JP6514555B2 - 中継端子、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

中継端子、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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本発明は、中継端子、及び、ワイヤハーネスに関する。
従来のワイヤハーネスとして、例えば、特許文献1には、第一導電路と第二導電路と導電路接続部とを備えたワイヤハーネスが開示されている。このワイヤハーネスは、第一導電路がこれ自身にて配索経路に沿った形状保持をすることが可能な剛性を有するとともに、第二導電路が第一導電路よりも低い剛性且つ柔軟性を有し、さらに、導電路接続部が第一導電路及び第二導電路の各導体端末を外部に対し絶縁しつつ接続する接続構造を有する。
特開2012−125097号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のワイヤハーネスは、第一導電路と第二導電路との接続部分の構造について更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、第1配索材と第2配索材とを適正に接続することができる中継端子、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る中継端子は、複数の素線によって形成される導電性の第1導体部を有する第1配索材の前記第1導体部が圧着される第1圧着部と、前記第1圧着部と接続され、棒状に形成された導電性の第2導体部を有する第2配索材の前記第2導体部が圧着される第2圧着部と、前記第1圧着部と前記第2圧着部との間に設けられ、前記第2導体部の先端が突き当てられる突き当て部とを備えることを特徴とする。
また、上記中継端子では、前記第2圧着部は、前記突き当て部に前記第2導体部の先端が突き当てられた状態で前記第2導体部が圧着されるものとすることができる。
また、上記中継端子では、前記第2圧着部は、前記第2導体部を加締めることで当該第2導体部が圧着される第1加締め部と、前記第1加締め部と前記突き当て部との間に設けられ前記第2導体部を加締めることで当該第2導体部が圧着される第2加締め部とを含んで構成され、前記突き当て部に前記第2導体部の先端が突き当てられた状態で、前記第1加締め部が加締められた後に前記第2加締め部が加締められるものとすることができる。
また、上記中継端子では、前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部、及び、前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部を備え、前記突き当て部は、前記接続部を前記第1圧着部と前記第2圧着部との接続方向と交差する方向に沿って折り曲げることで形成される段付き部を含んで構成されるものとすることができる。
また、上記中継端子では、前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部、及び、前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部を備え、前記突き当て部は、前記接続部の一部を切削して折り曲げることで形成される折り曲げ片を含んで構成されるものとすることができる。
また、上記中継端子では、前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部、及び、前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部を備え、前記突き当て部は、前記接続部とは別体に形成され、前記接続部に形成された挿入孔に挿入される挿入片を含んで構成されるものとすることができる。
また、上記中継端子では、前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部、及び、前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部を備え、前記突き当て部は、前記接続部とは別体に形成され、前記接続部に締結される締結片を含んで構成されるものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、複数の素線によって形成される導電性の第1導体部を有する第1配索材と、棒状に形成された導電性の第2導体部を有する第2配索材と、前記第1導体部が圧着される第1圧着部、前記第1圧着部と接続され、前記第2導体部が圧着される第2圧着部、及び、前記第1圧着部と前記第2圧着部との間に設けられ、前記第2導体部の先端が突き当てられる突き当て部を有する中継端子とを備えることを特徴とする。
