。アームの基端部は、ほぼ円柱状の部材で形成されていて、他の貫通孔に挿通されて固定されている。
特許文献1に記載のオープンストッパーでは、ボルトとアームの基端部とが車体取付ブラケットに挿通された状態で、車体取付ブラケットを介してアームが車両ボディに固定されている。
特許文献2には、ドア保持棒状部材を備えたオープンストッパーが記載されている。ドア保持棒状部材は、ケーシングを貫通して車両用ドア内に挿入されるとともに、ドア取付け部分に固定される支持体に回転自在に支持されている。支持体は、ドア取付け部分に固定する止め面に形成された凸部または突起からなる爪を有する。また、止め面には、ドア取付け部分に支持体を固定する固定用のボルトが挿通される。さらに、止め面に形成された爪は、固定用のボルトの周辺に位置している。
特開2004−255947号公報 特公平8−3300号公報
特許文献1に記載のオープンストッパーでは、車体取付ブラケットを介して、アームを車両ボディに取付ける際、固定用のボルトを貫通孔に挿通して締結する。このとき、締結に伴って車体取付ブラケットに回転する力が作用する。これに対して、アームの基端部が他の貫通孔に挿通されているので、車体取付ブラケットの回転が抑制されると想定される。しかし、アームの基端部は、アームに溶着された円柱状の部材であり、加工するために別工程が必要となってしまう。
特許文献2に記載のオープンストッパーでは、固定用のボルトの周辺に爪が設けられているものの、爪は単なる凸部または突起に過ぎない。ボルトの締結に伴う支持体の回転を抑制するためには、凸部または突起は、ある程度の大きさが必要となり、加工も容易ではない。
本発明は、このような課題に鑑み、オープンストッパーを車両ボディに取付る際、オープンストッパーの車両ボディに対する位置決めを容易に行い、また、オープンストッパーの回転を防止できるとともに加工が容易なオープンストッパー取付構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるオープンストッパー取付構造の代表的な構成は、車両用ドアと、車両用ドアを支持する車両ボディと、車両用ドアと車両ボディとの間に配置され車両用ドアの開動作を規制するオープンストッパーとを備えたオープンストッパー取付構造において、車両用ドアのヒンジ側の端面に設けられた開口から車両用ドア内に挿入される棒状のレバーであって、車両ドア内に位置する先端部と、車両ドアの外に位置する基端部とを有するレバーと、車両ボディにボルト締めされレバーの基端部を回転自在に支持するブラケットとをさらに備え、ブラケットは、車両ボディに接しボルト締めされる当接面と、当接面に形成された凸部であって、ボルト締めの位置よりも、レバーの基端部を当接面の法線方向に沿って投影した位置の近くに形成されている凸部を有し、車両ボディは、凸部に対応する位置に形成され凸部が進入する貫通孔または凹部を有することを特徴とする。
上記構成によれば、オープンストッパーをサイドボディアウターパネルなどの車両ボディに取付ける際、ブラケットの凸部を車両ボディの貫通孔または凹部に進入させることで、オープンストッパーの車両ボディに対する位置決めが可能となる。また、凸部は、車両ボディに接する当接面に形成されるので、加工が容易であり、さらに位置決めの際に作業者が目視できるので作業性が向上する。
また、ブラケットを車両ボディにボルト締めする際、ブラケットが回転し位置ずれを生じる可能性がある。これに対して、ブラケットの凸部は、車両ボディの貫通孔または凹部に進入し、さらに当接面のうちボルト締めの位置よりも、レバーの基端部を当接面の法線方向に沿って投影した位置の近くに形成されている。よって、上記構成によれば、ブラケットに作用する回転力の中心となるボルト締め位置から離れた位置で、ブラケットの凸部が貫通孔または凹部に進入することになり、ブラケットの回転を防止し易く、レバーのねじれなども防止できる。
上記のブラケットの凸部は、当接面においてボルト締めの位置に向かう方向に延びているとよい。これにより、ボルト締めの位置に向かって延びているブラケットの凸部が、車両ボディの貫通孔または凹部に進入することで、ブラケットに作用する回転力に抗し、ブラケットの回転をより確実に抑制できる。
上記のブラケットの凸部は、当接面のうち、レバーの基端部の回転中心から最も近い領域に位置しているとよい。これにより、ブラケットの凸部とレバーの基端部の回転中心との寸法を小さくできるので、ブラケットの剛性を高めることができる。
上記のブラケットの凸部は、当接面の領域から車両ボディに向かう高さ寸法が最大となる上面を有するとよい。これにより、凸部は、高さ寸法が最大となる上面を有するので、上面全体が同じ高さ寸法となる。このような凸部は、車両ボディの貫通孔または凹部に上面全体が進入することで、ブラケットの回転をより確実に防止できる。
上記のブラケットの凸部は、当接面の領域から車両ボディに向かう高さ寸法が最大となる1つの頂部を有するとよい。これにより、凸部は、高さ寸法が最大となる頂部を1つだけ有する形状となり、頂部以外の部分は高さ寸法が頂部より小さくなる。このような凸部は、車両ボディの貫通孔または凹部に進入させ易く、作業性を向上できる。
