JP2015005534A - 縦型発光ダイオードおよび結晶成長方法 - Google Patents

縦型発光ダイオードおよび結晶成長方法 Download PDF

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青柳 克信
Katsunobu Aoyanagi
克信 青柳
範子 黒瀬
Noriko Kurose
範子 黒瀬
謙太朗 柴野
Kentaro Shibano
謙太朗 柴野
荒木 努
Tsutomu Araki
努 荒木
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Abstract

【課題】基板を剥離したりバッファー層などをエッチングしたりする必要のない縦型発光ダイオードおよび結晶成長方法を提供する。
【解決手段】基板上に発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層を有し、波長が200nmから1.3μmの光を出力する縦型発光ダイオードであって、上記基板が、n型不純物を高濃度でドーピングされて抵抗率が100Ω以下の導電性を備え、かつ、厚みが100μmから5000μmであるn基板であるようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、縦型発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)および結晶成長方法に関し、さらに詳細には、発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層を有する縦型発光ダイオードおよび結晶成長方法に関する。
従来より、発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層を有する発光ダイオード、即ち、窒化物半導体を用いた電流注入型発光素子として、所謂、p型電極とn型電極とが基板の上面側から配置された横型発光ダイオードと、p型電極が基板の上面側から配置されるとともにn型電極が基板の下面側から配置された縦型発光ダイオードとが知られている。
ここで、図1には横型発光ダイオードの構造の一例が示されており、この図1に示す横型発光ダイオード100は、深紫外波長域の光を出力するように構成された横型発光ダイオード、即ち、横型深紫外発光ダイオードである。
この横型発光ダイオード100は、有機金属気相成長法(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)あるいは分子線エピタキシー法(MBE:Molecular Beam Epitaxy)などを用いて、サファイア基板102上にバッファー層としてAlNバッファー層104を結晶成長させ、さらにAlNバッファー層104上にエピタキシャルに組成の異なるn型窒化物半導体層としてn−AlN層106を結晶成長させ、さらにn−AlN層106上にn型窒化物半導体層としてn−AlGaN層108を結晶成長させ、さらにn−AlGaN層108上に発光層としてAlGaN MQW(多重量子井戸)層110を結晶成長させ、さらにAlGaN MQW層110上に組成の異なるp型窒化物半導体層としてp−AlGaN層112を結晶成長させ、さらにp−AlGaN層112上にp−GaN層114を結晶成長させて、多層膜の積層構造を有している。
また、n型電極116は、n−AlGaN層108上に形成されており、一方、p型電極118は、p−GaN層114上に形成されている。
なお、n型電極116ならびにp型電極118の表面には、金パッドを形成するようにしてもよい。
こうした横型発光ダイオード100は、上記において説明した構造を備えており、n型電極116とp型電極118とに電流を流すことにより発光し、サファイア基板102の下面側から深紫外波長域の光L1が出力される。
なお、n型電極116を形成する際には、サファイア基板102が絶縁性基板であるため、結晶成長によりp−GaN層114まで各層がサファイア基板102上に形成された結晶を、上方向から部分的にn型窒化物半導体層たるn−AlGaN層108が露出するまでエッチングし、部分的に表面に露出したn−AlGaN層108上にn型電極116を形成する。
また、この横型発光ダイオード100を作製する際における結晶成長においては、サファイア基板102とn型窒化物半導体層との結晶格子不整合を緩和させて良質のn型窒化物半導体層を結晶成長させるために、上記において説明したように、サファイア基板102上にバッファー層としてAlNバッファー層104を設けており、また、p−AlGaN層112上には良質のp接合を得るために接合層としてp−GaN層114を結晶成長させて形成している。
次に、図2には横型発光ダイオードの構造の他の例が示されており、この図2に示す横型発光ダイオード200は、白色光を出力するように構成されている。
この横型発光ダイオード200は、有機金属気相成長法あるいは分子線エピタキシー法などを用いて、サファイア基板202上にバッファー層としてGaNバッファー層204を結晶成長させ、さらにGaNバッファー層204上に窒化物半導体層としてInGaN層206を結晶成長させ、さらにInGaN層206上にn型窒化物半導体層としてn−InGaN層208を結晶成長させ、さらにn−InGaN層208上に発光層としてInGaN MQW層210を結晶成長させ、さらにInGaN MQW層210上に組成の異なるp型窒化物半導体層としてp−InGaN層212を結晶成長させ、さらにp−InGaN層212上にp−GaN層214を結晶成長させて、多層膜の積層構造を有している。
また、n型電極216は、n−InGaN層208上に形成されており、一方、p型電極218は、p−GaN層214上に形成されている。
なお、n型電極216ならびにp型電極218の表面には、金パッドを形成するようにしてもよい。
こうした横型発光ダイオード200は、上記において説明した構造を備えており、n型電極216とp型電極218とに電流を流すことにより発光し、サファイア基板202の下面側から白色の光L2が出力される。
なお、n型電極216を形成する際には、サファイア基板202が絶縁性基板であるため、結晶成長によりp−GaN層214まで各層がサファイア基板202上に形成された結晶を、上方向から部分的にn型窒化物半導体層たるn−InGaN層208が露出するまでエッチングし、部分的に表面に露出したn−InGaN層208上にn型電極216を形成する。
また、この横型発光ダイオード200を作製する際における結晶成長においては、サファイア基板202とn型窒化物半導体層との結晶格子不整合を緩和させて良質のn型窒化物半導体層を結晶成長させるために、上記において説明したように、サファイア基板202上にバッファー層としてGaNバッファー層204を設けており、また、p−InGaN層212上には良質のp接合を得るために接合層としてp−GaN層214を結晶成長させて形成している。