本発明に係る中継端子、及び、ワイヤハーネスは、第1配索材の第1導体部が第1圧着部に圧着されると共に第2配索材の第2導体部の先端を突き当て部に突き当てた状態で当該第2導体部が第2圧着部に圧着される。この結果、中継端子、及び、ワイヤハーネスは、棒状に形成される第2導体部を適正な位置に確実に位置決めした上で圧着することができるので、第1配索材と第2配索材とを適正に接続することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態1に係るワイヤハーネスの概略構成を示す分解斜視図である。 図2は、実施形態1に係るワイヤハーネスの導体圧着部の圧着前の状態を表す側面図である。 図3は、実施形態1に係るワイヤハーネスの導体圧着部の圧着前の状態を表す模式的な断面図である。 図4は、実施形態1に係るワイヤハーネスの第1加締め部の圧着後の状態を表す側面図である。 図5は、実施形態1に係るワイヤハーネスの導体圧着部の圧着後の状態を表す模式的な断面図である。 図6は、実施形態1に係るワイヤハーネスの導体圧着部の圧着後の状態を表す側面図である。 図7は、実施形態1に係るワイヤハーネスの導体圧着部の圧着後の状態を表す平面図である。 図8は、変形例に係るワイヤハーネスの概略構成を示す側面図である。 図9は、変形例に係るワイヤハーネスの概略構成を示す側面図である。 図10は、実施形態2に係るワイヤハーネスの概略構成を示す分解斜視図である。 図11は、実施形態2に係るワイヤハーネスの概略構成を示す側面図である。 図12は、実施形態2に係るワイヤハーネスの概略構成を示す平面図である。 図13は、実施形態3に係るワイヤハーネスの概略構成を示す分解斜視図である。 図14は、実施形態3に係るワイヤハーネスの概略構成を示す側面図である。 図15は、実施形態3に係るワイヤハーネスの概略構成を示す平面図である。 図16は、実施形態4に係るワイヤハーネスの概略構成を示す分解斜視図である。 図17は、実施形態4に係るワイヤハーネスの概略構成を示す側面図である。 図18は、実施形態4に係るワイヤハーネスの概略構成を示す平面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るワイヤハーネスの概略構成を示す分解斜視図である。図2は、実施形態1に係るワイヤハーネスの導体圧着部の圧着前の状態を表す側面図である。図3は、実施形態1に係るワイヤハーネスの導体圧着部の圧着前の状態を表す模式的な断面図である。図4は、実施形態1に係るワイヤハーネスの第1加締め部の圧着後の状態を表す側面図である。図5は、実施形態1に係るワイヤハーネスの導体圧着部の圧着後の状態を表す模式的な断面図である。図6は、実施形態1に係るワイヤハーネスの導体圧着部の圧着後の状態を表す側面図である。図7は、実施形態1に係るワイヤハーネスの導体圧着部の圧着後の状態を表す平面図である。図8、図9は、変形例に係るワイヤハーネスの概略構成を示す側面図である。
図1に示すワイヤハーネス1は、例えば、自動車等に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられるものである。ワイヤハーネス1は、電気接続箱(ジャンクションボックス)、グロメット、固定具など種々の構成部品を含んで構成されてもよい。本実施形態のワイヤハーネス1は、例えば、いわゆるHV(ハイブリッド)車両に適用され、当該HV車両の床下に配索されるものであるがこれに限らない。ここでは、ワイヤハーネス1は、相対的に高い柔軟性を有し良好な屈曲性を有する第1配索材としての電線2と、相対的に高い剛性を有し配索経路に沿って形状を保持しやすい第2配索材としての金属棒3とを組み合わせることで、当該ワイヤハーネス1における各部位に応じて要求される適正な可撓性と剛性とのバランスを実現し、これにより、良好な配索作業性や良好な取扱い性等を確保している。そして、当該ワイヤハーネス1は、電線2と金属棒3とを電気的に接続する中継端子4を所定の形状とすることで、電線2と金属棒3とをより適正に接続することができるようにしている。
具体的には、ワイヤハーネス1は、図1に示すように、電線2と、金属棒3と、中継端子4とを備える。
電線2は、複数の素線21aによって形成される導電性の第1導体部21と、当該第1導体部21の外周側を覆う絶縁性の第1絶縁被覆部22とを有する。第1導体部21は、導電性の芯線であり、電気が通る金属部材によって構成される。第1導体部21は、線状に延びる方向(以下、「延在方向」という場合がある。)に対してほぼ同じ径で延びるように形成される。第1導体部21を構成する素線21aは、導電性の金属、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等により製造される。ここでは、第1導体部21は、複数の素線21aを単純に束ねたものであるが、複数の素線21aを撚り合わせて形成されてもよい。第1絶縁被覆部22は、第1導体部21の外周側を被覆する電線被覆である。第1絶縁被覆部22は、第1導体部21の外周面に接して設けられる。第1絶縁被覆部22は、例えば、絶縁性の樹脂材料(PPやPVC、架橋PE等。耐摩耗性や耐薬品性、耐熱性等に配慮して適宜選定される。)等を押出成形することによって形成される。第1絶縁被覆部22は、第1導体部21の延在方向の一端から他端にかけて形成される。電線2は、第1導体部21の端末において、第1絶縁被覆部22が剥ぎ取られており、当該第1導体部21の端末が第1絶縁被覆部22から露出している。電線2は、当該第1導体部21の端末に後述の中継端子4が圧着される。電線2は、一例として、第1導体部21の断面形状(延在方向と交差する方向の断面形状)が略円形状、第1絶縁被覆部22の断面形状(延在方向と交差する方向の断面形状)が略円環形状となっており、全体として略円形状の断面形状となっている。
