JP2015017796A - 冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナおよび温度−保持ボックス - Google Patents

Abstract

【課題】多様化された方法で温度−保持物品を輸送するための冷蔵トラックを提供する。
【解決手段】トラックの荷室であって、１つ以上の温度−保持室１２１、１２２、１２３の上部に対応して配置される冷蔵庫１４を含み、冷蔵庫１４は１つ以上の蓄冷器１４２を受け入れ、冷蔵庫１４に対応するトラックの荷室の壁にはコネクタ１４３、１４４が設けられ、送給管２１、２３および冷凍システムを含み、送給管２１、２３は、冷凍システムに接続される第１端部を有し、送給管２１、２３は、高速コネクタ２２、２４に接続される第２端部を有する、フリーザ２０を含み、蓄冷器１４２を凍結させるために冷凍システムが送給管２１、２３を通って冷蔵庫１４に冷熱エネルギーを供給することができるためにコネクタ１４３、１４４と高速コネクタ２２、２４との間に接続が選択的になされる、冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナである。
【選択図】図３

Description

本開示は、トラックの荷室（ｔｒｕｃｋ ｂｏｘ）および貨物専用コンテナ（ｃａｒｇｏ ｃｏｎｔａｉｎｅ）に関し、そして特に、冷材装入タイプ（ｃｏｌｄ−ｃｈａｒｇｉｎｇ ｔｙｐｅ）のトラックの荷室／貨物専用コンテナおよび、トラック、列車、または貨物専用コンテナの貨物ボックスに使用するための温度−保持ボックス（ｔｅｍｐｅｒａｔｕｒｅ−ｋｅｅｐｉｎｇ ｂｏｘ）に関する。

物資が物流サービス事業を通して輸送されるときに、物流トラックは、通常、「冷蔵／冷凍トラック（ｒｅｆｒｉｇｅｒａｔｉｏｎ／ｆｒｅｅｚｅｒ ｔｕｃｋ）」および「外界温度トラック（ａｍｂｉｅｎｔ ｔｅｍｐｅｒａｔｕｒｅ ｔｒｕｃｋ）」に分類される。そして、冷蔵／冷凍システムは、輸送される食料品を低温において新鮮に保つためにトラックに据え付けられることができる。これは、物流事業の重要なリンクである。標準の物流トラックは、外界温度において物資を輸送する。その一方で、冷凍品（ｆｒｏｚｅｎ ｐｒｏｄｕｃｔ）は、冷凍トラックによって輸送され、そして、生鮮食料品（ｆｒｅｓｈ−ｋｅｐｔ ｆｏｏｄｓｔｕｆｆ）は、冷蔵トラックによって輸送される。さまざまなタイプの物流トラックは、異なるタイプの物資を輸送するためのさまざまな機能を備えている。外界温度トラックまたは冷凍トラックの技術は、全く完全に成熟している。そしてそれは、通常、輸送の時間についての懸念ではない。なぜなら、トラックの荷室または貨物専用コンテナに据え付けられる冷凍システムは、物資輸送にとっての完全な性能だからである。発砲スチロール製の温度−保持ケースを用いて輸送される冷凍されたまたは鮮度を維持する（ｆｒｅｓｈ−ｋｅｅｐｉｎｇ）物資は、ただ輸送の極めて短い期間の間であり、長期間輸送ができない。冷凍トラックは、冷凍品（例えば魚および肉）を輸送するために共通して使われる。冷凍トラックは、冷凍設備を含み、異なる温度の生産物（ｐｒｏｄｕｃｔ）の輸送の必要に応じて、冷凍トラックは、鮮度を維持する生産物を輸送するための物流トラックとして改造されることができる。この種の鮮度を維持する物流トラックは、通常、例えば、０℃と＋５℃との間の温度に保たれなければならない野菜および果物の輸送に用いられる。物流トラック上に据え付けられる冷凍設備は、鮮度を維持する生産物を目的地に到達するまで保つのを助ける鮮度を維持する温度を提供する。

物流は、難しくなっている。そしてそれは、異なる温度の生産物が同じトラックで輸送されることを必要とする。この状態の下で、トラックは、多様化された温度−保持スペースを備えなければならない。本開示は、多様化された方法で温度−保持物品を輸送するための冷蔵トラックを提供することを意図する。

本開示の目的は、１つ以上の冷蔵庫（ｃｏｌｄ ｓｔｏｒａｇｅ ｃｈａｍｂｅｒ）がその上に配置される複数の温度の温度−保持室を提供することである。そして、冷蔵庫は、その中に１つ以上の蓄冷器（ｃｏｌｄ ａｃｃｕｍｕｌａｔｏｒ）を受け入れる。その結果、毎朝完全にされる蓄冷器を凍結させることで、積み荷が中継基地から目的地まで輸送されて、そして中継基地まで帰還がなされた後、その翌日の使用の準備のための蓄冷器を凍結させるために冷蔵庫に冷熱エネルギー（ｃｏｌｄ ｅｎｅｒｇｙ）を供給するために、フリーザは、作動される。

本開示の他の目的は、異なる温度を必要としている積み荷に供給されるために、これにより同じトラックを用いて異なる温度の積み荷の輸送を達成するために、各温度−保持室の温度が異なるように、異なる凍結温度を有する異なる数の蓄冷器を用いることによって異なる温度を提供することである。