しかしながら、上記において説明したような各種の横型発光ダイオードにおいては、n型電極を形成するために結晶を一部エッチングする必要があるので、その製作工程が煩雑かつ複雑なものとなっていた。
即ち、横型発光ダイオードの作製にあたっては、p型窒化物半導体層よりなる接合層まで結晶成長によりサファイア基板上に各層が形成された結晶に対し、例えば、以下の第1工程から第20工程に示す20ほどの工程を行う必要があった。
第1工程:ダイシング/ マーキング
第2工程:基板洗浄
第3工程:p型活性化アニール
第4工程:フォトリソグラフィー
第5工程:反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etc
hing)
n型電極を形成するために結晶の一部をn型窒化物半導体層が露出する
までエッチングする。
第6工程:レジスト除去(例えば、アセトンや剥離液106を使用する。)
第7工程:洗浄
第8工程:酸化膜除去
第9工程:フォトリソグラフィー
第10工程:アッシング
第11工程:n型電極蒸着
第12工程:リフトオフ
第13工程:シンタリング
第14工程:フォトリソグラフィー
第15工程:p型電極蒸着
第16工程:リフトオフ
第17工程:シンタリング
第18工程:フォトリソグラフィー
第19工程:n型電極上およびp型電極上へ金パッド形成
第20工程:リフトオフ
上記したように、横型発光ダイオードの作製にあたっては、極めて煩雑かつ複雑なデバイスプロセスが必要であるため、作製に際しての歩留まりが低下するとともに、作製コストが上昇するという問題点が指摘されていた。
上記した横型発光ダイオードにおける問題点に鑑みて、近年においては、p型電極が基板の上面側から配置されるとともにn型電極が基板の下面側から配置された縦型発光ダイオードが提案されている。
ここで、図3には縦型発光ダイオードの構造の一例が示されており、この図3に示す縦型発光ダイオード300は、白色光を出力するように構成されている。
なお、図3に示す縦型発光ダイオード300において、図2に示す横型発光ダイオード200の構成と同一または相当する構成については、図2において用いた符号と同一の符号を付して示すことにより、その詳細な構成ならびに作用の説明は省略する。
即ち、縦型発光ダイオード300は、横型発光ダイオード200の場合と同様にp型窒化物半導体層よりなる接合層であるp−GaN層214まで結晶成長によりサファイア基板202上に各層が形成された結晶について、絶縁体であるサファイア基板202をレーザー剥離などの技術を用いて剥離するとともに、GaNバッファー層204およびInGaN層206をエッチングしてn型窒化物半導体層であるn−InGaN層208を露出させて、露出したn−InGaN層208の表面にストライプ状にn型電極302を形成している。
即ち、サファイア基板202の下面側からn型窒化物半導体層たるn−InGaN層208にn型電極302を形成するようにして、LED構造を構成したものである。
なお、p型電極218については、上記した横型発光ダイオード200と同様な構成を備えているものである。
こうした縦型発光ダイオード300は、上記において説明した構造を備えており、n型電極302とp型電極218とに電流を流すことにより発光し、n−InGaN層208の下面側から白色の光L3が出力される。
上記において説明したような縦型発光ダイオードは、大面積化ならびに高出力化が期待され、可視光の波長領域においては一部実用化されつつある。
しかしながら、上記した従来の縦型発光ダイオードは、絶縁体である基板をレーザー剥離などの技術を用いて剥離したり、バッファー層などをエッチングする必要があり、この際の剥離やエッチングによりn型窒化物半導体層に欠陥が生成されるという問題点が指摘されていた。
なお、本願出願人が特許出願のときに知っている先行技術は、文献公知発明に係る発明ではないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
本発明は、従来の技術の上記したような種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基板を剥離したりバッファー層などをエッチングしたりする必要のない縦型発光ダイオードおよび結晶成長方法を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、発光層を挟むようにして窒化物半導体層を積層する基板として、n型不純物を高濃度(例えば、1×1016cm−3から1×1021cm−3)でドーピングされた導電性(例えば、抵抗率が0.00001Ωから100Ω)を備えたn基板、例えば、nシリコン(Si)基板などを用いるようにしたものである。
即ち、本発明によれば、基板としてn基板を用いているので、n型電極をn基板の表面に直接形成することができるため、基板を剥離したりバッファー層などをエッチングしたりする必要がない。
従って、基板の剥離やバッファー層などのエッチングによるn型窒化物半導体層への欠陥生成の恐れがなくなるとともに、素子作製プロセスがきわめて簡易になり、作製に際しての歩留まりの向上を図ることができるとともに、作製コストを低減することができるようになる。
ここで、n基板、例えば、n−Si基板上での窒化物半導体のエピタキシャル結晶成長は、Siと窒化物半導体との格子定数の差の大きさが、サファイアと窒化物半導体との格子定数の差に比べ大変大きく、さらにSiと窒化物半導体との熱膨張係数の差も大きいため、窒化物半導体にクラックが入るなどその結晶成長は大変困難であった。
本発明は、n−Si基板などのn基板上に形成するバッファー層上に積層する窒化物半導体層に微小な穴を多数形成し、その穴によって結晶成長中に発生するひずみを緩和して、当該窒化物半導体層上に積層される窒化物半導体層にクラックが入らないようにしたものである。
即ち、本発明は、基板上に発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層を有し、波長が200nmから1.3μmの光を出力する縦型発光ダイオードであって、上記基板が、n型不純物を高濃度でドーピングされて抵抗率が100Ω以下の導電性を備え、かつ、厚みが100μmから5000μmであるn基板であるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n基板にn型電極を形成したものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n基板上に、バッファー層が形成され、上記バッファー層上に、微小な穴を多数有するn型窒化物半導体層が形成され、上記n型窒化物半導体層上に、発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層を有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n基板は、厚みが100μmから5000μmのSi基板であるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n基板は、厚みが100μmから5000μmのSiC基板、Ni基板、Ge基板、GaAs基板、InP基板、ZnO基板、GaO基板、AlAs基板、GaN基板、AlN基板またはInN基板であるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記バッファー層は、n−AlNバッファー層であり、上記微小な穴を多数有するn型窒化物半導体層は、n−AlN層であり、上記発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層のうち上記n−AlN層上に形成された上記窒化物半導体層は、n−AlGaN層であり、上記発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層のうち上記発光層上に形成された上記窒化物半導体層は、p−AlGaN層であり、上記発光層は、AlGaN