JP2014212608A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】高圧電線が接続される電気接続箱において、感電を防止しつつ、部品点数の削減と小型化を図ることの出来る、新規な構造の電気接続箱を提供すること。【解決手段】ケース表面20の一部に、ケース12,14内に設けられた高圧回路84の接続部80が露呈された接続領域32を設け、該接続領域32において、高圧電線92を前記接続部80に直接に接続すると共に、前記ケース12に組み付けられることにより前記接続領域32を覆うカバー18により、前記接続領域32に露出される露出金属材80,104,102,110,64,82,122a,122bを覆うようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等に搭載される電気接続箱に係り、特に、高圧電線が接続される高圧回路を備えた電気接続箱に関するものである。
従来から、自動車等の車両において、例えばジャンクションボックス等の電気接続箱が用いられている。そして、バッテリや車体に設けられた各種の電気部品と繋がる電線が電気接続箱に接続されることにより、車体内の電気回路の配索スペース効率の向上や、メンテナンス性の向上が図られている。
ところで、近年では、例えば電気自動車等のように、より高電圧の電流を使用する車両があり、電気接続箱には、高圧電線が接続されて、高電圧の電流が流される高圧回路が設けられたものがある。例えば、特開2002−301998号公報(特許文献1)に記載のものがそれであり、高圧電線が芯線と、シールドとしての例えば編組が撚られて形成されたアース線とに分離されて、それぞれコネクタで接続されるようになっている。
ところが、特許文献1に記載の電気接続箱においては、高圧電線をコネクタを介して接続することから、電気接続箱にコネクタを設ける必要があり、電気接続箱の大型化を招いていた。また、特許文献1には明記されていないが、電気接続箱のコネクタは箱本体と別体形成されて、箱本体にスタッドボルト等を用いて固定されることが多く、部品点数が増加すると共に、組立工数が増加するという問題もあった。
そこで、実開平7−41951号公報(特許文献2)や特開2006−44443号公報(特許文献3)に記載のように、高圧回路の端子部材をケースの表面に露出して設け、該端子部材に高圧電線を直接に接続することが考えられる。しかし、高い電圧の電流が流される高圧電線に特許文献2や特許文献3に記載の構造を採用すると、端子部材や高圧電線の金属線を含む高圧回路の金属材がケースの表面に露出することから、例えば車両への電気接続箱の交換時等に、作業者の手がケース表面の高圧回路の金属材に触れて感電するおそれがある。それ故、特許文献2や特許文献3に記載の構造を、そのまま高圧回路を備えた電気接続箱に採用することは困難であった。なお、特許文献2には、ケース表面の全体を覆うカバーが設けられているが、このような大型のカバーを設けると、電気接続箱の大型化を招くという問題があった。
特開2002−301998号公報 実開平7−41951号公報 特開2006−44443号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、高圧電線が接続される電気接続箱において、感電を防止しつつ、部品点数の削減と小型化を図ることの出来る、新規な構造の電気接続箱を提供することにある。
本発明の第一の態様は、高圧電線が接続される高圧回路がケース内に収容されてなる電気接続箱において、前記ケース表面の一部に前記高圧回路の接続部が露呈された接続領域が設けられている一方、前記接続領域において、前記高圧電線の端末を含む接続部品が前記接続部に直接接続されるようになっており、前記ケースと別体に設けられて前記ケースに組み付けられることにより前記接続領域を覆うカバーによって、前記接続領域において前記ケース表面に露出される前記高圧回路の接続部や前記高圧電線の端末を含む露出金属材が、外部から覆われていることを、特徴とする。
本発明に従う構造とされた電気接続箱においては、高圧電線の端末を、ケース表面の接続領域に露出された高圧回路の接続部に直接に接続することが出来る。これにより、コネクタを不要とすることが出来て、部品点数の削減と、電気接続箱の小型化を図ることが出来る。
そして、ケースの接続領域にカバーを組み付けて、接続領域に露出された高圧回路の接続部や高圧電線の端末を含む露出金属材をカバーで覆うことにより、感電を防止することが出来る。特に、露出金属材を、ケース表面上の一部領域である接続領域に限定して配設することによって、カバーで覆う領域を、ケース表面の部分領域に限定することが出来る。その結果、カバーを小型化して、電気接続箱を小型化することが出来る。
