JP7447701B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本開示は、電気接続箱に関するものである。
従来、自動車等の車両において互いに離れた場所に配置された電気機器や電気接続箱などを、電線を用いて電気的に接続することがある。この場合、電線の長さが長いと、当該電線の配索が困難になるおそれがある。そこで、当該電線を長手方向に複数に分割した状態で車体に組み付けることがある。この場合、分割された電線同士は、電線同士を電気的に接続する中継端子としての端子台を介して電気的に接続される。
端子台は、例えば特許文献1に記載されているように、導電性を有するバスバーと、バスバーが組み付けられた絶縁樹脂製の部品とを有する。電気的に接続される電線同士は、車体に組み付けられた端子台のバスバーにそれぞれ電気的に接続されることにより、当該バスバーを介して電気的に接続される。
特開2020-10514号公報
ところで、近年、自動車等の車両には多数の部品が搭載される。そのため、車両において端子台を配置するスペースを確保できないことがある。この場合、端子台を置きたい場所の近傍に配置される電気接続箱に、端子台を一体化することが考えられる。しかしながら、単純に端子台を電気接続箱に一体化すると、電気接続箱が大型化されてしまう。
本開示の目的は、電線同士を電気的に接続する端子台を備え且つ大型化が抑制された電気接続箱を提供することにある。
本開示の電気接続箱は、筐体と、前記筐体の内部に設けられ電気部品を保持する保持体と、前記保持体に取り付けられた端子台と、を備える電気接続箱であって、前記端子台は、前記保持体に取り付けられた端子支持台と、前記端子支持台に支持されたバスバーとを有し、前記バスバーは、第1電線が電気的に接続される平面状の第1接続面と、前記第1電線とは異なる第2電線が電気的に接続される平面状の第2接続面とを有し、前記第1接続面と垂直な方向を第1方向とすると、前記第2接続面は、前記第1方向と交差する第2方向と垂直をなしている電気接続箱である。
本開示の電気接続箱によれば、電線同士を電気的に接続する端子台を備え且つ大型化を抑制できる。
図1は、一実施形態における電気接続箱を搭載した車両の模式図である。 図2は、一実施形態における電気接続箱の斜視図である。 図3は、一実施形態における端子台が取り付けられた保持体の斜視図である。 図4は、一実施形態における電気接続箱に備えられた端子台の分解斜視図である。 図5は、一実施形態における電気接続箱に備えられた端子台の平面図である。 図6は、一実施形態における電気接続箱に備えられた端子台の断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電気接続箱は、
[1]筐体と、前記筐体の内部に設けられ電気部品を保持する保持体と、前記保持体に取り付けられた端子台と、を備える電気接続箱であって、前記端子台は、前記保持体に取り付けられた端子支持台と、前記端子支持台に支持されたバスバーとを有し、前記バスバーは、第1電線が電気的に接続される平面状の第1接続面と、前記第1電線とは異なる第2電線が電気的に接続される平面状の第2接続面とを有し、前記第1接続面と垂直な方向を第1方向とすると、前記第2接続面は、前記第1方向と交差する第2方向と垂直をなしている電気接続箱である。
この構成によれば、第1接続面に第1電線を電気的に接続するとともに、第2接続面に第2電線を電気的に接続することにより、バスバーを介して第1電線と第2電線とを電気的に接続することができる。そして、第2接続面は、第1接続面に対して垂直な第1方向と交差する第2方向に対して垂直をなしている。このため、第1接続面と第2接続面とが同一平面内に設けられる場合に比べて、第1接続面と平行な方向、即ち第1方向と垂直な方向におけるバスバーの小型化が可能になる。また、第1接続面と第2接続面とが、互いに平行をなし、且つ、第1方向から見て互いに重ならないように並ぶ場合に比べて、第1方向と垂直な方向におけるバスバーの小型化が可能になる。従って、第1方向から見てバスバーの設置面積の縮小が可能になる。その結果、第1方向と垂直な方向における端子台の小型化が可能になるため、当該端子台を含む電気接続箱の大型化を抑制できる。即ち、電気接続箱の大型化を抑制しつつ、第1電線と第2電線とを電気的に接続するための端子台を同電気接続箱に設けることができる。
[2]前記第2方向は、前記第1方向と垂直に交差していることが好ましい。
この構成によれば、第2接続面は、第1接続面に対して垂直をなすように設けられる。従って、バスバーを第1方向から見て、第2接続面の占めるスペースを最小限に抑えることができる。その結果、第1接続面と平行な方向、即ち第1方向と垂直な方向におけるバスバーの更なる小型化が可能になる。従って、第1方向から見てバスバーの設置面積の更なる縮小が可能になるため、第1方向と垂直な方向における端子台の更なる小型化が可能になる。その結果、当該端子台を含む電気接続箱の大型化をより抑制できる。即ち、電気接続箱の大型化をより抑制しつつ、第1電線と第2電線とを電気的に接続するための端子台を同電気接続箱に設けることができる。