上記目的を達成するために、本開示は、トラックの荷室であって、１つ以上の温度−保持室および、温度−保持室の上部に対応して配置される冷蔵庫を備え、冷蔵庫は、その中に１つ以上の蓄冷器を受け入れ、冷蔵庫に対応するトラックの荷室の壁には、コネクタが設けられる、トラックの荷室、および、フリーザであって、送給管および冷凍システムを備え、送給管は、冷凍システムに接続される第１端部を有し、送給管は、高速コネクタ（ｆａｓｔ ｃｏｎｎｅｃｔｏｒ）に接続される第２端部を有する、フリーザ、を備え、蓄冷器を凍結させるために冷凍システムが送給管を通って冷蔵庫に冷熱エネルギーを供給することができるためにコネクタと高速コネクタとの間に接続が選択的になされる、ことを特徴とする、冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナを提供する。

実施形態において、トラックの荷室は、ドアパネルが取り付けられる一側を有し、トラックの荷室は、後部のドアパネルが取り付けられる後端を有し、ドアパネルは、温度−保持室にそれぞれ対応する。

実施形態において、冷蔵庫は、冷蔵庫内に１つ以上の蓄冷器が置かれることができるためにリフトドアを備える。

実施形態において、トラックの荷室は、第１の温度−保持室、第２の温度−保持室、および第３の温度−保持室に分割され、第２の温度−保持室および第３の温度−保持室は、第１の温度−保持室の一側において互いに並置するように配置され、第１の温度−保持室は、トラックの荷室の一側に隣接し、第１の温度−保持室には、第１のドアパネルが設けられて、第１のドアパネルは、上部ドアパネルおよび底部ドアパネルから構成され、トラックの荷室には、その後端に、第２の温度−保持室に対応する第２のドアパネルが設けられ、第３の温度−保持室には、第３のドアパネルが設けられる。

実施形態において、コネクタは、トラックの荷室の壁に取り付けられて、冷蔵庫と連通する。

実施形態において、第１の温度−保持室の第１のドアパネルの内側に、二重パネルの透明なガラス戸が配置される。

実施形態において、送給管の第１端部は、冷凍システムの蒸発器に接続されて、蒸発器によって生成される冷熱エネルギーが送給管を通って送給されることを可能にする。

実施形態において、トラックの荷室は、第１、第２、第３の温度−保持室が下側に位置して、冷蔵庫が温度−保持室よりも上に位置するというような方法で第１、第２、第３の温度−保持室および冷蔵庫を形成するために内部に取り付けられる分割ボード（ｐａｒｔｉｔｉｏｎ ｂｏａｒｄ）を備え、そして、分割ボードは、温度−保持室の各々に対応して形成される開口を備え、開口は、開口を選択的に閉じるために閉鎖部材を備える。

実施形態において、冷蔵庫の各々は、温度−保持室の各々に対応し、そして、少なくとも１つの貫通孔を有する分離板（ｓｅｐａｒａｔｉｏｎ ｐｌａｔｅ）が設けられ、貫通孔は、貫通孔を選択的に閉じるために閉鎖部材を備える。

本開示の他の実施形態は、温度−保持ボックスに関する。そしてそれは、少なくとも１つの温度−保持室および少なくとも１つの冷蔵庫であって、冷蔵庫は、その中に受け入れる１つ以上の蓄冷器を備え、冷蔵庫は、温度−保持ボックスの壁に対応する第３のコネクタおよび第４のコネクタを備える、少なくとも１つの温度−保持室および少なくとも１つの冷蔵庫、および、フリーザであって、第１の送給管および第２の送給管を備え、第１の送給管および第２の送給管には、第１の送給管および第２の送給管を通ってフリーザとの連通を達成するように第３のコネクタおよび第４のコネクタとそれぞれ接続するための第１の高速コネクタおよび第２の高速コネクタがそれぞれ設けられる、フリーザ、を備えることを特徴とする。

実施形態において、温度−保持室および冷蔵庫は、それらの間に配置される中間の分割ボードを備え、中間の分割ボードは、蓄冷器の冷熱エネルギーが貫通孔を通って温度−保持室へと流れ下ることができるように形成される複数の貫通孔を備える。

実施形態において、温度−保持ボックスの冷蔵庫は、温度−保持室および冷蔵庫を２つに分割するために温度−保持室に対応する分割ボードを備え、分割ボードは、貫通孔を備える。

実施形態において、温度−保持ボックスの下にパレットが設けられ、パレットの下にプッシュ・ボードが設けられ、プッシュ・ボードは、温度−保持ボックスを容易に動かすために４つのキャスタが取り付けられる下側を有する。

本開示は、少なくとも物流トラックおよび物流ステーションを備える冷材装入ステーションを提供する。物流トラックは、２つの送給管を通るフリーザの低温空気が物流トラックの冷蔵庫の中へまたはそれから外へ移動することができるように、外部フリーザのまたは物流ステーションに組み込まれたフリーザの２つの送給管の高速コネクタにそれぞれ接続可能な２つの高速コネクタを有する。

蓄冷器の凍結作業が毎朝完了して、積み荷が中継基地から目的地まで輸送されて、そして中継基地まで帰還がなされた後、その翌日の使用の準備のための蓄冷器を凍結させるために冷蔵庫に冷熱エネルギーを供給するために、フリーザは、作動される。これは、単一のトラックが異なる温度で積み荷を輸送するために使用可能であることを達成する。例えば、第１の温度−保持室は、乳製品を輸送するための＋５℃に設定される。

