JP2016037713A - 錠前金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋体と筐体をワンタッチで施解錠でき、長期使用にもがたつきや気密性の低下がない、かばん・ケース類用の錠前金具を提供する。【解決手段】かばん・ケース類の筐体に設けられた錠前本体と、蓋体に設けられた錠前本体の嵌合部に差し込まれる差込み部材10とを有する錠前金具であって、錠前本体は、差込み部材10の係止窓穴14と係合する第1の上部係合部41aを備えた可動係止部材40と、可動係止部材を付勢するばね90と、開閉レバー80とを有し、差込み部材10が錠前本体の嵌合部に差し込まれ、差込み部材の係止窓穴14と第1の上部係合部41aと係合した際に、ばね90の付勢力により可動係止部材40と差込み部材10とが拘止され、開閉レバー80が開錠の方向に動作した際に、ばね90の付勢力が解除され、可動係止部材40の第1の上部係合部41aと差込み部材10の係止窓穴14との係合が解除される。【選択図】図16
Description
本発明は、各種かばん類、トランク、スーツケース、クーラーボックス、キャリーバック、各種ケース類やその他各種物品を収納する筐体製品など(以下、これらを総称してかばん・ケース類と称する。)の蓋体及び筐体に取り付けられる錠前金具、特にかばん・ケース類の筐体に開閉可能に覆う蓋体の施錠及び開錠をワンタッチ式で操作することができる錠前金具に関する。
かばん類の筐体に取り付けられる錠前金具として、かばん類の蓋体に取り付けられた差込み部材をかばん類の本体に取り付けられた施錠機構に係合させてロックする構成のものが広く知られている。例えば、このような構成の錠前金具に関しては、特開平06−010551号公報に記載されている。このような錠前金具は、錠前金具のかばん等への取付け時には、がたつきもなく、蓋部とケース部は密閉されているが、永年の使用において、取付けの緩みや位置ずれによって、がたつきが発生して気密性を失ってしまうことが多くあった。
又、かばん類の筐体に取り付けられた錠前金具にかばん類の蓋体に取り付けられた差込み部材を挿入するとともにワンタッチで施錠し、かつ差込み部材を施錠した状態で蓋体の締緩操作を行うことができる錠前金具として、例えば、特許文献2には、ランドセル本体の外底面に取付ける取付け基台と、蓋板の一端に設けた舌片に取付ける差込板とからなり、前記差込板は中央に係止窓孔を設け、前記取付け基板は左右方向に拡げた固定部の表面にランドセル本体の背負ベルトの一端を連結する連結具を回転可能に取付ける座部を形成し、中央の上下方向に一体に設けた摺動部に、前記蓋板の一端に取付けた差込板をロックする施錠機構と差込板をアンロックする開錠機構を内蔵した可動体を、前記取付け基台と可動体との間に設けた摺動機構で上下動可能に取付け、前記可動体の上下動を所定位置で停止させる停止機構を備えてなることを特徴とする錠前金具について提案されている。
しかしながら、特許文献2には、かばん類において筐体と蓋体との施錠が、差込み部材の差込み操作によりワンタッチで行うことができ、かつ、かばん類の蓋体に取り付けられた差込み部材を筐体に取り付けられた錠前本体へ差し込んで施錠した際の錠前本体に対する差込み部材の引き込み力が充分であって安定しており、かばん類の筐体と蓋体とが施錠された状態において、がたつきが発生せず、更に筐体とかばん類の蓋体との解錠が、開閉レバーの操作によりワンタッチで行うことができるようにすることについて、又引き寄せ機構については、何ら言及されていない。
本発明は、かばん・ケース類の蓋体に取付けた差込み部材をワンタッチでかばん・ケース類の筐体に差し込んで確実に錠前金具に施錠することができ、かつ差込み部材を錠前本体へ差し込んで施錠した際の錠前本体に対する差込み部材の引き込み力が充分であって、安定しており、筐体と蓋体とが施錠された状態において、永年に渡って、がたつきや気密性の低下が発生せず、更に筐体と蓋体との開錠が、開閉レバーの操作によりワンタッチで行うことができる錠前金具を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を解決すべく検討の結果、本発明に至ったものである。
即ち、本発明は、かばん・ケース類の筐体に取り付けられた錠前本体と、筐体を覆う蓋体に取り付けられた錠前本体の嵌合部に差し込まれる差込み部材とを有する錠前金具であって、
前記錠前本体は、
前記差込み部材の差込部と係合する差込み部材係止部を備えた可動係止部材と、
ばねが取付けられた付勢力付与機構と、
開閉レバーと、を有し、
前記差込み部材が筐体の錠前本体の嵌合部に差し込まれ、当該差込み部材の差込部が可動係止部材の差込み部材係止部と係合した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に付勢力を与えるように作動し、前記した可動係止部材と差込み部材とが拘止され、施錠され、
前記開閉レバーが開錠の方向に動作した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に対する付勢力が解除され、可動係止部材と差込み部材の差込部との係合が解除する方向に作動し、開錠されるようになしたことを特徴とする。
即ち、本発明は、かばん・ケース類の筐体に取り付けられた錠前本体と、筐体を覆う蓋体に取り付けられた錠前本体の嵌合部に差し込まれる差込み部材とを有する錠前金具であって、
前記錠前本体は、
前記差込み部材の差込部と係合する差込み部材係止部を備えた可動係止部材と、
ばねが取付けられた付勢力付与機構と、
開閉レバーと、を有し、
前記差込み部材が筐体の錠前本体の嵌合部に差し込まれ、当該差込み部材の差込部が可動係止部材の差込み部材係止部と係合した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に付勢力を与えるように作動し、前記した可動係止部材と差込み部材とが拘止され、施錠され、
前記開閉レバーが開錠の方向に動作した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に対する付勢力が解除され、可動係止部材と差込み部材の差込部との係合が解除する方向に作動し、開錠されるようになしたことを特徴とする。
本発明の一実施態様の錠前金具において、前記可動係止部材は、差込み部材の下端部を係止する下部係合部と、差込み部材の係止窓孔の孔部と係合する上部係合部とを有し、錠前金具の解錠状態から前記差込み部材を筐体の錠前本体に差し込んで施錠する際には、差込まれた差込み部材の下端部が前記可動係止部材の下部係合部と当接し、当該可動係止部材を筐体方向に回動させるとともに、当該回動に伴って前記可動係止部材の上部係合部が差込み部材の係止窓孔の孔部と係合し、かつ付勢力付与機構のばねの付勢力の作用により可動係止部材と差込み部材との係合が拘止されて施錠されるようになし、前記開閉レバーが開錠の方向に動作する際には、付勢力付与機構のばねの付勢力が解除され、差込み部材が反対方向に回動し、当該回動に伴って前記可動係止部材の上部係合部と差込み部材の係止窓孔の孔部との係合が外れ、開錠されるように構成されている。
