JP2015018055A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受207a、207bとマグネット202a、202bとの間の第1空間が磁気シール204をすり抜けた現像剤により早期に埋め尽くされることを抑制する。
【解決手段】軸受207a、207bを収容する軸受収容部210は、第2空間としての現像剤貯留部220、221を有する。現像剤貯留部220、221は、軸受207a、207bよりも径方向に関して外側に設けられ、マグネット202a、202bと軸受207a、207bとの間に形成される第1空間222、223に連通して第1空間222、223内の現像剤を受け入れ可能である。これにより、磁気シール204をすり抜けた現像剤を現像剤貯留部220、221に受け入れられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、磁性粒子を有する現像剤を用いて現像を行う現像装置に関し、特に、現像剤搬送部材の軸を支持する軸受の現像容器側に、磁性粒子による磁気シールを形成して、現像容器からの現像剤の漏出を抑制する構成に関する。
電子写真方式や静電記録方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機などの画像形成装置では、感光ドラムなどの像担持体上に形成された静電潜像に現像剤を付着させて可視像化(現像)する。このような現像に使用される現像装置では、従来から、非磁性粒子のトナーと磁性粒子のキャリアからなる2成分現像剤(以下、現像剤と称する)を用いるものが知られている。
このような現像剤を使用する現像装置では、現像容器内で現像剤を撹拌搬送することで、トナーに電荷を付与する。現像剤の攪拌搬送は、例えば、スパイラル状の羽根を有するスクリューなどの現像剤搬送部材により行う。この現像剤搬送部材は両端部を軸受に支持されているが、この軸受が回転摺動により発熱するため、現像剤が軸受に到達すると溶けてしまう可能性がある。このため、現像容器と軸受との間に磁気シールを設ける構成が従来から知られている(特許文献1〜4参照)。
この磁気シールは、磁性体の軸の周囲にマグネットを配置することで、軸とマグネットとの間に形成される磁界によって、現像剤の磁性粒子が軸とマグネットとの間にブラシ状に集まることで構成される。
特開2003−215919号公報 特開2003−162146号公報 特開2003−21968号公報 特開平11−52731号公報
しかしながら、磁気シールは、機械的には非接触であり、現像装置内の現像剤の搬送圧力によって磁気シールをすり抜ける現像剤が少なからず発生する場合がある。そして、磁気シールをすり抜けた現像剤が多くなると、マグネットから軸受に至るまでの空間に現像剤が徐々に堆積し、やがてこの空間が現像剤で埋め尽くされてしまう。
ここで、図7に示すように、軸受301とマグネット302とが配置される軸受収容部303は、軸受301とマグネット302との間に空間304を有する。この空間304は、通常、軸受301とマグネット302とを支持する支持円筒面305に囲まれている。
このように、軸受301とマグネット302との間の空間304が支持円筒面305により形成されると、空間304の容積が小さくなり、この空間304が磁気シール306をすり抜けた現像剤で早期に埋め尽くされてしまう。この空間304の外側に位置する軸受301は、上述のように、回転摺動により発熱するため、現像剤が軸受まで達すると現像剤は軸受の摺動熱によって溶けてしまう。そして、現像剤が溶けた状態で画像形成装置が稼働を停止して現像装置が冷えると、一度溶けた現像剤によって現像剤搬送部材の軸と軸受が固着してしまう。この結果、その後に画像形成装置が起動した場合に、現像剤搬送部材が回転しにくくなる。
本発明は、このような事情に鑑み、軸受とマグネットとの間の空間が磁気シールをすり抜けた現像剤により早期に埋め尽くされることを抑制すべく発明したものである。
本発明は、磁性粒子を有する現像剤を収容する現像容器と、磁性体の軸を有し、前記現像容器内に配置されて、前記軸を中心に回転することで現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、前記現像剤搬送部材の前記軸を回転自在に支持する軸受と、前記現像容器と連通して、前記軸受を収容する軸受収容部と、前記軸受収容部内の前記軸受よりも前記現像容器側で前記軸の周囲に配置され、前記軸との間に形成される磁界によって磁性粒子による磁気シールを形成して、前記現像容器からの現像剤の漏出を抑制するマグネットと、を備え、前記軸受収容部は、前記マグネットと前記軸受との間に形成される第1空間と、前記軸受よりも径方向に関して外側に設けられ、前記第1空間に連通して前記第1空間内の現像剤を受け入れ可能な第2空間とを有する、ことを特徴とする現像装置にある。