図１は、本開示による複数の温度の冷蔵トラックの外観を示す斜視図である。 図２は、本開示の冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナを示す概略図である。 図３は、本開示の第１実施形態による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナを示す概略図である。 図４は、本開示の第２実施形態による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナを示す概略図である。 図５は、本開示の第３実施形態による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナを示す概略図である。 図６は、本開示の第４実施態様による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナを示す概略図である。 図７は、本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの温度−保持室を示す概略図である。 図８は、本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナのリフトドアを示す概略図である。 図９は、本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの温度−保持ボックスを示す概略図である。 図１０は、本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの温度−保持ボックスの概略的断面図である。 図１１は、本開示の他の実施形態による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの温度−保持ボックスを示す概略的断面図である。 図１２は、本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナを運ぶ物流トラックの冷材装入を示す概略図である。 図１３は、本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの温度−保持ボックスおよびプッシュ・ボードを示す概略図である。 図１４は、本開示による物流トラックを含む冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの第１実施形態示す概略図である。 図１５は、本開示による物流トラックを含む冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの第２実施形態示す概略図である。 図１６は、本開示による物流トラックを含む冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの第３実施形態示す概略図である。

本開示の実施形態は、本開示の技術的特徴、目的、および有効性のより良好な理解を提供するために、添付図面に関連して記載される。

本開示による複数の温度の冷蔵トラックの外観の斜視図である図１、および冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの概略図である図２を参照すると、本開示による複数の温度の冷蔵トラックは、トラック１０およびトラックの荷室１１を備える。トラックの荷室１１は、１つまたは複数の温度−保持室１２を備える。そして、図２に示すように、単一の温度−保持室または複数の温度−保持室があり得る。これは、もちろん、使用する明確な個数によって制限されない本開示の発明的着想にしたがって求められる保護の範囲である。トラックの荷室１１は、トラック１０の積み込みデッキに固定可能である。例えば、トラックの荷室１１は、トラック１０の積み込みデッキにおいて定義される位置決め穴（図示せず）内に位置決めされるための突起釘（図示せず）が形成される底部を有する。これは、一般に公知であり、本明細書において、さらなる説明は、省略される。あるいは、例えば、トラックの荷室１１は、トラックの荷室１１の底部の突起釘が積み込みデッキの位置決め穴内に位置決めされることができるようにトラックの荷室１１を持ち上げるためにそこに挿入するフォークリフトのフォークを受け入れるための穴（図示せず）を、その底部の近くの位置に備えている。実施形態において、例えば、貨物専用コンテナがトラックの積み込みデッキ上に位置決めされることができるように、貨物専用コンテナは、クレーンによって持ち上げられて、移動される。これは、前述の実施形態と類似の構造および機能である。他方では、例えば、トラックの荷室１１は、トラック１０の積み込みデッキ上に形成される突起釘に位置決めされるための位置決め穴をその底部に備えている。あるいは、例えば、トラックの荷室１１は、トラックの荷室１１の底部の位置決め穴が積み込みデッキの突起釘に配置されることができるようにトラックの荷室１１を持ち上げるためにそこに挿入するフォークリフトのフォークを受け入れるための穴を、その底部の近くの位置に備えている。実施形態において、例えば、貨物専用コンテナがトラックの積み込みデッキ上に位置決めされることができるように、貨物専用コンテナは、クレーンによって持ち上げられて、移動される。これは、前述の実施形態と類似の構造および機能である。これは、一般に公知であり、本明細書において、さらなる説明は、省略される。

後部のドアパネル１５を開くことによって温度−保持室１２内に積み荷が置かれることができるように、トラックの荷室１１は、ドアパネル１３が取り付けられる側部を有するか、またはトラックの荷室１１は、後部のドアパネル１５が取り付けられる後部を有する。

冷蔵庫１４は、トラックの荷室１１の温度−保持室１２の上部に配置される。そして、リフトドア１４１を持ち上げることによって１つ以上の蓄冷器１４２が冷蔵庫１４内に置かれることができるように、リフトドア１４１は、冷蔵庫１４に対応して設けられる。

本開示の第１実施形態による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの概略図である図３を参照すると、トラックの荷室１１は、第１の温度−保持室１２１、第２の温度−保持室１２２、および第３の温度−保持室１２３に分けられる。第２の温度−保持室１２２および第３の温度−保持室１２３は、第１の温度−保持室１２１の一側において互いに並置するように配置される。第１の温度−保持室１２１は、トラックの荷室１１の一側に隣接する。鮮度を維持する物品または積み荷の載置を容易にするために、第１の温度−保持室１２１は、第１のドアパネル１３１を備え、第１のドアパネル１３１は、代わりに、上部および底部のドアパネルから構成されることができる。リヤドアを開くことによって積み荷のピックアップおよび載置を容易にするために、トラックの荷室１１は、その後端に、第２の温度−保持室１２２に対応する第２のドアパネル１３２を備える。実施形態において、第２のドアパネル１３２は、単一のドアパネルから構成される。第３の温度−保持室１２３は、第３のドアパネル１３３を備える。第２のドアパネル１３２および第３のドアパネル１３３は、第２の温度−保持室１２２および第３の温度−保持室１２３の積み荷の載置／ピックアップのために、個々に開閉されることができる。第１のドアパネル１３１、第２のドアパネル１３２、および第３のドアパネル１３３は、各々、開／閉アセンブリ（図示せず）（例えばハンドルおよびロック）を備える。これは、一般に公知であり、本明細書において、さらなる説明は、省略される。開／閉アセンブリは、第１のドアパネル１３１、第２のドアパネル１３２、および第３のドアパネル１３３の施錠および解錠を制御する。