本発明の一実施態様の錠前金具において、前記可動係止部材は、差込み部材の下端部を係止する下部係合部と、差込み部材の係止窓孔の孔部と係合する上部係合部とを有し、錠前金具の解錠状態から前記差込み部材を筐体の錠前本体に差し込んで施錠する際には、差込まれた差込み部材の下端部が前記可動係止部材の下部係合部と当接し、当該可動係止部材の下部係合部を差込み部材の差込み方向に摺動させるとともに、当該摺動に伴って前記可動係止部材の上部係合部が差込み部材の係止窓孔の孔部と係合し、かつ付勢力付与機構のばねの付勢力の作用により可動係止部材と差込み部材との係合が拘止され、施錠されるようになし、前記開閉レバーが開錠の方向に動作する際には、付勢力付与機構のばねの付勢力が解除され、差込み部材が差込み部材の差込み方向と反対方向に摺動し、当該摺動に伴って前記可動係止部材の上部係合部と差込み部材の係止窓孔の孔部との係合が外れ、開錠されるように構成されている。
又、本発明の錠前本体は、かばん・ケース類に取り付けられる錠前金具の筐体に取り付けられる錠前本体であって、
前記錠前本体は、
前記差込み部材の差込部と係合する差込み部材係止部を備えた可動係止部材と、
ばねが取付けられた付勢力付与機構と、
開閉レバーと、を有し、
前記差込み部材が筐体の錠前本体の嵌合部に差し込まれ、当該差込み部材の差込部が可動係止部材の差込み部材係止部と係合した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に付勢力を与えるように作動し、前記した可動係止部材と差込み部材とが拘止され、施錠され、
前記開閉レバーが開錠の方向に動作した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に対する付勢力が解除され、可動係止部材と差込み部材の差込部との係合が解除する方向に作動し、開錠されるようになしたことを特徴とする。
前記錠前本体は、
前記差込み部材の差込部と係合する差込み部材係止部を備えた可動係止部材と、
ばねが取付けられた付勢力付与機構と、
開閉レバーと、を有し、
前記差込み部材が筐体の錠前本体の嵌合部に差し込まれ、当該差込み部材の差込部が可動係止部材の差込み部材係止部と係合した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に付勢力を与えるように作動し、前記した可動係止部材と差込み部材とが拘止され、施錠され、
前記開閉レバーが開錠の方向に動作した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に対する付勢力が解除され、可動係止部材と差込み部材の差込部との係合が解除する方向に作動し、開錠されるようになしたことを特徴とする。
従来のかばん・ケース類に取付けられる錠前金具においては、錠前金具の取付けの僅かなずれ、または使用中に発生する錠前金具の緩みにより、蓋体のがたつきが発生し、錠前金具のロック維持性、筐体と蓋体との施錠時の気密性を損なうことがあったが、本発明の錠前金具及び錠前本体によれば、かばん・ケース類の蓋体に取付けた差込み部材をワンタッチでかばん・ケース類の筐体の錠前本体に差し込んで、充分な係合力、拘止力、引き寄せ力を持って確実に、安定した錠前金具の施錠を行なうことができる。
又、従来の錠前金具においても、可動係止部材によって差込み部材を筐体側に引き付ける構造となっているものがあるが、この操作には手動によって操作レバーを差込み部材に引っ掛けて押し込むか、あるいはハンドルを回して締め付けるなどの操作が必要であったが、本発明では、この操作を蓋体を閉め、施錠するだけで、自動的に引き寄せ力、すなわち締め付け力が発揮され、がたつきを防止する機能が発揮される。
又、従来の錠前金具においても、可動係止部材によって差込み部材を筐体側に引き付ける構造となっているものがあるが、この操作には手動によって操作レバーを差込み部材に引っ掛けて押し込むか、あるいはハンドルを回して締め付けるなどの操作が必要であったが、本発明では、この操作を蓋体を閉め、施錠するだけで、自動的に引き寄せ力、すなわち締め付け力が発揮され、がたつきを防止する機能が発揮される。
又、筐体と蓋体とが施錠された状態において、筐体と蓋体との間で、永年の使用によって微妙な取付け位置のずれなどによってがたつきが発生しても、上記したように蓋体を閉め、施錠するだけで自動的にがたつきが吸収されているので、本来のがたつきなしの状態及び筐体と蓋体との施錠時の気密性を長期間に渡って保つことができ、更に筐体とかばん蓋体との開錠が、開閉レバーの操作によりワンタッチで行うことができ、本発明の錠前金具は、各種かばん・ケース類用として最適である。
本発明の錠前金具の実施態様を、図面を参照して、以下に説明する。
図1は、かばん・ケース類の蓋体A及び筐体Bに取り付けられる本発明の錠前金具1の差込み部材10が錠前本体20に差し込まれる前の状態を示す正面図、図2(a)は、本発明の錠前金具1の差込み部材10が錠前本体20に差し込まれた状態の概略の正面視を示す説明図、図2(b)は、本発明の錠前金具1の差込み部材10が錠前本体20に差し込まれた状態の概略の側面視を示す説明図である。
図1は、かばん・ケース類の蓋体A及び筐体Bに取り付けられる本発明の錠前金具1の差込み部材10が錠前本体20に差し込まれる前の状態を示す正面図、図2(a)は、本発明の錠前金具1の差込み部材10が錠前本体20に差し込まれた状態の概略の正面視を示す説明図、図2(b)は、本発明の錠前金具1の差込み部材10が錠前本体20に差し込まれた状態の概略の側面視を示す説明図である。
本発明の錠前金具1は、図3に示すように、基本的な構成として、かばん・ケース類の蓋体Aの所定位置に取付ける差込み部材10と、かばん・ケース類の筐体の所定位置に取り付けられる錠前本体20と、錠前本体20を筐体Bの所定位置に取り付けるための取付け基台30と、錠前本体に内蔵される可動係止部材40と、内枠体50と、ばね軸付設枠体60と、支え枠体70と、内枠体50及び支え枠体70に係合された錠前金具の施錠及び開錠の操作を行なうことができる開閉レバー80と、ばね軸付設枠体60に装着されるばね90と、鍵部100と、軸110とを有する。付勢力付与機構は、ばね軸付設枠体60とばね90と有している。
前記した差込み部材10は、例えば、図4に示すように、差込み部材10をかばん・ケース類の蓋体に取り付けるための基部11と、基部11から下方に伸びるプレート部12と、その中央に下辺に水平部13を設けた係止窓孔14と、下端部15とを有しており、又前記基部11には蓋体に差込み部材を取り付けるための鋲孔16が設けられている。前記プレート部12と水平部13と係止窓孔14と下端部15とが差込み部材の差込部を構成する。
係止窓孔14には、施錠時に後述する可動係止部材40の上部係合部41が入り込み、差込み部材10を係止するようになっている。
係止窓孔14には、施錠時に後述する可動係止部材40の上部係合部41が入り込み、差込み部材10を係止するようになっている。