本発明によれば、磁気シールをすり抜けた現像剤を第2空間に受け入れ可能なため、軸受とマグネットとの間の第1空間が磁気シールをすり抜けた現像剤により早期に埋め尽くされることを抑制できる。この結果、軸と軸受とが現像剤により固着しにくくできる。
本発明の第1の実施形態に係る現像装置を備えた画像形成装置の概略構成図。 第1の実施形態に係る現像装置の概略構成を示す横断面図。 図2のA−A断面図。 第1の実施形態に係る現像装置の一部を拡大して示す縦断面図。 第1の実施形態に係る現像装置の軸受収容部周辺の、(a)横断面図、(b)(a)のB−B断面図。 本発明の第2の実施形態に係る現像装置の軸受収容部周辺の横断面図。 比較例の現像装置の軸受収容部を示す断面図。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について、図1ないし図5を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。なお、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明では、画像形成装置の一例として、フルカラーの画像を形成する画像形成装置を例にして説明するが、本実施形態に係る現像装置が適用される画像形成装置は、そのような装置に限られるものではないことは言うまでもない。
[画像形成装置]
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像を形成する画像形成部(ステーション)PY、PM、PC、PKを有する。これら各画像形成部PY、PM、PC、PKは、中間転写ベルト24の回転方向に並べて配置されている。各画像形成部PY、PM、PC、PKの構成は、いずれもほぼ同様の構成であるため、以下では、各色の画像形成部の構成であることを示すY、M、C、Kの添え字を省略して説明する。
像担持体である感光ドラム110は回転自在に設けられており、その感光ドラム110の表面を一次帯電器21で一様に帯電する。その後、一様に帯電された感光ドラム110の表面上を、露光装置22によって情報信号に応じて変調された例えばレーザなどの光で露光して静電潜像を形成する。このようにして形成された静電潜像は、現像装置200によってトナー画像として感光ドラム110上に可視像化(現像)される。
次に、その可視像(トナー画像)を、一次転写帯電器23によって中間転写ベルト24に転写する。この際、各画像形成部PY、PM、PC、PKから各色のトナー画像が、中間転写ベルト24上に順次重ね合わせられて、二次転写部29まで搬送される。そして、二次転写部29において記録材搬送路28上を搬送されてきた、用紙、OHPシートなどのシート材(記録材)27に二次転写される。トナー画像が載った記録材27は、さらに定着装置25によって画像が定着される。一方、感光ドラム110上の転写残トナーはクリーニング装置26により除去され、画像形成で消費されたトナーはトナー補給槽20から補給される。なお、トナー補給槽20からは、トナーと共にキャリアも補給するようにしている。
[現像装置]
次に、図2及び図3を用いて、本実施形態の現像装置200の概略構成について説明する。本実施形態では、現像剤として、非磁性粒子のトナーと磁性粒子のキャリアからなる2成分現像剤(以下、現像剤と称する)を用いる。また、本実施形態の現像装置200は、現像剤を攪拌・搬送する現像剤搬送部材として2本の搬送スクリュー205、206を、現像容器内に、装置の設置状態で重力方向上下に配置した、所謂縦攪拌型の構成を有する。
現像装置200は、現像剤を収容する現像容器201を備え、現像容器201の感光ドラム110と対面した開口部に現像スリーブ208を有している。また、現像容器201内の開口部との反対側には、隔壁217によって区画された第1室としての現像室213と、第2室としての攪拌室214が重力方向上下に形成されている。即ち、装置の設置状態で攪拌室214が現像室213の重力方向下方に配置されている。そして、現像室213と攪拌室214との間で現像剤を循環させる循環経路を形成している。
現像室213には第1現像剤搬送部材としての第1搬送スクリュー205が、攪拌室214には第2現像剤搬送部材としての第2搬送スクリュー206が、それぞれ配置されている。これら第1、第2搬送スクリュー205、206は、スパイラル状の羽根を有し、駆動源としてのモータMにより回転駆動されることでそれぞれ現像剤を搬送する。即ち、第1搬送スクリュー205は、現像室213の底部に現像スリーブ208の軸方向に沿ってほぼ平行に配置されており、回転することによって現像室213内(第1室内)で現像剤を軸方向一方(図3の右方)に搬送する。一方、第2搬送スクリュー206は、攪拌室214内の底部に第1搬送スクリュー205とほぼ平行に配置され、攪拌室214内(第2室内)で現像剤を第1搬送スクリュー205の搬送方向と反対方向、即ち、軸方向他方(図3の左方)に搬送する。