第１の温度−保持室１２１、第２の温度−保持室１２２、および第３の温度−保持室１２３は、各々、その上部に、第１の温度−保持室１２１、第２の温度−保持室１２２、および第３の温度−保持室１２３にそれぞれ対応する１つ以上の冷蔵庫１４を備える。冷蔵庫１４の各々は、異なる温度を有する第１の温度−保持室１２１、第２の温度−保持室１２２、および第３の温度−保持室１２３の内部を提供するために、その中に配置される１つ以上の蓄冷器１４２を備える。本開示の発明的着想は、毎朝、蓄冷器を凍結させる作業が完了した後、積み荷が中継基地から目的地まで輸送されて、次いで、帰還が中継基地までなされて、その後、その翌日用に蓄冷器の凍結を進めるためにフリーザが冷蔵庫１４に冷熱エネルギーを供給するように作動される、ということである、これは、単一のトラックが異なる温度で積み荷を輸送するために用いることができることを達成する。例えば、第１の温度−保持室は、乳生産物および新鮮な野菜／果物を輸送するための＋５℃に設定される。第２の温度−保持室は、冷凍食料品（ｆｒｏｚｅｎ ｆｏｏｄ）を輸送するための−５℃に設定される。そして、第３の温度−保持室は、冷凍食料品（ｆｒｏｚｅｎ ｆｏｏｄ ｐｒｏｄｕｃｔ）を輸送するための−１５℃に設定される。本開示の発明的着想は、外界温度の生産物を輸送するための温度−保持室が中に蓄冷器を少しも受け入れていない装置をカバーするために拡張されることもできる。

第１の温度−保持室１２１、第２の温度−保持室１２２、および第３の温度−保持室１２３は、さまざまな積み荷（例えば果物、野菜もしくは冷凍食料品または電子部品）を対応して輸送する必要に応じて標準の温度室または冷蔵室または冷凍室として選択的に設定されることができる。

冷蔵庫１４は、第１コネクタ１４３および第２コネクタ１４４が取り付けられる壁を有する。例えば、図３に示すように、第１コネクタ１４３および第２コネクタ１４４は、トラックの荷室の後壁よりも上に取り付けられて、冷蔵庫１４と連絡する。第１コネクタ１４３および第２コネクタ１４４は、高速コネクタセンブリの雌コネクタであることができる。フリーザ２０は、冷凍システム（図示せず）ならびに第１の送給管２１および第２の送給管２３を備える。蒸発器によって発生する冷熱エネルギーが第１の送給管２１を通って送給されるように、第１の送給管２１は、冷凍システムの蒸発器に接続している第１端部を有する。第１の送給管２１は、第１の高速コネクタ２２（例えば高速コネクタセンブリの雄コネクタ）を備える第２端部を有する。このように、（しばしば積み荷を配送するために朝出発していて、そして、午後または夜に戻っている）物流トラックが積み荷の配送を完了して、中継基地へ戻った後、物流トラックの冷蔵庫１４の蓄冷器１４２の冷熱エネルギーは、通常、消費され終わって、そして、内部温度は、上昇した。このように、その翌日の使用のために、フリーザ２０の第１の送給管２１の第１の高速コネクタ２２は、翌朝まで蓄冷器１４２を凍結させるために冷蔵庫１４に冷熱エネルギーを供給するために、物流トラックの第１コネクタ１４３に接続されることができる。冷蔵庫１４の内側の冷気が循環して、新鮮な冷気を連続的に供給することができるために、第２の送給管２３の第１端部は、フリーザ２０に接続している。そして、熱交換を受けた空気は、フリーザ２０の外側に排出される。第２の送給管２３の第２端部は、第２の高速コネクタ２４に接続している。第２の高速コネクタ２４が第２コネクタ１４４に接続されるときに、熱交換を受けた冷蔵庫１４内部の冷気は、第２の送給管２３を通って外部へ排出される。換言すれば、第１の高速コネクタ２２が第１コネクタ１４３に接続され、かつ、第２の高速コネクタ２４が第２コネクタ１４４に接続されるときに、外部空気は、フリーザ２０の蒸発器を通り、蓄冷器１４２との熱交換を続行するために第１の送給管２１を通って冷蔵庫１４へと流れて、次いで、第２の送給管２３を通って外部へ放出される。第１の温度−保持室１２１、第２の温度−保持室１２２、および第３の温度−保持室１２３の上部に配置される冷蔵庫１４は、互いに連通するための貫通孔を備える。その上部の対応する冷蔵庫１４と連通するために、第１の温度−保持室１２１、第２の温度−保持室１２２、および第３の温度−保持室１２３もまた、貫通孔を備える。さらなる詳細は、以下に与えられる。

フリーザ２０は、大口電力コンプレッサを備える。フリーザ２０は、冷凍システムを備える。そして、冷凍システムは、コンプレッサ、凝縮器、膨張デバイス、および蒸発器を備え、−８０℃と−４０℃との間の低温の冷却空気を生成して分配するために適している。

図３に示すように、冷蔵庫１４は、各温度−保持室１２１、１２２、１２３にしたがって異なる冷蔵庫に分けられる。異なる温度設定に応じて、各冷蔵庫は、冷蔵庫内に配置される異なる数の蓄冷器を備える。第１コネクタ１４３に接続している第１の送給管２１の第１の高速コネクタ２２を有することによって供給される冷熱エネルギーが蓄冷器を凍結させるために各冷蔵庫へと伝導されることができるように、冷蔵庫は、それらの間の通気口を開くことによって互いに連通するように設定されることができる。冷凍プロセスの間、第２の送給管２３の第２の高速コネクタ２４は、熱交換を受けた空気を外部へ分配するために、第２コネクタ１４４に接続される。この状態の下で、冷蔵庫間の通気口は、閉鎖されることができる。通気口は、図７または図８に示す開／閉可能な配置において設計されることができる。