MQW層であり、波長が200nmから360nmの光を出力するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記p−AlGaN層上にp−GaN層を形成し、上記p−GaN層上にストライプ形状のp型電極を形成し、上記p型電極側から波長が200nmから360nmの光を出力するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記バッファー層は、n−GaNバッファー層であり、上記微小な穴を多数有するn型窒化物半導体層は、n−GaN層であり、上記発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層のうち上記n−GaN層上に形成された上記窒化物半導体層は、n−InGaN層であり、上記発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層のうち上記発光層上に形成された上記窒化物半導体層は、p−InGaN層であり、上記発光層は、InGaN MQW層であり、波長が360nmから1.3μmの光を出力するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記p−InGaN層上にp−GaN層を形成し、上記p−GaN層上にストライプ形状のp型電極を形成し、上記p型電極側から波長が360nmから1.3μmの光を出力するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n−Si基板を形成する際のn型ドーパントのSiは、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)またはSiHCl、Si(OCHであるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n−AlNバッファー層、上記n−AlN層、上記n−AlGaN層、上記AlGaN MQW層および上記p−AlGaNを形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはEADCであり、Gaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであり、n型ドーパントのSiは、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)、SiHClまたはSi(OCHであり、p型ドーパントのMgは、MgまたはCPMGであり、p型ドーパントの亜鉛は、ZnまたはDEZnであり、p型ドーパントのカドミウムは、Cdであり、p型ドーパントのカルシウムは、Caであり、p型ドーパントのベリリウムは、Beまたは[(MeOp)Be]であり、p型ドーパントの炭素は、C、CH、C、CまたはCであるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記p−GaN層を形成する際のGaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであり、p型ドーパントのMgは、MgまたはCPMGであり、p型ドーパントの亜鉛は、ZnまたはDEZnであり、p型ドーパントのカドミウムは、Cdであり、p型ドーパントのカルシウムは、Caであり、p型ドーパントのベリリウムは、Beまたは[(MeOp)Be]であり、p型ドーパントの炭素は、C、CH、C、CまたはCであるようにしたものである。
また、本発明は、発光層を挟むようにして積層される窒化物半導体層を有する複数の層を基板上に結晶成長させる結晶成長方法において、上記基板上にバッファー層を形成する際に、成長温度を900℃から1100℃とし、厚みを0.01μmから0.5μmとするようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記バッファー層は、n−AlNバッファー層であり、上記n−AlNバッファー層を形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはであり、Nの原料は、NHであり、n型ドーパントのSiは、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)、SiHClまたはSi(OCHであるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記バッファー層上にn型窒化物半導体層を形成する際に、成長温度を900℃から1150℃とし、厚みを0.3μmから3.0μmとするようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n型窒化物半導体層は、n−AlN層であり、上記n−AlN層を形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはであり、Nの原料は、NHであり、n型ドーパントのSiは、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)、SiHClまたはSi(OCHであるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n型窒化物半導体層上に上記発光層を挟むようにして積層される窒化物半導体層のうち上記n型窒化物半導体層と上記発光層との間に形成されるn型窒化物半導体を形成する際に、成長温度を1000℃から1180℃とし、厚みを0.8μmから3.0μmとするようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n型窒化物半導体層と上記発光層との間に形成される上記n型窒化物半導体は、n−AlGaN層であり、上記n−AlGaN層を形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはEADCであり、Gaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであり、n型ドーパントのSiは、