[3]前記端子台は、前記第1接続面を貫通する第1ボルトを有することが好ましい。
この構成によれば、第1ボルトに螺合するナットを使用することにより、第1電線を第1接続面に容易に電気的に接続できる。
[4]前記端子台は、前記第2接続面を貫通する第2ボルトを有することが好ましい。
この構成によれば、第2ボルトに螺合するナットを使用することにより、第2電線を第2接続面に容易に電気的に接続できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の電気接続箱の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下、電気接続箱の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の電気接続箱13を搭載した車両10を上方から見た模式図である。図1における下方は、車両10の前方に該当する。車両10には、複数の電気機器が搭載されている。図1には、車両10に搭載される複数の電気機器のうち1つの電気機器11のみを図示している。電気機器11は、本実施形態では、例えば百数十~数百ボルトといった電圧を供給可能なバッテリ12である。因みに、バッテリ12は、車両走行の動力源となる車輪駆動用のモータに電気的に接続される。バッテリ12は、車両10の後部に配置されている。
車両10は、第1電気接続箱13及び第2電気接続箱14を有する。なお、電気接続箱は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本明細書では、これらを総称して電気接続箱と呼ぶ。第1電気接続箱13は、電線同士を電気的に接続する中継端子としての端子台60を備えている。第2電気接続箱14は、本実施形態では同様の端子台を備えていない。
第1電気接続箱13及び第2電気接続箱14は、車両10において、バッテリ12よりも前方側に配置されている。本実施形態では、第1電気接続箱13及び第2電気接続箱14は、車両10の前部に設けられたエンジンルーム15に配置されている。第1電気接続箱13は、エンジンルーム15における左寄りの部分に配置されている。第2電気接続箱14は、第1電気接続箱13から離れた位置に配置されている。本実施形態では、第2電気接続箱14は、エンジンルーム15において第1電気接続箱13よりも右側に配置されている。
バッテリ12は、第1電線21、第1電気接続箱13に備えられた端子台60、第2電線22を介して第2電気接続箱14と電気的に接続されている。即ち、端子台60は、第1電線21と第2電線22とを電気的に接続するものである。
(第1電気接続箱13)
図2に示すように、第1電気接続箱13は、筐体40と、筐体40の内部に設けられた保持体50と、保持体50に取り付けられた端子台60とを備えている。
筐体40は直方体状をなしている。筐体40は、絶縁性の合成樹脂材料よりなる。筐体40は、皿状をなすケース41と、ケース41の開口部を覆うカバー42とを有する。ケース41とカバー42とによって形成された収容空間に、保持体50が配置されている。
保持体50は、絶縁性の合成樹脂材料よりなる。保持体50は、少なくとも1つの電気部品51を保持している。電気部品51としては、例えば、ヒューズやリレーなどが挙げられる。本実施形態では、電気部品51には、ヒュージブルリンクが含まれている。
図2及び図3に示すように、保持体50は、端子台60が取り付けられる取付部52を有する。取付部52は、保持体50における取付部52以外の部分と一体に形成されている。ここで、ケース41に対してカバー42を装着する方向を装着方向X1とする。本実施形態の取付部52は、装着方向X1に延びる筒状をなしている。取付部52は、装着方向X1から見た形状が四角形状をなす四角筒状をなしている。
図2に示すように、カバー42は、取付部52を筐体40の外部に露出させる露出口44を有する。露出口44は、カバー42において取付部52と装着方向X1に重なる部分に設けられている。また、筐体40は、露出口44の近傍に電線引出口45を有する。電線引出口45は、筐体40の内部と外部とを連通している。
(端子台60)
図3及び図4に示すように、端子台60は、保持体50に取り付けられた端子支持台61と、端子支持台61に支持されたバスバー62とを有する。
(端子支持台61)
端子支持台61は、絶縁性の合成樹脂材料よりなる。端子支持台61は、板状の支持部71と、支持部71の外周縁部から延出された装着部72とを有する。支持部71と装着部72とは一体に形成されている。端子支持台61は、支持部71を底部とする有底筒状をなしている。