フリーザ２０の内部の冷凍循環システムは、蒸発器および凝縮器の位置に応じて配置されるエアフロー・チャネルを備える。外部空気は、蒸発器によって低下している温度を受けるエアフロー・チャネルを通って流れて、次いで、第１の送給管２１によって冷蔵庫１４へと送給される。蓄冷器１４２との熱交換の後、冷気は、第２の送給管２３によってフリーザ２０の凝縮器に送給されて、次いで、エアフロー・チャネルを通ってフリーザ２０の外部へ流れることができる。フリーザ２０は、一般に公知であり、本明細書において、さらなる詳細は、与えられない。

本開示の第２実施形態による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの概略図である図４を参照すると、トラックの荷室１１は、図３に示すものと構造的に類似していて、さらなる詳細は、ここでは省略される。トラックの荷室１１は、第１の温度−保持室１２１に展示キャビネットを作るために変更される。それにより、第１のドアパネル１３１の上方パネルを閉じて、下方パネルを開くことによって、生産物は、直ちにアクセスされることができて、展示されることができる。第１の温度−保持室１２１が標準の温度室であるように設定される場合、その上部の冷蔵庫１４は、そこから下に流れる冷熱エネルギーを防止するために非アクティブ化されることができる。

実施形態において、図３および図４に示すトラックの荷室１１は、貨物専用コンテナまたは温度−保持ボックスであることができる。

本開示の第３実施形態による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの概略図である図５を参照すると、トラックの荷室１１は、図３に示すものと構造的に類似していて、違いは、開閉のための逆方向に動きを許容する二重パネルの透明なガラス戸１３４が第１の温度−保持室１２１の第１のドアパネル１３１の内側に配置されるということである。透明なガラス戸１３４の配置については、第１の温度−保持室１２１は、冷蔵室（ｒｅｆｒｉｇｅｒａｔｉｏｎ ｃｈａｍｂｅｒ）として役立つことができて、冷蔵された生産物（例えば新鮮な野菜／果物、魚および肉、さらに飲料）を展示するための展示室として使われてもよい。代わりに、第１の温度−保持室１２１は、冷凍室として役立つことができて、冷凍品（例えば冷凍した魚および肉）を展示するための展示室として使われることができる。第２の温度−保持室１２２および第３の温度−保持室１２３は、他の目的（例えば、異なる温度の冷凍室または標準の温度室または温度−保持室）のために配置されることができる。

（しばしば積み荷を配送するために朝出発していて、そして、午後または夜に戻っている）物流トラックが積み荷の輸送を完了して、中継基地へ戻ったとき、物流トラックの冷蔵庫１４の蓄冷器１４２の冷熱エネルギーは、通常、消費され終わって、そして、内部温度は、上昇した。このように、その翌日の使用のために、フリーザ２０の第１の送給管２１の第１の高速コネクタ２２は、翌朝まで蓄冷器１４２を凍結させるために冷蔵庫１４に冷熱エネルギーを供給するために、物流トラックの第１コネクタ１４３に接続されることができる。冷凍プロセスの間、熱交換を受けた空気は、第２コネクタ１４４と接続される第２の送給管２３の第２の高速コネクタ２４によって外部へ送給される。

本開示の第４実施態様による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナを示す概略図である図６を参照すると、トラックの荷室１１は、図５に示すものと構造的に類似していて、違いは、ユーザの条件が異なるということである。物流トラックが積み荷の輸送を完了して、中継基地へ戻ったとき、物流トラックの冷蔵庫１４の蓄冷器１４２の冷熱エネルギーは、通常、消費され終わって、そして、内部温度は、上昇した。このように、第１のドアパネル１３１は閉じることができる。そして、他のサイトに貯蔵されるための生産物をそこから取り除くために、第２のドアパネル１３２は、開かれる。その翌日にすぐに使えるために、フリーザ２０の第１の送給管２１の第１の高速コネクタ２２は、翌朝まで蓄冷器１４２を凍結させるために冷蔵庫１４に冷熱エネルギーを供給するために、物流トラックの第１コネクタ１４３に接続される。冷凍プロセスの間、第２の送給管２３の第２の高速コネクタ２４は、熱交換を受けた空気を外部へ分配するために、第２コネクタ１４４に接続される。この状態の下で、冷凍作業が完了するときに、生産物は、次の配送のためにトラックの荷室１１の各温度−保持室に持ち込まれることができる。