前記した取付け基台30は、例えば、図5に示すように、基部31と、基部31にあけられた取付け基台30をかばん・ケース類の筐体に取り付けるための鋲孔32と、内枠体40の取付け脚部を差し込んで取り付けるための孔部33と、ばね軸付設枠体50の取付け脚部を差し込んで取り付けるための孔部34と、内枠体40及びばね軸付設枠体50のそれぞれの取付け脚部を差し込んで取り付けるための孔部35と、後述する可動係止部材40の上部係合部41が入り込んで、当該上部係合部41を係止することができるようにされた係止窓孔36とが設けられている。
前記した可動係止部材40は、例えば、図6(1−a)〜(1−d)に示すように、差込み部材10が、錠前本体20に差込まれた際に、差込み部材10の下端部15と当接し、更に差込み方向に可動係止部材40を回動、又は摺動、又は回動及び摺動させる機能を有する下部係合部42と、可動係止部材40の回動、又は摺動、又は回動及び摺動に伴って、差込み部材10の係止窓孔14の孔部に係合する上部係合部(すなわち、差込み部材係止部)41とを有する。前記した下部係合部42は、開閉レバーの操作により開錠する際には、可動係止部材40の差込み方向と反対方向への回動、又は摺動、又は回動及び摺動により、差込まれた差込み部材10の下端部15を上方に持ち上げて、差込み部材10の係止窓孔14の孔部と上部係合部41との係合が外れ、開錠させるように機能する。
即ち、この可動係止部材40にあっては、錠前金具の開錠状態から前記差込み部材10を筐体の錠前本体20に差し込んで施錠しようとする際には、差込まれた差込み部材10の下端部15が前記可動係止部材40の下部係合部42と当接し、当該可動係止部材40の下部係合部42を差込み部材10の差込み方向に、回動、又は摺動、又は回動及び摺動させるとともに、当該回動、又は摺動、又は回動及び摺動に伴って前記可動係止部材40の上部係合部41が差込み部材10の係止窓孔14の孔部と係合するようになし、前記錠前本体20に差し込まれた差込み部材10を当該錠前本体20から引き抜いて開錠状態にしようとする際には、差込まれた差込み部材10の下端部15と当接した前記可動係止部材40の下部係合部42を差込み部材10の差込み方向と反対方向に回動、又は摺動、又は回動及び摺動させるとともに、当該回動、又は摺動、回動及び摺動に伴って前記可動係止部材40の上部係合部41と差込み部材10の係止窓孔14の孔部との係合が外れるようになっている。
上記した可動係止部材40において、46は、可動係止部材40を回動、又は摺動、又は回動及び摺動可能なように、支え枠体70に取付けるための突出した軸部であり、当該軸部46は、後述する支え枠体70の軸受け部73に軸支されている。
又、47は、ばね軸付設枠体60のガイド部分67に当接し、ばね軸付設枠体60に装着されたばねに付勢力を加えたり、解除したりするように機能させるために備えられたばね受け部であり、可動係止部材40の下方向への回動、又は摺動、又は回動及び摺動により、ばね受け部47とばね軸付設枠体60のガイド部分67とが当接してガイド部分を下方に押し込んで、ばねに付勢力が加わるようにされており、又、開閉レバーの開錠方向への作動により、可動係止部材40の上方向へ回動、又は摺動、又は回動及び摺動した際には、ばね受け部47とばね軸付設枠体60のガイド部分67との当接が解除され、ばねに加わった付勢力が解除されようにされている。この例は、可動係止部材40の作動を回動と上下の摺動によって、差込み部材10との係合、解除がされるようになっているものである。
又、47は、ばね軸付設枠体60のガイド部分67に当接し、ばね軸付設枠体60に装着されたばねに付勢力を加えたり、解除したりするように機能させるために備えられたばね受け部であり、可動係止部材40の下方向への回動、又は摺動、又は回動及び摺動により、ばね受け部47とばね軸付設枠体60のガイド部分67とが当接してガイド部分を下方に押し込んで、ばねに付勢力が加わるようにされており、又、開閉レバーの開錠方向への作動により、可動係止部材40の上方向へ回動、又は摺動、又は回動及び摺動した際には、ばね受け部47とばね軸付設枠体60のガイド部分67との当接が解除され、ばねに加わった付勢力が解除されようにされている。この例は、可動係止部材40の作動を回動と上下の摺動によって、差込み部材10との係合、解除がされるようになっているものである。
図6(2−a)、(2−b)は、前記可動係止部材40の他の実施例に係るもので、その側面図及び斜視図を示したものである。この例は、可動係止部材40の作動を回動によって、差込み部材10との係合、解除がされるようになっているものである。
同図において、第1の上部係合部41aの反対側には第2の上部係合部41bが設けられており、又第1の下部係合部42aの反対側には第2の下部係合部42bが設けられている。前記第2の上部係合部41bは、施錠状態において開閉レバー80の内側面に設けられた突出部87と係合するようになっており、開錠の際の開閉レバー80の回動に応じて第2の上部係合部41bが持ち上げられ、第2の上部係合部41bと突出部87との係合が外れるようになっている。
同図において、第1の上部係合部41aの反対側には第2の上部係合部41bが設けられており、又第1の下部係合部42aの反対側には第2の下部係合部42bが設けられている。前記第2の上部係合部41bは、施錠状態において開閉レバー80の内側面に設けられた突出部87と係合するようになっており、開錠の際の開閉レバー80の回動に応じて第2の上部係合部41bが持ち上げられ、第2の上部係合部41bと突出部87との係合が外れるようになっている。
この可動係止部材40にあっては、差込まれた差込み部材の下端部15が前記可動係止部材の第1の下部係合部42aと当接し、当該可動係止部材の第1の下部係合部42aを差込み部材の差込み方向に回動させた際、可動係止部材40は、ばね軸付設枠体60のガイド部67と当接し、ばね軸付設枠体60に装着されたばね90に付勢力を負荷するようになすとともに、差込まれた差込み部材10の下端部15と当接した前記可動係止部材の第1の下部係合部42aを差込み部材の差込み方向と反対方向に回動させた際、可動係止部材40は、ばね軸付設枠体60のガイド部67との当接が解除され、ばね軸付設枠体60に装着されたばね90に負荷された付勢力を解除するようになっている。
又、前記第2の下部係合部42bは、後述するばね軸付設枠体60のばね軸部65の上端部に設けられたガイド部67に沿って摺動するようになっており、ガイド部67の摺動面に沿った移動によって、ばね90に付勢された状態(ばねが縮んだ状態)となったり、付勢が解除された状態(ばねが伸びた状態)となったりするようにされている。
前記第2の下部係合部42bのガイド部67に沿った移動に応じて、前記第1の上部係合部42aは、差込み部材10の係止窓孔14に係合したり、更に前記取付け基台30の係止窓孔36に係合したり、又、前記第1の下部係合部42aは、差込み部材10の下端部15を押し上げて差込み部材10と可動係止部材40との係合を解除するようにされる。