支持部71は、同支持部71の厚さ方向から見た形状が取付部52の内周面に対応した四角形状をなしている。支持部71は、同支持部71の表面に平面状の支持面73を有する。本実施形態では、支持面73は、支持部71における同支持部71の厚さ方向の一方側の側面であって、端子支持台61の外表面の一部を構成する側面である。
支持部71には挿通孔74が形成されている。挿通孔74は、支持部71を同支持部71の厚さ方向に貫通している。挿通孔74は、支持面73と垂直な方向から見て、直線状に延びるスリット状をなしている。本実施形態では、挿通孔74は、支持面73と垂直な方向から見て、支持部71の外周面を構成する4つの側面のうちの1つの側面71aと平行に延びている。
また、支持部71は、挿入凹部75を有する。挿入凹部75は、支持部71において挿通孔74と側面71aとの間に設けられている。挿入凹部75は、支持面73から支持部71の厚さ方向に凹設されている。挿入凹部75の底面は、支持面73と平行をなしている。支持面73に開口した挿入凹部75の開口部75bには、開口部75bを小さくするように支持面73と平行な方向に沿って庇状に延出された抜け止め部75cが設けられている。また、支持部71は、挿入凹部75の開口部75bとは別に、挿入凹部75の内部と端子支持台61の外部とを連通する挿入口75dを有する。挿入口75dは、側面71aに開口している。また、挿入口75dは、開口部75bと繋がっている。挿入口75dは、支持面73と垂直な方向から見て、挿通孔74の延びる方向に対して垂直な方向に開口している。
装着部72は四角筒状をなしている。装着部72は、装着部72の内部と外部とを連通する切欠き部76を有する。切欠き部76は、装着部72において、支持面73と垂直な方向に沿って挿入口75dと並ぶ位置に設けられている。また、支持面73と垂直な方向から見て、挿通孔74と切欠き部76とは、挿通孔74の延びる方向に対して垂直な方向に並んでいる。切欠き部76は、支持面73と垂直な方向から見て挿通孔74の延びる方向に対して垂直な方向に装着部72を貫通するとともに、支持部71と反対方向に開口している。
装着部72は、端子支持台61を取付部52に固定するための第1被係止部77及び第2被係止部78を有する。第1被係止部77は、支持面73と垂直な方向から見て、挿通孔74の延びる方向における装着部72の両端部にそれぞれ設けられている。各第1被係止部77は、装着部72の外周側に突出した段差状をなしている。各第1被係止部77は、支持面73と同じ方向を向くとともに支持面73と平行をなす第1被係止面77aを有する。
第2被係止部78は、支持面73と垂直な方向から見て、挿通孔74の延びる方向における装着部72の両端部にそれぞれ設けられている。挿通孔74の延びる方向における装着部72の両端部の各々では、第2被係止部78は、支持面73と垂直な方向において第1被係止面77aよりも支持面73から遠い位置に設けられている。第2被係止部78の各々は、支持面73と反対側を向く図示しない第2被係止面を有する。
図2~図4に示すように、端子支持台61は、取付部52に挿入されることにより同取付部52に取り付けられている。端子支持台61は、支持部71がカバー42側、装着部72がケース41側となるように取付部52の内側に挿入されている。なお、取付部52には、取付部52への装着部72の挿入方向に第1被係止部77が係止される図示しない第1係止部が設けられている。更に、取付部52には、取付部52への装着部72の挿入方向と反対方向に第2被係止部78が係止される図示しない第2係止部が設けられている。第1被係止部77の第1被係止面77aが第1係止部に当接することにより、取付部52への端子支持台61の挿入方向に取付部52から端子支持台61が抜け出ることが抑制される。また、第2被係止部78の第2被係止面が第2係止部に当接することにより、取付部52への端子支持台61の挿入方向と反対方向に取付部52から端子支持台61が脱落することが抑制される。
(バスバー62)
図4~図6に示すように、バスバー62は、第1電線21が電気的に接続される第1接続部81と、第2電線22が電気的に接続される第2接続部82とを有する。なお、図5では、端子支持台61については、外形のみを二点鎖線で図示している。また、図6は、図5における6-6断面図である。バスバー62は金属材料よりなる。バスバー62の材料としては、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金などの導電性に優れた金属材料が挙げられるが、これに限らず金属材料であればよい。