本発明によれば、オープンストッパーを車両ボディに取付る際、オープンストッパーの車両ボディに対する位置決めを容易に行い、また、オープンストッパーの回転を防止できるとともに加工が容易なオープンストッパー取付構造を提供することができる。
本実施形態におけるオープンストッパー取付構造の概略図である。 図1のオープンストッパーを拡大して示す図である。 図2のオープンストッパーの上面図である。 図3のオープンストッパーのB−B断面図である。 図3のオープンストッパーの凸部の位置を模式的に示す図である。 図3のオープンストッパーの凸部の形状を模式的に示す図である。 比較例のオープンストッパー取付構造を示す図である。 オープンストッパーを取付ける際、ブラケットに作用する回転力を模式的に示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態におけるオープンストッパー取付構造の概略図である。図中の矢印X、Yは、それぞれ車両前側、車両左側を示している。オープンストッパー取付構造100は、車両用ドア102と、図中点線で示すサイドボディアウターパネル104と、オープンストッパー106とを備える。なお図中では、車両左側の車両用ドア102を車外側から見た状態のオープンストッパー取付構造100が示されている。
車両用ドア102は、車両前側に位置する図中点線で示す上下一対のヒンジ108a、108bを介して、車両ボディを構成するサイドボディアウターパネル104に開閉自在に支持されている。
車両用ドア102は、ヒンジ108a、108b側の端面を含むドアインナーパネル110を有している。ドアインナーパネル110は、ヒンジ108a、108bの間に位置する開口112を有する。なおオープンストッパー106の一部は、開口112を通して車両用ドア102の内部に挿入される。ドアインナーパネル110の開口112の上下には、孔部114a、114bが形成されている。孔部114a、114bには、オープンストッパー106を車両用ドア102に固定するボルト116a、116b(図2参照)が挿通される。
図2は、図1のオープンストッパー106を拡大して示す図である。図3は、図2のオープンストッパー106の上面図である。なお図3は、図2のオープンストッパー106にサイドボディアウターパネル104が取付けられた状態を、矢印Aから見た矢視図として示している。図4は、図3のオープンストッパー106のB−B断面図である。
オープンストッパー106は、ドアインナーパネル110を含む上記車両用ドア102とサイドボディアウターパネル104との間に配置され、車両用ドア102の開動作を規制する。一例として、オープンストッパー106は、例えば、車両用ドア102の急激な開放動作を規制したり、また、車両用ドア102を所定の開度で維持する。オープンストッパー106は、ケース118と、レバー120と、ブラケット122とを備える。
ケース118は、上記ボルト116a、116bによりドアインナーパネル110に固定される部材であり、レバー120が移動可能に挿通される孔部124を有する。ケース118の内部には、図4に示すようにレバー120をガイドするガイド機構126が設けられている。また、ガイド機構126は、レバー120に対して完全には固定されていない。
レバー120は、棒状の部材であり、先端部128と基端部130とを有する。先端部128は、ケース118の孔部124およびドアインナーパネル110の開口112を通して車両用ドア102内部に挿入される。基端部130は、開口112よりもサイドボディアウターパネル104側、すなわち車両用ドア102外部に位置する。
レバー120の先端部128には、ストッパー132が連結されている。車両用ドア102の開動作に伴ってレバー120がサイドボディアウターパネル104側に移動すると、ストッパー132は、ケース118に接近しさらにケース118に当接することで、車両用ドア102がそれ以上開くことを規制する。
レバー120の基端部130は、外形が円形状であり、ブラケット122により回転自在に支持されていて、例えば図2および図3に示すように、円形状の中心が回転中心Cとなっている。
ブラケット122は、図2および図4に示すように、レバー120の基端部130を上下から挟み込み、例えばレバー120の基端部130に挿通された回転軸134を上下で保持することで、レバー120の基端部130を回転自在に支持する。また、ブラケット122は、図2および図3に示すように例えばボルト136が貫通するボルト孔138を有する。ブラケット122は、ボルト孔138を貫通するボルト136によって、サイドボディアウターパネル104に固定されている。
さらに、ブラケット122は、サイドボディアウターパネル104に接する当接面140と、当接面140に形成されたビード(以下、凸部142)とを有する。凸部142は、ブラケット122と一体成形されたものであって、例えば図4に示すように、サイドボディアウターパネル104に向かって突出した形状を有する。
サイドボディアウターパネル104には、図2に示すように、ブラケット122のボルト孔138を貫通する上記ボルト136が固定される固定孔144と、ブラケット122の凸部142が進入する貫通孔146とが形成されている。