金属棒3は、棒状に形成された導電性の導電性の第2導体部31と、当該第2導体部31の外周側を覆う絶縁性の第2絶縁被覆部32とを有する。第2導体部31は、導電性の電気が通る金属部材によって構成される。第2導体部31は、棒状に形成され、ここでは、断面形状が略正円形となる柱状の導体構造となっている。第2導体部31は、線状に延びる方向、すなわち、延在方向に対してほぼ同じ径で延びるように形成される。第2導体部31は、導電性の金属、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等により製造される。第2絶縁被覆部32は、第2導体部31の外周側を被覆する電線被覆である。第2絶縁被覆部32は、第2導体部31の外周面に接して設けられる。第2絶縁被覆部32は、例えば、絶縁性の樹脂材料(PPやPVC、架橋PE等。耐摩耗性や耐薬品性、耐熱性等に配慮して適宜選定される。)等を押出成形することによって形成される。第2絶縁被覆部32は、第2導体部31の延在方向の一端から他端にかけて形成される。金属棒3は、第2導体部31の端末において、第2絶縁被覆部32が剥ぎ取られており、当該第2導体部31の端末が第2絶縁被覆部32から露出している。金属棒3は、当該第2導体部31の端末に後述の中継端子4が圧着される。金属棒3は、一例として、第2導体部31の断面形状(延在方向と交差する方向の断面形状)が略円形状、第2絶縁被覆部32の断面形状(延在方向と交差する方向の断面形状)が略円環形状となっており、全体として略円形状の断面形状となっている。ここでは、金属棒3は、後述する中継端子4によって電線2と接続された状態で軸方向が延在方向に沿った方向となる。金属棒3は、例えば、電線2と比較して相対的に小さな断面積で相対的に大きな電流容量を確保することができ、これにより、ワイヤハーネス1の小型化を図ることができる。なお、第2導体部31は、断面形状が略正円形のものに限らず、例えば、矩形等であってもよく、また、筒状の導体構造となっていてもよい。また、第2絶縁被覆部32は、後述する中継端子4に圧着された状態で、中継端子4を含めて被覆するようにしてもよい。
中継端子4は、電線2と金属棒3とを電気的に接続するものである。中継端子4は、電線2の端末と金属棒3の端末とが対向した状態で電線2、金属棒3の延在方向、言い換えれば、金属棒3の軸方向に沿って電線2と金属棒3とを接続する。つまり、中継端子4による電線2と金属棒3との接続方向(以下、「接続方向」という場合がある。)は、電線2、金属棒3の延在方向、言い換えれば、金属棒3の軸方向に沿った方向となる。
中継端子4は、電線接続部41と、金属棒接続部42と、接続部43とを備える。中継端子4は、電線接続部41、金属棒接続部42、及び、接続部43が一体で導電性の金属、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等により製造される。中継端子4は、例えば、電線接続部41、金属棒接続部42、接続部43等の各部に対応した形状に打ち抜かれた一枚の板金をプレス成形することにより各部が一体で形成される。電線接続部41は、電線2が接続される部分である。金属棒接続部42は、金属棒3が接続される部分である。接続部43は、電線接続部41と金属棒接続部42とを接続する部分である。接続部43は、電線接続部41と金属棒接続部42とを接続すると共に電線接続部41、金属棒接続部42に接続される電線2、金属棒3を載置する板状の部分として形成される。ここでは、接続部43は、電線2と金属棒3とを接続していない状態で、略矩形板状に形成される。より詳細には、接続部43は、中継端子4による接続方向が長手方向となる略長方形板状に形成される。
より具体的には、電線接続部41は、第1圧着部としての導体圧着部44と絶縁被覆圧着部45とを含んで構成される。導体圧着部44は、電線2の第1導体部21が圧着される部分であり、ここでは、加締め部としての加締め片44aを含んで構成される。絶縁被覆圧着部45は、電線2の第1絶縁被覆部22が圧着される部分であり、ここでは、加締め部としての加締め片45aを含んで構成される。加締め片44a、45aは、それぞれ中継端子4による接続方向と直交する方向に沿って接続部43から突出するように形成される帯状の部分である。加締め片44a、45aは、それぞれ接続部43から前記直交する方向の両側に突出しかつ同一方向に屈曲するようにして形成される。加締め片45aは、接続方向に対して接続部43の一方側の端部に形成され、加締め片44aは、加締め片45aに対して接続方向に沿って間隔をあけて形成される。電線接続部41は、電線2において第1導体部21が露出した側の端末が接続部43上に載置され、かつ、第1導体部21が加締め片44a側に位置し、第1絶縁被覆部22が加締め片45a側に位置した状態で、加締め片44aと共に第1導体部21が加締められ、加締め片45aと共に第1絶縁被覆部22が加締められる。これにより、電線接続部41は、導体圧着部44にて加締め片44aと接続部43との間に第1導体部21が圧着され、絶縁被覆圧着部45にて加締め片45aと接続部43との間に第1絶縁被覆部22が圧着される。
金属棒接続部42は、第2圧着部としての導体圧着部46を含んで構成される。導体圧着部46は、導体圧着部44と電気的に接続されると共に、金属棒3の第2導体部31が圧着される部分であり、ここでは、第1加締め部としての加締め片46aと、第2加締め部としての加締め片46bとを含んで構成される。加締め片46a、46bは、それぞれ中継端子4による接続方向と直交する方向に沿って接続部43から突出するように形成される帯状の部分である。加締め片46a、46bは、それぞれ接続部43から前記直交する方向の両側に突出しかつ同一方向に屈曲するようにして形成される。加締め片46aは、接続方向に対して接続部43の他方側の端部、ここでは、加締め片45aが設けられる端部とは反対側の端部に形成され、加締め片46bは、加締め片46aに対して接続方向に沿って間隔をあけて形成される。つまり、この中継端子4は、接続方向に対して接続部43の一方側の端部から他方側の端部に向かって加締め片45a、加締め片44a、加締め片46b、加締め片46aの順で形成される。金属棒接続部42は、金属棒3において第2導体部31が露出した側の端末が接続部43上に載置され、かつ、当該第2導体部31が加締め片46a、46bの部分に位置した状態で、加締め片46a、46bと共に第2導体部31が加締められる。これにより、金属棒接続部42は、導体圧着部46にて加締め片46a、46bと接続部43との間に第2導体部31が圧着される。