図6(2−a)、(2−b)において、46は、(1−a)〜(2−d)において述べられた可動係止部材40の回動の軸部であり、47も同様にばね受け部である。
前記第2の下部係合部42bのガイド部67に沿った移動に応じて、前記第1の上部係合部42aは、差込み部材10の係止窓孔14に係合したり、更に前記取付け基台30の係止窓孔36に係合したり、又、前記第1の下部係合部42aは、差込み部材10の下端部15を押し上げて差込み部材10と可動係止部材40との係合を解除するようにされる。
図6(2−a)、(2−b)において、46は、(1−a)〜(2−d)において述べられた可動係止部材40の回動の軸部であり、47も同様にばね受け部である。
前記した内枠体50は、例えば、図7に示すように、錠前本体内部に内蔵されるように一辺が開口した略箱形の形状をなしており、ばね軸付設枠体60の内側面の一部と接し、支え部材70の内側面の一部と接する下端が自由端となっている縦壁部51と、内枠体50を取付け基台30に取付けるための脚部52と、軸100をその端部において軸支するために設けられた孔部53と、開閉レバー80の上端と開閉レバーの開錠の際に接する上端部54と、ばね軸付設枠体60と係合する溝型状の係合部55と、差込み部材10が挿入される開口部56と、可動係止部材40が内蔵されるようにされた空間部57と、が設けられている。また、溝型状の係合部55の一方の開放端は、可動係止部材40の軸部46が引っ掛かる係止部58となっている。
この内枠体50は、例えば、ばね軸付設枠体60の外側に、当該ばね軸付設枠体60の係合軸68と係合するように配設されている。
この内枠体50は、差込み部材10が挿入されたとき、溝型状の係合部55内を、可動係止部材40の下部係合部42が下方方向に移動され、ばね軸付設枠体60とともに下方に移動するようになっており、又差込み部材10が引き抜かれたとき、溝型状の係合部55内を、可動係止部材40の下部係合部42は上方方向に移動されるようになっている。
この内枠体50は、差込み部材10が挿入されたとき、溝型状の係合部55内を、可動係止部材40の下部係合部42が下方方向に移動され、ばね軸付設枠体60とともに下方に移動するようになっており、又差込み部材10が引き抜かれたとき、溝型状の係合部55内を、可動係止部材40の下部係合部42は上方方向に移動されるようになっている。
前記したばね軸付設枠体60は、例えば、図8に示すように、錠前本体内部に内蔵されるように一辺が開口した略箱形の形状をなしており、内枠体50と支え部材70との間に一部接するように位置された縦壁部61と、ばね軸付設枠体60を取付け基台30に取付け、かつ摺動可能にされた脚部62と、支え部材70の底面部71と内接する底面部63と、支え部材70が傾動自在なように形成された係合軸孔部64と、図11に例示したようなばね90が装着されるばね軸部65と、ばね受け部66と、ばね軸部65の上端部に位置し、ばねに付勢力が負荷されるように設けられたガイド部67と、が設けられている。
又、係合軸孔部64には、前記可動係止部材40下部係合部42が当接するように設けられており、差込み部材10の挿入、引き抜きに応じて、係合軸孔部64を支点として可動係止部材40が回動し、差込み部材10の係止窓孔14と可動係止部材40の下部係合部42とが係合、又は係合の解除がされるようになっている。
差込み部材10が挿入され、停止位置に達したとき、可動係止部材40は下方方向に移動され、ばね軸付設枠体60は、支え枠体70と共動して下方に移動し、ばね90に付勢力が加わるようになっており、又差込み部材10が引き抜かれたとき、可動係止部材40は上方方向に移動され、ばね軸付設枠体60は、支え枠体60と共動して上方に移動し、ばね90への付勢力は解除されるようになっている。付勢力付与機構は、基本的に上記したばね軸付設枠体60とばね90とにより構成され、錠前金具の解錠状態から前記差込み部材を筐体の錠前本体に差し込んで施錠する際には、付勢力付与機構のばねの付勢力の作用により可動係止部材と差込み部材との係合が拘止されるようになっており、又前記開閉レバーが開錠の方向に動作する際には、付勢力付与機構のばねの付勢力が解除され、開錠されるようになっている。
差込み部材10が挿入され、停止位置に達したとき、可動係止部材40は下方方向に移動され、ばね軸付設枠体60は、支え枠体70と共動して下方に移動し、ばね90に付勢力が加わるようになっており、又差込み部材10が引き抜かれたとき、可動係止部材40は上方方向に移動され、ばね軸付設枠体60は、支え枠体60と共動して上方に移動し、ばね90への付勢力は解除されるようになっている。付勢力付与機構は、基本的に上記したばね軸付設枠体60とばね90とにより構成され、錠前金具の解錠状態から前記差込み部材を筐体の錠前本体に差し込んで施錠する際には、付勢力付与機構のばねの付勢力の作用により可動係止部材と差込み部材との係合が拘止されるようになっており、又前記開閉レバーが開錠の方向に動作する際には、付勢力付与機構のばねの付勢力が解除され、開錠されるようになっている。
前記した支え枠体70は、例えば、図9に示すように、ばね軸付設枠体60の底面部63を支える底面部71と、縦壁部72と、可動係止部材40の軸部46と係合する上部係合軸受部73と、可動係止部材40のばね受け部47と係合する下部係合軸受け部74と、差込み部材10が挿入され、可動係止部材40が下降した際、この下降に応じてばね軸付設枠体60の脚部62と係合し、ばね軸付設枠体60を下降させることができるようにする枠部75と、ばね軸付設枠体60の上昇及び下降の動きをガイドするガイド溝部76とを有している。
支え枠体70は、差込み部材10が挿入されたときには、可動係止部材40を下方の停止位置に保持できるような働きをし、又開閉レバー80の開錠の操作をしたときには、開閉レバー80の開錠の動きによりばね90の付勢力により可動係止部材40が上方向(図において右側)に回動、又は摺動、又は回動及び摺動し、可動係止部材40の下部係合部42を押し上げ、差込み部材10と可動係止部材40との係合を解除する動作をするようになっている。又、差込み部材10が挿入されたときには、差込み部材10の先端が可動係止部材40の下部係合部42を押し下げ、差込み部材10の係止窓孔14と上部係合部41との係合がなされ、支え枠体70は施錠状態に位置に維持される。このとき、支え枠体70が下降するが、支え枠体70の開閉レバー80との当接部が、開閉レバー80の内壁85に沿って摺動し、開閉レバー80は自動的に施錠状態の位置に移動する。このように、差込み部材10の挿入によって、施錠状態とすることができる。
前記した開閉レバー80は、例えば、図10に示すように、支え枠体70の外側に配されるように空間部81と、錠前金具の施錠及び開錠の操作面となる外壁面82と、上壁面83と、左右の側壁面84と、内壁85と、鍵部100が装着される凹状部86、必要に応じて設けられる突出部87とを有する筐体構造となっている。開閉レバー80は、内枠体50の孔部53に図12に例示されるような軸110を介して回動できるように装着されている。