ここで、ブラケット122をサイドボディアウターパネル104に取付ける際には、サイドボディアウターパネル104に対して、ブラケット122を図2に示す白抜き矢印Dに沿って移動させ、固定孔144にボルト136を締結し固定するとともに、貫通孔146に凸部142を進入させる。これにより、ブラケット122は、図3および図4に示すように、サイドボディアウターパネル104に当接面140が当接した状態で固定される。
ただし、サイドボディアウターパネル104の固定孔144にボルト136を締結する際、ブラケット122に回転力が作用し、この回転力に伴い、ケース118に設けられレバー120に完全には固定されていないガイド機構126に対して、レバー120がねじれてしまう場合が有り得る。本実施形態では、このような場合を想定し、ブラケット122の回転を抑制するために当接面140に上記凸部142を形成している。以下、凸部142の位置や形状について説明する。
まず、凸部142の位置について説明する。図2および図3に示す点線Eは、当接面140に平行であり、レバー120の基端部130の回転中心Cを通っている。点線Fは、ブラケット122の当接面140を通り、点線Eに平行となっている。また、寸法Lは、点線E、F間の距離、すなわちレバー120の基端部130の回転中心Cから当接面140までの最短距離を示している。
図5は、図3のオープンストッパー106の凸部142の位置を模式的に示す図である。実線Gは、レバー120の基端部130の回転中心Cから当接面140に至る垂線である。ブラケット122の凸部142は、図示のように、当接面140のうち、実線Gが通る領域、すなわち回転中心Cから最も近い箇所を含む領域148に位置している。
言い換えると、上記領域148に凸部142を設定することで、実線Gで示す回転中心Cから凸部142までの距離を、回転中心Cから当接面140までの最短距離である上記寸法Lに一致させ、その結果、ブラケット122の剛性を高めることができる。
また、上記領域148に設定された凸部142は、当接面140のうち、ボルト136が貫通するボルト孔138の位置(ボルト締めの位置)よりも、レバー120の基端部130を当接面140の法線方向に沿って投影した位置すなわち図5に例示した実線Gと重なる位置の近くに形成されている。なお実線Gと重なる位置は、上記領域148に含まれる。
仮に、図中鎖線で示すように、上記領域148に設定しない凸部142Aであれば、実線Hで示す回転中心Cから凸部142Aまでの距離は、上記寸法Lより大きくなる。そのため、ブラケット122の剛性が損なわれる可能性がある。
つぎに、凸部142の形状について説明する。図2および図3に示すように、ブラケット122の凸部142は、当接面140においてボルト締めの位置に向かう方向に延びている。このような凸部142の形状に合わせて、サイドボディアウターパネル104の貫通孔146は、固定孔144に向かう方向に延びている。
つまり、ブラケット122の凸部142とそれに対応する貫通孔146は、十分な大きさを有している。このため、図3および図4に示すように、ブラケット122の凸部142がサイドボディアウターパネル104の貫通孔146に進入すると、凸部142および貫通孔146は、ボルト136の締結に伴うブラケット122の回転を防止する回転止めとして十分に機能する。
図6は、図3のオープンストッパー106の凸部142の形状を模式的に示す図である。図6(a)は、上記凸部142を示す図である。図6(b)は、変形例としての凸部142Bを示す図である。ブラケット122の凸部142は、図6(a)に示すように、当接面140からの高さ寸法Iが最大となる上面150を有する。つまり、凸部142では、上面150全体が同じ高さ寸法Iとなる。なお凸部142の高さ寸法とは、当接面140からサイドボディアウターパネル104に向かう方向に沿った寸法である。このような凸部142によれば、サイドボディアウターパネル104の貫通孔146に上面150全体が挿通されることで、ブラケット122の回転をより確実に防止できる。
変形例である凸部142Bは、図6(b)に示すように、当接面140からの高さ寸法Iが最大となる1つの頂部152を有している。つまり、凸部142Bでは、頂部152以外の部分は高さ寸法Iが頂部152より小さくなる。このような凸部142Bは、サイドボディアウターパネル104の貫通孔146に進入させ易く、作業性を向上できる。
図7は、比較例のオープンストッパー取付構造100Aを示す図である。図中では、上記オープンストッパー取付構造100と同一部材には同一符号を付し、説明を適宜省略する。図8は、オープンストッパー106、106Aを取付ける際、ブラケット122、122Aに作用する回転力を模式的に示す図である。図8(a)、図8(b)は、上記オープンストッパー106、比較例のオープンストッパー106Aを、サイドボディアウターパネル104、104Aに取付ける場合をそれぞれ示している。
比較例のオープンストッパー取付構造100Aは、図7に示すように、オープンストッパー106のブラケット122Aの当接面140Aに上記凸部142が形成されていない点で、上記のオープンストッパー取付構造100と異なる。