実施形態において、図５および図６に示すトラックの荷室１１は、貨物専用コンテナまたは温度−保持ボックスであることができる。

本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの温度−保持室およびリフトドアをそれぞれ示す概略図である図７および図８を参照すると、トラックの荷室１１は、第１、第２、および第３の温度−保持室１２１、１２２、１２３が下側に位置し、その一方で冷蔵庫１４が上側に位置するというような方法で、第１、第２、および第３の温度−保持室１２１、１２２、１２３ならびに冷蔵庫１４を形成するために、内部に載置される分割ボード５０を備える。冷蔵庫１４は、温度−保持室の各々に対応する少なくとも１つの蓄冷器１４２を備える。図７に示すように、分割ボード５０は、その上に形成される開口５１を備える。開口５１は、開口５１を閉じることができる閉鎖部材５２を備える。閉鎖部材５２は、開口５１を開閉するために左右に移動可能であるプレートである。それにより、第１、第２、および第３の温度−保持室１２１、１２２、１２３ならびに冷蔵庫１４は、互いに連通するように設定されることができるか、または蓄冷器１４２の冷熱エネルギーの流れを実現するために互いに関してブロックされることができる。閉鎖部材５２が開くときに、蓄冷器１４２の冷熱エネルギーは、下方へ流れることができる。反対に、閉鎖部材５２が開口５１を閉じるときに、蓄冷器１４２の冷熱エネルギーは、下方へ流れるのを禁じられて、外界温度または他の温度における食料品の鮮度の維持は、遂行されることができる。本開示の箱壁および分離板は、全て断熱材でできているかまたは断熱材で満たされる板でできている。

実施形態において、トラックの荷室１１は、その中に複数の冷蔵庫１４および温度−保持室（図示せず）を分割する複数の分離板４１、４２を備える。そして、図７に示すように、４つの冷蔵庫は、形成される。各冷蔵庫は、その中に少なくとも１つの蓄冷器１４２を受け入れてよく、または少しも蓄冷器を受け入れなくてもよい。冷蔵庫の各々は、温度−保持室の各々に対応するように配置される。そして、分離板４１、４２は、少なくとも１つの貫通孔４３を備える。貫通孔４３の各々は、貫通孔４３を選択的に閉じる閉鎖部材４４を備える。閉鎖部材４４は、貫通孔４３を開閉することができるプレートを備える。そしてそのプレートによって、冷蔵庫および冷蔵庫は、その間を冷熱エネルギーが選択的に流れることができるように互いに連通することができるか、または互いにブロックされることができる。

蓄冷器１４２の取り外しまたは載置を容易にするために、トラックの荷室１１は、冷蔵庫１４に対応するリフトドア１４１を備える。冷蔵庫１４は、その中に支持構造（図示せず）を備えてよい。そしてその支持構造は、その上に配置される蓄冷器１４を受け入れる。そして、分割ボード５０は、その上にある蓄冷器１４２を支持することができる。

冷蔵庫１４および温度−保持室の温度が互いに混じらないように、そして、異なる温度を有する輸送スペースが複数の温度の輸送の目的を達成するために定められることができるように、トラックの荷室１１と荷室の壁、分割ボード５０、分離板４１、４２および閉鎖部材４４、５２は、断熱材で作られることができる。

実施形態において、図７および図８に示すトラックの荷室１１は、貨物専用コンテナまたは温度−保持ボックスであることができる。

本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの温度−保持ボックスを示す概略図である図９を参照すると、各物流トラックは、１つ以上の温度−保持ボックス３０を運ぶことができる。温度−保持ボックス３０の各々は、温度−保持室３１および冷蔵庫３２を備える。冷蔵庫３２は、その中に１つ以上の蓄冷器３３を受け入れる。冷蔵庫３２は、温度−保持ボックス壁に対応する第３のコネクタ３４および第４のコネクタ３５を備える。フリーザ２０は、第１の送給管２１および第２の送給管２３を備える。第１の送給管２１および第２の送給管２３は、第１の高速コネクタ２２および第２の高速コネクタ２４をそれぞれ備える。第３のコネクタ３４および第４のコネクタ３５は、第１の送給管２１および第２の送給管２３を通ってフリーザ２０への接続がなされるように、第１の高速コネクタ２２および第２の高速コネクタ２４にそれぞれ接続可能である。

物流トラックが積み荷の輸送を完了して、中継基地へ戻ったとき、温度−保持ボックス３０の冷蔵庫３２の蓄冷器３３の冷熱エネルギーは、通常、消費され終わって、そして、内部温度は、上昇した。このように、他のサイト（または空いている箱）に貯蔵されるための生産物を取り除くために、温度−保持ボックス３０は、開かれることができる。その翌日にすぐに使えるために、フリーザ２０の第１の送給管２１の第１の高速コネクタ２２は、翌朝まで蓄冷器３３を凍結させるために冷蔵庫３２に冷熱エネルギーを供給するために、温度−保持ボックス３０の第１コネクタ３４に接続される。冷凍プロセスの間、第２の送給管２３の第２の高速コネクタ２４は、熱交換を受けた空気を外部へ分配するために、第２コネクタ３５に接続される。この状態の下で、冷凍作業が完了するときに、生産物は、次の配送のためにトラックの荷室１１の各温度−保持ボックスに持ち込まれることができる。

本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの温度−保持ボックスの概略的断面図である図１０を参照すると、温度−保持ボックス３０の冷蔵庫３２は、温度−保持ボックス壁に対応する第３のコネクタ３４および第４のコネクタ３５を備える。第３のコネクタ３４および第４のコネクタ３５は、第１の送給管２１および第２の送給管２３を通ってフリーザ２０への接続がなされるように、第１の送給管２１の第１の高速コネクタおよび第２の送給管２３の第２の高速コネクタにそれぞれ接続可能である。