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)、SiHClまたはSi(OCHであるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n型窒化物半導体層上に上記発光層を挟むようにして積層される窒化物半導体層のうち上記発光層上に形成されるp型窒化物半導体を形成する際に、成長温度を1000℃から1100℃とし、厚みを0.1μmから1.0μmとするようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記発光層上に形成されるp型窒化物半導体は、p−AlGaN層であり、上記p−AlGaN層を形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはEADCであり、Gaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであり、p型ドーパントのMgは、MgまたはCPMGであり、p型ドーパントの亜鉛は、ZnまたはDEZnであり、p型ドーパントのカドミウムは、Cdであり、p型ドーパントのカルシウムは、Caであり、p型ドーパントのベリリウムは、Beまたは[(MeOp)Be]であり、p型ドーパントの炭素は、C、CH、C、CまたはCであるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記発光層を形成する際に、成長温度を1100℃から1200℃とし、厚みを0.1μmから0.5μmとするようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記発光層は、AlGaN MQW層であり、上記AlGaN MQW層を形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはEADCであり、Gaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであるようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n型窒化物半導体層上に上記発光層を挟むようにして積層される窒化物半導体層上にp型窒化物半導体を形成する際に、成長温度を900℃から1000℃とし、厚みを0.02μmから0.1μmとするようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記n型窒化物半導体層上に上記発光層を挟むようにして積層される窒化物半導体層上にp型窒化物半導体は、p−GaN層であり、上記p−GaN層を形成する際のGaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであり、p型ドーパントのMgは、MgまたはCPMGであり、p型ドーパントの亜鉛は、ZnまたはDEZnであり、p型ドーパントのカドミウムは、Cdであり、p型ドーパントのカルシウムは、Caであり、p型ドーパントのベリリウムは、Beまたは[(MeOp)Be]であり、p型ドーパントの炭素は、C、CH、C、CまたはCであるようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、基板を剥離したりバッファー層などをエッチングしたりする必要のない縦型発光ダイオードおよび結晶成長方法を提供することができるようになるという優れた効果を奏する。

図1は、深紫外波長域の光を出力する従来の横型発光ダイオードの断面構造の一例を示す構成説明図である。 図2は、白色光を出力する従来の横型発光ダイオードの断面構造の一例を示す構成説明図である。 図3は、白色光を出力する従来の縦型発光ダイオードの断面構造の一例を示す構成説明図である。 図4は、深紫外波長域の光を出力する本発明の実施の形態の一例による縦型発光ダイオードの断面構造の一例を示す構成説明図である。 図5は、図4に示す縦型発光ダイオードを作製する際の原料ならびに結晶の成長条件の一例を示す図表である。 図6は、本発明による結晶成長の様子を模式的に示す説明図ならびに電子顕微鏡写真である。 図7は、本発明による結晶成長の様子を模式的に示す説明図である。 図8は、本発明による結晶成長方法によりn−AlN層に形成された穴の状態を示す電子顕微鏡写真である。 図9は、図4に示す縦型発光ダイオードの電流−電圧特性(I−V特性)および電流−光出力特性(I−L特性)を測定するための測定システムの説明図ならびに電流−電圧特性(I−V特性)および電流−光出力特性(I−L特性)の測定結果を示すグラフである。 図10は、n−AlNバッファー層、n−AlN層、n−AlGaN層、AlGaN MQW層、p−AlGaN層ならびにp−GaN層を形成する際のAl、GaならびにNの原料の一例を示す図表である。 図11は、n−Si基板、n−AlNバッファー層、n−AlN層ならびにn−AlGaN層を形成する際のn型ドーパントの一例を示す図表である。 図12は、p−AlGaN層ならびにp−GaN層を形成する際のp型ドーパントの一例を示す図表である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による縦型発光ダイオードおよび結晶成長方法の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
ここで、図4には本発明の実施の形態の一例による縦型発光ダイオードの構造の一例が示されており、また、図5には図4に示す縦型発光ダイオードを作製する際の原料ならびに結晶の成長条件を示す表が示されている。
なお、図4に示す縦型発光ダイオード10は、深紫外波長域の光を出力するように構成された縦型発光ダイオード、即ち、縦型深紫外発光ダイオードである。
この縦型発光ダイオード10は、発光層を挟むようにして窒化物半導体層を積層する基板として、n型不純物を高濃度(例えば、1×1016cm−3から1×1021cm−3)でドーピングされた導電性(例えば、抵抗率が0.00001Ωから100Ω)を備えたnシリコン基板(n−Si基板)12を用いている。
そして、このn−Si基板12の厚さは、例えば、100μmから5000μmとすることが好ましい。
そして、縦型発光ダイオード10は、有機金属気相成長法あるいは分子線エピタキシー法などを用いて、図5に示す原料ならびに結晶の成長条件により、n−Si基板12上にバッファー層としてn型窒化物半導体層であるn−AlNバッファー層14を結晶成長させ、さらにn−AlNバッファー層14上にエピタキシャルに組成の異なるn型窒化物半導体層としてn−AlN層16を結晶成長させ、さらにn−AlN層16上にn型窒化物半導体層としてn−AlGaN層18を結晶成長させ、さらにn−AlGaN層18上に発光層としてAlGaN MQW層20を結晶成長させ、さらにAlGaN MQW層20上に組成の異なるp型窒化物半導体層としてp−AlGaN層22を結晶成長させ、さらにp−AlGaN層22上にp−GaN層24を結晶成長させて、多層膜の積層構造を有している。