また、第2搬送スクリュー206は、軸方向他端部(図3の左端部)で現像剤を逆方向に押し戻すことで、現像室213との連通口211を通じて、軸方向他端側に搬送された現像剤を現像室213内に押し上げるように搬送する。即ち、後述する図4に示すように、第2搬送スクリュー206の軸方向他端側には、戻し羽根206bが設けられ、第2搬送スクリュー206により軸方向他方に搬送された現像剤を逆方向に押し戻すようにしている。この結果、図4に矢印で示すように、攪拌室214内の現像剤が連通口211を通じて現像室213内に押し上げられる。現像室213内で軸方向一端側に搬送された現像剤は、攪拌室214との連通口212を通じて攪拌室214内に落下する。このように、第1、第2搬送スクリュー205、206により現像室213、攪拌室214でそれぞれ現像剤を搬送し、更に連通口211、212を通じて現像剤が搬送されることで、図3に矢印で示すような現像剤の循環経路を形成する。
また、攪拌室214の搬送方向上流側には、トナー補給槽20に通じる不図示の補給口が設けられている。そして、攪拌室214では、トナー補給槽20から補給される新しいトナーと既にある現像剤とが攪拌されながら搬送され、現像剤中のトナー濃度が均一化される。そして、攪拌室214内で撹拌・搬送された現像剤は、現像室213内に搬送され、現像室213内の現像剤が現像スリーブ208に担持搬送される。現像スリーブ208は、内部にマグネットが回転不能に配置されており、マグネットが形成する磁界により現像剤を担持する。そして、現像スリーブ208がマグネットの周囲を回転することで、担持された現像剤が感光ドラム110と対向する現像領域に搬送され、感光ドラム110に形成された静電潜像が現像される。
以上説明したように、図2、3に示した縦攪拌型の現像装置200は、現像室213と攪拌室214とが重力方向上下に配置されているため、その水平方向の占有スペースが小さくて済むという長所がある。このため、例えば複数の現像装置を水平方向に並列搭載するタンデム方式等のカラー画像形成装置でも小型化が可能となる。更に、この縦攪拌型の現像装置は以下の利点も有している。即ち、図2、3に示すように、現像スリーブ208上に担持されて現像領域に搬送され、現像領域において現像に供されないで残った現像剤は、現像スリーブ208の回転に伴って現像室213側ではなく、攪拌室214側に回収される。この結果、現像室213内には攪拌室214で十分攪拌された現像剤が存在することになる。このため、現像スリーブ208には均一な濃度の現像剤が供給され、攪拌が不十分なために起こる現像スリーブ208の軸方向の画像ムラや濃度差を抑制でき、均一な画像を得ることができる。
[軸受収容部]
次に、現像装置200の端部に配置される軸受収容部210について、図4及び図5を用いて説明する。なお、図4は、現像装置200の軸方向他端部(図3の左端部)の構成を、一部を省略して詳細に示したものであり、図5は、図4に示す軸受収容部210の上側半部を示している。
第1搬送スクリュー205は、磁性体の軸205aを有し、この軸205aを中心に回転することで現像剤を搬送する。同様に、第2搬送スクリュー206は、磁性体の軸206aを有し、この軸206aを中心に回転することで現像剤を搬送する。各軸205a、206aは、それぞれ、軸受207a、207bにより回転自在に支持されている。軸受207a、207bは、現像容器201の軸方向端部に設けられた軸受収容部210に収容されている。
軸受収容部210は、現像容器201の端部の壁部201aに一体に形成された1対の支持円筒部210a、210bと、1対の支持円筒部210a、210bの現像容器201とは反対側に設けられたカバー209とを有する。そして、壁部201a、支持円筒部210a、カバー209により第1収容部240を、壁部201a、支持円筒部210b、カバー209により第2収容部241を、それぞれ構成している。
第1収容部240を構成する支持円筒部210aの現像容器201側の開口は、現像室213に連通しており、この開口を通じて現像室213内に配置される第1搬送スクリュー205の軸205aが支持円筒部210a内に進入している。同様に、第2収容部241を構成する支持円筒部210bの現像容器201側の開口は、攪拌室214に連通しており、この開口を通じて攪拌室214内に配置される第2搬送スクリュー206の軸206aが支持円筒部210b内に進入している。