温度−保持ボックス３０は、温度−保持室３１および冷蔵庫３２を備える。冷蔵庫３２は、その中に１つ以上の蓄冷器３３を受け入れる。冷蔵庫３２は、温度−保持ボックス壁に対応する第３のコネクタ３４および第４のコネクタ３５を備える。中間の分割ボード３６は、温度−保持室３１と冷蔵庫３２との間に配置される。そして、中間の分割ボード３６は、それらの間に形成される複数の貫通孔３７を備える。そしてその貫通孔３７によって、蓄冷器３３の冷熱エネルギーは、貫通孔３７を通って温度−保持室３１へと流れ下ることができる。貫通孔３７は、図７に示す設計でありえて、そして、貫通孔３７を開閉するために閉鎖部材（図示せず）を備える。

本開示の他の実施形態による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの温度−保持ボックスを示す概略的断面図である図１１を参照すると、目下の実施形態は、図１０のそれと構造的に類似していて、繰り返される説明は、省略される。目下の実施形態と図１０のそれとの違いは、温度−保持ボックス３０の冷蔵庫３２が食料品に異なる温度を提供するための、温度−保持室３１および冷蔵庫３２を２つに分割するための温度−保持室３１に対応する分割ボード３８を備えるということである。分割ボード３８は、貫通孔３７を備えていてよい。そしてそれは、貫通孔３７を開閉するために閉鎖部材（図示せず）を備える図７に示すものと同じ設計でありえる。

本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナを運ぶ物流トラックの冷材装入を示す概略図である図１２を参照すると、各物流トラック６０が積み荷の輸送を完了して、物流ステーション６１へ戻った後、低温空気が物流トラック６０の冷蔵庫に２つの送給管を通って供給されることができるように、物流トラック６０の２つの高速コネクタ６２は、フリーザの２つの送給管のまたは物流ステーション６１のフリーザのそれらの高速コネクタ６２にそれぞれ接続される。

本開示による冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの温度−保持ボックスおよびプッシュ・ボードを示す概略図である図１３を参照すると、温度−保持ボックス３０は、図９に示すそれと同様であり、そして、温度−保持ボックス３０の構造もまた、図９に示す構造と同様である。その結果、繰り返される説明は、ここでは省略される。温度−保持ボックス３０は、その下側にパレット７０を備える。そして、プッシュ・ボード７１は、パレット７０の下に設けられる。プッシュ・ボード７１の下側には、温度−保持ボックス３０を容易に動かすための４つのキャスタ７２が取り付けられる。温度−保持ボックス３０は、ケージ・カートと交換されることができる。

本開示による物流トラックを含む冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの第１実施形態示す概略図である図１４を参照すると、物流トラック６０は、その上に配置される１つ以上の温度−保持ボックス３０を受け入れてよい。物流トラックが積み荷の輸送を完了して、中継基地へ戻ったとき、温度−保持ボックス３０の冷蔵庫３２の蓄冷器３３の冷熱エネルギーは、通常、消費され終わって、そして、内部温度は、上昇した。このように、他のサイト（または空いている箱）に貯蔵されるための生産物を取り除くために、温度−保持ボックス３０は、開かれることができる。その翌日にすぐに使えるために、フリーザ２０の第１の送給管２１の第１の高速コネクタ２２は、翌朝まで蓄冷器３３を凍結させるために冷蔵庫３２に冷熱エネルギーを供給するために、温度−保持ボックス３０の第１コネクタ３４に接続される。冷凍プロセスの間、第２の送給管２３の第２の高速コネクタ２４は、熱交換を受けた空気を外部へ分配するために、第２コネクタ３５に接続される。この状態の下で、冷凍作業が完了するときに、生産物は、次の配送のためにトラックの荷室１１の各温度−保持ボックスに持ち込まれることができる。この作業は、図９に示すものと類似している。

本開示による物流トラックを含む冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの第２実施形態示す概略図である図１５を参照すると、物流トラック６０は、その上に配置される展示キャビネット８０を受け入れてよい、展示キャビネット８０は、その上部に配置される冷蔵庫８１を備える。冷蔵庫８１は、１つ以上の蓄冷器を受け入れる。展示キャビネット８０の一側には、ガラス戸が取り付けられて、便利なやり方で食料品の載置および取り除きのためのスライド運動によって開かれることができる。

冷蔵庫８１に対応する展示キャビネットの壁は、冷蔵用の冷熱エネルギーのタイムリーな補足のためのフリーザの送給管に接続可能な高速コネクタを備える。

本開示による物流トラックを含む冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナの第３実施形態示す概略図である図１６を参照すると、物流トラック９０は、バンでありえる。バンは、その内部の上部部分に冷蔵庫９１を備える。冷蔵庫９１は、１つ以上の蓄冷器を受け入れる。バンの後端には、便利な方法で食料品の載置および取り除きを許容するために持ち上げられるリフトドアが取り付けられる。

冷蔵庫９１に対応するバンの壁は、冷蔵用の冷熱エネルギーのタイムリーな補足のためのフリーザの送給管に接続可能な高速コネクタを備える。

上記の実施形態で述べられるボックスまたはキャビネットは、断熱材でできている。

上記の実施形態において、第１の送給管および第２の送給管は、並んで配置される形において製造されることができ、または、第１の送給管および第２の送給管を備える組み合わされた配置として製造されることができる。

要約すると、本開示は、毎朝完全にされる蓄冷器の凍結を可能にする。積み荷が中継基地から目的地まで輸送されて、そして中継基地まで帰還がなされた後、その翌日の使用の準備のための蓄冷器を凍結させるために冷蔵庫に冷熱エネルギーを供給するために、フリーザは、作動される。

本開示がその好ましい実施形態に関して記載されたにもかかわらず、添付の請求の範囲によって定義されることを意図する本開示の範囲を逸脱しない範囲で、さまざまな変更および改変がなされてよいことは、当業者にとって明らかである。