より詳細には、n−AlNバッファー層14を結晶成長させるときには、原料としてTMAl、NHおよびTESiを用い、900℃から1100℃の温度で厚み0.01μmから0.5μmに結晶成長させることが好ましい。
また、n−AlN層16を結晶成長させるときには、原料としてTMAl、NHおよびTESiを用い、900℃から1150℃の温度で厚み0.3μmから3.0μmに結晶成長させることが好ましい。
また、n−AlGaN層18を結晶成長させるときには、原料としてTMAl、NH、TMGaおよびTESiを用い、1000℃から1180℃の温度で厚み0.8μmから3.0μmに結晶成長させることが好ましい。
また、AlGaN MQW層20を結晶成長させるときには、原料としてTMAl、NHおよびTMGaを用い、1100℃から1200℃の温度で厚み0.1μmから0.5μmに結晶成長させることが好ましい。
また、p−AlGaN層22を結晶成長させるときには、原料としてTMAl、NH、TMGaおよびCpMgを用い、1000℃から1100℃の温度で厚み0.1μmから1.0μmに結晶成長させることが好ましい。
また、p−GaN層24を結晶成長させるときには、原料としてNH、TMGaおよびCpMgを用い、900℃から1000℃の温度で厚み0.02μmから0.1μmに結晶成長させることが好ましい。
なお、図10に示すように、上記したn−AlNバッファー層14、n−AlN層16、n−AlGaN層18、AlGaN MQW層20、p−AlGaN層22ならびにp−GaN層24を形成する際のAlの原料としては、例えば、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASC、EADCなどを用いることができ、また、Gaの原料としては、例えば、Ga、TMGa、TEGa、GaClなどを用いることができ、また、Nの原料としては、例えば、NHなどを用いることができる。
また、図11に示すように、n−Si基板12、n−AlNバッファー層14、n−AlN層16ならびにn−AlGaN層18を形成する際のn型ドーパントのSiとしては、例えば、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)、SiHCl、Si(OCHなどを用いることができる。
また、図12に示すように、p−AlGaN層22ならびにp−GaN層24を形成する際のp型ドーパントのMgとしては、例えば、Mg、CPMGなどを用いることができ、また、p型ドーパントの亜鉛としては、例えば、Zn、DEZnなどを用いることができ、また、p型ドーパントのカドミウムとしては、例えば、Cdなどを用いることができ、また、p型ドーパントのカルシウムとしては、例えば、Caなどを用いることができ、また、p型ドーパントのベリリウムとしては、例えば、Be、[(MeOp)Be]などを用いることができ、また、p型ドーパントの炭素としては、例えば、C、CH、C、C、Cなどを用いることができる。
そして、n型電極26は、n−Si基板12の下面に直接形成され、p型電極28は、p−GaN層24上に形成される。
ここで、縦型発光ダイオード10においては、後述するようにn−Si基板12の上方側から光を取り出すために、上記のようにして多層膜の積層構造を作製した後に、p−GaN層24がストライプ状を形成するようにエッチングされており、こうしたストライプ形状のp−GaN層24上にp型電極28が形成される。
なお、n型電極26ならびにp型電極28の表面には、金パッドを形成するようにしてもよい。
また、縦型発光ダイオード10においては、n−Si基板12上にバッファー層としてn−AlNバッファー層14を設けており、また、p−AlGaN層22上には良質のp接合を得るために接合層としてp−GaN層24を結晶成長させて形成している。
こうした縦型発光ダイオード10は、上記において説明した構造を備えており、n型電極26とp型電極28とに電流を流すことにより発光し、n−Si基板12の上面側から深紫外波長域の光L4が出力される。
上記した縦型発光ダイオード10において、X線解析によりAlGaN(002)の半値幅は832であり、n−AlGaN層18の組成比はn−Al0.45Ga0.55Nであり、p−AlGaN層22の組成比はp−Al0.24Ga0.76Nであり、縦型発光ダイオード10の量子井戸は310nmでの発光を前提に設計されている。
また、上記した縦型発光ダイオード10においては、AlとGaとの組成比を変えることにより、出力される光の波長を深紫外領域である200nmから360nmまで変えることができるようになる。
ここで、図6乃至図8を参照しながら説明すると、図5に示す厚みと温度に関する成長条件により作製された縦型発光ダイオード10においては、n−Si基板12上に、微小な突起を備えたn−AlNバッファー層14が形成される。
そして、n−AlNバッファー層14上には、例えば、約2.3×10個/cmの密度で厚さ方向(上下方向)に貫通した微小な穴が多数形成されたn−AlN層16が積層される。
このようにn−AlN層16に穴を形成することにより、その穴によって結晶成長中に発生するひずみが緩和されて、n−AlN層16上に積層される窒化物半導体層であるn−AlGaN層18、AlGaN MQW層20、p−AlGaN層22およびp−GaN層24にクラックが入ることがなく、極めて高品質の結晶を作製することができる。
なお、n−Si基板12などのn基板上に形成されたバッファー層上に積層される窒化物半導体層に穴が形成されていない従来の技術によれば、穴が形成されていない窒化物半導体層上に積層される各窒化物半導体層にクラックが入り、品質の高い結晶を作製することができないことが知られている。
次に、上記した縦型発光ダイオード10の作製にあたっては、p型窒化物半導体層よりなる接合層であるp−GaN層24まで結晶成長によりn−Si基板12上に各層が形成された結晶に対し、例えば、以下の第1工程から第9工程に示す僅か9つの工程を行うだけでよい。
第1工程:ダイシング/ マーキング
第2工程:基板洗浄
第3工程:p型活性化アニール
第4工程:反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etc
hing)
光取り出しのためにp−AlGaN層22の一部をエッチングする。
第5工程:酸化膜除去
第6工程:シンタリング
第7工程:p型電極蒸着
第8工程:シンタリング
第9工程:n型電極上蒸着
上記したように、縦型発光ダイオード10の作製にあたっては、僅か9工程という短い工程を行えばよく、基板の剥離やバッファー層などのエッチングによるn型窒化物半導体層への欠陥生成の恐れがなくなるとともに、素子作製プロセスがきわめて簡易になり、作製に際しての歩留まりの向上を図ることができるとともに、作製コストを低減することができるようになる。
特に、上記において説明した従来の技術による横型発光ダイオードの作製プロセスと比較すると、本発明による手法によれば、一番時間のかかるフォトリソグラフィープロセスが一切必要でなくなり、また、それに伴うリフトオフプロセスも一切必要でなくなるので、作製時間の大幅な短縮化を図ることが可能となる。