本実施形態のバスバー62は帯状をなしている。バスバー62の長手方向の一端部に第1接続部81が設けられるとともに、同バスバー62の長手方向の他端部に第2接続部82が設けられている。バスバー62は、第1接続部81と第2接続部82との間に屈曲部83を有する。屈曲部83は、バスバー62において同バスバー62を構成する金属板材が折り曲げられて形成された部分である。本実施形態のバスバー62においては、屈曲部83から同バスバー62の長手方向の一端までの部分が第1接続部81であるとともに、屈曲部83から同バスバー62の長手方向の他端までの部分が第2接続部82である。このため、本実施形態のバスバー62は、第1接続部81と平行且つ第2接続部82と平行な方向から見て、L字状をなしている。
第1接続部81は、四角形の平板状をなしている。第1接続部81における厚さ方向の一方側の側面は、第1電線21が電気的に接続される第1接続面84である。図4及び図6においては、第1接続部81の厚さ方向における両側面のうち上側の側面が第1接続面84に該当する。ここで、第1接続面84と垂直な方向を第1方向X11とする。
第1接続部81には、同第1接続部81を厚さ方向に貫通した第1貫通孔85が設けられている。第1貫通孔85は、第1方向X11に沿って第1接続部81を貫通している。第1貫通孔85の貫通方向における一端開口部は、第1接続面84に開口している。
第2接続部82は、四角形の平板状をなしている。第2接続部82における厚さ方向の一方側の側面は、第1電線21とは異なる第2電線22が電気的に接続される第2接続面86である。図4においては、第2接続部82の厚さ方向の両側面のうち右方向を向いた側面が第2接続面86に該当する。また、図6においては、第2接続部82の厚さ方向の両側面のうち左側の側面が第2接続面86に該当する。第2接続面86は、第1方向X11と交差する第2方向X12と垂直な平面状をなしている。本実施形態では、第2方向X12は、第1方向X11と垂直に交差する方向である。このため、第2接続面86は、第1接続面84に対して垂直をなすように設けられている。
第2接続部82には、同第2接続部82を厚さ方向に貫通した第2貫通孔87が設けられている。第2貫通孔87は、第2方向X12に沿って第2接続部82を貫通している。第2貫通孔87の貫通方向における一端開口部は、第2接続面86に開口している。
バスバー62は、支持面73側から第2接続部82が挿通孔74に挿通された状態で端子支持台61に支持されている。バスバー62が端子支持台61に支持された状態においては、第2接続部82は、挿通孔74から装着部72の内側に突出するとともに、第2貫通孔87が装着部72の内側に位置する。更に、第2貫通孔87は、切欠き部76と第2方向X12に重なっている。また、同状態においては、第1接続部81は、第1接続面84が支持面73と反対側を向いた状態で同支持面73上に配置されている。そして、第1接続面84は支持面73と平行をなす。即ち、第1方向X11は、支持面73と垂直をなす。また、第1貫通孔85は、挿入凹部75の開口部75bと第1方向X11に重なっている。
(第1電線21)
第1電線21は、例えば、導体よりなる芯線と、当該芯線の外周を被覆する絶縁被覆とを有する被覆電線である。第1電線21の一端部は、図1に示すバッテリ12に電気的に接続されている。第1電線21の他端部には、第1電線21をバスバー62に電気的に接続するための第1端子91が接続されている。例えば、第1電線21の他端部において同第1電線21の図示しない芯線が、溶接や圧着などにより第1端子91の一端部に電気的に接続されることにより、第1電線21と第1端子91とは電気的に接続されている。第1電線21の芯線と第1端子91との電気的な接続部分は、絶縁性を有する絶縁部材92によって被覆されている。絶縁部材92としては、例えば、熱収縮チューブを用いることができる。
第1端子91は、同第1端子91における第1電線21が接続された端部と反対側の端部に、平板状をなす第1電線側接続部93を有する。第1電線側接続部93には、同第1電線側接続部93を厚さ方向に貫通した第1接続孔94が設けられている。
端子台60は、第1電線21をバスバー62に電気的に接続するための第1ボルト101を有する。第1ボルト101は、頭部101aと同頭部101aから突出した軸101bとを有する。軸101bの外周面には、ねじ溝がらせん状に形成されている。第1ボルト101は、端子支持台61にバスバー62が組み付けられる前に、同端子支持台61に組み付けられている。具体的には、第1ボルト101は、軸101bの先端が装着部72と反対側を向いた状態で、頭部101aが挿入口75dから挿入凹部75に挿入されることにより、支持部71に組み付けられている。軸101bは、挿入凹部75の開口部75bから端子支持台61の外部に突出している。なお、頭部101aは、抜け止め部75cによって開口部75bから挿入凹部75の外部に抜け出ることが阻止されている。端子支持台61に第1ボルト101が組み付けられた状態においては、軸101bの中心軸線は、支持面73に対して垂直をなす。