そして、本実施形態の中継端子4は、さらに、第1導体部21と第2導体部31との間に設けられ、第2導体部31の先端31aが突き当てられる突き当て部47を備える。突き当て部47は、導体圧着部44と導体圧着部46とを接続すると共に導体圧着部44、46に圧着される第1導体部21、第2導体部31を載置する接続部43に形成される。突き当て部47は、中継端子4による接続方向に対して、導体圧着部44を構成する加締め片44aと導体圧着部46を構成する加締め片46bとの間に位置し、言い換えれば、上述の加締め片46bは、加締め片46aと突き当て部47との間に設けられる。
本実施形態の突き当て部47は、段付き部47aを含んで構成される。段付き部47aは、接続部43を、加締め片44aと加締め片46bとの間の部位にて導体圧着部44と導体圧着部46との接続方向と交差する方向、ここでは直交する方向に沿って折り曲げることで形成される。ここでは、中継端子4は、電線接続部41と金属棒接続部42との間で、接続部43のうち金属棒接続部42を構成する部分の端から段付き部47aが立ち上がると共に、当該立ち上がった部分の上端に接続部43のうち電線接続部41を構成する部分の端が連続することで、電線接続部41が当該段付き部47aを挟んで金属棒接続部42からオフセットされた形状となっている。つまり、中継端子4は、電線接続部41と金属棒接続部42とに渡って、接続部43が階段状に折り曲げられることで段付き部47aが形成され、当該段付き部47aが突き当て部47として構成される。
上記のように構成される中継端子4は、図2、図3、図4、図5、図6、図7に示すように、少なくとも突き当て部47に金属棒3の第2導体部31の先端31aが突き当てられた状態で当該第2導体部31が導体圧着部46に圧着される。この場合、中継端子4は、第2導体部31の圧着に先行して電線2の第1導体部21等が導体圧着部44に圧着されていてもよいし、第2導体部31の圧着後に第1導体部21等が導体圧着部44に圧着されてもよい。
より詳細には、第2導体部31を導体圧着部46に圧着する場合、中継端子4は、図2示すように、まず、金属棒3において第2導体部31が露出した側の端末が接続部43上に載置され、かつ、当該第2導体部31が加締め片46a、46bの部分に位置した状態とされる。この状態で、中継端子4は、第2導体部31の先端31aが段付き部47aの金属棒接続部42側の面に突き当てられた状態とされる。また、この状態では、加締め片46a、46bは、図3に示すように、接続部43に対して起立した状態である。そして、本実施形態のように、導体圧着部46が2つ以上の加締め片46a、46bを含んで構成されるような場合には、中継端子4は、図4に示すように、段付き部47aから離れた位置にある加締め片46aから加締めていき、当該加締め片46aが加締められた後により段付き部47aに近接した位置にある加締め片46bが加締められていくことが好ましい。そして、中継端子4は、図5に示すように、加締め片46a、46bが加締められることで、導体圧着部46にて加締め片46a、46bと接続部43との間に第2導体部31が圧着された状態となる。図6、図7は、導体圧着部46を構成する加締め片46a、46bが共に加締められ導体圧着部46による圧着が完了した後の状態を表している。
以上で説明した中継端子4によれば、複数の素線21aによって形成される導電性の第1導体部21を有する電線2の第1導体部21が圧着される導体圧着部44と、導体圧着部44と接続され、棒状に形成された導電性の第2導体部31を有する金属棒3の第2導体部31が圧着される導体圧着部46と、導体圧着部44と導体圧着部46との間に設けられ、第2導体部31の先端31aが突き当てられる突き当て部47とを備える。また、以上で説明したワイヤハーネス1によれば、上記電線2と、上記金属棒3と、上記中継端子4とを備える。
したがって、中継端子4、ワイヤハーネス1は、電線2の第1導体部21が導体圧着部44に圧着されると共に金属棒3の第2導体部31の先端31aを突き当て部47に突き当てた状態で当該第2導体部31が導体圧着部46に圧着される。これにより、中継端子4、ワイヤハーネス1は、金属棒3の第2導体部31を導体圧着部46に圧着する際に第2導体部31の先端31aが突き当て部47に突き当てられた状態とすることができるので、当該第2導体部31を中継端子4に対して適正な位置に位置決めした状態で第2導体部31を圧着することができる。よって、中継端子4、ワイヤハーネス1は、金属棒3の第2導体部31と中継端子4との相対的な位置関係において組み付け位置精度、特に延在方向(接続方向、あるいは、金属棒3の軸方向)に対する組み付け位置精度を向上することができる。なお、中継端子4、ワイヤハーネス1は、金属棒3の第2導体部31に対して突き当て部47を設けているものであり、このため、当該第2導体部31が突き当て部47に突き当てられた状態でも当該第2導体部31自体がバラケてしまうことがない。この結果、中継端子4、ワイヤハーネス1は、棒状に形成される第2導体部31を適正な位置に確実に位置決めした上で圧着することができるので、電線2と金属棒3とを適正に接続することができる。
そして、当該中継端子4が適用されたワイヤハーネス1は、電線2と金属棒3とを適正に接続することができるので、相対的に高い柔軟性を有し良好な屈曲性を有する電線2と、相対的に高い剛性を有し配索経路に沿って形状を保持しやすい金属棒3とを組み合わせて当該ワイヤハーネス1における各部位に応じて要求される適正な可撓性と剛性とのバランスを実現することができる。これにより、ワイヤハーネス1は、例えば、金属棒3によって所定の剛性を確保した部分と電線2によって変形を許容した部分とを適正に配置することで、配索時の作業性の向上と梱包、輸送時等の取扱い性の向上とを両立することができる。