また、反応性イオンエッチングプロセスについても、従来の技術による横型発光ダイオードの作製プロセスでは1μm程度掘る必要があったが、本発明による手法ではp−AlGaN層の厚さである20nm程度掘ればよいので、極めて短時間で処理が可能となる。
こうしたことより、従来の技術による横型発光ダイオードの作製プロセスでは通常4日程度かかって完成していたところを、本発明による縦型発光ダイオード10の作製プロセスでは1日で完成できるようになる。
次に、本願発明者によって、上記した縦型発光ダイオード10を用いて測定された電流−電圧特性(I−V特性)および電流−光出力特性(I−L特性)について説明する。
ここで、図9には、図4に示す縦型発光ダイオードの電流−電圧特性(I−V特性)および電流−光出力特性(I−L特性)を測定するための測定システムの説明図ならびに電流−電圧特性(I−V特性)および電流−光出力特性(I−L特性)の測定結果を示すグラフが示されている。
この図9に示す電流−電圧特性(I−V特性)のグラフからは、ヘテロ構造に由来するp−n接合特性が確認される。
また、図9に示す電流−光出力特性(I−L特性)のグラフならびに目視による発光観察からは、電流−光出力特性(I−L特性)に見合った発光が確認された。
以上において説明したように、本発明によれば、発光層を挟むようにして窒化物半導体層を積層する基板として、n型不純物を高濃度(例えば、1×1016cm−3から1×1021cm−3)でドーピングされた導電性(例えば、抵抗率が0.00001Ωから100Ω)を備えたn基板を用いているので、n型電極をn基板の表面に直接形成することができるため、基板を剥離したりバッファー層などをエッチングしたりする必要がなく、基板の剥離やバッファー層などのエッチングによるn型窒化物半導体層への欠陥生成の恐れがなくなるとともに、素子作製プロセスがきわめて簡易になり、作製に際しての歩留まりの向上を図ることができるとともに、作製コストを低減することができるようになる。
また、本発明による結晶成長方法によれば、n型不純物を高濃度(例えば、1×1016cm−3から1×1021cm−3)でドーピングされた導電性(例えば、抵抗率が0.00001Ωから100Ω)を備えたn基板上に形成するバッファー層上に積層する窒化物半導体層に微小な穴を多数形成し、その穴によって結晶成長中に発生するひずみを緩和して、当該窒化物半導体層上に積層される窒化物半導体層にクラックが入らないようにすることができ、極めて高品質な結晶を作製することができる。
〔他の実施の形態〕
(1)上記した実施の形態においては、n基板としてnSi基板を用いた例について説明したが、本発明においてn基板として用いることのできる基板はnSi基板に限られるものではなく、n型不純物が高濃度(例えば、1×1016cm−3から1×1021cm−3)でドーピングされた導電性(例えば、抵抗率が0.00001Ωから100Ω)を備えた各種材料よりなる基板、例えば、SiC、Ni、Ge、GaAs、InP、ZnO、GaO、AlAs、GaN、AlNあるいはInNなどの基板を用いることができる。
また、上記した各種材料よりなる基板の厚みは、100μmから5000μmとすることが好ましい。
(2)上記した実施の形態においては、波長が深紫外領域の光を出力する場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではないことは勿論である。
即ち、出力される光の波長領域が可視ならびにそれより長波長とするためには、図4に示す層の構成において、n−AlNバッファー層14をn−GaNバッファー層に変え、n−AlN層16をn−GaN層に変え、n−AlGaN層18をn−InGaN層に変え、AlGaN MQW層20をInGaN MQW層に変え、p−AlGaN層22をp−InGaN層に変えればよい。なお、p−GaN層24は、変更することなくそのまま用いればよい。
そして、InとGaとの組成比を変えることにより、出力される光の波長を360nmから1.3μmまで変えることができるようになる。
また、図4に示す層の構成において、n−AlN層14をn−GaN層に変え、n−AlN層16をn−GaN層に変え、n−AlGaN層18をn−InGaN層に変え、AlGaN MQW層20をInGaN MQW層に変え、p−AlGaN層22をp−InGaN層に変える際の結晶成長条件の厚みおよび温度については、それぞれ対応するn−AlN層14、n−AlN層16、n−AlGaN層18、AlGaN MQW層20ならびにp−AlGaN層22を結晶成長させる際の結晶成長条件の厚みおよび温度(図5を参照する。)を用いればよい。
(3)上記した実施の形態においては、キャリアブロック層については特に言及していないが、キャリアブロック層については設けるようにしてもよいし設けなくてもよく、キャリアブロック層の有無については素子設計者が適宜に選択すればよい。
(4)上記した実施の形態においては、n−AlN層16に形成される穴の密度が約2.3×10個/cmとなるように結晶成長させたが、n−AlN層16に形成される穴の密度はこれに限られるものではなく、例えば、1×10個/cmを基準として1×10個/cmから1×10個/cmの範囲で適宜に設定すればよい。
(5)上記した実施の形態ならびに上記(1)乃至(4)に示す他の実施の形態は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、深紫外領域から可視ならびにそれより長波長の各種波長域の光を出力する発光素子として多様な用途で利用することができるものである。
10 縦型発光ダイオード
12 nシリコン基板(n−Si基板)
14 n−AlNバッファー層
16 n−AlN層
18 n−AlGaN層
20 AlGaN MQW層
22 p−AlGaN層
24 p−GaN層
26 n型電極
28 p型電極
100 横型発光ダイオード
102 サファイア基板
104 AlNバッファー層
106 n−AlN層
108 n−AlGaN層
110 AlGaN MQW層
112 p−AlGaN層
114 p−GaN層
116 n型電極
118 p型電極
200 横型発光ダイオード
202 サファイア基板
204 GaNバッファー層
206 InGaN層
208 n−InGaN層
210 InGaN MQW層
212 p−InGaN層
214 p−GaN層
216 n型電極
218 p型電極
300 縦型発光ダイオード
302 n型電極

Claims (24)

  1. 基板上に発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層を有し、波長が200nmから1.3μmの光を出力する縦型発光ダイオードであって、
    前記基板が、n型不純物を高濃度でドーピングされて抵抗率が100Ω以下の導電性を備え、かつ、厚みが100μmから5000μmであるn基板である