なお、露出金属材としては、高圧電線の芯線やシールド等の金属線、および金属線の端部に設けられた金属製の接続端子や、高圧回路の接続部を構成する端子金具等を含む。また、接続領域に露呈された高圧回路の接続部に接続される接続部品は、高圧電線のみでも良いし、高圧電線以外のヒューズ等の部品を更に含んでいても良い。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記接続領域には、前記高圧電線の端末を収容する電線収容部が形成されていると共に、該電線収容部には、前記露出金属材としての前記高圧回路の接続部を構成する端子部材が配設されており、前記高圧電線の端末に設けられた接続端子が前記端子部材にボルト固定されるものである。
本態様によれば、高圧電線の端末を電線収容部に収容してボルト固定することにより、高圧電線とケース内の高圧回路との接続強度を有効に確保することが出来る。そして、接続領域に露出された高圧回路の端子部材や、高圧電線の端末およびボルト固定に用いるボルトをカバーで覆うことにより、感電を防止することが出来る。
本発明の第三の態様は、前記第二の態様に記載のものにおいて、前記高圧電線が、芯線の外側にシールドが設けられた構造とされており、前記芯線が前記接続端子と接続されて前記電線収容部の前記端子部材と接続される一方、前記電線収容部には、アース接続される前記露出金属材としてのグランドバスバーが設けられており、前記高圧電線の前記電線収容部への収容状態で前記シールドが前記グランドバスバーと接触されるものである。
本態様においては、アース接続されたグランドバスバーを設け、高圧電線のシールドをグランドバスバーと接触させることにより、高圧電線をアース接続して、ノイズを軽減することが出来る。これにより、簡易な構成でノイズ対策を行うことが可能となり、部品点数の削減や、電気接続箱の小型化、およびアース接続作業の簡素化を図ることが出来る。
なお、グランドバスバーは、ケース表面の接続領域に露出して配設される露出金属材であっても良い。また、グランドバスバーは、高圧電線のシールドに対して間接的に接触されていても良い。例えば、高圧電線のシールドが編組である場合には、編組の解れを防止するために、編組の端部が金属製の外嵌金具で固定されることが多い。このような場合には、外嵌金具にグランドバスバーを接触させて、外嵌金具を介してシールドとしての編組にグランドバスバーを接触させても良いし、外嵌金具とグランドバスバーが、接続領域に露出して配設される露出金属材とされて、カバーで覆われるようにしても良い。
本発明の第四の態様は、前記第二又は第三の態様に記載のものにおいて、前記電線収容部における前記ケースの側面には切欠状の電線取出口が形成されており、前記電線収容部に収容された前記高圧電線が、前記電線取出口を通じて前記ケースの側面から取り出されているものである。
本態様においては、ケース側面に形成された電線取出口から高圧電線を取り出すことによって、高圧電線を屈曲させることなくケースから取り出すことが出来る。これにより、高圧電線の屈曲回数を削減して、高圧電線の配索スペースを小さくすることが出来る。また、高圧電線を高圧回路との接続部分において屈曲させずに配索することによって、高圧回路との接続信頼性を向上することも出来る。
本発明の第五の態様は、前記第一〜第四の何れか1つの態様に記載のものにおいて、前記カバーには、前記ケースの周壁を挟む挟持部が形成されているものである。
本態様においては、カバーの挟持部でケースの周壁を挟むことにより、カバーをケースにより強固に組み付けて、カバーのガタつきを阻止することが出来る。更に、カバーでケースの周壁を補強して、ケースの変形を防止することにより、接続領域における高圧電線の接続信頼性を向上することができる。なお、本態様において、より好適には、ケースにおいて対向する一対の周壁が、カバーに設けられた一対の挟持部でそれぞれ挟まれる態様が採用され得る。このようにすれば、ケースにおいて対向する周壁をカバーで相互に連結することにより、ケースをカバーでより強固に補強することが出来、ケースの変形をより効果的に防止することが出来る。特に前記第四の態様のように、ケースの側面に切欠状の電線取出口が形成される場合には、電線取出口が形成された側面の両側に位置する一対の周壁をカバーで相互に連結することにより、電線取出口が形成されて強度が低下するおそれのある側面を補強することが出来る。
本発明の第六の態様は、前記第二〜第五の何れか1つの態様に記載のものにおいて、前記カバーには、前記電線収容部に収容された前記高圧電線を前記電線収容部の底面との間で挟む電線保持部が設けられているものである。
本態様においては、電線収容部に収容された高圧電線をカバーと電線収容部の底面で挟むことにより、高圧電線の電線収容部からの浮き出しを阻止することが出来る。これにより、高圧電線の高圧回路との接続信頼性を向上することが出来る。