さらに、以上で説明した中継端子4によれば、導体圧着部46は、第2導体部31を加締めることで当該第2導体部31が圧着される加締め片46aと、加締め片46aと突き当て部47との間に設けられ第2導体部31を加締めることで当該第2導体部31が圧着される加締め片46bとを含んで構成される。これにより、中継端子4、ワイヤハーネス1は、金属棒3の第2導体部31と当該中継端子4とをより強固に接続することができる。そして、中継端子4、ワイヤハーネス1は、突き当て部47に第2導体部31の先端31aが突き当てられた状態で、加締め片46aが加締められた後に加締め片46bが加締められることが好ましい。これにより、中継端子4、ワイヤハーネス1は、突き当て部47に第2導体部31の先端31aが突き当てられた状態で、段付き部47aから相対的に離れた位置にある加締め片46aから先に加締められ、その後、段付き部47aに相対的に近接した位置にある加締め片46bが加締められることで、圧着作業による第2導体部31の伸び(寸法変化、図4の点線矢印参照)や位置ズレを低減することができると共に、突き当て部47に対する第2導体部31の先端31aの密着性を高めることができる。
さらに、以上で説明した中継端子4によれば、導体圧着部44と導体圧着部46とを接続すると共に導体圧着部44に圧着される第1導体部21、及び、導体圧着部46に圧着される第2導体部31を載置する接続部43を備え、突き当て部47は、接続部43を導体圧着部44と導体圧着部46との接続方向と交差する方向に沿って折り曲げることで形成される段付き部47aを含んで構成される。したがって、中継端子4、ワイヤハーネス1は、接続部43を折り曲げて段付き部47aを形成するという簡単な構造で突き当て部47を構成することができるので、例えば、製造時の工数やコスト等を抑制することができる。
なお、以上の説明では、中継端子4は、電線接続部41と金属棒接続部42とに渡って、接続部43が階段状に折り曲げられることで段付き部47aが形成され、当該段付き部47aが突き当て部47として構成されるものとして説明したが、電線接続部41が当該段付き部47aを挟んで金属棒接続部42からオフセットされないような形状で段付き部を形成してもよい。
図8に示す変形例に係るワイヤハーネス1Aが備える中継端子4Aは、電線接続部41と金属棒接続部42との間で、接続部43のうち金属棒接続部42を構成する部分の端から段付き部47aAが立ち上がると共に、当該立ち上がった部分の上端が鋭角的に屈曲する。これにより、中継端子4Aは、電線接続部41が当該段付き部47aAを挟んで金属棒接続部42からオフセットされないような形状で段付き部47aAが形成され、当該段付き部47aAが第2導体部31との突き当て部47Aを構成する。
図9に示す変形例に係るワイヤハーネス1Bが備える中継端子4Bは、電線接続部41と金属棒接続部42との間で、接続部43のうち金属棒接続部42を構成する部分の端から段付き部47aBが立ち上がると共に当該立ち上がった部分の上端で折り返される。これにより、中継端子4Bは、電線接続部41が当該段付き部47aBを挟んで金属棒接続部42からオフセットされないような形状で段付き部47aBが形成され、当該段付き部47aBが第2導体部31との突き当て部47Bを構成する。
上記のように構成される変形例に係る中継端子4A、4B、ワイヤハーネス1A、1Bであっても、棒状に形成される第2導体部31を適正な位置に確実に位置決めした上で圧着することができるので、電線2と金属棒3とを適正に接続することができる。
[実施形態2]
図10は、実施形態2に係るワイヤハーネスの概略構成を示す分解斜視図である。図11は、実施形態2に係るワイヤハーネスの概略構成を示す側面図である。図12は、実施形態2に係るワイヤハーネスの概略構成を示す平面図である。実施形態2に係る中継端子、及び、ワイヤハーネスは、突き当て部の構成が実施形態1とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する(以下、同様。)。
図10、図11、図12に示す本実施形態に係るワイヤハーネス201が備える中継端子204は、第1導体部21と第2導体部31との間に設けられ、第2導体部31の先端31aが突き当てられる突き当て部247を備える。突き当て部247は、折り曲げ片247aを含んで構成される。折り曲げ片247aは、接続部43の一部を切削して折り曲げることで形成される。ここでは、折り曲げ片247aは、加締め片44aと加締め片46bとの間の部位にて接続部43の一部を、接続方向と直交する方向に沿って2箇所切削し当該切削した部分を接続方向に沿って折り曲げることで形成される。つまり、中継端子204は、接続部43に接続方向と直交する方向に沿ったスリット247bを設け、当該スリット247bに相当する部分を接続方向に沿って加締め片44a、45a、46a、46bの突出側と同じ側に折り曲げることで折り曲げ片247aが形成され、当該折り曲げ片247aによって突き当て部247が構成される。このように構成される中継端子204は、突き当て部247を構成する折り曲げ片247aの金属棒接続部42側の端面に金属棒3の第2導体部31の先端31aが突き当てられた状態で当該第2導体部31が導体圧着部46に圧着される。
以上で説明した中継端子204、ワイヤハーネス201は、電線2の第1導体部21が導体圧着部44に圧着されると共に金属棒3の第2導体部31の先端31aを突き当て部247に突き当てた状態で当該第2導体部31が導体圧着部46に圧着される。この結果、中継端子204、ワイヤハーネス201は、棒状に形成される第2導体部31を適正な位置に確実に位置決めした上で圧着することができるので、電線2と金属棒3とを適正に接続することができる。