Claims (13)

1. 冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナであって、
   トラックの荷室であって、１つ以上の温度−保持室および、前記温度−保持室の上部に対応して配置される冷蔵庫を備え、前記冷蔵庫は、その中に１つ以上の蓄冷器を受け入れ、前記冷蔵庫に対応する前記トラックの荷室の壁には、コネクタが設けられる、トラックの荷室、を備え、
   フリーザであって、送給管および冷凍システムを備え、前記送給管は、前記冷凍システムに接続される第１端部を有し、前記送給管は、高速コネクタに接続される第２端部を有する、フリーザ、における前記高速コネクタは、前記蓄冷器を凍結させるために前記冷凍システムが前記送給管を通って前記冷蔵庫に冷熱エネルギーを供給することができるように前記コネクタとの間に接続が選択的になされる、ことを特徴とする、冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナ。
2. 前記トラックの荷室は、ドアパネルが取り付けられる一側を有し、前記トラックの荷室は、後部のドアパネルが取り付けられる後端を有し、前記ドアパネルは、前記温度−保持室にそれぞれ対応する、ことを特徴とする、請求項１に記載の冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナ。
3. 前記冷蔵庫は、当該冷蔵庫内に１つ以上の蓄冷器が置かれることができるためにリフトドアを備える、ことを特徴とする、請求項１に記載の冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナ。
4. 前記トラックの荷室は、第１の温度−保持室、第２の温度−保持室、および第３の温度−保持室に分割され、前記第２の温度−保持室および前記第３の温度−保持室は、前記第１の温度−保持室の一側において互いに並置するように配置され、前記第１の温度−保持室は、前記トラックの荷室の一側に隣接し、前記第１の温度−保持室には、第１のドアパネルが設けられて、前記第１のドアパネルは、上部ドアパネルおよび底部ドアパネルから構成され、前記トラックの荷室には、その後端に、前記第２の温度−保持室に対応する第２のドアパネルが設けられ、前記第３の温度−保持室には、第３のドアパネルが設けられる、ことを特徴とする、請求項１に記載の冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナ。
5. 前記コネクタは、前記トラックの荷室の壁に取り付けられて、前記冷蔵庫と連通する、ことを特徴とする、請求項１に記載の冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナ。
6. 前記第１の温度−保持室の前記第１のドアパネルの内側に、二重パネルの透明なガラス戸が配置される、ことを特徴とする、請求項４に記載の冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナ。
7. 前記送給管の前記第１端部は、前記冷凍システムの蒸発器に接続されて、前記蒸発器によって生成される冷熱エネルギーが前記送給管を通って送給されることを可能にする、ことを特徴とする、請求項１に記載の冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナ。
8. 前記トラックの荷室は、第１、第２、第３の温度−保持室が下側に位置して、冷蔵庫が温度−保持室よりも上に位置するというような方法で前記第１、第２、第３の温度−保持室および前記冷蔵庫を形成するために内部に取り付けられる分割ボードを備え、そして、前記分割ボードは、前記温度−保持室の各々に対応して形成される開口を備え、前記開口は、当該開口を選択的に閉じるために閉鎖部材を備える、ことを特徴とする、請求項１に記載の冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナ。
9. 前記冷蔵庫の各々は、前記温度−保持室の各々に対応し、そして、少なくとも１つの貫通孔を有する分離板が設けられ、前記貫通孔は、当該貫通孔を選択的に閉じるために閉鎖部材を備える、ことを特徴とする、請求項８に記載の冷材装入タイプのトラックの荷室／貨物専用コンテナ。
10. 温度−保持ボックスであって、
    少なくとも１つの温度−保持室および少なくとも１つの冷蔵庫であって、前記冷蔵庫は、その中に受け入れる１つ以上の蓄冷器を備え、前記冷蔵庫は、温度−保持ボックスの壁に対応する第３のコネクタおよび第４のコネクタを備える、少なくとも１つの温度−保持室および少なくとも１つの冷蔵庫、を備え、
    フリーザであって、第１の送給管および第２の送給管を備え、前記第１の送給管および前記第２の送給管には、第１の高速コネクタおよび第２の高速コネクタがそれぞれ設けられる、フリーザ、における前記第１の高速コネクタおよび前記第２の高速コネクタは、前記第１の送給管および前記第２の送給管を通って当該フリーザとの連通を達成するように前記第３のコネクタおよび前記第４のコネクタとそれぞれ接続することを特徴とする、温度−保持ボックス。
11. 前記温度−保持室および前記冷蔵庫は、それらの間に配置される中間の分割ボードを備え、前記中間の分割ボードは、前記蓄冷器の冷熱エネルギーが貫通孔を通って前記温度−保持室へと流れ下ることができるように形成される複数の貫通孔を備える、ことを特徴とする、請求項１０に記載の温度−保持ボックス。
12. 前記温度−保持ボックスの前記冷蔵庫は、前記温度−保持室および前記冷蔵庫を２つに分割するために前記温度−保持室に対応する分割ボードを備え、前記分割ボードは、貫通孔を備える、ことを特徴とする、請求項１０に記載の温度−保持ボックス。
13. 前記温度−保持ボックスの下にパレットが設けられ、前記パレットの下にプッシュ・ボードが設けられ、前記プッシュ・ボードは、前記温度−保持ボックスを容易に動かすために４つのキャスタが取り付けられる下側を有する、ことを特徴とする、請求項１０に記載の温度−保持ボックス。

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