本発明の第七の態様は、前記第一〜第六の何れか1つの態様に記載のものにおいて、前記ケースにおける前記接続領域において、前記高圧回路の前記接続部に対して前記接続部品としてのヒューズが接続されており、前記露出金属材は前記ヒューズのヒューズ端子を含み、該ヒューズ端子が前記カバーで覆われるものである。
本態様においては、高圧電線の高圧回路との接続部のみならず、ヒューズにおいて高圧回路と接続部されるヒューズ端子もカバーで覆われる。これにより、ヒューズ端子がケース表面に露出されている場合でも、カバーで覆うことにより、感電を防止することが出来る。
本発明においては、ケース表面の一部に高圧回路の接続部が露呈された接続領域を設け、該接続領域において高圧電線を高圧回路の接続部と直接に接続すると共に、接続領域を覆うカバーにより、接続領域に露出される露出金属材を覆うようにした。これにより、高圧電線をコネクタ等を介することなく高圧回路に直接に接続して、部品点数の削減や、電気接続箱の小型化、および高圧電線の接続作業の簡素化を図ることが出来る。更に、ケース表面に露出される露出金属材をケース表面の部分領域である接続領域に限定してカバーで覆うことにより、感電を防止すると共に、カバーを小型化して、電気接続箱の小型化を図ることが出来る。
本発明の第一の実施形態としての電気接続箱の分解斜視図。 箱本体の上面図。 図2に示した箱本体の側面図。 グランドバスバーの斜視図。 シールド電線の説明図。 カバーの側面図。 図6に示したカバーの下面図。 図1に示した電気接続箱の上面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1に、本発明の一実施形態としての電気接続箱10を示す。電気接続箱10は、アッパケース12とロアケース14が相互に組み付けられることにより箱本体16が構成されており、箱本体16にカバー18が組み付けられる構造とされている。なお、図2および図3に、箱本体16を示す。
アッパケース12は、合成樹脂からなる長手矩形の箱体形状とされている。アッパケース12において、ロアケース14と反対側の表面20上には、電気部品装着部としてのリレー装着部22、抵抗装着部24、コネクタ装着部26が形成されている。リレー装着部22には、電気部品としてのリレー28が装着される一方、抵抗装着部24には、電気部品としての抵抗30が装着される。また、コネクタ装着部26には、図示しないコネクタが装着されるようになっている。図2から明らかなように、リレー装着部22、抵抗装着部24、コネクタ装着部26は、アッパケース12の表面20における、長手方向の一方の側(図2中、左側)に集中して配設されている。
さらに、アッパケース12の表面20において、リレー装着部22等と反対側(図2中、右側)には、接続領域32が設けられている。接続領域32は、アッパケース12の表面20の略半分を占める凹所形状とされている。接続領域32には、複数(本実施形態においては、4つ)の電線収容部34a〜34dと、ヒューズ装着部36が形成されている。
電線収容部34a〜34dは、アッパケース12においてロアケース14と反対側に開口する凹所形状とされており、アッパケース12において長手方向の一方(図2中、右方)の側面を形成する周壁38aに沿って並列して形成されている。電線収容部34a〜34dにおいて、アッパケース12の内側の端部には、端子固定部40が形成されている。端子固定部40には貫通孔が形成されており、ロアケース14に突設された後述する端子固定ボルト80が突出されるようになっている。また、電線収容部34a〜34dにおいて、端子固定部40の周壁38a側には、電線収容部34a〜34dの幅寸法(図2中、上下方向寸法)が小さくされた差込部42が形成されている。更に、周壁38aにおいて、電線収容部34a〜34dの形成位置には、ロアケース14の反対側に開口する切欠状の電線取出口44がそれぞれ形成されており、各電線収容部34a〜34dが、電線取出口44を通じてアッパケース12の周壁38a側の外部と連通されている。
また、アッパケース12において、電線収容部34aと電線収容部34bの間、および電線収容部34cと電線収容部34dの間には、バスバー固定部46,46がそれぞれ設けられている。バスバー固定部46,46には貫通孔が形成されており、ロアケース14に突設された後述するバスバー固定ボルト86が突出されるようになっている。
一方、ヒューズ装着部36は、接続領域32において、アッパケース12の内側の端部に設けられている。ヒューズ装着部36は、アッパケース12においてロアケース14の反対側に開口する凹所形状とされている。ヒューズ装着部36の両端部には、略円形状とされたヒューズ固定部48,48が形成されている。ヒューズ固定部48,48には貫通孔が形成されており、ロアケース14に組み付けられた後述するバスバー82が露出されるようになっている。