軸205a、206aは、それぞれ支持円筒部210a、210b内を貫通すると共に、カバー209に設けた貫通孔209a、209bも貫通して、その端部を軸受収容部210の外部に露出させている。これにより、上述したようにモータM(図3)からの駆動力をそれぞれ軸205a、206aにギアなどを介して伝達可能としている。なお、モータからの駆動伝達が行われない軸の端部であれば、軸受収容部210内に収まるようにしても良い。
軸受収容部210の支持円筒部210a、210bのそれぞれの内周面230、231には、軸受207a、207bがそれぞれ嵌合支持されており、軸受207a、207bを介してそれぞれ軸205a、206aが回転自在に支持されている。なお、図示の例では、支持円筒部210a、210bの内周面230、231には、段差230a、231aを形成している。そして、これら段差230a、231aに軸受207a、207bの外径側の軸方向一端部を突き当てることで、軸受207a、207bの支持円筒部210a、210bに対する軸方向(図4の左右方向)の位置決めを図っている。また、カバー209が、複数のビス232により現像容器201の壁部201aに固定されている。そして、軸受207a、207bの外径側の軸方向他端部がカバー209により抑えられて、支持円筒部210a、210bから軸受207a、207bが脱落することを防止している。
支持円筒部210a、210bのそれぞれの内周面230、231の(軸受収容部内の)軸受207a、207bよりも軸方向内側(現像容器側)には、リング状のマグネット202a、202bが嵌合支持されている。マグネット202a、202bは、軸205a、206aの周囲に配置され、マグネット202a、202bと磁性体の軸205a、206aとの間に形成される磁界によって、磁性粒子であるキャリアによる磁気シール204を形成する。磁気シール(磁気ブラシ)204は、磁気によって磁性体であるキャリア粒子を捕捉し、マグネット202a、202bの内周面と軸205a、205bの外周面との隙間を現像剤で埋め尽くす事によって現像剤循環部を封止する。これにより、現像容器201の現像室213、攪拌室214から現像剤が外部に漏出することを抑制する。
また、軸205a、206aに対して周方向で均一な磁気シール204を得るために、マグネット202a、202b、軸受207a、207bは、それぞれ同心に配置されている。即ち、支持円筒部210a、210bの内周面230、231に、それぞれマグネット202a、202b、軸受207a、207bを嵌合支持している。内周面230、231のマグネット202a、202b、軸受207a、207bをそれぞれ支持する面は、同軸に配置される工具でそれぞれ加工されるため、同軸度は高精度に確保されている。このため、内周面230、231にそれぞれマグネット202a、202b、軸受207a、207bを嵌合支持することで、マグネット202a、202bと軸205a、206aとの同軸を確保して、これらの隙間を均一にできる。
マグネット202a、202bは、支持円筒部210a、210bの内周面230、231に形成された段差230b、231bと、マグネット抑え部材203a、203bとで挟持されることで、それぞれ軸方向の位置決めがなされている。マグネット抑え部材203a、203bには、外周上にその外径が内周面230、231の円筒よりも大きな複数(例えば4個)の圧入爪203Aが設けられている。これにより、マグネット抑え部材203a、203bが軸方向から支持円筒部210a、210bの内周面230、231に挿入されると、圧入爪203Aが径方向内方に弾性変形する。そして、マグネット抑え部材203a、203bが、それぞれ内周面230、231に圧入固定される。
後述するように、軸受収容部210を構成する第1収容部240、第2収容部241には、第2空間としての現像剤貯留部220、221を設けている。このため、支持円筒部210a、210bには、現像剤貯留部220、221に連通する切り欠き250が形成されている。なお、切り欠き250は、図5(a)で第1収容部240の支持円筒部210aにのみ図示しているが、第2収容部241の支持円筒部210bにも同様の切り欠きがある。このように支持円筒部210a、210bに切り欠き250が形成されていると、この切り欠き250の領域では、マグネット抑え部材203a、203bの圧入爪203Aが機能しないことになる。
このため、図5(a)に示すように、切り欠き250の領域には、複数のリブ251を配置して、全ての圧入爪203Aの圧入力が得られるようにしている。このためにリブ251は、マグネット抑え部材203a、203bの回転方向が如何なる状態であっても、圧入爪203Aの圧入力が得られるように配置されている。また、リブ251は、切り欠き250の領域における現像剤の排出機能を損なわないように、リブ251同士の間隔、及び、リブ251と切り欠き250の端部との間隔を規制している。例えば、これらの最小間隔を、現像剤粒子の大きさ数μm〜数十μmに対して2mmに設定する。
