JP2014234185A - 詰め替え容器 - Google Patents
詰め替え容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014234185A JP2014234185A JP2013116079A JP2013116079A JP2014234185A JP 2014234185 A JP2014234185 A JP 2014234185A JP 2013116079 A JP2013116079 A JP 2013116079A JP 2013116079 A JP2013116079 A JP 2013116079A JP 2014234185 A JP2014234185 A JP 2014234185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- cylinder
- connecting piece
- nozzle
- refill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
Description
また、中栓の注出口を開封した後に、該中栓に対して本容器の口部を螺着するため、その螺合作業中に誤って詰め替え容器を倒すと、詰め替え容器内の内容物がこぼれ出るおそれがあった。
更に、中栓に本容器の口部を螺着する際には、該本容器を倒立姿勢にするため、本容器内に内容物が残留していると、該内容物がこぼれるおそれがある。従って、本容器内の内容物を使い切った後でないと、詰め替え作業を行い難かった。
(1)本発明に係る詰め替え容器は、本容器の注入口内に差し込み可能とされ、且つ先端部に注出口が形成されたノズル筒を有し、前記本容器に詰め替える内容物が内部に収容される容器本体と、前記注出口を閉塞すると共に少なくとも一部が破断可能な弱化部で囲まれた閉塞板と、前記ノズル筒に外嵌されると共に、該ノズル筒に対する容器軸方向への相対移動が可能とされた外嵌筒と、前記閉塞板と前記外嵌筒とを連結する連結片と、を備え、前記外嵌筒には、径方向の外側に向けて突出し、前記注入口の開口端縁上に係止される係止突片が形成され、前記連結片は、一端部が前記閉塞板に連結され、且つ他端部が前記外嵌筒に連結されていることを特徴とする。
<第1実施形態>
〔詰め替え容器の構成〕
図1及び図2に示すように、本実施形態の詰め替え容器1は、本容器A(図4及び図5参照)の注入口A1内に差し込み可能とされ、注出口10aが形成されたノズル筒10を有し、本容器Aに詰め替える図示しない内容物が収容される有底筒状の容器本体2と、ノズル筒10の注出口10aを閉塞する閉塞板3と、ノズル筒10に外嵌された外嵌筒4と、閉塞板3と外嵌筒4とを連結する連結片5と、を備えている。
装着筒11は、容器本体2の口部2aに例えばアンダーカット嵌合された外筒部11aと、外筒部11aの上端部とノズル筒10の下端部とを連結すると共に、口部2aの開口端縁上に接する環状のフランジ部11bと、を備えている。フランジ部11bには、容器本体2の口部2aの内側に嵌合するシール筒11cが垂下されており、口部2aと装着筒11との間を液密にシールしている。
このように、ノズル筒10が平面視D形状に形成されているので、平坦壁部10Bよりも径方向の外側に位置し、且つ外嵌筒4よりも径方向の内側に位置する部分に、収納空間Sを確保することができる。内容物の詰め替え作業時、この収納空間Sを利用して連結片5を収納することが可能とされている(図5参照)。
図示の例では、平坦壁部10B側から湾曲壁部10A側に向けて2本の弱化部20が閉塞板3の面内において平行に延び、その後、これら2本の弱化部20が互いに漸次接近するように斜めに延びて一点(合流点P)で合流するように形成されている場合を例に挙げている。そのため、これら2本の弱化部20で囲まれた部分が破断部21とされている。
なお、閉塞板3のうち少なくとも破断部21については、ノズル筒10の肉厚よりも薄く形成され、変形可能(例えば弾性変形可能)とされている。
また、この外嵌筒4には、径方向の外側に向けて突出し、本容器Aにおける注入口A1の開口端縁上に係止される環状の係止突片26が形成されている。
なお、図示の例では、係止突片26の外径が本容器Aの注入口A1の外径と略同等のサイズとされている。
より詳細には、連結片5の一端部5aは、閉塞板3における破断部21のうち2本の弱化部20が1点に合流している合流点Pの近傍に連結されている。一方、連結片5の他端部5bは、外嵌筒4に形成された上記切欠凹部27内に収納された状態で連結されている。そのため、連結片5の一端部5a及び他端部5bは、容器軸Oを径方向に挟んで反対となる位置に各別に配置されている。
次に、上述したように構成された詰め替え容器1から本容器Aに内容物を詰め替える方法について説明する。
従って、図5に示すように、弱化部20を破断しながら破断部21を徐々に捲るように変形させることができ、閉塞していた注出口10aを開放(開封)することができる。その結果、注出口10aを通じて容器本体2内の内容物を本容器A内に注出することができ、本容器A内への詰め替えを行うことができる。
さらに、詰め替え容器1の開封と同時に内容物を本容器Aに詰め替えられるので、本容器Aを倒立姿勢にすることなく詰め替え作業を行うことが可能になり、例えば本容器A内の内容物が残留している場合であっても、内容物の詰め替え作業を行うことができる。
また、連結片5における一端部5aと他端部5bとは容器軸Oを径方向に挟んで反対となる位置に配置されているので、本容器Aの内側にノズル筒10を移動させた際に、閉塞板3の破断部21に対してより大きなモーメントを相対的に作用させることができる。従って、この点においても破断部21を容易且つスムーズに捲ることができ、詰め替え作業を簡便に行い易い。
なお、図5に示すように、連結片5が収納空間S内に収納された際、該収納空間S内には本容器Aの内部と外部とを連通させる隙間が生じる。そのため、内容物の詰め替え時、この隙間を空気置換路として利用することができ、空気置換を適切に行いながら詰め替え作業をスムーズに行うことが可能である。また、収納空間Sの上記隙間を空気置換路として利用できるので、専用の空気置換路を詰め替え容器1に別個に形成する必要がない。
次に、本発明に係る詰め替え容器の第2実施形態について説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
また、本実施形態の場合であっても、図9に示すように例えば射出成形等により、ノズル筒10、外嵌筒4及び連結片5を一体的に成形した後、外嵌筒4をノズル筒10に外嵌させることで、図6に示すようにノズル筒10に外嵌筒4を外嵌させた詰め替え容器30を得ることができる。
また、上記各実施形態では、容器本体2の口部2aとノズル筒10とを別体に構成し、装着筒11を介してノズル筒10を容器本体2の口部2aに対して装着させたが、容器本体2の口部2aとノズル筒10とを一体形成しても構わない。
また、外嵌筒4の係止突片26は環状である必要はなく、周方向に間欠的に配置されていても構わない。
A1…注入口
O…容器軸
1、30…詰め替え容器
2…容器本体
3…閉塞板
4…外嵌筒
5…連結片
5a…連結片一端部
5b…連結片の他端部
10…ノズル筒
10a…注出口
20…弱化部
26…係止突片
27…切欠凹部
Claims (4)
- 本容器の注入口内に差し込み可能とされ、且つ先端部に注出口が形成されたノズル筒を有し、前記本容器に詰め替える内容物が内部に収容される容器本体と、
前記注出口を閉塞すると共に少なくとも一部が破断可能な弱化部で囲まれた閉塞板と、
前記ノズル筒に外嵌されると共に、該ノズル筒に対する容器軸方向への相対移動が可能とされた外嵌筒と、
前記閉塞板と前記外嵌筒とを連結する連結片と、を備え、
前記外嵌筒には、径方向の外側に向けて突出し、前記注入口の開口端縁上に係止される係止突片が形成され、
前記連結片は、一端部が前記閉塞板に連結され、且つ他端部が前記外嵌筒に連結されていることを特徴とする詰め替え容器。 - 請求項1に記載の詰め替え容器において、
前記連結片の前記他端部は、前記外嵌筒のうち前記容器本体側を向いた開口端縁に連結されていることを特徴とする詰め替え容器。 - 請求項2に記載の詰め替え容器において、
前記外嵌筒の開口端縁には切欠凹部が形成され、
前記連結片の前記他端部は、前記切欠凹部内に収納された状態で連結されていることを特徴とする詰め替え容器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の詰め替え容器において、
前記連結片の前記一端部及び前記他端部は、前記容器軸を径方向に挟んで反対となる位置に各別に配置されていることを特徴とする詰め替え容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013116079A JP6027944B2 (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | 詰め替え容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013116079A JP6027944B2 (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | 詰め替え容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014234185A true JP2014234185A (ja) | 2014-12-15 |