本発明の錠前金具においては、差込み部材10の錠前本体20への差込みにより可動係止部材40が動作して自動的に施錠されるようになっており、開閉レバー80の開錠操作により、差込み部材10の錠前本体20からの引き抜きにより可動係止部材40が動作して自動的に開錠されるようになっている。前述したように、開閉レバー80は、支え枠体70の当接部が開閉レバー80の内壁85の面を摺動するガイドとなって、施錠位置、開錠位置に移動するようになっている。
本発明の錠前金具においては、差込み部材10の錠前本体20への差込みにより可動係止部材40が動作して自動的に施錠されるようになっており、開閉レバー80の開錠操作により、差込み部材10の錠前本体20からの引き抜きにより可動係止部材40が動作して自動的に開錠されるようになっている。前述したように、開閉レバー80は、支え枠体70の当接部が開閉レバー80の内壁85の面を摺動するガイドとなって、施錠位置、開錠位置に移動するようになっている。
本発明の錠前金具の1例の実施態様は、かばん類の筐体に取り付けられた錠前本体と、筐体を覆う蓋体に取り付けられた錠前本体の嵌合部に差し込まれる差込み部材とを有し、前記錠前本体は、取付け基台と、該取付け基台に取り付けられた内枠体と、前記取付け基台に取り付けられたばね軸付設枠体と、該ばね軸付設枠体に傾動可能に取り付けられた支え枠体と、前記支え枠体に対し摺動可能に取り付けられた可動係止部材と、前記内枠体に傾動可能に取り付けられた開閉レバーとを有し、前記差込み部材が筐体の錠前本体に差し込まれた際には、当該差込み部材の差込部が可動係止部材の差込み部材係止部と係合し、かつばね軸付設枠体に取り付けられたばねに付勢力を与えるように作動し、前記開閉レバーが開錠の方向に回動した際には、支え枠体及び可動係止部材とが連動するとともに、付勢力が付与された前記ばねによりばね軸付設枠体が差込方向と反対方向に移動し、可動係止部材と差込み部材の差込部との係合を解除する方向に作動されるように構成することができる。
又、本発明の一実施態様の錠前金具における前記開閉レバーと前記支え枠体とは、支え枠体の一端側において回動するように軸支され、前記開閉レバーと前記支え枠体とが連動して動作するようにされており、前記支え枠体とばね軸付設枠体とは、支え枠体の他端側においてばね軸付設枠体と係合され、開閉レバーの開錠方向への操作に伴う支え枠体の移動時には、ばね軸付設枠体を当該ばね軸付設枠体に取り付けられたばねに加わった付勢力によって差込み部材の差込方向と反対方向に移動され、差込み部材を筐体の錠前本体に差し込んで施錠する際には、可動係止部材と連動してばね軸付設枠体のばねに付勢力が付加されるように構成することができる。
又、本発明の一実施態様の錠前金具における前記開閉レバーと前記支え枠体とは、支え枠体の上端側において回動するように軸支され、前記開閉レバーと前記支え枠体とが連動して動作するようにされており、前記支え枠体とばね軸付設枠体とは、支え枠体の下端側においてばね軸付設枠体と係合され、開閉レバーの開錠方向への操作に伴う支え枠体の移動時には、ばね軸付設枠体を当該ばね軸付設枠体に取り付けられたばねに加わった付勢力によって差込み部材の差込方向と反対方向に移動され、差込み部材が筐体の錠前本体に差し込んで施錠する際には、可動係止部材と連動してばね軸付設枠体のばねに付勢力が付加されるように構成することができる。
又、本発明の一実施態様の錠前金具における前記可動係止部材とばね軸付設枠体とは、可動係止部材の下端側とばね軸付設枠体の上端側において上下方向に摺動可能に、かつ可動係止部材が傾動可能に係合され、前記可動係止部材と支え枠体とは、可動係止部材の下端側と前記可動係止部材とばね軸付設枠体との係合部の上方において傾動可能に係合され、開閉レバーの開錠方向への操作に伴う可動係止部材の移動時には、支え枠体及び可動係止部材とが連動し、当該差込み部材の差込部と可動係止部材の差込み部材係止部との係合が解除される方向に移動し、差込み部材を筐体の錠前本体に差し込んで施錠する際には、可動係止部材と支え枠体とが連動し、当該差込み部材の差込部と可動係止部材の差込み部材係止部とが係合する方向に移動するように構成することができる。
次に、本発明の他の実施態様に係わる錠前金具の要部の概略分解図を示す図13に従って、本発明の錠前金具の構成を説明する。
図13の(a)に示す差込み部材において、200は差込み部材、201は基部、202はプレート部、203は水平部、204は係止窓孔、205は下端部、206は鋲孔を示し、図13の(b)において、210は、差込み部材200の化粧カバー210を示し、差込み部材200の基部201に装着される。
図13の(a)に示す差込み部材において、200は差込み部材、201は基部、202はプレート部、203は水平部、204は係止窓孔、205は下端部、206は鋲孔を示し、図13の(b)において、210は、差込み部材200の化粧カバー210を示し、差込み部材200の基部201に装着される。
図13の(c)に示すばね軸付設枠体が取付けられた取付け基台において、300は取付け基台、301はばね軸付設枠体(図示された301は、ばね軸付設枠体の構成の一部を示している。)、302はばね軸付設枠体の縦壁部、303は底面部、304は図13の(d)に示したばね軸部310のばね受け部、305は図13の(d)に示した可動係止部材320の回動軸部321を軸支する軸孔、306は図13の(d)に示した開閉レバー340を開閉自在に回動させるための軸を軸支する軸孔、307は取付け基台をかばん・ケース類の筐体に取付けるための鋲孔、308は開閉レバー340のがたつきを防止するためのばねの受け部を示す。
図13の(d)において、可動係止部材320の回動軸部321は、前述したばね軸付設枠体の縦壁部の上方に設けられた軸孔305に回動可能に軸支されている。同図において、322は、差込み部材の係止窓孔203に嵌合する上部係合部、323は、差込み部材が挿入されたときに差込み部材の下端部205が当接する下部係合部、324は、ばねの作動点の働きをする突出軸部、325は、差込み部材の下端部205が挿入されるようにされた開口部、326は、開閉レバー340との係り面を示す。
同図のばね軸付設枠体301において、ばね軸部330には、ばね331が装着され、ばね軸部330の下端は、ばね受け部304により支持されるようになっている。又、ばね軸部330の上端には、差込み部材が挿入されたときに可動係止部材320の下部係合部323が当接するプレート片部材332が設けられている。差込み部材が挿入され、可動係止部材320の下部係合部323がプレート片部材332に当接し、更に差込み部材が下降すると、可動係止部材320が回動軸部321を中心として回動し、可動係止部材320の下部係合部323がプレート片部材332を押してプレート片部材332が下降する。この下降に伴って、ばね331に付勢力が加わる。付勢力付与機構は、上記したように構成されている。
又、プレート片部材332の両側には、上方に屈曲したガイド部333が設けられており、このガイド部333の上面部には、可動係止部材320の突出軸部324が摺動するガイド面334が形成されており、このガイド面334の所定形状に沿って、かつ所定幅を持って、可動係止部材320が移動するようになっている。