このようなリブ251は、現像容器201の壁部201aから軸方向に突出するように形成され、マグネット202a、202b及びマグネット抑え部材203a、203bの外周面を嵌合支持するようにしている。また、リブ251の高さ(壁部201aからの突出量)は、マグネット202a、202bが段差230b、231bに押し当てられるように、マグネット抑え部材203a、203bを圧入した時に、圧入爪203Aよりも高くなるように設定する。例えば、図5(b)に示すように、圧入爪203Aから、1.5mm(図中C寸法)出っ張るようにしている。
[現像剤貯留部]
上述のように構成される軸受収容部210は、第2空間としての現像剤貯留部220、221を有する。現像剤貯留部220、221は、それぞれマグネット202a、202bと軸受207a、207bとの間に形成される第1空間222、223に連通している。図示の例では、第1空間222、223は、それぞれマグネット202a、202bの外縁を軸方向に延ばしてマグネット202a、202bと軸受207a、207bとの間に形成される空間となる。そして、現像剤貯留部220、221により、これら第1空間内の現像剤を受け入れ可能としている。本実施形態では、現像剤貯留部220、221は、装置の設置状態で、それぞれ第1空間222、223よりも重力方向下方に配置されている。このため、第1空間222、223内の現像剤は、重力により現像剤貯留部220、221に落下することで受け入れられる(排出される)。また、このように第1空間222、223内の現像剤を現像剤貯留部220、221に排出するために、支持円筒部210a、210bには、上述のような切り欠き250を形成している。
この切り欠き250は、軸受207a、207bの周方向に関する幅を、軸受207a、207bの外周面の直径よりも小さくしている。したがって、軸受207a、207b、マグネット抑え部材203a、203b、マグネット202a、202bは、図5(a)に示すように、支持円筒部210a、210bにそれぞれ外周全てを保持されている訳ではない。即ち、支持円筒部210a、210bの180°+α(例えば240°=図中D寸法)の領域で保持されており、残りの領域を現像剤が落下する領域としている。
また、現像剤貯留部220、221は、閉空間により形成され、第1空間222、223から受け入れた現像剤を貯留するようにしている。このために、上述したように、第1収容部240、第2収容部241の最も軸方向外側に位置する軸受207a、207bに対し、カバー209を上から被せてビス固定する。そして、カバー209に、現像剤貯留部220、221の閉空間を形成するための蓋の機能を兼ねさせている。また、現像剤貯留部220、221は、図5(a)に示すように、周囲を支持円筒部210a、210bと一体に形成される壁252により囲まれている。したがって、現像剤貯留部220、221は、現像容器201の壁部201a、カバー209、壁252で構成され、これらにより閉空間が形成されている。このように軸受収容部210に現像剤貯留部220、221を設けることで、第1空間222、223の容積に対して、第1収容部240側で例えば3.3倍、第2収容部241側で例えば2.5倍に容積を拡大できる。
また、現像剤貯留部220、221には、現像容器201内のように現像剤の搬送圧力(循環圧)が掛からないために特にはシール材を必要とせず、部品同士の面合わせにより構成している。しかしながら、封止性能を確かなものにするために、支持円筒部210a、210bの端面とカバー209の合わせ面E(図5(b))を単純な平面として型構成の単純化を行い、部品精度が出し易く、合わせ面Eに隙間ができにくくしている。更に、このような面合わせを確実にするため、カバー209と軸受207a、207bとの間には、微小な隙間(例えば0.2mm)を設けている。
このような現像剤貯留部220、221は、現像装置200を画像形成装置100の装置本体に挿入する際の奥側で、現像室213、攪拌室214それぞれに分割して設けている。図3に示したように、本実施形態の現像装置200では、現像剤の循環特性から、現像室213の搬送方向下流側(図3の右側)では現像剤循環圧が低圧で、搬送方向上流側(図3の左側)に近づくにつれて現像剤量が増えて循環圧力が高くなる。本実施形態では、現像室213の搬送方向上流側が現像装置200の奥側となるため、この奥側で磁気シール204をすり抜ける現像剤の量が多くなる。したがって、現像剤貯留部220、221は、現像装置200の奥側に配置することが好ましい。
また、現像剤貯留部220、221は、現像容器201を軸方向に投影した領域内に位置させている。言い換えれば、現像剤貯留部220、221を現像容器201の投影領域内に収めている。そして、現像装置200の装置本体への挿抜性を良好に保つことに寄与している。
