JP2014218258A5 - - Google Patents

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請求項3の飲料用容器の栓体は、請求項1又は2において、前記栓体内に飲み口部材が着脱自在に該栓体と係合されることを特徴とする。
本発明の実施例1を示す栓体のロック状態の要部断面図である。 同上、ロック解除して蓋を開く動作中の要部断面図である。 同上、ロック状態の断面図である。 同上、栓体を分解した状態の断面図である。 同上、栓体の分解斜視図である。 同上、栓体の要部の断面図である。 同上、ロック機構の分解斜視図である。 同上、ロック機構の要部の拡大断面図である。 同上、蓋体の斜視図である。 同上、栓体の正面図である。 同上、ロックボタンがロック状態におけるロック機構の動作を説明する断面図であり、図11(A)は蓋体を閉める動作により、ロックボタンにボタン係合部材が当たった状態、図11(B)はボタン係合部が退避する状態、図11(C)はロック状態を示す。 本発明の実施例2を示すブロック図である。
一方、前記栓本体10の天板17の他側(後側)には、略方形の係合孔31を穿設し、この係合孔31の後縁上面が係止受け部31Kである。また、天板17の上面には前記係合孔31を囲んで平面略コ字型の枠部32が突設され、この枠部32は前記係止受け部31K側が開口している。
前記飲み口部材21の筒状体22の後部の外側には係止部材35が設けられ、この係止部材35を収納する凹部34を前記上部22F及び上板部23に形成し、その係止部材35は、前記栓本体10の係止受け部31Kに着脱自在に係止する。この係止部材35の縦向き部35Aは、下部を左右方向の枢軸36により前記飲み口部材21に回動自在に連結されると共に、その回動により前記凹部34内を前後動する。また、係止部材35の縦向き部35Aの上部に前記係止受け部31Kに係止する係止部37を有し、この係止部37は略水平方向で下向きの面により構成されている。また、係止部材35の縦向き部35Aの上下方向中央内側に突起状の取付部38を設け、この取付部38に付勢手段39を着脱可能に固定し、この付勢手段39は筒部39Aと底部39Bとを備え、ゴムなどの弾性体からなり、前記筒部39Aに前記取付部38を圧入固定し、底部39Bが筒状体22の外周の当接面40に当接する。
前記ボタン係合部材91の下側後部に、横方向の軸孔95を穿設し、具体的には前記蓋側係合片92に軸孔95を穿設し、この軸孔95に回転中心となる左右方向の軸部96が挿通される。また、蓋体12には、前記ボタン係合部材91を取り付ける取付部97を設け、この取付部97は、蓋体12の前面下縁に、上側に凹んだ切欠き開口部98を設け、この切欠き開口部98の左右には縦方向の縦壁部99,99が前側に突設され、これら左右の縦壁部99,99の後部には、それぞれ軸受部を設け、それら軸受け部に軸孔99A,99Aを穿設している。尚、縦壁部99,99の下縁99F,99Fは、前記蓋体12の下縁部12Fに連続して形成されている。そして、それら軸孔99A,95,99Aに軸部96を挿通することにより、縦壁部99,99の間に軸部96を中心として前記ボタン係合部材91を回動可能に設けている。
また、前記ボタン係合部材91の左右方向一側面には、左右方向他側に凹んだ凹部101を形成すると共に、この凹部101に左右方向の筒部102を設け、この筒部102には前記軸孔95が形成されている。その筒部102に、付勢手段たるボタン係合バネ103を外装すると共に、前記凹部101にボタン係合バネ103を略収納し、このボタン係合バネ103は、ねじりコイルバネであり、その一端103Aを前記取付部97に係止すると共に、その他端103Bをボタン係合部材91に係止し、ボタン係合バネ103により、ボタン係合部材91を常時前記蓋側係合片92がロックボタン18と係止する位置に付勢している。この係止する位置で、図11(C)に示すように、前記覆い部93の後部上面により構成された位置決め部104が、取付部97の切欠き開口部98の上縁98Fに当接することにより、ボタン係合部材91の回動範囲が規制される。一方、前記覆い部93の上面には前記位置決め部104から前側に向って低くなる傾斜面105が形成され、この傾斜面105より前側の前部上面106は前記位置決め部104より低く形成されており、図11(B)に示すように、ボタン係合バネ103の付勢に抗して、前側が上がるようにボタン係合部材91を回動すると、前記上縁98Fに前記前部上面106が当接する位置までボタン係合部材91が回動することができる。
そして、蓋体12を閉める動作が完了し、蓋体12から手を離せば、蓋パッキン55の弾性復元力と弾性体14の力により、蓋側係合片92とボタン係合部64とが係合したロック状態が保持される。また、図1の可動ロック部材20のロック位置と図の可動ロック部材20のロック位置(下部位置)で明らかなように、可動ロック部材20を見ればロック状態が簡単に確認できる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、飲料用容器本体に取り付けられる栓本体10を備えた飲料用容器の栓体において、栓本体10にヒンジ部たる蓋ヒンジ部13を介して蓋体12が連結されており、蓋体12はボタンたるロックボタン18とボタン係合部材91が係合することで閉状態を作り出し、ロックボタン18は、蓋体12と栓本体10の一方に配置され、この例では栓本体10に配置され、外部から力を加えることにより蓋体12の閉状態の解除動作を行うことができ、ボタン係合部材91は蓋体12と栓本体10の他方に配置され、この例では蓋体12に配置され、ロックボタン18の付近には該ロックボタン18の作動を妨げるロック部材たる可動ロック部材20が取り付けられ、蓋体12が開状態で可動ロック部材20がロックボタン18の作動を妨げる状態において、ボタン係合部材91の一時的な退避動作により蓋体12を閉状態にできるように構成したから、蓋体12を閉じる際、ロックボタン18がロック状態となっていたとしても、ロックボタン18と係合するボタン係合部材91が、一時的な退避動作を行うため、ロック状態でも蓋体12を閉じることができる。
さらに、可動ロック部材20が、取付部材74の案内部77を挟んで上下動し、面状案内部77に面接触することにより、安定した上下動作を行うことができる。また、可動ロック部材20の後部及び筒状部8に弾性位置決め手段87が設け、この弾性位置決め手段87は、可動ロック部材20の弾性腕部88が筒状部8の係合突部89に係合することにより、可動ロック部材20をロック位置(ロックボタン18の作動を妨げる位置)及び非ロック位置(ロックボタン18の作動を妨げない位置)に位置決めすることができる。
しかも、蓋体12には、ロックボタン18のボタン係合部64が係止可能なボタン係合部材91が設けられ、このボタン係合部材91は左右方向の水平軸である軸部96を中心に揺動可能に設けられているから、ボタン係合部材91の取付構造が簡易となり、軸部96を中心にボタン係合部材91が揺動するため、蓋体12の開動作により、ロックボタン18にボタン係合部材91を係止することができる。さらに、ボタン係合バネ103を軸部96に外装することにより、省スペースで弾性部材たるボタン係合バネ103をボタン係合部材91側に組み込むことができる。また、ボタン係合部材91には、覆い部93が設けられているから、この覆い部93により蓋側係合片92を隠すことができ、しかも、覆い部93に位置決め部104が設けられているから、位置決め部104が、取付部97の切欠き開口部98の上縁98Fに当接することにより、ボタン係合部材91の使用位置(係合位置)での位置決めがなされる。
また、飲み口25に、これより径大な中部26を連結すると共に、飲み口25と中部26の外周前側を位置合わせしており、中部26を径大にすることにおり、容器本体内の飲料を飲み口25にスムーズに案内することができる。
このように本実施例では、飲料用容器本体に取り付けられる栓本体10を備えた飲料用容器の栓体において、栓本体10にヒンジ部たる蓋ヒンジ部13を介して蓋体12が連結されており、蓋体12はボタンたるロックボタン18とボタン係合部材91が係合することで閉状態を作り出し、ロックボタン18は、蓋体12と栓本体10の一方に配置され、この例では蓋体12に配置され、外部から力を加えることにより蓋体12の閉状態の解除動作を行うことができ、ボタン係合部材91は蓋体12と栓本体10の他方に配置され、この例では栓本体10に配置され、ロックボタン18の付近には該ロックボタン18の作動を妨げるロック部材たる可動ロック部材20が取り付けられ、蓋体12が開状態で可動ロック部材20がロックボタン18の作動を妨げる状態において、ボタン係合部材91の一時的な退避動作により蓋体12を閉状態にできるように構成したから、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
尚、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、付勢手段(弾性部材)としてコイルバネを例示したが、弾性復元力により付勢するものであれば、各種のものを用いることができる。また、ロックボタン,可動ロック部材及び取付部材は、実施例では、合成樹脂製のものを例示したが、各種材質のものを用いることができる。
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