そして、これら電線収容部34a〜34dとヒューズ装着部36が、アッパケース12の表面20において、長手方向の一方の側(図2中、右側)に設けられた接続領域32に集中して形成されている。一方、リレー装着部22、抵抗装着部24、コネクタ装着部26が、アッパケース12の表面20において、接続領域32と反対側(図2中、右側)に形成されている。
また、接続領域32において、ヒューズ装着部36の外側には溝部50が形成されている。そして、溝部50の内面の両端部と、周壁38aの外面の中間部分の3箇所に、ロック突部52がそれぞれ形成されている。更に、アッパケース12の周壁38a,38b,38cにおいて、接続領域32の外周縁部を形成する上端縁部は、厚さ寸法が小さくされた薄肉部53とされている。
さらに、アッパケース12には、取付ブラケット54a,54bが一体形成されている。取付ブラケット54a,54bは、アッパケース12において長手方向に延びる一方の周壁38bから長手方向の両側に突出して形成されている。取付ブラケット54a,54bには、ボルト穴56がそれぞれ貫設されている。また、接続領域32側に形成された取付ブラケット54aには、接続領域32と同方向に開口するスリット状の差込孔58が形成されており、差込孔58が、接続領域32内に連通されている。なお、差込孔58の両端縁部60a,60bは、クランク形状に形成されている。
更にまた、アッパケース12において、ロアケース14側の端縁部には、周上の適当な位置に、複数の係合片62が形成されている。詳細な図示は省略するが、係合片62におけるアッパケース12の内側面には、係止爪が形成されている。
このようなアッパケース12の電線収容部34a〜34dには、グランドバスバー64が配設される。図4に、グランドバスバー64を示す。グランドバスバー64は、金属板から形成された一体成形品とされており、アッパケース12への組付け状態で電線収容部34a〜34dに亘って延びる延出部66と、延出部66の一方の端縁部から、延出部66と直交して延びる取付部68とを有している。
延出部66において、各電線収容部34a〜34dと対応する位置には、半円形状に湾曲されて、電線収容部34a〜34d側に突出する接触部70がそれぞれ形成されている。また、延出部66において、アッパケース12のバスバー固定部46,46と対応する位置には、円環板形状のボルト固定部72,72がそれぞれ形成されている。更に、延出部66において、取付部68と反対側の端縁部は、アッパケース12側に屈曲されて、係合穴74が貫設されている。
一方、取付部68は、延出部66の一方の端縁部において、延出部66から立ち上げられると共に、延出部66と直交して突出する板形状とされている。取付部68の長手方向の両端縁部76a,76bは、アッパケース12における差込孔58の両端縁部60a,60bのクランク形状に対応して、クランク状に屈曲されている。また、取付部68において、アッパケース12における取付ブラケット54aのボルト穴56と対応する位置には、ボルト穴78が貫設されている。更に、取付部68における延出部66と反対側の端縁部で、上面視(図2参照)で延出部66を挟む両側には、延出部66側に楔状に突出する係止部79,79が一体形成されている。
図1に示したように、ロアケース14は、合成樹脂から形成されており、アッパケース12に内挿される略矩形の板形状とされている。ロアケース14において、アッパケース12に形成された電線収容部34a〜34dの端子固定部40と対応する位置には、金属製のスタッドボルトからなる端子固定部材としての端子固定ボルト80がそれぞれ突設されている。詳細な図示は省略するが、端子固定ボルト80は、ロアケース14に形成された凹状部に基端部が嵌め入れられて固定されている。更に、ロアケース14には、金属板からなる複数のバスバー82が載置されており、これら複数のバスバー82を含んで、高圧回路84が形成されている。そして、各端子固定ボルト80が、バスバー82に形成された貫通孔に挿通されることにより、各端子固定ボルト80の基端部にバスバー82が重ね合わされると共に、各端子固定ボルト80の周囲にバスバー82が配設されている。
また、ロアケース14において、アッパケース12に形成されたバスバー固定部46,46と対応する位置には、金属製のスタッドボルトからなるバスバー固定ボルト86,86がそれぞれ突設されている。バスバー固定ボルト86,86は、ロアケース14において、アッパケース12の組付け方向と直交する方向(図2中の左右方向)に開口された差込スリット88,88に基端部が差し込まれることにより、ロアケース14に固定されている。