さらに、以上で説明した中継端子204によれば、導体圧着部44と導体圧着部46とを接続すると共に導体圧着部44に圧着される第1導体部21、及び、導体圧着部46に圧着される第2導体部31を載置する接続部43を備え、突き当て部247は、接続部43の一部を切削して折り曲げることで形成される折り曲げ片247aを含んで構成される。したがって、中継端子204、ワイヤハーネス201は、接続部43の一部を切削して折り曲げて折り曲げ片247aを形成するという簡単な構造で突き当て部247を構成することができるので、例えば、製造時の工数やコスト等を抑制することができる。
なお、以上の説明では、中継端子204は、接続部43に接続方向と直交する方向に沿ったスリット247bを設けるものとして説明したがこれに限らない。中継端子204は、接続部43に接続方向に沿ったスリットを設け、当該スリットに相当する部分を接続方向と直交する方向に沿って加締め片44a、45a、46a、46bの突出側と同じ側に折り曲げることで折り曲げ片が形成され、当該折り曲げ片247aによって突き当て部247が構成されてもよい。この場合であっても、中継端子204、ワイヤハーネス201は、棒状に形成される第2導体部31を適正な位置に確実に位置決めした上で圧着することができるので、電線2と金属棒3とを適正に接続することができる。
[実施形態3]
図13は、実施形態3に係るワイヤハーネスの概略構成を示す分解斜視図である。図14は、実施形態3に係るワイヤハーネスの概略構成を示す側面図である。図15は、実施形態3に係るワイヤハーネスの概略構成を示す平面図である。実施形態3に係る中継端子、及び、ワイヤハーネスは、突き当て部の構成が実施形態1、2とは異なる。
図13、図14、図15に示す本実施形態に係るワイヤハーネス301が備える中継端子304は、第1導体部21と第2導体部31との間に設けられ、第2導体部31の先端31aが突き当てられる突き当て部347を備える。突き当て部347は、挿入片347aを含んで構成される。挿入片347aは、接続部43とは別体に形成され、接続部43に形成された挿入孔343aに挿入される。挿入孔343aは、接続部43において加締め片44aと加締め片46bとの間の部位に当該接続部43を厚み方向に貫通するようにして形成される。ここでは、挿入片347aは、矩形板状に形成された板金の一部を、接続方向と直交する方向に沿って2箇所切削し接続方向に沿って折り曲げることで挿入当接部347bが形成され、当該挿入当接部347bの部分が挿入孔343aに挿入される。挿入片347aは、当該挿入当接部347bが挿入孔343aから加締め片44a、45a、46a、46bの突出側と同じ側に突出するように挿入孔343aに圧入されることで接続部43に組み付けられ、当該挿入当接部347bが突き当て部347を構成する。このように構成される中継端子304は、突き当て部347を構成する挿入片347aの挿入当接部347bの金属棒接続部42側の端面に金属棒3の第2導体部31の先端31aが突き当てられた状態で当該第2導体部31が導体圧着部46に圧着される。
以上で説明した中継端子304、ワイヤハーネス301は、電線2の第1導体部21が導体圧着部44に圧着されると共に金属棒3の第2導体部31の先端31aを突き当て部347に突き当てた状態で当該第2導体部31が導体圧着部46に圧着される。この結果、中継端子304、ワイヤハーネス301は、棒状に形成される第2導体部31を適正な位置に確実に位置決めした上で圧着することができるので、電線2と金属棒3とを適正に接続することができる。
さらに、以上で説明した中継端子304によれば、導体圧着部44と導体圧着部46とを接続すると共に導体圧着部44に圧着される第1導体部21、及び、導体圧着部46に圧着される第2導体部31を載置する接続部43を備え、突き当て部347は、接続部43とは別体に形成され、接続部43に形成された挿入孔343aに挿入される挿入片347aを含んで構成される。したがって、中継端子304、ワイヤハーネス301は、接続部43とは別体に形成され、挿入孔343aに挿入される挿入片347aによって突き当て部347を構成することができるので、第2導体部31の形状や大きさに合わせて所望の形状の突き当て部347を容易に設けることができる。
[実施形態4]
図16は、実施形態4に係るワイヤハーネスの概略構成を示す分解斜視図である。図17は、実施形態4に係るワイヤハーネスの概略構成を示す側面図である。図18は、実施形態4に係るワイヤハーネスの概略構成を示す平面図である。実施形態4に係る中継端子、及び、ワイヤハーネスは、突き当て部の構成が実施形態1、2、3とは異なる。
図16、図17、図18に示す本実施形態に係るワイヤハーネス401が備える中継端子404は、第1導体部21と第2導体部31との間に設けられ、第2導体部31の先端31aが突き当てられる突き当て部447を備える。突き当て部447は、締結片447aを含んで構成される。締結片447aは、接続部43とは別体に形成され、接続部43に締結具を介して締結される。締結片447aは、例えば、矩形板状に形成された板金を略L字型に折り曲げることで形成されると共に、略L字型のうちの一方の面が当接部447bを構成し、当該当接部447bが金属棒接続部42側を向くようにして接続部43に締結される。ここでは、締結片447aは、略L字型のうちの他方の面に締結孔447cが形成される。また、この中継端子404は、接続部43に締結孔443aが形成される。締結孔443aは、接続部43において加締め片44aと加締め片46bとの間の部位に当該接続部43を厚み方向に貫通するようにして形成される。そして、締結片447aは、締結孔447c、及び、締結孔443aに締結具を構成するボルト447dの軸部が挿入されると共に当該軸部の先端側にナット447eが螺合されることで接続部43に締結され、当該締結片447aの当接部447bが突き当て部447を構成する。このように構成される中継端子404は、突き当て部447を構成する締結片447aの当接部447bの金属棒接続部42側の面に金属棒3の第2導体部31の先端31aが突き当てられた状態で当該第2導体部31が導体圧着部46に圧着される。