JP6027944B2 JP6027944B2 (ja) | 2016-11-16 |
Family
ID=52137177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013116079A Active JP6027944B2 (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | 詰め替え容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6027944B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017039424A3 (ko) * | 2015-09-06 | 2017-04-20 | 이성재 | 리필용 캡슐장치 |
WO2017039423A3 (ko) * | 2015-09-06 | 2017-04-27 | 이성재 | 캡슐장치 |
JP2018103992A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 日本キム株式会社 | 詰め替え容器 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09278059A (ja) * | 1996-04-10 | 1997-10-28 | Kobe Steel Ltd | 注出具付き液体容器 |
JP2000313422A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 被詰め替え用容器体との連結構造を備えた詰め替え用ボトル |
JP2002205749A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-23 | Kyoraku Co Ltd | プラスチック容器 |
JP2010083491A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 詰め替え容器 |
JP2011016588A (ja) * | 2009-06-11 | 2011-01-27 | Masaharu Shinobe | 飲料の注入方法 |
JP2011173615A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Japan Crown Cork Co Ltd | 合成樹脂から一体に成形されたスパウト |
JP2011251701A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 中栓 |
JP2013049449A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出キャップ |
-
2013
- 2013-05-31 JP JP2013116079A patent/JP6027944B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09278059A (ja) * | 1996-04-10 | 1997-10-28 | Kobe Steel Ltd | 注出具付き液体容器 |
JP2000313422A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 被詰め替え用容器体との連結構造を備えた詰め替え用ボトル |
JP2002205749A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-23 | Kyoraku Co Ltd | プラスチック容器 |
JP2010083491A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 詰め替え容器 |
JP2011016588A (ja) * | 2009-06-11 | 2011-01-27 | Masaharu Shinobe | 飲料の注入方法 |
JP2011173615A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Japan Crown Cork Co Ltd | 合成樹脂から一体に成形されたスパウト |
JP2011251701A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 中栓 |
JP2013049449A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出キャップ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017039424A3 (ko) * | 2015-09-06 | 2017-04-20 | 이성재 | 리필용 캡슐장치 |
WO2017039423A3 (ko) * | 2015-09-06 | 2017-04-27 | 이성재 | 캡슐장치 |
JP2018103992A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 日本キム株式会社 | 詰め替え容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6027944B2 (ja) | 2016-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5819595B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6027944B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6044899B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5961547B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP2016011145A (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6051117B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5978153B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5982300B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5851347B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5990484B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6093661B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6051118B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6044898B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5712112B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6099049B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP2020104895A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP6340727B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6240521B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP2014084141A (ja) | 注出口栓および包装容器 | |
JP2013177183A (ja) | 合成樹脂製ヒンジキャップ | |
JP2014080237A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP6078439B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6078440B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP2011073708A (ja) | 注出キャップ | |
JP6109046B2 (ja) | 詰め替え容器および容器製品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160908 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160920 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6027944 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |