JP5454941B2 - ラッチ装置および建具 - Google Patents

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Description

本発明は、ラッチ装置、およびこのラッチ装置を備えた建具に関する。
従来、枠体に開閉体を閉じ位置と開き位置とに亘って開閉移動自在に取り付けた建具にあっては、閉じ位置の開閉体の開移動を規制するラッチ装置を備えている。
このラッチ装置としては、特許文献1に開示したように、開閉体(障子)に取り付けたラッチ本体部と、枠体(上枠)に設けた被係止部(レール)を備え、このラッチ本体部はラッチを有し、そのラッチは係止部が被係止部よりも下方で、かつトリガ部が被係止部と対向した非係止姿勢と、係止部が被係止部と係止し、かつトリガ部が被係止部よりも下方の係止姿勢とに亘って回動するようにしたラッチ装置が提案されている。
このラッチ装置は、ラッチを非係止姿勢として開閉体を閉じ移動すると、トリガ部が被係止部に接してラッチが係止姿勢に向けて回動し、開閉体が閉じ位置となるラッチが係止姿勢に回動し、係止部が被係止部に係止し、開閉体を小さな操作力では開き側に移動しないように規制する。
閉じ位置の開閉体を開き移動する場合には、開閉体を大きな操作力で開き側に移動することで、ラッチが非係止姿勢に向けて回動し、開閉体が開き側に移動する。
そして、開閉体が開き側に移動すると、ラッチは非係止姿勢となる。
特許第4191147号公報
前述した従来のラッチ装置は、図12に示すように、外ケース1に上下動自在に設けた内ケース2にラッチ3を、前述の非係止姿勢と係止姿勢に回動するように取り付けてあり、その非係止姿勢のラッチ3は、内ケース2とともにトリガ部4が被係止部5よりも下方まで移動可能である。
このために、ラッチ3が図12の姿勢のまま下方に下がった状態で開閉体6を閉じ移動すると、トリガ部4が被係止部5と接することなく、ラッチ3は非係止姿勢のままで被係止部5を越え、図13に示すように、開閉体6が閉じ位置のときにラッチ3のトリガ部4が被係止部5に係止することがある。
この状態で、開閉体6を開き移動するとラッチ3は外ケース1に接して回動しないので、開閉体6を開き移動するには、内ケース2とともにラッチ3をばね7に抗して下方に移動し、トリガ部4を被係止部5よりも下方まで移動しなければならない。
したがって、開閉体6を開き側に移動する操作力が大きく、開閉体を開けづらくなってしまう。
本発明の目的は、非係止姿勢のラッチを移動すると、そのラッチは係止姿勢に回動し、非係止姿勢のままでラッチが被係止部を越えて閉じ側まで移動することがないようにしたラッチ装置、および建具とすることである。
本発明のラッチ装置は、開閉体に設けられるラッチ本体部と、枠体に設けられる被係止部とを備え、ラッチ本体部が被係止部に係止することで閉じ位置の開閉体の開き移動を規制するラッチ装置であって、前記ラッチ本体部は、係止姿勢と非係止姿勢に回動自在で、その回動中心よりも面内方向における前記被係止部寄りに係止部とトリガ部を有し、かつ回動中心よりも面内方向における前記被係止部と反対側寄りに接触部を有したラッチと、このラッチの接触部が摺接することで前記被係止部に向かう力が付与されるラッチ回転部材とを有し、このラッチは、その接触部が前記ラッチ回転部材の面を摺接しながら係止姿勢と非係止姿勢に回動すると共に、当該ラッチが係止姿勢のときには、係止部が被係止部に係止し、非係止姿勢のときには、係止部が被係止部と離れ、かつトリガ部が被係止部の開閉方向開き側面と対向し、前記ラッチ回転部材におけるラッチの接触部が摺接する面は基準位置を有し、この基準位置を境として開閉方向閉じ側に接触部が接しているときには、ラッチに係止姿勢に向かう回転力が作用し、かつ開閉方向開き側に接触部が接しているときには、ラッチに非係止姿勢に向かう回転力が作用するようにし、前記非係止姿勢のラッチが、面内方向において前記被係止部と離れる方向に移動すると、当該ラッチが係止姿勢に向けて回動し、接触部が、前記ラッチ回転部材の面における基準位置よりも開閉方向閉じ側に接するようにし、前記基準位置は、ラッチの接触部が接したときにラッチ回転部材に付与された被係止部に向かう力によって、ラッチに、当該ラッチの回転中心に向かう力が作用する位置であることを特徴とするラッチ装置ある。
本発明のラッチ装置は、開閉体に設けられるラッチ本体部と、枠体に設けられる被係止部とを備え、ラッチ本体部が被係止部に係止することで閉じ位置の開閉体の開き移動を規制するラッチ装置であって、前記ラッチ本体部は、本体部材と、この本体部材に前記被係止部に接近、離隔する面内方向に移動自在に設けたラッチ取付部材と、このラッチ取付部材に開閉体の開閉方向に係止姿勢と非係止姿勢とに亘って回動自在に取り付けたラッチと、前記本体部材に対して面内方向に移動すると共に、回転突部を有したラッチ回転部材と、前記本体部材とラッチ取付部材との間に設けた第1ばねと、前記ラッチ取付部材とラッチ回転部材との間に設けた第2ばねとを備え、前記ラッチは、その回動中心よりも被係止部寄りの面内方向一側寄りに、係止部とトリガ部とを有し、その係止部は開閉方向閉じ側で、トリガ部は開閉方向開き側となるように開閉方向に離隔し、前記ラッチは、その回動中心よりも被係止部と反対側寄りの面内方向他側寄りに、接触部と、第1・第2位置決め部を有し、このラッチは、その接触部が前記回転突部の表面に摺接してラッチ回転部材を第2ばねに抗して面内方向他側方向に移動しながら係止姿勢と非係止姿勢に回動すると共に、第1位置決め部と回転突部で非係止姿勢に位置決めされ、第2位置決め部と回転突部で係止姿勢に位置決めされ、当該ラッチが係止姿勢のときには、係止部が被係止部に係止し、非係止姿勢のときには、係止部が被係止部よりも面内方向他側寄りで、かつトリガ部が被係止部の開閉方向開き側面と対向し、前記回転突部の表面は基準位置を有し、この基準位置を境として開閉方向閉じ側に接触部が接しているときには、ラッチに係止姿勢に向かう回転力が作用し、かつ開閉方向開き側に接触部が接しているときには、ラッチに非係止姿勢に向かう回転力が作用するようにし、前記非係止姿勢のラッチがラッチ取付部材とともに面内方向他側方向に移動すると、当該ラッチが係止姿勢に向けて回動し、接触部が、前記回転突部の表面における基準位置よりも開閉方向閉じ側に接するようにし、前記基準位置は、ラッチの接触部が接したときにラッチ回転部材に作用する面内方向一側方に向かう力によって、ラッチに、当該ラッチの回転中心に向かう力が作用する位置であることを特徴とするラッチ装置とすることができる。
本発明のラッチ装置においては、前記ラッチ回転部材の接触部が摺接する面は、開閉体の開閉方向に沿った円弧形状で、その面の円弧の中心とラッチの回動中心を結ぶ直線が当該面と交差する位置を基準位置とすることができる。
本発明のラッチ装置においては、前記ラッチ回転部材の接触部が摺接する面は、開閉体の開閉方向閉じ側の斜面と開き側の斜面を有する山形状で、前記ラッチの回動中心を通る直線が前記閉じ側の斜面と直交する位置を基準位置とすることができる。
本発明のラッチ装置においては、前記ラッチ本体部は前記開閉体の上部に設けられ、前記被係止部は前記枠体の上枠から下方に延出して設けられ、前記非係止姿勢のラッチが、当該ラッチのトリガ部が被係止部の下端よりも下方位置まで移動したときに、ラッチの接触部が基準位置よりも開閉方向閉じ側に接するようにすることができる。
本発明の建具は、枠体に開閉体を開閉自在に取り付けた建具であって、
前記開閉体に、請求項1〜5いずれか1項に記載のラッチ装置のラッチ本体部を取り付け、前記枠体に、請求項1〜5いずれか1項に記載のラッチ装置の被係止部を設けて請求項1〜5いずれか1項に記載のラッチ装置を有し、
前記開閉体が開き位置のときに、ラッチ本体部のラッチが非係止姿勢で、この状態で開閉体を閉じ移動するとラッチのトリガ部が被係止部に接して係止姿勢に向けて回動し、前記開閉体が閉じ位置のときに、前記ラッチが係止姿勢で、その係止部が被係止部に係止するようにしたことを特徴とする建具である。
本発明のラッチ装置によれば、非係止姿勢のラッチを移動すると、そのラッチの接触部が基準位置よりも開閉方向閉じ側に接し、ラッチは係止姿勢に強制的に回転する。
したがって、ラッチが非係止姿勢のままで被係止部を越えて閉じ側まで移動することがない。
建具としての折れ戸の正面図である。 建具のラッチ装置の取付部分を拡大した詳細断面図である。 ラッチ装置の動作説明図である。 ラッチ装置の係止状態の説明図である。 ラッチに回転力が付与される動作説明図である。 ラッチ回転部材の他の実施の形態を示す断面図である。 ラッチ装置の動作説明図である。 非係止姿勢のラッチを押し下げた動作説明図である。 非係止姿勢のラッチを押し下げた動作説明図である。 非係止姿勢のラッチを押し下げた動作説明図である。 開閉体を閉じ状態からさらに閉じ側に移動した状態の断面図である。 従来のラッチ装置の断面図である。 従来のラッチ装置の不具合説明図である。
図1に示すように、枠体10に開閉体20を開閉自在に取り付けて建具としてある。
図1に示す建具は浴室用の折れ戸で、枠体10は上枠11と下枠12と左右一方の縦枠13と左右他方の縦枠14を方形状に連結してある。
開閉体20は、左右一方の障子20aと左右他方の障子20bを有し、左右一方の障子20aの中央側の縦框21と左右他方の障子20bの中央側の縦框22を折曲自在に連結してある。
左右一方の障子20aの戸尻側の縦框23を、上枠11、下枠12に面外方向に回動自在に支持し、左右他方の障子20bの戸先側の縦框24を上枠11、下枠12に沿って面内方向に摺動自在に支承している。
そして、把手25を持って左右他方の障子20bに開き方向の操作力を付与し、その障子20bを面外方向における枠体10から離れる方向(浴室側)に引くことで、左右一方の障子20aと左右他方の障子20bが連結部において浴室側に突出するように折れ曲がり、左右一方の障子20aが戸尻側の縦框23を中心として浴室側に回動し、左右他方の障子20bの戸先側の縦框24が上枠11、下枠12に沿って面内方向の左右一方側に摺動することで、両方の障子20a,20bは重なり合って面外方向一側方である浴室側に張り出した開き位置に移動する。
前述の状態から把手25を持って左右他方の障子20bに閉じ方向の操作力を付与し、その障子20bを面内方向の左右他方側に引張りながら脱衣室側に向けて押すことで、両方の障子20a,20bは図1に示す閉じ位置に移動する。
本発明の建具は、折れ戸に限ることはなく、開き戸、引き戸、内開き窓、外開き窓、内倒し窓、外倒し窓などでも良い。
つまり、本発明の建具は、開閉体20が開き位置と閉じ位置に亘って移動する建具であれば良い。
左右一方の障子20aの中央側の縦框21と上枠11とに亘ってラッチ装置30が取り付けてある。
このラッチ装置30は、両方の障子20a,20bが閉じ位置のときに、把手25を所定の操作力で引いても開き側に移動しようとして両方の障子20a,20bが開き側に移動しないようにして、開き移動を規制し、把手25を所定の操作力よりも大きな操作力で引くことで両方の障子20a,20bが開き側に移動するようにしてある。
このラッチ装置30は、中央側縦框21と下枠12に亘って取り付けても良いし、他方の中央側縦框22と上枠11とに亘って取り付けても良い。
図2は建具(折れ戸)のラッチ装置30を取り付けた部分の拡大詳細断面図で、一方の障子20a(縦框21)を仮想線で図示し、枠体10(上枠11)を実線で図示している。
図2において、開閉体20は面外方向(図2の左右方向)に開閉し、面外方向一側が閉じ側、面外方向他側が開き側であるので、面外方向を開閉方向、面外方向一側を開閉方向閉じ側、面外方向他側を開閉方向開き側とする。また、図2における上下方向が面内方向である。
図2に示すように、ラッチ装置30は、一方の障子20aの中央側の縦框21(つまり、開閉体20)に設けられるラッチ本体部30aと、上枠11(つまり、枠体10)に設けられる被係止部30bを備え、このラッチ本体部30aと被係止部30bは図4に示す閉じ状態において面内方向である上下方向に対向している。
図2に示すように、上枠11の面内方向の内側面15は、その上枠11の開閉方向に向かい、その内側面15の開閉方向の中間に、前述の被係止部30bである上レール16を長手方向に連続して有し、その上枠11の開閉方向閉じ側(図2の右側)には内側面15よりも下方に突出した戸当り部17を有し、この戸当り部17に気密材18が開閉方向開き側(図2の左側)に向けて開閉体20である障子20a,20bと対向して取り付けてある。
ラッチ本体部30aは、そのラッチ本体部30aを縦框21に取り付けるための本体部材、例えば外ケース31と、この外ケース31に面内方向(上下方向)に移動自在に設けたラッチ取付部材、例えば内ケース32と、この内ケース32を被係止部30bに接近する面内方向一側方(上方)に移動する第1ばね33と、この内ケース32に開閉方向に向けて係止姿勢と非係止姿勢とに亘って回動自在に設けたラッチ34と、外ケース31に対して面内方向に移動可能なラッチ回転部材35と、このラッチ回転部材35を被係止部30bに接近する面内方向一側方(上方)に移動する第2ばね36を備えている。
外ケース31は、面内方向一側面31aに開口した内ケース取付用の孔31bを有し、この孔31bに内ケース32が面内方向に摺動可能に挿入されている。
この内ケース32の面内方向他側部(下部)32aと外ケース31の面内方向他側部(下部)31cとの間に第1ばね33が設けられている。この第1ばね33はコイルばねである。
ラッチ34は、内ケース32の面内方向一側寄り(上部寄り)に、開閉方向と直角かつ水平な方向に向かう軸40で面外方向に回動自在に取り付けてある。
このラッチ34は、軸40よりも面内方向一側寄り(上部寄り)における開閉方向閉じ側に係止部41を有し、軸40よりも面内方向一側寄りにおける開閉方向開き側にトリガ部42を有し、ラッチ34の軸40よりも面内方向一側寄り部分は係止部41とトリガ部42でほぼV字形状もしくは凹形状となっている。
このラッチ34の軸40よりも面内方向他側寄り(下方寄り)における開閉方向閉じ側に第1位置決め部、例えば第1凹部43を有し、軸40よりも面内方向他側寄りにおける開閉方向開き側に第2位置決め部、例えば第2凹部44を有している。
このラッチ34の開閉方向における第1凹部43と第2凹部44との間の部分が面内方向他側方に向けて突出し、接触部45としてある。
ラッチ回転部材35は、内ケース32で面内方向に移動自在に支承され、そのラッチ回転部材35は面内方向一側方に向けて突出した回転突部50を有している。
この回転突部50にラッチ43の第1凹部43、第2凹部44が嵌まり合うことでラッチ43を前述の係止姿勢、非係止姿勢に位置決めして保持し、ラッチ43が係止姿勢、非係止姿勢に回動するときに、その接触部45が回転突部50の表面51に接触するようにしてある。
例えば、回転突部50の表面51を開閉方向に向けて湾曲した円弧面とし、ラッチ43の第1・第2凹部43,44を円弧状凹部として回転突部50が第1・第2凹部43,44に嵌まり合うようにしてある。
ラッチ43の接触部45を尖端形状としてある。
図2に示すラッチ43は非係止姿勢で、係止部41は被係止部30bの面内方向他側面(下面)30b−1よりも面内方向他側(下方)に位置し、トリガ部42は被係止部30bの開閉方向開き側面30b−2と対向している。
ラッチ回転部材35の回転突部50は第1凹部43に嵌まり合い、第2凹部44は回転突部50よりも面内方向一側方で、かつ開閉方向開き側に位置している。
このとき、第1ばね33、第2ばね36は自由長状態(もしくは圧縮状態)で内ケース32、ラッチ回転部材35を図2の位置に保持する。
図2に示す状態から一方の障子20aを、矢印aで示す開閉方向閉じ側に移動すると、ラッチ34のトリガ部42が被係止部30bの開閉方向開き側面30b−2に当接する。さらに一方の障子2aを開閉方向閉じ側に移動すると、図3に示すようにラッチ34は軸40を中心として矢印b方向に回転し、ラッチ34の接触部45が回転突部50の表面51に接触しながら、開閉方向閉じ側に向けて移動するので、ラッチ回転部材35を第2ばね36に抗して面内方向他側に向けて移動(押し下げる)する。
前述のようにラッチ回転部材35が移動することで、第2ばね36が圧縮されるので、その第2ばね36の弾性復元力でラッチ回転部材35には面内方向一側方(被係止部30b)に向かう移動力が付与される。
図3に示すように、ラッチ34の係止部41が被係止部30bよりも開閉方向閉じ側に移動し、接触部45が回転突部50の表面51における基準位置51aよりも閉じ側寄りに接触すると、ラッチ回転部材35によってラッチ34に対して矢印b方向に強制的に回動される力が作用し、図4に示すようにラッチ34は係止姿勢に回動し、係止部41の開閉方向開き側面41aが被係止部30bの開閉方向閉じ側面30b−3に接し(もしくは離隔して対向し)、係止部41が被係止部30bに係止する。
これと同時に、ラッチ回転部材35の回転突部50がラッチ34の第2凹部44に嵌まり合い、ラッチ34を係止姿勢に位置決めして保持する。
前述のラッチ回転部材35によってラッチ34が矢印b方向に回動される原理について説明する。
ラッチ回転部材35に作用する前述の力Fによってラッチ34には、その回転突部50の表面51におけるラッチ34の接触部45が接触した位置を通る接線と直角な方向の力を受ける。
前述の回転突部50の表面51における開閉方向の基準位置51aとは、図3、図5に示すようにラッチ34の回動中心34aと回転突部50の円弧状の表面51の中心51bを結ぶ直線Aと表面51が交差する位置である。つまり、基準位置51aを通る接線Bと直線Aが直交する。
ラッチ34の接触部45が前述の基準位置51aに接触しているときには、前述の力Fにより、ラッチ34には回転中心34aに向かう力が作用するので、ラッチ34は回動しない。
図5に実線で示すように、ラッチ34の接触部45が、前述の基準位置51aよりも開閉方向閉じ側に接触すれば、ラッチ回転部材35に作用する面内方向一側方に向かう力Fで、ラッチ34に作用する力は、回転中心34aよりも開閉方向閉じ側に向かうから、その力でラッチ34には矢印b方向(開閉方向開き側)に向かう回転力が作用し、ラッチ34は係止姿勢に向けて回動することになる。
図5に仮想線で示すように、ラッチ34の接触部45が前述の基準位置51aよりも開閉方向開き側に接触すれば、ラッチ回転部材35に作用する前述の力Fで、ラッチ34に作用する力は、回転中心34aよりも開閉方向開き側に向かうから、その力でラッチ34には矢印c方向(開閉方向閉じ側)に向かう回転力が作用し、ラッチ34は非係止姿勢に向けて回動することになる。
前述のことは、回転突部50の表面51が円弧形状に限ることはなく、その表面51が山形状の場合でも同様である。
例えば、図6に示すように、表面51が頂部51cを境として開閉方向閉じ側に向かう第1斜面51dと開閉方向開き側に向かう第2斜面51eで山形状の場合には、ラッチ34の回転中心34aを通る直線Cが第1斜面51dと直角に交差する位置が基準位置51aとなる。
ラッチ43の接触部45が図6の実線で示すように、回転突部50の表面51における基準位置51aよりも開閉方向閉じ側寄りに接していると、前述のように力Fによってラッチ34には矢印b方向に向かう回転力が作用し、ラッチ34は係止姿勢に向けて回動する。
ラッチ43の接触部45が図6仮想線で示すように、回転突部50の表面51における基準位置51aよりも開閉方向開き側寄りに接していると、前述のように力Fによってラッチ34には矢印c方向に向かう回転力が作用し、ラッチ34は非係止姿勢に向けて回動する。
ラッチ43の接触部45が基準位置51aに接しているときには、前述のようにラッチ34は回動しない。
このようにした場合には、第1・第2凹部43,44をV字状として回転突部50が嵌まり合うようにする。
つまり、回転突部50の表面51における前述した基準位置51aは、ラッチ34の接触部45が接触したときに、ラッチ回転部材35に作用する面内方向一側方に向かう力Fによって、ラッチ34に、当該ラッチ34の回転中心34aに向かう力が作用する位置である。
図4に示す状態において一方の障子20aを矢印dで示す開閉方向開き側に移動すると、ラッチ34の係止部41の開閉方向開き側面41aが被係止部30bの開閉方向閉じ側面30b−3に沿って滑りながら開閉方向開き側に移動するので、ラッチ34は矢印c方向に回動する。
そして、ラッチ34の係止部41が被係止部30bよりも開閉方向開き側に移動し、ラッチ34の接触部45が回転突部50の表面51における前述の基準位置51aよりも開閉方向開き側に接触すると、ラッチ回転部材35に作用する前述の力Fによってラッチ34には矢印c方向に向かう回転力が作用し、ラッチ34は図2に示す非係止姿勢に回動し、回転突部50が第1凹部43に嵌まり合ってラッチ34を非係止姿勢で位置決めして保持する。
したがって、図4に示す状態から一方の障子20aを開き側に移動するための操作力は大きいので、一方の障子20aを図4に示す閉じ位置において小さな操作力では開き側に移動しないように規制することができる。
また、図7に示すように、一方の障子20aが開き位置のときに、ラッチ34が何らかの原因で係止姿勢となっていることがある。
この状態で一方の障子20aを矢印aで示す開閉方向閉じ側に移動すると、ラッチ34の係止部41の開閉方向閉じ側面41bが被係止部30bの開閉方向開き側面30b−2に接し、その開き側面30b−2に沿って滑りながらラッチ34は面内方向他側方(下方)に移動する。
これにより、ラッチ34は内ケース32とともに第1ばね33に抗して面内方向他側方に移動し、係止部41が被係止部30bの開閉方向他側面30b−3を越えて開閉方向閉じ側まで移動することができる。
したがって、図4に示すように係止部41を被係止部30bに係止して一方の障子20aを閉じ位置で、小さな操作力で開き側に移動しないように規制して保持できる。
図2に示すように、一方の障子20aが開き位置で、ラッチ34が非係止姿勢の状態で、ラッチ34に面内方向他側方(下方)に向かう力Faが負荷されながら一方の障子20aを開閉方向閉じ側に移動(閉じ移動)すると、図8に示すように、その力Faによりラッチ34とともに内ケース32が第1ばね33に抗して外ケース31に対し、ラッチ34(係止部41)の開閉方向閉じ側面41bが外ケース31の開閉方向閉じ側の開口縁部31dに接しながら面内方向他側方(下方)に移動するから、ラッチ34は矢印c方向に回動する。
ラッチ34が矢印c方向に回動することで、その接触部45がラッチ回転部材35の回転突部50の表面51に接しながら開閉方向閉じ側に順次移動し、ラッチ回転部材35を内ケース32に対して第2ばね36に抗して面内方向他側方(下方)に移動する。
これにより、ラッチ回転部材35には面内方向一側方(上方)に向かう力Fが生じる。
図9に示すように、内ケース32とともにラッチ34が、そのトリガ部42が被係止部30bの面内方向他側面(下面)30b−1よりも下方となるまで移動すると、そのラッチ34の接触部45の回転突部50の表面51の接触位置は、その表面51における基準位置51aよりも開閉方向閉じ側となる。
これにより、ラッチ回転部材35の前述の力Fによってラッチ34には矢印c方向の回転力が作用し、ラッチ34は図10に示すように係止姿勢に回動する。
一方の障子20aが閉じ位置に移動し、この状態でラッチ34に対する力Faの負荷が解除されると、ラッチ34とともに内ケース32が面内方向一側方に移動し、図4に示すようにラッチ34の係止部41が被係止部30bに係止する。
このようであるから、一方の障子20aが開き位置で、ラッチ34が非係止姿勢の状態で、何らかの事情によりラッチ34が面内方向他側方(下方)に移動されながら一方の障子20を開閉方向閉じ側に向けて移動(閉移動)したときに、ラッチ34は係止姿勢に回動し、一方の障子20aが閉じ位置のときにラッチ34が面内方向一側方に移動すると係止姿勢のラッチ34の係合部41が被係止部30bに係合する。
したがって、非係止姿勢のままでラッチ34が被係止部30bを越えて閉じ側まで移動することがなく、一方の障子20aを開けづらくなることがない。
図2に示すように、ラッチ34のトリガ部42は、開閉方向閉じ側面42aと開閉方向開き側面42bと面外方向一側面(先端面)42cを有した断面略矩形状である。
そのトリガ部42の開閉方向の幅寸法は、図4に示す閉じ位置の障子が、さらに開閉方向閉じ側に向けて最大限移動したときに、そのトリガ部42が被係止部30bを越えて開閉方向閉じ側に移動しないようにしてある。
例えば、図4に示す障子閉じ状態において、一方の障子20aに開閉方向閉じ側に向かう衝撃力(大きな力)が負荷すると、一方の障子20aは気密材18を圧縮変形して開閉方向閉じ側に向けて移動する。
そして、図11に示すように、気密材18を最大限圧縮変形した最大位置まで移動したときに、そのトリガ部42が被係止部30bを越えることがなく、トリガ部42の面内方向一側面(上面)42cが被係止部30bの面内方向他側面(下面)30b−1に当たる。
前述の衝撃力がなくなると、気密材18の弾性復元力で一方の障子20aが開閉方向開き側に移動し、ラッチ34のトリガ部42が被係止部30bよりも開閉方向開き側に移動し、係止部41が被係止部30bに係止する。
したがって、障子が閉じ位置でラッチ34の係止部34bが被係止部30bに係止している正常の状態において、障子に衝撃力が負荷して開閉方向閉じ側に移動したときに、トリガ部42が被係止部30bを越えて開閉方向閉じ側まで移動することがない。
なお、回転突部50の円弧状の表面51は、中心が1つの円弧に限らず、複数の中心を有した円弧や楕円などでも良い。
10…枠体、11…上枠、20…開閉体、30…ラッチ装置、30a…ラッチ本体部、30b…被係止部、31…外ケース(本体部材)、32…内ケース(ラッチ取付部材)、33…第1ばね、34…ラッチ、35…ラッチ回転部材、36…第2ばね、40…軸、41…係止部、42…トリガ部、43…第1凹部(第1位置決め部)、44…第2凹部(第2位置決め部)、45…接触部、50回転突部、51…表面(摺接する面)、51a…基準位置。

Claims (6)

  1. 開閉体に設けられるラッチ本体部と、枠体に設けられる被係止部とを備え、ラッチ本体部が被係止部に係止することで閉じ位置の開閉体の開き移動を規制するラッチ装置であって、
    前記ラッチ本体部は、係止姿勢と非係止姿勢に回動自在で、その回動中心よりも面内方向における前記被係止部寄りに係止部とトリガ部を有し、かつ回動中心よりも面内方向における前記被係止部と反対側寄りに接触部を有したラッチと、このラッチの接触部が摺接することで前記被係止部に向かう力が付与されるラッチ回転部材とを有し、
    このラッチは、その接触部が前記ラッチ回転部材の面を摺接しながら係止姿勢と非係止姿勢に回動すると共に、当該ラッチが係止姿勢のときには、係止部が被係止部に係止し、非係止姿勢のときには、係止部が被係止部と離れ、かつトリガ部が被係止部の開閉方向開き側面と対向し、
    前記ラッチ回転部材におけるラッチの接触部が摺接する面は基準位置を有し、この基準位置を境として開閉方向閉じ側に接触部が接しているときには、ラッチに係止姿勢に向かう回転力が作用し、かつ開閉方向開き側に接触部が接しているときには、ラッチに非係止姿勢に向かう回転力が作用するようにし、
    前記非係止姿勢のラッチが、面内方向において前記被係止部と離れる方向に移動すると、当該ラッチが係止姿勢に向けて回動し、接触部が、前記ラッチ回転部材の面における基準位置よりも開閉方向閉じ側に接するようにし、
    前記基準位置は、ラッチの接触部が接したときにラッチ回転部材に付与された被係止部に向かう力によって、ラッチに、当該ラッチの回転中心に向かう力が作用する位置であることを特徴とするラッチ装置。
  2. 開閉体に設けられるラッチ本体部と、枠体に設けられる被係止部とを備え、ラッチ本体部が被係止部に係止することで閉じ位置の開閉体の開き移動を規制するラッチ装置であって、
    前記ラッチ本体部は、本体部材と、この本体部材に前記被係止部に接近、離隔する面内方向に移動自在に設けたラッチ取付部材と、このラッチ取付部材に開閉体の開閉方向に係止姿勢と非係止姿勢とに亘って回動自在に取り付けたラッチと、前記本体部材に対して面内方向に移動すると共に、回転突部を有したラッチ回転部材と、前記本体部材とラッチ取付部材との間に設けた第1ばねと、前記ラッチ取付部材とラッチ回転部材との間に設けた第2ばねとを備え、
    前記ラッチは、その回動中心よりも被係止部寄りの面内方向一側寄りに、係止部とトリガ部とを有し、その係止部は開閉方向閉じ側で、トリガ部は開閉方向開き側となるように開閉方向に離隔し、
    前記ラッチは、その回動中心よりも被係止部と反対側寄りの面内方向他側寄りに、接触部と、第1・第2位置決め部を有し、
    このラッチは、その接触部が前記回転突部の表面に摺接してラッチ回転部材を第2ばねに抗して面内方向他側方向に移動しながら係止姿勢と非係止姿勢に回動すると共に、第1位置決め部と回転突部で非係止姿勢に位置決めされ、第2位置決め部と回転突部で係止姿勢に位置決めされ、当該ラッチが係止姿勢のときには、係止部が被係止部に係止し、非係止姿勢のときには、係止部が被係止部よりも面内方向他側寄りで、かつトリガ部が被係止部の開閉方向開き側面と対向し、
    前記回転突部の表面は基準位置を有し、この基準位置を境として開閉方向閉じ側に接触部が接しているときには、ラッチに係止姿勢に向かう回転力が作用し、かつ開閉方向開き側に接触部が接しているときには、ラッチに非係止姿勢に向かう回転力が作用するようにし、
    前記非係止姿勢のラッチがラッチ取付部材とともに面内方向他側方向に移動すると、当該ラッチが係止姿勢に向けて回動し、接触部が、前記回転突部の表面における基準位置よりも開閉方向閉じ側に接するようにし、
    前記基準位置は、ラッチの接触部が接したときにラッチ回転部材に作用する面内方向一側方に向かう力によって、ラッチに、当該ラッチの回転中心に向かう力が作用する位置であることを特徴とするラッチ装置。
  3. 前記ラッチ回転部材の接触部が摺接する面は、開閉体の開閉方向に沿った円弧形状で、その面の円弧の中心とラッチの回動中心を結ぶ直線が当該面と交差する位置を基準位置とした請求項1又は2記載のラッチ装置。
  4. 前記ラッチ回転部材の接触部が摺接する面は、開閉体の開閉方向閉じ側の斜面と開き側の斜面を有する山形状で、
    前記ラッチの回動中心を通る直線が前記閉じ側の斜面と直交する位置を基準位置とした請求項1又は2記載のラッチ装置。
  5. 前記ラッチ本体部は前記開閉体の上部に設けられ、前記被係止部は前記枠体の上枠から下方に延出して設けられ、
    前記非係止姿勢のラッチが、当該ラッチのトリガ部が被係止部の下端よりも下方位置まで移動したときに、ラッチの接触部が基準位置よりも開閉方向閉じ側に接するようにした請求項1〜4いずれか1項に記載のラッチ装置。
  6. 枠体に開閉体を開閉自在に取り付けた建具であって、
    前記開閉体に、請求項1〜5いずれか1項に記載のラッチ装置のラッチ本体部を取り付け、前記枠体に、請求項1〜5いずれか1項に記載のラッチ装置の被係止部を設けて請求項1〜5いずれか1項に記載のラッチ装置を有し、
    前記開閉体が開き位置のときに、ラッチ本体部のラッチが非係止姿勢で、この状態で開閉体を閉じ移動するとラッチのトリガ部が被係止部に接して係止姿勢に向けて回動し、前記開閉体が閉じ位置のときに、前記ラッチが係止姿勢で、その係止部が被係止部に係止するようにしたことを特徴とする建具。
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