このように構成される本実施形態の場合、磁気シール204をすり抜けた現像剤を現像剤貯留部220、221に排出し(受け入れ)、現像剤貯留部220、221に溜めることができる。このため、軸受207a、207bとマグネット202a、202bとの間の空間が磁気シール204をすり抜けた現像剤により早期に埋め尽くされることを抑制できる。言い換えれば、現像剤貯留部220、221によって磁気シール204をすり抜ける現像剤の許容量を増やすことができる。
この結果、軸205a、206aと軸受207a、207bとが現像剤により固着しにくくできる。例えば、前述の図7に示した構成の場合、軸受とマグネットとの間の容積が小さいため、現像剤により早期に埋め尽くされて、現像剤が軸受の摺動熱により溶融し、その後、冷えることで軸と軸受とが現像剤により固着してしまう。このような固着が生じた場合、現像装置の交換が必要になる場合もあり、サービスコストがかかってしまう。これに対して本実施形態の場合、軸と軸受とが早期に固着することを防止できるため、現像装置の長寿命化を図れ、サービスコストの低減を図れる。
また、本実施形態の場合、装置の設置状態で、現像剤貯留部220、221を第1空間222、223の重力方向下方に配置しているため、磁気シール204をすり抜けた現像剤を自由落下させることで現像剤貯留部220、221に溜めることができる。このため、現像剤を第1空間222、223から現像剤貯留部220、221に搬送するための特別な搬送構成を不要にし、装置をコンパクトにできる。
なお、現像剤貯留部220、221は、第1空間222、223の重力方向下方以外に配置しても良い。例えば、現像剤貯留部220、221を第1空間222、223の水平方向に配置した場合でも、磁気シール204をすり抜けた現像剤が水平方向に広がることで、現像剤の高さが軸の位置まで到達するまでの期間を長くできる。現像剤が軸まで到達しなければ、仮に現像剤が軸受の摺動熱により溶かされても、軸受と軸との間で固着せず(軸の下側で固着して)、その後に軸が回転することを阻害する防止できる。また、吸引などの特別な搬送構成を設ければ、現像剤貯留部220、221を例えば、第1空間222、223の重力方向上方など、自由に配置することが可能となる。
また、上述のような現像剤貯留部は、少なくとも第1収容部240に設けられていれば良い。即ち、図1に示したように、攪拌室214では、戻し羽根206bにより現像剤が現像室213内に押し上げられるため、第2収容部241に作用する現像剤の循環圧力が低くなる。一方、現像室213では、このように攪拌室214から押し上げられる現像剤の圧力が作用して、第1収容部240に作用する現像剤の循環圧力が高くなってしまう。この結果、第2収容部241で磁気シール204をすり抜ける現像剤の量よりも、第1収容部240で磁気シール204をすり抜ける現像剤の量が多くなる。このため、第1収容部240で磁気シール204をすり抜ける現像剤の許容量を増やすべく、少なくとも第1収容部240に現像剤貯留部を設けることが好ましい。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について、図6を用いて説明する。上述の第1の実施形態では、第2空間としての現像剤貯留部220、221を閉空間により構成した。これに対して本実施形態では、マグネット202a、202bと軸受207a、207b(図4参照)との間に形成される第1空間222、223に連通する第2空間260、261を閉空間としていない。即ち、第1空間222、223から受け入れた(排出される)現像剤を回収する現像剤回収手段としての現像剤回収機構270を、第2空間260、261に接続している。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態と同様であるため、同じ構成については同一の符号を付して、説明を省略または簡略にし、以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
第2空間260、261は、装置の設置状態で第1空間222、223よりも重力方向下方にそれぞれ配置されている。現像室213(図4参照)に連通する第1収容部240Aの第2空間260は、支持円筒部210aと切り欠き250の両側に一体にそれぞれ形成される壁253、254との間に形成される。したがって、第2空間260は、現像容器201の壁部201a、カバー209(図4参照)、壁253、254とで構成される。攪拌室214(図4参照)に連通する第2収容部241Aの第2空間261は、支持円筒部210bの重力方向下端部と、支持円筒部210bの切り欠き250の片側に一体に形成される壁255との間に形成される。したがって、第2空間261は、壁部201a、カバー209、支持円筒部210bの下端部と壁255とで構成される。なお、本実施形態の場合、第1収容部240Aと第2収容部241Aとで軸受収容部210Aを構成している。