以上で説明した中継端子404、ワイヤハーネス401は、電線2の第1導体部21が導体圧着部44に圧着されると共に金属棒3の第2導体部31の先端31aを突き当て部447に突き当てた状態で当該第2導体部31が導体圧着部46に圧着される。この結果、中継端子404、ワイヤハーネス401は、棒状に形成される第2導体部31を適正な位置に確実に位置決めした上で圧着することができるので、電線2と金属棒3とを適正に接続することができる。
さらに、以上で説明した中継端子404によれば、導体圧着部44と導体圧着部46とを接続すると共に導体圧着部44に圧着される第1導体部21、及び、導体圧着部46に圧着される第2導体部31を載置する接続部43を備え、突き当て部447は、接続部43とは別体に形成され、接続部43に締結される締結片447aを含んで構成される。したがって、中継端子404、ワイヤハーネス401は、接続部43とは別体に形成され、接続部43に締結される締結片447aによって突き当て部447を構成することができるので、第2導体部31の形状や大きさに合わせて所望の形状の突き当て部447を容易に設けることができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る中継端子、及び、ワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。本実施形態に係る中継端子、及び、ワイヤハーネスは、以上で説明した各実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
以上の説明では、導体圧着部46は、第1加締め部としての加締め片46aと、第2加締め部としての加締め片46bとを含んで構成されるものとして説明したがこれに限らず、加締め部が1つであってもよいし、他の圧着形式であってもよい。また、金属棒接続部42は、電線接続部41と同様に絶縁被覆圧着部を含んで構成されてもよい。
1、1A、1B、201、301、401 ワイヤハーネス
2 電線(第1配索材)
3 金属棒(第2配索材)
4、4A、4B、204、304、404 中継端子
21 第1導体部
21a 素線
31 第2導体部
31a 先端
43 接続部
44 導体圧着部(第1圧着部)
46 導体圧着部(第2圧着部)
46a 加締め片(第1加締め部)
46b 加締め片(第2加締め部)
47、47A、47B、247、347、447 突き当て部
47a、47aA、47aB 段付き部
247a 折り曲げ片
343a 挿入孔
347a 挿入片
447a 締結片

Claims (10)

  1. 複数の素線によって形成される導電性の第1導体部を有する第1配索材の前記第1導体部が圧着される第1圧着部と、
    前記第1圧着部と接続され、棒状に形成された導電性の第2導体部を有する第2配索材の前記第2導体部が圧着される第2圧着部と、
    前記第1圧着部と前記第2圧着部との間に設けられ、前記第2導体部の先端が突き当てられる突き当て部とを備え
    前記第2圧着部は、前記第2導体部を加締めることで当該第2導体部が圧着される第1加締め部と、前記第1加締め部と前記突き当て部との間に設けられ前記第2導体部を加締めることで当該第2導体部が圧着される第2加締め部とを含んで構成され、前記突き当て部に前記第2導体部の先端が突き当てられた状態で、前記第1加締め部が加締められた後に前記第2加締め部が加締められることを特徴とする、
    中継端子。
  2. 前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部、及び、前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部を備え、
    前記突き当て部は、前記接続部の一部を切削して折り曲げることで形成される折り曲げ片を含んで構成される、
    請求項1記載の中継端子。
  3. 複数の素線によって形成される導電性の第1導体部を有する第1配索材の前記第1導体部が圧着される第1圧着部と、
    前記第1圧着部と接続され、棒状に形成された導電性の第2導体部を有する第2配索材の前記第2導体部が圧着される第2圧着部と、
    前記第1圧着部と前記第2圧着部との間に設けられ、前記第2導体部の先端が突き当てられる突き当て部と、
    前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部、及び、前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部とを備え、
    前記突き当て部は、前記接続部を前記第1圧着部と前記第2圧着部との接続方向と交差する方向に沿って折り曲げることで形成される段付き部を含んで構成されることを特徴とする、
    中継端子。
  4. 複数の素線によって形成される導電性の第1導体部を有する第1配索材の前記第1導体部が圧着される第1圧着部と、