バスバー62の第1接続部81は、第1貫通孔85に第1ボルト101の軸101bを内挿しつつ支持面73上に配置されている。このため、軸101bは、第1接続面84を貫通した状態となる。軸101bの中心軸線は、第1接続面84と垂直、即ち第1方向X11と平行をなしている。そして、第1端子91の第1電線側接続部93が、第1接続孔94に軸101bを内挿しつつ第1接続部81に重ねられている。第1電線側接続部93は、第1接続面84に当接している。更に、軸101bの先端側から同軸101bに第1ナット102が締め付けられることにより、第1ナット102と支持部71との間に第1接続部81と第1電線側接続部93とが挟持されている。即ち、第1電線側接続部93が第1接続部81に電気的に接続されている。このように、第1電線21は、第1端子91を介してバスバー62に電気的に接続されている。
なお、図2に示すように、第1電線21は、保持体50に取り付けられた状態で筐体40の内部に配置された端子台60のバスバー62に対して接続される。端子台60が筐体40の内部に配置された状態においては、第1接続面84及び第1ボルト101の軸101bが露出口44から筐体40の外部に露出している。この状態の第1接続面84に対して、第1端子91が電気的に接続される。このため、第1電線21及び第1端子91は、その全体が筐体40の外部に配置されている。
(第2電線22)
図4及び図6に示すように、第2電線22は、例えば、導体よりなる芯線と、当該芯線の外周を被覆する絶縁被覆とを有する被覆電線である。第2電線22の一端部は、図1に示す第2電気接続箱14に電気的に接続されている。第2電線22の他端部には、第2電線22をバスバー62に電気的に接続するための第2端子111が接続されている。例えば、第2電線22の他端部において同第2電線22の図示しない芯線が、溶接や圧着などにより第2端子111の一端部に電気的に接続されることにより、第2電線22と第2端子111とは電気的に接続されている。第2電線22の芯線と第2端子111との電気的な接続部分は、絶縁性を有する絶縁部材112によって被覆されている。絶縁部材112としては、例えば、熱収縮チューブを用いることができる。
第2端子111は、同第2端子111における第2電線22が接続された端部と反対側の端部に、平板状をなす第2電線側接続部113を有する。第2電線側接続部113には、同第2電線側接続部113を厚さ方向に貫通した第2接続孔114が設けられている。
端子台60は、第2電線22をバスバー62に電気的に接続するための第2ボルト121を有する。第2ボルト121は、頭部121aと同頭部121aから突出した軸121bとを有する。軸121bの外周面には、ねじ溝がらせん状に形成されている。また、端子台60は、第2電線22をバスバー62に電気的に接続するための第2ナット122を有する。第2ナット122は、第2方向X12に並ぶ第2接続部82と装着部72との間に配置されている。そして、第2貫通孔87に第2接続孔114が重なるように、第2電線側接続部113が第2接続面86に重ねられている。なお、第2電線側接続部113は、第2接続面86に当接している。第2ボルト121は、軸121bが第2接続孔114及び第2貫通孔87を貫通して第2ナット122に螺合されている。なお、第2ボルト121を第2ナット122に螺合するための図示しない工具を切欠き部76から装着部72の内側に挿入できるため、第2ボルト121を第2ナット122に容易に螺合できる。軸121bが第2貫通孔87を貫通することにより、第2ボルト121は、第2接続面86を貫通している。
第2ボルト121に第2ナット122が締め付けられた状態においては、軸121bの中心軸線は、第2接続面86と垂直、即ち第2方向X12と平行をなす。また、同状態においては、第2ボルト121の頭部121aと第2ナット122との間に第2接続部82と第2電線側接続部113とが互いに当接した状態で挟持されている。即ち、第2電線側接続部113が第2接続部82に電気的に接続されている。このように、第2電線22は、第2端子111を介してバスバー62に電気的に接続されている。そして、第2電線22は、装着部72における支持部71と反対側の端部から端子支持台61の外部に引き出されている。
なお、図2及び図6に示すように、第2電線22は、保持体50が筐体40に収容されるよりも前に、第2接続面86に電気的に接続されている。そして、第2接続面86に電気的に接続された第2電線22は、電線引出口45から筐体40の外部に引き出されている。
本実施形態の作用について説明する。