現像剤回収機構270は、回収搬送部271と、連通部262、263とを有する。回収搬送部271は、装置の設置状態で第2空間260、261の重力方向下方に配置されて現像剤を、画像形成装置100(図1参照)の装置本体内に設けられた回収容器280に搬送する。このような回収搬送部271は、筒状の搬送管272と、搬送管272内に配置された搬送スクリュー273により構成される。搬送スクリュー273は、不図示のモータにより回転駆動され、搬送管272内の現像剤を回収容器280に向けて搬送する。
本実施形態では、回収搬送部271は、現像容器201から溢れた現像剤も回収して回収容器280に搬送する。即ち、現像装置200(図2、3など参照)では、現像容器201内を循環する現像剤の一部を不図示の開口部から溢れださせるようにしている。これにより、現像容器201内で現像に使用されずに古くなったトナーやキャリアを排出するようにしている。前述したように、現像によりトナーが消費されるとトナー補給槽20(図1参照)からトナー及びキャリアが補給されるため、このように一定量の現像剤を現像容器201から排出させることで、現像容器201内の現像剤を入れ替えるようにしている。このように排出される現像剤は、搬送管272に送られ、搬送スクリュー273により回収容器280に搬送される。
連通部262、263は、第2空間260、261と回収搬送部271の搬送管272とを連通する。即ち、第2空間260は、重力方向下方が開放され、連通部262を介して搬送管272と連通し、第2空間261は、側方が開放され、連通部263を介して搬送管272と連通している。これにより、第1収容部240Aの第2空間260から連通部262を介して、第2収容部241Aの第2空間261から連通部263を介して、それぞれ図に矢印で示すように、現像剤が搬送管272内に搬送される。
なお、第2空間260の現像剤は、落下することで搬送管272に搬送されるが、第2空間261の現像剤は、略水平方向に搬送管272があるため、第1空間223から順次排出される現像剤に押されて搬送管272に搬送される。本実施形態では、第2空間261から搬送管272までの経路の下端部に位置する壁255の内側面を搬送管272に向かうほど重力方向下方に傾斜させて、第2空間261からの現像剤の搬送が円滑に行えるようにしている。
このように第2空間260、261から搬送管272に搬送される現像剤は、上述のように現像容器201から溢れた現像剤と共に搬送スクリュー273により回収容器280に搬送される。したがって、本実施形態の場合、磁気シール204(図5参照)をすり抜けた現像剤を第2空間260、261に排出し、更に回収搬送部271により回収容器280に搬送することができる。このため、軸受207a、207bとマグネット202a、202bとの間の空間が磁気シール204をすり抜けた現像剤により早期に埋め尽くされることを抑制できる。
特に本実施形態では、第1の実施形態のように現像剤を現像剤貯留部に溜めずに回収容器280に搬送するため、磁気シール204をすり抜ける現像剤の許容量を飛躍的に増やすことができる。このため、磁気シール204をすり抜ける現像剤により、軸受207a、207bとマグネット202a、202bとの間の空間が埋め尽くされることを長期間に亙って防止できる。
なお、本実施形態の場合も、第2空間260、261の位置は、第1空間222、223の重力方向下方に限らない。また、回収搬送部271の位置も重力方向下方に限らない。例えば、回収搬送部271を吸引で現像剤を搬送する構成とすれば、第1空間222、223の重力方向上方などに配置することもできる。また、回収搬送部271は、現像容器201から溢れた現像剤を回収する手段と異なるものとしても良い。
[他の実施形態]
上述の各実施形態では、現像装置として縦攪拌型の構成について説明したが、現像室と攪拌室とが装置の設置状態で水平方向に配置される横攪拌型の構成など、他の構成にも本発明を適用できる。また、現像装置に使用する現像剤が磁性トナーを有する1成分現像剤であっても本発明を適用できる。