このようなロアケース14は、端子固定ボルト80やバスバー固定ボルト86、バスバー82等が組み付けられた状態で、アッパケース12に内挿される。そして、アッパケース12に形成された各係合片62が、ロアケース14の外周面において対応する位置に形成された係合突起90と係合されることにより、アッパケース12とロアケース14が相互に組み付けられて、箱本体16が形成される。ロアケース14がアッパケース12に組み付けられることにより、バスバー82を含んで構成された高圧回路84がアッパケース12とロアケース14の間に収容される。また、ロアケース14に突設された各端子固定ボルト80が、電線収容部34a〜34dの端子固定部40にそれぞれ突出されると共に、端子固定ボルト80の周囲に配設されたバスバー82が、端子固定部40においてアッパケース12の表面20上に露出される。これにより、端子固定ボルト80によって、高圧回路84の接続部が構成されている。更に、各バスバー固定ボルト86,86が、バスバー固定部46,46にそれぞれ突出される。更にまた、ヒューズ装着部36のヒューズ固定部48,48において、ロアケース14に組み付けられたバスバー82a,82bがアッパケース12の表面20上に露出されるようになっており、本実施形態においては、バスバー82a,82bも、高圧回路84の接続部とされている。
このような箱本体16には、高圧電線としての複数(本実施形態においては、4本)のシールド電線92が接続される。シールド電線92は、図5(a)に示すように、金属線からなる芯線94の外側が絶縁体96で覆われると共に、絶縁体96の外側が、シールドとしての金属製の編組98で覆われて、絶縁被覆100で被覆された構造とされている。シールド電線92の端部は、図5(a)に示したように、絶縁被覆100が剥がされると共に芯線94が絶縁体96から延び出すように処理される。そして、図5(b)に示すように、絶縁被覆100から露出された編組98の端部は反対側に折り返されると共に、筒状の外嵌金具102が外挿されてかしめられることにより、外嵌金具102で覆われて固定される。更に、金属製の円環板形状を有する接続端子104のかしめ部106が絶縁体96の端部にかしめ固定されると共に、絶縁体96から露出された芯線94が接続端子104に重ね合わされて、接続端子104の接続片108でかしめ固定される。このようにして、シールド電線92の端末に、芯線94と接続する接続端子104が設けられており、接続端子104を含んで、接続部品が構成されている。
そして、図1〜図3に示したように、箱本体16の各電線収容部34a〜34dに、シールド電線92の端末がそれぞれ収容されて、接続端子104が、端子固定部40に突出された端子固定ボルト80に外挿されてナット110で固定される。これにより、接続端子104が、端子固定部40に露出されたバスバー82と接触されて、シールド電線92の芯線94が、接続端子104を介して端子固定ボルト80と接続されると共に、箱本体16内のバスバー82を含んで構成された高圧回路84と電気的に接続される。なお、シールド電線92は、アッパケース12の周壁38aに形成された電線取出口44を通じて、周壁38aから箱本体16の外部に取り出される。
電線収容部34a〜34dにシールド電線92が収容された後に、グランドバスバー64が、アッパケース12に固定される。グランドバスバー64は、取付部68が、取付ブラケット54aの差込孔58に差し込まれて取付ブラケット54a内に配設されると共に、延出部66が電線収容部34a〜34dに重ね合わされる。詳細な図示は省略するが、差込孔58において、取付部68の係止部79(図4参照)が配設される部分は、係止部79が入り込む凹所形状とされており、差込孔54に差し込まれた係止部79が上壁112で係止されることにより、取付部68の抜け出しが阻止されると共に、取付部68が差込孔58内で位置決めされて、取付部68のボルト穴78が取付ブラケット54aのボルト穴56と位置合わせされるようになっている。
一方、延出部66のボルト固定部72,72が、バスバー固定部46,46に突出されたバスバー固定ボルト86,86に外挿されてナット114で固定される。また、延出部66の端縁部に設けられた係合穴74(図4参照)が、アッパケース12の周壁38cの内面に突出された固定突起116(図2参照)と係合される。これにより、グランドバスバー64がアッパケース12に固定される。なお、シールド電線92の接続端子104を端子固定ボルト80に外挿すると共に、グランドバスバー64のボルト固定部72をバスバー固定ボルト86に外挿した後に、接続端子104のボルト固定と、グランドバスバー64のボルト固定を同一工程で実施しても良い。
図3に示したように、グランドバスバー64がアッパケース12に固定されることにより、グランドバスバー64の各接触部70が電線収容部34a〜34d内に配設されて、シールド電線92の端部に設けられた外嵌金具102と接触される。これにより、グランドバスバー64の接触部70が、外嵌金具102を介してシールド電線92の編組98と接触されて、電気的に接続されている。また、各シールド電線92が、電線収容部34a〜34dの底面118(図2参照)と、グランドバスバー64の接触部70で挟まれることにより、電線収容部34a〜34dからの抜け出しが阻止されている。