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  2. 請求項1に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記n基板にn型電極を形成した
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  3. 請求項1または2のいずれか1項に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記n基板上に、バッファー層が形成され、
    前記バッファー層上に、微小な穴を多数有するn型窒化物半導体層が形成され、
    前記n型窒化物半導体層上に、発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層を有する
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  4. 請求項1、2または3のいずれか1項に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記n基板は、厚みが100μmから5000μmのSi基板である
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  5. 請求項1、2または3のいずれか1項に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記n基板は、厚みが100μmから5000μmのSiC基板、Ni基板、Ge基板、GaAs基板、InP基板、ZnO基板、GaO基板、AlAs基板、GaN基板、AlN基板またはInN基板である
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  6. 請求項1、2、3、4または5のいずか1項に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記バッファー層は、n−AlNバッファー層であり、
    前記微小な穴を多数有するn型窒化物半導体層は、n−AlN層であり、
    前記発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層のうち前記n−AlN層上に形成された前記窒化物半導体層は、n−AlGaN層であり、
    前記発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層のうち前記発光層上に形成された前記窒化物半導体層は、p−AlGaN層であり、
    前記発光層は、AlGaN MQW層であり、
    波長が200nmから360nmの光を出力する
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  7. 請求項6に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記p−AlGaN層上にp−GaN層を形成し、
    前記p−GaN層上にストライプ形状のp型電極を形成し、
    前記p型電極側から波長が200nmから360nmの光を出力する
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  8. 請求項1、2、3、4または5のいずか1項に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記バッファー層は、n−GaNバッファー層であり、
    前記微小な穴を多数有するn型窒化物半導体層は、n−GaN層であり、
    前記発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層のうち前記n−GaN層上に形成された前記窒化物半導体層は、n−InGaN層であり、
    前記発光層を挟むようにして積層された窒化物半導体層のうち前記発光層上に形成された前記窒化物半導体層は、p−InGaN層であり、
    前記発光層は、InGaN MQW層であり、
    波長が360nmから1.3μmの光を出力する
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  9. 請求項8に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記p−InGaN層上にp−GaN層を形成し、
    前記p−GaN層上にストライプ形状のp型電極を形成し、
    前記p型電極側から波長が360nmから1.3μmの光を出力する
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9のいずれか1項に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記n−Si基板を形成する際のn型ドーパントのSiは、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)またはSiHCl、Si(OCHである
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  11. 請求項6に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記n−AlNバッファー層、前記n−AlN層、前記n−AlGaN層、前記AlGaN MQW層および前記p−AlGaNを形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはEADCであり、Gaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであり、n型ドーパントのSiは、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)、SiHClまたはSi(OCHであり、p型ドーパントのMgは、MgまたはCPMGであり、p型ドーパントの亜鉛は、ZnまたはDEZnであり、p型ドーパントのカドミウムは、Cdであり、p型ドーパントのカルシウムは、Caであり、p型ドーパントのベリリウムは、Beまたは[(MeOp)Be]であり、p型ドーパントの炭素は、C、CH、C、CまたはCである
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  12. 請求項7に記載の縦型発光ダイオードにおいて、
    前記p−GaN層を形成する際のGaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであり、p型ドーパントのMgは、MgまたはCPMGであり、p型ドーパントの亜鉛は、ZnまたはDEZnであり、p型ドーパントのカドミウムは、Cdであり、p型ドーパントのカルシウムは、Caであり、p型ドーパントのベリリウムは、Beまたは[(MeOp)Be]であり、p型ドーパントの炭素は、C、CH、C、CまたはCである
