JPH0513323U - 蓋付き容器の蓋フツク構造 - Google Patents

蓋付き容器の蓋フツク構造

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Publication number
JPH0513323U
JPH0513323U JP6043091U JP6043091U JPH0513323U JP H0513323 U JPH0513323 U JP H0513323U JP 6043091 U JP6043091 U JP 6043091U JP 6043091 U JP6043091 U JP 6043091U JP H0513323 U JPH0513323 U JP H0513323U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
lid
hole
container body
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP6043091U
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English (en)
Inventor
邦男 奥谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器本体の上面に設けたフック穴が水の侵入
の原因になっていること、及びそのフック穴から突出し
たフックが手入れの妨げになっていることにかんがみ、
これらの問題を解消することである。 【構成】 容器本体1の上面に設けたフック穴13の下
面に、上向きに付勢された閉塞部材14を押し当て、蓋
4のフック5により閉塞部材14を押し開け、フック5
を上記フック穴13に係合せしめ、容器本体1のフック
レバー17によりその係合を解除するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は炊飯ジャー、ポット等の自動開閉式蓋付き容器における蓋フック構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動開閉式蓋付き容器における蓋のフック構造は、蓋に設けたフックと容器本 体に設けたフックレバーとを相互に係合させて蓋を閉め、そのフックレバーを押 し込むと両者の係合が外れ、蓋がそのヒンジ部に設けられたばねの力によって自 動的に開放するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のごときフック構造によると容器本体の上面に穴を設け、その穴から容器 本体側のフック爪を通して上向きに突出させるため、その穴周辺とフック爪との 間にすき間が生じ、そのすき間から水が容器本体の内部に侵入するという問題が あった。また、容器本体の上面にフック爪が突出するため、手入れがしにくいと いう問題もあった。
【0004】 そこで、この考案はこれらの問題点を解消したフック構造を提供することを課 題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は容器本体に蓋を開方向に付勢して開 閉自在に取付けてなる蓋付き容器において、上記蓋に揺動自在に取付けたフック の下端を蓋の下面に突出せしめ、上記フックと対向した容器本体の上面にフック 穴を設け、上記フックを前向きに付勢して上記フック穴の前縁に係合せしめ、上 記フック穴をその下面から閉塞する閉塞部材を上向きに付勢して容器本体に取付 け、容器本体の外装体にに上記フックの前面を押圧するフックレバーをフックか ら離れる方向に付勢して揺動自在に取付けた構成としたものである。
【0006】
【作用】
開放状態にある蓋を閉めると、蓋に取付けたフックがその下端で閉塞部材を押 してフック穴を開放せしめ、そのフック穴の前縁に係合して蓋を閉止状態に保持 する。蓋を開放する場合は、フックレバーを指先で押し込むと、フックレバーの 先端がフックを押し戻して係合を外す。フックの係合が外れると蓋はその付勢力 により開放され、閉塞部材は元の状態に戻りフック穴を閉塞する。
【0007】
【実施例】
添付の図面に示した炊飯ジャーは、図1に示すように、ジャー本体1の外装体 は、胴部材2及びその上に嵌着された肩部材3により構成される。蓋4は肩部材 3の後端部にヒンジにより開閉自在に取付けられ、ヒンジばね(図示省略)によ り開方向へ付勢されている。
【0008】 上記の蓋4の前端部下面にフック5が取付けられる。フック5は、図2及び図 3に示すように、蓋4の構成部材である外蓋6の下面に設けた一対の支持片7に 回転自在に支持された取付けピン8を有し、またフック5の下端部は内蓋9に設 けた穴10から下向きに突き出しており、その下端に前方へ突出した係合爪11 が設けられる。
【0009】 上記フック5の後部に、外蓋6の下面に取付けられた板ばね12が接触し、蓋 4を開放した図3の状態においてフック5は穴10の前縁に押し当てられる。
【0010】 ジャー本体1の肩部材3の上面には、上記のフック5に対向したフック穴13 が設けられる。このフック穴13には、その下面からフック穴13を閉塞するつ ば付きの閉塞部材14が設けられる。その閉塞部材14は肩部材3の下面に取付 けた板ばね20の先端に取付けられ、図3のように蓋4を開放した状態において 板ばね20のばね力により付勢され、フック穴13を閉塞する。
【0011】 また、肩部材3の前面にフックレバー穴15が設けられ、肩部材3の内部にお いてピン16により揺動自在に取付けられたフックレバー17の前面が上記フッ クレバー穴15から露出する。フックレバー17の先端は閉塞部材14の前方下 部に臨む。上記のフックレバー17は、ジャー本体1の一部に取付けたつる巻ば ね18の一端が係合され、図3のようにこれを操作していない状態ではその前面 がフックレバー穴15に露出する。
【0012】 なお、閉塞部材14は、図6及び図7に示す他の実施例のように、案内筒21 により上下動自在に支持し、その案内筒21に設けたコイルばね19より常時上 向きに付勢するようにしてもよい。