端子台60は、同端子台60が備える端子支持台61が取付部52に取り付けられることにより、保持体50に対して取り付けられている。端子支持台61に支持されたバスバー62には、第1電線21の片側端部に接続された第1端子91と、第2電線22の片側端部に接続された第2端子111とが電気的に接続されている。従って、バスバー62を介して第1電線21と第2電線22とを電気的に接続することができる。よって、バッテリ12の電力をバスバー62を介して第2電気接続箱14に供給できる。
図5に示すように、バスバー62においては、第2接続面86は、第1接続面84に対して垂直をなしている。そのため、第2方向X12が第1方向X11と平行をなし、且つ、第1方向X11からバスバー62を見て第1接続面84と第2接続面86とが重ならない場合に比べて、第1方向X11から見たバスバー62の外形が小さく抑えられる。従って、当該バスバー62を有する端子台60を、第1方向X11と垂直な方向に小型化できる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)第1電気接続箱13は、筐体40と、筐体40の内部に設けられ電気部品51を保持する保持体50と、保持体50に取り付けられた端子台60とを備えている。端子台60は、保持体50に取り付けられた端子支持台61と、端子支持台61に支持されたバスバー62とを有する。バスバー62は、第1電線21が電気的に接続される平面状の第1接続面84と、第1電線21とは異なる第2電線22が電気的に接続される平面状の第2接続面86とを有する。第1接続面84と垂直な方向を第1方向X11とすると、第2接続面86は、第1方向X11と交差する第2方向X12と垂直をなしている。
この構成によれば、第1接続面84に第1電線21を電気的に接続するとともに、第2接続面86に第2電線22を電気的に接続することにより、バスバー62を介して第1電線21と第2電線22とを電気的に接続することができる。そして、第2接続面86は、第1接続面84に対して垂直な第1方向X11と交差する第2方向X12に対して垂直をなしている。このため、第1接続面84と第2接続面86とが同一平面内に設けられる場合に比べて、第1接続面84と平行な方向、即ち第1方向X11と垂直な方向におけるバスバー62の小型化が可能になる。また、第1接続面84と第2接続面86とが、互いに平行をなし、且つ、第1方向X11から見て互いに重ならないように並ぶ場合に比べて、第1方向X11と垂直な方向におけるバスバー62の小型化が可能になる。従って、第1方向X11から見てバスバー62の設置面積の縮小が可能になる。その結果、第1方向X11と垂直な方向における端子台60の小型化が可能になるため、当該端子台60を含む第1電気接続箱13の大型化を抑制できる。即ち、第1電気接続箱13の大型化を抑制しつつ、第1電線21と第2電線22とを電気的に接続するための端子台60を同第1電気接続箱13に設けることができる。
また、端子台60を含む第1電気接続箱13の大型化が抑制されているため、車両10において第1電気接続箱13を配置するスペースを確保することが困難になり難い。即ち、端子台60を備えない電気接続箱に代えて第1電気接続箱13を配置する場合であっても、第1電気接続箱13を配置するスペースを確保し難くなることが抑制される。
そして、第1電気接続箱13を車両10に搭載した場合には、同第1電気接続箱13の近傍に別途端子台を配置しなくてもよい。従って、第1電気接続箱13の近傍に別途配置される当該端子台を省略することにより、車両10において他の部品を配置するスペースを設けることができる。
また、端子台60は、保持体50に取り付けられる端子支持台61を有する。そのため、バスバー62を直接支持する部分が、保持体50とは別体である。従って、例えばバスバー62が複雑な形状であったとしても、保持体50が複雑な形状になることを抑制できる。また、端子支持台61がバスバー62を支持しているため、第1電線21を第1接続面84に電気的に接続するときに、バスバー62が屈曲されるなど意図せずに変形されることを抑制できる。本実施形態では、第1電線21を第1接続面84に電気的に接続するために第1ボルト101に第1ナット102を締め付けるときに、端子支持台61が第1ボルト101及びバスバー62を支持する土台となる。従って、端子支持台61によって支持されることによりバスバー62の姿勢が安定した状態で第1ボルト101に第1ナット102を締め付けることができる。更に、第1ボルト101に第1ナット102を締め付けるときにバスバー62が意図せずに変形されることを抑制できる。
また、バスバー62を支持する端子支持台61が、電気部品51を保持する保持体50や筐体40と別体で設けられているため、第1電線21、第2電線22及び第1電気接続箱13を含むワイヤハーネスの製造が容易になる。例えば、端子台60が保持体50に取り付けられた後に同保持体50に電気部品51等の組み付けを行うと、第2電線22の取り扱いが煩わしいために、保持体50への電気部品51等の組み付けが煩雑になるおそれがある。本実施形態では、第2電線22は、百数十~数百ボルトといった電圧を供給可能なバッテリ12に電気的に接続されるものであるため、一般的に直径の大きいものが使用される。このため、第2電線22の取り扱いがより煩わしくなるおそれがある。しかしながら、本実施形態においては、端子支持台61が保持体50と別体であることから、第1電気接続箱13の製造過程において、保持体50への電気部品51等の組み付けが終了した後に、第2電線22が引き出された端子台60を保持体50に嵌め込むことができる。即ち、筐体40に保持体50を収容する直前に端子台60を保持体50に取り付けることができる。そのため、第1電気接続箱13の製造、ひいては当該第1電気接続箱13及び第2電線22を含むワイヤハーネスの製造が容易になる。
また、例えば、保持体50と端子支持台61とが一体で形成される場合、端子支持台61を含む保持体50の形状は、端子支持台61が別体で形成される本実施形態の保持体50に比べて複雑な形状となる。そのため、成形型を使用して端子支持台61を含む保持体50を製造する場合には、成形型の構造の観点から、保持体50において端子支持台61が設けられる位置に制約が生じるおそれがある。本実施形態においては、保持体50と端子支持台61とは別体で形成されるものであるため、保持体50と端子支持台61とは、それぞれ別の成形型で形成される。従って、保持体50と端子支持台61とが一体で形成される場合に比べて、保持体50において端子支持台61が取り付けられる位置の自由度が高くなる。
(2)第2方向X12は、第1方向X11と垂直に交差している。そのため、第2接続面86は、第1接続面84に対して垂直をなすように設けられる。従って、バスバー62を第1方向X11から見て、第2接続面86の占めるスペースを最小限に抑えることができる。その結果、第1接続面84と平行な方向、即ち第1方向X11と垂直な方向におけるバスバー62の更なる小型化が可能になる。従って、第1方向X11から見てバスバー62の設置面積の更なる縮小が可能になるため、第1方向X11と垂直な方向における端子台60の更なる小型化が可能になる。その結果、当該端子台60を含む第1電気接続箱13の大型化をより抑制できる。即ち、第1電気接続箱13の大型化をより抑制しつつ、第1電線21と第2電線22とを電気的に接続するための端子台60を同第1電気接続箱13に設けることができる。
(3)端子台60は、第1接続面84を貫通する第1ボルト101を有する。そのため、第1ボルト101に螺合する第1ナット102を使用することにより、第1電線21を第1接続面84に容易に電気的に接続できる。即ち、第1ボルト101に第1ナット102を締め付けることにより、溶接等を行わなくとも、第1電線21の片側端部に接続された第1端子91を第1接続面84に容易に電気的に接続できる。
(4)端子台60は、第2接続面86を貫通する第2ボルト121を有する。そのため、第2ボルト121に螺合する第2ナット122を使用することにより、第2電線22を第2接続面86に容易に電気的に接続できる。即ち、第2ボルト121に第2ナット122を締め付けることにより、溶接等を行わなくとも、第2電線22の片側端部に接続された第2端子を第2接続面86に容易に電気的に接続できる。
(5)第1接続面84が露出口44から筐体40の外部に露出している。そのため、端子台60が取り付けられた保持体50が筐体40の内部に配置された後であっても、第1電線21を第1接続面84に電気的に接続できる。従って、第1電線21を第1接続面84に電気的に接続する時期の自由度が高くなる。また、ケース41からカバー42を取り外さなくとも、第1電線21を第1接続面84に電気的に接続できる。
(他の実施形態)
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、端子台60は、第2ボルト121を有する。しかしながら、端子台60は、必ずしも第2ボルト121を備えなくてもよい。この場合、第2端子111は、第2ボルト121と第2ナット122との締め付けにより第2接続面86に電気的に接続されるのではなく、例えば溶接や圧着などにより第2接続面86に電気的に接続される。また、同場合において、第2電線22は、同第2電線22の芯線が溶接や圧着などにより直接第2接続面86に電気的に接続されてもよい。
・上記実施形態では、端子台60は、第1ボルト101を有する。しかしながら、端子台60は、必ずしも第1ボルト101を備えなくてもよい。この場合、第1端子91は、第1ボルト101と第1ナット102との締め付けにより第1接続面84に電気的に接続されるのではなく、例えば溶接や圧着などにより第1接続面84に電気的に接続される。また、同場合において、第1電線21は、同第1電線21の芯線が溶接や圧着などにより直接第1接続面84に電気的に接続されてもよい。
・上記実施形態では、第2方向X12は、第1方向X11と垂直をなしている。しかしながら、第2方向X12は、第1方向X11と垂直な方向に限らず、第1方向X11と交差する方向であればよい。
・バスバー62は、第1接続面84と第2接続面86とを有する形状であれば、上記実施形態の形状に限らない。ただし、第2接続面86は、第1方向X11と交差する第2方向X12に対して垂直をなすように設けられる。例えば、バスバー62は、第2接続部82と屈曲部83との間に段差部を有する形状であってもよい。また、バスバー62は、第1電線21及び第2電線とは別の電線が電気的に接続される接続面を有するものであってもよい。
・端子支持台61の形状は、上記実施形態の形状に限らない。端子支持台61は、バスバー62を支持可能な形状であって、且つ、保持体50に取付可能な形状であればよい。例えば、支持部71が円板状をなすとともに、装着部72が円筒状をなしていてもよい。
・上記実施形態では、端子支持台61は、第1被係止部77が取付部52に設けられた第1係止部に係止されるとともに、第2被係止部78が取付部52に設けられた第2係止部に係止されることにより取付部52に取り付けられている。しかしながら、端子支持台61を保持体50に取り付ける方法は、これに限らない。例えば、端子支持台61は、保持体50に対して配置されるとともに、筐体40によって保持体50からの脱落が防止された構成であってもよい。
・上記実施形態では、取付部52は、筒状をなしている。しかしながら、取付部52は、端子支持台61を取り付け可能な形状であれば、上記実施形態の形状に限らない。例えば、取付部52は、平板状をなすとともに、端子支持台61を固定可能な爪等の部位を有するものであってもよい。
・上記実施形態では、第1電気接続箱13は、端子台60を1つのみ備えている。しかしながら、第1電気接続箱13は、端子台60を複数備えていてもよい。
・上記実施形態では、端子台60は、バッテリ12と第2電気接続箱14とを接続するための第1電線21と第2電線22とを電気的に接続している。しかしながら、端子台60を介して接続する電気機器や電気接続箱はこれに限らず、車両10に搭載された電気機器及び電気接続箱であればよい。また、端子台60は、電子機器同士を電気的に接続する電線同士、もしくは電気接続箱同士を電気的に接続する電線同士を電気的に接続するものであってもよい。
10 車両
11 電気機器
12 バッテリ
13 第1電気接続箱(電気接続箱)
14 第2電気接続箱
15 エンジンルーム
21 第1電線
22 第2電線
40 筐体
41 ケース
42 カバー
44 露出口
45 電線引出口
50 保持体
51 電気部品
52 取付部
60 端子台
61 端子支持台
62 バスバー
71 支持部
71a 側面
72 装着部
73 支持面
74 挿通孔
75 挿入凹部
75b 開口部
75c 抜け止め部
75d 挿入口
76 切欠き部
77 第1被係止部
77a 第1被係止面
78 第2被係止部
81 第1接続部
82 第2接続部
83 屈曲部
84 第1接続面
85 第1貫通孔
86 第2接続面
87 第2貫通孔
91 第1端子
92 絶縁部材
93 第1電線側接続部
94 第1接続孔
101 第1ボルト
101a 頭部
101b 軸
102 第1ナット
111 第2端子
112 絶縁部材
113 第2電線側接続部
114 第2接続孔
121 第2ボルト
121a 頭部
121b 軸
122 第2ナット
X1 装着方向
X11 第1方向
X12 第2方向

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ電気部品を保持する保持体と、
    前記保持体に取り付けられた端子台と、を備える電気接続箱であって、
    前記端子台は、前記保持体に取り付けられた端子支持台と、前記端子支持台に支持されたバスバーとを有し、
    前記バスバーは、第1電線が電気的に接続される平面状の第1接続面と、前記第1電線とは異なる第2電線が電気的に接続される平面状の第2接続面とを有し、
    前記第1接続面と垂直な方向を第1方向とすると、前記第2接続面は、前記第1方向と交差する第2方向と垂直をなしている電気接続箱。
  2. 前記第2方向は、前記第1方向と垂直に交差している請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記端子台は、前記第1接続面を貫通する第1ボルトを有する請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記端子台は、前記第2接続面を貫通する第2ボルトを有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気接続箱。
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