200・・・現像装置/201・・・現像容器/201a・・・壁部/202a、202b・・・マグネット/203a、203b・・・マグネット抑え部材/204・・・磁気シール/205・・・第1搬送スクリュー(第1現像剤搬送部材)/205a・・・軸/206・・・第2搬送スクリュー(第2現像剤搬送部材)/206a・・・軸/207a、207b・・・軸受/209・・・カバー/210、210A・・・軸受収容部/210a、210b・・・支持円筒部/211・・・連通口/213・・・現像室(第1室)/214・・・攪拌室(第2室)/220、221・・・現像剤貯留部(第2空間)/222、223・・・第1空間/230、231・・・内周面/240、240A・・・第1収容部/241、241A・・・第2収容部/250・・・切り欠き/260、261・・・第2空間/262、263・・・連結部/270・・・現像剤回収機構(現像剤回収手段)/271・・・回収搬送部/280・・・回収容器

Claims (10)

  1. 磁性粒子を有する現像剤を収容する現像容器と、
    磁性体の軸を有し、前記現像容器内に配置されて、前記軸を中心に回転することで現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、
    前記現像剤搬送部材の前記軸を回転自在に支持する軸受と、
    前記現像容器と連通して、前記軸受を収容する軸受収容部と、
    前記軸受収容部内の前記軸受よりも前記現像容器側で前記軸の周囲に配置され、前記軸との間に形成される磁界によって磁性粒子による磁気シールを形成して、前記現像容器からの現像剤の漏出を抑制するマグネットと、を備え、
    前記軸受収容部は、前記マグネットと前記軸受との間に形成される第1空間と、前記軸受よりも径方向に関して外側に設けられ、前記第1空間に連通して前記第1空間内の現像剤を受け入れ可能な第2空間とを有する、
    ことを特徴とする現像装置。
  2. 前記第2空間は、装置の設置状態で前記第1空間よりも重力方向下方に配置されている、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像容器は、第1室と、前記第1室との間で現像剤を循環させる循環経路を形成する第2室とを有し、
    前記現像剤搬送部材は、前記第1室に配置される第1現像剤搬送部材、及び、前記第2室に配置される第2現像剤搬送部材であり、
    前記軸受収容部は、前記第1室に連通する第1収容部と、前記第2室に連通する第2収容部とを有する、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記第2室は、装置の設置状態で前記第1室の重力方向下方に配置され、
    前記第1現像剤搬送部材は、前記第1室内で現像剤を軸方向一方に搬送し、
    前記第2現像剤搬送部材は、前記第2室内で現像剤を軸方向他方に搬送すると共に、軸方向他端部で逆方向に現像剤を押し戻すことで、前記第1室との連通口を通じて、軸方向他端側に搬送された現像剤を前記第1室内に押し上げるように搬送し、
    前記軸受収容部は、前記第1現像剤搬送部材及び前記第2現像剤搬送部材の軸方向他方に配置され、
    前記第2空間は、少なくとも前記第1収容部に設けられている、
    ことを特徴とする、請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記第2空間は、閉空間により形成され、前記第1空間から受け入れた現像剤を貯留する、
    ことを特徴とする、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の現像装置。
  6. 前記第2空間に接続されて、前記第1空間から受け入れた現像剤を回収する現像剤回収手段を有する、
    ことを特徴とする、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の現像装置。
  7. 前記現像剤回収手段は、装置の設置状態で前記第2空間の重力方向下方に配置されて現像剤を回収容器に搬送する回収搬送部と、
    前記第2空間と前記回収搬送部とを連通する連通部と、を有する、
    ことを特徴とする、請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記回収搬送部は、前記現像容器から溢れた現像剤も回収して前記回収容器に搬送する、
    ことを特徴とする、請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記第2空間は、前記現像容器を軸方向に投影した領域内に位置する、
    ことを特徴とする、請求項1ないし8のうちの何れか1項に記載の現像装置。
  10. 前記軸受収容部は、前記軸受及び前記マグネットを嵌合支持すると共に、前記第2空間に連通する切り欠きを有する支持円筒部を有し、
    前記切り欠きの前記軸受の周方向に関する幅は、前記軸受の外周面の直径よりも小さい、
    ことを特徴とする、請求項1ないし9のうちの何れか1項に記載の現像装置。
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