【0013】 実施例の蓋フック構造は以上のごときものであり、蓋4を閉めると、図4のよ うにフック5の下端が閉塞部材14を下方に押してフック穴13を開放せしめ、 そのフック穴13の前縁に係合爪11が係合して蓋4を閉止状態に保持する。
【0014】 蓋4を開放するときは、フックレバー17の露出面を指先で押し込むと、フッ クレバー17の先端がフック5の係合爪11を押し込み、その係合を外す。係合 爪11が外れると、蓋4はヒンジばねのばね力により自動開放する。蓋4が開放 すると、閉塞部材14が板ばね21の力で戻りフック穴13を閉塞する。またフ ック5は板ばね12により押され、内蓋9の穴10の前縁に押し当てられ、その 姿勢を保持する。
【0015】 なお、図6のように閉塞部材14を上下動自在に支持した実施例の場合も、フ ックレバー17を押し込むと、図7の2点鎖線で示すようにフック5が傾いて係 合が外れ、蓋4が開放すると閉塞部材14がコイルばね19のばね力により上昇 し、フック穴13を閉塞する。
【0016】 以上の実施例は、炊飯ジャーの蓋フック構造について述べたが、ポットなどの 液体容器、その他の蓋付き容器にも同様に適用することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、この考案は蓋側のフックが出入りする容器本体のフック穴をフ ック穴下方から上向きに付勢された閉塞部材により閉塞し、その閉塞部材をフッ クにより押し開くようにしたから、蓋の開放状態においてはフック穴が閉塞部材 で閉塞されるため、水の侵入を防ぐことができる。また容器本体の上面が平坦に なるので、手入れが容易にできるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】炊飯ジャーの斜視図
【図2】同上のフック部の一部省略斜視図
【図3】同上の蓋開放状態の断面図
【図4】同上の蓋閉止状態の断面図
【図5】同上の係合解除状態の断面図
【図6】他の実施例の蓋開放状態の断面図
【図7】同上の蓋閉止状態の断面図
【符号の説明】
1 ジャー本体 2 胴部材 3 肩部材 4 蓋 5 フック 6 外蓋 7 支持片 8 取付けピン 9 内蓋 10 穴 11 係合爪 12 板ばね 13 フック穴 14 閉塞部材 15 フックレバー穴 16 ピン 17 フックレバー 18 つる巻ばね 19 コイルばね 20 板ばね 21 案内筒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に蓋を開方向に付勢して開閉自
    在に取付けてなる蓋付き容器において、上記蓋に揺動自
    在に取付けたフックの下端を蓋の下面に突出せしめ、上
    記フックと対向した容器本体の上面にフック穴を設け、
    上記フックを前向きに付勢して上記フック穴の前縁に係
    合せしめ、上記フック穴をその下面から閉塞する閉塞部
    材を上向きに付勢して容器本体に取付け、容器本体の外
    装体に上記フックの前面を押圧するフックレバーをフッ
    クから離れる方向に付勢して揺動自在に取付けたことを
    特徴とする蓋付き容器の蓋フック構造。
JP6043091U 1991-07-31 1991-07-31 蓋付き容器の蓋フツク構造 Pending JPH0513323U (ja)

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JP6043091U JPH0513323U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 蓋付き容器の蓋フツク構造

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JP6043091U JPH0513323U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 蓋付き容器の蓋フツク構造

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JPH0513323U true JPH0513323U (ja) 1993-02-23

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ID=13142019

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JP6043091U Pending JPH0513323U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 蓋付き容器の蓋フツク構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110501A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Marunishi:Kk 避難用ハッチ
KR20140131268A (ko) * 2013-05-02 2014-11-12 서어모스 케이.케이. 음료용 용기의 마개체
JP2015512319A (ja) * 2012-04-06 2015-04-27 ルイギ ラバザ ソシエタ ペル アジオニ カプセルを使用して飲料を調合するための機械のための位置決め及び抽出アセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110501A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Marunishi:Kk 避難用ハッチ
JP2015512319A (ja) * 2012-04-06 2015-04-27 ルイギ ラバザ ソシエタ ペル アジオニ カプセルを使用して飲料を調合するための機械のための位置決め及び抽出アセンブリ
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