さらに、ヒューズ装着部36に接続部品としてのヒューズ120が収容されて、ヒューズ120のヒューズ端子122a、122bが、ヒューズ装着部36のヒューズ固定部48,48に露出されたバスバー82a,82bにねじ止めされる。これにより、高圧回路84の接続部としてのバスバー82a,82bに、ヒューズ120が接続される。また、リレー装着部22、抵抗装着部24、コネクタ装着部26に、リレー28、抵抗30、および図示しないコネクタがそれぞれ装着される。
これにより、接続領域32において、アッパケース12の表面20に、端子固定ボルト80とこれに螺合されるナット110や、シールド電線92の端末に設けられた接続端子104および外嵌金具102、グランドバスバー64、バスバー82、ヒューズ120のヒューズ端子122a,122b等が露出されている。このように、本実施形態においては、端子固定ボルト80、ナット110、シールド電線92の接続端子104および外嵌金具102、グランドバスバー64、バスバー82、ヒューズ120のヒューズ端子122a,122b等が、アッパケース12の表面20上に露出される露出金属材とされている。一方、接続領域32の外に設けられたリレー装着部20、抵抗装着部22、コネクタ装着部24には、リレー26、抵抗28、および図示しないコネクタがそれぞれ装着されることにより、金属部品が露出しないようにされている。このようにして、箱本体16が形成されている。
そして、金属部品が露出された接続領域32には、カバー18が組み付けられるようになっている。図6および図7に、カバー18を示す。カバー18は、アッパケース12およびロアケース14と別体とされた、合成樹脂からなる一体成形品とされている。カバー18には、接続領域32を覆う大きさの天板部124が形成されている。天板部124の外面126は略平坦面とされている一方、内面128には、X字形状の複数の補強リブ130が形成されている。また、カバー18の外周縁部131a,131cにおいて、接続領域32のロック突部52とそれぞれ対応する位置には、弾性変形可能とされたロック枠132が形成されており、本実施形態においては、外周縁部131aの中央部分に1つ、外周縁部131aと反対側の外周縁部131cの両端部に1つずつ形成されている。
さらに、図7に示すように、天板部124の外周縁部131b,131dには、挟持部134,134がそれぞれ形成されている。挟持部134,134は、アッパケース12側(図6中、下側)に開口する略コの字の断面形状をもって、外周縁部131b,131dの全長に亘って延伸する溝形状とされている。
また、天板部124の外周縁部131aには、アッパケース12側(図6中、下側)に突出する電線保持部136a〜136dが形成されている。電線保持部136a〜136dは、外周縁部131aにおいて、アッパケース12の各電線収容部34a〜34dとそれぞれ対応する位置に形成されており、天板部124からの突出先端縁部138は、シールド電線92の外形に沿うように、天板部124に向けて凹となる湾曲形成とされている。
このような構造とされたカバー18が、箱本体16における接続領域32に被せられる。カバー18は、外周縁部131cに形成されたロック枠132,132が、接続領域32の外側に形成された溝部50に挿し入れられて溝部50内に設けられたロック突部52,52と係合されると共に、外周縁部131aに形成されたロック枠132が、周壁38aの外面に重ね合わされて、周壁38aに形成されたロック突部52と係合されることにより、アッパケース12に組み付けられる。また、カバー18の挟持部134,134に、アッパケース12の対向する周壁38b,38cに形成された薄肉部53,53が圧入されて、薄肉部53,53が、挟持部134,134でそれぞれ挟まれるようになっている。カバー18がアッパケース12に組み付けられることにより、図8に示すように、接続領域32の全体がカバー18で覆われるようになっており、接続領域32においてアッパケース12の表面20に露出されていた、端子固定ボルト80、ナット110、シールド電線92の接続端子104および外嵌金具102、グランドバスバー64、バスバー82、ヒューズ端子122a,122b等(図2参照)の露出金属材が、カバー18で外部から覆われるようになっている。また、図示は省略するが、カバー18に形成された各電線保持部136a〜136dが、アッパケース12における各電線収容部34a〜34dの電線取出口44にそれぞれ挿入されることにより、電線収容部34a〜34dの底面118の一部を構成する電線取出口44の内周面と、電線保持部136a〜136dの突出先端縁部138との間で、シールド電線92が挟まれるようになっている。