比較例のオープンストッパー106Aでは、図7および図8(b)に示すように、サイドボディアウターパネル104Aの固定孔144にボルト136を挿通して締結する際、例えば矢印Jで示す回転力が図中点線で示すブラケット122Aに作用する。オープンストッパー106Aでは、上記凸部142が形成されていないため、回転力に伴って、図8(b)の矢印Kに示すようにサイドボディアウターパネル104Aに対してブラケット122Aが回転し位置がずれてしまう場合が有り得る。
これに対して、本実施形態におけるオープンストッパー取付構造100では、図8(a)に示すように、サイドボディアウターパネル104の固定孔144にボルト136を挿通して締結する際、ブラケット122の凸部142をサイドボディアウターパネル104の貫通孔146に進入させている。特に、凸部142は、上記したように、当接面140のうちボルト締めの位置よりも、レバー120の基端部130を当接面140の法線方向に沿って投影した位置の近くにある。言い換えると、凸部142は、ブラケット122に作用する回転力の中心となるボルト締め位置から離れた位置で、貫通孔146に進入する。
このため、オープンストッパー取付構造100では、図中矢印Jで示す上記回転力がブラケット122に作用しても、ブラケット122の回転を抑制でき、結果的に、図4に示すケース118内のガイド機構126に対する、レバー120のねじれも防止できる。
また、ブラケット122の凸部142を、サイドボディアウターパネル104の貫通孔146に進入させることで、サイドボディアウターパネル104に対するオープンストッパー106の位置決めも可能となる。さらに、ブラケット122の凸部142は、サイドボディアウターパネル104に接する当接面140に一体成形されるので、加工が容易であり、しかも位置決めの際に作業者が目視できるので作業性が向上する。
上記実施形態では、ブラケット122の当接面140に形成された凸部142を、サイドボディアウターパネル104の貫通孔146に進入させていたが、これに限られず、貫通孔146に代えて凸部142に対応する凹部を形成してもよい。このような場合であっても、ブラケット122の凸部142をサイドボディアウターパネル104の凹部に進入させることで、オープンストッパー106の取付けに伴うブラケット122の回転を防止できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用ドアと車両ボディとの間に配置されたオープンストッパーを備えたオープンストッパー取付構造に利用することができる。
100…オープンストッパー取付構造、102…車両用ドア、104…サイドボディアウターパネル、106…オープンストッパー、108a、108b…ヒンジ、110…ドアインナーパネル、112…開口、114a、114b…孔部、116a、116b…ボルト、118…ケース、120…レバー、122…ブラケット、124…孔部、126…ガイド機構、128…先端部、130…基端部、132…ストッパー、134…回転軸、136…ボルト、138…ボルト孔、140…当接面、142…凸部、144…固定孔、146…貫通孔、148…領域、150…上面、152…頂部

Claims (5)

  1. 車両用ドアと、該車両用ドアを支持する車両ボディと、該車両用ドアと該車両ボディとの間に配置され該車両用ドアの開動作を規制するオープンストッパーとを備えたオープンストッパー取付構造において、
    前記車両用ドアのヒンジ側の端面に設けられた開口から該車両用ドア内に挿入される棒状のレバーであって、該車両ドア内に位置する先端部と、該車両ドアの外に位置する基端部とを有するレバーと、
    前記車両ボディにボルト締めされ前記レバーの基端部を回転自在に支持するブラケットとをさらに備え、
    前記ブラケットは、前記車両ボディに接し前記ボルト締めされる当接面と、該当接面に形成された凸部であって、該ボルト締めの位置よりも、前記レバーの基端部を該当接面の法線方向に沿って投影した位置の近くに形成されている凸部を有し、
    前記車両ボディは、前記凸部に対応する位置に形成され該凸部が進入する貫通孔または凹部を有することを特徴とするオープンストッパー取付構造。
  2. 前記ブラケットの凸部は、前記当接面において前記ボルト締めの位置に向かう方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載のオープンストッパー取付構造。
  3. 前記ブラケットの凸部は、前記当接面のうち、前記レバーの基端部の回転中心から最も近い領域に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載のオープンストッパー取付構造。
  4. 前記ブラケットの凸部は、前記当接面の前記領域から前記車両ボディに向かう高さ寸法が最大となる上面を有することを特徴とする請求項3に記載のオープンストッパー取付構造。
  5. 前記ブラケットの凸部は、前記当接面の前記領域から前記車両ボディに向かう高さ寸法が最大となる1つの頂部を有することを特徴とする請求項3に記載のオープンストッパー取付構造。
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