図13の(e)に示す開閉レバー340において、341は、開閉レバー外装板、342は、上記したばね軸付設枠体301、可動係止部材320、その他の構成部材が納まるように形成された空間部、343は、錠前金具の施錠及び開錠の操作面となる外壁面、344は、外壁面の内側の内壁面、345は、開閉レバー外装板341の両側に設けられた側壁、346は、開閉レバー340を開閉自在に回動させるためにばね軸付設枠体301の軸孔306に装着される軸の両端部を軸支する軸孔、347は、開閉レバーの開錠の操作時に可動係止部材320の開閉レバーとの係り面326に係合する開閉ガイド部、348は、錠前金具の施錠時のがたつき防止のために装着される開閉レバー用ばねのばね受け部、349は、錠前金具の鍵が挿入される錠を示す。
図13に示した構成の錠前金具においては、錠前金具の錠前本体の嵌合部に差込み部材が挿入され、差込み部材が下降すると、差込み部材200の下端部205が可動係止部材320の下部係合部323に当接し、差込み部材の下端部205の更なる下降により可動係止部材320が回動軸部321を中心として回動し、可動係止部材320の下部係合部323が下方方向に移動し、可動係止部材320の下部係合部323がプレート片部材332を押してプレート片部材332が下降する。又、このとき可動係止部材320の上部係合部322は、差込まれた差込み部材320の係止窓孔203に嵌合し、係止窓孔203において可動係止部材320の上部係合部322が係止される。更なる下降によって、ばね331に付勢力が加わり、係止窓孔203における可動係止部材320の上部係合部322との係止によって付勢力が維持され、施錠状態となる。
一方、錠前金具を開錠しようとするとき、開閉レバー340を開錠方向へ操作すると、開閉レバー340の開閉ガイド部347が可動係止部材320のかかり面326と係合し、可動係止部材320が所定角度回動すると、ばね331に加わった付勢力の解除によって差込み部材の下端部205を上昇させて、施錠が解除される。
このように、差込み部材の挿入によりワンタッチで施錠することができ、一方、開閉レバー340の操作によりワンタッチで開錠することができる。
このように、差込み部材の挿入によりワンタッチで施錠することができ、一方、開閉レバー340の操作によりワンタッチで開錠することができる。
以下、本発明の錠前金具の施錠動作及び開錠動作の例を図14〜16に従って説明する。
図14〜16は、差込み部材10と可動係止部材40との動きを分かり易く説明するために、差込み部材と可動係止部材40と関係する部分以外の部材は、一部省略してある。なお、図14は、図6(1−a)〜(1−d)に示した形状の可動係止部材40を使用した場合の例である。
図14は、開錠、施錠の際の取付け基台に対する開閉レバー80、支え枠体70、ばね軸付設枠体60、差込み部材10の動きの概略を示した図面であり、図14(a)は、開錠状態を示した図面であり、図14(b)は、施錠状態を示した図面である。同図において、50は内枠体であり、110は開閉レバー80と支え枠体70とを一体に動かす軸である。
図14〜16は、差込み部材10と可動係止部材40との動きを分かり易く説明するために、差込み部材と可動係止部材40と関係する部分以外の部材は、一部省略してある。なお、図14は、図6(1−a)〜(1−d)に示した形状の可動係止部材40を使用した場合の例である。
図14は、開錠、施錠の際の取付け基台に対する開閉レバー80、支え枠体70、ばね軸付設枠体60、差込み部材10の動きの概略を示した図面であり、図14(a)は、開錠状態を示した図面であり、図14(b)は、施錠状態を示した図面である。同図において、50は内枠体であり、110は開閉レバー80と支え枠体70とを一体に動かす軸である。
図14(a)は、開錠された状態から蓋体の閉めの操作によって差込み部材10が錠前本体に差し込まれ、差込み部材10と可動係止部材40とが接したときの施錠開始前の状態を示す図面である。そして、図15(a)に示すように、可動係止部材40の軸部46は、内枠体50に設けられた係止部58に引っかかっており、これによって開錠状態を保っている。差込み部材10の差し込まれた初期の段階において、可動係止部材40は、斜め位置となっており、差込み部材10の下端部15が可動係止部材40の下部係合部42と接している。
差込み部材10の更なる差込みにより可動係止部材40が回動するとともに下方向に摺動し、可動係止部材40は、図15(b)のように、水平位置となり、可動係止部材40の上部係合部43は、差込み部材10の係止窓孔14内に挿入されて係合し、更に上部係合部43が差込み部材10の係止窓孔14内に深く挿入されることにより蓋体の筐体側への引き寄せが促進し、一方、下部係合部42は、図15(b)には図示していないが、内枠体50の孔部53、ばね軸付設枠体60の係合軸孔部64に通じて支え枠体70の下部係合軸受け部74と係合し、開閉レバー80は支え枠体70の方向に引き寄せられ、差込み部材10の差込み動作のワンタッチによって施錠が完了する。
この施錠が終了したときには、可動係止部材40が下降しており、この下降の動きによりばね軸付設枠体60を下方に移動させることによりばね90に付勢力が加わるようになっている。この施錠状態においては、可動係止部材40の上部係合部43と差込み部材10の係止窓孔14との係合、及び上記した可動係止部材40の下部係合部42と支え枠体70との係合等の双方により、施錠後の筐体と蓋体との間で、がたつきが発生するのを防止することができる。
又、開錠しようとするために、開閉レバー80を開錠方向に移動したときには、ばね90の付勢力によって可動係止部材40が上方に移動するとともに回動し、可動係止部材40の上部係合部43と差込み部材10の係止窓孔14との係合、及び上記した可動係止部材40の下部係合部42と支え枠体70との係合が解除され、差込み部材10は上方に飛び上がり、開錠状態となる。この例においては、開錠時には、可動係止部材40は、ばね90の力によって下方に引っ張られているが、可動係止部材40の軸部46が内枠体50に設けられた係止部58に引っかかっており、これによって開錠状態を保っている。そして、差込み部材10を錠前本体の嵌合部に差し込むと、差込み部材10の先端で可動部材40の下部係合部42が押され、可動係止部材40は回転し、可動係止部材40の軸部46と内枠体50の係止部58との引っ掛かりが外れる。この引っ掛かりが外れると、可動係止部材40は、ばね90により直線的に下方に引っ張られ、施錠状態となる。このように、蓋体を閉める力で、差込み部材が解放位置にある可動係止部材の下端部を押して解放位置から引っ掛かりをはずして、後はばねの作用方向の力で差込み部材を引き寄せ方向に引っ張る構造を採用している。
次に、図6(2−a)、(2−b)に示した形状の可動係止部材40を使用した場合について、図16に従って施錠、開錠の動作について説明する。