このような電気接続箱10は、取付ブラケット54a,54bが図示しない車体パネルに重ね合わされると共に、取付ブラケット54a,54bのボルト穴56,56に図示しないボルトが挿通されて車体パネルに螺着されることにより、車体に組み付けられる。そして、取付ブラケット54aのボルト穴56と共に、取付ブラケット54a内に収容されたグランドバスバー64の取付部68のボルト穴78に図示しないボルトが挿通されて取付ブラケット54aと共に車体パネルにボルト固定されることにより、グランドバスバー64がアース接続されて、各電線収容部34a〜34dに収容されたシールド電線92の編組98が、外嵌金具102およびグランドバスバー64を介して車体パネルにアース接続される。
本実施形態に従う構造とされた電気接続箱10においては、シールド電線92の端部を収容する電線収容部34a〜34dが設けられていると共に、電線収容部34a〜34dに、シールド電線92の接続端子104を直接にボルト固定する端子固定ボルト80が突設されている。更に、アース接続されるグランドバスバー64を備え、シールド電線92の編組98がグランドバスバー64に接触されるようになっている。これにより、コネクタを介することなく、シールド電線92を箱本体16内に設けられた高圧回路84と直接に接続することが出来、電気接続箱10の小型化と、部品点数および組立工数の削減を図ることが出来る。
特に、グランドバスバー64の接触部70をシールド電線92の編組98と接触させるという簡易な構造でシールド電線92をアース接続することが可能とされており、従来のように、編組98を撚ってアース線を形成する必要もなく、シールド電線92の接続作業を簡易にすることが出来る。また、特に本実施形態においては、編組98の解れを防止するために用いられる外嵌金具102をグランドバスバー64の接触部70との接点として利用することにより、特別な部材を要することなく、編組98とグランドバスバー64との電気的な接続信頼性を向上することが出来る。
さらに、グランドバスバー64に取付部68が一体形成されている。これにより、グランドバスバー64を車体パネルに直接にアース接続することが出来る。そして、グランドバスバー64から直接にノイズをアースに落とし込めることから、より優れたノイズ低減効果を得ることが出来る。加えて、取付部68がアッパケース12の取付ブラケット54aに収容されることにより、電気接続箱10の車体パネルへの固定と同時にグランドバスバー64のアース接続を行なうことが可能とされており、組立工数の削減を図ることも出来る。
そして、シールド電線92やヒューズ120が接続された接続領域32をカバー18で覆うことにより、接続領域32に露出されたシールド電線92の接続端子104やこれと接続される端子固定ボルト80、ヒューズ120のヒューズ端子122a,122bやこれと接続されるバスバー82a,82b等の露出金属材をカバー18で外部から覆うことが出来、感電を防止することが出来る。特に、カバー18で覆う領域をアッパケース12の部分領域である接続領域32に限定することによって、カバー18を小型化することが出来、電気接続箱10を小型化することが出来る。即ち、本実施形態においては、アッパケース12の表面20に金属材が露出される電線収容部34a〜34dやヒューズ装着部36を、アッパケース12の一部分領域である接続領域32に集中且つ限定して配設することで、電線収容部34a〜34dの端子固定ボルト80やヒューズ装着部36のバスバー82a,82b、およびこれらと接続されるシールド電線92の接続端子104やヒューズ120のヒューズ端子122a,122bを含む露出金属材が、アッパケース12の一部分領域である接続領域32に集中且つ限定して配設することが出来、それら露出金属材を覆うカバー18を小型化することが出来る。
また、アッパケース12の周壁38aに電線取出口44が形成されていることにより、電線収容部34a〜34dに接続されたシールド電線92を屈曲させることなく電気接続箱10の外部に取り出すことが出来、シールド電線92の配索スペースを小さくすることが出来る。そして、カバー18の電線保持部136a〜136dと、電線取出口44の内周面を含んで構成された各電線収容部34a〜34dの底面118との間でシールド電線92を挟むことにより、シールド電線92の変位を抑制して、箱本体12内の高圧回路84との接続信頼性を向上することもできる。また、カバー18の挟持部134,134で周壁38b,38cをそれぞれ挟持することにより、カバー18のアッパケース12に対するガタつきを抑制することが出来る。更に、周壁38b,38cをカバー18で補強して、アッパケース12の変形を防止することが出来、接続領域32におけるシールド電線92の接続信頼性を向上することが出来る。特に本実施形態においては、電線取出口44が切欠状に形成されて、強度が低下するおそれのある周壁38aの両側に接続して対向する周壁38b,38cをカバー18で連結することにより、電線取出口44が形成された周壁38aを、カバー18で補強することも出来る。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、電線収容部の数は、接続されるシールド電線の本数等を考慮して任意に設定されるものであり、1つのみでも良い。また、接続領域に配設される露出金属材は前記実施形態のものに限定されないのであって、例えばコネクタが接続される雄端子等であっても良いし、前記実施形態のヒューズ装着部36は、必ずしも必要ではない。