    前記第1圧着部と接続され、棒状に形成された導電性の第2導体部を有する第2配索材の前記第2導体部が圧着される第2圧着部と、
    前記第1圧着部と前記第2圧着部との間に設けられ、前記第2導体部の先端が突き当てられる突き当て部と、
    前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部、及び、前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部とを備え、
    前記突き当て部は、前記接続部とは別体に形成され、前記接続部に形成された挿入孔に挿入される挿入片を含んで構成されることを特徴とする、
    中継端子。
  5. 複数の素線によって形成される導電性の第1導体部を有する第1配索材の前記第1導体部が圧着される第1圧着部と、
    前記第1圧着部と接続され、棒状に形成された導電性の第2導体部を有する第2配索材の前記第2導体部が圧着される第2圧着部と、
    前記第1圧着部と前記第2圧着部との間に設けられ、前記第2導体部の先端が突き当てられる突き当て部と、
    前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部、及び、前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部とを備え、
    前記突き当て部は、前記接続部とは別体に形成され、前記接続部に締結される締結片を含んで構成されることを特徴とする、
    中継端子。
  6. 前記第2圧着部は、前記突き当て部に前記第2導体部の先端が突き当てられた状態で前記第2導体部が圧着される、
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の中継端子。
  7. 複数の素線によって形成される導電性の第1導体部を有する第1配索材と、
    棒状に形成された導電性の第2導体部を有する第2配索材と、
    前記第1導体部が圧着される第1圧着部、前記第1圧着部と接続され、前記第2導体部が圧着される第2圧着部、及び、前記第1圧着部と前記第2圧着部との間に設けられ、前記第2導体部の先端が突き当てられる突き当て部を有する中継端子とを備え、
    前記第2圧着部は、前記第2導体部を加締めることで当該第2導体部が圧着される第1加締め部と、前記第1加締め部と前記突き当て部との間に設けられ前記第2導体部を加締めることで当該第2導体部が圧着される第2加締め部とを含んで構成され、前記突き当て部に前記第2導体部の先端が突き当てられた状態で、前記第1加締め部が加締められた後に前記第2加締め部が加締められることを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
  8. 複数の素線によって形成される導電性の第1導体部を有する第1配索材と、
    棒状に形成された導電性の第2導体部を有する第2配索材と、
    前記第1導体部が圧着される第1圧着部、前記第1圧着部と接続され、前記第2導体部が圧着される第2圧着部、前記第1圧着部と前記第2圧着部との間に設けられ、前記第2導体部の先端が突き当てられる突き当て部、及び、前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部及び前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部、を有する中継端子とを備え
    前記突き当て部は、前記接続部を前記第1圧着部と前記第2圧着部との接続方向と交差する方向に沿って折り曲げることで形成される段付き部を含んで構成されることを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
  9. 複数の素線によって形成される導電性の第1導体部を有する第1配索材と、
    棒状に形成された導電性の第2導体部を有する第2配索材と、
    前記第1導体部が圧着される第1圧着部、前記第1圧着部と接続され、前記第2導体部が圧着される第2圧着部、前記第1圧着部と前記第2圧着部との間に設けられ、前記第2導体部の先端が突き当てられる突き当て部、及び、前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部及び前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部、を有する中継端子とを備え、
    前記突き当て部は、前記接続部とは別体に形成され、前記接続部に形成された挿入孔に挿入される挿入片を含んで構成されることを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
  10. 複数の素線によって形成される導電性の第1導体部を有する第1配索材と、
    棒状に形成された導電性の第2導体部を有する第2配索材と、
    前記第1導体部が圧着される第1圧着部、前記第1圧着部と接続され、前記第2導体部が圧着される第2圧着部、前記第1圧着部と前記第2圧着部との間に設けられ、前記第2導体部の先端が突き当てられる突き当て部、及び、前記第1圧着部と前記第2圧着部とを接続すると共に前記第1圧着部に圧着される前記第1導体部及び前記第2圧着部に圧着される前記第2導体部を載置する接続部、を有する中継端子とを備え、
    前記突き当て部は、前記接続部とは別体に形成され、前記接続部に締結される締結片を含んで構成されることを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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