図16(a)は、開錠された状態から差込み部材10を錠前本体20に差し込む前の状態、すなわち、かばん・ケース類の蓋体を閉める前の開放状態を示した図面である。この形態の可動係止部材40においては、可動係止部材40は、支え枠体70の上部係合軸受部73に軸支され、回転するように取り付けられている。
図16(a)の状態においては、可動係止部材40は、斜め位置となっており、可動係止部材40の差込み部材10を受け入れる凹状部45は、上向き方向に位置している。
図16(a)は、開錠された状態から差込み部材10を錠前本体20に差し込む前の状態、すなわち、かばん・ケース類の蓋体を閉める前の開放状態を示した図面である。この形態の可動係止部材40においては、可動係止部材40は、支え枠体70の上部係合軸受部73に軸支され、回転するように取り付けられている。
図16(a)の状態においては、可動係止部材40は、斜め位置となっており、可動係止部材40の差込み部材10を受け入れる凹状部45は、上向き方向に位置している。
図16(b)は、開錠された状態から蓋体の閉めの操作によって差込み部材10が錠前本体20に差し込まれ、差込み部材10と可動係止部材40とが接したときの状態を示す図面である。この状態において、可動係止部材40は、より斜め位置となっており、差込み部材10の下端部15が第1の下部係合部42aと接している。
差込み部材10の更なる差込みにより、差込み部材10の下端部15が第1の下部係合部42aを更に押して可動係止部材40が回転軸部46を中心にして回動し、可動係止部材40の第1の上部係合部41aは、図16(c)のように差込み部材10の係止窓孔14(同図に図示せず)内に挿入されて係合し、施錠状態となる。
差込み部材10の更なる差込みにより、差込み部材10の下端部15が第1の下部係合部42aを更に押して可動係止部材40が回転軸部46を中心にして回動し、可動係止部材40の第1の上部係合部41aは、図16(c)のように差込み部材10の係止窓孔14(同図に図示せず)内に挿入されて係合し、施錠状態となる。
更に、差込み部材10を差込むと、差込み部材10の下端部15が第1の下部係合部42aを更に押して可動係止部材40が回転軸部46を中心にして更に回動し、差込み部材10は更に押し下げられ、可動係止部材40の第1の上部係合部41aは、図16(d)のように差込み部材10の係止窓孔14(同図の図示せず)を貫通して外側に突出する位置まで移動し、これによって可動係止部材40の第1の上部係合部41aの先端部は、係止窓孔14の外側からも係合されるようになり、蓋体の筐体側への引き寄せが促進され、可動係止部材40の第1の上部係合部41aと差込み部材10との係合は一層確実となり、かばん・ケース類の蓋体のがたつきを吸収することができ、より一層の施錠を確実にすることができる。
錠前金具を開錠する際には、開閉レバー80を図16(d)に示した矢印方向に引くと、ばね90の付勢力によって、開閉レバー80に設けられた開閉ガイド部分が可動係止部材40を回動させ、開錠することができる。
錠前金具を開錠する際には、開閉レバー80を図16(d)に示した矢印方向に引くと、ばね90の付勢力によって、開閉レバー80に設けられた開閉ガイド部分が可動係止部材40を回動させ、開錠することができる。
この実施態様においては、可動係止部材40の回転位置を段階的に確実にするために、すなわち可動係止部材40の開錠位置、施錠進行中の位置、施錠完了時の位置が確実にかつ円滑にガイドされるように、ばね軸付設枠体60に設けられたガイド部67には、可動係止部材40の開錠位置に対応するように第2の下部係合部42bの先端が落とし込ませる凹状部68が設けられており、又施錠進行中、第2の下部係合部42bが円滑にガイド部67表面を摺動するようにスロープ部69が設けられている。
この例においては、蓋体を閉める力で、差込み部材が解放位置にある可動係止部材の下端部を押して、ばねで解放位置に押し付けられている可動係止部材を回転させ、施錠するとともに、ばねの作用方向が施錠方向に働き、通常の施錠位置より可動係止部材の先端は、差込み部材を引き寄せる方向に更に回転させる構造を採用している。
この例においては、蓋体を閉める力で、差込み部材が解放位置にある可動係止部材の下端部を押して、ばねで解放位置に押し付けられている可動係止部材を回転させ、施錠するとともに、ばねの作用方向が施錠方向に働き、通常の施錠位置より可動係止部材の先端は、差込み部材を引き寄せる方向に更に回転させる構造を採用している。
本発明における図11に例示したばね90、図2、3に例示した鍵部100、及び図12に例示した軸110としては、錠前金具として従来より用いられている、又は知られているものが適宜使用できる。
又、本発明における差込み部材10、取付け基台30、可動係止部材40、内枠体50、ばね軸付設枠体60、支え枠体70、開閉レバー80、ばね90、鍵部100、軸110等の各部材の構成材料は、対象となるかばん・ケース類に応じて、金属、プラスチック、複合素材などの適宜の材料が選択される。又、各部材の寸法、形状等も、対象となるかばん・ケース類に応じて適宜の寸法、形状が設計される。
又、本発明における差込み部材10、取付け基台30、可動係止部材40、内枠体50、ばね軸付設枠体60、支え枠体70、開閉レバー80、ばね90、鍵部100、軸110等の各部材の構成材料は、対象となるかばん・ケース類に応じて、金属、プラスチック、複合素材などの適宜の材料が選択される。又、各部材の寸法、形状等も、対象となるかばん・ケース類に応じて適宜の寸法、形状が設計される。
本発明の錠前金具は、例えば、図17に示したように、かばん・ケース類400の筐体401に錠前本体402が取付けられ、筐体401を覆う蓋体403に錠前本体の嵌合部に差し込まれる差込み部材404が取付けられる。なお、図17において、かばん・ケース類として、クーラーボックスを挙げたものである。
本明細書において、図面を用いて説明した錠前金具は、本発明の実施態様の一例を示したものであり、本発明はこれら実施態様に限定されることなく、本発明の発明思想を逸脱することのない範囲で種々の実施態様の変更を採用することができる。
本明細書において、図面を用いて説明した錠前金具は、本発明の実施態様の一例を示したものであり、本発明はこれら実施態様に限定されることなく、本発明の発明思想を逸脱することのない範囲で種々の実施態様の変更を採用することができる。
本発明の錠前金具は、かばん・ケース類の蓋体に取付けた差込み部材をワンタッチでかばん・ケース類の筐体に差し込んで、充分な係合力を持って確実に、安定した錠前金具の施錠を行なうことができ、かつ筐体と蓋体とが施錠された状態において、筐体と蓋体との間で、がたつきが発生せず、更に筐体とかばん蓋体との開錠が、開閉レバーの操作によりワンタッチで行うことができ、各種かばん類、トランク、スーツケース、クーラーボックス、キャリーバック、各種ケース類やその他各種物品を収納する筐体製品など用として最適である。