さらに、接続領域を覆うカバーの具体的形状についても、前記実施形態のものに限定されない。例えば、前記実施形態において、アッパケース12の周壁38b,38cを挟む挟持部134,134は必ずしも必要ではなく、カバー18を周壁38b,38cに外挿して組み付ける等しても良い。また、カバー18の電線保持部136a〜136dについても、必ずしも必要ではない。
更にまた、前記実施形態においては、グランドバスバーの接触部が、シールド電線の編組を覆う外嵌金具を介して編組と接触されていたが、外嵌金具は必ずしも必要ではなく、グランドバスバーの接触部が、編組に直接接触されていても良い。更にまた、シールド電線は、シールドとして編組を有するものに限定されず、シールドとして金属製の被膜を有するもの等でも良い。
10:電気接続箱、12:アッパケース、14:ロアケース、16:箱本体、18:カバー、20:表面、28:リレー、30:抵抗、32:接続領域、34a〜d:電線収容部、36:ヒューズ装着部、44:電線取出口、53:薄肉部、64:グランドバスバー(露出金属材)、70:接触部、80:端子固定ボルト(接続部、露出金属材)、82:バスバー(露出金属材)、84:高圧回路、92:シールド電線(高圧電線)、94:芯線(露出金属材)、98:編組(シールド)、102:外嵌金具(露出金属材)、104:接続端子(接続部品、露出金属材)、110:ナット(露出金属材)、118:底面、120:ヒューズ(接続部品)、122a,b:ヒューズ端子(露出金属材)、134:挟持部、136a〜d:電線保持部

Claims (7)

  1. 高圧電線が接続される高圧回路がケース内に収容されてなる電気接続箱において、
    前記ケース表面の一部に前記高圧回路の接続部が露呈された接続領域が設けられている一方、
    前記接続領域において、前記高圧電線の端末を含む接続部品が前記接続部に直接接続されるようになっており、
    前記ケースと別体に設けられて前記ケースに組み付けられることにより前記接続領域を覆うカバーによって、前記接続領域において前記ケース表面に露出される前記高圧回路の接続部や前記高圧電線の端末を含む露出金属材が、外部から覆われている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記接続領域には、前記高圧電線の端末を収容する電線収容部が形成されていると共に、該電線収容部には、前記露出金属材としての前記高圧回路の接続部を構成する端子部材が配設されており、前記高圧電線の端末に設けられた接続端子が前記端子部材にボルト固定される
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記高圧電線が、芯線の外側にシールドが設けられた構造とされており、前記芯線が前記接続端子と接続されて前記電線収容部の前記端子部材と接続される一方、前記電線収容部には、アース接続される前記露出金属材としてのグランドバスバーが設けられており、前記高圧電線の前記電線収容部への収容状態で前記シールドが前記グランドバスバーと接触される
    請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記電線収容部における前記ケースの側面には切欠状の電線取出口が形成されており、前記電線収容部に収容された前記高圧電線が、前記電線取出口を通じて前記ケースの側面から取り出されている
    請求項2又は3に記載の電気接続箱。
  5. 前記カバーには、前記ケースの周壁を挟む挟持部が形成されている
    請求項1〜4の何れか1項に記載の電気接続箱。
  6. 前記カバーには、前記電線収容部に収容された前記高圧電線を前記電線収容部の底面との間で挟む電線保持部が設けられている
    請求項2〜5の何れか1項に記載の電気接続箱。
  7. 前記ケースにおける前記接続領域において、前記高圧回路の前記接続部に対して前記接続部品としてのヒューズが接続されており、前記露出金属材は前記ヒューズのヒューズ端子を含み、該ヒューズ端子が前記カバーで覆われる
    請求項1〜6の何れか1項に記載の電気接続箱。
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