    ことを特徴とする縦型発光ダイオード。
  13. 発光層を挟むようにして積層される窒化物半導体層を有する複数の層を基板上に結晶成長させる結晶成長方法において、
    前記基板上にバッファー層を形成する際に、成長温度を900℃から1100℃とし、厚みを0.01μmから0.5μmとする
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  14. 請求項11に記載の結晶成長方法において、
    前記バッファー層は、n−AlNバッファー層であり、
    前記n−AlNバッファー層を形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはであり、Nの原料は、NHであり、n型ドーパントのSiは、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)、SiHClまたはSi(OCHである
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  15. 請求項13または14のいずれか1項に記載の結晶成長方法において、
    前記バッファー層上にn型窒化物半導体層を形成する際に、成長温度を900℃から1150℃とし、厚みを0.3μmから3.0μmとする
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  16. 請求項15に記載の結晶成長方法において、
    前記n型窒化物半導体層は、n−AlN層であり、
    前記n−AlN層を形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはであり、Nの原料は、NHであり、n型ドーパントのSiは、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)、SiHClまたはSi(OCHである
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  17. 請求項13、14、15または16のいずれか1項に記載の結晶成長方法において、
    前記n型窒化物半導体層上に前記発光層を挟むようにして積層される窒化物半導体層のうち前記n型窒化物半導体層と前記発光層との間に形成されるn型窒化物半導体を形成する際に、成長温度を1000℃から1180℃とし、厚みを0.8μmから3.0μmとする
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  18. 請求項17に記載の結晶成長方法において、
    前記n型窒化物半導体層と前記発光層との間に形成される前記n型窒化物半導体は、n−AlGaN層であり、
    前記n−AlGaN層を形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはEADCであり、Gaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであり、n型ドーパントのSiは、Si、SiHCl、RSiO−(RSiO)−SiR、TMS、SiH(CH、CHSiH、SiH(CH、Si、HSi、SiH、SiH(CH)、SiHClまたはSi(OCHである
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  19. 請求項13、14、15、16、17または18のいずれか1項に記載の結晶成長方法において、
    前記n型窒化物半導体層上に前記発光層を挟むようにして積層される窒化物半導体層のうち前記発光層上に形成されるp型窒化物半導体を形成する際に、成長温度を1000℃から1100℃とし、厚みを0.1μmから1.0μmとする
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  20. 請求項19に記載の結晶成長方法において、
    前記発光層上に形成されるp型窒化物半導体は、p−AlGaN層であり、
    前記p−AlGaN層を形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはEADCであり、Gaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであり、p型ドーパントのMgは、MgまたはCPMGであり、p型ドーパントの亜鉛は、ZnまたはDEZnであり、p型ドーパントのカドミウムは、Cdであり、p型ドーパントのカルシウムは、Caであり、p型ドーパントのベリリウムは、Beまたは[(MeOp)Be]であり、p型ドーパントの炭素は、C、CH、C、CまたはCである
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  21. 請求項13、14、15、16、17、18、19または20のいずれか1項に記載の結晶成長方法において、
    前記発光層を形成する際に、成長温度を1100℃から1200℃とし、厚みを0.1μmから0.5μmとする
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  22. 請求項21に記載の結晶成長方法において、
    前記発光層は、AlGaN MQW層であり、
    前記AlGaN MQW層を形成する際のAlの原料は、Al、TMAl、TEAl、AlCl、DEAC、EASCまたはEADCであり、Gaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHである
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  23. 請求項13、14、15、16、17、18、19、20、21または22のいずれか1項に記載の結晶成長方法において、
    前記n型窒化物半導体層上に前記発光層を挟むようにして積層される窒化物半導体層上にp型窒化物半導体を形成する際に、成長温度を900℃から1000℃とし、厚みを0.02μmから0.1μmとする
    ことを特徴とする結晶成長方法。
  24. 請求項23に記載の結晶成長方法において、
    前記n型窒化物半導体層上に前記発光層を挟むようにして積層される窒化物半導体層上にp型窒化物半導体は、p−GaN層であり、
    前記p−GaN層を形成する際のGaの原料は、Ga、TMGa、TEGaまたはGaClであり、Nの原料は、NHであり、p型ドーパントのMgは、MgまたはCPMGであり、p型ドーパントの亜鉛は、ZnまたはDEZnであり、p型ドーパントのカドミウムは、Cdであり、p型ドーパントのカルシウムは、Caであり、p型ドーパントのベリリウムは、Beまたは[(MeOp)Be]であり、p型ドーパントの炭素は、C、CH、C、CまたはCである
    ことを特徴とする結晶成長方法。
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