1:錠前金具、10,200,404:差込み部材、11、201:基部、12、202:プレート部、13、203:水平部、14、204:係止窓孔、15、205:下端部、16、206:鋲孔、20、401:錠前本体、30、301:取付け基台、31:基部、32:鋲孔、33、34、35:孔部、36:係止窓孔、40:可動係止部材、41:上部係合部、41a:第1の上部係合部、41b:第2の上部係合部、42:下部係合部、42a:第1の下部係合部、42b:第2の下部係合部、45:凹状部、46:軸部、47:ばね受け部、50:内枠体、51:縦壁部、52:脚部、53:孔部、54:上端部、55:係合部、56:開口部、57:空間部、58:係止部、60:ばね軸付設枠体、61、302:縦壁部、62:脚部、63、303:底面部、64:係合軸孔部、65:ばね軸部、66:ばね受け部、67:ガイド部、68:凹状部、69:スロープ部、70:支え枠体、71:底面部、72:縦壁部、73:上部係合軸受部、74:下部係合軸受け部、75:枠部、76:ガイド溝部、80、340:開閉レバー、81:空間部、82:外壁部、83:上壁部、84:側壁部、85:内壁、86:凹状部、87:突出部、90:ばね、100:鍵部、110:軸、400:かばん・ケース類、401:筐体、403:蓋体。
Claims (4)
- かばん・ケース類の筐体に取り付けられた錠前本体と、筐体を覆う蓋体に取り付けられた錠前本体の嵌合部に差し込まれる差込み部材とを有する錠前金具であって、
前記錠前本体は、
前記差込み部材の差込部と係合する差込み部材係止部を備えた可動係止部材と、
ばねが取付けられた付勢力付与機構と、
開閉レバーと、を有し、
前記差込み部材が筐体の錠前本体の嵌合部に差し込まれ、当該差込み部材の差込部が可動係止部材の差込み部材係止部と係合した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に付勢力を与えるように作動し、前記した可動係止部材と差込み部材とが拘止されて施錠され、
前記開閉レバーが開錠の方向に動作した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に対する付勢力が解除され、可動係止部材と差込み部材の差込部との係合が解除する方向に作動し、開錠されるようになしたことを特徴とする錠前金具。 - 前記可動係止部材は、差込み部材の下端部を係止する下部係合部と、差込み部材の係止窓孔の孔部と係合する上部係合部とを有し、錠前金具の解錠状態から前記差込み部材を筐体の錠前本体に差し込んで施錠する際には、差込まれた差込み部材の下端部が前記可動係止部材の下部係合部と当接し、当該可動係止部材を筐体方向に回動させるとともに、当該回動に伴って前記可動係止部材の上部係合部が差込み部材の係止窓孔の孔部と係合し、かつ付勢力付与機構のばねの付勢力の作用により可動係止部材と差込み部材との係合が拘止されて施錠されるようになし、前記開閉レバーが開錠の方向に動作する際には、付勢力付与機構のばねの付勢力が解除され、差込み部材が反対方向に回動し、当該回動に伴って前記可動係止部材の上部係合部と差込み部材の係止窓孔の孔部との係合が外れ、開錠されるようになしたことを特徴とする請求項1に記載の錠前金具。
- 前記可動係止部材は、差込み部材の下端部を係止する下部係合部と、差込み部材の係止窓孔の孔部と係合する上部係合部とを有し、錠前金具の解錠状態から前記差込み部材を筐体の錠前本体に差し込んで施錠する際には、差込まれた差込み部材の下端部が前記可動係止部材の下部係合部と当接し、当該可動係止部材の下部係合部を差込み部材の差込み方向に摺動させるとともに、当該摺動に伴って前記可動係止部材の上部係合部が差込み部材の係止窓孔の孔部と係合し、かつ付勢力付与機構のばねの付勢力の作用により可動係止部材と差込み部材との係合が拘止されて施錠されるようになし、前記開閉レバーが開錠の方向に動作する際には、付勢力付与機構のばねの付勢力が解除され、差込み部材が差込み部材の差込み方向と反対方向に摺動し、当該摺動に伴って前記可動係止部材の上部係合部と差込み部材の係止窓孔の孔部との係合が外れ、開錠されるようになしたことを特徴とする請求項1に記載の錠前金具。
- かばん・ケース類に取り付けられる錠前金具の筐体に取り付けられる錠前本体であって、
前記錠前本体は、
前記差込み部材の差込部と係合する差込み部材係止部を備えた可動係止部材と、
ばねが取付けられた付勢力付与機構と、
開閉レバーと、を有し、
前記差込み部材が筐体の錠前本体の嵌合部に差し込まれ、当該差込み部材の差込部が可動係止部材の差込み部材係止部と係合した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に付勢力を与えるように作動し、前記した可動係止部材と差込み部材とが拘止され、
前記開閉レバーが開錠の方向に動作した際には、付勢力付与機構により可動係止部材に対する付勢力が解除され、可動係止部材と差込み部材の差込部との係合が解除する方向に作動されるようになしたことを特徴とする錠前本体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014159843A JP2016037713A (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 錠前金具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014159843A JP2016037713A (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 錠前金具 |
Publications (1)
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JP2016037713A true JP2016037713A (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=55529034
Family Applications (1)
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JP2014159843A Pending JP2016037713A (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 錠前金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016037713A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115306219A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-11-08 | 陆淑琴 | 一种锁扣部件及箱体 |
-
2014
- 2014-08-05 JP JP2014159843A patent/JP2016037713A/ja active Pending
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